2006年の旧福天1市3町合併による新しい福知山市の発足10周年記念式典が1日、市役所横のハピネスふくちやまホールで開かれた。関係者約300人が出席して節目を祝い合った。

　2013年9月の台風18号水害で自宅が浸水した福知山市石原の住民3人が30日、浸水被害の頻発地と分かっていながら、市が情報を提供せずに造成地を販売したのは不当だとして、市を相手取り、京都地裁に提訴した。建物の修繕費や慰謝料など、3人で計約2千万円の損害賠償を求めている。

　特急「こうのとり」「きのさき」などのマークを付けてＪＲ山陰線、福知山線を走っていた381系車両が30日、引退した。福知山駅では同日、「ありがとうセレモニー」があり、関係者らが見送った。

　国鉄色特急381系車両のＪＲ福知山線、山陰線での定期運行が30日で終了し、バトンタッチする289系車両の運用開始イベントが、31日午前7時30分から福知山駅であった。

　朝来市の名所、「天空の城」竹田城跡の来年版カレンダーが出来た。和田山町観光協会が4千部を製作。1部800円で販売している。

　由良川の落ちアユ漁が、11月1日午前6時に解禁になる。漁場の福知山市大江町の本流域では、毎年多くの人が訪れて網や竿による漁を楽しむ。

福知山市は、住民主体で完成させる「地域版防災ハザードマップ（マイマップ）」作成の取り組みを、10月から本格的にスタートさせた。その初回として、市内の自主防災組織のうち、応募があった21組織を対象に、ワークショップを開催。東羽合の市消防防災センターで行い、マイマップの趣旨や内容、進め方などを解説した。

さまざまな鉄道模型電動車を作り続けている福知山市正明寺の元ＪＲ社員、伊藤成光さん（73）が、ＪＲ西日本の福知山、山陰線などを31日から走る特急形の新型車両289系の製作を進めている。計画している3両編成のうち、すでに先頭車1両は完成している。

　（たかはし・りょういち＝福知山市自治功労者）

九紫＝◎気持ちをストレートに出そう

　国内屈指の能面師・堀安右衞門（本名・博之）さん（84）＝福知山市西町＝の自宅で、能面約170面が虫干しされている。堀さんが修理などを手掛けてきた国宝級の貴重なものが並んでいて、希望者は鑑賞できる。31日に終える予定。

　天守閣を再建してから29年になる福知山市の観光施設・福知山城（市郷土資料館）の入館者数が26日、90万人に達した。節目で入館した山口県岩国市の神園孝男さん（65）と妻の順子さん（65）に、記念品などが贈られた。

　福知山市三和町大原の大原うぶやの里で25日、秋の田舎体験ツアー「収獲感謝祭」があり、京都市から訪れた親子連れら約60人が、イモ掘り、しめ縄作りなどを通して地元の人たちと交流した。

二黒＝◎人脈の多さが大吉へと導く日

　「なかなか予約が取れない」とされている東京都内の人気店から一流シェフたちを招いて、中丹地方のジビエ生産者と交流してもらう取り組みが、福知山市夜久野町などで行われた。参加したシェフたちは実際にシカ肉を試食して絶賛。夜久野産は東京でも人気を得られるかを問われると、「もちろん！」と即答した。

　公共施設の適正配置を目指す「福知山市公共施設マネジメント」について、市は15年度から5年間の実施計画を策定した。計画では、市内にある712施設のうち、2割にあたる148施設を譲渡、統合、廃止することにより、今後30年間で144億円の更新費削減が見込める−としている。

　福知山市は23日、夜久野町額田の国道9号沿いの旧夜久野町役場跡地に誘致を進めている商業施設について、出店に向けての交渉に入る事業者を、兵庫県でスーパーマーケットなどを展開している「株式会社さとうフレッシュフロンティア」（宮下雅則社長、本社・豊岡市）に決めたと発表した。

四緑＝◎笑顔を絶やさずに運気急上昇