福知山市は、職員の子育て応援の取り組みとして、育児休業を取得した職員の代わりを担う任期付き職員を募集している。同職員を採用するのは、府内で福知山のみという。

　良型のメバルが上がっている。春の訪れを告げる魚とされるが、冬場でも釣れ、今冬はこれまで暖かかったため、狙って出かける人が多い。

三碧＝◎ゆっくり過ごして充電できる

　福知山市出身の元首相で外交史の研究家としても知られた故・芦田均氏が執筆した「第二次世界大戦外交史」上下2巻がこのほど、岩波書店から再刊された。大戦下で、世界各国が展開した外交の全容を、膨大な資料を集めて鋭い視点から描いた大記録となっている。

　きょう21日は二十四節気の「大寒」。1年で最も寒い時期とされる。福知山市の朝の最低気温（午前2時）は0・3度で、平年と比べ1度高かった。

　世帯数が5世帯と少なくなったものの、地元の神社の祭礼を途絶えさせずに続けている地区がある。福知山市三和町田ノ谷。19日に八幡神社の厄神まつりがあり、近くの西松、中出、辻などから参拝者が訪れて1年の無病息災を願い、普段はひっそりとしている境内がにぎやかになった。

　福知山市中、臨済宗南禅寺派・養泉寺（一常宗玄住職）で、早咲きのヒカンザクラがほころび始めた。例年だと2月末ごろに開花するが、今年は1カ月半ほど早く咲き始めた。

二黒＝◎主張が認められる一日になる

（うえの・みのる＝元大江町助役）

（ほそみ・ひろし＝元成仁小学校長）

　福知山市消防本部は高規格救急自動車1台を更新し、18日から運用を始めた。福知山消防署（東羽合）に置いている。、大規模災害が発生した際には、緊急消防援助隊京都府隊として出動する。

　福知山公共職業安定所は、管内の福知山、綾部両市内の今年度高校卒業予定者の就職内定状況（昨年11月末現在）をまとめた。内定率は90・6％で、前年同期比8・3ポイント増加、性別内定率は男子92・5％、女子87・1％で、いずれも最近の4年間では最高値となった。

　地域版防災ハザードマップ（マイマップ）作りが、福知山市が取り組む防災対策の一環として、市内19地区で行われている。その第1号となる、夷自主防災会（岡忠教会長）のマイマップが18日に完成した。

（おおみぞ・しょうどう＝曹洞宗東光山高林寺第三世大和尚）

九紫＝◎約束事をしっかり守って大吉

　「鉄道のまち福知山」をＰＲする福知山市新町アーケード内の福知山鉄道館ポッポランド（足立和義館長）の入館者が、増加に転じている。一昨年4月に西日本鉄道ＯＢ会福知山地方本部が運営を引き継ぎ、元鉄道マンならではのアイデアを生かして模様替えなどを進めた結果、入館者は昨年度から一気に増えている。

　福知山市三俣の生野神社で17日、宮講が開かれ、宮当番を引き継ぐ「戸渡しの儀」があった。多くの地区住民が出席する中、旧当番筆頭から新当番筆頭に、江戸時代初期からの歴代宮当番を記した書物「おとじょうさん」が手渡された。

　発生から21年を迎える阪神・淡路大震災の記録展が、福知山市東羽合の市消防防災センターで開かれている。新聞紙で作ったスリッパや皿など避難所で役立つグッズ、被災地の惨状を撮った写真パネルなどを展示している。

　陸上自衛隊福知山駐屯地の第7普通科連隊（上野和士連隊長）に所属する7中隊対抗の炊事競技会が15日、駐屯地で開かれた。主菜はトンカツ。大量調理ができる野外炊事車両を使い、「駐屯地一うまいトンカツ」を目指して隊員たちが腕を振るった。

　2016年度大学入試センター試験が16日、全国693会場で始まった。福知山市西小谷ケ丘の成美大学には、府北部の福知山、綾部両市など8高校の生徒ら381人が集まり、試験に臨んでいる。