三碧＝◎オリジナリティー持って好調

　いつもの黒板が芸術作品に−。黒板をキャンバスにチョークで大作を描き、登校してきた生徒に芸術のすばらしさなどを学んでもらう取り組みが、福知山市土師、京都府立福知山高校付属中学校（細野吾校長、40人）の教室で行われた。「黒板ジャック」と呼ぶ取り組みで、何も知らずに登校してきて絵を見た生徒は「すごい！」「何これ」と目を輝かせた。

　京都府福知山市勅使の塩見堯さん（75）＝舞鶴高専名誉教授＝が、インドネシア中部のスラウェシ島にある都市パルで9日に皆既日食の撮影に成功、このほど帰国した。皆既日食の撮影のために渡航したのは3度目で、初めて目標としていた「ダイヤモンドリング」（太陽が完全に隠れる直前、直後に1カ所だけが明るく輝く現象）を収めることができた。

　福知山成美高校（京都府福知山市）ビーチバレーボール部2年の出口花選手＝六人部中出身＝が、タイで開催のＵ21（21歳以下）アジア女子選手権大会で準優勝し、5月11日からスイスで開かれる世界選手権への出場を決めた。

　丹波、丹後の蔵元が仕込んだ新酒を、大阪国税局の鑑定官が吟味する「京都北部利酒研修会」が、福知山市昭和新町の京都府立中丹勤労者福祉会館でこのほど開かれた。

二黒＝◎公平さをアピールして大吉日

　消防団員が高い梯子（はしご）の上で放水の演技をする階梯（かいてい）操法が13日、福知山市消防団上夜久野分団によって披露された。15年間途絶えていた伝統の操法を復活させようと、団員一丸となって訓練に励み、見事に演じた。

　車の速度を抑制し、歩行者や自転車の安全を守るため、福知山市石原地区が、車の最高速度を時速30キロに規制する「ゾーン30」の対象地域になった。市内では初めてで、14日から規制が始まった。

　福知山市勅使、天津小学校と隣接する天津保育園の子どもたちが11日、5年前に東日本大震災が発生した日に合わせて、地震と水害を想定した合同避難訓練に取り組んだ。訓練は鉄筋コンクリート造り3階建ての同小学校であり、階下から3階へ垂直避難した。

　東日本大震災から5年の節目を迎えた11日、福知山市消防本部は、京都府福知山市東羽合の市消防防災センターなどで初動対応訓練をした。事前に知らせず、非番の職員も招集。福知山消防署、東分署、北分署の125人が、いつ起きるか分からない大災害に備えた。

　バーベキュー（ＢＢＱ）を通じて家族で防災を考える教室が、20日に京都丹州木材市場（京都府綾部市小畑町）で開かれる。丸太切り体験もある。

八白＝◎周囲の状況に合わせて順調運

　東日本大震災から5年。京都府福知山市では震災の記憶を風化させないために、被災直後の現地の様子を収めた写真パネルなどを、11日から市役所1階で展示している。市から職員を派遣していた宮城県石巻市の被害状況や復興への記録を収めたＤＶＤの上映もしている。17日まで。

七赤＝◎ジョークが好調で人気が出る

　福知山市大江町河守中央、美河小学校（森川智美校長、124人）で9日、京都府立海洋高校（宮津市）の教諭によるサケについての授業があり、4年生25人が生態などを学んだ。19日には、地元の由良川に児童が育てたサケの稚魚を放流する予定。

　福知山市内の学校や一般市民の協力を受け、途上国の教育支援になる書き損じはがき回収をしている福知山ユネスコ協会（寺田均会長）は、協力団体から寄せられたはがきをこのほど集計した。未回収分もあるが、41校などから合計約1万4千枚が集まる見込みという。

　釣果情報を求めて、舞鶴の白杉を5日に訪れた。好天で釣りを楽しむには最高の日だったが、アジとメバルが上がっているほかは、良い情報は聞かれなかった。

五黄＝◎正攻法で進めば良い結果出る

　国のどぶろく特区に認定されている福知山市大江町で、どぶろく造りの体験会がこのほど2日間にわたり行われた。市内外から8人が参加。地元の杜氏から指導を受け、仕込み作業をした。

　春の軟式野球大会開幕を前に、福知山市野球協会は、長田野グラウンドで審判講習会を6日に開いた。学童野球の関係者と協会員が対象で、受講者たちは正確なジャッジの仕方を身につけた。