福知山市内にある高校の生徒らが、思いおもいの芸術作品を並べる「第6回高校アート展」が、内記一丁目の市佐藤太清記念美術館で開かれている。身近な題材やお気に入りのものなどを生きいきと表現した絵、立体作品など約170点が並ぶ。18日まで。

　イノシシにかまれ、後ろ足1本を無くした狩猟犬「ゴン」が、福知山市内の飼い主の元で、別の猟犬の指導役にあたっている。3本足というハンディを負っているが、元気に山を走り回り、シカなどの追い方を“後輩”に教え、飼い主と強い絆で結ばれている。

　福知山市猪崎、三段池公園内にある市都市緑化植物園（赤壁景子園長）は5日、玄関前のソテツのこも巻きをした。雪の季節を迎え、寒さで木が傷まないようにしっかりと巻いた。

　公募で集まった小学生88人が、練習してきた合唱などを披露する「キッズコンサート2016」（オンリーワンプロジェクト実行委員会主催）が4日、福知山市厚生会館で開かれた。ゲストに迎えたゴダイゴのボーカリスト、タケカワユキヒデさんと児童たちとのコラボ合唱もあり、会場は盛り上がりを見せた。市、両丹日日新聞社後援。

　福知山市鴨野町（西本庄之助自治会長、153世帯）で、冬の風物詩として恒例になっているイルミネーション「カモナリエ」が、3日夜に始まった。公園や集会所、民家などに飾られた色とりどりのＬＥＤ（発光ダイオード）が一斉に点灯し、住宅が密集する一帯が華やかなムードに包まれた。

　京都府福知山市内の京都丹後鉄道とＪＲの沿線に案山子を設置し、出来を審査する「案山子(かかし)コンクール」（市鉄道利用増進協議会主催）があり、受賞作品が決まった。最優秀の協議会長賞には、野菜などの収穫を終えた農家の夫婦に似せたかかしを作った大江福祉会大江作業所（大江町二俣）が選ばれた。19日に市役所で表彰式をする。

　結成50周年を迎えた福知山演劇サークルわっぱ（日比野修三代表）が、2時間超の大作を披露する記念公演をこのほど開いた。京都府福知山市夜久野町額田の夜久野ふれあいプラザ文化ホールで2日間にわたって3回上演。演技を通して、長年続けてこられた感謝の気持ちを来場者に伝えた。

　福知山公立大学と京都工芸繊維大学は1日、連携・協力に関する包括協定を締結した。京都府福知山市西小谷ケ丘の公立大で行われた締結式には、公立大の井口和起学長と工繊大の古山正雄学長、立会人の大橋一夫市長らが出席。18年度から工繊大福知山キャンパスが本格稼働するのを前に、互いに協力し、地域の発展に寄与することなどを誓った。

　福知山市大江町の住民たちが地酒の酒米作りをする「大江で地酒を造る会」（大槻博路会長）は11月30日と1日に、今年度産米を使った純米吟醸生原酒「大鬼」の酒瓶に貼るラベルの版画刷りをした。今年の米の出来は上々で、会員たちは「おいしい酒が飲めそうです」と期待する。

　冬の訪れとともに、カレイ釣りがシーズンを迎えている。砂地の広がるポイントでは、寒さに耐えながら当たりを待つ釣り人の姿が見られる。

　来春に卒業を控えた京都府福知山市大江町二俣三、美鈴小学校（植野恵子校長）の6年生5人が1日、近くの和紙伝承館で、自分たちの卒業証書に使う和紙を手漉きした。

　本格的な冬の訪れを前に、ＪＲ西日本福知山支社は11月29日、京都府福知山市半田の福知山電車基地で、複線用ラッセル車の装備の動作点検をした。このあと、夜間に山陰、舞鶴両線で試運転をし、東舞鶴駅との間を往復した。

五黄＝◎着々とプランを進めて成功へ

　新年まであと約1カ月。京都府福知山市昭和新町の公益社団法人福知山市シルバー人材センター（塩見康郎理事長）の作業所で、正月用のしめ飾り作りが最盛期を迎えている。しめ飾り生産部（大槻日出雄総括）の部会員たちが、せっせと手を動かしている。

　京都府福知山市下川口地区の農業生産法人株式会社味歩里（牧晴喜社長）で、米麹づくりが始まっている。冬の風物詩で、師走に最盛期を迎える。来年3月まで続く。

　初冬に蝶が羽化−。国蝶・オオムラサキの飼育を長年続けている京都府福知山市厚中問屋町の大地洋次郎さん（75）方で28日、成虫1匹が誕生した。通常オオムラサキの羽化は6月初旬から7月中旬にかけて。大地さん宅で11月に成虫の姿が見られたのは初めてで、「なんでこんな寒い時期に？」と驚いている。