九紫＝◎スマイル重視で人気上昇の日

　国の登録有形文化財に指定されている京都府福知山市内記五丁目、惇明小学校（新井敏之校長）で進められていた本館の耐震工事が27日に完了し、30日から使用を始めた。工事は昨年7月に着手し、壁に鉄鋼を取り付けたり、基礎の補強などを行ったりして強度を高めた。

　2月3日の節分行事を前に、京都府福知山市三和町大原の大原神社（林秀俊宮司）で鬼の衣装合わせがあった。境内に6匹の鬼がそろい踏みし、「厄を集めに参るぞ！」と気勢を上げた。2日に同地区で行われる鬼迎え、3日の追儺式に登場する。

　京都府福知山市の地域子育て拠点施設「すくすくひろば」が、中心市街地の商店街・アオイ通りから市街地周辺部の岡ノ三町に移転して、2月で4カ月になる。月平均の利用者は延べ約800人で、移転前の3倍以上になった。フロア面積と駐車場が広くなり、子育てコンシェルジュの配置、土曜日にも開けていることなどが好評で、「以前より通いやすくなった」と、利用者から喜ばれている。

七赤＝◎共通の話題で友人関係絶好調

八白＝◎正直さをアピールして順調運

　ここのところの大雪で、民家が全壊した。京都府福知山市夜久野町副谷の木造2階建て瓦ぶき延べ193平方メートルの住宅が27日、屋根に積もった雪の重さで崩れた。

　より大きくて高品質な丹波くりを育てるため、ＪＡ京都丹波くり部会福知山支部（足立勝之支部長）は、福知山市猪崎の農園で27日に剪定講習会を開いた。市内の生産者たち25人が参加し、京都府中丹広域振興局森づくり推進室の大西一郎さんから、剪定のコツを学んだ。

　京都府福知山市の市社会福祉協議会内にある市ボランティアセンターが新設した雪かきボランティア登録制度に、福知山成美高校（兒島裕之校長）が第1号で名乗りを上げた。野球部1年生の5人が26日、助けを求める市内の2世帯に駆けつけ、新制度初の雪かき作業に汗を流した。

　由良川に回帰したサケの卵やふ化した仔魚（しぎょ）を、福知山市と近隣市町などの学校、公民館、家庭などが育てている。有志で組織する「由良川サケ環境保全実行委員会」が今月上旬に配った卵が次々にふ化しており、体長2センチ前後の仔魚が水槽の底で元気に動く。今季は前年より107カ所多い過去最多の240カ所で成長が見守られている。3月に放流する予定。

　大雪が降り続き、釣りには厳しい天候が続く。しかし、宮津市由良と舞鶴市神崎の地磯では、浮き釣りでチヌ（クロダイ）が上がっているという情報が入ってきた。いずれもサイズは30センチを超え、50センチ以上のものもいたという。

五黄＝◎アドバイスをもらえて大吉運

　福知山市東羽合の国道9号沿いで、大手コーヒーチェーン「スターバックスコーヒーＴＳＵＴＡＹＡ福知山店」が、26日午前8時にオープンした。北近畿初出店で、客席が100席を超える西日本でも有数の大型店舗になる。

　今月中旬から2週間連続で豪雪に見舞われた京都府福知山市は、ビニールハウスの損壊により高齢男性が死亡する事故が起きたほか、多くのビニールハウスと家屋が倒壊し、旧3町を走る市バスが一部運行を見合わせるなど、さまざまな被害が出た。

　京都府福知山市の市社会福祉協議会内にある市ボランティアセンターは、雪かきボランティアの登録制度を新設した。13日から16日にかけての大雪で、雪かきが難しい一人暮らしのお年寄りらから支援を求める相談が寄せられたことから対応した。

　このところの寒波で、動物たちも「ブルッ」。雪が続いた京都府福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園にあるニホンザルの飼育場「猿ケ島」で、サルたちが体を寄せ合って温め合う「サル団子」の光景が見られる。その一方でボスザルは高い場所に一匹で座って、孤高のやせ我慢をしていた。

　気象庁の観測によると、京都府福知山市の気温は25日午前7時20分ごろ、マイナス4度を記録し、今季一番の冷え込みとなった。早朝まで降っていた雪は、通勤時間帯にはやんだが、路上が凍てついたため、慎重に自動車を運転したり、転ばないように足元を気にしながら歩く人の姿が見られた。

三碧＝◎オリジナリティー生かし大吉

　強い冬型の気圧配置が続き、福知山市など北近畿は23日から24日にかけて大雪となった。市内の山間部を中心に、多いところでは1メートルを超える積雪を記録。朝早くから雪かきに追われる人の姿が見られ、道路では車両がスリップして立ち往生するところもあった。

　京都府福知山市の大正地区公民館（福井尚二館長）が主催する料理教室が、正明寺の福知山淑徳高校であった。参加者は調理系列の生徒や教員から手ほどきを受け、「おもてなし」料理に最適な4品を作った。