2014年の8月豪雨で本堂が全壊した京都府福知山市川北の頼光寺（立身一徳住職）で、本堂再建工事の地鎮祭が23日に営まれた。檀家ら関係者約80人が集まり、19年春の完成へ思いをひとつにした。

　京都府福知山市新庄、下豊富会館前の道沿いに、赤、白、ピンク色のヒガンバナが並んで咲いている。白とピンク色の株は住民が植えた球根から育ち、赤色は自然に生えてきたもので、通行人らが3色の花の前で足を止め、見入っている。

四緑＝◎必要な投資なら支出してよい

　秋の全国交通安全運動（21日〜30日）の一環として、京都府警福知山署と兵庫県警朝来署との合同啓発活動が、府県境に近い国道9号沿い福知山市夜久野高原のドライブインやくの周辺で23日に行われた。

　秋の味覚を代表する丹波マツタケが25日、京都府福知山市アオイ通り三丁目の酒類・青果店、藤政商店（足立勝幸店主）の店頭に今年初めて並んだ。足立さんは「香りもしっかりとあり、良い出来です」と太鼓判を押す。

　「海の京都」のシンボル列車、京都丹後鉄道の特急「丹後の海」5編成目が完成した。旧北近畿タンゴ鉄道時代から運行が始まった特急列車「タンゴ・ディスカバリー」のイメージを一新した藍色メタリックの高級感あふれる車両。これで、20年余り経過した車両すべてのリニューアルを終えた。

　京都府指定名勝の庭園を持つ京都府綾部市寺町の正暦寺（玉川弘信住職）で、23日開催の萩まつりに合わせ、鉄道模型体験運転会が開かれる。個人所有の150分の1（Ｎゲージ）模型を走らせる大規模な運転会。無料。

　京都府舞鶴市地頭の由良川で、兵庫県丹波市の男性が体長49センチのチヌを釣り上げた。福知山市下荒河の丹後釣具店によると、釣れたのは16日。由良川ではチヌのほかにも20センチから30センチのセイゴが順調に上がっており、40センチ以上のサイズも時々釣れているという。

　大粒で甘い「はななみぶどう」が、今年も京都府福知山市瘤木で直売され、人気を集めている。だが、地元の生産組合（荒河洋組合長）は、高齢化などによる人手不足で、次第に栽培規模を縮小せざるを得ない状況に追い込まれている。荒河組合長（75）は「自分たちが作業できなくなれば、はななみぶどうは消えてしまう」と危機感を募らせ、後継者を探している。

　教科書に載るような歴史上の大きな出来事から庶民の暮らしまで、さまざまな史実、情報の宝庫となる古文書。福知山市など京都府北部にもたくさん残されているが、読み解くにはコツと知識がいる。郷土史研究をしている福知山史談会が、古文書講座を開いて10年。これを記念して特別公開講座を23日に開く。

一白＝◎開放的な気分で運気が上向く

　台風18号が過ぎ去った18日、京都府福知山市畑中の上豊富小学校（塩見俊樹校長、100人）で、上豊富地区秋季大運動会が開かれた。地域の子どもから大人までが参加し、いろいろな種目で汗を流した。上豊富公民館主催。

　京都府福知山市の市災害ボランティアセンター（福知山市社会福祉協議会内、松田規センター長）は20日から、台風18号の被災者宅にボランティアを派遣する。

　大型の台風18号が17日深夜、京都府福知山市に最接近した。台風本体の雨雲による雨は午後6時ごろから本格的に降り始め、翌朝までの12時間に市北部の坂浦で176ミリ、市街地の荒河では127ミリの降水量を記録した。最大瞬間風速は13・2メートル（17日午後11時35分）。市は土砂災害が発生する恐れがあることから市全域に避難勧告を発令した。北部地域を中心に各地で床下浸水や道路の冠水による通行止め、土砂崩れなどの被害が相次いだほか、鉄道が運休し、イベントが中止、延期になるなど影響が出た。

　福知山市で、台風接近により水位が上昇していた牧川は、17日午後11時に氾濫危険...

　台風接近に伴い、福知山市は17日午後9時、夜久野地域に避難勧告を発令。引き続き9時40分には大江地域にも避難勧告を発令した。牧川の牧（上川口観測所）の推移が急激に上昇し、9時50分現在で氾濫（はんらん）危険水位の2.10mを超える3.12mに達した。

　青年海外協力隊員として、福知山市北羽合在住の野崎真理子さん（27）が12月から、インドネシア共和国へ派遣される。職種は助産師で、19年12月までの2年間。野崎さんは「地元の人たちの協力を得て、妊産婦や乳幼児の健康を守るために、長く継続していけるプロジェクトを立ち上げることが目標です」と抱負を語る。

　第3回近畿古希軟式野球大会（全日本還暦軟式野球連盟主催）の準決勝と決勝が15日、福知山市和久市町の福知山球場などで開かれた。70歳以上の16チームが集う大会で、大阪府のなにわフェニックスが優勝した。両丹日日新聞社など後援。

四緑＝◎交際範囲が大きく広がりそう