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2012年6月24日08:58
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ダブルス・団体で近畿へ 部員数4人・篠...
篠山産業高校女子卓球部が6月8―10日、 姫路市で行われた県総体の個人ダブルスでベスト16に、 団体でもベスト8に入り、 近畿大会への切符2枚を獲得した。
部員数はわずか4人だが、 少数精鋭の底力を見せつけた。 小林真弓主将 (篠山中出身) は、 「今までこつこつと頑張ってきた練習の成果が試合で発揮できた」 と喜び、 「近畿大会では、 少人数ゆえのチームワークの良さを生かし、 まずは1勝を目標に全力で挑みたい」 と意気込んでいる。
近畿大会は7月22―24日、 滋賀県大津市で開かれる。
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2012年6月24日08:58
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廃ペット容器で「ピン」 発明愛好家・正...
丹波市氷上町横田の発明愛好家、 正呂地庸晃さん (80) が、 ボウリングに似たゲーム 「すってんころりんボール」 を考案した。 道具も、 廃ペットボトルを利用し、 自作。 「ピン」 に工夫がされており、 ボールが当たっても遠くに転がらず、その場所で倒れたり、派手にはねたりと多彩な動きをする。 「老若男女楽しめる。 貸し出すので興味のある人は連絡を」 と話している。
10本の廃ペットボトルを並べ、 2投し、 倒れた本数を競う得点競技。 「ボウリングはやったことがなく、 ルールが分からない」 という理由で、 ストライクは20点、 スペアは10点と、 独自の計算式で得点を集計する。
ピンの倒れ方に正呂地さんの研究が詰まっている。 キャップの下にボルトを取り付け、 上部を重くすることで、 細工なしの空のペットボトルを倒したのでは生じない動きを生み出すことに成功した。 ボウリングの球で倒されたピンのように、 派手な動きをする。
安価で作れる遊び道具をと、 廃ペットボトルに着目。 「ただ倒すだけではありふれていてつまらないので、 何かおもしろさを加味できないかと考えた」 と正呂地さん。 コンクリートを流し込むなど、試行錯誤を重ね、最終的にボルトを取り付けることを思いついたという。
ペットボトルのピンは、 小 (350ミリ)、 中 (500ミリ)、 大 (1リットル) と3サイズ作っている。
「屋内、 屋外、 どちらでも遊べる。 高齢者の施設や子どもたちに遊んでもらえれば」 と話している。
正呂地さん (0795・82・0439)。
写真・ボルトを取り付ける工夫を施したピンを手にする正呂地さん
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2012年6月24日08:58
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アンチエイジング
アンチエイジング (若返り) 効果と、 ダイエット効果のある食べ物が特集されると、 その日のうちにその商品が売り場から消えてしまう。 それくらい、 皆 (ほとんど中高年の女性だが)、 この二つに関心がある。
先日も、 朝ドラを見たあとの 「朝イチ」 で、 アーモンドの若返り効果をやった。 「アーモンドなら好物だから、 僕もやってみようか」 と夫。 最近、 とみに髪が薄くなったことを気にしている。 「でも髪には効くと言ってないよ、 どちらかというと女性の肌にいいんじゃないの」 と冷やかす。
その日、 スーパーのナッツ売り場をのぞいたら、 予想通り売り切れ。 売り切れと言われると、 急に欲しくなり、 違う店へ。 酒類売り場のおつまみコーナーで発見、 五百グラム入りを二袋購入、 やる気まんまんだ。 番組では、 一日二十五グラムをひと月食べたら効果があったとか。 ちなみに二十五グラムというと二十二、 三粒。 一度には食べづらい量。 さて、 その日から、 夫と食べ始めたが、 私は一週間で飽きてしまった。
その数日後、 今度は 「お茶のおいしい入れ方と効果」 について特集された。 篠山の味間でおいしい新茶を買ってきたばかりなので、 ちょうどいい。 お茶産地の、 元気なおばあさんたちの飲み方は、 お茶を入れたときに湯呑みに沈む細かい茶滓も一緒に飲んでしまう、 これがいいのだとか。 また緑茶の入れ方は、 水出しが一番甘味が出て美味しいとも。 お茶に含まれている 「カテキン」 には、 癌の予防効果や脂肪燃焼効果も実証されたという。 しばらくは、 緑茶で若返りに励んでみようか。
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2012年6月24日08:58
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9人が油彩30点 「未来館教室」が展示 ...
丹波市春日町に住む画家の北山義明さんが指導する絵画教室 「未来館教室」 (14人) の油彩画展が、 7月1日まで丹波の森公苑で開かれている。
会員9人が制作した30点を展示。 京都・美山の古民家群や春日町・船城神社などの風景画や、 心象風景を描いた作品など、 会員それぞれが 「風景画を中心に」 「抽象画を中心に」 「身近な草花を」 と自由にテーマを決め、 取り組んだ作品が並ぶ。 大きさはサムホールから100号とさまざま。
北山さんは 「似ているようで一つ一つに違いがある。 違いを味わってもらえれば」 と話している。
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2012年6月24日08:58
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まち協連携へ「連絡会」 巡回開催で意見...
篠山市内19地区にある 「まちづくり協議会」 と市が、 各協議会の連携を強化するための意見交換会 「まちづくり連絡会」 を6月19日、 スタートさせた。 年に数回、 設立が早い順に、 各協議会の拠点施設で巡回開催。 各協議会の代表者や役員が出席し、 意見交換や情報共有する。
初回は大山郷づくり協議会がホストとして受け入れた。 同日、 神田荘 (大山上) で同協議会の斉藤邦彦会長が 「意見交換することで、 市内のまちづくり協議会全体を活性化していきましょう」 とあいさつ。 事務局長の渡辺拓道さんが同協議会の活動内容を報告した。
前身は約30年前に、 大山振興会が携わっている山林経営以外の地域活性化に取り組もうと設立した 「大山総合開発協議会」。 1992年に同協議会に改称した。
旧大山保育園舎を利用して、 木工房やカフェが開設され、 協議会の事務所も置いている 「大山ファミリーの郷」 が映画や雑誌などの撮影場所として取り上げられ始めたほか、 伝統食 「とふめし」 を販売している食堂 「コミュニティキッチン結良里」 が地域行事の昼食準備の負担軽減にもなっていること、 グラウンドゴルフやウォーキングイベントで3世代の交流が進んでいる現状を報告した。
課題として、 ▽コミュニティセンターがないため、 活動場所が点在している▽住民が気軽に寄れる事務所作り▽地域福祉への取り組み▽運営費を助成金に頼っている―などを挙げた。
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2012年6月24日08:57
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コピーライター 葦田由美さん
東京で故郷の文化紹介
(あしだ ゆみ)大阪府四条畷市在住
1970 (昭和45) 年、 丹波市氷上町沼生まれ。 氷上西高、 浪速短大 (現大阪芸大短期大学部) 卒。 広告制作会社などで勤務し、 15年前に設立の広告制作事務所に参加。
東京にも事務所を構える広告制作事務所 「ファーブル企画室」 (大阪市) のスタッフ3人のうちの1人。 本業の広告制作以外に、 主にウェブ上で3年前から古道具を扱っているほか、 東京でギャラリーを開いている。 同ギャラリーで現在、 ふるさとの丹波地域で創作に励む作家3人の丹波布、 稲畑人形、 陶芸の展示会を開いている。
本業はコピーライターだが、 古道具が好きで、 店を開いた。 扱っている商品の中には、 実家の蔵から取り出したものもある。 「実家は、 江戸時代まで酒問屋をしていたと聞いています」。 子ども時代、 蔵に1人で入って古道具に囲まれていると、 なぜか心が落ち着いた。 「家族らから 『変わった子』 と言われていました」 とにっこり。
8年前、 大阪市にある事 務所内にギャラリーを開設。 昨年6月、 東京に移転した。 主に現代アートの若手作家を紹介してきたが、 古道具店3年、 ギャラリー移転1年を記念した展示会では、 ふるさとの伝統工芸に目を向けた。
丹波布は、 復興の第一人者である足立康子さん。 稲畑人形は、 5代目の赤井君江さん。 陶芸は、 スリップウェア作家の柴田雅章さん。 3人とも面識がなかったが、 葦田さん1人で出会いに行き、 出展を交渉した。 「ありがたいことに、 みなさん、 快諾していただきました」。 約30平方メートルの店内に計20点の作品と古道具を展示。 「民芸が好きな方には、 きっと喜んでいただけると思います」 と話す。
展示会のタイトルは 「はしらのきず展 丹波の暮らし」。 柱の傷という言葉に、 ふるさとの匂いなどを表現した。 「私自身が、 ふるさとの伝統文化について学びたいという思いもあって企画しましたが、 展示会を通して、 ふるさとに対する誇り、 愛着がより深まりました」
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2012年6月24日08:57
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誇るべき国民性
恥ずかしい話だが、 「五月晴れ」 とは今頃の晴れ間であることを最近になって知った。 さわやかに晴れ渡った5月の空も五月晴れだが、 この五月は陰暦五月のこと。 今とほぼ1カ月ずれているので、 もともとは今頃の、 梅雨の間のつかのまの晴れ間を五月晴れと言ったようだ。 ▼五月晴れには、 晴れ間を喜ぶような語感がある。 晴れ間がうれしいのは、 じめじめとし、 心も体もどんよりとする梅雨だからだろう。 「五月雨は腹の中まで腐らせる」 という言葉がある。 五月雨とは梅雨のこと。 梅雨という季節は、 どうも気がめいるものだ。 ▼四季がはっきりしている我が国だが、 四季が明瞭とは、 夏と冬の気温差が大きいということ。 それは、 梅雨も含めて、 気候条件が厳しいことであり、 「日本は実は、 過酷な生存環境にある」 と、 養老孟司氏はいう。 そんな厳しい環境の中で、 我々は我慢強さを養ったとも指摘する。▼「おのれを虚(むな)しくして、何事も辛抱我慢すること。 …この真理を、 日本人ほどあまねく会得している国民はほかにないだろう」 と書いたのは、 小泉八雲ことラフカディオ・ハーンだ。 我慢強さは日本人の誇るべき国民性だと、 ハーンは言った。 ▼梅雨が明ければ、 本格的な夏を迎える。 今年も節電の夏だ。 先祖の我慢強さを引き継いでいるかが試される。 (Y)
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2012年6月24日08:56
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初の全国合唱大会へ 県代表に「コーラス...
丹波市、 篠山市の女性を中心につくるコーラスグループ 「コーラス・レヴール」 がこのほど、 いたみホール (伊丹市) で開かれた 「第35回全日本おかあさんコーラス関西支部兵庫大会」 で入賞し、 県代表として8月に東京である全国大会に出場する。 県代表は初めてで、 稲継江津子代表 (57) =丹波市柏原町柏原=は 「光栄なこと。 せっかくの全国大会、 みんなで楽しく歌いたい」 と話し、 大舞台に向けて練習に励んでいる。
同グループは1998年の設立。 団員は25人。 7年連続で同大会に出場し、 2年前に審査員特別賞に選ばれ、 「練習に対する意識が変わった」 という。 大会の入賞をめざし1月から練習に励んだ。
兵庫大会には54団体が出場。 同グループは、 元高校教諭の波部香代子さん (71) =篠山市山内町=の指揮で、 わらべ歌の 「ずいずいずっころばし」 「三地方 (青森・熊本・大阪) の子守歌」 「あんたがたどこさ」 の3曲をアカペラで披露した。 自作のちゃんちゃんこを着て、 わらじをはき、 振り付けを交えた。
審査員からは 「選曲と声がベストマッチ」 「ハーモニーがすばらしい」 と評された。 10団体が入賞、 同グループを含む4団体が県代表として全国に進む。
同グループは週2回、 波部さんの指導で練習に励む。 月に2回はボイストレーナーの吉住直子さんを招いてハーモニーを調整。 全国大会に向け、 声の響きを統一させる練習をしている。
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2012年6月23日16:03
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軽音楽器専門店「Sound pop」
ギター揃える専門店
柏原市街地周辺の176号沿いに、 6月に開店したばかりの丹波市唯一の軽音楽器専門店。 エレキギター、 アコースティックギターなどを常時約40台並べ、 販売している。
経営する青木祐一さんは 「初心者向けを中心にそろえています。 少しでも興味があれば、 楽器に触れて確かめてください」 と笑顔を話す。
50パターンの弦をはじめ、 15種のチューナーなど、 関連機材や消耗品を取りそろえている。 中高生から20代の社会人を中心に、 小学生から定年後に始めた人までと客層はさまざま。
30分2000円で個人の要望に合わせた初心者用のギターレッスン (要予約)や、ギターの修理や調整も受け付け、 音響機器のレンタルもしている。
青木さんは 「低価格帯の知識は十分です。 要望を聞けば 『この値段でこの音が』 と思わせる楽器を提案させていただきます」 と話している。
【メモ】国道176号線沿いの但馬銀行向かい。 午後2―8時。 月曜定休。 電0795・72・0722。 丹波市柏原町柏原1273-8
大きな地図で見る
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2012年6月23日15:57
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鶏肉は一羽まるごと販売
▽親子丼
ラオスにいる時は基本的に外食 (の方が安い)、 または友人宅でごちそうになる。 でもたま~に疲れたり弱った時には日本食が食べたくなって、 自炊する。 食材は市場で買う。 野菜も肉も量り売り。 肉 (牛・豚・水牛) はぶった切りにされたものがかなり大胆に売られていて、 肉塊の山から欲しい肉を探す。 どこの部位か素人の私には全く分からないので、 まぁ適当にうまそうなのを買う。 でも問題は鶏肉。 もも肉が少しだけ欲しい、 と思っても、 まるまる一羽でしか売っていない。 親子丼を作るのに、 内臓や頭は…いらん!でも仕方ないので一羽買って、 残りは友人にあげる。
親子丼は私にとってかなりの高級料理である。
写真・市場にある、山の小動物屋さん。 見たことない
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2012年6月22日08:56
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特別支援教育考える テーマ「家族と歩む」
障がいのある子どもへの教育を考える 「丹波市特別支援教育フォーラム」 (市教育委員会主催) が、 6月30日午後1時半からライフピアいちじま (同市市島町上田)で開かれる。
「家族と歩む特別支援教育―子どもはキラキラ輝く宝物」 をテーマにトークセッションを行う。 障がいのある息子との生活を記した家族新聞を書き続け、 NHK障害福祉賞優秀作品賞を受けた隈部浩美さん、 太田隆将・元県立氷上特別支援学校教諭、 中川優一・みつみ福祉会職員をパーソナリティに、 ▽子どもとの出来事▽子どもと保護者が共に歩むには▽子どもに必要なパートナーとは―などをテーマに話し合う。 無料。 無料託児の希望者は、 25日までに市教委学校教育課 (0795・70・0811)。
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2012年6月22日08:55
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古代山陰道・丹後支路ウオーク
「古代山陰道・丹後支路ウオーク」を開催する。6月26日午前9時、 柏原駅に集合。 篠山市追入から鬼の架け橋、 金山城址、 明治・昭和・平成の鐘ヶ坂トンネルなどを巡る。 徒歩約8キロ。 300円。 茶話会参加者は別途200円。 福知山史談会歴史街道部の主催。 雨天中止。 芦田精一さん (0773・22・7538)。
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2012年6月21日11:33
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「毎月15日、囲碁の日」
西紀中地区里づくり振興会 (髙見捷也会長) が6月15日、 拠点施設 「げんき・げんきハウス」 (篠山市打坂) で囲碁サロンを開いた。 毎月15日を 「囲碁の日」 と定め、 西紀囲碁クラブ (藤本勇作代表) を中心に今年度から活動している。
終日、 サロンを開いている。 この日は6人が参加した。 同地区は、 かつて同好会があるなど、 囲碁が盛んな土地柄。 初心者歓迎で、 参加者を募集している。 希望者は同振興会 (079・506・0212)。
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2012年6月21日11:32
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デジタル一眼セミナー
プロカメラマンによるデジタル一眼セミナーを開く。6月24日午後1―2時半と午後3―4時半の2回、 篠山市郡家のイマイ無線電器 (079・552・3188) で。
講師は、 プロカメラマンの南伸一郎さん (大阪出身)。 カメラの使い方の基礎編として、 実際に撮影し、 撮った写真の楽しみ方などを学ぶ。 定員は各回10人 (先着順)。 参加費は1000円。 カメラの貸出機も用意している。
また、 7月1―7日午前10時―正午、 ソニー製のタブレットセミナーも開く。 定員は各回5人。 参加は無料。
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2012年6月21日11:32
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「自由の声」
小紙17日号 「自由の声」 欄に元柏原中教師の金子宏道さんが、 教え子の卒業50周年同窓会に招かれた感想を寄せ、 「それぞれ人生の荒波を乗り越えてここにいるのだと思うと、 とても自分は教師という立場でものは言えないと思った。 …未熟だった新米の教師を育ててくれたのは、 この子たちだ」 と書いている。 ▼筆者はこの学年の3年上で、 金子先生に2年間、 図工を教えて頂いた。 その時間だけだったので、 当時はこれほど生徒を想い、 想われる先生とは知らなかった。 ただ、 自分の絵が思いがけず郡展出品作に選ばれ、 朝礼で先生が笑顔で発表して下さったのを鮮明に覚えている。 ▼その絵を最近、 実家の屋根裏で偶然見つけ、 額のガラスが黒ずんでいたのを、 知人の画家さんに修復してもらった。 金子先生は柏原でその学年の教え子たちと師弟展を開くのが夢とか。 ▼同じ欄でもう1本、「愛用の道具に父の幻を見る」 という大野昶さんの投書は、 25年前に88歳で亡くなった元建具職人の父の話。 長い間保管してきたカンナやノコをやむなく処分することになった。 最後に残った2本の削り台を、「この桜材だけは残しておきたい」 と濡れ縁に作り替えながら、 自分にももの作りの心が流れているのかと、 嬉しくなったという。 ▼師と生徒、 父と子。 いずれの話も胸を打つ。 (E)
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2012年6月21日11:31
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問われる対話の能力
丹波地域の高校と事業所とが情報交換する 「高卒求人懇談会」 が、 丹波の森公苑で行われた。 事業所の採用担当者からは、 「いろんな客に対応することができる人」 「年齢差がある社員ともうまくやっていける人」 など、 コミュニケーション能力の高い人材を求める声が多く聞かれた。 懇談会を主催した柏原公共職業安定所によると、 特にここ2、 3年、 顕著になっているという。
2010年度に厚生労働省が、 企業に対し採用する際に重視するポイントを調べた調査では、 高卒では 「協調性」 に次いで 「コミュニケーション能力」 が、 大卒では 「コミュニケーション能力」 が他を大きく引き離す結果が出ている。 高卒では、 社内でのあいさつや、 分からないことを先輩社員にきちんと聞ける、 大卒ではさらに社外における第三者 (顧客、 取引先など) との対話能力が問われるという。
コミュニケーション能力は、 幼い子どものころから自然と身についていくものだろう。 丹波市教委で尋ねてみると、 小・中学校では総合的な学習の時間などで、 コミュニケーション能力の大元である言語活動の充実や、 「言語の力」 の育成に努めているという。 「企業がコミュニケーション能力の高い人材を求めているならば、 高校と中学、 中学と小学校などの連携が必要だろう」 と話していた。
地域や職場など、 意志疎通の難しさを感じる場面は多い。 対話は人が暮らしていくうえで最も基本となることだ。 自分自身の言動も反省しつつ、 なんだかこの先、 ギスギスした地域社会にならなければよいがと心配にもなった。(芦田安生)
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2012年6月21日11:31
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池上守一氏訃報
池上守一氏 (いけがみ・しゅいち=氷上自動車工業会長、 元氷上郡自動車整備協同組合理事長) 16日午前7時30分、 急性心筋こうそくのため丹波市氷上町石生1260の自宅で死去、90歳。葬儀は18日、 おこなわれた。 喪主は長男、秀男(ひでお)氏(氷上自動車工業社長)。
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2012年6月21日11:31
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松尾幸哉氏訃報
松尾幸哉氏 (まつお・こうや=元篠山町議会議員、 元篠山町文化協会長) 17日午前7時2分、 心筋こうそくのため篠山市内の病院で死去、 84歳。 自宅は篠山市西新町16ノ4。 葬儀は19日、 おこなわれた。 喪主は長男、 俊和 (としかず) 氏。
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2012年6月21日11:30
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箕浦安代さん訃報
箕浦安代さん (みのうら・やすよ=篠山市指定無形文化財竹工芸作家の故箕浦竹甫さんの妻) 15日死去、 80歳。 自宅は篠山市南新町6。 葬儀は17日、 おこなわれた。
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2012年6月21日11:30
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車があれば事足りる
以前、 丹波市の若手職員が村上信夫・元NHKアナウンサーを囲んだ研修会を取材した。 職員たちに丹波市のメリット・デメリットを尋ねる村上さんに、 1人は 「公共交通機関がないのが不便ですね」 と話し、 一方である職員は 「車があれば大抵のことは事足りるので、便利ですね」と話した。
取材中に 「よくまあこんな田舎に来たね」 と言われる。 広島の実家もかなり田舎だが、 言外に 「若者は都会へ行きたいものなのに」 という意識を感じる。 だが、 若者に今の都会は魅力的だろうか。
「服を買いたい」 「CDを買いたい」 など、 昔は都会が満たした欲求は、 郊外のショッピングモールやインターネットで代用できる。 ある洋服ブランドは売上の半分がネット販売なぐらいだ。 反対に都会ではチェーン店が増え、 郊外でも揃うアイテムが並ぶ。 田舎でも都会と同じような文化生活ができるようになるなか、 若者の花の都会に憧れる気持ちは変わっている。
車があれば事足りると発言した職員にこの風潮を感じる。 丹波市の若者定住に、 追い風になるかもしれない。 ただ、 車の維持が、 若者には悩みの種だが。(河本達也)