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2012年7月5日10:48
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織物通し地域の再生を 大沢の畑で綿づく...
東南アジアのラオスで織物の研究を行っている前川佐知さん (33) =篠山市大沢=が、 自宅近くの畑で綿の栽培を始めた。 テーマは、 「綿をつむいで、 人をつなぐ」。 織物を通して地域住民がつながりをはぐくんでいる同国に倣 (なら) い、 篠山でも、 綿づくりを通した地域づくりを演出したい考えだ。 前川さんは、 「一人で始めていることだけれど、 もし一緒にやってみたいという人がいたら、 ぜひ協力してほしい」 と呼び掛けている。
栽培しているのは、 茶綿と白綿の2種類。 4月に種をまいており、 現在、 20センチほどに育っている。 秋ごろには収穫し、 糸をつむぎ、 来年内をめどに布にする予定。
大学で織物を学んできた前川さんは、 2004年にラオスを訪れ、 そこに根付く織物文化に感動。 以来、 定期的に同国に赴いて織物を学んだり、 研究を進めている。
同国では女性が織物をしており、 特に山村部では作業を通して、 若い母親らがコミュニケーションを取ったり、 子育ての助け合いの場などにつながっているとう。
かつては大沢地区でも綿が栽培されており、 各家庭で織物がつくられていたことを知った前川さん。 経済成長とともに希薄化していった地域のつながりを持つ場を再生したいと、 綿づくりを始めることにした。
綿が育つ間に、 地区内で行われていた織物づくりを知る高齢者らに聞き取りを実施。 昔の綿栽培や、 家庭に残る縞帳 (しまちょう) などの資料も収集し、 地域に根付いていた織物を復活させたい考えだ。
「ラオスで学んだ地域の良さを篠山でも広めたい」 という前川さんは、 「綿づくりを通し、 人のつながりの大切さや、 ラオスのことも知ってもらえたら」 と話している。
前川さん (079・594・3246)。
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2012年7月5日10:47
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10年節目に記念大会 丹南音頭保存会
発足10年目を迎えた丹南音頭保存会 (西田三浦代表、 42人) が7月1日、 四季の森生涯学習センターで節目の記念大会を開いた。 会場には多くの市民が訪れ、 華やかな踊りと、 伸びやかな歌声が響き渡るステージを楽しんだ。
舞台は、 ▽丹南音頭・民謡と共に▽新舞踊を楽しむ▽民謡を訪ねて―の3部構成で、 オープニングは、 同保存会の会員全員による丹南音頭。 地方 (じかた) の唄と演奏に合わせて、 息の合った踊りを披露し、 会場からは大きな拍手が送られた。 また、 地方のメンバーらが 「真室川音頭」 や 「五木の子守唄」 などを情感たっぷりに歌い上げ、 観衆を酔わせた。 このほか、 西紀音頭保存会 (利根昭子会長) のメンバー11人が賛助出演。 「西紀音頭」 「西紀小唄」 を披露し、 舞台を盛り上げた。
同保存会の前身は、 「丹南音頭を育てる会」。 1982年、 旧丹南町の町歌 「わがまち丹南」 と一緒に 「丹南音頭」 がつくられ、 それらをもとに地域の活性化に努めようと、 当時の同町婦人会が 「丹南音頭を育てる会」 を結成、 精力的に活動してきた。
しかし時代の流れと共に、 会員数が減少し、 ついには解散。 「せっかくの地域文化がこのまま消えてしまうのは偲びない」 と、 西田代表らの呼び掛けで、 旧丹南町の住民を中心に市内一円から20数人が集まり、 2002年3月、 同保存会を発足させた。 三味線や太鼓、 歌い手などの地方メンバーも入会するなど、 力強い布陣で 「丹南音頭」 の保存、 継承に向けた再スタートが切られた。
同保存会は、 地域のイベントへの参加や高齢者施設の訪問活動などを行う一方で、 デカンショ祭の競演会にも積極的にエントリーし、 08年と昨年の2回、 優勝を飾るなどの実力を見せている。
西田代表は、 「この10年間、 『和して楽しく』 をモットーに、 親睦を図りながら地域の行事に参加させていただき、 そこから生まれる喜びと感動を味わってきた」 と振り返り、 「これからも、 私たちの健康が続く限り、 明るいまちづくりを目指して、 また、 地域文化の発展に一翼を担いながら次の時代へと活動をつないでいきたい」 と話していた。
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2012年7月5日10:47
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生息の動物ポスター完成 写真で58種類紹...
今年、 開園10年目を迎えた県立ささやまの森公園 (井口剛公園長、 079・557・0045) が、 節目を記念して同公園内に生息している動物を紹介したポスターを製作した。 同公園職員の長井吉広さんは 「ポスターから、 公園の自然の豊かさや奥深さを感じてもらえたら」 と話している。
A1サイズで、 500部作成した。 キツネやテンなどのほ乳類やカワセミ、 オオルリなどの鳥類をはじめ、 は虫類、 昆虫類など、 計58種類を掲載。 美しい写真に短い解説文を添えて紹介している。 また、 1種類ずつ名刺サイズで統一しているため、 切り取って名刺ホルダーに入れると、 ポケット図鑑としても活用できる。 撮影は、 同公園の職員やボランティアスタッフらが行った。
開園5周年記念には、 同公園内に自生している植物のポスターを製作。 来園者から 「動物のポスターはないの」 という声が多く聞かれたため、 動物ポスターの製作を企画した。
動物ポスターは1枚300円で販売。 植物ポスターは2枚1組で500円。
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2012年7月5日10:46
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大山郷づくり協議会「ふるさとツアー」実...
大山郷づくり協議会 (斉藤邦彦会長) が7月22日、 毎日新聞旅行が主催するツアーを受け入れる。 同地区で農、 食、 体験を盛り込んだ 「ふるさとツアー」 と題して実施。 都市部の親子25人程度が訪れるという。 同協議会の渡辺拓道事務局長によると、 今ツアーの様子をみて、 季節ごとにツアーを受け入れたい、 としている。
ツアーの内容は、 国登録有形文化財の西尾武陵邸で同邸宅の所有者、 西尾禎子さんや渡辺事務局長が大山地区を紹介する。 同地区の名産 「大山スイカ」 を畑で収穫し、 1個を土産で持ち帰る。 高蔵寺(高倉)では川遊びを楽しみ、コミュニティキッチン 「結良里」 の弁当を食べ、 旧大山保育園舎を利用した 「大山ファミリーの郷」で大石一夫さん(市山)から竹とんぼ作りを学ぶ。 ファミリーの郷内の 「monoile」 (ものいれ) で木工房を構えている吉竹宏泰さんと藤井祐輔さんが手伝う。 また、 丹波並木道中央公園 (西古佐) で散策とクイズラリー実施後、 大山スイカをふるまう。
西尾さんの親戚の上田正三さん (神戸市) が大山の魅力を伝えたい、 とつながりのあった同社に連絡。 これまで同地区に2回ほど視察に訪れた、 毎日新聞旅行企画センター旅行グループの辻敏男次長は 「農、 食、 体験など大山地区にはいろんな素材があり、 魅力がある」 と言い、 渡辺事務局長は 「今回を見て、 春は山野草、 秋は収穫祭など、 協議会の行事を組み入れたツアーを企画できれば」 と話している。
大阪・梅田を9時に出発。 17日締め切り。 大人8800円、 子ども6800円。 問い合わせは、 同社 (06・6346・8800)。
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2012年7月5日10:45
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「かいばら100えん笑店街」 7月7日
7月7日午前10時から、柏原商店街で「かいばら100えん笑店街」を開催する。 34店舗が参加。 5店舗のレシートを柏原観光案内所前に持参すると、 サランラップを進呈する 「5店舗レシートラリー」 があるほか、 同案内所前に笹を置き、 七夕飾りを楽しんでもらう。
丹波市商工会柏原支部 (0795・72・0433)。
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2012年7月5日10:42
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移動店舗が実験営業 コープこうべ・61カ...
生活協同組合 「コープこうべ」 (神戸市) が運営するコープ柏原 (丹波市柏原町母坪) に、 トラックの荷台を店舗に改装した移動店舗を導入。 7月2日から、 丹波市内5地域などで実験的に巡回営業をスタートした。 コープこうべでは、 昨年10月にコープ西宮北で関西初の移動店舗を導入しており、 コープ柏原は県内2例目。 商店がなくなった地域や車が運転できない高齢者、 小さな子どもがいる子育て世代など 買い物弱者と呼ばれる住民に、 買い物の場を提供する一翼を担う。 各地の集落公民館など61カ所に停留する。
移動店舗は2トントラック。 冷蔵、 冷凍ショーケースも搭載しており、 扱う商品は、 野菜や果物、 鮮魚、 精肉などの生鮮食品のほか、 牛乳や卵、 菓子類、 生活雑貨など約500点で、 コープ柏原の商品を積み込む。
定めた曜日、 時間に、 あらかじめ設定している停留所を訪問。 15―30分程度滞在して営業する。
訪問エリアは、 月曜日が市島、 火曜日が青垣、 水曜日が山南東部と氷上西部、 木曜日が山南西部と氷上南部、 土曜日が春日。 金曜日は多可町に出向く。
対象はコープこうべ組合員で、 無料の移動店舗会員に登録した人。 コープ柏原で貯まるポイントは、 店外のため付与できないが、 代替サービスとして、 スタンプカード (1000円1スタンプ、 60スタンプで200円の金券) を採用した。
コープこうべでは▽個人宅への宅配▽数軒での協同購入▽店舗―の三本柱で営業する中、 店舗に訪れることが難しい人や、 その日に仕入れた新鮮な生鮮食品などを購入してもらうために、 新規事業として移動店舗の実験を開始した。
コープ柏原への導入については、 同店の商圏の高齢者数、 高齢化率、 移動店舗を導入できる店舗規模、 ほかの商業施設が少ないことなどを鑑みて決定。 今後、 利用状況を考慮しながら、 巡回地域の変更や拡大などを行っていく。
事業領域開発タスクフォースの遠藤健男・統括は、 「手にとって商品を買い物できる楽しみや、 外に出て近所の人と出会うことで井戸端会議をしてもらうなど、 コミュニティーづくりにも一役買うことができれば」 と話す。
問い合わせセンター (0120・950・180、 携帯からは、 06・7636・2000)。 受付時間は月―金曜の午前8時半―午後5時半。
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2012年7月5日10:41
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はがれた通知配達 介護保険料記載 苦情...
丹波市は7月3日、 個人の介護保険納付額などが記載され、 三つ折りで圧着された介護保険料納付通知書が一部はがれた状態で対象者に配られたと発表した。 市によると、 対象者は1万8399人で、 3日までに約90件の苦情が寄せられた。 市が郵便事業株式会社丹波支店 (柏原町南多田) に持ち込み、 郵送を依頼した時点ではがれたものはなかったが、 同近畿支社は、 「郵便物を分ける区分機を通す際に圧着のはがれが起こった。 圧着強度に問題があった可能性がある」 としている。
同通知書は、 年金から天引きする特別徴収分。 市によると、 6月25、 26日に市職員が圧着作業を行い、 市内方面別に分けて同27日に同丹波支店に持ち込み、 郵送を依頼。 市は同28日に市民から寄せられた苦情で事態に気づいた。 苦情の内容では半分ほどはがれた状態のものが多かったという。
近畿支社は、 「引き受ける際の強度確認を徹底したい」 とし、 市は、 「対象の市民のみなさまには多大な迷惑をかけた」 としたうえで、 「郵便事業株式会社との間で、 圧着の強度を確認したり、 不都合が発生した場合は速やかに連絡をもらうよう申し入れる」 と話している。
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2012年7月5日10:40
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デカンショ総木造を計画 祭り60周年に合...
篠山市北新町の篠山城三の丸広場を会場に開かれる県内最大級の民謡の祭典 「丹波篠山デカンショ祭」 (8月15、 16日開催) が今年で60周年を迎えることを受け、 毎年、 祭りのシンボルである木造の大やぐらを制作している建築グループ 「ささやま百年家」 が、 今年は祭りの本部や休憩所も鉄骨から木造にすることを計画している。 入母屋造りの篠山城大書院を模し、 組み立て式としては日本最大のやぐらに加え、 メーン会場の全景を美しさと情緒を備えた木造にすることで、 “篠山らしさ”を演出。 同グループは、 「夏の風物詩も60回の節目。 木で統一された会場で、 たくさんの人にデカンショや篠山の良さを楽しんでもらいたい」 と話している。
本部、 休憩所ともに、 丹波産ヒノキで製作する。
放送席のほか、 来賓席などが設けられる本部は、 高さ5・6メートル、 幅14メートル。 やぐらと同じく、 こちらも入母屋造りを予定しいている。 格子の手すりなどもつけ、 職人のこだわりも見せる。 本部の両サイドには1基の幅が約12メートル、 高さ1・5メートルの休憩所を設ける。
同グループが2009年から毎年、 組み立てている大やぐらは、 デカンショ節を演奏する 「地方 (じかた)」 の舞台が約6メートル四方。 屋根の最上部までは約8・5メートルを誇り、 日本最大のやぐらとして知られ、 好評を博している。
「篠山の風土に適した篠山らしい住宅を広める」 を合言葉に、 市内の工務店や設計事務所など6社で構成する同グループ。 大やぐら制作時は、 「停滞した雰囲気の中、 篠山の元気を取り戻し、 発展や木造の良さを伝えるシンボルに」 と、 企画した。
今回は60周年に当たることから、 さらなる祭りの盛り上げと、 篠山に元気を生み出す原動力にと、 会場の総木造化を計画。 同祭実行委員会に協力を求め、 採択された。
同グループは、 「全国的に暗いニュースがあふれる中、より篠山らしい景色のデカンショ祭をつくることで、 篠山を盛り上げていきたい。 木の美しさも感じてもらえれば」 と話している。
写真・「ささやま百年家」が製作し、デカンショの新たなシンボルとして愛されている大やぐら。今年はやぐらのほかに本部、休憩所も木造化される
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2012年7月5日10:37
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キャンプ場充実めざす 誘客へ「渓谷祭」...
丹波市春日町多利自治会 (三井曻会長) が7月16日午前9時半から、 集落内にある日ケ奥渓谷キャンプ場で 「日ケ奥渓谷祭&不動祭」 を開く。 これまでは主に集落内の住民が参加する祭だったが、 外に向けて広く発信し、 誘客することで、 キャンプ場の収益増と地域の活性化をめざす。 あわせてキャンプ場を運営する体制やPRの方法なども見直す。
午前9時半から2つのコースに分かれてハイキングが出発する。 展望所コースは往復1時間40分、 神池寺コースは往復2時間20分のコース。 遊びながら渓谷の自然が学べる教室 (午前9時半―、 先着50人) も行う。 アマゴの塩焼き (250円)、 きな粉もち (200円) の販売のほか、 流しそうめんもある。
同キャンプ場は、 昭和30年代後半に行われた砂防工事に合わせて整備された老舗。 同祭は、 住民の一部有志が始め、 自治会主催となって今年でちょうど20回目を迎える。 2010年にはトイレの水洗化をはじめとする環境整備も行われた。
しかし、 アウトドアブームに乗って各地のキャンプ場が誘客合戦を繰り広げる中で、 PR不足に陥り、 利用者は減少。 近年、 底打ちの状態になっていた。
地域資源をうまく活用し、 活性化につなげている他の地域に学ぼうと、 同祭を外に向けたものに改革。 収益の柱は駐車料金 (500円) で、 収益増により、 常駐の人を配置し、 サービスを向上させるなど、 キャンプ場の運営とPRを充実させたい考え。
今回は、 70人からなる運営委員会を組織し、 準備を進めている。 進行全般を担当する畑敏雄さんと三井和俊さんは、 「市内にも参考にできる成功例は多い。 まずは同じ春日部校区の人たちに、 自分たちの校区の祭なんだと認識してもらえるように、 地域を盛り上げていきたい。 ぜひ渓谷の自然を満喫して」 と話している。
キャンプ場は、 9月30日まで。 三井自治会長 (0795・74・0063) か、 かすが観光案内所 (0795・70・3501)。
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2012年7月5日10:35
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FM会社「ご近所」創立
丹波市内を放送エリアとする地域 (コミュニティ) FMを開局、 運営する 「株式会社ご近所」 が7月4日、 設立した。 創立総会が1日、 丹波の森公苑で行われ、 代表取締役社長に小橋昭彦さん (47) =丹波市春日町中山、 NPO法人・情報社会生活研究所代表理事=が就任したほか、 定款などを承認した。
同社は、 地域のあらゆる情報を発信する番組放送や、 防災面での活用のほか、 ▽映像や音声番組の企画・制作▽各種マーケティングに関する企画・制作▽まちづくりの相談―など、 企業、 行政、 市民をつなぎ、 「ご近所力」 を高める事業を幅広く展開していく。
会社設立にあたり、 広く市民、 企業などに出資を呼びかけたところ、 66の個人、 企業から1030万円が集まった。 小橋社長は、 「予想を上回る非常に重い数字 (額)。 期待に応えなければという気持ち。 防災面ではもちろん、 市民参画のまちづくりに使えるツールになっていく。 市民の声をたくさん聞いて、 夢を実現する会社にしたい」 と話している。
地域FM局の開局をめざす発起人らが今年3月、 会社の中身や放送する番組内容、 開局後の運営体制などについて、 広く市民や賛同者の意見を聞く 「丹波コミュニティFM設立協議会」 を発足。 運営母体となる会社設立に向け、 準備を進めてきた。
今月中にも専門業者に委託して電波調査を実施。 周波数帯が決まれば、 近畿通信局への申請手続きを行い、 試験放送をへて来年6月の放送開始をめざす。 同社取締役は次のみなさん。
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2012年7月2日08:56
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市営・県営住宅の入居者募集 篠山市
市営は5団地 (京口、 市山、 かすが、 ヌーベル西紀、 波賀野新田) 6戸。 低所得者向けで、 入居者と同居親族の所得月額が15万8000円以下。
県営は、 吹上鉄筋住宅 (4戸募集) が低所得者向け、 篠山糯ケ坪 (2戸募集) は低所得者であり、 かつ申込人が60歳以上。
7月12、 13の両日、 申込書を篠山市地域計画課 (079・552・1111、 内線246) に提出する。
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2012年7月2日08:54
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ゴルフスクール開講 篠山市連盟プロ2人...
篠山市ゴルフ連盟 (栗山茂会長) が主催する 「ゴルフスクール」 が6月27日、 青山台ゴルフ倶楽部 (篠山市和田) で始まった。 市民14人が参加。 プロからラウンドレッスンなどを受けた。
参加者たちは、 同倶楽部所属の寺田寿プロと、 篠山ゴルフ倶楽部所属の谷口力也プロの指導でアプローチやパターを練習。 グループに分かれてコースを回りながらアドバイスを受けた。
スクールに初めて参加した石田晶子さん (31) =同市後川下=は 「教えていただいて、 うまくボールがピンに寄るようになりました」 と話していた。
次回以降のゴルフスクールとジュニアスクールの参加も受け付けている。 募集要項は次の通り。 申し込みは、 開催クラブに直接申し込む。
【ゴルフスクール】
▽対象は初心者、 中級者程度
▽定員15人程度
▽参加費4000円
▽2回目は8月27日、 ジャパンビレッジゴルフ倶楽部 (079・597・3888)、 3回目は10月23日、 鳳鳴カントリークラブ (079・558・0316)
【ジュニアスクール】
▽8月と来年3月 (日程は未定)
▽参加無料
▽青山台ゴルフ倶楽部練習場 (079・552・4980)
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2012年7月1日09:05
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続・大集合中?
4月29日付の本コーナーでも記したが、 わが家の目の前の森で、 大量のサギが子育ての真っ最中。 日を追うごとにヒナがかえるかえる。 大合唱も、 コーラスだったものが、 ヒナのギャギャに、 親のグエーという声が折り重なり、 もうオペラである。 そして、 フン。
憎らしくて仕様がなかったが、 取材を進めるうちに、 サギにも事情があることがわかってきた。 開発や各地でサギ追いに遭い、 巣作りができる場所がなくなっているのだ。
私、 人並みの道徳観は持っております。 小学校で習ったその基本。 「相手の立場に立って考えよう」。
サギからすれば、 土地を奪われるわ、 ようやく見つけた場所では人から疎まれるわ。 心では、 「すんまへんなぁ、 でも仕方ありまへんのや」 と思っているかもしれない。
とは言え、 もちろん私は人であるし、 一被害者として完全に思いやることはできない。 サギは保護法で守られ、 巣立った後、 来年に向けた対策も見えない。 付き合っていくしかないのだが、 それを受け入れるのもいかんともしがたい。
とかく自然との共生は難しい。 おかげでそのことだけははっきりわかった。(森田靖久)
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2012年7月1日09:03
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地蔵盆をしっとり演出 竹のあんどん制作...
毎年、 地蔵盆の夜に竹でこしらえた明かりを街道や軒先に飾り、 多くの人々を楽しませている篠山市波賀野新田 (50戸) の住民たち。 今年も、 風情のある情景を演出しようと、 同集落の住民有志でつくる 「イベント同好会」 (上田祐介会長、 6人) が、 「竹の行灯 (あんどん)」 づくりを企画。 地蔵盆を2カ月後に控えた6月24日、 同集落の公民館に子どもからお年寄りまで約40人が集まり、 和気あいあいとした雰囲気の中、 行灯づくりに精を出した。
竹の行灯は、 輪切りの竹2個と竹ひご8本が材料で、 直径15―18センチ、 高さ35―40センチの円柱形。 土台の役割を果たす上下の輪切りの竹に、 竹ひごを差し込み、 竹ひごの周囲を巻くようにして、 さまざまな大きさの穴をあけたりイラストを描いたりした和紙を張り付けて仕上げた。 光源にはLEDを使用した。
住民らは、 カッターナイフで竹ひごの両端を細く削ったり、 ボール盤で輪切りの竹に竹ひごを差し込むための穴をあけたりと、 慣れない作業を懸命にこなしていた。 また子どもたちは、 マジックで和紙に家族や花の絵を描くなどして楽しんでいた。
行灯の点灯日時は8月24、 25日の両日午後7―9時。 同集落内の秋葉神社境内をメイン会場に、 数多くの行灯を並べるほか、 家の軒先にも飾り付けるという。 このほか、 同好会のメンバーが、 同神社の鳥居付近に竹でトーテムポールを模した高さ約3メートルの明かりのモニュメントを設置する予定。
友人らと会話を弾ませながら作業に励んでいた酒井啓子さん (63) は、 「地蔵盆に訪れた人に 『きれいやなあ』 と感動してもらえるような作品を作りたい」 と張り切っていた。
上田会長は 「この毎年のイベント準備が、 住民が集い親睦を深める場にもなっている」 といい、 「住民総出で作るこの明かりが、 これから先も灯り続けるよう、 地域の地蔵盆の風物詩にしていきたい」 と話している。
竹を使った明かりづくりは、 5年前に県のパワーアップ事業の助成を受けて開始。 毎年、 趣向や作風を変えながら取り組んでいる。
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2012年7月1日09:02
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「3年連続で全国へ」空手道選手権大会・...
空手道場 「三田誠士館」 (三田市) に通う崇広小学校3年生の大槻瑛士君が、 このほど県立文化体育館で開かれた兵庫県空手道選手権大会の男子形競技の3年生の部で準優勝し、 8月に東京・武道館で開かれる全国大会の切符を手に入れた。 1年生の時から3年連続となる全国大会出場。 「今年こそ3回戦を突破し、 ベスト8に入りたい」 と練習に励んでいる。
同部門には72人が出場。 トーナメント形式で2人ずつ形を披露し、 5人の審査員が勝敗を決める。 別の大会の優勝者と当たるなど苦戦したが、 ほぼ5―0のストレート勝ちで決勝に進出。 昨年も優勝を競った選手と対戦し、 惜しくも敗れた。
大会では、 「突き」 「受け」 など20種類以上の技を合わせた基本型 「平安五段」 と、 相撲の四股のように腰を低く落とした 「四股立ち」 の状態から技を繰り出していく 「征遠鎮 (せいえんちん)」 を披露。 練習で培った技のキレを発揮した。
週2、 3日、 道場に通い、 形で演じる技の一つひとつを確認している。 家でも、 中学時代に全国3位を果たした兄の祐希君 (福知山成美高校3年) のアドバイスを受け、 毎日、 形を数十回練習している。
大槻君は 「全国大会で強い相手と競えるのはうれしい。 道場の先生や、 兄の指導に応えるためにも勝ちたい」 と意気込んでいる。
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2012年7月1日09:01
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全国公募展で2人入選 柏原高書道部の高...
全国公募の 「高校生国際美術展」 (同展実行委員会主催) で、 柏原高校書道部の高見華子さん (1年) が奨励賞、 蘆田真穂さん (3年) が佳作に選ばれた。 高見さんの作品は7月8日まで国立新美術館 (東京都) で展示されている。 書の部の応募総数は8191点。 奨励賞 (204人) より上は、 25人しかいない。 佳作 (505人) は奨励賞に次ぐもの。
高見さんは中国の書家、 王羲之 (ぎし) の作品 「蘭亭序」 の書き出しの行書17字を書いた。 筆の先まで使った特徴ある払いと、 文字の位置やバランスに苦心したという。 高見さんは 「奨励賞と聞いて、 まさかと驚きました。 東京には見に行けないけれど、 多くの人に見てもらえるのはうれしい」 と喜んでいる。
蘆田さんは、 中国の木簡にあった文字 「初元三年十月王」 を臨書した。 「ゆっくり書き、 自然なかすれが出るようにしました」 と話す。
同部の部員たちは、 次の全国公募展に向けて活動しており、 高見さんは 「線の強弱で表現力が出せるように、 より高みを目指して頑張りたい」、 蘆田さんは 「引退前最後の公募展になるので、 悔いのないよう、 1本1本の線に迫力がある作品を出したい」 と話している。
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2012年7月1日09:01
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英語学習に“市民力” 篠山市教委創設「...
昨年度から小学校5、 6年生の英語が必修化されたことを受け、 篠山市教育委員会が創設した制度に登録する 「小学校外国語活動指導補助員」 (JTE) が、 市内の各校に派遣され、 授業の場で活躍している。 インターネットの広がりで、 さらに身近になった世界。 まったなしの英語学習の中で、 市民の力が支援の一端を担う。
「ハロー」 「ハウアーユー」 ―。 八上小学校の6年生が学んだ英語の授業。 篠山市住吉台の南川多津子さんが、 流ちょうな英語を披露し、 児童たちが後に続いて声を上げる。
好きなものや今の気分を答えたり、 「ロック」 (グー) 「ペーパー」 (パー) 「シザース」 (チョキ) と言いながらじゃんけんをしたりと、 遊びの要素を盛り込みながらの学習だ。 ざわついているときには、 児童の一人が 「ビークワイエット (静かに)」 と声を上げる。 授業の効果は着実に出始めている。
市教委が創設したJTE (ジャパニーズ・ティーチャー・オブ・イングリッシュ) の対象者は市内在住で英語が堪能な人。 現在、 17人が登録しており、 派遣を希望する小学校に赴いて教諭とともに授業を行っている。
大学で英語を学び、 全日空でキャビンアテンダントを務めていた経歴を持つ南川さん。 結婚を機に篠山へ移住し、 専業主婦をしていたが、 子どもも大きくなり、 経験を生かした仕事に就きたいと、 JTEに登録した。
南川さんは、 「子どもたちが英語に反応してくれて、 とても楽しい。 中学校に入ると英語が嫌いになる子も多いが、 『英語は楽しい』 と思ってもらえるようなお手伝いができれば」 と笑顔で話す。
市教委は、 「地域におられる方の力をお借りし、 英語学習を楽しむ児童になってくれれば」 と期待している。
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2012年7月1日09:01
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計画停電7月2日から実施期間 丹波市・...
〈丹波市〉対策本部設置/学校給食、弁当持参も
丹波市は、 計画停電対策本部会議 (本部長=辻重五郎市長) を設置し、 6月29日、 市役所で最初の会合を開いた。 部署ごとに対策を報告し、 ▽市民への事前周知のために広報特別号を発行▽学校給食は、 計画停電の該当グループにある地域は弁当とする―ことなどが報告された。
広報特別号は、 身体や生命、 救急、 ライフラインなどに関する重要事項をまとめ、 今月中旬の発行をめざす。
学校給食は、 計画停電が予想される2―4日については前日午後6時ごろに翌日の実施予告が出た場合は、 弁当持参となる。 前日の午後7時ごろに防災無線などを通じて知らせる。 9日以降については、 前日の実施予告に関係なく、 計画停電の該当グループにある地域の学校は弁当とする。 弁当持参となる地域は、 ▽9日=青垣▽10日=青垣、 市島▽11日=市島、 柏原、 氷上、 山南、 春日▽12日=柏原、 氷上、 山南、 春日▽18日=青垣―。
また、 市は6月29日までに、 保健師が人工呼吸器などを使用する在宅要援護者60人宅を訪問し、 注意事項を周知した。
〈篠山市〉庁内会議開く/放送で節電呼びかけ
篠山市の計画停電対策は、 現在、 各部署で市民生活への影響を調査中。 梅雨明けまでに各部署の調査内容をまとめ、 対策を練るという。 また、 6月29日庁内会議を開き、 電気の使用率が97%を超えた時に、 有線放送などで市民に節電を呼びかけることなどを確認した。
市は、 停電の影響として、 ▽自宅で療養している場合の人工呼吸器や透析器などの対応▽上下水道のポンプ停止の対応▽各支所の停電対策―などをあげており、 情報収集に務めるとしている。
一方、 市教育委員会によると、 小、 中学校に給食を届けている東部、 西部の両給食センターは緩和区域に入っておらず、 停電となる恐れがある。
市教委は、 「給食は18日までだが、 もしもの場合に備え、 対策を考えている」 とし、 「仮に給食センターが使えなくなった場合、 児童や生徒には弁当を持参してもらうなどの対応を検討している」 とした。 学校現場の授業などには影響はないとみている。
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2012年7月1日09:00
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ラベンダースティック講習会
7月7、 8の両日、 ハーブガーデンカフェ 「アニス」 (篠山市今田町下小野原、 079・597・3691) で「ラベンダースティック講習会」を開く。
午前10時と午後3時の2回開く。 各回1時間程度。 ラベンダースティックには防虫、 リラックス効果があるという。 参加費は1500円 (ハーブティー付き)。 はさみ、 タオルを持参する。 5日までに申し込む。
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2012年7月1日09:00
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第292問
丹波市山南町の恐竜発掘現場で、 竜脚類の歯骨が見つかりました。 発見された岩塊は、 第何次発掘のもの?
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