-
2012年7月13日09:05
-
「介護者のつどい参加者を募集 7月から...
丹波市社会福祉協議会 (地域福祉係0795・82・4631) は、 7―12月の第3水曜日に開く 「介護者のつどい」 の参加者を募集している。 いずれも午前10時―正午。 参加費100円。 開催日の2日前までに申し込むこと。 日程、 内容は次のとおり。
▽7月18日=アロマハンドトリートメント (木の根センター)
▽8月15日=ひと工夫で介護を少し楽に! (氷上健康福祉センター)
▽9月19日=リラックス体操 (青垣福祉交流センター)
▽10月17日=カラーセラピー (ハートフルかすが)
▽11月21日=タッピングタッチ(さんなん荘)
▽12月19日=もっと語ろう会 (市島農村環境改善センター)
-
2012年7月12日11:10
-
太陽光熱利用の補助受付を再開 丹波市
丹波市 (0795・82・1290) は、 太陽光発電や太陽熱利用システム (給湯など) を導入した費用の一部を助成する補助金の申請受付を再開した。 4月から同様の申請受付を始めたところ、 すぐに当初予算額 (540万円) に達する申請があり、 いったん受付を停止。 6月定例会で、 約1000万円を補正し、 再度受け付ける。
同補助金の額は、 太陽光発電システムは、 受給最大電力がKWあたり3万円で、 上限12万円。 太陽熱利用システムは、 3―6万円。 市内施工業者により、 市内の建物などに設置する個人、 事業者が対象。 受付期間は、 来年1月末まで。
-
2012年7月12日11:10
-
節電にチャレンジ 商品券当たる 7―9...
丹波市 (環境政策課0795・82・1290) は、 節電啓発の一つとして実施する 「サマー節電チャレンジ」 への参加を呼びかけている。 家庭で節電、 省エネに取り組み、 電力使用量の削減率を報告。 前年同月比15%以上節電した世帯の中から20人に、 抽選で5000円分の商品券が贈られる。
実施期間は、 6―9の3カ月間 (電力会社からの検針票による7、 8、 9月の請求検針期間)。 このうち、 2カ月以上、 前年同月比15%以上の節電に成功することが条件。
応募用紙に必要事項を記入し、 7―9月分の 「電気使用量のお知らせ」 (検針票) のコピーを添付して、 10月12日までに応募すること。 同課は、 「無理のない取り組みを。 一人ひとりの心がけにつながれば」 としている。
-
2012年7月12日11:08
-
青垣福祉会が事務職員募る 9月採用予定
認定こども園あおがき (丹波市青垣町沢野) を運営する青垣福祉会 (0795・80・5003) が、 9月1日採用予定の法人事務職員1人を募っている。
勤務地は、 同こども園内の法人本部事務局。 こども園と法人の経理と庶務を担当する。 身分は、 非常勤。 おおむね40歳未満で、 高卒以上、 パソコン (ワード、 エクセル) ができることが条件。 初任給14万8000円と諸手当。 1日8時間勤務で、 週休2日。
8月4日に同こども園で採用試験 (パソコンを使った作文と表計算、 面接)。 同法人で申し込み用紙を配布する。 7月27日応募締切。
-
2012年7月12日11:07
-
郷土料理づくり参加親子を募集
丹南いずみ会と市健康課は7月29日午前10時―午後1時、 四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) で幼稚園・小学生とその保護者を対象にした 「おやこクッキング広場」 を開く。 同会と健康課は参加者を募集している。
丹南いずみ会のメンバーが、 食事のマナーについて講話をするほか、 郷土料理づくりの指導を行う。
定員は親子30組。 エプロン、 三角巾、 マスク、 手拭きタオル、 上履きを持参する。 参加費は大人500円、 子ども300円。
申し込みは18日までに、 同課 (079・594・1117)。
-
2012年7月12日11:05
-
柏原看専存続「必ずしもこだわらず」 石...
丹波市議会民生常任委員会 (田坂幸恵委員長、 8人) が7月9日、 石川憲幸県会議員と、 県立看護専門学校の閉校問題について懇談した。 石川県議は、 「存続を願う気持ちは分かるが、 掘り下げて考えると、 丹波地域で優秀な看護師をどう確保するかということで、 ここに知恵を絞る必要がある」 と述べ、 同看専の存続に必ずしもこだわらない考えを示した。
石川県議は、 ▽看護専門学校が減り、 4年制の看護大が増えている▽丹波市からの柏原看専入学生が少ない▽看専からの県立病院への就職率が低い▽過去5年間で同看専から県立柏原病院への就職者は2人▽県の一般会計負担金が毎年1・2―1・6億円かかっている▽施設の建て替えに5―6億円かかる―と県病院局の資料を元に、 「廃校理由」 を説明。「柏原看専の目的は、 地域活性化でなく、 県立柏原病院の看護師確保。 病院局は、 目的を達成できていないと考えている」 と、 県病院局が同看専を運営することはないとの見通しを強調。 また、 看専運営費に県の一般会計が充当されていることが 「行革の上で一番難しい」 と述べた。
その上で、 「存続しても、 地元の人が入学しない、 卒業しても残ってくれない現状がある中で施設も老朽化している。 優秀な人材を確保するために、 奨学金もひとつだし、 地元から看護師になろうという人の夢なり希望なりの支援策を模索するのが一番大事だ」 と述べた。
-
2012年7月12日11:05
-
リサイタル
丹波の森ホールで開かれたデビュー25周年リサイタルで、 足立さつきさんが熱唱した。 筆者らは昨秋に実行委員会を立ち上げて準備を進めてきたが、 客席をぎっしり埋め尽くすことが出来、 アンコールが3曲続くほど拍手をもらって、 感謝感激。 ▼ 「最も私らしく表現できる曲目」 として彼女が組んだプログラムは、 第1部がフランスの歌曲やオペレッタから。 メサジェの 「恋人が二人」 の 「男ってバカねぇ」 というセリフがおかしく、 甘くせりあがっていく歌いは何とも色っぽい。 第2部の日本の歌で山田耕筰のインド民話を題材にした 「芥子粒夫人」 では、 30分にも及ぶ曲を5役演じ分けた。 ▼馴染みの薄い曲が多いのに、 客はしわぶき一つせず彼女の声に聴き入った。 ふる里の大勢の友人知人を前に気分が乗りに乗ったからには違いないが、 「賭けかもしれないが、 敢えてごあいさつは後に回し、 まずは音楽にどっぷり漬かっていただきたい」 との彼女のねらいは当たったようだ。 ▼素顔は「真面目」そのもののオペラ歌手さつきを、 変身願望のようなものが支えている。「これからは、 ただ張り詰めるのでなく、最後に 『なんちゃって』 と付くような、 ふと力が抜けるやり方を心がけたい」。▼実行委の打ち上げ・解散式で 「50周年まで歌い続ける」 という彼女にエールを送った。(E)
-
2012年7月12日11:04
-
川端淑さん訃報
川端淑さん (かわばた・よし=川端登・株式会社トヨタレンタリース神戸代表取締役社長の母) 7月10日死去、 95歳。 自宅は篠山市河原町200ノ1。 葬儀は12日午後零時半から、 篠山市味間南294ノ1のセレフ葬祭会館で。
-
2012年7月12日11:02
-
病院局3つの「罪」
県立柏原看護専門学校の廃校問題をめぐり、 丹波市議会の民生常任委員会と石川憲幸県議が懇談した。 県議の説明は、 県病院局の資料によっており、 以前から聞いてきた 「病院局の論理」 だった。
病院局の 「罪」 は、 1に、 県立看護専門学校は、 県立病院の看護師を育成するという本来の目的を達成するための努力を怠ったこと。 地元枠を設けず、 受験時に 「将来、 県立病院勤務を前提とする」 などの縛りもかけておらず、 「本来の目的を達する努力」 をしなかった。
2に、 自らの努力不足を責任転嫁する 「廃校」 を地元に説明なく決めたこと。 行革のナタをふるう際は、 交渉するのが行政の作法だ。 本来、 この問題は、 廃校にするか、 しないか、 ゼロか100かしかない話ではない。 例えば、 「あと2年、 県が運営するので、 2年後に地元市で受けてほしい」 などと、 交渉で落とし所を探るべきもの。 病院局は一方的に 「ゼロ」 にしようとしている。
今回の懇談で3つ目の 「罪」、 県議に正しい情報を伝えていない疑いが浮上した。 どういう説明をしているのだろうか。(足立智和)
-
2012年7月12日11:02
-
誇りと愛郷と
篠山に来て、 一番初めに悲しいと感じたことは、 年月を経た山桜が切り倒されたことだった。 そのとても大きな山桜は、 篠山に来たばかりで知り合いの一人もなく心細い毎日を送っていた私と幼い娘たちに、 そっと優しい桜雨を降らせてくれた。 その美しさと力強さと包容力に、 さみしい心がどれだけ慰められたかしれない。
考えられないほど長い時間をかけて成長し、 それこそ数えきれない人たちを楽しませてきてくれたその山桜が、 ある日ものの数分で 「生」 をあっさりと断ち切られてしまった。 その土地にはコンクリートが張られ、 たった1カ月ほどで家が建った。 そのやるせなさに、 自分でも驚くほど心が痛んだことを覚えている。 その心の痛みは、 木だけに限らない。
美しい田園風景の中、 人間の欲を満たすためだけに機能性だけを追求した無機質で傍若無人な建物が突然出現する時も、 歴史の面影と時代と郷愁を詰め込んだような古い建物が一瞬で壊されてしまう時も、 美しい緑の山に冷たくそびえ立つ鉄塔が現れる時も、 痛かった。
その土地を愛すれば愛するほど、 勝手ながらこの美しさがいつまでも変わらないでほしいと願う。 それはこの場所に対する自分自身の誇りである。
時代の流れには逆らえないのかもしれないが、 それでも、 もう決して、 同じ木を同じ自然を同じ環境を、 それを壊した私たち人間には二度と作ることはできない。 誇りと愛郷はどこにも売られていない。 お金で買えないものもある。
(土性里花・グループPEN代表)
-
2012年7月12日11:01
-
デビュー25年を記念 足立さつきリサイタル
丹波市春日町出身のソプラノ歌手、 足立さつきさんのデビュー25周年を記念したリサイタルが7月8日、 丹波の森公苑で開かれた。 デビューから応援してきた人たちや友人らが駆けつけ、 会場は満席。 足立さんは 「今まで私を見守ってくれた古里のみなさんと、 25年の節目を共有できてうれしい」 と感謝の気持ちを伝えた。
フランスの歌曲やオペラ、 山田耕筰をはじめとする日本の歌を歌う2部構成。 田中明子さんによるピアノ伴奏で、 ビゼーの 「てんとう虫」 や越谷達之助の 「初恋」 など、 25年の音楽活動で歌ってきた選りすぐりの11曲を歌い上げた。
最後は山田耕筰の全4章30分に及ぶ大作 「芥子粒夫人」。 足立さんは 「北原白秋の歌詞を、 声楽を熟知した山田耕筰がオペラのように仕上げた楽曲。 みなさんをメルヘンの世界に連れて行ければ」 と話したあと、 登場する5役を演じて歌いきり、 会場は盛大な拍手に包まれた。 アンコールでは、 おさん茂兵衛のオペラに登場する子守歌、 恩師の大谷洌子 (きよこ) さんも歌った 「ダニーボーイ」 を歌い、 またも大きな拍手に包まれた。
足立さんは1986年、 ニッカ椿姫新人賞第1位を受賞。 「夕鶴」 モスクワ公演などさまざまなオペラに出演し、 国内外で活躍している。
-
2012年7月12日11:01
-
平家ゆかりの地訪ねる
氷上郷土史研究会が7月17日、 丹波市内で。 内尾神社 (氷上町三原)、 柏原藩陣屋跡 (柏原町柏原)、 苅野神社 (同町上小倉)、 神池寺 (市島町多利)、 丹波少将藤原成経の祠 (同町下竹田) など、平家ゆかりの地を訪ねる。
午前9時に氷上水防センター横をバスで出発。 会費は3200円 (昼食付き)。 八木会長 (0795・82・7786)。
-
2012年7月12日11:01
-
竹田保育園の合作絵画展示 西紀SAで
舞鶴若狭自動車道の西紀サービスエリア (下り線) のレストランで、 竹田保育園 (丹波市市島町中竹田) の園児たちが制作した作品が展示されている。
0―4歳児の約65人の合作で、 横4メートル、 縦1・5メートルほどの大作。 クレヨンや絵の具などで、 ひまわり、 カブトムシ、 鳥、 蝶などを元気に描いている。 ひまわりの花を園児の手形で、 葉っぱを足型で表現するなど、 ユニークな表現方法も目を引く。
地域密着のサービスエリアをめざした展示で、 8月には前山保育園の作品を展示する予定。
荻野純子総支配人は 「今後も丹波、 篠山市の保育園児の作品を展示し、 来店者のみなさんに園児の元気さや明るさを伝えたい」 と話している。
-
2012年7月12日10:59
-
ランチバイキングとバーベキュー食べ放題
ユニトピアささやま (079・552・5222) で、 7月14―16の3日間午前11時半から。 ランチバイキング (ソフトドリンク飲み放題、 90分食べ放題) は午後3時までで、 中学生以上1000円、 5歳―小学生700円。 バーベキュー (飲料別、 90分食べ放題) は午後2時までで、 中学生以上1500円、 5歳―小学6年生1000円。
-
2012年7月12日10:59
-
神出学園オープン講座
8月28日午後2時―4時20分、 加東市滝野図書館 (同市下滝野1369―2) で神出学園オープン講座が開かれる。 同学園長の小林剛さんの講演後、 「不登校から、 今…」 と題してシンポジウムを開く。 閉講後に個別相談に応じる。
申し込みは、 名前、 住所、 電話番号を書いて、 8月17日までに同学園にファクス (078・965・1123) で。 問い合わせは、 同学園 (078・965・1122)。
-
2012年7月12日10:58
-
篠山市非常勤嘱託員を募集
篠山市非常勤嘱託員を募集している。「ひきこもり就労支援員」 1人。 資格は障がい者福祉施設で相談業務の経験がある人など。 採用期間は8月―来年3月。 応募は7月18日まで。 篠山市 (職員課079・552・5113) に書類を提出する。
-
2012年7月12日10:56
-
工事進む児童養護施設 青垣町文室の保育...
丹波市青垣町文室の神楽保育所跡地で、 保護者がいなかったり、 虐待を受けるなどして家庭で暮らすことが難しい子どもが共同生活をおくる児童養護施設の建設工事が進んでいる。 朝来市山東町で同施設 「若草寮」 を運営する社会福祉法人・南但愛育会 (田中潤理事長) が開設するもので、 来年4月の開所予定。 児童養護施設は丹波地域では初めて。
新施設の定員は30人。 約6000平方メートルの敷地内に鉄骨造り2階建て (延床面積約1260平方メートル) を建設する。 施設内は、 6―8人の4グループに分かれた構造で、 グループごとに備えられた居室のほか、 リビング、 キッチン、 浴室、 トイレなどを共同利用しながら生活する。 来年2月完成予定で、 地域にお披露目する機会も計画中。
山東町の施設には、 現在、 2―18歳までの60人が暮らしている。 青垣の新施設には中学生までの子どもが入所する予定で、 認定こども園あおがき、 神楽小学校、 青垣中学校に通うことになる。
児童指導員、 保育士、 心理士、 調理員など約20人のスタッフで運営し、 地元雇用も行う予定。
国の方針を受け、 施設を地域に分散させながら、 できるだけ少人数で家庭に近い環境にしようと、 老朽化している山東町の施設の建て替えと併せて行い、 定員を30人ずつに分ける。 山東町の施設の建て替えは年内に完成し、 1月から開設の予定。
若草寮の太田浩之施設長は、 「子育てには、 地元地域や学校の支援が必要。 入所の子どもたちは、 寂しそうにしているイメージがあるかもしれないが、 元気にのびのびと暮らしている」 と理解を求めている。
同施設は、 児童家庭支援センター 「リボン」 (079・676・5035) としての機能も持つ。 相談方法は、 電話、 来所、 訪問がある。 無料。 秘密厳守。
-
2012年7月12日10:55
-
植物油で車走らせる 再利用考える体験会...
篠山市曽地中の 「熊谷朝日園」 で7月7日、 使用済みの植物油などを使った 「ベジタブルオイル」 を燃料にして走る車を製作するワークショップが開かれた。 原発問題からクリーンエネルギーに注目が集まる中、 全国各地から16人が参加。 捨てられるはずだった油で車が動き出す様を見守った。
同園の熊谷拓朗さんらがつくる 「チームWVO」 の主催。 ベジタブルオイルは、 使用済みの廃食油を自然ろ過し、 ゴミを取り除いたものや、 賞味期限切れの植物油を活用したもので、 「SVO (ストレート・ベジタブル・オイル)」 といわれる。
ワークショップでは、 チームメンバーがディーゼル車をSVOに対応できるようにする整備作業を披露。 廃食油を温める装置 「熱交換器」 を取り付けるなどし、 軽油とSVOの切り替えができる 「2タンク式」 に仕上げ、 参加者らは試乗を楽しんだ。
また8日にはドラム缶でつくることができるロケットストーブや、 太陽光発電 「メガソーラー」 について講演を行った。
熊谷さんは、 「クリーンなエネルギーは新たに資源をつくりだすのではなく、 捨てるものを利用すること。 SVOなどについてたくさんの人に知ってもらえれば」 と話していた。
-
2012年7月12日10:54
-
篠山体験の企画団体結成 魅力の情報発信...
30、 40歳代の女性3人が 「篠山の暮らし」 を素材に、 さまざまな団体と連携して交流や体験プログラムを企画する団体 「ROOT」 (ルート) を設立。 7月16日から河原町125番地に事務所を構えて活動を本格化する。
福住で人口倍増計画を推進している 「ふくすみ2030プロジェクト」 メンバーで、 さまざまな篠山の体験型プログラムを企画立案している谷垣友里さん (38) =篠山市黒田=、 ガーデンデザイナーで、 丸山集落の古民家を利用した宿泊施設やレストランの活性化に携わった月江潮さん (41) =多可町=、 丹波の森研究所の研究員で、 篠山市内のレンタサイクル事業に関わった片平深雪さん (36) =西宮市=の3人。
「篠山好き」 の3人は、 「篠山の魅力をもっと多くの人に体感してもらいたい」 「篠山の情報発信をしたい」 と5月に団体を設立。 ▽日置の複合店舗 「ささらい」 と連携し、 「基本から学ぶ出汁づくり」 や発芽玄米を使った塩糀 (こうじ) 作り▽福住のイタリア家庭料理店 「トラットリア・アル・ラグー」 とエンドウマメのスープ作り▽実行委員会の一員となり、 市内の4会場で音楽と料理を楽しむ 「おいしい音楽祭」 ―などに関わってきた。
7月22日と8月26日、 「丹波篠山の城下町・武家屋敷と町家めぐりレンタサイクルツアー」 を歴史美術館と共催。 8月には、 「トラットリア・アル・ラグー」 とエスプレッソを楽しむ会のほか、 デカンショ祭の時は、 地元の酒屋とワンコインワインバー、 10月に一般社団法人ノオトと春日神社で狂言体験―などを計画中。 このほか、 後川の里山セミナーハウス 「天空農園」 とダッチオーブン料理、 NPO法人集落丸山で篠山巡りと宿泊をセットにしたプログラム―なども予定している。
-
2012年7月12日10:53
-
「井上先輩がんばれ」ロンドン五輪近づく...
まもなくロンドン五輪が開幕―。 女子バレーボールの全日本代表に選ばれた井上香織選手 (29) =デンソー・エアリービーズ、 豊岡市出石町出身=の母校、 氷上高校はお祝いムードに包まれている。 生徒会は、 井上選手を激励する日本国旗を用意し、 全校生徒にメッセージを呼びかけた。 また、 インターハイを間近に控えた現役部員たちは、 「自分たちも先輩に負けないようにがんばる」 と気合を入れている。
氷上高校から五輪選手が出るのは、 バルセロナ五輪に出場した苗村郁代さん、 石掛美知代さんに次いで3人目。
高校時代、 井上選手を指導した高見諭コーチ (73) によると、 当時からレシーブもできる攻守そろったセンタープレーヤーで、 コート上でチームを引っ張るゲーム主将を務めた。 「何でもできる、 しかも長身の選手は多くいない。 よいセンタープレーヤーとして育てなければと思ったし、 高校バレー界では全国トップレベルの選手になってくれたことでチームも救われた」 と当時を振り返る。
今も総体や春高バレーの県予選時には、 他のOGと一緒に母校の応援に駆け付けてくれる。 3日には井上選手を招いた壮行会が開かれる予定だったが、 天候悪化で臨時休校となり、 中止に。 高見コーチが電話で、 「健闘を祈る」 と話すと、 元気そうな声で 「がんばってきます」 と答えたという。
高見コーチは、 「体の線の細い選手だったが、 実業団でも実力を伸ばし、 日本を代表する選手に成長してくれた。 五輪選手を育てるのは、 指導者として一番名誉なこと。 監督として指導した最後の年代の選手でもあり、 感慨深い。 いい選手に巡り合えたのは幸運だった」 と話している。
国旗の寄せ書きを用意した生徒会長の樋口和希さん (3年) は、 「本人に直接手渡し、 『誇りに思っています』 と言いたかった」 と残念がる。 「テレビで 『かっこいい』 と思って見ていた。 五輪では3位入賞してほしい」 と話す。 寄せ書きは郵送で届ける予定。
現役バレー部の山本紗良主将 (3年) は、 「ブロックで世界のエースをとめてほしい」 と期待。 部員らは8月のインターハイでのメダルをめざす。 「1年前からメダルを目標に掲げてきた。 目標に向かっていくことしか考えていない。 先輩に負けないようにがんばりたい」 と力を込めた。
【井上香織選手】氷上高校時代は3年生時にゲーム主将を務め、 春高バレー、 インターハイに出場。 全日本高校選抜にも選ばれた。 同校を卒業した2001年、 プレミアリーグのデンソー・エアリービーズに入団。 高いブロック力を生かして活躍し、 07年のプレミアリーグでブロック賞・ベスト6賞を受賞。 08年の同リーグでチーム初の準優勝に貢献した。 09年に日本代表に初選出され、 10年の世界選手権で日本の32年ぶりの銅メダル獲得に貢献。 同年―11年に右肩脱臼による2度の手術を乗り越え、 ロンドン五輪代表選出の座を獲得した。 身長182センチ。