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2012年7月22日08:59
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講座「丹波学」受講生を募集 丹波の森公苑
丹波の森公苑は、 「もののふたちの時代―平氏・源氏と丹波」 をテーマに講座 「丹波学」 を9月1日から計5回開く。 受講生を募集している。 定員90人。 受講料5000円 (拝観料200円別途)。 8月10日までに丹波の森公苑 (0795・72・5170)。
日程と内容は次のとおり。
▽9月1日=人形浄瑠璃 (淡路三原高校)、 「中世丹波人と信仰」 大江篤・園田学園女子大学教授。 午後1時―
▽9月29日=現地見学会・達身寺 (氷上町清住)、 杉崎貴英・京都造形芸術大学非常勤講師。 午後1時―
▽10月20日= 「中世に生きる女たち」 脇田晴子・滋賀県立大学名誉教授。 午後1時半―
▽11月10日= 「平清盛の闘い幻の中世国家」 元木泰雄・京都大学大学院教授。 午後1時半―
▽12月8日= 「戦乱を駆け抜けた丹波の武将達」 福島克彦・大山崎町歴史資料館学芸員。 午後1時半―
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2012年7月22日08:58
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食欲そそるカレー皿を展示 ギャラリーシ...
野澤裕樹 (ゆうじ) さん (41)、 香織さん (36) 夫妻が経営する、 漆器、 木工芸品などのギャラリーショップ 「居七十七 (いなとな)」 (篠山市栗柄) で 「夏の食卓展」 が開かれている。 食欲をわかせる陶器のカレー皿など約50点を展示している。
香織さんの友人で、 普段、 同店でコーナー展示している、 大阪府の藤永真記子さん (35) と上小園 (かみこぞの) 真子さん (35) のグループ 「阪南製陶所」 が作陶したカラフルなカレー皿や器がテーブルいっぱいに並んでいる。 22、 29の両日は、 2人が在廊している。
香織さんは 「見た目よりも料理をたっぷり入れられ、 料理を盛った時に素材が新鮮でおいしく見える皿や器」 と評価する。
また、 香織さんの友人の辻本優美さん (大阪府) の染め布の展示もある。
野澤さん夫妻は、 2007年に大阪市から移住。 民家を改築し、 工房も兼ね備えている。 木工作家の裕樹さんの漆器、 木皿、 銅や竹の工芸品のほか、 倉庫に眠っていた 「デッドストック」 のタイルなどを展示販売している。
喫茶コーナーでは、 篠山産の茶葉を使った紅茶や栗柄の米が入ったタルト、 春日町で焙煎したコーヒーなどが味わえる。
営業は正午―午後5時。 木、 金曜定休 (祝日は営業)。 同店 (079・506・0343)。
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2012年7月22日08:58
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全国高校女子硬式野球 7月27日開幕 ス...
「全国高校女子硬式野球選手権大会」 (全国高校女子硬式野球連盟など主催) が7月27日、 スポーツピアいちじま (丹波市市島町中竹田) で開幕する。 昨年の大会より2チーム多い10チームが出場。 31日に行われる決勝の舞台をめざし、 熱戦を繰り広げる。
京都両洋、 日南学園 (宮崎県)、 愛知高校連合の3チームが初出場。 京都両洋 (31人) は今年4月に女子硬式野球部が創部。 日南学園 (16人) は、 来年度の創部に向けて準備を進めているという。 愛知高校連合 (12人) は至学館 (名古屋市) を中心にしたチームで、 同校に女子硬式野球部ができたものの、 まだ人数がそろっていないため、 同県内から女子野球部員を集めた。
また、 丹波高校連合には、 兵庫をはじめ、 大阪、 京都、 和歌山などから18人が集まる。 昨年に続き、 東日本大震災の被災地、 宮城県から聖和学園野球部の後藤瑞季さん (2年)、 白石高校野球部の桝眞理子さん (同) の2選手が参加する。後藤さんは、昨年に続いて2回目の参加。
同連盟事務局の堀秀政さん (市島町) によると、 来年の大会はさらに出場校が3チーム増える予定といい、 「女子プロ野球が始まったことや、 ナックル姫として人気のある吉田えり投手の活躍などで野球をやりたいという女子が増えてきたのではないか。 地道に普及に努めてきた者にとっては、 待ちに待った機運だ」 と喜んでいる。
開幕前日の26日にライフピアいちじま (市島町上田) で抽選会が行われる。 27日の開会式は午前8時半から。 開幕戦は9時半、 プレイボール。 3つのブロックに分けてそれぞれリーグ戦を行った後、 4強による決勝トーナメントが行われる。 決勝は、 31日午前10時からの予定。
同大会事務局 (市生涯学習センター内0795・82・0409)。
出場校は次のとおり。
蒲田女子 (東京)、 神村学園 (鹿児島)、 京都両洋 (京都)、 駒沢学園女子 (東京)、 埼玉栄 (埼玉)、 愛知高校連合 (愛知)、 丹波連合 (兵庫)、 花咲徳栄 (埼玉)、 福知山成美 (京都)、 日南学園 (宮崎)
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2012年7月22日08:58
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米NYで活躍・遠山さん凱旋ライブ 7月...
篠山市福住出身で、 米ニューヨークで歌手を目指している遠山恵さん (22) が27日午後7時から、 禅昌寺 (福住274) で凱旋ライブを行う。
遠山さんは2010年、 ニューヨークの日本人ゴスペルクワイヤー (聖歌隊) 「ハーレム・ジャパニーズ・クワイヤー」 のメンバーとして出場した、 全米最大級の大会 「マクドナルド・ゴスペルフェスタ」 で優勝。 11年8月には、 音楽の登竜門となる 「アポロ・シアター」 の 「アマチュアナイト」 のソロの部で3位入賞を果たした。
今年6月にニューヨークの音楽学校を卒業し、 9月からニューヨークでライブ活動をする。
午後7時―7時半、 津軽三味線・紘隆会の演奏の後、 同7時40分―8時20分、 遠山さんが出演。 アマチュアナイトで歌った曲も披露する。
入場無料。 問い合わせは、 キクヤ (福住、 079・557・0315)。
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2012年7月22日08:58
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努力重ねて全国へ 光泉高校バスケットボ...
篠山市立西紀中学校出身の松本真弥 (まさや) 君 (17) が所属する光泉高校 (滋賀県) バスケットボール部がこのほど、 滋賀県の高校総体で8年連続9回目となる優勝を飾り、 インターハイ (全国大会) の切符を手にした。 病気のためバスケを始めたのは中学3年からと遅かった松本君だが、 努力を重ね、 周りに支えられながら短期間で頭角を現し、 メンバー入りを果たした。 身長189センチ、 体重85キロの体格の良さを生かしてセンターフォワードを務める松本君は、 「リバウンドとインサイドの力強いプレーでチームを引っ張っていき、 ベスト8以上を目指す」 と意気込んでいる。 インターハイは28日―8月3日、 石川県で開かれる。
松本君は小学6年のときに股関節を手術。 医師に激しい運動を止められたため、 中学時代はバスケ部に所属したものの、 マネージャーとしてチームを支えた。 3年生の時、 ようやくドクターストップが解除。 念願の選手となった松本君は、 懸命に練習を重ね、 見事レギュラー入りし、 センターの座を射止めた。 しかし、 市総体であえなく敗退。 「せっかく治ったのに。 もっとバスケがしたい」 と、 不完全燃焼の気持ちを母親の裕子さんにぶつけた。 自身も篠山産業高校バスケ部だった裕子さん。 さっそく恩師である同高女子バスケ部の監督、 丹後正昭教諭に 「息子を指導してほしい」 と相談。 引き受けた丹後教諭は夏休み期間中、 ほぼ毎日、 松本君を女子部員の中に放り込み、 基礎から指導した。
松本君のバスケに向き合うひたむきな姿勢と、 技量に可能性を感じた丹後教諭の紹介で光泉高校に進学した。
バスケ部の同期生は中学時代に百戦錬磨だった猛者たち。 対する松本君は、 1年にも満たないバスケ歴。 「最初のころは、 レベルの違いに戸惑った」 と振り返る。 そんな時に先輩から 「これだけは誰にも負けないというものを見つけて磨け」 とアドバイスを受け、 「体格の良さを生かして、 パワープレーヤーになろう」 と決心。 持久力や筋力アップに励んだ。
その甲斐あり、 昨年と今年の国体メンバーに選ばれたほか、 2月にもU―18近畿ブロックの育成選手に選出されるなど、 躍進を見せている。
滋賀県大会には49校が出場。 決勝では、 強豪、 八幡工業と対戦した。 松本君は第2、 3クオーターに出場。 敵陣ゴール下で、 オフェンスリバウンドなどを繰り広げる活躍を見せ、 84―83の大接戦を制した。
インターハイの初戦は、 日本人初のNBAプレーヤー、 田臥勇太さんを輩出した名門、 秋田・能代工業。 松本君は 「とにかく走るチームで、 スピードバスケを仕掛けてくるが、 体格的には勝っているので、 決して勝てない相手ではない」 と闘志を見せている。
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2012年7月22日08:57
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1日図書館員募る
丹波市内の図書館が、 4年生以上の小学生と中学生を対象に実施する、“1日図書館員”を募集している。
カウンターでの対応、 本のパソコン登録、 書架整理などの作業をする。 8月1日が青垣、 山南、 同3日が春日、市島、同10日が柏原、 同22日が中央館。 希望する図書館に問い合わせを。
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2012年7月22日08:56
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丹波竜を生かした教育
丹波市山南町の上久下小学校3年生が、 丹波竜などを題材にした 「恐竜カルタ」 の大会を開いた。 その模様を取材し、 ある子どもに 「好きな恐竜は」 と聞くと、 「ディノニクス」 という聞きなれない恐竜の名前が返ってきた。 あとで、 その恐竜は、 山南町の丹波竜化石工房で現在開催中の特別展で紹介されていたことに気づいた。 それと同時に、 恐竜に関する教育の効果が確実に出ているとも感じた。
丹波、 篠山市で恐竜や化石に関する教育が始まるきっかけにもなった丹波竜。 6月28日付の弊紙で、 丹波竜のものと思われる国内初の下あご部分の化石が見つかったことを報じたが、 その化石は、 5年前の調査で回収した岩塊から発見された。 今後も、 未処理の岩塊から新たな発見があるかもしれない。 期待が高まる。
丹波竜が見つかった上久下小学校区の 「地域づくり計画書」 によると、 発見場所と、 隣接する観光施設 「元気村かみくげ」 などの一帯の整備を進めていく計画がある。
今後の新たな発見と、 恐竜を生かした地域の振興。 それらを背景に、 恐竜や化石の教育がさらに進むことを期待する。(河本達也)
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2012年7月22日08:56
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発動機愛好会を結成 柏原と山南の男性2人
柏原と山南の男性2人が、 古い物好き、 機械好きに人気の石油発動機の愛好会を作り、 活動している。 山南町奥野々で日曜に開かれている朝市に合わせ、 7月から運転会を開催 (不定期) しているほか、 丹波市内外のイベントで、 発動機を動かしている。 2人は、 「声がかかれば、 現物を持参し、 実演して見せたい」 と話している。
「兵庫県北神戸石油発動機愛好会」。 メンバーは、 臼井昌美さん (70) =丹波市柏原町下小倉=と、 中島進さん (54) =同市山南町玉巻=。 発動機愛好家の集まりで顔見知りだったことから、 昨年2人で会を立ち上げた。
同発動機は、 昭和40年ごろまで多く使われ、 いなかでは、 水のポンプアップや、 コメの脱穀など、 主に農業用に使われた。 臼井さんは10台ほど、 中島さんは21台を、 10年ほどかけて集めた。 「ドッドッドッ」 と重かったり、 「パンパンパン」 とやや甲高かったりと、 ものによって違った音がする。
中島さんは、 1924年 (大正13) ごろのアメリカ製のものや、 丹後ちりめんの工場から出た1・5トン、 10馬力の大型の昭和30年代ものなどを所有している。 臼井さんは、 エンジンをかける際、 手でホイールを回してもかからない時があることから、 電動のこぎりを改造し、 セルモーターを自作するなど、 熱をあげている。
臼井さんは、 「古い物には、 何とも言えぬ魅力がある。 とうに部品は生産中止で、 修理するには旋盤で部品を作らねばならず、 ものすごい手間がかかるが、 それもまた楽しみの一つ」 と言い、 中島さんは、 「発動機の音が好き。 なかなかまとまって動かす機会がないので、 呼んでもらえれば」 と話している。
場所を提供している 「奥野々日曜朝市」 の山田安範さん (69) =同町奥野々=は、 「にぎやかになった。 何かの縁が生まれ、 お客さんに立ち寄ってもらえたら」 と話している。
同会の問い合わせは中島さん (0795・77・1727)。
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2012年7月22日08:54
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権威失墜の時代
私事ながら先日、 丹波警察署で署員の方々に話をする機会をいただいた。 当方で考えさせてもらったテーマは 「警察官の権威」。 戦後、 権力が否定される風潮の中、 権力とは意味の異なる権威も一緒くたにされ、 否定する傾向が強まった、 との話から始めた。 ▼社会学の定義によると、 権威とは 「複数の人間から自発的で盲目的な服従を引き出す力」 のこと。 人々をして自ら従わせる力をいう権威は、 一つに地位に由来するものがある。 肩書、 職種、 家柄などだ。 ▼もう一つに、 個人の属性に由来するものがある。 人間としての魅力、 識見、 技術、 特異な能力などだ。 「あの人は人間性が豊かだ」 「あの人の能力は卓抜している」。 こうした評価が多くの人の間で高まると、 従う人々も同時に増え、 権威を持った存在となる。 ▼現代は権威失墜の時代だ。 その現れとして、 教育や医療の現場で、 理不尽な要望をつきつける人々の行動が社会問題化している。 権威失墜は警察官も同様らしく、 パトカーを壊すなどの公務執行妨害が昔と比べて増えたらしい。 ▼こうした権威失墜の波にいかに抗するか。 権威の源泉の一つである地位の力が弱まった今、 個人の属性である人間的魅力や識見、 能力を磨き、 高めるよう努めるしかない。 もちろんこれは、 警察官だけにとどまる話ではない。(Y)
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2012年7月22日08:43
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多紀ランナーズ(陸上)
30年ほど前に、 篠山市の旧多紀町のメンバーを中心に結成。 現在は、 篠山市全域の約20人が所属。 練習は月に1回だけ、 福住小学校の周辺を走る。 走力に関係なく、 一緒にマラソンや駅伝大会に出場するのが目的のゆるやかなつながりのサークル。
出場大会は、 3―10キロのロードレースや、 クロスカントリー、 神戸や東京などのフルマラソンのほか、 「篠山市駅伝競走大会」、 「鴨川駅伝大会」、 「養父市イヌワシ駅伝大会」 などの駅伝大会に出場している。
代表の松本実さんは 「例会などもなく、 気軽に参加できます。 自分のペースで出場する大会を決め、 メンバーとともに走ってみませんか。 個人で走っていたり、 これからマラソンを始めようとする方など、 どなたでも入会をお待ちしています」。
【入会などの問い合わせ先】
代表 松本 実さん 090・2017・6256
◆活動日=毎月第1水曜日午後7時半―8時◆活動場所=福住小学校前◆対象=篠山市民。 年齢、 性別問わず
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2012年7月21日16:53
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医療機器・育児用品の製造 ジェクス篠山...
幅広い年代をサポート
≪工場所在地≫篠山市東新町122-1
079・552・2121 http://www.jex-inc.co.jp
旧社名は日本ゼリア。 一昨年に創業50周年を迎えた。 本社は大阪市中央区。 コンドームや母乳パットを中心に医療機器、 育児用品を製造、 販売する。
篠山工場で生産するコンドームは国内シェアの20%を占める主力商品。 ISO9001 (品質保証の国際標準規格) のほか、 ISO13485 (医療機器の国際標準規格) を取得。 品質向上、 衛生管理に一番気を配る。 種類は豊富で、「うすうす」 「グラマラス・バタフライ」 など独自ブランドが強み。 着実に業績を伸ばしている。
素材のゴムを、 大手メーカーから仕入れ、 加工している。 完成した製品は、 一本ずつ検査、 箱詰めして出荷する。 生産高は、 年間500万ケース (12個入り) で、 月産40万箱。 コンドームに塗られている特殊ゼリーの技術は、 水溶性ゼリーとして医療の分野にも応用。 超音波検査で体に塗り、 冷たいという感覚を和らげる。
ほ乳瓶の乳首は、 「チュチュベビー」 というブランド。 数百種類に上り、 大手百貨店、 スーパーなどで販売する。 乳首の先を十文字に切り、 倒れてもミルクがこぼれないように工夫。 赤ちゃんの吸いつく量に合わせて、 ミルクの量が調節できるのが特色。 さらに、 中高齢夫婦の生活を支援する女性向け 「潤滑ゼリー」 は、業界のパイオニア的存在。
「赤ちゃんから中、 高齢者まで、 幅広い年代の生活をサポートする。 お客さんに喜んでもらえる商品を追い求めたい」 と満井和明篠山工場長は話す。 社員の半数以上を占める90人が篠山工場に勤務。 篠山味間工場 (篠山市味間奥) では、 ほ乳瓶の洗浄などに使う洗剤を製造する。
【社長】辻正照【創業】1960年【資本金】3億円【工場・営業所】篠山工場、 篠山味間工場、 西日本配送センター (篠山市沢田) 東京支店、 名古屋・福岡・仙台営業所、 中国上海営業所) 【従業員】150人【事業】コンドーム、 ほ乳瓶の乳首、 母乳パットの製造
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2012年7月21日16:52
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酒宴の席に母から電話
◇どこでもつながる携帯
ラオスでは固定電話が広まるのが遅かったので、 携帯電話がそれを一瞬で追い越した。 電話線を引くよりも比較にならない程に安く、 簡単に手に入る携帯。 そしてその電波網はここ1、 2年で抜群に良くなった。 電気の通ってない山の村でも携帯は通じる。
そこに住む人々は山を降りた時に充電して、 村に帰ったら使う時だけ電源を入れる。 なので基本的に発信専用。 村を出て都会に行った子供の声を聞く事ができるのは、 親にとってかなりうれしい事だ。
私が山で村人と酒を飲んだくれていても日本の母から携帯に電話が掛かってくる。 そして怒られる。 すごい時代だ。
日本で携帯を持ったことのない私に対し母は 「ラオスにおる方がすぐに連絡取れるから安心や」 と、 こぼす (笑)
写真・竹のストローで飲む壺酒。めちゃめちゃうまい。
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2012年7月21日16:45
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ハスに連作障害か 青垣江古花園7月22日...
20アールの水田でハスが栽培されている江古花園 (丹波市青垣町東芦田) で7月22日、 恒例の 「はす祭り」 (同運営委員会主催) が開かれる。 毎年この時期には見頃を迎えているが、 今年は連作障害の影響と見られる生育不良が園の半分ほどで起こっている。 同実行委員会では、 「例年ほどの見事な花ではないが、 催事に力を入れている」 と、 来場を呼びかけている。
大輪の大賀ハスを植え、 毎年夏にイベントを開いている。 園の南寄りで、 例年より早い6月に開花が始まった一方、 北寄りでは、 なかなか葉が茂らない、 初めての経験に見舞われた。
過去にも、 ザリガニの被害に遭ったことがあるが、 今回はそれよりも広範囲に発育不良が目立っており、 南寄りでは花が咲き、 茎の長さも1・7メートルほどになっているのに対し、 北寄りでは50センチ―1メートルほどと、 大幅に遅れている。
植物に詳しく、 同園周辺の自然再生に助言している県立人と自然の博物館の藤井俊夫主任研究員は、 「連作障害」 と見ている。 長期間同じ場所で栽培していることで、 土が 「富栄養化」 していると推察。 「肥料になる落ち葉が分解されず、 ヘドロになっている。 地面を乾かし、 空気に触れさせ、 分解を促す必要がある」 と指摘する。
生育の良い南寄りは、 水はけが良く、 地面がひび割れするほど乾いている一方で、 北寄りは 「汁田」 で年中水がたまっている。
藤井主任研究員は、 「食用のレンコン畑でも、 数年に一度は干あげをする。 定期的にした方がいい」 と助言。 長井克己同運営委員長は、 「水から生えるものだから、 水につかったままの方が良いと素人考えでは思うが、 そうではないよう。 来年に向け、 強制排水するなど、 対策を考えたい」 と話している。
はす祭りでは、 人気のザリガニ釣りペナントレース、 ハス炭の販売などのほか、 今年は会員に呼びかけ、 野菜市を充実させる。 また、 同園に隣接する 「カフェgenten」 でも、 正午から南米フォルクローレ音楽の演奏会などが開かれる。 午前10時―午後4時ごろ。
市観光協会青垣支部 (0795・87・2222)。
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2012年7月20日09:04
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「グリム童話を語る会」
7月27日午後7時から篠山市民センター (篠山市黒岡) で、グリム童話集誕生200年 「グリム童話を語る会」が開かれる。 翌28日と8月4、 25日午後3時から篠山市中央図書館 (同市西吹) で。 対象は小学生から大人。 篠山ストーリーテリングの会主催。
問い合わせは、 同会の小山さん (090・5041・7971)、 もしくは同図書館 (079・590・1301)。
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2012年7月20日09:00
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「獣脚類」を特別展示 化石触る体験も ...
丹波竜化石工房ちーたんの館 (丹波市山南町谷川) で8月15日まで、 特別展 「丹波竜と同じ時代に生きた恐竜―獣脚類」 が開かれている。 丹波竜と同じ白亜紀 (約1億4550万年―6550万年前) を生き、 恐竜や魚などを捕食した獣脚類の復元模型や歯の実物化石などを展示している。
大型の草食恐竜を捕食し、 表面に羽毛があったとされるディノクニスの復元模型や、 恐竜の格闘シーンや卵から誕生する場面などを表現したジオラマを展示。
実物化石を触れるコーナーでは、 カルカロドンサウルスとスピノサウルスの全長10センチほどの歯の化石など4点 (うちレプリカ1点) が並んでいる。 捕食に適するように進化した歯の表面の溝などを手でなぞって確かめることができる。 丹波竜の発掘場所から出てきた獣脚類の歯の化石10点も陳列している。
入館料は大人200円、 小中学生100円。
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2012年7月20日09:00
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加藤登紀子日本酒の日コンサート・男声バ...
10月1日午後7時から多可町ベルディーホールで開かれる、第20回「加藤登紀子日本酒の日コンサート」 で、 登紀子さんと一緒に歌う男声バックコーラス隊を募集している。
曲目は 「ふるさと」、 「わせねでや」 の2曲。 練習は8月8、 22、 29日、 9月2、 12、 26日の各19時半 (9月2日のみ13時半) から同ホールで。 9月2日は登紀子さんが指導。 10月1日の本番はチケット購入 (5000円、 または6000円) が必要。 定員25名程度。 申し込み、 問い合わせは同ホール (0795・32・1300)。
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2012年7月20日09:00
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恐竜の復元画や模型を制作 恐竜学ぶ講座...
恐竜の復元画などを制作するワークショップが8月24、 25日に丹波竜化石工房ちーたんの館 (丹波市山南町谷川) で開かれる。 参加者を募集している。
両日の午前11時―正午に復元画の制作講座 (参加無料)、 両日の午後2―3時にティラノサウルスの頭骨部分の復元模型を製作する講座 (参加費800円) がある。 恐竜復元作家の徳川広和さんと古生物学者の荻野慎太郎さんが講師を務める。
申し込みは、 「恐竜ワークショップ申込み」 の件名で▽希望講座▽氏名▽連絡先―などを明記したファクスかメールを 「恐竜を活かしたまちづくり課」 (0795・77・1887、 kyouryu@city.tamba.hyogo.jp) へ。
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2012年7月19日11:24
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丹波篠山ビデオ大賞「ショート部門」新設...
来年2月に決勝大会が行われる、 全国アマチュアビデオコンテスト 「第24回丹波篠山ビデオ大賞」 (同実行委員会など主催) の募集部門に、 1分以内のビデオ映像を対象にした 「ショート部門」 が新設された。 同実行委委員会事務局の市視聴覚ライブラリーは 「伝えたい人物、 ふるさとの風景、 丹波篠山へのメッセージなど、 気軽にご応募ください」 と呼び掛けている。
スマートフォンや携帯などの携帯端末で動画を撮影する人が多くなったことを背景に、 より身近な素材を題材に、 より気軽に応募してもらおうと企画。 条件は、 ▽映像に伝えたいメッセージが込められていること▽未編集のワンシーン、 ワンカットであること―。
また、 前回までの5年間、 「いっしょに生きる」 「明日に挑戦」 「私が見つけた丹波篠山」 の3テーマを設けていた 「グランプリ部門」 (8分以内) のテーマを 「生きる」 に変更。 より、 自由な発想で応募できることになった。 このほか、 初心者を対象にした 「デビュー部門」 は3分以内。 テーマは自由。
グランプリ部門は、 賞金20万円や特製丹波焼オブジェなどが贈られる 「ビデオ大賞」 のほか、 8つの賞を設定。 デビュー部門は賞金1万円と副賞が贈られる優秀賞 (3点) と特別賞 (数点)、 ショート部門は副賞が贈られる 「丹波篠山ふるさと大使賞」 (数点) がある。
応募は11月30日までに、 グランプリ部門とデビュー部門は、 出品票を張り付けたDVDなどの記録媒体と応募用紙を市視聴覚ライブラリー (079・590・1301) に郵送か持参。 ショート部門はEメールか、 記録媒体を郵送か持参する。
詳細は、 同コンテストホームページ (http://edu.city.sasayama.hyogo.jp/video/v-taishou/) か、 チラシで案内している。
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2012年7月19日11:24
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ノルディックウォーキング早朝に実施 7...
2本のポールで地面を押しながら歩く、 ノルディックウォーキングの普及活動をしている 「たんばN―Walker倶楽部」 が、 9月まで月に1回実施する早朝ウォーキングの参加者を募集している。
7月22日、 8月11日、 9月1日。 いずれも丹波年輪の里 (丹波市柏原町田路) で午前6時半―8時。 同施設駐車場に集合。 体験料1000円で、 ポールレンタルは500円 (事前申し込み必要)。
同倶楽部の余田幸美さん (090・2106・3988、 n-walker.club@hotmail.co.jp)。
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2012年7月19日11:20
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慈善ライブ続け1周年 丹波地域のバンド...
ライブハウス 「LASSON (ラッソン)」 (丹波市春日町黒井) で7月14日、 東日本大震災の被災者支援チャリティーライブ 「RELATIONSHIP (リレーションシップ)」 が開かれた。 昨年5月からスタートしたライブも1周年を迎え、 今回で6回目。 熱いライブを繰り広げたバンドマンらは、 「ライブを楽しみ、 被災者の人の支援にもなる企画。 1周年を迎えたけれど、 復興はまだまだ。 自分たちにはこれが最大限にできること。 これからも続けていく」 と前を向く。
同ライブは、 丹波市のメンバーを中心にしたバンド 「虚空」 が主催。 チケット代金の一部と会場に設置した募金箱で募った義援金は、 宮城県の主婦グループに寄付してきた。
今回のライブには同バンドのほか、 丹波市や篠山市、 舞鶴市などの20―30歳代でつくるバンド 「Anti Rock Style」 「TPS」 「のらりくらり」 「Light Future」 「Alien Observer」 が出演。 それぞれがオリジナル曲を披露し、 会場は熱気に包まれた。