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2012年8月7日13:30
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丹波新聞社編集記者求人要項
(人事担当 専務・小田恵美子)
1924年(大正13年)の創刊以来、地域に根づいた新聞として住民に親しまれている丹波新聞。その将来を担える意欲的な人材を求めます。
◇職種・人員編集記者 若干名 ◇年齢等2013年春大学卒業予定者。30歳ぐらいまでの、大学卒業程度の学力のある方 ◇入社時期2013年4月の予定(既卒者の場合は、入社時期が前倒しになることもあります) ◇試験日9月27日(木) 午前10時より ◇試験場所本社3階ホール(JR福知山線柏原駅より徒歩5分) ◇試験科目作文、常識問題、面接(場合によっては2次面接も) ◇応募申込写真付き履歴書に作文(1000字以内、「丹波新聞記者として何をしたいか」)を添えて、9月15日(土)必着で郵送。
応募多数の場合は書類選考させていただきます。
【 丹波新聞社の概要 】
代表取締役社長荻野祐一 代表取締役会長小田晋作 所在地〒669-3309
兵庫県丹波市柏原町柏原201-1
TEL 0795-72-0530 FAX 0795-72-1956
E-mail tanba@tanba.jp 事業内容新聞発行、一般印刷 従業員数24名 創業1924年 会社設立1937年 資本金1050万円 売上高約3億円 給料年齢、職歴などを考慮し本社規定に基づき支給
賞与=年2回、計4カ月分 就業時間午前8時10分-午後5時
但し編集部員はこれに拘束されない。 休日年間約100日、他に有給休暇制あり 福利厚生健康、厚生、雇用各保険、退職金共済等 身分 契約社員(6カ月)。その間の成績により正社員に採用
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2012年8月6日09:02
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神楽の川と森で遊ぶ 自然教室参加募る
神楽自治振興会と青垣町小稗、 大名草両自治会は、 8月12日に開く川と森で遊ぶ自然体験イベントの参加者を募集している。
午前中 (10時―正午)、 小稗自治会が取り組んでいるビオトープで、 バイカモなどの水生生物を観察し、 川魚を捕まえて遊ぶ。 長靴や網、 魚を入れる容器などを持参。
午後 (2―4時) は、 大名草自治会の有志が今年整備した 「神楽っ子・くぬぎの森」 (10アール) で、 クワガタ、 カブトムシ取りを体験したり、 鳥の巣箱づくりをする。 ドラム缶にペンキで絵を描く体験も。 軍手、 虫かごなどを持参。 県のパワーアップ事業で事業費をねん出する。
参加無料。 午前、 午後いずれかの参加も可。 関西学院大非常勤講師の足立勲さんが案内役を務める。 現地集合、 予約不要。 同自治振興会 (0795・87・5808。 水、 土、 日休館)。
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2012年8月6日09:01
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親子クッキング...
8月23日午前10時―午後1時、 今田まちづくりセンター (篠山市今田町今田新田) で親子クッキング 「夏野菜を食べて元気アップ!」が開かれる。 講師は今田いずみ会のメンバーが務める。 対象は2歳―就学前の子どもとその保護者。 定員20人 (先着順)。 参加費は1家族につき500円。 エプロン、 三角巾、 手拭きタオル、 飲み物、 子ども用の箸、 スプーンを持参する。 17日までに、 主催のたんなん子育てふれあいセンター (079・594・1040) へ申し込む。
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2012年8月6日09:00
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柏原高・知の探究コース説明会
8月8日午前9―10時半、 柏原高校内の柏陵会館で「知の探究コース」説明会をおこなう。 コースの説明や、 先輩と語るコーナー、 個別相談会など。 同校 (0795・72・1166)。
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2012年8月6日08:59
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ひまわりコンサート
8月25日1時半から宝塚ベガ・ホール (阪急清荒神駅前) で、 ひまわりコンサートを開く。あしなが育英会東北レインボーハウス建設基金チャリティーとして開催。 入場料1000円。 第1部はミニベル 「きらきら星」、 マリンバ 「ロンドンデリーの歌」 など。 第2部は 「夏の思い出」 「浜辺の歌」 などを全員で合唱。 フィナーレで東北支援ソング 「花は咲く」 を歌う。 市内の音楽グループなどによる実行委員会に、 柏原町出身の荻田美代さんが参加。
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2012年8月6日08:59
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生き物がすみやすい環境づくりのアイデア...
「森の学校復活大作戦実行委員会」 が実施。 篠山市が策定を進める 「生物多様性ささやま戦略」 や 「生物多様性配慮指針」 に反映する。 例えば、 ▽休耕田に水を張る▽草刈りの仕方や時期の選び方―など。 9月28日までに同実行委員会事務局 (市環境課079・552・6253) に、 ファクスかEメールで応募する。
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2012年8月6日08:59
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初のフリーマーケット 黒豆の館
篠山市地域活性化センター 「黒豆の館」 (同市下板井、 並河達也館長) が8月26日午前10時―午後4時、 初めてのフリーマーケットを開催する。 出店者を募集している。
より施設に親しんでもらおうと企画。 同館駐車場に約50ブースを設置する。 午後3時から、 同館 「田舎バイキング」 の食事券が当たる抽選会を行う。 午後2時―2時50分、 抽選引換券を配布する。
販売対象品目は、 リサイクル品、 手作り品、 農産物、 土産物、 飲み物など。 食べ物の販売は、 福祉団体や地元自治会に限定する。
出店料は、 車両ブース (幅4・8メートル×奥行き3・5メートル) が2000円、 手荷物ブース (幅2・4メートル×奥行き3・5メートル、 2ブースまで可能) が1000円。 ブースの位置は当日指定する。
先着50ブース。 申し込みは15日までに所定の申込書を同館 (079・590・8077) にファクスかEメール、 郵送、 持参で。
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2012年8月6日08:59
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狩猟免許試験
狩猟免許試験を行う。試験会場は、 神戸市中央区の県立のじぎく会館。 受験料は5200円 (県証紙貼付)。知識・適性試験は9月9日午後1時10分―午後5時、 技能試験は9月22日 (技能試験は知識・適性試験の合格者のみ)。
申し込みは、 丹波農林振興事務所森林林業課 (0795・73・3796)、 もしくは篠山市役所農都創造課や各支所に備えている申込用紙に記入の上、 提出する。 申し込み期間は8月6―21日。
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2012年8月5日17:15
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有効求人倍率0・68倍
柏原公共職業安定所がまとめた6月の有効求人倍率は0・68倍で、 前年同月と比べて0・12の増、 前月と比べて0・01の増だった。 同倍率は、 求職者1人に対する求人件数。
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2012年8月5日09:59
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戦争俳句
暑い日が続く。 この暑さを表現する言葉に 「劫 (ごう) 暑」 がある。 劫は、 おびやかす、 などの意味がある字。 きわめて厳しい暑さを思わせる 「劫暑」 だが、 片山桃史 (とうし) はこの劫暑を用い、 「我を撃つ敵と劫暑を倶 (とも) にせる」 と詠んだ。 ▼桃史は大正元年、 春日町黒井の生まれで、 戦争俳句で知られる俳人。 先の句も戦争俳句に入ろう。 昭和12年に出征。 帰還後、 再び出征し、 19年に東ニューギニアで行方不明となり、 敗戦後の22年4月、 戦死の公報が届いた。 31歳の若さだった。 ▼先ごろ桃史のふるさとで、 桃史の遺品展が開かれた。 その中に 「祝出征」 と書かれた縦6メートル、 幅70センチほどののぼりがあった。 昭和12年の出征時、 地元から贈られたもので、 こののぼりを先頭に村の人たちと神社で祈願をし、 黒井駅で万歳の声と共に見送られたという。 戦争で、 俳句の道が断たれた桃史の無念を思うとき、 「祝出征」 の 「祝」 の字がむなしく、 哀しい。 ▼ 「遺品あり岩波文庫阿部一族」。 桃史と同様、 新興俳句運動に加わった鈴木六林男 (むりお) の句だ。 先ごろ丹波市であった講座で、 講師を務めた俳人の足立幸信さん (青垣町) は、 この句を 「戦争俳句の最高傑作だと思う」 と紹介しつつ、 涙ぐまれた。 ▼桃史をはじめ、 戦争で命を落とした文学青年の悲しみを思う。(Y)
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2012年8月5日09:59
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祇園祭
学生時代に四年間も京都に住んでいたのに、 祇園祭をまともに見たことがなかった。 たった一度だけ友人たちと出かけたが、 あまりの人の多さと暑さに疲れ果て、 涼しい喫茶店でお茶を飲んだだけで帰ってしまった。 当時は古都の歴史も興味がなく、 祇園祭の意味も知らないままだった。
俳句を始めてから、 色んなものがその対象になることを知り、 歴史にも興味を持つようになった。 祇園祭が夏の季語だとか、 東京の神田祭り、 大阪の天神祭りと並んで、 日本の三大祭の一つであることも知った。
七月十六日が宵山、 十七日が山鉾巡行なので、 十五日に母の一年記念会を済ませてから京都に寄ることを計画、 宿もとった。 丹波から高速だけで京都へ向かうのもつまらないと、 篠山から亀岡へ抜ける道を選ぶ。 亀岡まで来たとき、 「ききょう祭り」 の旗が並んでいる。 光秀ゆかりの寺を中心に「ききょうの里」が広がっていて、 ききょうの花の真っ盛り。 寺には光秀の首塚や像もあるというので立ち寄る。
昼過ぎに京都に着き、 宿に車と荷物を置いて、 地下鉄で四条烏丸へ。 「祇園祭」 にふさわしく、 今年初めての猛暑日となったが、 とにかくすごい人出。 なんでも四十万人だったとか。 長刀鉾から順番に見学。 祇園祭の由来は、 九世紀にさかのぼる。 都をはじめとして流行った疫病のたたりを祓うために、 鉾を立てたのが始まりだとか。 歩道も交通整理が要るぐらいの混雑。 鉾山の提灯に灯が入るのを見てから宿へ。 翌日はお池通りで巡行を見学。 絞るほどの汗を掻いたが、 けんらん豪華な祇園祭を堪能できた。
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2012年8月5日09:53
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市民が森を“健康診断” 篠山市が11月に...
篠山市は、 森が健康かどうかを市民が診察する 「森の健康診断」 のイベントを11月に計画している。 人の手によってスギやヒノキなどが植えられた人工林が診察対象で、 森林内の土壌や植生、 木の太さなどを調査し、 そのデータに基づいて健康かどうかを判断する。 同イベントを担当している市農都創造課 (079・552・6580) は、 「このイベントが、 市民の森への関心度を高め、 山へ足を運んでもらえるきっかけになれば」 と話している。
篠山市によると、 市の面積377・61平方キロの内、 約70%が森林で、 さらにその約30%を人工林が占めているという。
森の健康診断は、 特別な道具を使わず、 誰でも科学的な人工林の状況調査ができるようにと、 愛知県の 「矢作川水系森林ボランティア協議会」 が編み出した手法にならう。 2005年に矢作川上流で始まった 「森の健康診断」 は、 現在では全国に広がっており、 子どもによる森の健康診断も盛んに行われているという。
同協議会では健康な人工林の定義を、 ▽植えた木以外の植物がたくさんある▽木と木の間が広い▽土がふかふかしている―などとしている。 健康診断の大まかな手順は、 ①健康診断をする森とその区域を選定②腐葉土の範囲と厚さなどを調べる③低い木や草の植生を調査④枯れ木や竹がないかをチェック⑤植えられた木の太さや高さを測る―。
市は現在、 同イベント参加者の指導役を担うリーダーを養成しようと、 9月2日午前9時から、 篠山市川原の県立ささやまの森公園で開く 「リーダー養成講座」 の参加者を募集している。 一般参加者の募集 (定員40人程度) は、 10月ごろから開始する予定。
「『山の手入れがなされず、 荒れている』 という言葉を近年よく耳にするが、 どのように荒れているのかなど、 現在の山の状況を市民の皆さんに知ってもらいたい」 と同課。 「このイベントでの学びや気づきが、 里山保全活動などに向けた、 次の行動への足がかりになっていけば」 と期待している。
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2012年8月5日09:02
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水道水おいしいよ 「丹の水」販売へ 丹...
丹波市 (水道部業務課0795・72・0605) は、 安心、 安全な市の水道水をPRしようと、 ボトルウォーター 「丹 (まごころ) の水」 (500ミリリットル) を2万4000本つくった。 市主催行事やイベント、 会議などに提供し、 市販のものと遜色のない水道水のおいしさを再認識してもらう。 近く、 市内の道の駅や観光案内所などで販売も始める。 110円 (税込)。
市は現在、 水道施設統合整備事業により、 市内の水質の平準化を進めており、 その成果をPRしようと、 ボトルウォーターを企画。 「おいしい」 とされる硬度の低い軟水で、 同事業で最初に本格稼働した青垣地域の西芦田浄水場の水を使っている。
8月19日午後1―5時、 ゆめタウン (同市氷上町本郷) でPRイベントを開催する。 「丹の水」 と市販の水で 「きき水会」 をするほか、 水道事業に関する市民の満足度調査を実施し、 協力者に 「丹の水」 をプレゼントする。
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2012年8月5日09:01
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柏原高オープンハイスクール
8月6、 7の両日、 柏原高校 (0795・72・1166) でオープンスクールを行う。。 6日は柏原、 市島、 山南、 青垣、 三田市内の中学校、 7日は春日、 和田、 氷上、 篠山市内の中学校が対象で、 両日とも午前9時―正午。 英語、 国語、 理科、 数学、 社会の体験授業や、 部活動の体験入部など。
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2012年8月5日09:01
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夏休み期間に多彩な催し 丹波並木道中央...
県立丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐、 電079・594・0990、 FAX・0991) は、 夏休み期間中、 多彩な催しを行う。 参加者を募集している。 詳細は次の通り。
【ノルディックウオーキング】8月11日午前10時―正午。 2本のポールを使って歩く。 対象は小学生以上。 参加費は1000円 (ポールのレンタルには別途500円が必要)。
【ご飯が炊けるドキドキ土器づくり】8月12日午前10時―午後3時。 粘土から土器を作り、 乾燥させて野焼きをする。 対象は小学4年生以上。 参加費700円。 8日までに申し込む。
【木のフレームでクラフト】8月15日午後1時半―3時。 木のフレームを組み立てて、 その中を飾り付ける。 対象は小学生―中学生 (小学3年生以下は保護者同伴)。 参加費300円。
【貯金箱をつくろう】8月18、 26日午後1時半―3時。 1回ごとに終了。 キットを組み立てて、 好きな飾り付けをして仕上げる。 対象は小学生―中学生 (小学3年生以下は保護者同伴)。 参加費500円。
【シャミレレを作って演奏しよう】8月19日午前10時―午後3時。 同公園の間伐材を使用して三線のオリジナル楽器 「シャミレレ」 を作る。 対象は小学3年生以上 (小学生は保護者同伴)。 参加費4500円。 15日までに申し込む。
【夜の公園で昆虫観察会】8月19日午後6―9時。 夜の公園で昆虫を探す。 対象は小学生以上 (保護者同伴)。 参加費300円。
【草木染め】8月22日午後1―4時。 ガーゼハンカチまたはエコバッグを染める。 対象は小学3年生以上。 参加費800円。
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2012年8月5日09:01
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「篠山中央」再考せず 畑・城北統合校名
来年4月の統合を目指している畑、 城北両小学校の新校名について、 住民らでつくる統合準備委員会は7月31日、 篠山市役所で会合を開き、 同委員会が決定した新校名 「篠山中央小学校」 に対して、 一部住民が市教育長に対し、 校名の再考を求める陳情書を提出したことを受けて議論を行った結果、 「再考はしない」 という意見で一致した。
この日の会合では、 委員会メンバーが、 陳情書を提出した城北小学校の保護者有志が行ったアンケート結果を報告した。
アンケートは同校の保護者全105世帯に配布し、 77件を回収。 うち 「篠山中央」 に対して、 ▽ 「賛成」 6▽ 「反対」 39▽ 「名前にこだわらない」 32―という結果が出た。 賛成の意見では、 「一度決定したことを覆すのはどうか」。 反対の意見では、 「篠山中央と言う名前に対し、 周りから反対の意見を聞く」 との意見が出された。
反対者には、 併せてふさわしいと思う新校名も問うており、 現在と同じ 「城北」 が27票、 「たまみず (玉水)」 が4票と続き、 1票の校名も連ねた。
報告を受けた委員らからは、 「反対の意見を無視し、 再考しないとなると、 統合後のPTA活動などにわだかまりが出るのでは」 「これまでにも周知を図ってきたし、 両校区のさまざまな団体が悩んだ末に決めた結果。 今、 再考すれば、 この先、 いろんなことが決められなくなる」 と双方の意見が出た。
2時間半に渡って議論した末、 「再考はしない」 でまとまった。
同委員会では今年3月、 公募などを通して5つに絞られた校名の中から、 「篠山中央」 に決定し、 市教委に答申。 当初のスケジュールでは、 6月議会に新校名を上程する予定だったが、 「周知期間を設ける」 として9月議会への上程に延期していた。
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2012年8月5日09:01
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ハードルで全国へ 塩見浩一朗君(市島中...
市島中学校陸上部の塩見浩一朗君 (3年) と、 柏原中学校陸上部の村上緋奈子さん (同) が、 8月19日から千葉県で行われる 「全日本中学校陸上競技選手権大会」 に出場する。 いずれもハードル競技 (男子=110メートル、 女子=100メートル) で、 塩見君は7月27、 28日の県総体で、 村上さんは7月7、 8日の全日本中学校通信陸上競技県大会 (以下、 通信) で標準記録を突破し、 出場権を得た。 塩見君は初出場、 村上さんは昨年に続き2度目。
塩見君は、 県総体準決勝で自己ベストとなる14秒90を出し、 標準記録の15秒00を突破した。 県総体までの自己ベストは、 先に行われた通信の準決勝で出した15秒22。 県総体の予選で15秒18、 準決勝で14秒90と、 自己ベストを2度更新し、 全国大会への切符を手にした。
「落ち着いて走れている時は、 いい記録が出ることが多い」 と塩見君。 全国行きを決めた県総体の準決勝は、 「走っている途中も冷静でいられた」 と振り返る。
通信以降、 丹有、 県総体と大会が続いたが、 全国大会出場を目標に臨んだ。 レースが終わるたびに自分の走りを振り返り、 反省点を次のレースに生かすよう意識した。
「全国大会に出る選手の中では、 記録はまだ下の方。 レース後半が弱いので、 最後まで走りきれる体力をつけるのが課題」 と話す。 「初めての全国大会で、 雰囲気に押しつぶされないよう、 緊張感も楽しみながら決勝に残ることを目標にがんばりたい」 と話している。
村上さんは、 通信の予選で14秒63を出し、 標準記録の14秒85をクリア。 2年連続の全国行きを決めた。 準決勝では14秒36 (追い風参考)、 決勝では14秒40を出し、 10月に横浜で行われる 「ジュニアオリンピック競技大会」 への出場権 (標準記録=14秒40) も得た。
その後に行われた県総体では、 予選から自己ベストを更新する14秒32を、 決勝ではさらに14秒17まで記録を伸ばした。 「決勝はスタートがうまくいった」 と振り返る。 最後のハードルに足が引っかかりながらの自己ベスト。 さらなる記録更新に手応えを感じている。
ハードルとハードルの間を速く走ることを心がけて練習しているものの 「変わった練習はしていない」 と笑顔。
全国に向け、 「1台目のハードルにいかにうまく入れるか、 だと思う。 昨年は自分の走りができずに予選落ちしたが、 今年は横の選手に気を取られることなく、 自分の走りをして予選を通過したい」 と意気込んでいる。
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2012年8月5日09:01
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絵画で「県展」1席に 氷上町の足立慎治...
県立美術館原田の森ギャラリー (神戸市灘区、 078・801・1591) で8月4日に始まった 「県展」 (県など主催) の絵画部門で、 新世紀美術協会会員の足立慎治さん (38) =丹波市氷上町石生=が部門大賞 (一席・知事賞) を受賞した。 てるてる坊主を実際に作り、 実物を忠実に描いた労作での大賞に、 「若い時の自分と、 今の自分と2人が喜んでいる感覚。 時間もかけたし、 2倍うれしい」 と話している。
「ハレルサ (追憶)」 (油彩、 162センチ×162センチ)。 願いの象徴のてるてる坊主を登場させる 「ハレルサ」 シリーズ。 80数個のてるてる坊主と、 左上から差し込む光にうつろな瞳で手を伸ばす女性を描いた。
色んな人の思いがこもったてるてる坊主の中に、 人物を立たせることで、 希望を表現した。
実際にハギレで作ったてるてる坊主を色目や位置を考えてキャンバスにはりつけ、 それを見ながら下絵を描き、 完成までに3週間をかけた。
県展は7回目の挑戦。 2007年の自信作が佳作止まりだったことで、 「相性が悪い」 と出品をやめていたが、 県展50回の節目を機に洋画部門と日本画部門が 「絵画」 で部門統一され、 ハードルがより高くなったことから久しぶりに挑戦する気になったという。 「真面目過ぎるほど真面目に取り組んだ。 結果が出てうれしい」 と話していた。
審査員は、 「てるてる坊主に願いや希望を託したいという気持ちが出ている。 サイズいっぱいにのびのび描かれている点、 てるてる坊主の表情がそれぞれ違う点がよい。 空間処理はあいまいだが、 かえって作品の意味の幅を広げている」 と講評。 同部門には217点の応募があった。
8月25日まで。 一般300円。
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2012年8月5日09:00
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温泉ではじめましてのヨガ
8月7日午後2―3時半、 こんだ薬師温泉ぬくもりの郷 (篠山市今田町今田新田、 079・590・3377) でヨガを行う。 講師は神戸を中心に活躍している、 インド政府公認ヨーガ講師の榊原慶祐さん。 参加費は2000円 (入浴券付き)。 定員20人。 動きやすい服装で、 タオル、 ヨガマット (500円でレンタル可。 要予約) または大きめのタオルを持参する。
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2012年8月5日09:00
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県立柏原看護専門学校が丹波市に15年移...
県立柏原看護専門学校 (丹波市柏原町柏原) の市立移管について、 荒木一聡県企画県民部長が8月3日、 県庁で会見し、 丹波市と基本合意した支援案を発表した。 2015年4月から 「市立」 とし、 年間運営費の3分の2、 校舎など施設の建て替えに伴う市負担分を県が全額負担するなど、 手厚い中身となっている。 昨年10月に県病院局が2015年3月末で閉校すると発表した同看専。 7月12日からの1カ月弱の交渉で、 存続が決まった。
県の支援案は、 ▽現行の土地・建物を無償で市に貸す▽入学料・授業料および看専に対する地方交付税措置額を控除した後の実質負担額の3分の2相当 (定額) を県が支援する▽県から市へ教員の派遣等を支援する▽県立柏原病院建て替え (2018年着手を予定) に合わせ、 市が施設を建て替える。 整備費は、 市が合併特例債の活用を前提に考え、 県が交付税措置後の実質負担額相当を支援する―の4点。
市立としての開設時期は、 15年度。 13、 14年度は現行どおり、 県病院局が附帯事業として運営する。 学生募集も、 15年度に設置者が市となる旨を記した上、 13、 14年度は、 県病院局が行う。
荒木部長は、 年間の運営経費を1・5億円と想定し、 2000万円の授業料とその他収入を差し引いた1・3億円の赤字に、 国から市に入る約7000万円の地方交付税を差し引いた、 年額6000万円程度が市の純粋な持ち出しになると想定。 うち、 県の助成は、 3分の2の 「4000万円相当」 と述べた。 また、 建て替え費用は、 元金の利子を含めて県が負担するとし、 実質的に丹波市の負担をゼロにする考えを示した。 5―6億円との建設費については、 「建設に2・5億円かかったので、 今の価値に置き替えると、 5・5―6億円程度としたもので、 精査した額ではない」 とも述べた。
昨年10月に県病院局が突然、 15年3月末で同看専の閉校と13年度からの新規入学生の募集停止を公表。 丹波市民を中心に動揺が広がっていた。
7月12日に市立での存続の可能性が急浮上。 19日に荒木部長、 27日に吉本知之副知事、 8月2日に井戸敏三県知事が辻重五郎丹波市長と交渉し、 基本合意に至った。
酒井隆明・篠山市長は、 「看護学校が残るということで、 丹波地域にとっては良い話。 これまでささやま医療センターと連携する篠山市独自の看護学校対策を検討してきたが、 丹波市との連携も含め再検討したい」 と話した。
【来春入学生40人募集】入試は来年1月17日
県病院局は8月3日、 県立柏原看護専門学校について、 2013年4月入学生40人を募集すると3日、 発表した。 試験は1月17日午前9時から、 丹波の森公苑で行う。 入学試験の詳細は10月ごろに告示する。
県庁で岡本周治県病院事業副管理者が会見した。
例年7月上旬に募集概要を公表しているが、 1カ月遅れとなった。 岡本副管理者は、 「募集停止をしたままでは、 市に移管するまでの2年間、 新入生が途切れることになるので、 病院局で募集事務をする」 と述べた。
また、 募集の告知がずれ込んだため、 学生募集に例年よりハンデがあるとし、 入学実績のある高校に実際に足を運ぶなどし、 受験生確保に務めるとしている。
13、 14年度の入学生は、 15年4月から丹波市立看護専門学校に転入することになる。
今春入学生の入試は、 学科試験 (古文、 漢文を除く国語総合、 数学I、 数学Aおよび英語I・Ⅱ) と面接でおこなわれた。
◆県「地域振興で判断」
荒木部長は会見で、「丹波市民から存続を求める声が出ており、『存続できないか』という話を頂いた」 と切り出した。
県の行革での廃止決定から一転、 移管しての存続について、 「県は、 看専の必要性は認めない」 と、 行革の判断は妥当だったと強調。 その上で、 「1学年40人の3学年で120人の学生が確保できる。 地域振興として、 市に移管し、 県が支援できることがあるのかないのか検討した」 と述べた。
荒木部長は、 「(辻重五郎丹波)市長は、 病院事業の附帯事業として廃止することは理解していた。 その上で、 地元で存続を願う声があり、 悩んでいた」 とし、 県が行革で廃止し、 地元に移管した 「日時計の丘公園」 (西脇市) や 「北播磨余暇村公園」 (多可町) を例にあげ、 「県が廃止し、 地元が利活用する場合は、 基本部分を補修し、 一定の運営助成をした例があることを市長に申し上げ、 『一考する』 ということになった」 と述べた。
さらに、 「地元として、 せっかく建てた建物を活用頂けるとするなら、 無理やりペンペン草を生やすとか、 閉めるなんてことは、 県は決めていない」 と述べた。
また、 昨年10月の病院局の廃校方針が受験生に与えた影響について、 同席した岡本周治県病院事業副管理者は、 「受験はこれからなので受けようと思っていた人が受けられないということはないと思うが、 一時的に (柏原看専がなくなり) 残念という思いを与えたことは申し訳ないと思う」 とし、 荒木部長は、 「生徒に迷惑かけているのは分かるが、 丹波市にとってみたら、 いい方向に動いており、 前向きに受け止めている」 と述べた。
◆市長「知事の英断」
辻重五郎丹波市長は8月3日、 市保健センターで会見し、 「市や議会、 市民の 『存続してほしい』 という強い気持ちをくんでくれた。 できるだけ県も支援しようと、 井戸知事に英断をしていただいたと、 ありがたく思っている」 と話し、 県が手厚い支援を提示したことが合意に至る決め手になったとした。
また、 県は事務レベルの交渉においては当初、 合意した内容よりもかなり低い支援額を提示していたことを明かし、 「行革を進めたい県内部の葛藤もあったと思う」 とした。
また、 知事へ存続を求める手紙や声を届けた市民がいたことを知事から聞かされたと言い、「声を直接、 知事へ届けてくれたことも、 丹波市への評価の一つになったと言えるだろう。 ありがたいこと」 と話した。
同日、 市議会議員総会では、 県と基本合意した同看専の支援策の中身を示し、 「県として最大の支援。 この中身で決定したい」 と、 移管を進める考えを示し、 議員に理解を求めた。 詳細をさらに詰め、 協定書を交わす。