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2012年8月12日09:01
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第297問
丹波篠山デカンショ祭が8月15、 16日、 篠山城三の丸広場周辺で行われます。 今年で何周年?
1.50周年
2.60周年
3.90周年
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2012年8月12日09:01
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ロンドンオリンピック
開会式を見なくてはと、 四時半に目覚ましをセットした。 こういう時に限って、 何度も目が覚める。 結局、 四時過ぎ起床。 コーヒーを淹れ、 テレビをつけると、 開会式を待つロンドンの様子を中継している。
午前五時、 会場いっぱいに広がる田園風景、 やがて産業革命の風景から近代、 そして現代へと英国の歴史をたどる。 面白かったのは、 エリザベス女王の登場の前に流れた映画 「女王陛下の007」 を彷彿とさせた映像。 オリンピック会場へ向かうヘリコプターから、 ジェームスボンドと女王がパラシュートで飛び降りたと思わせる演出には笑ってしまった。
その後、 ほんものの女王が登場、 おごそかに開会宣言という演出はさすがだった。 また、 コメデイ俳優の 「Mrビーン」 が、 オーケストラに混じって、 彼特有の仕草で笑わせていた。 最後はポール・マッカートニーの指揮する 「ヘイジュード」 の大合唱に感動。 ビートルズがデビューしたのは私が高校生の時で、 どの曲を聞いても、 青春の日々がよみがえる。 そして、 圧巻の選手入場。 地球上にこんなにも多くの国と民族があることを、 改めて実感させられる。 さて、 競技だが、 まずは女子サッカー。 応援していてもハラハラドキドキで、 ストレスが溜まりそうになるが、 「女子力」 に感動。 一方、 柔道は、 かつては日本の国技という認識があったせいか、 見ていて辛いものがある。 日本人がサッカーや水泳に強くなってきたように、 他の国が柔道に強くなっても少しも不思議ではない。 金メダルが一つもないなどと嘆かず、 全選手の健闘を讃えたい。
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2012年8月12日09:00
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区民融和に「三方誌」 3年10カ月かけ発刊
丹波市氷上町三方自治会 (三方政廣自治会長、 100戸) が、 大正から現在の集落のあゆみをまとめた村誌を発刊した (丹波新聞社印刷)。 3年10カ月の歳月をかけた労作で、 子どもから高齢者まで目を通してもらえるよう、 写真401葉を掲載。 編集委員会は、 「集落の発展と区民融和の一助になれば」 と願っている。
「明日につなぐ 自遊の郷三方誌」 (A4判、 156ページ、 オールカラー)。 2008年に村誌編集委員会 (山口利和委員長、 9人)を組織。「行政・歴史」 「産業・生活」 「史跡名所・文化」 の3部会に分かれ、 資料を収集した。
地名の由来や同区の成り立ちを記した 「三方区の沿革」、 面積や字名などを記した 「区の概要」、 三方大池 (桜大池) などの公共事業や共有林、 学校の変遷など 「行政の沿革」、 「産業」 「生活」 「寺社・仏閣」 「史跡・名所・名木」 など12章からなる。
常会や自治会の放送を通じて自治会員に協力を呼びかけ、 古老からの聞き取りも実施。 また、 9人の編集委員に担当隣保を割り振り、 委員が各戸を訪ね、 多くの貴重な写真や資料の発掘につなげた。
「生活」 の章では、 同自治会の常照寺で1934 (昭和9) 年に撮影された 「農繁期託児所」 の写真を掲載。 田植えと家事で田植えの時期に多忙を極める女性の負担を軽減するため、 非農家が公民館や同寺に開設したとの説明書きを添えている。
「団体・同好会」 の章では、 単車愛好家が1960年 (昭和35) に作った 「三方愛輪会」 と、 会員バッジの写真や、 2002年 (平成14) に発足し、 現在も活動する主婦のボランティアグループ 「はなみずき」、 1985年 (昭和60) に始まり、 昨年コンペが80回を数えた 「ゴルフクラブ」 などを紹介している。
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2012年8月12日08:59
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発達障がい学ぶ 常石医師が講演 8月19...
NPO法人Tプラス・ファミリーサポート (0795・82・8524) は8月19日午後2時半からポップアップホール (丹波市氷上町本郷) で開く子育て講演会 「発達障がいを正しく学ぶ!」 を開く。
重症心身障がい児施設 「きずな」 (加西市) 院長の常石秀市医師 (丹波市春日町在住) が講演する。 常石医師は、 元神戸大学医学部附属病院 「親と子の心療部」 助教授。
無料。 託児は1人500円。
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2012年8月12日08:59
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“幻の名茶”の原木を訪ねて
中国福建省の武夷山に幻の名茶 「大紅袍 (だいこうほう)」 の樹齢400年の原木を訪ねた。 世界遺産の奇岩切り立つ山峡を、 金木犀や沈丁花の香気を感じながら数時間。 急勾配の長い石段を一気に登った先のやや開けた所から、 岩肌にへばりつくように4本の濃緑の木々が垣間見えた。 ▼摘むのは6年前から禁じられているが、 日本で言えば人間国宝の茶師、 劉宝順さんが、 温湿度や日照、 水はけなど条件の整った谷間の茶畑に挿し木をし、 見事に蘇らせた。 ▼大紅袍など岩茶 (がんちゃ) は岩に根を張って成長する。 深山の岩の養分が周囲の植物と呼応し合って岩韵 (がんいん) と言われる独特の味と香りを醸し出す。 血行を良くするなど様々な効果が古くから認められ、 仙薬として歴代の皇帝に献上された。 ▼国外不出だったこの茶に魅せられ25年前、 東京に 「岩茶房」 を開いた左能典代 (さの・ふみよ) さんが、 以来毎夏、 客らを連れてツアーに出かけ、 延べ1千人が日中交流の機会を得た。 筆者も今回、 篠山の姉妹店 「丹波ことり」 の柴田咲美さんの誘いで参加。 ▼劉さんの研究所で味わった岩茶は身体をふわーっと浮かし、 「茶に酔う」 感覚を初めて知った。 250メートルの一枚岩 「天游峰」 を真直線に登り、 へとへとになった身体をほぐしてくれたのも、 やはり岩茶だった。 (E)
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2012年8月12日08:59
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いよいよデカンショ 総木造化準備整う ...
「第60回丹波篠山デカンショ祭」 (同実行委員会主催) が8月15、 16の両日、 篠山市北新町の篠山城三の丸広場周辺で開かれる。
今年は60周年を迎えるに当たり、 市内の建築グループ 「ささやま百年家」 が木造の大やぐらに加え、 本部席、 休憩所なども木造化。 また、 通常のイベントに加え、 過去の踊りを披露する 「デカンショ踊りフェスタ」 (三の丸広場、 16日午後6時35分―) や、 特産の黒豆を使ったミニゲーム大会 「デカンショ黒まめ道場」 (たんば田園交響ホール、 16日午後1時―) などを開催する。
打ち上げ花火は15日は午後8時10分から、 午後9時10分から。 16日は午後8時10分から、 午後8時55分から。
そのほかの催しは次の通り。
【15日】▽ヤグラ演奏会 (午後3時―) ▽ゆかりのご当地キャラ大集合 (午後5時―) ▽踊り講習会 (午後5時10分―) ▽オープニング (午後5時50分―) ▽競演会 (午後6時半―) ▽ゆかりのご当地キャラ大集合 (午後6時45分―) ▽総踊り (午後7時15分―) ▽丹波篠山太鼓 「鼓篠組」 (午後9時―)
【16日】▽踊り講習会 (午後4時40分―) ▽ジュニア競演会 (午後5時20分―) ▽夕暮れコンサート (午後6時5分―) ▽総踊り (午後7時10分―)
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2012年8月12日08:59
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自然エネルギー考える映画上映 8月20日...
ドイツ、 シェーナウ市の住民グループが、 自然エネルギーをメーンとした電力供給会社を誕生させるまでの軌跡を追ったドキュメンタリー映画 「シェーナウの想い―自然エネルギー社会を子どもたちに」 の上映会が、 8月20日午後7時から明顕寺 (丹波市柏原町柏原、 柏原赤十字病院そば) で行われる。 NPO法人えこあ~す丹波 (松山禎之理事長) の主催。
シェーナウは人口約2500人の小さな町。 チェルノブイリ原発事故をきっかけに、 放射能汚染から子どもたちを守ろうと保護者数人が立ちあがり、 さまざまな問題を乗り越えて、 独自の電力会社を設立した。 ドイツでは電力事業の全面自由化により、 自由に電力会社が選べるようになり、 ドイツ全土で約11万件の顧客を抱える会社に成長するまでのストーリーをつづった作品。 60分。
大人300円、 大学生以下無料。 松山理事長 (090・5205・8895、 dontokoi3631@yahoo.co.jp)。
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2012年8月12日08:59
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サギソウ保存会が歴史美術館で展示 8月...
篠山市サギソウ保存会 (谷口次男会長) は8月15、 16日のデカンショ祭開催に合わせて、 歴史美術館 (篠山市呉服町) の庭でサギソウ展示会を開く。 両日とも午前10時―午後4時。 入場無料。
同会会員が育てたサギソウを展示する。 また、 15日には同展示会場で茶席を設ける (一服300円。 和菓子付き)。 谷口会長 (079・552・2867)。
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2012年8月12日08:59
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33年ぶり「歌声」の輪 懐かしいフォー...
昭和40年代を中心に盛んだった歌声サークルの同窓会が、 8月19日午前11時から久下自治会館 (丹波市山南町谷川) で開かれる。 歌を通じて、 友情を深めあった仲間が集い、 当時を思い起こしながらハーモニーの輪を広げる。 同窓会は、 1979年に10周年を開いて以来、 33年ぶり。
45年前、 当時の京都の学生による 「京都フォーク村連絡協議会」 がキャラバン隊を結成し、 歌声サークルのPR活動にやってきた。 その影響で、 氷上郡の6町にサークルができた。
最初は、 世相を反映した労働歌や反戦歌を歌ってきたが、 フォークソング、 歌謡曲を取り入れたことで、 参加者も増え、 青年の集いの場になった。 サークルに参加したことが縁で、 結婚したカップルもある。 当時、 良く歌われたのが 「路地裏の旅人」 「街」 「陽気に行こう」 「青春」 など20数曲。
他の地域のサークルが消えていく中で、 一番長く活動を続けたのが山南。 氷上町役場庁舎 (現丹波市役所) 完成時のこけら落としなどにも呼ばれた。
3年前から同窓会を計画。 実行委員のメンバーの一人が亡くなって一時は計画を中断したが、 仲間の遺志を継ぐためにも、 やろうということになったという。
実行委員のメンバーは山南地域の50―60歳代の6人。 当時のメンバーに参加を呼びかけており、 20人以上は集まる見込み。 当時の思い出の写真や歌集なども展示する。
「当時の使いなれた歌集も持ち寄り、 ギターを持っている人は持ってきて歌って」 と、 同窓会実行委員会代表の下中克憲さん (61) =同市山南町長野=は話している。
来年は200人規模の、 発足準備期間を含めた 「45周年」 の同窓会を開きたい意向で、 かつて氷上郡で活動した仲間にも呼びかける。
同実行委員会では、 「来年に向けたアピールの場になれば。 ぶらりと立ち寄って懐かしい時間を共に過ごしませんか。 写真などがあれば持ってきて欲しい」 という。
下中さん (090・2598・8134)。
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2012年8月12日08:59
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BARへ!!
私の旅の楽しみ。 赤提灯に誘われるまま、 その土地土地の居酒屋へふらりと入り、 おいしい地酒と料理に舌鼓を打つ。 店員さんともおしゃべりする。 そして、 少し痺れた頭でまちを闊歩 (かっぽ) する。 あぁ、 考えただけで最高です。
日中、 名のある観光地は多くの人がまちをゆくが、 夜になると人影は少ない。 夜も楽しんでこそ、 その土地を満喫できると思うのだけれど。
篠山市ではデカンショ祭に合わせ、 新企画 「デカンショBAR (バル)」 (8月10―16日) が登場した。 チケットを購入し、 城下町の居酒屋など9店舗で使用すると、 お得なメニューが提供される仕組みだ。
「人の回遊性を高める」 と言えば小難しいが、 ようは、 飲み歩きを促すもの。 取材しながら、 すぐに財布と相談を始め、 一人にやついた。
チケットを手に、 夜のまちをたくさんの人が歩き、 各地で笑顔を咲かす。 想像しただけで楽しみでしようがない。 私もその一人として歩きたい。
夜に活気があると、 まち全体に活気が出る。 飲みニケーション万歳だ。 みなさん、 ぜひBARへ! ただし、 お帰りは徒歩か、 お迎えを。(森田靖久)
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2012年8月12日08:58
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教室生が初の作品展 稲畑人形
郷土玩具、 稲畑人形の五代目、 赤井君江さん (78) =丹波市氷上町稲畑=が開いている稲畑人形教室の生徒8人が、 生徒だけでは初めてとなる作品展 「土人形の集い」 を朝来市山東町のギャラリー 「紗蔵」 (079・670・7396。 火、 水曜休み) で開いている。 8月27日まで。 「天神」 「まんじゅう食い」 など、 35種類120点を出展している。
1999年に旧氷上町公民館が1期生を募集。 公民館の事業が終わった後も、 同人形を愛し、 赤井さんを慕う人たちが、 毎月1度 (昨年までは2度)、 技術を学び続けている。
99―2000年ごろの教室開講直後に作った 「えびす大黒」 や、 稲畑人形の代表格の 「天神さん」 4種、 お年玉つき年賀はがきにデザインされた 「兎」 (うさぎ) などの動物のほか、 人形、 土鈴、 壁掛けと、 同人形の多様さを示す作品を並べている。
親孝行な子の像 「まんじゅう食い」 と、 女性像 「舞姫」 は、 全員が1体ずつ出品。 着物の柄や、 目がきれ長だったり、 つぶらだったり、 前髪の形が違っていたりと、 それぞれの個性が出ている。
荻野昌子さん (同町谷村) は、 「他の人の作品と並べると、 違いや、 自分の足りないところが良く分かる」 と笑い、 小玉圭子さん (同町新郷) は、 「先生に助言をもらうと、 着物の柄などが生きたものになる。 ただ、 『顔と目は絶対に自分で描きなさい』 と言われ、 自分で描くが、 私の作品だけ目が大きくて」 とこちらも笑顔。
会のまとめ役の土田さとみさん (同町稲継) は、 「土人形は温かみがある。 丹波の稲畑人形を但馬の人にも知ってもらうきっかけになれば。 これからも和気あいあいと、 人形を作りながら稲畑人形を守るお手伝いをしていきたい」 と話している。
赤井さんも、 「天神さん」 を特別出品している。
これまで教室生は、 赤井さんと共に、 文化祭や柏原厄除け大祭に出品していた。
同ギャラリーは、 山東インター下車2分。
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2012年8月12日08:58
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ささやま宵待ち夕涼み
8月18日午後5時―7時45分、 里山旬菜料理 「ささらい」 (篠山市日置397、079・556・3444) で、「ささやま宵待ち夕涼み」を企画している。
自家製天然酵母と胚芽を残した国産小麦で焼き上げたパンに、 有機野菜や無添加ソーセージなどを挟んだサンドイッチプレートと、 有機コーヒー、 紅茶などのワンドリンク付き。 ガットギタリストの井川綾晶 (りょうすけ) さん (同市吹上) が演奏する。 参加費1800円。
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2012年8月12日08:57
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音楽で楽しく会場も一緒に 多利の水子地...
「お・と・だ・まコンサート」 と題したイベントが8月17日午後6時から、蓮華寺 (丹波市春日町多利) で開かれる。 当日午後4時40分から同寺で開かれる水子地蔵祭のイベントのひとつ。 音楽療法士の義積美由紀さんとソプラノ歌手の大槻朱里さん (いずれも春日町)が出演し、 会場と一緒に歌や楽器演奏で盛り上げる。
曲目は、 「さんぽ」 「うみ」 「大きな古時計」 などなじみの曲を中心に歌い、 会場の子どもたちが、 カスタネット、 タンバリンで調子を合わせる。 ピアノ連弾、 独唱、 全員合唱の 「ふるさと」 で締める。 「檀家以外の方も、 気軽にどうぞ」 と地蔵祭の世話人は話している。
午後5時からは観音祭、 会食、 子供会ゲーム、 盆踊り、 福引きもある。 荻野さん (0795・74・0835)。
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2012年8月12日08:57
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列島縦走フィナーレへ 大山新出身の宵豊...
篠山市大山新出身の宵豊一さん (49) =大阪府貝塚市=が、 日本列島縦断ランニングに挑戦している。 7月までに、 沖縄、 九州、 北海道、 中国、 東海など約2580キロを走破。 今月12―23日、 最終ステージとなる青森―東京間に挑み、 総距離3380キロの軌跡を結ぶ。 思いは、 走る中での出会いとそこから生まれる感動を分かち合い、 明日への活力にすること。 宵さんは、 「自分も、 見てくれる人も感動できる 『走り』 は素晴らしいこと。 こんなにいいものはない」 と話し、 列島縦走のフィナーレへ出発した。
篠山ABCマラソン大会をはじめ、 各地のマラソン大会に出場しだし、 琵琶湖1周、 富士登山競走などにも挑んできた。
全国を走る 「ジャーニーラン」 は、 2010年8月に東京をスタートし、 東海道を経て大阪の自宅までの590キロを走破。 同年12月には福岡―広島間200キロを、 翌年4月に鹿児島―福岡間400キロ、 8月に北海道・宗谷岬―青森間770キロ、 12月に沖縄・波照間島―沖縄本島縦断―鹿児島佐多岬―鹿児島中央駅間270キロ、 今年4―5月、 7月には広島―大阪間350キロを駆け抜けた。
サラリーマンのため、 休暇を利用してコツコツと距離を積み上げてきた。 その魅力を、 「各地の住民や旅人らとの出会い」 と語り、 「『感動が人を動かし、 出会いが人を変える』を心に秘めて走り続けた」 と言う。
昨年3月11日の東日本大震災以降は、 「走る姿を通して日本を元気づけたい」 と、 被災地の早期復興を祈念したランニングにもしてきた。
最終ステージとなる青森―東京間800キロは、 東北太平洋沿岸部を走るため、 ボランティアも行う予定という。
また、 ゴール後は、 著名なランナー、 高繁勝彦さんの取り組み 「Run×10運動」 (走った距離に10円をかけた金額を東日本大震災に役立てる運動) にも参加し、 義援金を送る予定。
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2012年8月12日08:57
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医療のあり方に意見を 丹波市がフォーラム
県の 「丹波市域の今後の医療提供体制のあり方に関する検討会」 が進むなか、 丹波市は、 地域医療の現状や課題を知らせると共に、 将来的な地域医療のあり方について意見を聞こうと、 8月21日午後7時半から、ゆめタウンポップアップホールで 「市地域医療フォーラム」 を開く。 基調講演と意見交換を予定している。
高松市病院事業管理者で医師の塩谷泰一氏が基調講演 「地域医療はどこへ行く」 を行う。 塩谷市は、 坂出市民病院長、 徳島県立病院事業管理者として経営改善をはかった。
意見交換では、 辻重五郎丹波市長が、 丹波市内で提供すべき医療機能と確保方策を検討した 「あり方検討会」 の第2回会議の概要を報告し、 市民の意見を聞く。
司会は、 市エグゼクティブアドバイザーの村上信夫氏。 無料。 市地域医療課 (0795・82・4567)。
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2012年8月11日16:53
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こころつなぐ旅―高校生15人が被災地へ・...
◆被災者宅へ鉢植え届ける
8月6日は一日かけて宮城までバス移動。 篠山鳳鳴、 篠山産業、 篠山東雲の3校から集まった15人。 学年、 出身中学校など大半がばらばらのためか、 恥ずかしさもあって表情はぎこちなかった。
7日、 午前9時半。 バスから降りた生徒たちの眼前に、 背の高い草が伸び始めた広大な空き地が広がった。 約3000人の死者を出し、 宮城県最大の被災地とされる石巻市。 その中でも、 津波の恐ろしさを端的に伝えるのが、 震災前、 約1700戸があった海辺の住宅街・門脇地区だ。 10メートル級の津波が襲った同地区は壊滅。 死者約400人を数え、 いまだ行方不明の人もいる。
「何もない原っぱに見えるだろうけれど、 誰かが住んでいた土地。 しっかりと震災の爪あとを見て」。案内役を務めたNPO法人 「石巻復興支援ネットワーク」 の渡辺慶太さんが伝えるが、 生徒たちはうなずくこともできない。 想像力が追いつかず、 呆然と立ち尽くすしかないといった様子だった。
午後からは同法人の紹介で、 同市大街道の上大二地区内でボランティア活動を行っている村田初恵さんのもとへ。 同地区も家屋一階を埋める津波が押し寄せ、 死者を出した。
自身も家を流された村田さん。 しかし、 同じまちの被災者の生活を支援するため、 仲間とともに物資配給を行うなどの活動を行ってきた。
村田さんが生徒たちに用意した作業は、 絵やメッセージでデコレーション (飾る) した鉢植えをつくる 「鉢デコ」。 それを町内の独居高齢者や福祉施設などへ届け、 元気を出してもらおうというものだ。
「石巻のみんながんばれ!」 「笑顔の花がたくさん咲きますように」 ―。 慣れない作業ながら、 精いっぱい気持ちを込めた鉢をつくる生徒たち。
村田さんや地域の民生委員とともに約30軒に配布して回る。 「遠いところ、 本当にありがとう。 元気をもらったよ」。 涙を浮かべる人もいた。
笑顔と感謝の言葉を返され、 生徒らも少しずつ笑顔を見せるようになった。 作業を通して、 他校の生徒とも会話できるようになってきた。 活動を通し、 支援する側も心がほぐされてきているようだ。
「小さな活動だけれど、 きっと復興につながる。 生徒たちは本当にがんばってくれた」 と村田さん。 「たくさんのものを失ったけれど、 その後にできた 『つながり』 が私の宝物。 生徒たちも、 人と人とのつながりを大切にしてほしい」。 彼女の目にもまた、 涙が浮かんでいた。(森田靖久)
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2012年8月10日08:54
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子育て体験談を募集
丹波市、 篠山市の子育て経験のある人を対象に、子育て体験談を募集している。 様式は自由で、 絵手紙形式、 文章形式、 写真とコメントの組み合わせなど自由な発想で応募できる。 10月1日まで。 抽選で記念品を贈呈。 丹波健康福祉事務所 (企画課0795・72・0500)。
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2012年8月10日08:53
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産業振興に提言 懇話会委員募る 丹波市...
丹波市 (新産業創造課0795・74・1464) は、 「市地域資源活用懇話会」 の公募委員3人を募集している。 同懇話会は、 農商工連携や地域資源活用、 交流人口の拡大を図る施策を企画立案するのが目的で、 同委員は産業振興について意見や提言するのが役割。
応募資格は20歳以上の市民で、 任期は今年9月から2014年3月まで。 おおむね月1回の開催を予定している。 報酬は、 条例に基づき、 1回の出席で3500円。
必要事項を記入した応募用紙と、「丹波市における産業振興と地域経済の発展について」 をテーマにした作文 (800字程度) を8月20日までに郵送か、持参すること。書類選考の上、決定する。応募用紙は丹波市のホームページからダウンロードできる。
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2012年8月9日10:59
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窯元が指導 登り窯体験 陶芸美術館が受...
兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭、 079・597・3964) は、 9月1日から計13回、 同美術館で行う 「丹波焼登り窯体験ワークショップ―窯元指導コース」 の受講生を募集している。 丹波焼窯元の指導で、 電動ロクロによる作陶、 施釉、 窯詰め、 仕上げなど、 全工程を体験し、 陶芸の基礎、 基本を身につける。 初心者の受講も歓迎している。
開講日は、 9月1、 2、 8、 9、 15、 16日、 11月20、 21、 22、 23、 24、 25日、 12月2日。 時間はいずれも午前10時―午後4時半。
募集定員は20人 (定員超過の場合は、 抽選)。 受講料は2万6000円。 8月14日までに同美術館へ申し込む。
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2012年8月9日10:53
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古民家再生などテーマに意見交換 8月10...
篠山市 (企画課篠山に住もう帰ろう室) は8月10日午後1時半―4時、 篠山市民センターで4回目の 「創造農村ワークショップ」 を開く。 テーマは 「古民家再生・農地活用」 で、 テーマに関心のある市民や団体の参加を呼び掛けている。
同市は、 ユネスコが認定する 「創造都市ネットワーク」 加盟への申請を計画しており、 篠山らしい暮らしや文化に新しい価値を創造し、 国内外へ発信していく計画。 10月には、 「創造農村フォーラム」 を開催する。
ワークショップ参加の申し込みは、 9日までに同室 (079・552・5106) へ。