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2012年8月19日09:01
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生徒40人募集始まる 県立柏原看護専門学校
県立柏原看護専門学校 (丹波市柏原町柏原) は、 これまでに県内の普通科高校に来春の募集要項を発送するなどし、 生徒募集を始めた。 昨年10月に県病院局が2015年3月末で閉校すると発表したが、 一転してこのほど、 丹波市に移管するかたちで存続を決めた一連の動きによって、 例年より1カ月半ほど遅れての作業となった。 同校は、 募集開始が遅れた影響について、 「どの程度になるか分からないが、 定員割れするようなことはないだろう」 とみている。
同校はこれまでに、 県内普通科高校や県内外で受験実績のある高校など計約150校に募集要項を発送。 丹波、 篠山、 三田市内の高校へは、 県病院局の職員が持参した。 さらに市役所などの行政機関にも発送したほか、 生徒募集の告知をホームページに掲載した。 高校では、 生徒の選択肢が増えたと、 募集再開に歓迎の声が多かったという。
同校は、 「学生が夏休み前に進路を決めてしまうのではないかと心配したが、 専門学校に進む生徒は、 他の進路選択も含めてもう少し先になるとも聞いたので、 少し安心した。 いったん募集中止を発表していた学校が募集を始めたと、 逆に目につくことになれば」 と期待する。
一方、 例年8月に行っていたオープンスクールは中止に。 夏休み前から学生に協力してもらって準備するのが通例だが、 存続が決まったのが夏休みに入った後だったためだ。 同校は、 「オープンスクールには、 看護に進むかどうかを決める段階の2年生の参加が多い。 影響があるなら、 再来年だろう」 とみている。
募集要項には、 15年度に丹波市に委譲される旨を記載。 40人を募集している。 受付期間は、 12月3―11日。 試験は来年1月17日、 丹波の森公苑で行う。 詳細は同校 (0795・72・0528)。
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2012年8月19日09:01
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恐竜ワークショップ
丹波竜化石工房ちーたんの館 (丹波市山南町谷川、 0795・77・1887) が、 8月24、 25の両日に同施設で開く恐竜ワークショップ 「『描いて』 『創って』 学ぶ!恐竜復元に挑戦!」 の参加者を募集している。
恐竜の復元画を製作したり、 特殊な色粘土を使ってティラノサウルスの頭部模型を製作する。 両日とも復元画製作は午前11時からで無料、 模型製作は午後2時からで1人800円。 各先着20人。 参加希望時間、 氏名、 電話番号、 保護者氏名などを記載し、 ファクスかEメールで同施設 (FAX0795・77・2614、 kyouryu@city.tamba.hyogo.jp)。
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2012年8月19日09:00
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細見幸千代氏訃報
細見幸千代氏 (ほそみ・ゆきちよ=元篠山町教育委員会教育長、 元篠山小学校長) 8月12日午前3時15分、 篠山市内の病院で死去、 88歳。 自宅は篠山市県守419。 葬儀は13日、 おこなわれた。 喪主は長男、 政克 (まさかつ) 氏。
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2012年8月19日08:59
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片山桃史遺品展
八月は、 六日の広島忌、 九日の長崎忌、 そして十五日の敗戦忌。 さらに死者を悼むお盆の行事が続くので、 鎮魂と平和を祈る月ともいえる。 二日付の本紙に、 黒井の上ゲ町自治会が文化祭の一環として 「片山桃史遺品展」 を開催したことが載った。 彼の写真、 出征旗や父親に宛てたはがきや手紙、 句集 「北方兵団」 などが展示されたという。
私が桃史の名を知ったのは、 俳人、 宇田喜代子さんの書かれた 「ひとたばの手紙から―戦火をみつめた俳人たち」 がきっかけだ。 さらに八年前、 宇多氏が 「丹波学講座」 の第一回目に取り上げられたのが、 片山桃史だった。 拙書 「極楽の余り風第二集」 にも、 二度ほど取り上げさせてもらった。 天保山と前書きのある一句 「天地灼けぬ兵士乗船する靴音」 から、 桃史の戦争俳句は始まる。 朝鮮の京城へ渡り、 天津経由で北支の戦場に赴く。 「兵疲れ夢を灯しつつ歩む」 や 「南京陥つ輜重 (シチョウ) 黙々と雨に濡れ」 などには、 まだ余裕が感じられる。 しかし、 「ひと死にて慰問袋の独楽まひ澄む」 や、 「冷雨なり目つむり歩く兵多し」 「戦病死せるを葬るや風吹く日」 になると、 戦況がひっ迫してくる。
十二年前、 黒井の称名 (しょうみょう) 寺の参道に、 桃史の 「兵隊の町に雪ふり手紙くる」 の句碑が建てられた。 今年の六月に俳句の仲間と黒井城へ吟行した帰りに立ち寄った。 丹波に住む句友たちも 「桃史のことは全く知らなかった」 と驚いていた。 地元の方々によって、 生誕百年の遺品展示をされたことを、 同じ俳句を学ぶ者として何よりうれしく思った。
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2012年8月19日08:59
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第298問
丹波市市島町北奥で、 世相を反映したユニークな作品が並んでいます。 何でしょう?
1.絵画
2.写真
3.かかし
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2012年8月19日08:59
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造り物や県内グルメ店 成松愛宕祭 8月...
「繋―つながる」 をテーマに、「愛宕祭」(同実行委員会主催) が8月23、 24の両日、 丹波市氷上町成松一帯でおこなわれる。 300年の伝統の造り物、 恒例の花火大会、 東北復興を応援するグッズの販売、 県内のB級グルメを集めた屋台村などを予定している。
一つの材料で人形や建物を作る 「造り物」 は、 13カ所で両日展示。 「造り物」 とあわせ、 成松の住民らが描いた手作りの 「あたご夢灯籠」 にあかりを灯す。
23日午後1時から造り物を巡るスタンプラリーがあるほか、 両日、 町内をめぐるウオークラリー (午後4時から、 先着30人) も。
24日は、 「東北応援!つながる大作戦」 (午前11時から) と題し、 ひかみ成松交流館で、 同町出身の赤坂千秋さん (石巻市) が手がける災害用キャンドルと、 阪神淡路大震災後に生まれた復興支援タオル 「まけないぞう」 を販売。 収益全額を支援金として寄付する。
同交流館では、 「新装開店!ご当地グルメ横丁」 (午前11時から) と題し、 ▽あかし玉子焼▽高砂にくてん▽丹波猪カレー▽播州赤穂塩ラーメン▽但馬地鶏唐揚げ▽三田コロッケ―を販売する。
祭りフィナーレの花火大会 (午後7時半から) は、 4000発を予定。 氷の川太鼓の演奏に続き、 仕掛け花火 「ナイアガラ」 で幕をあける。
このほか、 23日には丹波市音頭の練り込みと盆踊り大会、 24日には軽トラ市、 コンサート、 成松ロイヤルクラブによる恒例の輪投げなどもある。
同実行委員会 (ひかみ成松交流館内0795・82・9800、 当日=0795・82・0044)。
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2012年8月19日08:59
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少女サッカー関西2位 「SSBガールズ...
丹波市、 篠山市、 三田市の女子小学生で構成するサッカーチーム 「SSBガールズ」 が8月11、 12の両日、 滋賀県で行われた 「JFA関西ガールズエイトサッカー大会」 (8人制) に兵庫県代表として出場し、 準優勝を果たした。 来年2月に滋賀県で開催予定の全国大会への出場権を得た。 選手たちは、 「ロンドン五輪の 『なでしこ』 と同じ銀メダルでうれしい」 と声を弾ませている。
SSBは県予選を3位で通過した。 関西大会は兵庫、 大阪、 京都、 滋賀、 奈良、 和歌山から予選を勝ち抜いた計16チームが出場。 予選リーグの後、 各リーグ上位2チームによる決勝トーナメントが行われた。
SSBは、 予選リーグ2位で決勝トーナメントへ。 初戦 (準々決勝) は、 兵庫1位の姫路女子と対戦。 余田清華さん (市島SC所属、 6年) が中盤でボールをキープし、 前線の稲垣未羽さん (春日FC所属、 同) へとつなぎ、 走り込んできた岡若葉さん (藍SC、 同) にラストパスを出して先制。 その1点を守りきった。
準決勝の相手は、 兵庫2位の井吹台。 キーパーの山崎安里紗さん (山南FC所属、 同) のゴールキックを前線の岡さんがそのまま押し込む速攻で得点を決め、 それが決勝点となった。 決勝ではSmileセレソン (京都2位) と対戦。 余田さんが起点となり、 1点を入れたが、 1―2で敗れた。
主将を務めた稲垣さんは、 「1人ひとりに絶対に勝ちたいという思いがあったから勝てた。 決勝で負けたのは悔しかったけど、 なでしこに続く銀メダル」 と笑顔。 キーパーの山崎さんは、 「全国では、 関西大会で負けたチームの気持ちも受け継いで戦いたい」 と意気込む。
田村雅典監督 (丹波市) は、 「これまで男の子の中で練習を続けてきた集大成として結果が出せた。 チームみんなであきらめずに戦ったことは大きな成果。 自信になったはず」 と話していた。
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2012年8月19日08:58
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森林動物センター 野生動物クイズ・捕獲...
「ひょうごの野生動物管理の最前線」 をテーマに、 県森林動物研究センター (丹波市青垣町沢野、 0795・80・5500) が8月26日、 施設を一般公開する。 小学生の夏休みの自由研究の手助けとなる森林動物に関するクイズラリーや、 毛皮や角などに触れる体験コーナーを設置する。 無料。 午前11時―午後5時。
「モデル集落から学ぶ被害対策成功の秘訣」 と題し、 研究員、 専門員が、 来場者に事例を紹介するコーナーや、 シカやアライグマを捕獲する方法を紹介するコーナーなどを設ける。
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2012年8月19日08:57
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「篠山中央」再考で署名 市民有志らが市...
来年4月の統合を目指している畑、 城北両小学校の新校名を、 両校区の住民代表らで組織する統合準備委員会が 「篠山中央」 としたことを受け、 市内の住民有志らが 「篠山中央の名称再考を望む会」 (奥山貴史代表) を結成。 各地で校名再考を求める署名活動を展開しており、 8月20日に酒井隆明・篠山市長に署名簿を提出することがわかった。
城北小保護者有志が結成した 「新校名の再考を望む会」 が市教育長に陳情書などを提出したが、 準備委が、 「再考せず」 としたことを受け、 「篠山中央の名称再考を望む会」 の活動がスタート。 両校区のほか、 市内全域で署名を集めており、 11日からの約1週間で1000人分が集まっている。
同会の主張としては、 「中央」 という表現に疑義を呈しているほか、 校名決定時に、 「城北」 も含めた公募の上位5校名から決定しているが、 「城北、 畑を連想しない」 として篠山中央となったことも批判。 同会は、 「消去法で決定された名前。 子どもたちのことを考え、 もっと思い入れのある校名に再考してほしい」 とする。
また、 「公募の数字では城北が1位だったが、 両校区を連想しない名前で決定した。 ならば、 はじめから城北や畑などを省いて公募すべきだった。 民意が反映されているとは言えない」 と指摘した。
奥山代表 (二階町) は、 「中央という表現を使ったことで、 関心は市内全域に及んでいる。 多くの人が疑問を持ったまま大切な校名を決定してもいいのか」 とし、 「もう一度、 話し合う場を設けてほしい」 と話している。
一方、 「新校名の再考を望む会」 では24日午後7時半から玉水会館 (黒岡) で、 酒井市長を交えた意見交換会を行う。
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2012年8月19日08:55
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デカンショが“還暦” 篠山市で
篠山の夏の風物詩 「第60回丹波篠山デカンショ祭」 が8月15、 16の両日、 篠山城跡三の丸広場周辺で開かれた。 初日は約5万人、 2日目は約2万5000人の人出があり、 同広場中央に建てられた高さ8・7メートルの木造大やぐらを囲んでにぎやかに踊り明かした。
今年は60年の節目にふさわしく、 大やぐらをはじめ、 本部席や休けい所までも総木造りに。 また、 過去のデカンショ踊りやルーツ 「みつ節」 などを披露し、踊りの暦を振り返った。 「デカンショ祭の熱闘甲子園」 の異名を持つ競演会には13団体が、 ジュニア競演会には5団体が出場し、 優勝を目指して熱のこもった踊りを披露した。
初日に開かれた 「競演会」。 初出場3団体を含む13団体が出場し、 息の合ったデカンショ踊りを披露した。 今年、 栄冠に輝いたのは、 「JA丹波ささやま」。 賞状を受け取った職員の小野崇之さん(22)=川北=は、 「みんなで汗を流して練習した甲斐がありました」 と喜びをかみしめていた。
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2012年8月18日17:00
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リラクゼーション「手心(てごころ)」
真心込めて癒し提供
今年4月、 王地山公園ささやま荘の天然温泉 「まけきらいの湯」 の一角に鶴谷任良 (たかよし) さん (38) がオープン。
「ボディケア」 (20分2100円~) は、 手技のみで揉み返しのないよう、 全身を優しく揉みほぐす。 肩こり、 腰痛、 慢性疲労など症状に応じて施術する。 「足裏フットケア」 (20分2000円~) も、 手技で足つぼを程良く刺激する。 血行を促進し、 体内の老廃物を流すとともに、 温泉との相乗効果でさらに血行を促進し、 体の不調の改善につなげる。 利用客からは 「体が軽くなった」 「むくみが改善した」 と評判。 また、 両ケアをセットにしたコース (各20分3800円~) もある。
鶴谷さんは 「真心込めた施術で、 体の疲れをとり、 いやしのひとときを提供したい」 と話している。
【メモ】予約優先。 営業時間は午前11時―午後9時。 水曜定休。 電079・552・1127。 王地山公園ささやま荘内 篠山市河原町474-1
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2012年8月18日16:46
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「パン教室」参加者募集
8月20日と9月10日の2日間、 イタリア家庭料理店 「トラットリア・アル・ラグー」(篠山市福住384)で開く「初心者のための初めての有機レーズンロールパン教室」 の参加者を募集している。両日とも、 午後1時―4時。
同店と交流体験型ツーリズム企画団体 「ROOT (ルート)」 (河原町) の主催。 焼きたて試食パン1個とワンドリンク付き。 1人4個のパンを持ち帰る。 持ち物は、 エプロン、 三角巾、 手ぬぐい、 筆記用具。 参加費は1600円。
申し込みや、 10月以降の同教室開催日は、 ルート (079・552・3988) まで。
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2012年8月18日16:36
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農家レストランが春日にオープン 藤本さ...
丹波市春日町下三井庄で、 神戸から移り住んだ藤本傑士 (たかし) さん (35)、 幸穂さん (35) 夫婦が、 体験型農家レストラン 「三心五観」 をオープンした。 傑士さんは 「地の物、 旬の物、 本物の食材を提供したい。 食を通して共に楽しみ、 共に学びあいたい」 と意気込んでいる。
食事の前に農作業や料理教室など季節や天候に合わせ、 様々な体験を楽しんでもらう。 食材は、 自家農園で栽培した無農薬無化学肥料の野菜が中心。 玄米ごはん、 カボチャと切干大根の梅干し煮、 夏野菜の炒め物、 ポタージュスープなどのメニューを準備している。
店名の由来は、 食事を提供する側の心得 「三心」 と、 食事をいただく側の心得 「五観の偈」 から取った。 三心は、 「喜び、 思いやり、 大きな心を持って料理しよう」、 五観の偈は、 「感謝し、 反省し、 心を整え、 心身の成長のために食事をして、 道の成就をめざそう」 という意味。
傑士さんは昨年、 農業や農産物を通し都市住民との交流活動を進めている専業農家、 小橋季敏さん (同町中山) の元で研修した。 小橋さんの兄で情報社会生活研究所を主宰する昭彦さん (同) に、 移住についてのアドバイスも受けた。 木造2階建ての住居を兼ねたこだわりのレストランを建築し、 開店準備を進めてきた。 丹波で焼いた器を使用している。
藤本さん夫婦は、 神戸のJR六甲道駅近くで6年間、 ラーメン店 「しゅはり」 を営み、 化学調味料を使わない天然出汁の 「塩ラーメン」 が評判を得て、 味も安定してきていた。 一方で、 素材や食べ物にこだわれば、 コスト高になる矛盾も感じていた。 食の乱れの現状も見聞きするなか、 「自然と調和できる生き方をしたい」 という思いが子どもの成長とともに強まり、 移住を決意した。
傑士さんは、 「毎日の食事によって健康にもなり、 様々な病気を引き起こす原因を作ることもある。 食べ物が生きる基本で、 幸せの源だということを知ってもらうきっかけに」 と話している。
料金は、 体験プラス食事で、 大人3000円、 子ども1500円。 食事のみは、 1800円。 1日18人限定の予約制。 3日前の午後6時までに予約を。 体験は、 午前10時―正午、 食事は正午―午後2時。
「三心五観」 (090・6676・6283、 http://3shin5kan.com)。
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2012年8月18日16:32
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和歌山大会で優勝 硬式野球チーム...
篠山市の中学生を中心にした硬式野球チーム 「ベースボールネットワーク」 (竹内三郎代表) が8月4―6の3日間、 紀三井寺野球場 (和歌山市) などで行われた 「全日本少年硬式野球連盟 (ヤングリーグ) ・国際交流全国選抜和歌山大会」 で2年ぶり2回目の優勝を果たした。 今季の公式戦優勝は3回目。 また、 松浦瑞樹投手 (篠山中3年) が最優秀選手賞に選ばれた。
主に近畿、 中国、 東海地方から49チームが出場。 ベースボールネットワークは、 京都府、 豊中市、 和歌山市、 大阪府のチームに勝ち、 準決勝の新居浜スワローズ (愛媛県) 戦は4―1、 決勝の兵庫川西戦は、 2―0で完封した。
また、 13、 14の両日、 富山県で行われた、 「ヤングベースボール富山大会」 でも優勝した。
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2012年8月12日09:03
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石田一正氏訃報
石田一正氏 (いしだ・かずまさ=元篠山市菊花同好会長、 石田裕之・丹波篠山ふるさと大使の祖父) 10日午前7時30分、 病気のため篠山市内の病院で死去、 86歳。 自宅は篠山市岩崎496。 葬儀は11日、 おこなわれた。 喪主は長男、 喜彦 (よしひこ) 氏。
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2012年8月12日09:02
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ゴーヤ売上を東北に 春日中学校生徒会
春日中学校PTAがエコ活動として取り組んだ“グリーンカーテン”から収穫したゴーヤを、 同校生徒会が地元のスーパーで販売している。 売上金は全額、 東日本大震災の被災地に寄付する。
3日から販売をはじめ、 今月末まで火曜と金曜日に販売する予定で、“売り切れごめん”。毎回、 生徒5―7人とPTA役員、 教諭らが、 ゴーヤに関する豆知識やレシピを掲載した手作りの紙を添え、 1本50円、 3本100円で販売している。
PTAは、 プランターで約150株のゴーヤを育て、 支柱を立てて校舎2階に伸びるように配置している。 収穫したゴーヤの実の活用を生徒会で考え、 販売した収益を被災地に送ることにした。 売場提供の依頼に対し、 ショッピングセンターアルティ、 ココモ春日店が快く応じてくれたほか、 春日工務店が立て看板を寄付し、 活動を応援している。
10日はココモ春日店で販売。 当日に収穫したゴーヤ約50本を用意し、 生徒6人が買い物客に 「ゴーヤいかがですか」 などと声をかけて客を呼び込んでいた。 生徒会の小椎尾映 (てる) 副会長は、「地域のみなさんが協力してくれるのでうれしい」 と話していた。
今後の販売予定は次のとおり。
▽8月17日=ココモ春日店・午後3時―
▽8月21日=アルティ・午前10時―
▽8月24日=ココモ春日店・午後3時―
▽8月28日=アルティ・午前10時―
▽8月31日=ココモ春日店・午後3時―
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2012年8月12日09:02
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世相反映し地蔵4体 篠山市中原山の琴松寺
篠山市中原山、 琴松寺の平和宏昭 (ひらわ・こうしょう) 住職 (67) が、 3年前から毎年1体ずつ高さ約80センチの 「稚児地蔵」 を建てている。 それぞれの地蔵には、 世相を反映するなどした言葉を、 子どもたちにもわかるよう平仮名で彫っている。 このほど、 「おかげさま」 と彫った今年の地蔵が完成。 平和住職は 「お墓参りに訪れる子どもたちが、 言葉に含まれた気持ちを感じてくれれば」 と話している。
それぞれの地蔵は、 言葉に合わせた表情をしている。
1体目の2009年の 「ありがとう」 は、 微笑んで合掌する地蔵。 「嘘も偽りもない笑顔にいやされてほしい」 と願った。 10年の 「わらってる」 は、 両手を口に添えて笑っている地蔵。 「笑顔で周りを明るくし、 他を幸せにする」 願いを込めた。 11年の 「だいじょうぶ」 は、 にこやかに片手を上げている地蔵。 東日本大震災を受け、 「大丈夫、 大丈夫と口に出すと不思議に心が落ち着く不思議な言葉」 として選んだ。
今年の 「おかげさま」 は、 東日本大震災後、 「多くの人たちが物質的、 経済的な満足だけは、 心と環境の調和はあり得ないことに気づき始めた」 とし、 さまざまなことに対して感謝することの大切さを表した。
墓参りに来る子どもたちが自然と手を合わせるようなものをつくろうと始めた。 平和さんは 「現代は核家族化で家に仏壇がなく、 心の拠り所がなくなっている。 子どもたちの宗教心を育てたい」 と話している。
檀家だけでなく、 地蔵は自由に参ることができる。 場所は、 南丹市との境にある天引峠手前の西野々交差点を北側に約2キロ向かったところ。
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2012年8月12日09:02
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東アジア大会へ 中学硬式野球「三田リト...
丹波、 篠山両市の3年生が主力の中学生硬式野球チーム 「三田リトルシニア」 (三田市) が、 8月18―21日にかけて宮崎市のアイビースタジアムなどで開かれる 「東アジアリトルシニア野球宮崎大会」 に、 関西連盟西部ブロック第一代表として初出場する。 台湾や韓国選抜を含む51チームが参加する西日本最大の大会。 3年生にとって最初で最後の全国大会になる。
エースの松井孝太郎君 (柏原中)、 3番遊撃手の堀訓己君 (同) と、 代打の切り札、 赤永直也君 (山南中)、 2番中堅の中野英三君 (篠山中)、 5番捕手の國松希君 (同)、 守備固めに使われる控え外野手の芦田航君 (同) が在籍している。
神宮球場へと続く日本選手権関西大会は、 2回戦で敗退。 くやしさを同大会予選にぶつけ、 宝塚を4―0、 尼崎北を6―1、 姫路西を抽選で下し優勝した。
宮崎大会では、 初戦で鈴鹿 (三重) と対戦する。 国内では、 北海道から鹿児島までのチームが参加する。
2年生でレギュラーに定着した堀君は、 「みんなで楽しんで、 守備からリズムをつくり打撃に生かす、 自分たちの野球をしたい」 と言い、 赤永君は、 「一打で展開を変える代打の役割をしっかり果たしたい」 と抱負。 松井君は、 「自分たちの代で最初で最後の全国大会。 全国に、 三田シニアの名前を知らしめたい」 と語った。
西尾昌隆監督 (柏原町出身) は、 「走攻守そろった堀、 球にキレがあり、 三振が取れる松井、 体格に恵まれた赤永と、 みんないい選手」 と期待していた。
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2012年8月12日09:01
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市名検討委が発足 課題について調査検討...
篠山市は、 市名変更問題について検討する 「篠山市の市名を考える検討委員会」 を設置、 8日、 篠山市民センターで初めての委員会を開いた。 市名の変更、 現状維持それぞれのメリットや課題などを整理する。
同委員会は、 市内の各種団体の代表者ら15人で組織。 酒井隆明市長が委員に委嘱状を交付したほか、 同委員会の役割を確認し、 市名変更問題のこれまでの経緯を振り返った。 また、 委員長に帝塚山大学法学部教授の中川幾郎さん、 副委員長に市自治会長会副会長の西潟弘さんが選ばれた。
委員会では、 市名を変更したときのコストなども検討。 「篠山市」 の市名について市内外の人たちがどのように考えているかも調査する。 委員の任期は、 「検討結果を市長に報告するまで」 とし、 期限は定めていない。
市名変更をめぐり、 市は昨年、 市民から意見を募集。 計146件が寄せられた。 その内訳は▽ 「丹波篠山市に変更した方がよい」 が89件▽ 「篠山市のままでよい」 が42件▽ 「その他の意見」 が15件―だった。
委員長、 副委員長を除いた委員は次の皆さん。
上見重信 (市商工会専務理事)、 太期靖一 (丹波ささやま農業協同組合専務理事)、 中西薫 (丹波篠山観光協会会長)、 井階作京 (市企業懇談会会長)、 杉尾吉弘 (夢こんだ代表取締役社長)、 塩川信 (市PTA協議会副会長)、 澤山啓子 (市女性委員会委員長)、 細見頼子 (市手をつなぐ育成会会長)、 森口昌英 (意見募集提出者)、 今村俊明 (同)、 團野和人 (公募委員)、 山﨑登久子 (同)、 平野斉 (副市長)
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2012年8月12日09:01
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関西代表で海外遠征 中国・韓国・ハワイ...
中学生硬式野球チーム 「氷上ボーイズ」 (丹波市) に所属する足立真二君 (15) =丹波市青垣町栗住野、 「三田リトルシニア」 (三田市) に所属する松井孝太郎君 (14) =丹波市柏原町柏原、 「兵庫北播リトルシニア」 (加東市) に所属する森脇賢一君 (14) =丹波市山南町谷川=が、 それぞれが所属するリーグの関西代表で編成する海外遠征チームに選抜された。 21日に渡航し、 「JAPAN」 のユニフォームで外国人選手と戦う。 3人とも 「代表の名に恥じない戦いをする」 と、 奮起を誓う。
足立君は、 「日中友好親善少年野球試合」 (18人)、 松井君と森脇君は、 「日韓ソウル・日米ハワイ国際親善大会」 (23人) の選手団に選ばれた。
足立君 (右投げ、右打ち、172センチ、65キロ) は、 氷上ボーイズのエースとして活躍。 125キロのストレートを中心に、 2種類のスライダー、 カーブ、 フォークが持ち球。 同チームが近畿4位に躍進する原動力となった。
各地のブロックの持ち回りで、 今年は関西ブロックが 「日本代表」 の当番。 選考委員にピックアップされた、 投手だけで40人ほどいた合同選考会を突破し、 中国派遣チームに選ばれた。 北京や上海で計6試合を戦う。 「直球で押し、 自分の力を試したい」 と抱負を語った。
松井君と森脇君は、 ソウルで3戦した後、 ハワイで6戦する。
松井君 (左投げ、左打ち、168センチ、58キロ) は、 三田リトルシニアのエース。 同チームを 「東アジアリトルシニア野球宮崎大会」 (18日開幕) に導くなど、 活躍した。
130キロ強の直球とカーブ、 2種類のスライダーが持ち球。 2年生の時から2、 3番手の投手としてチームを支えた。
春先の活躍で、 連盟から推薦された。
「冬にしっかり走りこんだことで下半身が安定したのが良かった」 と代表入りを喜び、 「外国の選手は力があると思うので、 直球でぶつかっていきたい」 と抱負を語った。
森脇君 (右投げ、右打ち、165センチ、54キロ) は、 ショート、 セカンドを中心にどこでも守れ、 打順もどこでも打てるオールラウンダーなプレイヤー。
同チーム監督の推薦で代表入りした。
「すごく上手な選手の集まりなので、 自分に声がかかるとは思わなかった」 と謙遜。 「アメリカ人選手のパワーを肌で感じるのが楽しみ」 と目を輝かせ、 「基本に忠実な、 堅実な守備が持ち味なので、 そこを見せたい」 とチャンスを生かす。
リトルシニアのライバルからチームメイトになった森脇君は、 松井君を 「球にキレがあり、 伸びる」 と評し、 松井君は森脇君を 「野球を良く知っている選手」 とたたえた。
中国遠征は27日まで、 韓国・ハワイ遠征は29日まで。