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2012年9月13日09:02
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有害鳥獣対策員、事務職など募集 9月19...
篠山市 (職員課079・552・5113) は臨時職員 (一般事務職1人) と、 非常勤嘱託員 (有害鳥獣対策推進員1人、 住民学習推進員1人) を募集している。 一般事務職は、 10月18日から、 育児休業職員の代替として採用。 電話、 窓口対応や会計処理、 文書作成など。
有害鳥獣対策推進員は10月5日からの採用で、 防護柵設置の地元調整や設計積算など。 住民学習推進員は11月1日からの採用で、 住民学習に関する事務など。
いずれも採用試験は9月21日に行う。 応募は19日までに所定の書類を同課に提出する。
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2012年9月13日09:00
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社協が事務局職員、介護専門職を募集 10...
丹波市社会福祉協議会 (総務係0795・82・4631) は、 来年4月採用の事務局職員2人、 訪問介護員2人、 今年12月採用の介護支援専門員1人を募集している。
事務局職員は、 1988年4月2日以降に生まれた高卒以上の人 (見込み含む) で、 普通自動車免許が必要。 訪問介護員、 介護支援専門員はいずれも45歳未満の有資格者が対象。
受験の申込用紙は、 同社協本所 (氷上町常楽)、 支所で交付。 受験の申込受付は、 10月5日まで (午前9時―午後5時) で、 本所へ用紙を持参すること。 採用試験は10月13日、 同協議会本所 (氷上健康福祉センター) で。 作文と面接がある。
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2012年9月13日08:58
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戦国八上城ツアー...
篠山市 (商工観光課079・552・6907) は9月15日、 「ボランティアガイドと行く篠山城下と戦国八上城ガイドツアー」 を実施する。 参加者を募集している。
午後1時に篠山観光案内所 (同市北新町、 大正ロマン館向かい) に集合。 自転車に乗って、 篠山城跡、 河原町妻入商家群 (まちなみアート見学) を訪ね、 八上城下を散策する。 4時半ごろに同案内所に戻る。
先着10人。 参加費300円とレンタサイクル代 (普通500円、 電動800円)。 申し込みは、 14日までに同課。
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2012年9月13日08:55
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俳優・高倉健
高倉健はなぜ女にも男にももてるのか。 最新作 「あなたへ」 のロケ現場に密着取材したNHK特集番組を観ながら考えた。 ▼素顔の彼は冗談も飛ばすし、 決して役のように不器用な男ではない。 しかし実像からも全く同じく 「孤独な佇まいが漂う」 (北野武) のは確か。 「生き方が芝居に出るということを、 肝に銘じている」 俳優だからだ。 ▼ 「あなたへ」 は筆者も封切早々に観た。 亡妻 (田中裕子) の遺書に導かれ彼女の故郷、 長崎県平戸を訪ねる主人公。 偶然通りかかった元写真館の陳列窓で少女時代の妻の写真を見つけ、 「ありがとう」 とつぶやきながらコツンとこぶしを当てる。 強く印象を残すシーンだが、 撮影は1回きり。 原則、 すべてが本番という。 ▼ 「気持ちは映る。 自分の心によぎるものがないと、 テクニックだけでは演じられない」。 そのために、 普段から自らの生き方を磨く。 酒タバコ、 マージャンもギャンブルもやらない。 好きな甘いものを控え、 身体をいたわって心を感じやすい状態に保つ。 我々には真似ようにも出来ないことだ。 ▼81歳で7年ぶりにスクリーンに登場した健さん。 なお次作に意欲を示すが、 ファンとして一つ注文。 20歳も年下の役でなく、 ここらで老いゆく身体をさらけ出すような役も望みたい。 「堅気に戻って50年生き延びてきた元ヤクザ」 とか。(E)
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2012年9月13日08:54
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「このまちをどうする」
秋風にはいろんな風があるが、 政治の風は強くなる。 大阪維新の会が全国に次期衆議院選挙候補者を擁立する。 大阪維新の会は、 橋下大阪市長の強力なリーダーシップで、 地方から国政を動かす戦略。 台風の目になりそう。 民主党の代表選や自民党総裁選は複数の立候補で乱戦模様だ。
選挙と言えば、 11月に丹波市長・市議会議員のダブル選がある。 今のところ、 市長選に名乗りを上げた人はいない。 現職の動向が注目される。 合併後8年経つが、 課題は山積している。 話は、 少し飛躍するが、 あるメガネチェーン店が地方から、 全国展開して急成長を遂げた。 ところが、 リーマンショックで痛手を被り、 窮急地に陥った。 困り果てた社長は、 地方から出発して成功した柳井ユニクロ社長に相談を持ちかけた。 柳井社長から、 「あなたの会社は何を目指すのか」 と逆に問われ、 「良質で安いメガネをお客さんに提供する」 という創業の精神を思い起こし、 経営展開したところ、 業績が回復したという。 テレビ番組を見ての話だが、 企業経営はもとより、 政治の世界にもあてはまる。
人は誰しも、 最初は理念や目標を持っているが、 目先の利益や仕事に追い回されるうちに、 初心を忘れがちになることもある。 企業であれば、 トップが社員にわかりやすく、 会社をどうするかを常に語り、 理解を求めるべきだし、 市長は市民に、 「このまちをどうしたいか」 を示し、 実行する方策や夢を語りたい。 政治家は、 常に政治理念やビジョンを持つことが肝要だろう。
選挙は、 市民が政治参加をする絶好の機会。 傍観者でなく主人公である。 関心を持ちたい。 「それぞれに花を咲かせる秋になり」。 (臼井 学)
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2012年9月13日08:50
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血管年齢
丹波市医師会の健康大学で柳川拓三・丹波健康福祉事務所長が講話。 「がん」 「心疾患」 「脳血管疾患」 の三大死因について、 県全体の値と比べ、 丹波地域は、 がんで亡くなる人の割合は少ないが、 「脳血管疾患」 の割合が高いことなどを報告した。 また、 「心疾患」 と 「脳血管疾患」 は、 「血管に由来する病気と考えれば、 同じ病気」 とし、 血管の老化予防、 動脈硬化の予防の大切さを強調した。
心疾患 (丹波地域で16・6%) と脳血管疾患 (同13%) を足すと、 死因のうち、 飛び抜けて高い割合の 「がん」 (同24・4%) より多いのだから、 本当に気をつけたいもの。 柳川所長によると、 脳血管疾患は、 寝たきりになる原因の1位でもあるそう。
丹波地域でなぜ脳血管疾患が多いのか―。 理由は、 分からないそうだ。 以前は、 動脈硬化の一因の高血圧が多かったが、 いずみ会や婦人会の減塩活動で、 一定の成果が上がったそうだ。
実年齢以上に血管年齢が高いと、 よくない。 丹波、 篠山両市の健診に、 「血管年齢検査」 を導入できないか。 気になっているのは、 私だけではないはず。(足立智和)
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2012年9月13日08:50
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流れ星四つ
先日、 篠山で一番、 星に近い宿に泊まった。 その夜は良く晴れて、 手を伸ばせば本当に星を掴めそうだった。 250年前に建ったという茅葺屋根の大きな家は、 中に入っている私たちをすっぽりと懐に包みこみ、 穏やかで暖かい時がゆっくりと過ぎていった。
土間には、 おくどさんがあり、 薪で篠山産のお米を炊く。 薪に火をつけるところから始まり、 火吹竹で火力を調整しながら、 もうもうとした煙の中、 お米が香ばしいにおいをさせながら炊きあがってゆく。 年季の入った木の分厚い蓋を開けると、 真っ白な湯気の向こうに神々しいほど美しいご飯があらわれる。
おかずは、 その宿の家守がその日に農園から収穫した旬野菜だ。 野菜は、 囲炉裏の炭火でじっくりと焼く。 家の中に火があることは、 これほどすごいものかとつくづく感動したが、 囲炉裏で食材を焼くと、 それら全てが見事に素晴らしい滋味深い食べ物となり、 人の血となり肉となる尊さ。
250年という家族の歴史を支えてきた場所は、 厨から笑ったり話したりしている家族の様子が目に入り、 料理していても洗い物をしていても、 一人の感覚はない。 人と人が、 実際に対峙してつくる繋がりを何よりも大事にしていた時代の家は、 なんて温かいのだろう。
家の中には火があり、 安らぎがあり、 繋がりがあり、 一歩外に出ると満天の星空の下、 周囲を山と木と生きものたちに囲まれ、 五右衛門風呂で心の垢をおとす。 眠る時には、 座敷童がほほ笑んでくれる、そんな一夜であった。
(土性里花・グループPEN代表)
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2012年9月13日08:50
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農家レストラン開店 地場野菜でランチ提...
丹波市氷上町朝阪に農家レストラン 「遊楽里 (ゆらり)」 (古橋佳津子里長、 0795・78・9554、 午前11時―午後4時。 火・水曜定休) が9月15日オープンする。 自家栽培した野菜や丹波市内で採れた地場野菜を使ったランチを提供する。
いなか暮らしをしようと、 茨木市から昨年3月に家族3人でIターン。 丹波市にゆかりはなかったが、 空気のおいしさと、 自宅兼店の南側が山で、 家がないところが気に入ったという。
農家レストランや農家民宿という業態があることも知らなかったが、 偶然に宿泊した市内の農家民宿が気に入り、 一念発起して開業した。
ランチは、 自家野菜のカレーと和そばの2種類程度から始める。 地元の人に来てほしいとの思いから、 700円前後に価格を抑える。 コーヒーなどの飲み物も300円程度で提供する。
出身地の徳島名物の金時豆入りのお好み焼きの提供なども考えている。 古橋さんは、 「スロースターターで、 ぼちぼちやる」 と言い、 「ゆっくりお茶を飲みに来てもらえれば。 丹波と大阪、 徳島の材料を使った献立を考えていきたい」 と話している。
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2012年9月13日08:49
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初のマルシェ賑わう ハピネスマーケット
丹波の素晴らしさをアピールしようと、 丹波市柏原地域の有志が毎月第2土曜に定期開催するマルシェ 「丹波ハピネスマーケット」 の初回が9月8日、 柏原市街地で開かれた。 地元の食材を使った食バザーや、 作家による雑貨や工芸品販売などがあり、 多くの人出でにぎわった。
柏原観光案内所前、 丹波市同教前、 丹波新聞社ロビー、 まさゆめさかゆめバウムクーヘン駐車場の4会場に、 44店が出店した。 丹波市、 篠山市を中心に、 福知山市、 西脇市、 遠くは淡路市からも出店者があった。
テント屋台には、 和菓子、 アップルパイ、 新米、 パン、 丹波牛の串焼き、 イノシシ焼、 茶、 地酒などのブースが並び、 木工教室や陶芸教室などの体験コーナーも子どもの人気を集めた。 観光案内所前では、 トランペット奏者、 ミッチさんが率いるジャズバンドの演奏もあり、 祭りに花を添えた。
早々に天然イノシシ肉のしし汁や串焼きが売り切れた、 居酒屋 「かつべえ」 (丹波市柏原町柏原) の中尾勝志さん (38) は、 「初回だったので、 仕込む量を加減した。 こんなに人が集まるのなら、 次回から力を入れたい」 と言い、 各地の市に店を出すこともある陶磁器作家の芥川清さん (50) =同市春日町黒井=は、 「冷ややかな雰囲気でなく、 他の市と比べても上々の反応。 出店したい人は大勢いる。 今回見送った人も、 出てくればいい宣伝になるのでは」 と話した。
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2012年9月13日08:48
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歩いて健康づくり“やる気”支える テレ...
丹波市氷上地域の中央地区自治振興会が9月から、 歩数計を貸し出して自分のペースでウォーキングに励み、 2週間に1回、 テレビ電話で丹波市の保健師から健康相談が受けられるというユニークな試みを始めた。 同振興会の事業 「みんなで健康プロジェクト」 の一つ。 現在、 約20人が参加しており、 地域のイベントの席で、 がんばった人を表彰するなど、 健康づくりに対するやる気と根気を支える。
NTTが開発した健康チェックシステムを活用。 同地域の拠点施設ひかみ成松交流館に、 血圧計や、 体重、 体脂肪、 筋肉量などが測れる機器を置いておく。 歩数計は15月分、 日ごとの記録が残せる機能があり、 血圧や体重などの結果と一緒にデータとして蓄積することで、 ウォーキングの効果や自身の体の変化を見ていくことができる。
2週間に1回 (第1、 3金曜)、 健康相談ができる日と時間帯を設け、 蓄積したデータをもとに保健師から健康に対するアドバイスが受けられる仕組み。 機器を使った健康チェックは、 交流館が開いている時間帯ならいつでもできる。 7日には機器の取り扱い方や登録の仕方に関する説明会が開かれた。
説明会に参加した大江春美さん (氷上町成松) は、 「普段から健康に気をつけようと、 たまに歩いたりするけれど続かない。 この機会にがんばって続けてみたい。 どんな結果が出るか楽しみ」 と話していた。 期間を11月22日までにしているが、 好評であれば継続する方向で考える。
同健康プロジェクトではこのほか、 健康カラオケ、 女性向け健康教室 (ダンス、 太極拳、 パワーヨガ)、 介護予防・健康教室を計画している。
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2012年9月13日08:41
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国際音楽祭が開幕 今年のフランツ・井本...
第18回丹波の森国際音楽祭 「シューベルティアーデたんば2012」 (同実行委員会主催) が9月8日開幕した。 11月17日のファイナルコンサートまで、 10カ所で 「街角コンサート」 が行われるほか、 10月10日―来年1月26日、 9小中学校で 「キン・コン・カン・コンサート」 が開かれる。
8日、 お菓子の里丹波 (篠山市東吹) で開かれた 「オープニング・サロンコンサート」 では、 音楽祭のシンボルアーティスト 「今年のフランツ」 のピアニスト、 井本英子さん (同市南新町) や、 音楽監督でテノール歌手の畑儀文さん (同市出身) らが出演し、 2回延べ約230人の聴衆を魅了した。
丹波の森公苑文化振興部 (0795・72・5170)。
◆天引峠で篠山市と南丹市が交流 9月16日
シューベルティアーデの一環で、 「大丹波交流コンサート」 が9月16日、 篠山と京都府南丹市の市境の天引峠で開かれる。
午前11時から、 両市地元の住民が清掃活動をした後、 同11時半から昼食 (有料) と交流会、 午後3時からコンサート。 畑儀文さん、 両市で歌声喫茶を主宰している小林矩子 (のりこ) さんらが出演する。 無料。
同実行委員事務局の向井さん (090・8210・3177)。
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2012年9月13日08:37
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さぁアートフェスへ 篠山で芸術の祭典 ...
国重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、篠山市河原町の 「河原町妻入商家群」 を舞台に9月15―17日と20―23日、 篠山ゆかりの芸術家らが作品展示を行う 「丹波篠山・まちなみアートフェスティバル2012」 (同実行委主催、 079・552・2524) が開かれる。 地元住民の協力を得て、 風情のある古民家がアートな空間に変貌する。
今年は27人の作家が参加。 絵画や陶芸、 造形、 書、 木工など、 多彩な感性が一堂に会する。 また、 ゲスト作家として、 深沢軍治さん (画家)、 林勇気さん (映像作家)、 小粥丈晴さん (美術家) を招く。
関連事業として、 岩手出身の宮沢賢治にスポットを当て、 賢治作品の 「注文の多い料理店」 にちなんだ 「山猫軒カフェ」 や、 地元の子どもたちによる 「子ども狂言会」、 芸術家が語る 「アーティストトーク」 やワークショップ、 街角コンサートなど、 さまざまな催しが繰り広げられる。
15―17日のイベントは次の通り。 (20―23日のイベントは次号掲載)。
【15日】
▽午前11時=オープニングセレモニー、 雨田デュオコンサート (午後3時からもミニコンサート)
▽午後1時30分―、 アーティストトーク、 深沢軍治さん
▽午後2時半―、 午後3時半―、 宮沢賢治の電気葡萄酒作り (参加費800円)
【16日】
▽午後1時半―、 アーティストトーク、 小粥丈晴さん、 松崎康彦さん、 中西俊介さん
▽午前11時―、 午後2時―、 同、 吉川秀昭さん
▽午前10時―午後5時、 出張ちるみゅー・屋台村ワークショップ
▽午後3時―午後4時、 まちなみアート探検隊
▽午前11時―、 午後2時―、 朗読ワークショップ 「雨ニモマケズ」
【17日】
▽午前11時―、 午後1時半―、 子ども狂言会
▽午後3時―、 ワークショップ、 羽下大信さん
▽午前11時―、 午後1時―、 午後3時―、 どんぐり&きのこの石けんづくり
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2012年9月13日08:36
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秋の山野草57点展示 希少水生植物も 青...
青垣いきものふれあいの里 (丹波市青垣町山垣、 0795・88・0888) で、 「秋の山野草展」 が開かれている。 希少な植物や秋の七草など57点が、 鉢植えや写真で展示されている。 9月23日まで。 入場無料。
水生植物のコーナーでは、 フィールドの池と同施設の桶で育てている環境省レッドデータブック 「絶滅危惧IB類」 のヒシモドキ、 同 「2類」 のイトタヌキモの実物を展示。 食虫植物のタヌキモは、 小さな淡黄色の花を咲かせており、 鮮やかな緑色の藻の所どころに獲物をとらえる小さな黒の袋をつけている。
陸に生えるものでは、 ヤマトリカブトが鮮やかな紫色の、 ヤブミョウガが清楚な白い花を咲かせている。 多くの花は、 数ミリ程度と小さく、 ひっそり静かに咲いている。
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2012年9月13日08:36
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青垣新水源から濁水 マンガン...
丹波市は、 水道施設統合整備事業の一つで今年6月に新設した青垣水源地 (丹波市青垣町東芦田) の試運転を8月27―28日に行った際、 水道法が定める水質基準0・05ミリグラム以下 (1リットルあたり) の約3倍にあたる、 0・14ミリグラム (同) のマンガンを含んだ水を配水していたことを明らかにした。 マンガンは体内に必要な成分でもあり、 食品衛生法による基準値は0・3ミリグラム以下で、 人体への影響はないという。 10日の産業建設常任委員会に報告した。
市は同27日、 昨年度に拡張工事が完成した西芦田浄水場と同水源地を結ぶ導水管の洗管作業を行った後、 西芦田浄水場を稼働。 約20時間後の翌28日午前9時半に試運転を終え、 水源の使用を停止した。
同29日午前8時半ごろ、 認定こども園あおがき (同町佐治)、 丹波少年自然の家 (同町西芦田)、 グリーンベル青垣 (同町田井縄) の3施設からプールや風呂の水が濁ったとの連絡を受け、 事態が発覚した。
同29日に採取した水と、 同こども園が28日に採取していた水を検査機関に持ち込み、 結果が7日に出た。 同水源地の原水を検査したところ、 マンガンの値は1・1ミリグラム (同) だった。
同浄水場の給水エリアは、 同町西芦田全域、 佐治、 遠阪の一部などで、 1000戸弱に給水した可能性があるが、 一般市民から水の濁りなどに関する連絡はない。
市によると、 水源地工事にあたり、 2007年に実施した揚水試験や、 2度にわたる原水の水質調査においてはマンガンの値は0・05ミリグラム以下と低かったという。 また、 「市水道ビジョン」 における重要な水源と位置づけており、 市水道部は 「予期せぬ事態で、 十分な調査が必要。 一時的なものか、 永久的なものなのか、 まずは原因の特定を急ぎたい」 としている。
今年8月に水道水の安全性をPRしようと売り出したボトルウォーター 「丹 (まごころ) の水」 は、 西芦田浄水場から採取したもの。 2万4000本を製造した。 市は、 「今回の事故以前に採取し、 水質検査もしたうえで詰め込みを完了しており、 問題はない」 との見解を示した。
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2012年9月13日08:35
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バイカモを増やそう かつての小川に再生...
紅葉の名所、 高源寺がある丹波市青垣町桧倉自治会 (足立宏幸会長、 33戸) が、 集落内の小川を再生させ、 水生植物バイカモを増やす取り組みを始めた。 川は、 こんこんと水が湧き、 護岸は土という昔ながらの姿をとどめており、 「山のモミジと川のバイカモで桧倉、 神楽地区を盛り立てたい」 と張り切っている。
同自治会を流れる 「清水川」。 湧水が豊富で農業用水として使われていたが、 20年ほど前から使われなくなった。 放置された川は、 2メートルほどの川幅全面を草が覆い、 所どころ水面が見えるといった具合だった。
かつての川の姿を取り戻し、 50年ほど前、 川に茂っていたバイカモを取り戻せないか、 県立人と自然の博物館の三橋弘宗研究員に相談。 三橋研究員の調査で、 全長500メートルほどの川のうち、 河口に最も近い部分でも水温が17・8度と低いことが分かり、 川の本流でなく、 一気水が出る心配もないため、 「うってつけの場所」 と太鼓判をもらった。
一般財団法人 「神楽会」 が助成し、 草を取り払い、 土砂をしゅんせつ。 その量は、 2トン車70台分にもなった。 多可町の群生地から譲り受けたバイカモを石にくくりつけて沈め、 根付かせている。
今春、 試験的に移植したものは首尾よく繁茂したが、 シカに食べられ、 絶えてしまったという。
足立会長 (65) は、 「昔の川の姿になり、 いい雰囲気になった。 魚も増えるだろうし、 カワニナも多く、 ホタルも期待できる。 秋はモミジ、 春から夏はバイカモを見に足を運んでもらえるようになれば」 と、 繁茂を楽しみにしている。
写真・再生した清水川にバイカモを植える住民たち=丹波市青垣町桧倉で
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2012年9月13日08:34
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サル追い犬の訓練士へ 篠山市熊谷の小立...
篠山市熊谷の小立麻代 (まよ) さん (22) が今月1日、 市内の農作物被害を食い止めるため、 サルを追い払う犬 「モンキードッグ」 の訓練士として市に採用され、 京丹波警察犬訓練所 (京都府京丹波町) で訓練している。 小立さんは 「早く訓練士として一人前になり、 農作物被害防止に少しでも役に立てれば」 と話している。
市は2010年度、 モンキードッグ5頭を認定。 実用化に向け、 今年度、 訓練士2人を公募していた。 また、 今月から市はモンキードッグの候補犬を市民から募集している。 小立さんは12月まで訓練し、 有資格者のもう一人の訓練士とともに来年からモンキードッグを育成する。
小立さんは、 小学生から自宅で犬を飼っていた。 篠山産業高校商業科を卒業するときに、 好きな犬に関係する仕事に就きたい、 とドッグトレーナー育成コースがある専門学校 「大阪ビジネスカレッジ」 に進んだ。 ドッグトレーナーは、 小規模経営が多く、 雇用が少ないのが現状。 諦めかけていたところに、 市の募集を知り、 サルによる農作物被害を知っていた小立さんは 「少しでも役に立てるなら」 と応募を決意した。
6日から、 平日の4日間、 京丹波町に通い、 「服従訓練」 など犬の扱い方の基本を、 同訓練所の井関仁志さん (34) から学んでいる。 最終的には、 サルを発見して威嚇できるようなモンキードッグを育てられる技術を習得する。
小立さんは 「覚えることがたくさんあり、 大変だが、 好きな犬に囲まれ、 うれしい」 と話している。 井関さんは 「専門学校で習っていたので、 扱い方が上手。 犬にも好かれている」 と期待している。
写真・訓練士の指導のもと、 懸命に犬の扱い方を学ぶ小立さん=京都府京丹波町で
◆サルを追い払う訓練候補犬募集 篠山市が9月25日まで
篠山市 (農都創造課079・552・6580) は、 農業被害を減らすためにサルを追い払う犬 「モンキードッグ」 の候補犬を募集している。 今年度20頭の認定を目指している。
応募できる飼い主は、 ▽服従、 追い払い訓練に参加できる▽地域ぐるみの追い払いに協力できる▽日常的に服従訓練ができる―ことが条件。 認定までの手順は、 ▽追い払い犬適性テスト▽服従、 追い払い訓練▽訓練成果測定テストに合格。 今年度は無報酬だが、 来年度から有償の計画。
申し込みは、 9月25日までに同課へ。
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2012年9月10日09:05
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「丹南生涯学習フェスティバル」出演者募...
11月4日、 四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) で行われる、 丹南地区の文化祭 「丹南生涯学習フェスティバル」 で、 同実行委員会 (酒井守・実行委員長) は若者を対象にした初の発表会 「アコースティック・ミュージック&ダンス・エキシビジョン」 を開く。 同委員会は 「若い世代にフェスティバルを盛り上げてほしい」 と出演者を募集している。
午後1時15分―3時に開催する 「アコースティック・ミュージック部門」 は、 アカペラ、 弾き語り、 インストゥルメンタルなど、 ジャンルを問わない。
午後3時15分―5時に開く 「ダンス部門」 は、 CDなどを音源にするダンスなどでジャンルを問わない。
いずれの部門も出演時間は1組8分間。 出演資格は、 丹南地区在住、 在勤、 在学者。 グループで参加の場合は、 同地区在住、 在勤、 在学者が1人以上いること。 高校生以下は保護者の同意が必要。 定員は各部門10組 (多数の場合は抽選)。
若者のスタッフも募集している。 申し込みは、 10月1日午後5時までに同実行委員会事務局の中央公民館 (079・594・1180)。
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2012年9月10日09:03
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エッセイなど募集 篠山市立図書館
今年で開館10周年を迎えた同図書館が、 みんなでつくろう 「篠山市立図書館10年の歩み」 と題し、利用者の声を 「10年の歩み」 とともに冊子にまとめ、 郷土資料として所蔵、 貸し出しができるよう計画している。
「図書館と私」 「図書館に思うこと」 「図書館の思い出」 など、 図書館への思いをつづったエッセイや詩などを募集している。 募集期間は12月28日まで。 400字詰め原稿用紙2枚まで。 氏名、 年齢、 住所、 連絡先を明記する。
篠山市中央図書館 (西吹、 079・590・1301) に直接提出するか郵送する。
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2012年9月10日09:02
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“言えなかった ありがとう”メッセージ...
丹波市 (市生涯学習センター0795・82・0409) は、 「丹 (まごころ) の里 ありがとう大賞」 の応募作品を募っている。 テーマは、 「あのとき言えなかった ありがとう」。 家族や友人への感謝のメッセージ、 心温まるエピソードなど、 たくさんの 「ありがとう」 を全国から募集している。
小・中・高校生、 一般の2部門で、 誰でも何点でも応募できる。 メッセージは200字程度。 はがき、 原稿用紙、 メールに、 応募部門、 住所、 氏名、 年齢などを記入し、 10月31日までに 「丹の里 ありがとう大賞」 募集係 (〒669―3692丹波市氷上町成松甲賀1、 FAX0795・82・4370、 shougaigaku@city.tamba.hyogo.jp)。
審査委員長は元NHKエグゼクティブアナウンサーの村上信夫さん。 ありがとう大賞 (各部門1点) には3万円相当の副賞、 丹の里賞 (同) には2万円相当の副賞、 入選 (両部門合わせて26点程度) には5000円相当の副賞を用紙している。 発表は1月中旬ごろ。
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2012年9月10日09:00
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子育て支援者のスキルアップを 受講生を...
NPO法人保育ネットワーク・ミルク (三田市) は11月9―12月12日の延べ6日間、 篠山市民センターで 「まちかど子育て相談スキルアップ講座」 を開く。 受講生を募集している。
大学教授が児童虐待の予防対応、 保育園長が子育て支援の現場対応などについて話すほか、 教育・心理カウンセラーによる相談にのる時のこつやノウハウ、 篠山市職員が同市の子育て支援情報などを話す。 現場の実習もある。
対象は、 子育て支援活動に取り組んでいる人で、 全講座を受講できる人。 受講料は無料。 先着30人。
申し込みは、 10月31日までに同法人 (079・565・4313)。