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2012年9月27日13:41
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公共交通と徒歩で古刹巡り 知的障がいの...
みつみ福祉会 (本部・丹波市春日町野村) の登録ヘルパー、 荻野正憲さん (64) =同市春日町多利=と、 知的障がいのある植村諒平さん (23) =同市氷上町常楽=が、 公共交通と徒歩だけで 「丹波古刹十五ケ寺霊場」 を延べ11日間かけて巡った。 9月22日に、 高源寺 (同市青垣町桧倉) と植村さん宅の近所にある高山寺を訪れ、 目標を達成した。 障がい者が外出する場合に、 公共交通機関を利用することを原則にヘルパーが付き添う丹波市の移動支援事業を利用したもので、 荻野さんは 「植村さんは話すのが得意ではないが、 心で会話ができた」 と話している。
「丹波古刹十五ケ寺霊場」 は、 丹波市内の10カ寺、 篠山市内の2カ寺、 福知山市内3カ寺からなる。 今年3月25日に清薗寺 (丹波市市島町下竹田) と石像寺 (同町中竹田) から霊場めぐりをスタートさせた。
ガイドヘルパーが支援中に自動車などを運転することは認められていないため、 公共交通と徒歩での旅。 乗り継ぎの時間がうまくいかない時は、 2人で歩いた。 22日も、 氷上町常楽の植村さんの自宅からバスで高源寺へ。 帰りもバスを乗り継いで帰る予定だったが、 「バスを待つより、 歩く方が早い」 と、 結局、 高山寺まで歩いて戻った。
9月2日に慧日寺 (同市山南町太田)、 常勝寺 (同町谷川)、 石龕寺 (同町岩屋) の 「山南三山」 をめぐった際には、 延べ17キロを踏破。 今回の霊場めぐりで、 延べ100キロ以上を歩いた計算になるという。 巡った古刹で朱印帖が埋まっていくのも、 やりがいになった。
荻野さんは2008年から、 植村さんと月に3―4回、 同事業を利用して休日を一緒に過ごすようになった。 イベントに参加したり、 誰でも参加できるハイキングに申し込むこともあったが、 「どこに行こうかと迷うことも多い」 と荻野さん。 霊場めぐりは、 パンフレットを見つけた際に、 目的をもって出かけようと思いついた。
荻野さんは 「植村さんは、 古刹や、 道中の石仏に手を合わせる時は、 いい顔を見せてくれた。 2人で汗を流して歩き、 自然豊かなお寺では心が癒された。 1人ではとても回る気になれないが、 植村さんも本当によくがんばった」 とねぎらっていた。
【移動支援事業】丹波市内に住む障がい者 (手帳所持者) が対象。 利用者1人に対してヘルパー1人を配する 「個別支援型」 と、 屋外でのグループ活動や同一の目的地やイベント参加のための 「グループ支援型」 がある。 社会生活上、 必要不可欠な外出や社会参加のための外出が対象となる。 利用料は30分100円。 まずは同事業を利用するための登録が必要。 今年6月末で125人が登録している。 市生活支援課 (0795・74・0221)。
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2012年9月27日13:41
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そばの“達人”市島で開店 栽培、製粉、...
農事組合法人いちじまふぁーむの管理棟、 赤レンガハウス (丹波市市島町北奥) を活用し、 神戸市北区でそば屋を営む箱﨑孝治さん (61) が10月1日から、 そば工房 「ぶなの実」 をオープンする。 箱﨑さんは、 そば愛好家の段位認定試験で全国審査員を務めるほどの“達人”。 そば店、 そば打ちを指導する道場、 製粉工場の3つの機能をもたせ、 「そばを通じた地域活性化のお手伝いができれば」 と話している。
丹波市内のそばんち (市島町梶原)、 大名草庵 (青垣町大名草)、 三津屋妹尾 (同町田井縄) などはそば仲間で、 開店の際にはアドバイスしたこともある。 仲間がいる丹波で、 地産地消のそば屋をめざしながら、 地域活性化につながる活動がしたいと考えていたところ、 同法人とつながり、 話が具体化した。
店では、 十割そばのざる (800円) をメーンに、 野菜の天ぷらなどのメニューを提供。 特産山の芋を練り込んだり、 黒ゴマのたれで食べるそばなども頭に描いている。
そば打ち道場は、 1日体験などの入門者からプロ志願者まで、 ニーズに合わせて対応する。 また、 同法人や地元農家とタイアップしてソバを栽培し、 工房で製粉。 地産地消の流れをつくる。 自分で栽培し、 収穫したソバで、 そばを打って食べる―などの仕掛けも考え、 休耕田の活用にもつなげる。
「父親の威厳を見せようと、 我流で年越しそばを打とうと思い立ったのがきっかけ」 と笑う。 三田市の永沢寺のそば道場に通い、 全国麺類文化地域間交流推進協議会 (全麺協) の認定制度で、 1998年に初段を取得した。 以来、 そばの魅力にとりつかれ、 2003年には最高段位 (当時) の4段まで昇段。 その間、 腕を磨きながら、 全国のイベントに参加したり、 小学校で指導するなどの活動も続けてきた。
料金をもらった時に、 自分のそばがどう評価されるのかが知りたくなり、 プロの道へ。 52歳で早期退職し、 04年に 「一孝庵」 をオープンした。 地元では、 民生委員なども務めていたため、 地域活動にも興味があったという。
「丹波は自然が豊か。 心が落ち着き、 水もいいので、 いいそばが打てそう。 お客さんと会話を楽しみながら、 いい材料で打った、 いいそばを提供したい」 と話している。
営業時間は午前11時半―午後2時半。 予約が必要。 そば道場は、 問い合わせを。 不定休。 同店 (0795・86・8088)。
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2012年9月27日13:38
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雅楽にハーモニカ「観月の夕べ」 29日、...
遠阪自治協議会 (0795・88・0420) は29日午後4時から熊野神社、 今出せせらぎ園 (ともに青垣町今出) 周辺で、 秋の味覚と音楽を楽しむ 「観月の夕べ」 を開く。
午後4時から自治協議会によるバザー、 丹波市指定の同神社の宝物を一般公開。 5時にかがり火を境内に灯し、 ハーモニカ奏者、 足立安弘さんの演奏を楽しむ。 6時半からは、 朝来雅楽会の雅楽演奏も。
同神社隣のそば処 「せせらぎ園」 は、 遠阪の行事写真展を開き、 午後8時まで営業する。
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2012年9月27日13:38
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さんなんぼらんてぃあ祭
9月29日午前10時半から、 山南福祉センターさんなん荘で「さんなんぼらんてぃあ祭」が開かれる。 ボランティアの紹介や絵手紙コーナー、 飲食コーナーのほか、 地元コーラスグループ、 漫才コンビまるっちーず、 日舞久龍会などの出演、 民謡保存会の総踊りなど。
丹波市社協山南支所 (0795・77・2359)。
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2012年9月27日13:37
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篠山街角コンサート
9月29日午後2時から妙福寺 (篠山市西町) で、篠山街角コンサート 「昭和レトロの町並みに響く音のあやとり」が開かれる。 「アヴェ・マリア」 や 「動物の謝肉祭」 などを井本英子さん (ピアノ)、 大塚ゆきさん (フルート)、 田中靖二さん (ギター) が奏でる。 参加費500円。 高校生以下無料。 問い合わせは、 実行委員 (079・552・6140)。
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2012年9月27日13:37
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ほろ酔い城下蔵コンサート
9月29日午後6時、 鳳鳴酒造・ほろ酔い城下蔵 (篠山市呉服町46、 079・552・6338)で「ほろ酔い城下蔵名曲コンサート―ウィーンの楽聖たち」が開かれる。「若葉会」の主催。 モーツアルト、 ベートーヴェン、 シューベルトの名曲を、 篠山市の音楽家らが演奏。 入場料800円 (おみやげ付き)。
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2012年9月27日13:37
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お茶席 「おまっ茶でおもてなし」
9月29日午前11時―午後4時、 篠山城大書院 (篠山市北新町、 079・552・4500) でお茶席 「おまっ茶でおもてなし」をもうける。 篠山鳳鳴高校茶道部のメンバーらがお点前を披露する。 一服300円 (お茶・お菓子代) で先着60人。 入館料は別途必要。
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2012年9月27日13:36
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「ペッタン」で町巡ろう 城下町活性化へ...
篠山市東新町の高田啓司さん (66) が、 城下町地区の商店街を舞台に、 各店舗を巡ってスタンプラリーを楽しむ 「丹波篠山ペッタン巡り」 を計画している。 これまでに25軒の特長をモチーフにした手づくり特製スタンプを製作。 10月中旬をめどにスタートし、 観光客や地域住民にスタンプ帳を手にまちを巡ってもらい、 スタンプの楽しさと店舗のPR、 地域の活性化をねらう。 集めたスタンプに応じて景品も用意している高田さんは、 「来春からは協力してもらえる店舗数を増やして市内全域に拡大したい。 目指すは 『ペッタンのまち 篠山』 です」 と意気込んでいる。
ラリーは、 協力店舗や大正ロマン館 (北新町)、 「昭和百景館ささやまや」 (二階町) で、 1冊300円のスタンプ帳を購入してもらい、 特製のマップを手に、 スタンプが置いてある店舗を巡ってもらう。
スタンプ5個で、 篠山春日神社の秋祭りに登場する 「山鉾 (やまぼこ)」 をモチーフにしたステッカーを、 20個で絵葉書セットをプレゼントする。
協力してもらう店舗は、 飲食店のほか、 呉服店、 寺院、 建具店、 酒蔵、 薬局など、 さまざまなジャンル。 もともと店舗が使用しているモチーフのほか、 高田さんがイメージして製作したものなど、 ユニークなスタンプが出来上がっている。
スタンプは店舗に進呈。 協力費用として、 スタンプ帳10冊を買い取ってもらい、 販売することで負担を軽減できるようにした。
高田さんは、 「スタンプを押しに訪れたついでに、 店主らとの会話を楽しみ、 より深く篠山の話を聞くことができるのでは」 とほほ笑む。
高田さんは一昨年、 市街地の活性化にと、 同神社の秋祭りで巡行される9基の山鉾スタンプを制作。 5色のスタンプを重ねて押すことで、 カラフルな山鉾が浮かび上がり、 観光客や地域住民から好評を博した。
その後、 スタンプを使い、 商店も含めた地域の活性化を考えるようになり、 スタンプラリーを発案。 「ペッタン」 は、 高田さんの孫がスタンプを押す時に、 「ペッタンしよう」 と話すことから名付けた。
「観光客はもちろん、 地元の人でも知らない店があると思うので、 楽しみながら、 地域のことを知ってもらえれば」 と笑顔の高田さん。 「これからどんどん協力してもらえる店舗を増やしていきたい。 スタンプをつくってほしいという人がいたら、 連絡してほしい」 と呼びかけている。
高田さんへのスタンプ製作依頼は、 勤務先の大正ロマン館 (079・552・6668) へ。
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2012年9月27日13:35
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ドングリ「豊作」もクマ警戒を 県森林動...
県森林動物センターは9月25日、 県内で行ったドングリ類の豊凶調査の結果を 「全体としては豊作」 と発表した。 ドングリ類は豊作の見込みだが、 冬眠前のツキノワグマがエサを求めて人里へ出没する可能性もあるとして、 登山やキノコ採取などで山に入る時や集落でもクマ被害に遭わないよう注意喚起している。 クマの目撃・痕跡情報 (9月18日時点) は、 丹波地域で9件。 県全体で397件。
ブナ、 ミズナラ、 コナラの3種を調査。 ブナのみ6段階で一番下の 「大凶」 で、 ミズナラ、 ナラは、 上から2番めの 「豊」。 全体も 「豊」 にした。 ただ、 地域によってバラつきがあるという。
2001年に県の調査開始後、 ドングリ類は隔年で豊作、 凶作を繰り返しており、 本来今年は、 クマの出没が多くなる凶作の年だが、 本来豊作だった昨年が凶作で、 今年が豊作と、 これまでとは違った流れになっている。
県全体では、 5―7月にかけてクマの目撃・痕跡件数は過去最多だったが、 大凶作でクマの出没が相次いだ2年前と比べ、 8月以降は件数が減っている。
同センターは、 不要なカキの木の伐採や、 実の収穫、 果樹園への電気柵の設置、 生ごみを屋外に置かない、 山に入る際は、 ラジオや鈴を携帯する―などの対応を呼びかけている。
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2012年9月24日08:58
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111年前の唱歌披露 多紀郡全域を歌詞...
9月30日午後1時半から、 たんば田園交響ホール (篠山市北新町) で開かれる 「丹波篠山郷土のうたまつり」 で、 明治時代につくられた多紀郡全域を紹介した歌 「兵庫県多紀郡郷土唱歌」 が111年ぶりに披露される。
JR福知山線の前身、 阪鶴鉄道が篠山駅に開通した1899年の2年後に、 「郷土唱歌」 の冊子が発行された。 作詞は、 同市垣屋の福原律太郎さん、 作曲は兵庫県第一師範学校の米野鹿之助さん。
「春の休暇は来りたり 花さく空のうららかさ いでや五日の旅衣 郷土の地理をば尋ねなん」 から始まり、 「阪鶴線の藍本を おるればすぐに日出阪の 山切りぬきしトンネルは 多紀と有馬の境なり」 と続き、 その後、 篠山市内全域の紹介歌詞が52番まで続く。
同まつりの実行委員長で篠山の音楽推進会議会長、 西尾昭さん (呉服町) が、 1979年にこの歌の存在を知り、 いつかは合唱をしてみたい、 と思っていた。 各地区の童謡唱歌グループが集まる今回のうたまつりでの披露が最適と思い企画。 西尾さんの篠山高校 (現篠山鳳鳴高校) 時代の同級生で、 「郷土唱歌」 の冊子の発行元である旧藤田書店 (古市) に知人がいる稲川千秋さん (北沢田) がこの冊子を入手し、 歌詞にルビをつけて、 新しく冊子にした。
うたまつりでは、 この冊子を参加者全員に配布。 男声合唱団 「丹波國」 が1人2曲ずつを披露した後、 会場全員で歌う。
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2012年9月24日08:58
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ゆるキャラ集め特産を 兵庫県内41種...
兵庫県とひょうごツーリズム協会は、 県内のゆるキャラ41種類を携帯電話、 スマートフォンで集める 「『たびココ』 あいたい兵庫・ゆるキャラ携帯スタンプラリー」 を11月末まで実施している。
県内41市町、 92の観光スポットでチェックイン (位置取得) すれば、 スタンプ代わりに、 ご当地の 「ゆるキャラ」 を獲得できる。 92スポット全て制覇で、 県内のこだわりのホテル・旅館5万円相当のペア宿泊券 (抽選で5人) をはじめ、 集めた数によって抽選で特産品・名産品が当たる。
丹波エリアでは、 篠山城跡・大書院とこんだ薬師温泉ぬくもりの郷で、 「まるいの」 (篠山市) が、 道の駅丹波おばあちゃんの里と丹波竜化石工房 「ちーたんの館」 で、 「ちーたん」 (丹波市) が入手できる。
携帯電話は、 http://tbcc.jp へアクセス。 スマートフォンは、 「たびココ」 アプリをマーケットからダウンロードする。 事務局 (078・392・2441、 平日午前10時―午後5時)。
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2012年9月23日09:03
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医療あり方検討会、第3回会合 丹波市柏...
県が設置している、 市の医療提供体制の方向性を検討する 「丹波市域の今後の医療提供体制のあり方に関する検討会」 (座長=邉見公雄全国自治体病院協議会長) の第3回会合が、 9月24日午後3時から市柏原支所で行われる。 会議は非公開で行われる。
前回、 丹波市が報告した 「市に望む医療」 を基に議論する。 辻重五郎市長から先月に開催された丹波市地域医療フォーラムのようすも聞く。
10月下旬―11月初旬で日程調整中の第4回会議は、 知事に提出する報告書案の審議で、 実質的な審議は第3回が最後となる見通し。 報告書は年明けに公表される。
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2012年9月23日09:03
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足立よし江さん訃報
足立よし江さん (あだち・よしえ=足立一好神和工業株式会社社長、 足立又男県行政書士会摂丹支部長の母) 9月18日死去、 100歳。 自宅は丹波市青垣町小稗335ノ2。 葬儀は20日行なわれた。
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2012年9月23日09:03
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敬老の日
敬老の日のプレゼントを贈る人もいなくなり、 すっかり祝われる側になってしまった。 教会の礼拝のはじめに、 牧師から 「敬老されてもかまわないと思われる方は自己申告で、 前に並んで下さい」 と言われた。 前期高齢者だし、 孫も五人いるからと、 私も前に出る。 日曜学校の子どもたちから小さなブーケのプレゼントがあり、 礼拝後は特別メニューの昼食も頂いた。 この教会は、 牧師が三十歳代の後半、 教会員も四十歳代を中心に、 大学生や高校生が多く、 活気がある。
少し前までは、 敬老の日だけ年寄りを敬うなんて変な世の中だ、 普段から大切にしないといけないではないかと力説していた。 親を無事に見送ったせいか、 年のせいでまるくなったのか、 一日だけでも祝われるのがうれしく感じるようになったのが、 我ながらおかしい。
話が変わるが、 この頃のスーパーのレジ係の人は、 こちらの手に触れんばかりに、 実に丁寧にお釣を渡して下さる。 ある所のあるお爺さんが、 この丁寧なお釣の受け渡しを初めて体験して、 ポッとうれしくなった。 最初は、 自分だけに優しく手渡してくれると思い、 同じレジ係のいる所に行くようにしていた。 友だちにそのことを手柄のように話したら、 「年寄りが釣銭をうけとりそこねたら、 拾うにも大変やし、 倍の手間がかかるやろ。 ちょっと丁寧に渡すことで、 レジはいつもスムーズにいくというわけじゃ。 スーパーの教育でやっとんのやろ」 と言われてしまった。
おじいさんの夢は、 はかなく破れたのだが、 年寄りは、 ほんのちよっとしたことが、 とてもうれしいものなのだ。
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2012年9月23日09:03
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古文書を解説・参加者を募集 10月、春日で
丹波古文書倶楽部 (川口利和代表) が、 10月13日午後1時半から春日町棚原で 「古文書フィールドワーク」 を開く。 古文書を保管している施設で、 鑑賞、 解説の機会を設けようと計画した。 初心者も歓迎している。
同地区公民館に集合し、 古文書の鑑賞と解説。 天満宮、 瑞厳庵などをめぐる。 講師は、 木村修二・神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター研究員。 参加費300円 (当日)。 定員50人。
申し込みは、 代表の川口さん (電、 FAX0795・71・1132) ら倶楽部役員まで。
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2012年9月23日09:02
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「あり方検討会」会議録
「丹波市域の医療提供体制のあり方に関する検討会」 の第3回会合が24日に市役所柏原支所で開かれる。 残念なことに、 会議は非公開で行われており、 県のホームページで公開されている会議録を読むしかないが、 委員が難しい問題に真摯に向かいあっているようすが伝わってくる。
①今のまま2病院でいくのか、 1つにまとめるのか②どこまでの医療を丹波市域で提供するのか③医師・看護師ら人材の確保、 育成策―の3つが大きな柱のように読める。
③は、 「こうあったらいい」 「こうできたらいい」 といった様々な夢が語られている。 ①は、 県立柏原と柏原赤十字を1つにまとめては、 という意見と、 それの賛成意見が出ている。
肝心の②は、 ①とうって変わって、 現実的な厳しい指摘が相次いでいる。 脳の疾患や心疾患という高度医療を言う前に、 一般的な疾患の提供体制が未確立、 脳血管疾患が市内完結しないことで現実的な不都合はあるのか―といったものだ。
「兵庫県医務課」 で検索すると、 会議録が出てくる。 専門家による的を射た指摘、 ぜひ一読を。 (足立智和)
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2012年9月23日09:01
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放射能被害学ぼう 守田さんが講演 9月...
フリーライターで、 福島原発事故の放射能除染プロジェクトなどにもかかわっている守田敏也さんの講演会 「原発50キロ圏内の私たちが知るべきこと」 が、 9月27日午後7時から篠山市民センター (篠山市黒岡)で開かれる。
守田さんは、 東日本大震災の発生以降、 被災地を何度も訪問し、 ボランティアなどにも携わっている。 また、 今年4月からは、 「市民と科学者の内部被曝問題研究会」 の常任理事に就任。 10月からは 「篠山市原子力災害対策検討委員」 も務める。
丹波地域の団体でつくる 「放射能から子どもを守る丹波ネットワーク」 の主催。 同ネットワークでは、 丹波地域も福井県の大飯原発から50㌔圏内のため、 放射能被害の現状を学ぼうと企画した。
9月28日午前10時からは、 柏原住民センター (丹波市柏原町柏原) で、 守田さんと参加者が語り合う会も催す。 ともに参加費500円。
問い合わせは足立さん (080・2533・6972)。
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2012年9月23日09:01
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50年迎え次代へ一歩 成松浅井松吟社 氷...
「成松浅井松吟社」 (上田脩代表) の創立50周年記念大会が9月30日午前10時からポップアップホール (丹波市氷上町本郷) で開かれる。 1962年、 京都市の観世流能楽師、 浅井宏烝 (ひろむつ) さんを指導者に迎え、 氷上町の成松公民館を稽古場に始まった同社中。 上田代表は 「歴史ある松吟社の節目を祝うとともに、 次代に向けた歩みを踏み出したい」 と話している。 入場無料。
発足当初からの会員で、 代表も務めた故田中陽造さんをはじめ、 成松在住の人が多くいたことから、 成松が稽古場になったようだという。 その後、 氷上町石生の料亭 「大和」 に稽古場が移った。
現在、 市内を中心に12人が所属している。 2007年、 宏烝さんが死去。 次男の能楽師、 浅井通昭さん (48) を指導者に迎え、 月2回の稽古に励み、 5年の節目ごとに大会を開いている。
記念大会では、 京都観世流井上一門から井上裕久さんら10人のシテ方、 能楽師を迎えるほか、 小鼓、 大鼓、 笛、 太鼓の囃子方の各師匠を迎える。 また、 浅井さんが指導している京都、 八日市、 広島、 岡山の各社中をはじめ、 市島町の市島宮田松和会、 氷上町の成松宮田松和会が賛助出演。 「清経」 などの素謡7番、 「高砂」 などの舞囃子6番や、 連吟2番、 仕舞4番を披露する。
浅井さんは 「5年前の45周年記念大会の2日前に父が亡くなりました。 さぞ無念だったと思います。 父のためにも、 50周年大会を無事に終えたい」 と話している。
同社中は、 同大会を機に 「丹波浅井松吟社」 に改称する。
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2012年9月23日09:00
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月1回の集会で廃食油を回収へ 篠山市般...
篠山市般若寺自治会 (小島博久会長) は9月26日から、 家庭から出る廃食油の回収を行う。 気軽に回収できるようにと、 毎月の集会の日に回収することにしている。
同自治会の岡田政光・副会長が、 廃食油が各家庭で捨てられていたり、 処分の方法に困っている現状を知り、 気軽に回収できる方法として発案。 タンクを公民館に置き、 ペットボトルなどで各家庭から集めた廃食油をタンクに集める。
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2012年9月23日09:00
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スポーツピア北側に 園舎建設地決まる ...
保育園と幼稚園の機能を一つにした認定こども園の開園に向け、 丹波市市島地域の竹田、 前山地区でつくる竹山愛育会 (小笠原正義理事長) はこれまでに、 新園舎の建設地を市島町中竹田のスポーツピアいちじまの北側とすることを決めた。 基本設計をへて、 来年夏ごろの着工予定で、 2014年4月の開園をめざしている。
同園の敷地は、 約5000平方メートルを予定。 スポーツピアいちじまの屋外バスケットボールコートや駐車場などの敷地の一部約3500平方メートルを市から無償で借り、 隣接する山林1500平方メートルを市が新たに購入し、 同法人に貸与する。 屋外バスケットボールコートなどは、 同法人が同施設敷地内の別の場所に移す方向で検討している。
同法人は、 竹田地区と前山地区の境界に近い場所にしぼって候補地を検討してきた。 遊具や芝生広場のあるスポーツピアいちじまを活用した活動ができる点や自然災害の被害が少ないと思われる立地、 交通の便がよい点などが決め手になった。
小笠原理事長は、 「希望していた場所に決まり、 とても喜んでいる。 地域のみなさんに感謝したい。 今後は、 良い園舎ができるよう検討していきたい」 と話している。