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2012年10月18日08:55
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無料多重債務者相談会
10月21日午後1―3時、 柏原住民センター (丹波市柏原町柏原) で「無料多重債務者相談会」が開かれる。 多重債務問題、 高金利金融被害対策などの相談に応じる。
県司法書士会たんば支部多重債務者対策委員会 (松尾信幸さん0795・82・7174)。
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2012年10月18日08:48
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“曳家職人”復活へ始動 古民家を移動実...
篠山市宮田の職業訓練学校 「篠山技能高等学院」 の訓練コースの一つ、 「曳家 (ひきや) コース」 の受講生たちが10月9日、 同市宮ノ前の古民家を移動させる 「曳家」 を現場実習した。 同学院の森田新治学院長によると、 同市内に曳家の職人は10年ほど前まではいたが、 現在はおらず、 昨今の古民家再生のニーズが高まる中で、 曳家職人の人材養成に力を入れていく。
曳家とは、 建築物をそのままの状態で移動する建築工法。 鉄筋の新築が増え、 技術の伝承がうまくいかなかったことなどから、 職人が減っていた。 同市の城下町が国重要伝統的建造物群保存地区、 福住地区が市伝統的建造物群保存地区に指定されたことや、 都市部からの移住者が古民家を再利用する風潮が高まりつつあることなどから、 同訓練コースに初めて曳家コースを設定した。
同コースには、 市内の大工や左官工など15人が在籍。 今年度計72時間の座学と実習を進めている。 9日には、 同市宮ノ前にある解体前の木造平屋の古民家 (延べ床面積約25平方メートル) を利用し、 最終の現場実習が行われた。 40年以上の曳家経験がある内海猛夫さん (80) =養父市八鹿町=の指導で受講生たちは、 「荷造り」 と呼ばれる、 ジャッキを受ける木材を組んだ後、 6カ所をジャッキアップし、 鉄製のコマを使って、 2メートルほど移動させたり、 回転させるなどした。
参加した森田学院長は 「荷造りの方法がポイントだと思った」 と話した。 同コースでは、 京都府久美浜町で実際の曳家を見学する計画。
同学院は、 曳家の人材育成に取り組んでいくため、 「日当たりを変えたい」 「敷地を有効利用したい」 「古民家を再利用したい」 などで、 実習用の古民家を提供してくれる協力先を募っている。 同学院 (079・593・1102)。
写真・曳家職人の内海さん(右)の指導で曳家を体験する篠山市内の大工や左官職人=篠山市宮ノ前で
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2012年10月18日08:47
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ふれあいバス廃止へ デマンドと共存でき...
市島・前山地区自治振興会 (井上和隆会長) が無償で運行する 「前山ふれあいバス」 が、 10月24日で廃止される。 車両は丹波市が貸与し、 2009年10月から実証運行というかたちでスタート。 有償運行への移行をめざしたが、 市内全地域でデマンド型乗合タクシーの運行が始まったことで、 交通事業者との調整が進展せず、 リミットである3年が経過したかたちだ。
同バスの実証運行にあたって、 市は運行に要する費用の一部を生活交通支援交付金として支給 (年間上限70万円)。 3カ年を期限としていた。 市は 「実証運行」 との立ち位置を強調。 3カ年の間に、 有償運行への移行を促していた。
同バスが運行をスタートさせた当時は、 自動車を運転できない高齢者の生活交通を確保しようと、 JRや路線バスなどがない市内8地域を、 支援の対象とする 「交通不便地域」 に指定。 前山もその一つだった。 09年3月末に同地区唯一のスーパーが閉店したことで、 生活交通の確保が同地区の緊急課題として浮上。 同バス運行が実現する契機にもなった。
当時は、 市も前山の取り組みを推奨する立場をとっていたが、 その後、 デマンドタクシーの検討が始まり、 11年2月に運行がスタート。 前山は同バスを継続させるためにNPO法人の設立も視野に入れ、 有償運送への移行に向けて調整を続けたが、 「タクシー、 デマンドといった他の公共交通と共存できない」 (市都市住宅課) として、 市有償運送運営協議会にはかる事前調整の段階で不調に終わった。 有償運行を行う場合は、 バスやタクシー業者、 市、 県関係者らでつくる同運営協議会の合意が必要。
同バスを利用している一人暮らしの女性 (83) は、 「ボランティアさんにお世話になれるからこそ、 いろいろと用事をしに行くのを助けてもらった。 なくなるとさみしい」 と話す。 自治振興会の井上会長は、 「高齢化する地域において、 外に出かける手助けをしたいという気持ちがあり、 残念だ。 利用者には申し訳ない。 また、 ここまで支えてきたボランティアさんたちにはお礼を言いたい」 と話している。
同課は、 「数多くの交通手段があるのが理想的だが、 すべてが両立できない現実があり、 苦しい判断があった。 デマンドタクシーを利用してほしい」 と話している。
【前山ふれあいバス】2009年10月27日に運行がスタート。 月、 水、 金曜の午前8時―11時まで、 市市島支所周辺の診療所やスーパーまで運行する。 地区内計24カ所に停留所を設けており、 利用者は各家庭に配布してある時刻表で確認して乗車する。
写真・買い物や通院を済ませ、 前山ふれあいバスに乗り込む利用者。 ボランティアの運転手や補助員が迎える=丹波市市島町上田で
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2012年10月14日09:09
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氷上子育て親の会
10月17日午後7時半から柏原住民センター (丹波市柏原町柏原) で「氷上子育て親の会」を開く。 参加費100円。 同親の会は、 不登校やひきこもりに悩む人達の家庭支援として、 毎月第3水曜日に例会を開いているほか、 学習会や相談会も行っている。
西野晴子さん (090・7349・8346)。
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2012年10月14日09:08
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文芸作品を募集 城東ライオンズ
城東ライオンズクラブ (藤田一道会長) は、 同クラブ広報誌 「ともしび」 の来年1月号に掲載する短歌、 俳句、 川柳作品を募集している。
今年のお題は 「夢」。 郵便はがきに各2首 (句) 以内で投稿する。 10月末締め切り。
宛て先は、 「城東・多紀ライオンズクラブ共同事務所」 (〒669―2544 篠山市草ノ上96―1) へ。
問い合わせは、 同クラブの梶谷さん (079・556・2291)。
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2012年10月14日09:07
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休日乳がん検診受診者を募る 10月21日、...
県立柏原病院は、 10月21日に実施する 「休日乳がん検診」 の受診者を募っている。
平日、 忙しい女性に受診機会をと、 NPO法人日本乳がんピンクリボン運動が推進する運動に協賛した。
視触診とマンモグラフィーの撮影、 20―39歳は乳腺エコー検査を追加する。 費用は、 20―39歳が9975円 (乳腺エコーなしは、 5775円)。 40―49歳が5775円、 50歳以上が5250円。 40歳以上で、 乳腺エコーを希望する場合、 別途4000円が必要。 丹波市の乳がん検診対象者には、 公費負担がある。
18日までに事前予約が必要。 先着30人。 同病院 (0795・72・4381)。
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2012年10月14日09:03
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「丹波篠山・秋のあじま ミニハイキング...
「丹波篠山・秋のあじま ミニハイキングとミニライブ」 の参加者を募集している。11月11日に開催。 雨天中止。 午前9時半までにJR篠山口駅に集合する。
地元ガイドの解説を聞きながら味間地区の史跡を巡る。 午後からは、 レンタルスペース 「御楽家 (みらくや)」 (篠山市味間南839) でミニライブ。 午後4時半ごろまで。 参加費2300円 (昼食別途)。
「御楽家」 代表の御﨑さん (079・594・0901、 メール mirakuya3@gmail.com)。
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2012年10月14日09:02
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「丹波すぐれもの大賞」 製品や農産物を...
丹波県民局が 「丹波すぐれもの大賞」 の応募を呼びかけている。 丹波地域で活動する企業や団体、 個人、 グループなどが対象。 製造業、 商業、 農業など産業界の新たな取り組みを応援する。
①きらめき (産業・ビジネス) 部門=革心的な技術と手法で、 産業の活性化に貢献している製品や部品を製造②わくわく (日常生活) 部門=生活の豊かさに貢献している商品、 農産物などを生産―の2部門。
募集期間は10月31日まで。 昨年4月1日以降に生産されたものが対象。 所定の応募書類と説明用のデジタルデータなどを提出すること。 応募書類は、 丹波県民局のホームページからダウンロードできる。 発表、 表彰式は来年1月を予定。
同県民局産業・ツーリズム課 (0795・73・3782)。
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2012年10月14日09:01
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「ガラス工房体験教室」 参加者募集
「ガラス工房体験教室」 の参加者を募集している。10月16、 17日、 11月13、 14日、 清掃センター (篠山市大山下、 079・596・0844) で開く。 時間はいずれも午後1時半から3時間程度。
プロの指導でストラップを作る。 篠山市内と丹波市山南町在住者が対象。 定員は各回10人 (先着順)。 参加費は2000円。
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2012年10月14日09:01
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秋を感じる
今は秋。 日中は暑くても、 朝晩は涼しい。 辛党の当方、 晩酌をビールから熱燗に替え、 秋の夜をいとおしんでいる。 ▼ 「朝寒 (あささむ)」 「夜寒 (よさむ)」 という言葉がある。 秋の朝方のうすら寒さ、 晩秋の夜に感じる寒さをいう。 秋が深まって、 それとなく感じるほどの寒さを 「そぞろ寒」 といい、 秋になって少し感じる寒さを 「稍寒 (ややさむ)」 という。 似たような意味を持つ言葉として 「肌寒」 「うそ寒」 がある。 ▼秋の寒さを表現する言葉は多彩にある。 国語学者の金田一春彦氏は、 「日本人の肌はそれほど季節の移行に敏感である、 ということを物語っているものであろう」 という。 ▼先日、 氷上町清住のコスモス畑を訪ねた。 日差しはややきつかったが、 肌をくすぐる秋の風が心地よく、 秋を思いつつ、 休耕田に広がるコスモスを飽かず眺めた。 コスモスのそばでは、 トンボが羽を休めていた。 吉野弘氏の詩 「秋景」 さながらの光景だった。 ▼ 「赤いコスモスの花に 蜻蛉がとまってるね 絵になってるね 俳句なら 秋の季語が二つ重なっている構図で 即座に、 駄句の判定が下るけれど 自然の風物は幾つ重なっても 駄句にならないね」。 秋の自然は美しい。 丹波の秋はなおさら美しい。 戸外に出て、 秋の美しい彩りに囲まれながら、 肌を通しても秋を感じたい。(Y)
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2012年10月14日09:01
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イラク大使の横顔
「秋祭りに高岡さんが帰って来てやらしいで」。 高岡さんとは、 イラク大使に就任した高岡正人さんのこと。 実は高岡さんの実家は、 私と同じ山南町坂尻で、 ご近所話で帰省が分かり、 厚かましくも取材を申し込んだ。
特命全権大使と書かれた名刺を受け取ると少し緊張したが、 高岡さんの気さくな話しぶりにすぐに和らいだ。
柏原高校の同級生有志が先日東京で壮行会を開かれたそうで、 そのメンバーのことを熱心に話してくださり、 「丹波出身者ががんばっていると思うと、 励みになる」 とおっしゃった。 また 「自分が坂尻の人間だということは強く思っている」 という言葉には、 住民としてうれしいものがあった。 帰り際には私に 「ここまで歩いてきちゃったんか」 と丹波弁で話され、 ふるさとへの思いを感じた。
テロが続くイラクは現在、 政府の退避勧告が出ており、 一般日本人はほぼ滞在していないほど危険な状況だそうだ。 大使の重責に特別なストレスが加わるのだから、 想像もつかないほど大変な任務だろうと思う。 ご無事のご活躍を心よりお祈りしています。(古西 純)
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2012年10月14日09:00
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水道事業決算を不認定 辻市長「真摯に受...
丹波市水道部職員が不正な事務処理を行った問題を受け、 丹波市議会は10月10日の定例会最終日、 昨年度の水道事業会計歳入歳出決算を賛成4、 反対19の賛成少数で不認定とした。 決算の不認定は丹波市政で初めて。 辻重五郎市長は取材に対し、 「真摯に受けとめ、 職員の不正な事務処理の問題に対応したい」 と話した。 また、 自身の管理責任については、 「職員を告訴しており、 捜査の推移をみながらだ。 責任はとる」 とし、 改めて任期中のけじめには明言を避けた。
広瀬憲一議員、 田口勝彦議員が反対討論を行い、 「帳面上、 帳尻を合わせた、 でたらめな決算だ」 「30%しかできていない仕事への支払いは、 粉飾決算だ」 などと批判した。 賛成議員は、 高橋信二、 堀幸一、 荻野拓司、 垣内廣明の各議員。 3日の市議会決算特別委員会 (大木滝夫委員長) でも賛成4、 反対18で不認定としていた (議長、 委員長を除く)。
同日の定例会ではこのほか、 昨年度の一般会計決算、 10の特別会計決算を認定。 丹波市立看護専門学校の設置条例の制定を承認した。 県立こども病院のポーアイ移転計画の見直しを求める意見書提出に関する請願は不採択。 JR石生駅西口への交番の設置を求める意見書、 人工透析治療の早期再開を求める意見書は採択され、 閉会した。
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2012年10月14日08:59
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イタリア俳句紀行―やすらぎ番外編
サンタルチア唄ひ秋惜しむ
今月初めまで1週間、 俳句結社 「栴檀 (せんだん)」 の辻恵美子主宰と同人らでイタリアの旅に。 ミラノに着くまでおよそ半日。 飛行機がシベリア上空にさしかかると、 くしゃみが止まらなくなる。 〈くしやみしきりツンドラの上にゐるらし〉
時差で7時間も長い1日の疲れを休めた翌朝、 ミラノ観光へ大型バスで出発。 すぐに陸稲田が目につく。 やや短い稲が黄金色の穂を垂れている。 〈稔り田の香やイタリアの旅はじめ〉
ミラノのドゥオモ (大聖堂) の立派なこと。 大理石造りの入り組んだ建築で、 五百年をかけて完成した。 たくさんある尖塔のいずれにも聖人像が掲げられている。 〈秋うらら聖人像に避雷針〉
ベネチアへの途次、 ロミオとジュリエットの舞台となったベローナへ。 悲恋の実話があり、 シェークスピアがそれを題材にしたとか。 ジュリエットの家と称されるバルコニー付きの家の前には、 観光客がひしめき、 添乗員から 「スリに気をつけて下さい」 と声が飛ぶ。 周辺の壁には、 ハートマークの落書だらけ。 永遠の愛の鍵を付ける金網まで設置されていた。
この日はベネチア泊まり。 途中のレストランでの夕食は、 「ズッキーニのクリームパスタ」 がなかなか美味だが、 量が半端でない。
ベネチア観光は、 まずゴンドラ。 縞のシャツを着て腕に刺青のある男性に、 手を添えられて乗船。 大運河から、 家のひしめく小運河へと縫うように進む。 古い石造りの家の玄関先にまで波が寄せている。 〈錆び深き鎧 (よろい) 戸に寄す秋の潮〉〈サンタルチア唄ひベニスの秋惜しむ〉 船を下りてから、 ドゥカーレ宮殿、 ベネチアングラス工房などへ。 娘らにベネチアングラスのアクセサリーを購入。
フィレンツェへのバスの車窓はブドウ畑がどこまでも続き、 日本とおなじスタイルの案山子 (かかし)。〈イタリアの案山子斜めに鳥打帽〉
ウフィツィ美術館は市の文化週間に当たるとかで、 無料開放。 すごい行列を40分並んでようやく入館。 並んでいる間、 広場で青年がギターを弾きながら、 CDを売っていた。 〈目を閉ぢてギターつま弾く秋の風〉 ボッティチェリの 「春」 「ヴィーナスの誕生」 はさすがに圧巻だが、 絵画を見て句作は難しい。
フィレンツェからナポリへは、 高速鉄道の 「ユーロスター」 で3時間。 〈行く秋のユーロスターに句作かな〉 途中のローマ駅で、 向かいのホームに家族を待っているらしき人たちがいる。 〈再会のかたき抱擁秋夕焼け〉 見ているだけで喜びが伝わってきた。
ナポリから高速艇でカプリ島に渡る。 遠くヴェスヴィアス火山が見える。 メインは、 五人乗りの小型ボートで、 身を屈めて入る 「青の洞窟」。 〈秋潮にのりて一気に洞窟へ〉 カプリ島はひたすら明るく、 日本の小豆島みたい。 イタリアもここは南、 かなり暑く、 生のレモンジュースが喉にしみる。 〈レモンジュースカプリの海を見下ろして〉
ポンペイの遺跡は千九百年前、 ヴェスヴィアス火山の大噴火で埋もれた街。 立派な神殿、 邸宅、 歩道付きの車道、 水汲み場、 風呂屋、 パン屋など、 文明がいかに早くから開けていたかに驚く。 〈秋の声手形残りし水汲み場〉 この日は実に強行軍だった。
ローマはコロッセオ、 トレビの泉、 スペイン広場など。 ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂には、 カソリックの信者たちが同じ色のスカーフを巻いて礼拝している。 〈巡礼に銭乞う女秋真昼〉
イタリア最後の夜は 「カ ン ツォーネのディナ ー」。 俳句の先生の誕生日だったので、 サプライズとして誕生日の歌で祝ってもらったのが、 なかなか盛り上がった。 外に出ると十六夜 (いざよい)。 〈十六夜の月を仰げる石畳〉〈ローマびと月を仰ぐをいぶかしみ〉
文字通り 「たっぷりイタリア」ツアーだった。次はもう少しゆっくり回りたい。 〈イタリアの秋日に増へし顔の染み〉〈時差ぼけのまなこに仰ぐ居待月〉
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2012年10月14日08:56
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「柏原キッズ」V 県へ 丹有少年サッカ...
「県少年サッカー大会丹有予選会」 の決勝トーナメントが10月7日、 篠山総合スポーツセンターで行われた。 予選を勝ち上がった6年生以下、 4年生以下の各部8チームが出場。 丹波市勢では、 4年生以下の部で柏原キッズが優勝した。 丹有大会では春に続いての連覇。 主将の前田大空 (たく) 君 (岡野小4年) は 「決勝では、 みんなで最後まで走り切って勝てた。 連覇できてうれしい。 県大会ではみんなで団結して優勝を目指す」 と話している。
予選リーグを勝ち上がった8チームが出場。 1回戦の今田SCを2―0、 準決勝のFCリベルテ氷上を2―0で下した。
決勝は、 けやき台ホーネッツFC戦。 前半2分、 柏原はハーフライン付近からドリブルでシュートを決められた。 その後も、 ゴールを脅かされるが、 必死のディフェンスで凌いだ。 前半終了間際、 自陣ペナルティーエリア付近で大路亘輝君 (岡野小4年) が相手FWからボ
ールを奪い、 前線へ縦パス。 中村泰成君 (城北小4年) が相手DFを抜き、 シュートを決めた。 後半は互角の戦いながらも、 GK西田碧稀斗君 (岡野小2年) が相手シュートを止めるなどして零点に抑えた。
1―1の同点でPK戦に。 3―1で勝利した。
県大会は11月17、 18日、 但馬ドームで行われる。
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2012年10月14日08:55
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食べ歩きにもどうぞ「餅あんパイ」発売 ...
丹波市柏原町柏原の和菓子店 「明正堂」 が、 新商品の 「餅あんパイ」 を発売、 もちっとした餅粉あんとサクッとしたパイ生地のハーモニーが好評を呼んでいる。
4代目の吉竹仁人さん (29) が考案。 オーブンで焼くと餅になる、 菓子用の餅粉を使用。 小豆あんを餅粉生地で包み、 さらにバター100%の高級パイ生地で包んでサックリと焼き上げた。
先月から柏原市街地で毎月開催されているハピネスマーケットの実行委員も務める吉竹さん。 「まちを散策しながら食べられるように」 とスティ
ック状の形とパッケージにこだわったといい、 「甘すぎず、 幅広い世代の人にも楽しんでもらえる味だと思います」 と話している。
1個230円。 同店 (0795・72・0217)。
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2012年10月14日08:55
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第305問
本紙コーナー 「やすらぎ」 の著者、 清水雅子さんが俳句紀行に出かけられました。 どこの国?
1.イタリア
2.ブラジル
3.ニュージーランド
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2012年10月14日08:52
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開園5周年を記念 多彩にイベント 丹波...
丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐、 079・594・0990) は、 開園5周年の記念イベントとして10月14日―11月25日、 多彩な催しを実施する。 11月17、 18日の収穫祭をはじめ、 木工教室や篠山層群の化石展示など、 同公園の特色を生かしたプログラムを企画している。
詳細は次の通り。
▽こどもクラフト~木の万華鏡を作ろう=10月21日、 11月4、 10、 11日、 午後1時半―3時。 幼稚園児―中学生対象。 参加費500円。 申し込みは各回の前日まで
▽親子で木こり体験=10月27日午前10時―午後零時半。 小学生以上対象。 参加費500円。 20日までに申し込む
▽赤米の収穫体験=10月28日午前10時―正午。 参加費300円。 26日までに申し込む
▽大人の木工教室~ヒノキでワーキングデスク・折りたたみベンチ作り=11月3日午前10時―午後3時。 高校生以上対象。 参加費は、 ワーキングデスクが3800円、 折りたたみベンチが2200円。 10月27日までに申し込む
▽収穫祭前日イベント=11月17日午前10時―午後3時。 移動動物園、 こどもクラフト、 焼きいも体験、 ガラスアートなど。 少雨決行
▽収穫祭2012=ツリーイング、 赤米の餅つき体験、 木工クラフト体験、 飲食ブース、 リサイクル&手作りマーケット、 チェーンソーアート、 丹波のむかしばなしなど。 少雨決行
▽篠山層群化石展示=11月17―25日、 午前9時―午後5時
▽デイノケシ復元模型ワークショップ=11月17、 23日、 午前11時―と午後1時半―。 参加費1000円。 定員は各回10人程度。 小学生以上対象
▽恐竜ダンボールクラフト=11月17―25日、 午後1時半―。 参加費500円
▽サイエンスカフェ=11月18日午後2時―。 参加費500円 (お茶とお菓子付き)
▽恐竜かるた大会=11月17、 23日午後1時半―
▽恐竜クイズラリー=11月17―25日、 午前9時―午後5時
▽化石発掘体験会=11月18日午後1時―と2時半―。 参加費300円 (化石のお土産付き)
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2012年10月14日08:52
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江戸しぐさから思いやり学ぼう 10月20日...
「市民総がかりですすめる丹波の教育フォーラム」 が10月20日午後1時20分からライフピアいちじま (丹波市市島町上田) で開かれる。
「家庭と学校、 地域が一体となり、 『思いやり』 のある元気な丹波っ子を育てよう!」 をテーマに、 芦田、 吉見両小と、 氷上中PTAが実践発表する。
続いて午後2時10分から 「子どもが育つ大人の姿~大切にしたい 『江戸しぐさ』」 をテーマにしたトークセッション。 NPO法人江戸しぐさ名誉会長の越川禮子さんと、 丹波市エグゼクティブアドバイザーの村上信夫さんが、 江戸しぐさの背景にある 「思いやりの心」 を話題に子育てについて話す。
手話通訳あり。 託児希望者は連絡を。 市教委 (0795・70・0811)。
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2012年10月14日08:50
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丹波布に魅せられ歩んだ60年 本出版と記...
「国の記録作成等を講ずべき無形文化財」 に指定されている丹波布の伝統技術を守る足立康子さん (86) =丹波市青垣町佐治=の87歳の誕生日を記念し10月20日、 本が出版される。 同日から出版記念の展覧会も開催される。 丹波布の織り、 染めの技を58年間、 守り続け、 多くの弟子を育ててきた足立さん。 「多くの人に支えられ、 丹波布とともに歩んでこられた。 本の出版はありがたいこと。 伝統技術を見直すきっかけになれば」 と話している。
タイトルは、 「丹波布に魅せられたひと 足立康子さん」 (北星社刊、 1800円)。 親交のある歴史民俗誌 「sala」 編集者で、 加古川市在住の吉田ふみゑさんが、 足立さんへのインタビューを重ねてまとめた。
丹波布は、 昭和初期に民芸家の柳宗悦氏が京都の東寺の朝市で見いだし、 工芸研究家の上村六郎氏が、 佐治村 (当時) で織られていた佐治木綿と特定。 地元の有識者が集まり、 1955年、 丹波布復興協会が発足。 本格的な復興が始まった。
足立さんは、 50年に西宮市から佐治に嫁ぎ、 蔵に眠る天保6年 (1835) の丹波布の縞帳を見つけた。 当時すたれていた丹波布に魅せられ、 機織りや糸紡ぎをしてきたおばあさんの話を聞きながら、 復興を夢見た。 義母の足立たかさんが復興協会のメンバーでもあり、 協会と一緒に復興に尽くした。 同協会はその後、 丹波布技術保存協会に改称。 東京の全国民芸展にも出品され、 注目された。
「機織りをやめた人も、 機械や道具を処分せずに残してもらっていたことが幸いした。 捨てられていたら、 伝えられなかったかもしれない」 と足立さん。 各分野で技術革新が進むなか、 糸紡ぎ、 織り、 染めとすべて手仕事にこだわった丹波布のファンは全国各地に広がった。
「手仕事と手織りの面白さ、 楽しさ、 草木染めの不思議な色に魅せられて今日まで続けられた。若い人が伝統を受け継いでくれているのはうれしい」と話し、今も機織りに励む毎日だ。
柏原町で24日、 丹波布技術者協会のメンバーら丹波布にかかわりのある人たちが集まり、 出版を祝う会を開く。 祝う会準備会の世話役の一人で、 同協会員の安達佳代さん (39) =氷上町賀茂=は、「丹波布に対する足立先生の熱い思いなどが活字になって残されることは素晴らしい。 丹波布のファンの人にぜひ読んでほしい」 と話している。
写真・丹波布の伝統技術を守り続ける足立康子さん=丹波市青垣町佐治で
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2012年10月14日08:48
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黒豆のルーツ栽培 大豆の原種「ツルマメ...
城東小学校5年生の堀彩美さん (篠山市小中) が、 篠山特産の黒豆をはじめとする大豆の原種といわれている 「ツルマメ」 (マメ科) を自宅で育てている。 プランターと畑の2カ所で栽培しており、 畑に直播きしたものは、 そばに植わったコスモスの茎を支柱につるをからませ、 高さ1・5メートルほどに成長。 つるのあちらこちらに長さ3センチほどの小さな莢 (さや) を無数にぶら下げ、 秋風に揺れている。 堀さんは 「ツルマメは黒豆のルーツだけあって、 今の大きな黒枝豆に姿がそっくり。 ミニチュアみたいでかわいい」 と微笑んでいる。
ツルマメとの出会いは3年生の時。 1年間の授業で黒豆の品種改良や歴史について学んだ。 その中で 「黒豆のご先祖様がツルマメで、 その小さな豆から人々が品種改良を重ねて今の大粒の黒豆ができたことを知り、 すごいと思った」 という堀さんは、 「ツルマメをこの先も大事に残していきたい」 と、 学校から種を少しもらい、 自宅のプランターにまいて育てることにした。
「育てるのは難しいのかなと思ったけど、 意外に簡単で、 時々水やりをするくらいでぐんぐん育ち、 小さな莢がたくさん付いたときは本当にうれしかった」 と笑顔で栽培の思い出を振り返る。
また、 丹波農業改良普及センターの職員から、 「ツルマメはどこでも見られる植物だったが、 草刈りや外来植物の侵入などで最近、 急速に減り、 希少種になりつつある。 探せばほかにもあると思うが、 私が市内で自生地を確認できたのは西谷、 野尻、 真南条上の3カ所だけ」 という情報を聞くと、 早速、 家族と一緒にツルマメ探索ツアーに出掛けた。 同小学校区内を車で走り回り、 探し求めたが、 「見つかったのは近縁種のヤブマメばかり。 ツルマメは発見できず、 改めて貴重なものなんだと分かった」 と話す。
授業の中で、 60年前の篠山の黒豆は100粒当たりの重さが約50グラムだったが、 品種改良を続けた結果、 現在の約80グラムにまで肥大化したことを学んだ。 それにならい、 今年春ごろにまいた種は、 前年に収穫した中から粒の大きなものだけを選りすぐったものだという。
堀さんは 「これからも栽培を続けて、 私もどこまで豆粒を大きくできるか挑戦してみようかな」 と、 授業での学びを実践しようとしている。
写真・ツルマメ (右) と篠山特産種 「丹波黒」 の莢の大きさを比較