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2012年10月22日09:00
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彫刻10年連続で入選 市島の吉良さん「新...
丹波市市島町上垣の吉良幸弘さん (57) がこのほど、 東京の国立新美術館で開かれた全国公募展 「新制作展」 (新制作協会主催) の彫刻部門で入選し、 2003年以降、 10年連続となった。 「『入選』 という評価を受け、 10年続いたことは一つの区切り。 少しでも長く続けていきたい」 と話している。
10回目の入選となったのは、 女性をモチーフにした頭像 「みつめてFXE」。 これまで 「表情をつくる骨格やしわの勉強のため」 に、 お年寄りをモチーフにした作品を追求、 昨年から女性の頭像を出品するようになった。
柏原高校美術部の出身。 文系の大学に進むが、 京都市内の芸術大学教授に弟子入りし、 その後、 通信教育などを利用しながら創作を続けてきた。 「自分が見たものを、 できるだけ忠実に作品に映す」 ことを追求しており、 「自分が見た感覚が、 感じ取ってもらえる作品をつくりたい。 まだかけ出しで、 続けることが大事だと思っている」 と話している。
京都巡回展が10月28日まで、 京都市立美術館で開かれている。
同協会 (03・5603・8350)。
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2012年10月22日09:00
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マイ茶碗を作ろう 兵庫陶芸美術館が参加...
丹波焼陶芸家の指導で茶碗を作り、 その茶碗で茶を楽しむイベント 「やきものの里でMy茶(ちゃわん) をつくろう」 (丹波焼inやきものの里文化発信事業委員会主催、 清水圭一会長) が12月15、 16日と来年2月23日の計3日間、 兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭) で開かれる。 参加者を募集している。
12月15日午前10時―午後4時、 やきものの表面に模様を描く技法の一つ 「刷毛目 (はけめ)」 の講義を受けた後、 作陶する。 翌16日も同じ時間帯で2個の茶碗の作陶を行う。 2月23日午後1時半―4時、 自らが作陶した茶碗で抹茶を点て、 茶会を楽しむ。
講師は、 丹波焼陶芸家の北村圭泉さん (圭泉窯)。 参加費は5000円 (電動ろくろ使用の場合は、 1日あたり別途1500円が必要)。 定員は20人 (先着順)。 10月31日までに事務局の 「立杭陶の郷」 (079・597・2034) に申し込む。
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2012年10月21日14:35
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県高校軟式野球 篠山鳳鳴9年ぶり優勝
秋季県高校軟式野球大会の決勝が21日、三木防災公園で行われ、篠山鳳鳴が神港学園を1―0で破り、優勝を果たした。県制覇は、2003年秋季大会以来9年ぶり。11月8日から太陽が丘球場(京都府宇治市)で行われる近畿大会に出場する。
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2012年10月21日09:10
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山本忠男氏訃報
山本忠男氏 (やまもと・ただお=株式会社ヤマカ会長) 10月18日午後6時50分、 心不全のため丹波市内の病院で死去、 85歳。 自宅は同市春日町黒井1891。 葬儀は21日午後1時から同市春日町黒井1385のメモリアルホールゆら春日で。 喪主は長男、 雅春 (まさはる) 氏 (ヤマカ社長)。
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2012年10月21日09:07
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東洋美術史家、中尾巌氏偲ぶ 教え子らが...
今年2月に82歳で亡くなった青垣町佐治の東洋美術史家、 中尾巌さんを偲び、 丹波市柏原町柏原の書家、 足立青宙さん (64) の編集で、 中尾さんの生涯や業績などをまとめた 「蒼古清風」 が発行された (丹波新聞社印刷)。
中尾さんは16歳のとき、 東京大学東洋美術科の藤懸静也教授と知り合い、 助手として上京。 藤懸教授に12年間師事し、 美術品に対する見識を深めた。 その後、 安土桃山文化を専門に美術研究家として関西を中心に活動。 大手前大学の講師を務め、 資料室参与も兼任した。
地元では、 青垣町文化協会長、 市文化財審議委員などを務め、 青垣町誌の編さんにもかかわった。 郷土の文化財、 社寺仏閣などへの愛着が深く、 漢詩として表現。 「丹心花影」 と名づけた著書で、 それらの漢詩を発表した。
「蒼古清風」 は、 中尾さんの指導を受けた関西地方の書家や日本画家らの集まり 「墨雅会」 (足立青宙さん代表) と、 足立さんが発行した。 中尾さんが原稿用紙などに書き、 知人らに贈った漢詩100首も収録している。
34年間、 中尾さんに師事した足立さんは 「中尾先生は、 人間の究極の幸せについて身をもって説いてくださった。 この本を通して、 先生の高徳が語り継がれることを期待している」 と話している。
足立さん (0795・72・3091)。
◆中尾さんの遺作を展示
中尾さんを偲び、 中尾さんの南画20点などを展示する 「墨雅会展」 が10月25―30日、 えさかギャラリー (吹田市江の木町16―9、 愛和会ビル7階) で開かれる。 墨雅会会員の作品も展示する。 また、 11月2―4日、 丹波新聞社でも中尾さんの書画約10点を展示。 足立さん主宰の書道教室生徒の作品もあわせて展示する。
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2012年10月21日09:05
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店員とプロ選手タッグ 丹波市にゴルフシ...
丹波市柏原町柏原にゴルフショップ 「YK Design」 がオープンした。 プロショップなどで経験を積んできた日下部義高さん (40) =同市柏原町大新屋=が独立開業。 友人のゴルファー、 川野史明さん (40) =篠山市福住=がレッスンも行うなど、 店員と選手がタッグを組み、 初心者からプロまで、 幅広い客層に対応する地域密着型のショップを目指す。
18歳のころからゴルフを始め、 高じてショップ店員を16年間務めてきた日下部さん。 「いつか独立したい」 という思いをかなえた。
ゴルフ用品一式を備えた店舗の横には、 インドアレッスンのスペースを用意。 日下部さんが選んだ最新の弾道計算システムを導入しており、 球の弾道やヘッドがとらえた球の位置、 ヘッドスピードなどを割り出すことができるほか、 スイングの映像もその場で確認することができる。
レッスンでは割り出したスイングの癖を元に、 川野さんが指導。 日下部さんは、 「機器とプロの手ほどきで、 初心者でもきっちり練習すれば絶対上達する。 3年でスコア85を切ることも夢ではない」 と自信を見せる。
2人は15年来の付き合い。 日下部さんが勤務していたショップで、 当時は研修生だった川野さんがレッスンを行っていたことで知り合った。
6年前に川野さんは日本プロゴルフ協会 (PGA) 所属のプロゴルファーに。 その後も2人の親交は変わらず、 日下部さんがつくったクラブで313ヤードを飛ばしたこともある。
ウッドのアングル計測と調整ができる機器など、 日下部さんのこだわりが詰まったショップに、 川野さんは、 「かなりレベルが高い」 と太鼓判を押す。
2人に共通する思いは、 「もっとゴルフの裾野を広げたい」 ということ。 日下部さんは、 「大手にできないきめ細やかなサービスが売り。 たくさんの人にゴルフの楽しさを知ってもらえるような店にしたい」 と話している。
営業時間は午前10時―午後8時。 水曜日定休。 川野さんのレッスンは毎週土曜日午前10時―午後7時。 予約や料金などの問い合わせは同店 (0795・71・4089)。
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2012年10月21日09:04
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ケーズデンキ25日開店 丹波市氷上町稲継...
家電量販店大手、 ケーズデンキ氷上店 (丹波市氷上町稲継、 橋本達也店長、 0795・88・6001) が10月25日午前10時にオープンする。 丹波地域初出店で、 県内13店目。
営業時間は午前10時―午後8時。 定休日はなし。 家電全般を扱う。 敷地面積約3900平方メートル、 売り場面積約3000平方メートル。 「あんしんパスポート」 の会員になると、 10年、 5年、 3年間無料保証や会員限定の現金値引き特典などがある。
家電量販店は、 丹波市内の既存店として、 エディオン、 ジョーシンがあり、 業界最大手のヤマダ電機も、 氷上町市辺で出店を計画している。
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2012年10月21日09:04
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寝ながらウォーキング 健康器具を考案・...
MEDIX (メディックス) 関節運動医学研究所 (丹波市春日町平松) の代表で、 鍼灸師、 柔道整復師の直井英嗣さん (45) が、 ソファーにもたれたような状態のままウォーキングと同じ運動ができる健康運動器具、 ウォーキングベッドを考案し、 商品化された。 研究を始めてから19年目にしてこぎつけた労作。 10月2、 3日に大阪で開かれた 「販路拡大フェア」 で“デビュー”。 丹波の森公苑で21日に行われる 「丹波GO!GO!フェスタ2012」 でも紹介する。
「寝たままでもウォーキングできる」 がコンセプト。 滑車を通したラインを足に固定し、 歩くように交互に動かすことで、 硬くなった関節をほぐす。 ベットは、 特に腰椎や膝関節に負荷をかけずに運動できるよう、 関節運動医学的に最も理想的な角度に設定しているのがポイント。
ウォーキングやランニングと同じ有酸素運動、 柔軟性の向上、 腰痛や病中病後のリハビリテーションなどの効果があるという。 今後、 歩数計や消費カロリー計と組み合わせるなど、 商品としての質を上げていく。
直井さんは、 20年近く前、 坐骨神経痛や椎間板ヘルニアに悩む患者と接する中で、 リハビリに代わることを患者自身で手軽に、 効果的にできないかと考えたのがきっかけ。 仕事のかたわら、 理論を組み立て、 1993年に木製の試作品を製作、 翌94年には特許を出願した。 さらに様々なトレーニングマシンを検証しながら、 軽量化とコンパクト化に向け研究を続けてきた。
今回、 健康器具製造メーカー、 ピーテック (東大阪市) と提携。 折りたたみ式で、 重さ4・3キロの商品が誕生した。 「高齢化社会のニーズに応えるとともに、 運動を始めるきっかけや、 体のトラブルを改善する手助けになれば」 と期待している。
直井さんは、 北九州市出身。 2004年に平成医療学園専門学校附属鍼灸接骨院長に、 08年には星野仙一記念日本スポーツ医学リバランス協会学術顧問に就任。 北京五輪出場選手や、 プロ野球一軍選手のトレーナーも歴任した。 フットケアが専門で、 インターネットサイト 「フットケアグッズ. COM」 のアドバイザーとしても活躍。 今年9月に同研究所 (ひで整骨院鍼療所、 0795・70・3346、 medix489@gmail.com) を開設した。
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2012年10月21日09:03
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第306問
特命全権大使としてイラクに赴任する高岡正人さんは、 丹波市何町の出身?
1.青垣町
2.柏原町
3.山南町
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2012年10月21日09:03
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新聞の言葉遣い
15日からの新聞週間を前に、 作家の丸谷才一氏が亡くなった。 数冊読んだ丸谷氏の著作の中で、 もっとも記憶に残ったのは、 「泣虫新聞」 というエッセイだった。 新聞業に携わる身でもあり、 丸谷氏の指摘は身にこたえた。 ▼新聞の文体について丸谷氏は、 「いちばん当惑するのは情緒の押しつけ」 と非難する。 たとえば 「悲しみの一周忌」 という見出し。 一周忌はだいたい悲しいもので、 喜びの一周忌はもともとあり得ない。 ▼ 「かういふ具合に、 空疎なことを感傷的に記した、 歌謡曲、 ないしナニワブシの下手な真似が、 日本の新聞の基本的な言葉づかひなのである」。 流行語や決まり文句を使いたがったり、 しゃれを駆使した見出しに悦に入ったりするのも日本の新聞の特徴で、 「気品がない」 と断じた。 ▼丸谷氏には 『文章読本』 という著作もあり、 日本語について真剣に考えた作家だった。 それだけに、 新聞の言葉遣いに対する丸谷氏の指摘を、 常に頭の隅に置いたつもりだが、 どれだけ紙面に生かせたか。 ▼丸谷氏は、 新聞は民度を反映するともいう。 恐縮な話だが、 丹波地域の地方紙である弊紙が丹波の民度を反映しているという設定をするならば、 弊紙を制作している一人として、 言葉遣いにもっと神経質にならなければと思う。 新聞週間最後の日に改めて自戒する。(Y)
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2012年10月21日09:02
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ノーベル賞と布団(ふとん)
心地よい季節になったと思う間もなく、 今度は寒さ対策。 でも昼間は二十五度を越えたりするので、 夏物もなかなかしまえない。 寝具も、 いきなり冬布団も暑いかと、 綿毛布を掛けてみたり、 色々やったあげくに、 やはり冬布団に落ち着いた。 一昔前だと、 冬布団といえば、 綿のしっかり詰まった重いものだったが、 羽毛布団が安く普及するようになったおかげで、 冬布団といっても比較的軽い。 現代の暮らしとはかけ離れていて、 ぴんとこないが、 歳時記には、 蒲団は冬の季語として載っている。 蒲団干すも冬の季語だが、 こちらは何となく納得。
少し肌寒くなってきた季節を明るくしてくれるニュースが飛び込んできた。 「iPS細胞」 の開発につながる研究で、 京都大学教授山中伸弥氏のノーベル賞受賞だ。 iPS細胞とは、 皮膚や髪の毛などの細胞を操作して、 心臓や神経、 肝臓など体の様々な細胞になれる能力をもたせたものだということで、 今後、 難病の治療などに大いに役立つとか。
山中氏への、 「ノーベル賞受賞の第一報が届いたとき、 何をしていましたか」 というインタビューを聞いていたら、 「洗濯機がガタガタうるさいので、 何とかならないか調べていました」 と答えた。 翌日、 夫婦そろっての会見のとき、 山中夫人にも同じ質問がなされた。 「冬布団に、 シーツを掛けていたら、 夫が電話に向かってサンキューを連発しているので、 これは大変なことが起きたのかもと、 娘と顔を見合わせました」 と答えた。 普通の温かな家庭生活、 それがあってのノーベル賞なのかもしれない。
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2012年10月21日09:02
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佐吉づくしの演奏会 狛犬の修復祝い企画...
柏原八幡神社 (丹波市柏原町柏原) の社殿前にあり、 丹波市の文化財に指定されている狛犬 (こまいぬ) の製作者、 「名工丹波佐吉」 を偲ぶコンサートが、 10月28日午後4時から同神社神楽殿で開かれる。 同神社の狛犬修復完成を記念した企画で、 丹波佐吉会 (難波金兵衛代表) を発足させ、 準備を進めている。 柏原ライオンズクラブが協賛する。
佐吉は江戸時代の1816年に現・朝来市に生まれた。 5歳の時に、 石工の難波金兵衛 (初代) に引き取られ、 柏原町大新屋で訓練を受け、 才能を発揮。 近くの庄屋の上山家 (後に代官) で読み書きも習った。 その後、 大阪で修業し、 すぐれた業績をあげた。 狛犬は上山家の依頼で、 文久元年 (1861) に製作。 150年の歳月を経て、 狛犬の台座の傷みも激しく、 修復を行っていた。
コンサートは、 同神社の秋の祭礼に合わせて行う。 竹内脩・柏原歴史の会会長の講話に続き、 「狛犬に捧ぐ津軽三味線」 をテーマに、 高橋昌山社中が演奏。 歌手の愛田幾也さんが、 2年前に制作した 「丹波佐吉物語」 (藤田新作詞、 小野瀬晃一作曲) を歌うほか、 櫻川千京さんが 「梅后流江戸芸かっぽれ」 を踊る。
同会は、 江戸時代に孝明天皇に石の尺八を献上し、 「日本一の名工」 と呼ばれた佐吉を、 全国に紹介する目的で発足。 丹波地域の石工文化の復興と発展がねらい。 6代目難波金兵衛さん、 同神社宮司の千種正裕さん、 旧上山家17代目当主の上山勝也さんらが名を連ねる。 千種宮司は、 「佐吉の名前や業績が地元に浸透することを願う」 と話す。 入場無料。
神戸市のオノセプロデュースの小野瀬晃一さん (090・3623・2461)、 灘波代表 (090・3039・9858)。
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2012年10月21日09:02
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ソフトボール大会参加募る 青垣で11月
青垣町軟式野球協会は、 11月11日にグリーンベル青垣で開くソフトボール大会の出場チームを募っている。
先着15チーム、 参加費5000円。 高校生も可。 2試合し、 勝敗と、 総得失点で順位を決める。 優勝チームに賞金あり。 6月に予定していた大会は雨で中止になり、 再び企画した。 申し込みは、 徳岡塾 (0795・87・0755)。
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2012年10月21日09:01
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農村再生考える 篠山でフォーラム 10月2...
篠山市は10月27―29の3日間、 篠山市民センターで日本公共政策学会と共催で 「公共政策フォーラム」 を開く。 同学会が全国各地の自治体と共同で開いているもので、 地域再生を考える機会にしている。 テーマは 「なつかしいみらい。」 で、 日本の農村・地方都市の魅力に新しい価値を生み出し、 地域再生を考える。
27日午前10時―午後3時40分、 同学会が 「学生政策コンペ」 を開く。 全国の大学ゼミ22チームが地域再生案を発表し競う。
28日午前10時―正午、 「丹波地域大学連携フォーラム」 が開かれる。 「学生たちとつくる地域のみらい」 をテーマに関西大、 関西学院大、 兵庫県立大、 神戸大の学生や地域住民が取り組みを発表する。 午後2時10分―3時40分、 「創造農村への道標」 をテーマに5人のパネリストによるパネルディスカッション 「創造農村ワークショップ」 が行われる。
期間中、 同センターで篠山の食文化を紹介した 「創造農村マルシェ」 を開くほか、 全国の地域に根ざした商品や取り組みを展示したPRブースが並ぶ。
入場無料。 学生コンペとワークショップは、 市企画課 (079・552・5106)、 フォーラムは、 県民局まちづくり建築課 (0795・73・3862)、 マルシェや展示は、 ノオト (079・552・7373)。
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2012年10月21日09:01
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「スマイルささやま」がふれあい感謝祭 ...
篠山市障害者総合支援センター 「スマイルささやま」 (篠山市東沢田、 橋本政三施設長) が10月28日午前10時―午後3時、 同センターで恒例の 「ふれあい感謝祭」 (同実行委員会主催) を開く。 ステージイベントや屋台村など、 多彩な催しを企画している。 雨天決行。
ステージイベントでは、 「篠山鼓夢衆うりずん」 のエイサー (午前10時―) や、 「県多紀ハッピーボーイズ」 による歌謡ライブ (午後2時―) を企画。 バルーンアートや子どもパン教室 (事前申込み要)、 お茶会、 干しシイタケつかみ取りなども催す。 屋台村では、 たこ焼きやうどん、 綿菓子、 ゲームコーナーなどのブースが軒を連ねる。 また、 「ワーキングたんば」 の100円均一パンも販売する。
同センター (079・554・1566)。
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2012年10月21日09:01
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スポーツを選んで体験 10月28日、柏原で
10月の最終日曜日を 「丹波市スポーツの日」 と設定している丹波市は、 10月28日午前8時から正午まで、 丹波の森公苑と柏原住民センターで体験型スポーツイベントを開く。 参加無料。 8時50分からは、 15種類のスポーツの中から最大4つ (1クール40分) を選んで楽しめる。 広く参加を呼びかけている。 救急対応講習も行う。
市生涯学習センター (0795・82・0409)。
体験できるスポーツは次のとおり。
▽サッカー、 ペタンク、 グラウンドゴルフ、 軟式野球、 ソフトテニス、 硬式テニス、 ニュースポーツ、 フォークダンス、 パレーボール、 ファミリーバドミントン、 バドミントン、 風船バレー、 囲碁ボール、 卓球、 ウォーキング
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2012年10月21日09:00
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飲み歩きに食べ歩き「ササヤ・バル」開催...
篠山城下町地域の飲食店が参加する飲み歩き・食べ歩きイベント 「ちょいのみ ほろよい ササヤ・バル」 (同実行委員会企画) が10月26日―11月4日に行われる。 新聞折込などで無料配布されるマップについているチケットを各店で提示すると、 割引や限定メニューが提供される仕組み。 実行委は、 「地元の人たちに篠山のおいしくて楽しい店を知ってもらうきっかけになれば」 と話している。
バルは、 スペイン語で 「いつでも立ち寄れる気軽なお店」。 今年のデカンショ祭の期間中にも同様の 「デカンショバル」 が展開され、 今回は 「黒豆の収穫を終えての一息と、 来年の豊作を祈ること」 をテーマに掲げた。
デカンショバルよりも店数が増え、 居酒屋やカフェなど計11店が参加。 各店が趣向を凝らし、 店主一押しの特別メニューや割引などさまざまなサービスを提供する。
実行委事務局 「ROOT」 (河原町、 079・552・3988) の谷垣友里さんは、 「篠山には魅力あふれる店がたくさんある。 まずは地元の人たちが店を知り、 楽しんでもらいたい」 と話している。
参加店は次の通り。
ハンサム食堂(西町)/絆(乾新町) /MANTORA(同) /料理旅館高砂(二階町) /SASA(同) /大手新丁(同) /花格子(河原町) /ささやまな家(同) ピッツェリア・タンポポ(同) /ベジワンフーズ(同) /惠山(立町)
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2012年10月21日09:00
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「あのね日記」
小学1年生の娘の宿題に、 「あのね日記」 というのがある。 「先生、 あのね」 という決まり文句で書き出す、 先生との交換日記のようなもの。 その時の様子や思ったことなどを生き生きと書けるようにするのが狙いなのだろう。
最近、 「あのね日記」 のテーマが 「週末の出来事」 であることを知り、 少し焦った。 というのも、 仕事をこなすのが遅い私。 休日に持ち越すことも多く、 子どもたちをほとんどどこにも連れて行ってやれていないからだ。 そこで 「何もなかった週末にいったい何を書いているの?」 と、 恐る恐る日記を開いてみた。
最近のページには、 裏山で小一時間、 一緒に散歩した時の様子が綴られていた。 「おもしろい形のキノコがあって楽しかった」 などとある。 親バカかもしれないが、 それなりにうまく書いていた。 また、 私からすれば取るに足らない出来事でも、 子どもは何かを感じ取り、 日々成長しているんだなと、 気づかせてくれた。
記者は言葉を扱う仕事。 しかし、 いつまで経っても未熟な私。 文章力アップに始めてみようかな、 「あのね日記」。
「編集部長、 あのね…」。(太治庄三)
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2012年10月21日08:56
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篠山市福住が国の「重要伝統的建造物群保...
篠山市東部、 福住地区の西京街道沿い約3・2キロにわたる 「篠山市福住 (ふくすみ) 伝統的建造物群保存地区」 (以下 「伝建地区」) が10月19日、 国の文化審議会で国の 「重要伝統的建造物群保存地区」 (以下 「重伝建地区」) に選定するよう文科相に答申された。 同市の重伝建地区選定は、 2004年の城下町を中心にした 「篠山伝建地区」 に次いで2カ所目。 全国では99地区目、 県内では、 ほかに神戸市北野、 豊岡市出石が選定されている。 複数の重伝建地区を持つ市町村は全国で14、 関西では京都市に次いで2カ所目。 建物や工作物の修理への助成制度が導入され、 来年度以降、 まちなみを保存する動きが活発化し、 城下町のような観光振興が期待される。
右写真・瓦葺きの宿場町のまちなみ=篠山市福住で
【宿場町と農村】
対象地区は、 福住地区の福住、 川原 (かわら)、 安口 (はだかす)、 西野々の各一部の約25・2ヘクタール。 重伝建地区選定の3基準の一つ、 「伝統的建造物群及びその周囲の環境が地域的特色を顕著に示している」 として選定された。
福住は、 江戸時代に宿場町として栄え、 川原、 安口、 西野々は宿場の機能を補完する農村集落だった。 福住では二階建ての瓦葺き、 他は平屋の茅葺き (現在は鉄板葺き) が多く、 3キロにもわたる1つの街道に宿場町と農村集落の2つの歴史的景観が共存しているまちなみが全国的に貴重であると位置づけられた。
【住民と市協働】
まちなみ保存の動きは、 2004年にさかのぼる。 市営本陣団地の整備をきっかけに県の事業として3年間、 住民がまちの魅力を探すなどのまちづくり勉強会を始めた。 翌年には文化庁の調査官が視察を始めた。 07年、 専門家、 県、 市、 文化庁、 住民らでつくる 「保存対策調査委員会」 を設置し、 2年間、 建造物や景観などを調査したり、 住民への説明を重ねた。 09年、 地元住民を中心に 「まちなみ選定準備委員会」 (粟野章治委員長) を結成。 地元と市教委が、 「特定物件」 の所有者に保存の同意を得る活動を行った。 今年6月、 まちづくりを進める住民団体 「福住まちなみ保存会」 (山取武会長) を結成。 7月に市の伝建地区に指定され、 8月に文科相へ国重伝建地区選定を申し出ていた。
【修理8割助成】
地区内の古い建物を保存したり、 まちなみを統一させるために、 修理費が優遇される。 「特定物件」 に指定された、 建物、 神社など建築物 (150件)、 門、 塀、 石垣などの工作物 (52件)、 庭、 樹木などの 「環境物件」 (21件) の修理に8割、 特定物件以外の建造物を改築、 新築する場合の外観の修景や、 工作物の修理に6割が助成される。 すでに市教委は、 来年度の修理希望アンケートを住民に実施。 11月から修理の緊急度などを調査する。
【古民家改修進む】
地区内では、 すでに古民家や空き施設などを改修した店舗や施設が建ち、 活性化の一翼を担っている。 築400年の古民家を改修した、 福住まちづくり協議会の拠点施設 「さんば家ひぐち」 のほか、 イタリアン家庭料理店、 素泊まりの宿、 ガラス工房、 古家具修理工房、 郷土料理調理施設などが建ち並ぶ。
【保存から賑わい】
重伝建地区先輩の 「篠山伝建地区」 が選定されて8年。 修理された特定物件は53カ所81棟。 特に河原町の妻入り商家群では、 カフェやギャラリーとしても使われ、 アートフェスティバルや 「ササヤマルシェ」、 ひなまつりなどの新イベントなどで観光客が増加している。
「篠山まちなみ保存会」 の小林一三会長は 「当初は昔の姿を維持しようという狙いだったが、 今は観光客が増え、 どのようににぎわいを呼ぼうか、 住民が積極的に考えるようになった」 と話す。
左写真・茅葺き・鉄板葺きのまちなみ=篠山市安口で
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2012年10月21日08:55
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丹波市W選挙は低調 告示まで3週間
丹波市長、 市議会議員選挙が告示される11月11日 (投開票は18日) まで、 あと3週間となったが、 両選挙ともに立候補者擁立の動きが静かで、 選挙ムードも低調だ。 市長選で立候補を表明しているのは、 現職の辻重五郎氏のみで、 無投票当選の公算も強くなっている。 市議選も流動的な要素は残しているものの、 「無投票になるのでは」 との声が聞こえるほどだ。
市選挙管理委員会によると、 9月28日の立候補予定者説明会以後、 市長選に1陣営、 市議選に1陣営が届け出関係書類を持ち帰った。 24、 25の両日、 氷上住民センターで立候補の届け出関係書類の予備審査が行われる。
市長選をめぐっては、 現職の辻市長が9月21日に記者会見を開き、 立候補を表明した。 以後、 対抗馬の動きが活発化するのではないかとの見方もあったが、 有力候補になると見られていた現職議員が出馬を断念。 そのほかに目立った動きは見られない。
市議選は、 今回の選挙から定数が24から20に削減される。 立候補予定者説明会の出席者数25人から推測すると、 少数激戦の選挙戦になると見られていたが、 それ以降に出馬を見送った現職議員が現れたり、 擁立を検討するも具体的な動きに至っていない陣営もあるため、 「定数ちょうどで、 無投票では」 「無投票阻止をねらう候補者が、 告示直前に現れるのでは」 といった声が交錯する状況だ。
丹波市政10年の節目を迎える大事な3期目の両輪を決める選挙に向けて、 今後の動きが注目される。