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2012年11月5日08:59
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篠山城下文化の祭典の出演者募集
12月9日午後1―6時、 たんば田園交響ホールで開く「篠山城下文化の祭典」の出演者を募集している。 篠山城下まちづくり協議会の主催。 参加条件は、 篠山小学校区に在住か、 活動しているグループ。 参加無料 (機材レンタル費は実費)。
申し込みは、 11月10日までに、 団体名、 代表者名前、 連絡先、 出演者数、 内容を書いて城下まち会館にファクス (079・506・2954)。
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2012年11月4日09:04
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自然エネルギー先進地を視察 参加者を募...
篠山市の環境市民団体 「新しい風プロジェクト」 は11月20日、 市民による自然エネルギー活用の先進地で、 茅葺き民家が多く残る京都府南丹市美山町への見学研修会を企画。 参加者を募集している。 太陽光発電や小型水力発電の取り組みなどを視察する。
午前8時、 丹南健康福祉センター (篠山市網掛) に集合。 まず、 スローフード店 「田歌舎 (たうたしゃ)」 を視察する。 NPOと共同で基金を募り、 市民との協働で設置が計画されている太陽光発電整備プロジェクトを学ぶ。 また、 NPO法人 「美山里山舎」 を視察。 小型の 「ピコ水力発電」 や薪・ロケットストーブなどのバイオマスの活用を学ぶ。 このほか、 茅葺き民家の風景が美しく、 国重要伝統的建造物群保存地区に選定されている美山町北地区を散策する。 午後6時、 篠山着の予定。
参加費6000円 (研修費、 交通費、 昼食費込み)。 先着20人。 申し込みは、 新しい風プロジェクトの中川政和さん (079・568・0926)。
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2012年11月4日09:03
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ぶらぶら里歩き参加者を募集 11月11日、...
大山郷づくり協議会 (斉藤邦彦会長、 079・506・2419) は11月11日午前9時半―午後1時半、 正確な日本地図を初めてつくった伊能忠敬の足跡をたどる 「ぶらぶら里歩き」 を開く。 参加者を募集している。
午前9時までに大山小学校 (篠山市大山新100) 前に集合。 同校で受け付けを済ませた後、 バスで鐘ヶ坂トンネル前 (同市追入) のウォーキング出発地点に移動する。 午前9時半にスタートし、 道中、 伊能忠敬クイズや距離当てクイズなどを楽しみながら、 約3キロの行程を歩く。 午後零時15分、 同校で昼食。 豚汁のサービスもある。 ビンゴゲームをして解散する。
弁当や飲み物、 雨具、 筆記用具を持参する。 歩きやすい服装で。 参加無料。 荒天中止。
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2012年11月4日09:02
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研究発表が県で佳作 酒の「硬度」を測定...
柏原高校理科部が、 このほど神戸市で行われた 「日本学生科学賞」 の兵庫県審査会で佳作に選ばれた。 全国出場はならなかったが、 昨年に続き2度目の参加で初めて入賞した。 「日本酒の硬度をはかる―仕込み水との関連性」 と題した研究で、 11月10、 11日に開かれる県総合文化祭でも同じ内容を発表する。
「硬度」 とは、 水や水溶液に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を示す指標のこと。 硬度によって、 「軟水」 「硬水」 などと分類される。
酒と、 その原料となる 「仕込み水 (天然水)」 の硬度をそれぞれ測って比べ、 水から酒になる段階で、 どれだけの量のカルシウムとマグネシウムが増えたかを調べた。
EDTA (エチレンジアミン四酢酸) 溶液を、 指示薬を混ぜた酒や仕込み水に落とし、 色の変化点を探す方法で実験。 丹波地域、 北播磨地域などの7カ所の酒造会社の酒を用意し、 仕込み水は各社から提供を受けた。 正確性を増すため同じ実験を約3回ずつ行い、 6月から10月まで計100回以上実験を重ねた。
その結果、 7種類の酒は全て、 カルシウムとマグネシウムの量が仕込み水の2倍だった。 つまり、 それだけの量のカルシウムとマグネシウムが、 米から溶け出して酒に含まれているとみられる。
部長の辻高寛君 (2年) は、 「どの酒もほぼきれいに2倍になるとは予想しておらず、 驚いた。 総合文化祭では県最優秀をとって全国に行きたい」 と意気込んでいる。
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2012年11月4日09:02
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祭りに似て、 非なるもの
選挙は、 祭りに似ている。 祭りには 「燃える」 という特質があるが、 選挙も 「燃える」。 太鼓の響き、 掛け声、 行進。 これらの祭りの騒々しい風景は、 街道を駆け巡る選挙カーや、 ウグイス嬢の呼びかけなどと重なる。 ▼祭りに参加した人たちは、 ときに陶酔状態に陥るが、 選挙でも、 運動員や支援者らに陶酔状態を見ることがある。 選挙運動に熱くなり、 燃えたがゆえの陶酔だ。 選挙ではまた、 いわゆる予想屋が登場する。 候補者の順位や当落を予想し、 まちの話題をあおる。 そんな一種の熱狂ぶりが、 さらに選挙を燃え立たせる。 ▼祭りは、 非日常の特別な時空を意味する 「ハレ」 だが、 選挙も、 運動期間中のまちは、 日常の景観が失われ、 非日常の 「ハレ」 の雰囲気に包まれる。 ▼丹波市長選、 市議選がどうも低調のようだ。 告示を近くにしても、 まちは燃えず、 「ハレ」 の空気が忍び寄る気配がない。 選挙から、 祭りの特質が抜け落ちてしまったのだろうか。 ▼それならば、 それでいい。 終わってしまえば、 喧噪の余韻だけが残る祭りに対して、 4年にわたるリーダーを生み出す選挙は、 決定的に根本で異なるのだから。 しかし、 祭りの騒々しさや面倒くささに飽き、 うんざりしたがゆえに、 選挙が低調になったのだとすれば、 考えものだ。 選挙は祭りに似て、 非なるものなのだから。 (Y)
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2012年11月4日09:01
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丹波市3氏に叙勲 元県農協中央会長・開...
秋の叙勲が11月3日付けで、 発表され、 丹波地域からは、 元県農業協同組合中央会会長で、 前丹波ひかみ農協組合長の開田和氏 (79) =丹波市青垣町沢野=が旭日小綬章 (農業振興功労) を、 元九州財務局管財部長で、 前中兵庫信用金庫理事長の細見清彌氏 (70) =同市氷上町鴨内=が瑞宝双光章 (財務行政事務功労) を、 元国鉄職員の柳川瀬敏夫氏 (87) =同市山南町谷川=が瑞宝単光章 (鉄道業務功労) を受章した。
開田氏は、 42歳で旧青垣町農協の組合長に。 県下123農協で最も若い組合長だった。 1990年の氷上郡6農協合併、 丹波ひかみ農協設立に携わった。 新農協では専務理事を6年、 99年から今年退任するまで13年間組合長を務めるなど、 約40年農協と共に歩んだ。 同組合長在任中の2005年から3年間、 県農協中央会会長、 02年から6年間、 県信用農協連合会経営管理委員会会長を務めるなど、 県内農業の発展、 経営基盤の強化にも足跡を残した。
「6農協がそろって合併すると決めることが一番難しかった」 と言う。 合併の条件整備で役員数を30人 (後に20人) に抑制したこと、 役員の選出を区域制 (旧町農協単位で役員数を割り当てる) にしなかったこと、 財産の持ち寄り基準を厳しくしたことなどで、 「いい土台ができ、 経営効率を高める推進力になった」 と振り返る。
組合経営を安定させるため、 営農センターや農業施設、 支店の統廃合に取り組んだ。 支店は26から10に、 営農センターも6カ所に集約した。
「新しいことに挑戦しようとすると、 賛否が半々ということがままある。 50%の賛同があれば、 後は決断者の努力で70%、 80%の賛同に増やせる。 逆に60%の賛同があっても、 決断者の努力がなければ、 賛同が70%、 80%に増えて行かない。 『多数決で決まった』 ではダメで、 賛同を得る努力を続けなければいけない」 と経営哲学の一端を明かした。
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2012年11月4日09:01
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ジュニア五輪3位 柏原中3年・村上さん...
柏原中学校陸上部3年生の村上緋奈子さんが、 10月26―28日に日産スタジアム (横浜市) で行われたジュニアオリンピック陸上競技大会 (日本陸上競技連盟主催) 100メートルハードルで、 3位に入賞する快挙を遂げた。 夏の全国総体で決勝に進めなかった悔しさを胸に挑み、 全国の舞台で見事リベンジを果たした。
これまでの大会はハードル間隔が8メートルだったが、 今大会だけは8・5メートル。 調整期間は短かったが、 フタを開けてみると走力のある村上さんに合っていた。 前日の会場練習で 「意外と行けるかも」 と手応えを感じたという。
予選は14秒70で組1位通過。 準決勝は、 14秒25と大きくタイムを縮め、 予選タイムでは届かなかった決勝の切符をつかんだ。 決勝は14秒39で3位入賞を果たした。
「準決勝は最後までいい感じで走れて目標の決勝に行くことができ、 3位に入れてめっちゃうれしい。 まだ信じられない気持ち」と村上さん。表彰式で、 憧れの陸上五輪選手、 福島千里さんからメダルをかけてもらったこともうれしかったという。
中学校での陸上生活は幕を閉じたが、 「高校でも県で通用する選手になりたい」 と意欲を見せている。
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2012年11月4日09:00
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工事請負12対11で可決 丹波市ごみ処理施設
丹波市議会は10月31日開会の臨時会で、 一般廃棄物処理施設 (仮称) 市クリーンセンターの請負契約締結議案を、 賛成12、 反対11で可決した。 市が提案した契約金額 「45億9900万円」 の妥当性をめぐり、 反対の立場をとる議員からは 「他市の事例と比較して高額だ」 との意見が相次いだが、 市は 「他自治体と丹波市とでは要求水準が違うため、 単純には比較できない。 国のデータベース、 市場調査などをもとに算出した予定価格の範囲内で、 適正価格だ」 として理解を求めた。 午前9時半から始まった臨時会は、 途中、 特別委員会を挟み、 午後8時29分に審議を終えた。
同工事の業者選定には、 業者提案を 「技術」 「価格」 の両面による総合評価型プロポーザル方式を採用。 同市の場合は、 「技術6割、 価格4割」 で審査した。 契約の相手は、 川崎技研・日本国土開発特定建設工事共同企業体(福岡市)。 業者募集に対し、 3社が応募したが、 うち1社は資格審査で不合格となり、 もう1社は選定途中で辞退した。
計画では、 処理能力46トン、 24時間運転の熱回収施設 (焼却施設) と、 同9トンのリサイクルセンターを建設する。 市の説明によると、 業者提案による建設費の内訳 (未確定値) は、 熱回収施設が約25億2000万円、 リサイクル施設が約20億7800万円。 財源は、 国の交付金約13億3000万円を活用し、 合併特例債約31億円を充当。 一般財源 (基金) からの持ち出しは約1億6000万円―と試算している。
熱回収施設は、 白煙防止や発電の設備、 実験用温室を備える。 排ガスの保証値のうち、 特にダイオキシン濃度は他自治体の施設より厳しい値を設定。 リサイクルセンターは、 不燃・粗大ごみ、 ペットボトル、 びん・缶、 発砲スチロール―などの処理系統に分かれ、 啓発施設には自転車や木製家具の再生工房を設ける。
議会では、 建設費の内訳において、 リサイクルセンター分の約20億円が高過ぎるという指摘が相次いだ。
「トンあたりに換算すると、 あまりに高額。 そうなってしまう理由を説明してほしい」 という議員に対し、 市は、 「あくまで熱回収施設とリサイクルセンターはトータルで考えており、 リサイクルセンターだけをとりあげ、 トンあたり換算で他市と比較すべきでない」 として、 議論がかみあわなかった。
永井隆夫副市長は、 「建設に向けた第一歩。 将来にわたり市民に親しまれる施設になるよう努力する」 と話した。
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2012年11月4日08:59
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今年の金木犀
いつもより十日ほど遅れて、 金木犀が咲きはじめた。 十月の始め、 イタリアから帰国してすぐ丹波へ行ったとき、 句会に来た人から 「金木犀が咲き始めましたよ」 と教えられた。 岐阜へ戻れば咲いているかと帰ったが、 昼間は二十五度を越える日が続いたせいか、 なかなか咲かなった。 もしかして今年はだめなのかと不安になり、 何度も木を見上げた。 やがてツボミが緑色から黄色に変わり、 夕べから、 少し匂い始めた。
今朝、 小学校へ行く途中、 あちらこちらで咲いている。 小学校の門のそばに金木犀の垣根があり、 校庭中が匂う。 久しぶりの小学校だ。 体育館だけは選挙の時に入るが、 中庭までは来ない。 今年は班長なので、 地域の行事に参加しなくてはならない。 市民運動会と同時に 「ふれあいフェスティバル」 という催しがあり、 私の地域からは、 お好み焼きの模擬店を出すので、 その手伝いだ。 他の班長も同年代で、 子ども同士が同学年という人も何人かいる。 かつてスポーツ少年団の世話係やPTAの役員を一緒にやった人もいて、 金木犀の懐かしい匂いのせいか、 誰彼の消息や子どもが小さかった頃の話など、 盛り上がった。
匂いによって、 ある記憶がよみがえることを 「プルースト効果」 という。 これはフランスの文豪マルセルプルーストの代表作 「失われた時を求めて」 の文中で、 主人公がマドレーヌを紅茶に浸し、 その香りをきっかけに幼年時代を思い出すという一節から名付けられたもの。 せっかくの金木犀の匂いも、 お好み焼きを焼き始めたら薄れてしまったが、 なかなかいい一日だった。
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2012年11月4日08:59
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「2病院統合」と結論 県立柏原と柏原赤...
丹波市域の今後の医療提供体制のあり方に関する検討会 (座長・邉見公雄県参与、 11人) の最終会合が11月1日、 県ひょうご女性交流館 (神戸市) であり、 「県立柏原病院と柏原赤十字病院の統合再編を行うことが最も望ましい」 を結論とする報告書案を審議、 文言の加筆、 修正のみで 「統合」 の結論は反対なく了承された。 月内に県知事に報告書が提出される。
非公開 (冒頭のみ公開) で行われ、 報告書案の内容や表現について委員の意見を求めた。
報告書案では、 両病院の統合による効果として、 ①県立の急性期医療、 赤十字の回復期医療を一つの病院のもとで一貫して提供できるようになる②統合に伴う症例数の増加や指導体制の充実により、 中堅・若手医師にとって病院の魅力が向上し、 医師の増加につながる③統合の効果としての医師数の増加や、 病院の魅力向上の効果としての医師数の増加により、 救急をはじめとした診療機能が向上する④医師数の増加や診療機能の回復に伴う患者数の増加により、 病院経営が改善する⑤統合により、 施設整備に対する二重投資が回避できる―を挙げた。
留意事項として、 ①統合再編に際し、 現在両病院で勤務する職員が、 高い士気とやりがいをもって新体制のもとで業務に従事できるよう十分配慮すること②統合再編後の新体制は、 両病院が担ってきた医療を引き続き提供するとともにさらに機能充実をはかり、 急性期から回復期まで一貫して良質な医療が提供できるよう配慮すること③統合再編後の病院施設は、 当面は現有施設を利用することが考えられるが、 できるだけ早期の病院施設の建替え整備につとめること。 建替え整備にあたっては、 通院の利便性に配慮すること―とした。
統合再編が必要と判断する根拠として、 診療機能の著しい低下、 医師確保の難しさ、 経営基盤の弱さを挙げた。
地元委員からは、 「新体制で提供される医療がどんなものかが住民の関心ごと。 今よりどう良くなるのか、 具体的な記載をお願いしたい」、 「県と大学関係者が責任を持って医師を確保すると盛り込めないか」 などの意見が出されたが、 反映はされない見通し。
邉見座長は、 検討結果に 「妥当なところだろう。 今は2つ足しても0・7くらいの機能だが、 1足す1が2以上の病院になるだろう」 とコメントした。
同会議は、 県が今年2月に設置。 4度会議を開いた。 当初計画より検討が早く進んだ。
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2012年11月4日08:59
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第308問
きょう4日、 青垣でハーフマラソン大会が開かれます。 一般に何と呼ばれている大会でしょうか。
1.青垣いちょうマラソン
2.青垣かえでマラソン
3.青垣もみじマラソン
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2012年11月4日08:58
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丹波市長・市議選挙 現時点定数ちょうど...
11月11日告示、 18日に投開票される丹波市長 (定数1)、 市議会議員選挙 (定数20) が低調だ。 9月28日の立候補予定者説明会には市長3陣営、 市議25陣営が出席したものの、 市選挙管理委員会によると、 2日までに立候補の際届け出る書類の予備審査を受けたのは市長選が現職1陣営。 市議選は21陣営。 うち、 丹波新聞社の取材に1陣営が不出馬を表明。 現時点で、 定数ちょうどの20陣営が出馬する見通しにとどまっている。 共に無投票になる可能性が出てきた。少子高齢化による人口減少と増える高齢者への対応、 農産商工業の振興、 病院、 廃棄物処理施設、 学校や社会教育施設の統廃合など課題が山積しているなか、 市民に蔓延する政治無関心。 有権者に選択の機会は―。
市長選に立候補を表明しているのは、 現職の辻重五郎氏 (73) のみ。
辻市長は、 2004年の丹波市合併時の市長選で一騎打ちを制し初当選。 相手は、 「無投票阻止」 で告示日当日に立った候補者だった。 08年の選挙は無投票で再選された。 今回の出馬表明の記者会見で、 辻氏は、 年齢から 「後継者を模索した時期もあったが、 結果的にいなかった」 と明かし、 自身が3選を目指すとした。
市長提出議案が1票差で可決、 否決になる薄氷を踏む議会対応が続いている。 市政運営に批判的な議員の中で市長候補者の模索が続いているが、 出馬表明に至っていない。 議会外でも、 水面下で対抗馬擁立の模索は続くが、 具体化していない。
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一方、 今回から定数が4減り20になる市議選は、 現職16陣営、 新人3、 元職1陣営が書類予備審査を受けた。 定数24だった前回選挙には30人が立候補、 合併時の選挙では定数30に対し、 44人が立候補しており、 無投票になれば市制移行後、 初めての事態となる。
県内で平成の大合併によって生まれた自治体は、 丹波市を含め19市町。 3度の市議選を経験したのは、 平成の大合併第1号となった篠山市と養父市のみ。 両市は3度とも選挙戦になった。 丹波市を含む17市町は2度の改選で、うち無投票は、09年の香美町議選(定数16)のみ。 市長選の無投票は、 豊岡市が2期連続、 今年の養父市、 前回の丹波市と西脇市、 姫路市、 合併時の洲本市、 神河町、 香美町がある。
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篠山市で今春行われた市議選には、 定数18に21人が立候補した。 当選議員の平均年齢は54・6歳。 年齢構成は▽30歳代=1人▽40歳代=3人▽50歳代=10人▽60歳代=4人 (当選時)。 定数が今回の丹波市議会選挙と同じ 「20」 だった前回 (08年) 選挙の当選者の平均年齢は51・6歳、 同じ年に定数24で行われた丹波市議選当選者の平均年齢は60・7歳と9の年齢差があった。 前回の篠山市議選では、 13人が新人 (うち公明党2人、 共産党1人) と、 半数以上が入れ替わった。
同選挙で34歳で初出馬、 初当選した木戸貞一議員 (38) =無所属、 2期目=は、 市長、 市議選が低調な理由を 「篠山の場合は、 財政問題で 『篠山は大丈夫なのか』 と市民に共通する危機感があった。 丹波市民は市の課題を危機感をもって切実に感じてはいないのだろう」 と見る。 また、 「不景気で自分の生活で手一杯。 議員は自分の事でなく、 全体の事を考えねばならず、 身をていして全体のためにという考えを持ちにくい時代かもしれない」 と見ている。
今回市議選の立候補者説明会に出席したものの、 立候補を見送った30歳代の男性は、 日々の暮らしの中で矛盾に直面し、 市政に関心を持つようになった。 「今の議会は、 市民から遠い印象。 地域の役職に就いているなど、 一部の人を除き、 議員に日常的に話を聞いてもらっている人がどれくらいいるか。 周囲の人の声を聞き、 行政につなぐだけでも議員になる意味があるかなとも考えたが、 自分の訴えが漠然としており、 もっと勉強をしてからでないと、 当選できたとしても役に立てない」 と断念理由を語った。
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「おらがムラから」 との思いも薄らいできたとの見方もある。 集落代表的な意味合いもあった町議選から市議選になり、 校区代表的な色合いの選挙になり、 選挙を身近に感じづらくなった。 また、 集落と違って広い校区内をまとめるのには難しさも伴う。 引退する現職の1人は、 後任選びへの配慮から1年以上前に引退を後援会関係者に告げた。 「支援者の中で話し合いはあったが、 ある人が適格と思う人でも、 別の人は不適格と言い、 話が持ち合わなかったようだ」 と話す。
別の引退する議員は、 「50歳代に絞りいろいろ探したが、 見つからなかった」 と打ち明ける。 「この不景気の状況では仕事を優先する気持ちは分かるし、 議会が難しい状況なのが知られていて、 そこに入っていくのはかなわないという気持ちだろう」 と話した。
引退する現職の後継を探した支援者は、 「本人に意欲があれば担げるが、 お願いして立候補してもらうのは難しい。 担ぐ方にも責任がつきまとうし、 応援で仕事を休まねばならない。 そこまではできなかった」 と語った。
長く選挙に携わってきた70歳代の男性は、 「誰かを担ぐ、 熱心な選挙好きが減った。 反対があっても立候補する熱い思いのある人もいなくなった」 と嘆いている。
写真・11日告示、 18日投開票される丹波市長、 市議会議員選挙のポスター掲示板。 市長選は4人分、 市議選は39人分の掲示枠が用意されている
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2012年11月4日08:58
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西紀民話の里自転車で巡る 11月10日、ノ...
一般社団法人ノオトは11月10日、 篠山市内の語りべサークル 「ふるさと」 の民話を聞いた後、 その民話の里を訪ねるイベント 「サイクリング&ウォーキング」 を初めて実施する。
午前11時に丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐) に集合。 「ふるさと」 から大沢、 川北、 板井、 坂本に伝わる民話を聞いた後、 川代ダム、 川北の黒豆畑、 宮田天満宮の五葉松、 阿弥陀橋、 福徳貴寺 (坂本)、 倶利伽羅不動尊 (栗柄)、 同公園などを自転車で巡る。 午後4時頃、 同公園で解散する。
参加費3500円 (レンタサイクル代、 資料、 保険代など含む)。
申し込みは5日までにノオト (079・552・7373)。
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2012年11月4日08:58
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新そば収穫感謝祭
11月10、 11の両日午前10時―午後4時、 永沢寺そば道場 (三田市永沢寺) で新そば収穫感謝祭が開催される。
10日午前10時―午後1時半、 「関西素人そば打ち名人大会」。 11日午前11時から、 「関西素人そば打ち歴代名人チャリティーそば打ち」。 両日午前10時―午後4時、 「各地の新そば・手打ち店」。 両日午前10時、 同11時半、 午後2時の3回、 「新そば手打ち体験」 (2人1組3000円、 4人1組5000円)。 両日午前10時半―午後3時、 そば食堂 「水無月亭」。
永沢寺地域振興協議会主催。 永沢寺そば道場 (079・566・0053)。
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2012年11月4日08:58
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和田野球部が県初優勝 中学新人大会
和田中学校野球部が、 10月27、 28日にあじさいスタジアム北神戸で行われた県中学校新人大会で創部初の優勝を飾った。 全日本少年春季大会の出場権をかけ、 11月23、 24日に和歌山県で開かれる近畿秋季少年大会に出場する。
各地区代表の8チームで戦い、 丹有代表の和田は高い得点力と堅い守りで3勝、 頂点に立った。
1回戦は、 初回、 1番打者の石塚圭祐君 (2年) がいきなりの3塁打。 続く大地真弘君 (同) の適時打で1点を先制。 5回にもエラーで追加点を挙げた。 先発藤原勇作君 (同) は6回を3安打無得点に抑えた。
準決勝は、 初回に石塚君の2塁打、 小林星太郎君 (2年) のバント、 土井翔君 (同) の適時打、 押し出し四球などで3得点。 雨でボールが滑る悪天候の中、 前川昌聖投手は2失点で完投した。
決勝は、 先制の1点を追う4回、 堂本大樹君 (2年)、 松浪輝君 (同) の安打と、 四球で1死満塁のチャンス。 相手のエラーを誘っての2得点で逆転、 続く石塚君の安打で3点目の追加点。 投手は大地君が完投した。
「目標にしてきた優勝にたどり着け、 県でも自分たちの力が通用することが実感できてよかった」 と前川主将。 「近畿に行けるのは県で1校だけなので、 その場で野球ができる喜びと感謝を忘れず、 自分たちの野球をしたい。 1つ勝てば全国。 悔いだけは残さないように全員野球でがんばりたい」 と意気込みを語った。
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2012年11月4日08:57
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「森のムッレ」国際シンポジウム 11月23...
丹波市市島町上牧に本部を置く日本野外生活推進協会(高見豊会長)が11月23―25日、 六甲山YMCA (神戸市灘区) で 「森のムッレ国際シンポジウムinジャパン」 を開く。 幼児を対象とした自然環境教育プログラム 「森のムッレ教室」 発祥のスウェーデンをはじめ、 ドイツ、 フィンランド、 香港、 韓国などから約30人が来日する。 同協会 (0795・85・2639) は、 25日に行う 「オープンムッレ教室」 の一般参加者を10日まで募集している。
海外からの一行は、 シンポジウム前日の22日に丹波入り。 市島地域の鴨庄、 吉見、 前山保育園で行われる教室を視察する。 その後、 午後零時半から丹波の森公苑で歓迎レセプションが開かれる。 国県や、 丹波、 篠山両市から来賓を招く。
シンポ初日は、 大阪の大谷大学教授で、 幼児期の環境教育に詳しい井上美智子さんが 「子どもにとっての自然をとらえ直す」 をテーマに講演。 日本や参加国の活動報告もある。 翌24日には各国のリーダーがワークショップやグループ活動を実践。 25日には一般参加のムッレ教室 (幼児対象) やストローバレ教室 (小学校低学年対象) が行われる。 閉会式では、 子どもへの環境教育を国際的に協力し合って進めていこうという趣旨の 「宣言」 を発表する。
国際シンポは、 2002年にスウェーデンで始まり、 ほぼ3年おきにロシア、 フィンランドで開かれ、 今回が4回目で、 日本開催は初。 高見会長は、 「海外のリーダーと国際的なつながりを深め、 刺激を受けながらステップアップする機会にしたい。 日本でのシンポがきっかけとなり、 活動がアジアに広がっていけば」 と期待している。
【森のムッレ教室】1956年にスウェーデンで始まる。 92年に日本野外生活推進協会が発足。 同教室のシンボルである、 森の妖精 「ムッレ」 を通じ、 子どもたちは自然の中で草や木、 動物、 虫などに触れ、 自然を大切にしたいという心を育んでいる。 大人向けのリーダー養成講座も全国各地で開かれ、 リーダーを通じて全国へと広がっている。
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2012年11月4日08:57
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第40回記念「篠山・丹波合唱祭」 11月11日...
第40回記念の 「篠山・丹波合唱祭」 が11月11日午後零時半から、 丹波の森公苑で開かれる。 第1部は篠山、 丹波市の合唱団が合同で合唱。 第2部は全国コンクールで20年連続金賞を受賞した 「合唱団京都エコー」 が出演する。
篠山市女声、 丹波市女声、 篠山市混声、 丹波市混声、 両市の少年少女、 両市の高校生―の組み合わせで一緒に歌う。
丹波地域ふるさと芸術文化振興事業実行委員会などの主催。 入場料300円。 丹波の森公苑 (0795・72・5170)。
出演団体は次の通り (篠山市関係分)。
篠山混声合唱団、 女声コーラスゆうゆうゆう、 コーラス・レヴール、 女声コーラスあじさい、 篠山少年少女合唱団、 コール・トワ、 シルバーエコーささやま、 男声合唱 丹波國、 篠山鳳鳴高校合唱部、 ドレミファ沙羅、 コーラス赤い鳥、 女声合唱フレンズ
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2012年11月4日08:56
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危機感と責任感
丹波市議会は10月31日開会の臨時会で、 懸案の一般廃棄物処理施設の請負契約締結議案を、 賛成12、 反対11で可決した。 臨時会での議論は、 業者提案による建設費の内訳においてリサイクル施設の建設費が約20億7800万円と説明したため、 「処理能力9トンの施設が約20億円」 という数字が走ってしまったかっこうだ。 市は、 「あくまで業者提案による数字。 焼却施設とトータルで評価した」 としか説明しようがなく、 反対議員からすれば、 「市は、 20億円の根拠を示す説明ができないまま」 採決を迎えた。
丹波市議会はこれまでも重要案件になるたびに会派間の対立の色を濃くしてきた。 契約金額 「45億9900万円」 という大事業ですら1票差で決まってしまう怖さを改めて感じた。
建設地や処理方式が変更になるなどの紆余曲折を経てきた懸案事項であるのに、 辻市長は、 最後の最後で本会議中の、 しかも採決前に携帯電話で通話するという失態をおかした。 もしかしたら逆に1票差で否決になるかもしれないという危機感と責任感が、 そこにあったのだろうか。(芦田安生)
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2012年11月4日08:56
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契約農家150軒が納品 篠山市味間新に農産...
農産物直売所 「めぐみの郷 篠山店」 (篠山市味間新106―1、 079・594・4183) が11月1日、 オープンした。 午前9時の開店と同時に、 オープン記念の特売品や新鮮野菜を買い求める多くの客が詰めかけ、 賑わいを見せていた。
「めぐみの郷」 は、 オートバックスや業務スーパーなどのフランチャイズ事業を展開しているG―7ホールディングス (本社・神戸市) の子会社 「めぐみのさと」 が経営。 取扱商品は約600品目で、 野菜や果物をはじめ、 農産物などの加工食品や肉、 生花など。 いずれの商品も、 篠山、 丹波両市を中心とした約150軒の契約農家らが納品している。 土地柄や季節柄、 地元にはない農産物や加工食品などは、 全国の契約農家から取り寄せたり、 自主企画商品 (プライベートブランド) で品ぞろえをカバーしている。
売り場面積は約330平方メートル。 営業時間は午前9時―午後6時半。 年中無休 (1月1―3日は除く)。 駐車台数は115台。 売り上げ目標は年間1億円。
同店にネギやナタマメ茶などを納品している契約農家の構井正さん (65) =今田町木津=は、 「手塩にかけて育てた野菜を売っていただける場があるというのは、 大変ありがたいこと。 農業が生きがいとなり、 生産意欲の向上にもつながっている」 と喜んでいる。
店長の塩見勉さん (46) は、 「生産者の顔が見える新鮮で安心、 安全な商品をお届けします。 地域密着型の店として、 生産農家さんと一緒になって成長していきたい」 と話している。
丹波地域では初出店。 県内では12店舗目で、 大阪や奈良、 千葉にも出店しており、 合わせて17店舗で展開している。
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2012年11月4日08:55
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「丹波の紅葉と恐竜化石発見地ウォーキン...
11月25日午前10時、 JR下滝駅 (丹波市山南町) 集合。 丹波竜化石発発掘現場や大国寺などを巡り、 丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐) までの約11・2キロを歩く。 先着30人。
9日までに、主催のたんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会事務局の兵庫丹波の森協会 (電・ファクス、 0795・73・0933)。