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2012年11月18日09:03
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テニスで近畿大会へ 和田中2年の古西・...
和田中学校テニス部の古西泰祐君 (2年)・中道勝己君 (同) ペアが、 11月4日に赤穂海浜公園で行われた県中学新人大会で5位に入賞し、 12月27日に滋賀・長浜ドームで行われる近畿大会に出場する。 和田中テニス部から近畿大会に出場するのは初めて。
県大会は、 2人の粘り強さとあきらめない気持ちの強さが光った。
近畿出場のベスト8をかけた3回戦の琴陵 (中播) との試合は、 先にとられたゲームを追いかける形でファイナルへ。 7ポイント先取で試合が決まるなか、 4ポイントまで先取されたが、 あきらめなかった。 アドバンテージデュースまで持ち込んで勝ち、 ゲームカウント4―3で勝利した。
近畿に向け、 前衛の中道君は 「まだ時間があるのでしっかり練習して、 応援してくれる部のみんなと一緒に戦う気持ちでがんばりたい」、 後衛の古西君は 「1戦1戦集中して、 元気と粘りのあるテニスをしたい」 と抱負を語った。
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2012年11月18日09:02
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現地説明会に26社 管理者募集中の西紀運...
篠山市教育委員会が指定管理者を募集している西紀運動公園 (篠山市西谷) で11月15日、 現地説明会が行われ、 応募の27社中、 26社が参加した。 市教委が同施設を説明したり、 応募社の質問に答えるなどした。
指定管理者の応募は12月14日まで。 所定の書類を市教委社会教育・文化財課 (079・552・5769) に提出する。 詳細は、 同市のホームページ。
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2012年11月18日09:01
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W選挙きょう投開票
丹波市の行方をにぎる大切な市長、 市議ダブル選挙がいよいよ投開票日を迎えた。
前回選挙では、 市長選は無投票だったものの、 投票率は75・84%と比較的高かった。 今回はダブル選ということで、 投票率アップが期待されるが、 投票所数が減った影響がどれくらいあるか。 実際、 歩いて以前の投票所に行ったおばあさんもいたらしい。 ハガキ (投票所入場券) を確認してから行った方が確実だろう。
市長選は、 2期8年の実績を訴える現職への評価を映す。 インタビューで 「自己評価は100点満点の70点」 と答えている辻氏だが、 市民の感覚はどうだろうか。
市議選は、 定数20人に現職15人、 新人7人、 元職1人が立候補している。 4年前は24人の枠に現職21人、 新人9人が立候補。 現職は20人が再選され強さを見せつけたが、 この4年間の議会運営を市民はどう見ているだろうか。 選挙事務所では 「低調ムード」 の声が多い。 これは何を意味しているのか。
前回市議選は、 最終議席に同じ得票数で2人が並び、 「くじ引き」 で当落が分かれた。 「1票の重み」 を意識して投票したい。(古西 純)
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2012年11月18日09:01
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船城歴史探索街道
11月25日、 丹波市春日町船城地区で「船城歴史探索街道」を行う。 同地区自治協議会 (0795・74・0601) 主催。 地域内外から参加を呼びかけている。 無料。
午前9時にふなき荘 (新才) に集合。 愛宕神社・稲荷神社、 清雲寺 (新才) ▽長盛小学校 (船城小学校の前身) 跡、 楯縫神社 (長見) ▽舟城神社 (天王) ―などの順に巡る。 弁当、 水筒、 雨具が必要。
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2012年11月18日09:01
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県立柏原病院研修医と懇談 11月29日、青...
県立柏原病院の研修医と市民との懇談会 (丹波市自治会長会など主催) が、 11月29日午後7時半から平野公民館 (同市青垣町平野) で行われる。 医療機関と地域との信頼関係を深めるのがねらい。
研修医の吉田亜由さんが研修講話を行う。 足立確郎院長、 田中健雄内科医長も出席する。 同会事務局 (市地域協働課0795・82・1001)。
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2012年11月18日09:00
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陣営「1500票当確」予想 丹波市議選
定数20に対し、 23人が立った丹波市議選。 11月11日の告示日以来、 「選挙ムードが低調」 と感じる候補者が多く、 陣営にとっても、 盛り上がりや手応えを感じづらい1週間の戦いを経て、 審判の18日を迎えた。
「1500票取れば当選」 と言う陣営が多く、 当落のボーダーラインは、 それを下回ると見る陣営が多い。
最も低く見積もる陣営で、 「1200票台」。 高く見る陣営で、 「1600票台」。 前回当選議員 (定数24) の最低得票数は 「1084票」 だった。 同数で2人が並び、 くじ抽選がおこなわれた。
投票率は、 前回並みか、 少し下がると見る陣営が多く、 「70―75%」 「70%程度」 が多い。
市長選に3氏が立ったことから、 「投票率が数%アップする」 と見る陣営もあるが、 少数派。
投票率が、 横ばいか、 それ以下になるとする根拠は、 ▽投票所の見直しにより、 投票所が68カ所から40カ所に減ったことで、 自宅から投票所までの距離が遠くなる高齢者で棄権者が増える▽若年層の投票率は、 変わらず低い▽地元の校区に候補者がいないなど、 選挙を身近に感じる人の数が減っている―など。
「投票日の天候次第」 の声もある。
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2012年11月18日08:59
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料理研究家の坂本さん講演 11月23日、柏...
「教育と子育てを考える集い」 (丹有教育と子育てを考えるつどい実行委員会主催) が、 11月23日午後1時半から柏原住民センターで開かれる。 子育てや食育の大切さなどについて研修する。
「地元からの報告・地産地消の大切さ」 をテーマに、 秋山佐登子さん (氷上つたの会) が報告。 料理研究家の坂本廣子さんが 「生きる力をはぐくむ子育て―未来を育てる食育のすすめ」 をテーマに講演する。
坂本さんは幼児期からの食育の大切さを提唱。 介護、 防災、 食の村おこしなどに取り組み、 火を使わない調理、 介護に役立つ調理や災害時の食についての著書もある。
500円 (資料代)。 中川龍美さん (090・7107・7103)。
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2012年11月18日08:59
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認知症の人との対話技法を紹介 11月20日...
認知症の人とのコミュニケーション法 「バリデーション」 を学ぶ研修会 (丹波市など主催) が、 11月20日午後7時から春日文化ホール (同市春日町黒井) で行われる。 関西福祉科学大学准教授の都村尚子さんが、 「はじめてのバリデーション」 と題して講演する。 誰でも参加できる。 入場無料。
バリデーションは、 認知症の人に尊厳と共感をもって関わるコミュニケーション技法で、 当事者や介護者の両方が楽になるとして注目されている。 都村さんは、 日本協会公認のバリデーションティーチャーでもある。
市地域包括支援センター (0795・74・0368)。
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2012年11月18日08:59
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第310問
16日、衆議院が解散し、選挙が行われることになりましたが、丹波地域の選挙区はどこでしょう?
1.兵庫2区
2.兵庫6区
3.兵庫5区
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2012年11月18日08:59
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W選挙18日投開票 丹波市長・市議選
丹波市長選、 市議選 (定数20) が11月18日、 投開票される。 市長選には3氏が、 市議選 (定数20) には23人が立候補した。 市選挙管理委員会は、 両選挙の開票率100%を午後11時半頃とみており、 18日中に当選者が確定する見通し。
市長選は、 三選を目指す現職の辻重五郎氏 (73) =氷上町中=に、 稲上芳郎氏 (39) =市島町酒梨=と足立又男氏 (64) =柏原町柏原=の2新人が挑む構図。
3氏は選挙戦終盤の16日、 丹波青年会議所の開催呼びかけに応え、 ポップアップホール (氷上町本郷) で合同・個人演説会を開いた。 会場いっぱいの300人の聴衆に対し、 「景気と雇用対策」 「10年、 20年後の丹波市の姿」 の2つのテーマでそれぞれの考えを述べ、 支持を訴えたほか、 候補者どうし質問を投げかけあい、 それぞれの見解を問うた。
景気と雇用対策に関し、 辻氏は、 「今後は、 今の取り組みに加え、 篠山に負けないくらい丹波市を観光面で売り出すよう担当で考えている。 農業も、 観光ツーリズムや6次産業化を考える。 また、 コミュニティービジネスなど、 地域で産業を起こすことの支援も考える」 と話した。
稲上氏は、 「今までの行政のやり方で企業誘致するのではなく、 民間の活力を生かした新しいアイデアを使っていかなければと考えている。 いくら工場を誘致しても、 新しい付加価値のある雇用でないと若者は去っていく」 と述べた。
足立氏は、 「地場産業をブランド化していく。 まだ開発の余地がある。 技術を確立し、 新しいブランドを作る。 たくさん造成した工業団地の活用策も考える。 市長がセールスマンにならなければいけないが、 まだ努力が足りない」 と話した。
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2012年11月18日08:58
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力作そろう篆刻展 11月25日に講習会 丹...
篆刻 (てんこく) の研究グループ 「不華篆会」 のメンバーらが、 丹波の森公苑(丹波市柏原町柏原)ギのャラリーで20回目となる作品展を開いている。 最終日の11月25日午後1時半からは、 篆刻一日講習会を開く。
今回の作品展では、 仏教の経典の1つ、 「舎利礼文」 を刻んだ本を会員全員が出品。 2年がかりで取り組んだ力作。
また、 篆刻をデザインとして使った工芸品は、 テーマを 「和」 とし、 陶芸、 金工、 木工などの多彩な作品に仕上げた。
講習会では、 オリジナル落款印を作る。 講師は日本篆刻家協会理事の酒居石荘さん。 定員20人、 参加費1500円 (材料費)。 同公苑 (0795・72・5170)。
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2012年11月18日08:58
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丹波布
立冬が過ぎ、 十一月も早半ばに。 日の暮れの早さも相まって、 いよいよ時間の過ぎる速さが身にしみる。
俳人細見綾子に 「冬来れば母の手織の紺深し」 の句がある。 母の手織りとは、 「丹波布」 であろう。 綾子の母は、 機織 (はたおり) が得意で、 随筆集 「花の色」 に 「木綿縞」 と題したこんな一文がある。 「正月に私は毎年、 木綿縞の着物を着ることにしている。 この木綿の縞は母の手織りのもので、 一枚は大きな縞、 一枚は細かい縞、 大きな縞の方はふとん用にでも織ったものらしく思いきった大柄で、 一幅に三本ほどの縞、 中央に紫の絹糸の縞が一本通っていて、 私はこの紫色の一本の縞が気に入っている。 (中略) 絹糸の縞を入れることはその当時 (明治末期から大正初期にかけて) においては大した奢 (おご) りで、 『これは絹糸なんだよ』 と、 母は眼を細めて言ったものである」。 綾子の生家は青垣町の東芦田で、 当時、 その辺りでは養蚕が盛んであったことなども書かれている。
先月、 丹波布復興、 伝承の第一人者、 青垣の足立康子さんのこれまでの歩みを、 歴史民俗誌 「サーラ」 編集長、 吉田ふみゑ氏が取材し、 まとめた本 「丹波布に魅せられたひと」 が出版された。 同時に青垣の足立さん宅で、 丹波布の展示会も行われた。 神戸から丹波へ嫁がれ、 土蔵にあった江戸時代の縞帳を見つけた時が、 足立さんと丹波布との出会いだった。 それから半世紀を、 丹波布ひと筋に取り組んでこられた真摯な生き方に頭が下がる。 丹波布復興の歴史や 「丹波布伝承館」 ができた経緯なども書かれていて興味深い。
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2012年11月18日08:58
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不動産無料相談会
11月21日午後2―5時、 柏原住民センター (丹波市柏原町柏原) で不動産無料相談会を行う。 問い合わせは県宅地建物取引協会三田・丹波支部 (079・563・2169)。
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2012年11月18日08:58
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投票率
今日、 丹波市長・市議会議員選挙が投開票される。 今回の選挙は当初、 いずれも無投票が予想されるほどの低調ぶりだった。 巷では、 「無投票で終わらせてはならない」 という声がささやかれるものの、 出馬の動きが見られなかった。 ▼弊紙丹波市版でも11月4日付のトップ記事で 「ともに無投票の可能性も」 との見出しで報じ、 なぜ低調なのかを探った。 その中に 「おらがムラから」 の思いが薄まったのが、 一因だとある。 確かにそうだろう。 町議選の場合のムラは集落であり、 身近な世界だが、 市議選となると、 ムラの単位は校区へと広がり、 やや縁遠い世界になる。 ▼地域エゴの助長につながる 「ムラ型選挙」 からの脱却がかねてから言われていたが、 町議選から市議選へと選挙エリアが広がったことでムラ型選挙が弱まったのかもしれない。 ムラ型選挙にくさびを打ち込んだのが、 市民意識の成熟ならば申し分ないのだが、 それはいかがか。 ▼両選挙は結局、 告示近くになって名乗りを上げる人物が現われ、 選挙戦へとなだれこんだ。 4年に1回、 市民がこぞって地方行政を見直し、 考える機会が確保された。 歓迎すべきことだ。 ▼先の記事で 「市民に蔓延する政治的無関心」 という表現がある。 これが適切な表現だったかどうかは、 今日の投票率が教えてくれるだろう。(Y)
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2012年11月18日08:58
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紅葉の季節を演出 薬草薬樹公園/氷上西...
◆勤労感謝の日にありがとう風呂 丹波市山南町・薬草薬樹公園
薬草薬樹公園リフレッシュ館 (丹波市山南町和田、 0795・76・2121) は、 11月23日の勤労感謝の日にちなみ、 23―25日に 「ありがとう」 のメッセージを書いたモミジ型のヒノキ板を大浴場に浮かべる。
メッセージを書いたのは、 お客さんとスタッフ、 和田小学校4年生。 約130枚が浮かぶ。
丹波市の観光モミジシーズンに合わせ、 昨年に続いて企画した。 モミジ板加工は上畑木工 (春日) に依頼した。
同施設の藤原康晴さんは 「スタッフからお客さんへのメッセージもありますので楽しみに来て下さい」 と話している。
◆モミジやイチョウ…絵でバス車内彩る 氷上西高生
氷上西高校 (小西重正校長) のパソコン同好会 (大橋真寛会長) の7人が、 同校生徒の通学にも使われる神姫グリーンバスの路線バスの車内に、 モミジのシールをはるなどし、 秋の風景に彩った。
路線バス利用増進策の一つとして、 丹波市から依頼を受けた。 モミジのほか、 イチョウ、 ススキ、 クリなど秋の素材のイラストをA4サイズで50枚分印刷し、 はった。
冬バージョンの依頼も受けており、 12月にはクリスマスイメージに飾る。
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2012年11月18日08:57
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「おむすびコンテスト」で準グランプリ ...
篠山産業高校 (山内裕文校長) の生活科3年生5人がこのほど、 淡路市で開催された 「第2回おむすびコンテスト 具―1 (ぐーわん) グランプリ」 (同市主催) で、 準グランプリと淡路市商工会賞のダブル受賞を果たした。 メンバーの太田美月さん (篠山中出身) は 「試行錯誤を重ね、 みんなで頑張った成果が評価され、 うれしい」 と喜びをかみしめていた。
淡路産の食材の中から、 おむすびに最も合う具材のアイデアを競い合うコンテストで、 地元食材の消費拡大を図ることを目的に昨年から開かれている。 279組の応募があり、 書類審査の結果、 20組がノミネートされた。
同校からは、 太田さんをはじめ、 澤安希子さん (篠山中出身)、 今西遥香さん (同)、 山本春奈さん (同)、 田中理紗子さん (丹南中出身) の5人組が 「ちょっと大人のたべ鯛 (たい) むすび」 で参戦した。
コンテストは、 支給された淡路産のご飯67合と海苔を使用し、 1個あたり100円以内の具材費で、 おむすび300個を作るのがルール。 「鯛むすび」 には、 7尾の鯛を使用。 そぼろ状にした鯛の身に、 みじん切りのショウガやしょう油、 砂糖、 酒などを加えて味付けをした。 その具と、 いりゴマ、 千切りの大葉を入れた混ぜご飯でおむすびを握った。 さらに、 田楽みそを塗った大葉で、 焼いた鯛の切り身を巻いてスティック状にし、 おむすびの中に突き刺すようにして入れた。
審査は一般来場者が行い、 一番おいしかった組に食べ終わった後の紙皿を投票して決めた。 「鯛むすび」 は、 販売を始めてから1時間も経たないうちになくなるほどの人気を呼び、 準グランプリに輝いた。 淡路市商工会会長も絶賛し、 同商工会賞も受賞した。
栄養士を目指して来春から専門学校に通う山本さんは、 「自分たちが頑張って作ったおにぎりで皆さんが笑顔になった。 やっぱり料理は楽しい」 と声を弾ませた。
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2012年11月17日16:49
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Devon Port (デボン・ポート)
素敵な雑貨見つけて
大人の女性をターゲットにしたこだわりのアクセサリーと雑貨のお店。 国道176号沿いに今年3月オープンした。
「素敵な雑貨を見つけるべく、 いつもアンテナを張っています」 と、 店長の前田智恵さん (40) =柏原町下町沖田=。 店長お気に入りのアンティーク調の雑貨や、 猫、 カエルをモチーフにしたものが充実している。 今月からクリスマスグッズも販売し始めた。
11月はアクセサリーフェアを開催。 県内唯一の取り扱いという作家ものも。 フランスのビンテージパーツネックレスや、 人気急上昇中の 「コットンパール」 アクセサリーなどが、 2000円台から手に入る。
前田店長は 「ちょっと時間ができた時、 リフレッシュしに来て頂けるとうれしい。 海外での買い付けにもますます力を入れていきたい」 と話している。
【メモ】営業時間は午前10時―午後7時。 火・水曜定休。ブログ http://zakkadevonport.blog.fc2.com/ 電0795・71・1022/丹波市柏原町柏原1442-2
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2012年11月15日09:03
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布遊 (ふゆ) 展
11月15―17日、 染織工房 「布遊」 を主宰する大原紘子さんが、 山南町金屋190の工房で「布遊 (ふゆ) 展」を開催。 2年に1度の工房展で、 手織り作品のほか、 陶器、 木のアクセサリーなどを展示販売。 スイーツの販売やカフェもある。
大原さん (0795・77・2967)。
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2012年11月15日09:03
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芸能文化の“地産地消”を 芸達者と出演...
篠山市内の住民らが、 地域で芸能・文化活動に励む個人や団体に、 さまざまな発表の場など、 特技を披露する機会を斡旋する芸能プロダクション的な機能を持ったボランティアグループ 「友遊プロ」 を設立した。 地域の芸能活動をより活発にすることを通して、 技量の向上や、 「おもしろいまち」 「元気なまち」 「仲の良いまち」 などの地域コミュニティーを創出したい考え。 メンバーらは、 「丹波地域にはいろんな芸達者な人がいて、 いろんな催しもある。 人々と機会をうまくつなげることで、 “芸能文化の地産地消”を目指したい」 と意気込んでいる。
同グループを立ち上げたのは、 代表の久下友孝さん (62) =東新町、 副代表の堀口純男さん (61) =魚屋町、 西田直美さん (50) =中野。
口火を切ったのは、 主婦漫才コンビ 「まるっち~ず」 の一人として活動する西田さん。 市内外の各所で活動する中、 イベントに招かれても仕事で行けない場合や、 代理を頼まれても誰に言えばいいかわからないことが多く、 「芸達者な人々を登録しておいて、 公演先との調整ができる人や機関が求められている」 と思うようになった。
思いを知人の堀口さんに告げたところ、 堀口さんの同級生、 久下さんも含めて話が盛り上がり、 同グループの設立がとんとん拍子に進んだ。
「友遊プロ」 では、 特技を持つ個人・団体を募って、 「賛助会員」 として登録。 エントリーシートに、 分野 (例・演芸、 歌唱、 楽器演奏など)、 過去の経験、 得意とする対象年齢などを記入してもらう。
一方で、 福祉施設や自治会、 地域の高齢者サロン、 イベントの主催者などに、 同グループの活動を知ってもらう活動を展開。 出演依頼を受けた場合、 登録している賛助会員の中から、 出演先の要望に沿った人を斡旋する仕組みだ。
出演先は基本的に出演者に対して有償のもの。 出演料には、 同グループは一切関知しないが、 斡旋にかかった最低限の必要経費 (通信料など) だけを賛助会員からもらい受ける。
久下さんは、 「最近、 篠山では若い人たちの新しい試みが多い。 そんなパワーに負けないよう、 地元の人が楽しめる地元をつくりたい」 と意気込み、 堀口さんは、 「今の篠山で新しいことを始めるのはとても大事。 自分たちも活動を通して、 知らなかった篠山を知れると思う」。 西田さんは、 「芸達者な人がいること、 そして、 友遊プロを知ってもらい、 地域の人たちが、 『一度、 誰かを呼んでみようか』 と、 人が集まるきっかけをつくりたい」 と話している。
現在、 同グループに入会を希望する個人・団体と、 出演を望む団体を募集している。
代表の久下さん (090・1966・5863、 ファクス079・552・2504)。
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2012年11月15日09:03
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忘れられない人たち
若い頃、 いろんな国を歩いてそこで暮らす人々を見てきた。 環境、 宗教、 食べ物、 自分がこれまで認識していたものとは違う多様な生き方がそこにはあった。
アフリカで出会った自閉症のアメリカ人の青年は、 自分を鍛えるために一人で旅をしていると言っていた。 宗教の違いで愛する人と引き離され、 それでも彼の国で子どもを産みたいと一人異国で出産した人がいた。 「私をメイドとして日本に連れて行ってもらえませんか?」 とぼろぼろの旅行者の姿をしている私たちに、 切実な目をして訴えてきたアフリカの少女がいた。 大きな湖のある灼熱の大地で出会った少年は、 私たちが差し出した水筒の金気臭いぬるい水を美味しそうに飲み、 「最近魚が全然獲れなくなった。 今日も家族に魚を持って帰れない」 と悲しそうにつぶやいた。 ネパールで出会った日本から来た女の子は、 お店の壁に自由自在に大きな絵を描いていた。 「髪の毛を切ってあげるよ。 私、 美容師なの」 と、 豪快に笑った。
インドのゴアでは、 3歳から18歳までの4、 5人の子どもがいるフランス人の家族が長逗留していた。 海辺で遊び、 日暮れとともに、 丸めたゴザを小脇に抱え、 皆で宿に帰る姿が目に焼き付いて離れない。 ソマリアから逃げてきた少女の瞳がまっすぐで黒曜石のように美しかった。
人は同じ道を歩かなくてもいいのだと、 彼らから教えてもらった。 与えてもらったものは計り知れないが、 私は少しでも彼らに恩返しできているのだろうか。
(土性里花・グループPEN代表)