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2012年11月24日17:24
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英の伝統チェアを製作 若手作家として注...
高校を中退して渡英し、 イギリスで伝統的なウィンザーチェアを学んだ、 篠山市住吉台のいす職人、 小島優 (こじまあつし) さん (38)。 昨年の 「日本民藝館展」 で初出品初入選したり、 雑誌の人物紹介の特集で取り上げられるなど、 若手工芸家として注目されている。
伊丹市出身。 中学生の時に、 大阪日本民芸館や東京の日本民藝館で伝統的ないすを見て、 「自分もいつか作りたい」 と思った。 高校生の時に、 「工芸の仕事は20歳までに始めたほうが吸収力がある」 ことを知り、 中退。 知り合いをたどって、 単身、 イギリスの伝統いす職人に師事した。 25歳の時には、 丹波市山南町で父親が構えていた工房の隣に自分の工房をつくった。
300―400年前にイギリスで生まれた 「ウィンザーチェア」。 「曲げ木」 加工や背もたれ部分に細い丸棒が縦に並んでいるのが特徴。 小島さんによると、 ウィンザーチェアは、 その国の材木や国民の体型などに合わせられ、 世界の国々に広まった。 小島さんは 「これが日本で作られたウィンザーチェアと言われるようないすを作りたい」 と日々研鑽している。
2回目の個展をこのほど開いた、 雑貨店 「ハクトヤ」 (篠山市河原町) の店主、 一瀬裕子さんは 「いす職人として一心に取り組んでおられる。 ぶれない強い心がいすに表れている。 いすが人を呼んでいるようで、 多くのお客さんが思わずいすに座り、 その座り心地に感激されているようです」 と話していた。
小島さんが特集されている雑誌は、 「大人組PLATINUM (11・12月号)」 (ゆめディア発行)。 12月2日まで、 Msギャラリー12番丁 (和歌山市12番丁10本山ビル2階) で個展を開いている (27日は休廊)。
また、 ハクトヤ (079・552・7522) で小島さんの作品を常設展示している。
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2012年11月24日17:24
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グラウンドゴルフを楽しもう ショッピン...
◆無料の練習場 アルティ
ショッピングセンター 「アルティ」 (丹波市春日町黒井、植木和也社長) 2階に、 グラウンドゴルフ練習場がオープンした。 同じフロアに店舗があるスポーツ専門店 「ビーハウススポーツ」 (足立正人店長) で、 クラブとボールを無料でレンタルでき、 使用料も無料。
店舗撤退による空きスペースを有効活用しようと植木社長、 足立店長らがアイデアを出し合い、 高齢者に人気で気軽にできるグラウンドゴルフで集客できないかと考えた。 練習場は15メートル×13メートルで、 セカンドショットの練習向き。 フローリングの上に人工芝を張っている。 そばに休憩スペースもある。
足立店長は 「グラウンドゴルフの情報提供や、 ゆくゆくは記録会などのイベントもできれば」 と話している。
午前9時半―午後7時。 利用時間は1時間程度。 予約も可。 ビーハウス (0795・70・3746)。
◆予約で弁当も アスコザパーク
人工芝のサッカー専用グラウンドがあるアスコザパークTANBA (丹波市市島町与戸、 0795・85・6066) が、 平日午前10時―午後4時、 グラウンドゴルフの利用を受け付けている。 8ホールの2コースを常時用意。
平日昼間の利用増進をねらって始めた。 人工芝のため、 イレギュラーが少ないほか、 前日に雨が降った際でも良好なコンディションでプレーできるのが特長。
1人1日500円。 道具のレンタルもしており、 クラブ300円、 ボール200円、 セットで400円。 1人から利用できる。 弁当 (幕の内800円、 懐石1680円) の予約も受け付けており、 3日前までに連絡を。 サッカーの利用が多い3月、 7月中旬―9月中旬は利用できない。
今後は、 大会を誘致したり、 来年1月からは旅行社とタイアップし、 宿泊を含めて京阪神からも愛好者を誘客する計画。
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2012年11月24日17:23
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ゴスペルソウルサウンド
モットーは 「We Need GOSPEL」。 「一人ひとりがいろんな生活を抱えている中で、 練習時にみんなと一緒に心の底から歌ったり、 笑ったりするのが楽しい」 とメンバーらは口を揃える。 ストレッチや発声練習から練習を始める。 「全身を使うことで、 健康増進やストレス発散にもなります」 と代表の樗木さん。
2004年に結成。 現在、 30―60歳代の15人が所属している。 2年ごとにライブを開催している。 結成当初からのメンバーの藤原裕子さん (50) =住山=は 「温かい雰囲気でファミリーのようです」 と話す。
【入会などの問い合わせ先】
代表 樗木(ちしゃき)真美さん 090・5137・2351
◆活動日=第2・4火曜日 (プロによる指導) +いずれかの火曜日1回 (午後2時―4時) ◆活動場所=四季の森生涯学習センター東館 (篠山市網掛) ◆対象=誰でも。 初心者歓迎◆体験会=随時。 体験料1000円が必要 (翌月の会費から割引く) ◆会費=3000円
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2012年11月24日17:23
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由瓶さんが出演 落語家ふたり会 11月25...
丹波市氷上町出身の落語家、 笑福亭由瓶 (ゆうへい) さん=本名・由良宏人さん=と、 桂かい枝さんが出演する 「丹波寄席 ふたり会」 が、 11月25日午後2時から春日文化ホールで開かれる。
由瓶さんは、 笑福亭鶴瓶の弟子。 松竹芸能所属。 古典、 創作落語、 漫談、 イベント司会などで活躍している。
かい枝さんは、 5代目桂文枝の弟子。 古典落語の英訳公演を、 15カ国で300回以上行っている。
入場料500円 (3歳以上)、 全席自由。 チケットは、 春日文化ホール (0795・74・1050) や丹波市内各住民センターなどで発売中。
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2012年11月24日17:22
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画家の木寺さんカレンダー作成 11月27日...
丹波市市島町上牧の画家、 木寺明さん (65) が、 4点の水彩画を載せた来年のカレンダーを作成した。 横40センチ、 縦60センチほどの大きさで、 27日から自宅の 「ギャラリー月あかり」 でカレンダー原画展を開く。 12月2日まで。 カレンダーの販売もする。 1部1000円。
カレンダーには、 自宅近くの雪景色を描いた風景画や、 ザクロの静物画など近年の作品を掲載している。
カレンダーを作成し、 8年目。 原画展では、 4点を含め計20点を展示する。
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2012年11月24日17:21
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丹波布「秋の彩り展」 11月25日まで伝承館
丹波布伝承館 (0795・80・5100) で 「秋の彩り展」 が開かれている。 専修生や卒業生、 指導員が織った帯や小物類を120点展示、 販売もしている。 11月25日まで。
2年間の教室を修了し、 専修生となった中野千代さん、 塩野町子さん、 大谷由美子さんの3人が、 紅葉の見物客が多い時期に合わせて企画した。
中野さんは、 ヤシャブシに藍をかけた帯、 塩野さんはクリと藍の帯、 大谷さんは濃淡の異なる藍の帯を展示。 テーブルセンターや名刺入れ、 などの小物も販売している。
卒業生は、 帽子やバッグ、 御朱印帳などを販売している。
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2012年11月22日11:20
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篠山市秋季囲碁大会の参加者募集
篠山市秋季囲碁大会の参加者を募集している。11月23日午前9時から、 四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) で受付。 A―Cの3クラスごとにトーナメント戦。 参加費2000円 (昼食代含む)。
主催の篠山市囲碁連盟の石井久光会長 (079・552・3948)。
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2012年11月22日11:20
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「渡辺杯クォーターテニス大会」の参加募る
12月9日午前9時15分から、柏原住民センターアリーナ (丹波市柏原町柏原) で開く「渡辺杯クォーターテニス大会」の参加者を募っている。
一般男子、 女子、 小学生の3部で、 ダブルス戦。 1チーム2―3人で編成する。 参加費は1チーム500円、 小学生無料。
11月30日までに同大会実行委員会事務局 (渡辺修さん090・3706・1695)。
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2012年11月22日11:19
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ちーたん駅伝参加募る 12月16日
12月16日に柏原住民センター周回コースで行われる 「丹波市ちーたん駅伝」 の参加チームを、 実行委員会が募集している。
▽一般男子▽一般女子▽一般男女混合▽中学男子▽中学女子▽マスターズ (40歳以上) ▽小学男子▽小学女子▽小学男女混合▽ファミリー―の各部門がある。 各部門とも4区間。
市内在住、 在勤、 ゆかりの人が参加できる。 参加費は一般 (大学生含む) とマスターズは1チーム2000円。 それ以外は1000円。 11月30日締切。
申し込みは市まちづくり部生涯学習センター (0795・82・0409)、 問い合わせは市陸上競技協会事務局 (0795・72・2171)。
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2012年11月22日11:18
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県立柏原と柏原赤十字・病院統合へ協議指...
兵庫県の井戸敏三知事は11月19日、 県庁で 「丹波市域の今後の医療提供体制のあり方に関する検討会」 の邉見公雄座長 (県参与) から 「県立柏原と柏原赤十字両病院の統合を最も望ましいとする」 とする報告書を受け取り、 「さまざまな課題を解決しながら統合に向かって進めていく」 と述べ、 両病院の統合に向けた協議を進めるよう指示した。 これまでの 「2病院役割分担」 から方向転換した。 県立柏原病院の開設者で、 日本赤十字社県支部長の知事が了承したことで、 両病院の統合の方向が固まった。
県庁で、 邉見座長が井戸知事に報告書を手渡した。 邉見座長は、 「利害相反する委員もある中で、 全会一致で決まった」 と報告した。
国の新臨床研修医制度の影響で、 2007年から両病院の医師不足が顕在化。 県立柏原病院の勤務医らから統合を望む声が上がっていたが、 井戸知事は、 「2病院は役割分担」 「病院が2つあった方が医師を集めやすい」 「しばらくようすを見る」 などと、 統合には否定的、 慎重な考えを示していた。
統合容認に転じた理由を、 とうに耐用年数を過ぎている柏原赤十字に加え、 県立柏原の建て替えが近づいているとし、 さらに、 「小さな病院が2つあっても、 研修医が来ない。 (統合して医師を引きつける) マグネットホスピタルを作っていきたい」 と述べた。
「歴史や文化、 診療機能が異なることに注意し、 協議する必要がある」 とし、 統合への問題点として、 運営形態、 規模、 診療内容、 赤十字の累積債務の解消策、 新病院の立地などを挙げた。
柏原赤十字の累積債務 (約20億円) について、 「全病院で1つの県立病院の会計と異なり、 赤十字には、 病院独立採算のルールがある。 これが難しい。 過去債務をどうするか」 と、 懸案の一番にあげた。
また、 建設位置についても、 「柏原赤十字は狭く、 県立柏原は坂を登らねばならず、 外来機能としていかがなものか」 と、 新病院の建設位置を現在地以外に求める可能性に含みをもたせた。
さらに、 県の第2次行革プランで 「平成30年着手」 となっている県立柏原の建て替え時期について、 「日赤との統合となると、 そのタイミングで良いのか」と、計画を前倒しする可能性も示唆した。
知事は、 同席した日赤県支部の藤原雅人事務局長に、 「統合が基本方向。 よろしく」 と言い、 藤原局長は 「病院局とよく話し合う」 と応じた。
同じく同席した県病院局の岡本周治副管理者も丹波新聞社の取材に、 「難しい課題はあるが、 最善の策を見出したい」 と答えた。
同検討会事務局を務めた県健康福祉部の野原秀晃参事によると、 医療行政として方向性を見出す役割は果たしたので、 今後は両病院の経営母体である県病院局と日赤県支部の直接交渉になるという。 同部が両者の間に入り、 統合を具体化する検討会を立ち上げる予定はない。
同検討会は、 今年1月から4度の会合 (非公開) を重ねた。 邉見座長のほか、 神戸大学医学部附属病院長、 兵庫医療大学長ら有識者と、 地元の丹波市長、 医師会長、 自治会長会長らが委員を務めた。 報告書は県のホームページ 「医務課」 の欄で公開している。
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2012年11月22日11:17
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丹波市ダブル選挙
にぎやかだった1週間が終わった。 丹波市のダブル選挙。 無投票模様から一転、 激しい戦いになったのはよかった。 注目されたのは、 それぞれ30歳代の2候補の集票ぶり。 共に公示直前に名乗りを上げ、 ほとんど無名だったが、 蓋を開けると稲上氏は現職に肉薄、 辻陣営をひやりとさせ、 横田氏は堂々と市議当選を果たした。 ▼三重県出身で30歳ちょうどの横田氏はほんの2年前、 「これからの日本の雇用を支えられるのは食の関連産業」 と考えて、 全く無縁だった丹波での定住を決意。 地域おこしのコンサルなどをしながら、 直接市政に目を向けていたわけではないが、 公示前の報道で 「最年少でも50歳代」 なのに疑問を持ち、 出馬を決意した。 ▼主宰する経営塾の塾生や、 子育て中のお母さんらが手弁当で応援し、 使った費用は30万円ほど。 「色々なしがらみにとらわれ、 議論している中味がわかりにくい議会を出来る限りオープンにする」 という主張が、 同世代の有権者の気持ちをつかんだのだろう。 ▼筆者も70歳間近。 高齢者が悪いとは決して言わないが、 数十年先に責任を持てるのはやはり30代、 40代の人たちだ。 しかし一番仕事が忙しい時期にある彼らは、 経済的にも余裕がない故に、 市政への関心が薄れがち。 今回の選挙はそんな状況に風穴を開けてくれたと期待する。(E)
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2012年11月22日11:06
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斬新な発想に期待
丹波市長・市議会議員選挙が終わった。 三つ巴の市長選挙は、 現職の3選で幕を閉じた。 開票場も熱気に包まれ、 緊迫した。 結果は現職の実績が評価されたことになるが、 新人2人の票数を合わせると現職票を上回り、 市政批判が相当強いことがわかった。
投票率が前回、 前々回に比べ、 下落傾向だ。 政治離れというものだろうか。 「緊縮財政で、 目立つような新規の大型事業が出来ず、 公約にもあげられない。 市民が期待するような看板が掲げられない」 という見方もできる。 選挙戦の終盤、 市長選の候補者による公開討論があった。 批判票には、 新人候補の民間ならではの斬新な発想への期待感もあったようだ。 地域の経済浮揚につながるよう、 民間の活力も取り込みたい。 公約の実現に加え、 何か1つ、 実現性があり、 継続性のある斬新な発想に期待する。
告示日と最終日が雨。 雨にたたれた選挙戦でもあった。 市会議員候補の陣営のなかに、 「最後は、 ローラー作戦で地元を歩いて、 票を掘り起こした」 という声も聞かれた。 今回の市会議員選挙の最低当選者は1401票、 定数削減の影響もあるが、 前回の1084票を大きく上回った。 従来の村型選挙だけでは、 勝てない要素もある。 選挙スタイルも変化しつつある。
「公務員がいくら優秀でも、 選挙の洗礼を受けた人は、 強い」と言われる。その強さとは、 何か。 権力を得た人は、 それを身勝手に使うと大変なことになる。 市民の悩みに寄り添い、言うべきことを言い、するべきことをやる人が本当の強い人だ。選挙は終わったが、市民は継続して市政や議会に関心を持ちたい。 「雨やみて晴れた冬空光さす」。 (臼井 学)
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2012年11月22日11:06
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「志」感じた市長選
激戦の丹波市長選挙が幕を閉じた。 市長選に出馬した稲上芳郎氏とは同じ1973年生まれ。 戦いぶりを興味深く見ていた。
若い世代が立候補するのは難しい。 第1に、 陣営が作れない。 同世代は日中働きに出ている。 2つは経済面。 早く立候補を表明し、 選挙運動ができるほど、 蓄えもない。 告示日間際に立候補表明とならざるを得ない。
現職市議に多いように、 自営業者は比較的選挙に立候補しやすい。 会社を辞し、 市長を正業にしようとした稲上氏には、 よほどの思いがあったのだと推察する。 全国の維新政治塾生の人的応援を得て、 超短期決戦で勝つ。 もちろん勝算はあった。 「このやり方で当選できなかったら、 若い世代が市長になるのは不可能」 と何度も言っていた。
市政を間近に見ている立場からすると、 正直、 訴えの中身に甘い部分を感じないでもなかったが、 それを有権者に感じさせない勢いがあった。 敗れはしたが、 仲間に支えられ堂々と渡り合った。 久しく忘れていた 「志」 の言葉を思い出させてもらった。 同時に、 志だけで勝てない選挙の厳しさも再確認した。 (足立智和)
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2012年11月22日11:05
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ボクは天下無敵なんでしゅよ♪
「おぉもうヨイヨイが出来るんやね」 なんて驚かないでくだしゃい。 そりゃハイハイの方が速いでしゅが、 スリッパを持ってバランスを取れば方向転換だってお手のもでしゅよ。 まぁ時々、 そのスリッパを食べると母ちゃんが叫びましゅがね。
秋になり、 父ちゃんたちは今度はお野菜で忙しく遊んでくれましぇん。 そんな時はフゴフゴ文句を言うと、 お野菜のコンテナに放り込まれ、 お菓子がもらえるんでしゅよ。 あるいはヒョイと背負われ、 自由がききましぇんが、 結構居心地良く何時しか夢の中。 なのに突然、 ドサッと落とされたり 「重た~い」 と文句を言われたり。 やっと遊んでくれると思いきや 「バイバイは?」 「オイチーは?」 と芸を仕込もうと全く身勝手なもんでしゅ。
そうそう10カ月過ぎると、 色々なことに興味がわくんでしゅ。 お姉ちゃんの玩具や文房具。 触ると怒られるけど、 保育園に行っている時が狙い時でしゅね。 台所の下のゴチャゴチャ物がある所やテーブルの下、 狭い所も大好きでしゅ。 そんな所で何度出しても出てくる薄い紙を散らかすと面白いでしゅね~♪ラップとか言うのもドンドン引っ張れるので何度もしていたら届かないところに置かれてしまいました。
そりゃボクはまだ、バブーちゃんだから喋れましぇんよ。 でも気に食わないとたとえオッパイくれる母ちゃんでもちょっこし生え出した歯で噛んでやるんです。 そしたらギャーって。 むふふ、 ボクは天下無敵なんでしゅよ♪
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2012年11月22日11:05
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福島の被災犬を譲り受け飼う 丹波市山南...
丹波市山南町和田の森田昌彦さん (52) ・久美子さん (51) は、 福島県南相馬市で保護された柴犬を譲り受け、 飼っている。 福島と幸福の 「福」 から 「フクちゃん」 と名づけた。
2人は昨年5月、 個人 ボランティアとして知人のいる岩手県で活動した。 被災犬を取材したテレビ番組を見たことがきっかけで、 里親になることを決心。 NPO法人日本アニマルトラストが運営している大阪府豊能郡能勢町の動物孤児院を通じてフクちゃんを譲り受けた。
「最初は目線を合わせずどこかおどおどしていましたが、 最近ようやく名前を呼ぶとしっぽをふって来てくれるようになりました」 と久美子さん。 2人は 「辛い思いをたくさんしたと思うので、 余生をゆっくり過ごしてほしい」 と愛情を注いでいる。
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2012年11月22日11:04
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米・加工品をネット販売 氷上高校
氷上高校商業科3年の情報研究班 (8人) が、 同校産の農産物や加工品のネット販売 (http://irodoriyahhs.cart.fc2.com/) を始めた。 消費者の利便性や実用性を高めようと、 今年5月ごろから研究してきた。 商品は、 もち米 (2キロ800円)、 みそ (1キロ500円)、 ぶどうジャム (1瓶250円) の3品で、 期間は11月26日まで。
これまではホームページで商品を紹介していたが、 申し込みは電話かファクスで受け付けていた。 そこで、 新しく 「彩屋 (いろどりや) ―未来 (ゆめ) 丹波」 という屋号でサイトを立ち上げ、 ネット上で注文を受けつけて商品を発送し、 宅急便の着払いで代金と引き換える流れをつくった。
情報研究班の足立直也君は、 「卒業後もネットから母校の商品が買えるような仕組みをめざした」 と話している。
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2012年11月22日11:03
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「鼠草紙」複製などを寄贈 神戸の研究者...
元国語教諭の愛原豊さん (79) =神戸市=が11月14日、 篠山藩に伝わり、 今も青山歴史村 (篠山市北新町) に所蔵されている室町時代の絵巻 「鼠草紙 (ねずみそうし)」 の複製品や現代語訳した著書などを篠山鳳鳴高校に寄贈した。 原本は国内外に5巻しか現存していないとされ、 愛原さんが解明に心血を注いできた貴重な文化財。 愛原さんは、 「生徒たちがふるさとに伝わる文化財を自覚し、 郷土愛をはぐくんでもらえれば」 と話している。
鼠草紙は室町時代の創作で、 ねずみを擬人化させた物語。 人に化けたねずみが、 思いを寄せる姫君と結婚したが、 正体を見破られ、 最終的には高野山へ出家するというもの。 篠山藩第10代藩主・青山忠高の妻が嫁入り道具として持参したとされ、 現在は青山歴史村が所蔵している。
現存数が少ない貴重な絵巻で市指定文化財にもなっているが、 これまで本格的な学術的研究は行われてこなかった。
愛原さんは退職後、 「劣化する前に誰かが研究しなければ」 と2009年3月に調査を開始。 これまでに変体仮名を現代語訳した著書を出版したほか、 原本の内容を撮影した写真を印刷した複製 「影印本」 などを製作した。
尊敬する文法学の大家、 山田孝雄さんが明治時代に同校の前身である鳳鳴義塾で教鞭を執っていたことから、 以前から同校を知っていた愛原さん。 今年8月に青山歴史村で開かれた鼠草紙のワークショップに参加していた同校国語教諭の下岡伊津子さんとも縁ができたこと、 同校に所蔵が可能な 「青山文庫」 があることなどから寄贈を決めた。
愛原さんは、 「研究に行き詰まるたび、 山田さんと鳳鳴のことを考えて乗り越えた。 生徒たちに地元の貴重な文化財を知ってほしい」 と感慨深げ。 明山修校長は、 「貴重なものをいただき、 とても感謝している。 授業での活用も含め、 大切に保管していきたい」 と話していた。
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2012年11月22日11:01
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阪神ジュニアに選抜 味間の安井君と梶谷...
味間少年野球団の投手の安井勇人君と捕手の梶谷武史君が、 12月26―28の3日間、 札幌ドームで開かれる 「NPB12球団ジュニアトーナメント」 (日本野球機構、 プロ野球12球団主催) に、 阪神タイガースのジュニアチームとして出場する。 関西の小学6年生約70人から選考会を経て決定された18人に選ばれた。
12球団のジュニアチームが4グループに分かれてリーグ戦各2試合を行う。 各グループ1位が決勝トーナメントを戦う。
7月、 西宮市で選考会があり、30メートルダッシュ、遠投、 ピッチング、 バッティング、 フィールディングのほか、 試合形式での実戦で審査された。 丹波篠山ふるさと大使で、 同チームの監督、 亀山努さんや、 野手コーチの吉田浩さん、 投手コーチの安達智次郎さんらが選考した。
8月には合宿、 9、 10月は練習や練習試合を行い、 11月10日には、 オリックス・バファローズと福岡ソフトバンクホークスのジュニアチームと練習試合した。
安井君は投手で登録。 身長166センチからの直球が持ち味。 幼稚園から硬式野球を始め、 小学4年生から同野球団に入団した。 「一人ひとりがしっかりとプレーする中で、 団体でやる楽しみもある」 のが野球の魅力。 ジュニアチームの練習は 「うまい選手が多く、やりがいがある」 と言い、 「一つでも多く試合に出てヒットを打ちたい」 と話す。
梶谷君は外野手で登録。 捕手で鍛えた肩の強さが武器。 小学2年生から同球団に入団。 5年生までは投手をしていた。「一つ一つのプレーで試合が変わる緊張感」 が野球の魅力。「ジュニアチームの練習はハード」 と言い、「まずは1勝を目指してがんばりたい」 と意気込む。
進路について、 梶谷君は 「中学では硬式に入ってプロを目指したい。 ダルビッシュ選手のようなストレートが速い投手を目指す」、 安井君は 「将来はまだ決めていないが、 阪神の藤川球児投手のような速い球を投げたい」 と目標を話した。
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2012年11月22日11:00
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氷上吹奏楽団が演奏会 11月24日、丹波の...
氷上吹奏楽団の第23回定期演奏会が、 11月24日午後2時から丹波の森公苑ホール(丹波市柏原町柏原)で開かれる。 入場無料。 昨年は、 楽団へのカンパを東日本大震災被災地への全額寄付とし、 今年も引き継ぐ。 中澤正樹団長 (50) =同市氷上町伊佐口=は 「吹奏楽を通して少しでも支援ができれば」 と話している。
2部構成で、 第1部は吹奏楽のために書かれた3曲を披露。 第2部は 「音楽を楽しもう!」 と題し、 日本の童謡、 マンボ、 AKB48メドレーなど、 おなじみのメロディーを演奏する。 また、 「山の音楽家」 に乗せて楽団の楽器を順番に紹介する。
中澤団長は 「親しみやすい曲をそろえたので、 多くの人に楽しんでもらえればうれしい」 と入場を呼びかけている。
中澤団長 (82・7391)。
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2012年11月22日11:00
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西方寺で「さざんか祭り」 11月23日、今田町
「第18回さざんか祭り」 (同実行委員会主催) が11月23日午前11時―午後3時、 篠山市今田町今田新田の西方寺 (大槻明悠住職、 079・597・2788) で開かれる。 樹齢約600年を数えるサザンカ 「紅単衣 (べにひとえ)」 の巨木がある境内で、 様々なステージイベントが催される。
ラジオ関西パーソナリティーの三条杜夫さんらの司会により、 演歌歌手の宮本とし美さんや、 懐かしのオールデイズ 「Gバンド」 のステージが催されるほか、 よさこいチーム 「丹波篠山楽空間」 らが勇壮な演舞を披露する。
うどんの模擬店や餅まき、 甘酒の振る舞いなどもある。