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2012年12月1日15:50
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「ボッチャ」楽しいよ 初めての交流会企...
丹波市の身体障がい者スポーツサークル 「ふれあい」 (尾松正憲代表) は11月27日、 障がい者スポーツ 「ボッチャ」 を楽しむ初めての交流大会を氷上住民センター体育館で開いた。 丹波市と篠山市の身体障害者福祉協議会に呼びかけ、 約30人が参加した。
「ふれあい」 はふだんの活動にボッチャを取り入れており、 試合にも出場している。 さらにボッチャの輪を広げたいと、 交流会を企画。 ひょうご障害者スポーツ指導者協議会の協力を得て開催した。
ボッチャはパラリンピックの公式種目。 ペタンクに似た競技で、 皮製ボールを投げて目標球にどれだけ近づけられるかを競う。
交流会では3人1組のチームで試合を行い、 盛り上がった。 「ふれあい」 の田邉安彦さん (52) は、 「寒い中、 多くの人が参加してくれてうれしい。 大会を初めて主催して、 裏方の大変さも勉強させてもらえた。 第2回も計画したい」 と話していた。
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2012年12月1日15:43
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バングラ支援に演奏会と写真展 12月2日...
アジア最貧国ともいわれるバングラデシュの子どもたちを支援するチャリティーコンサートが12月2日午後1―3時、 篠山市乾新町のコミュニティカフェ 「みーつけた」 (079・554・2600) で開かれる。
同市京町の岩下八司さんが代表を務める 「P・U・S (バングラデシュの村をよくする会)」 の主催。
丹波篠山ふるさと大使で、 同国を訪れた経験もあるシンガーソングライターの石田裕之さんが出演。 岩下さんが同国の現状などを紹介する。 併せて岩下さんの妻、 啓子さんが同国の写真展 (12月末まで) を開く。
参加費はバングラカレー付きで3000円。 バングラデシュの子どもたちが学校に通うための支援金も含まれている。
石田さんは、 「みなさんに参加していただくことで、 バングラデシュでは3人の子どもたちが1年間学校に通うことができる。 ぜひ参加してほしい」 と呼びかけている。
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2012年12月1日15:42
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市場まつり
12月2日午前9―午後2時。 丹波市立地方卸売市場で「市場まつり」が開かれる。 もちまき2回 (午前9時40分から・マグロ寿司引換券付き、 午後1時半から・景品付き) とタイムセール (午前11時15分からと午後1時から)、 模擬セリ (午後零時半から)、 マグロ解体ショー (午前11時から)。 肉、 魚、 野菜などの販売のほか、 フリーマーケットも。
主催の東兵庫魚菜 (0795・82・3261)。
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2012年12月1日15:41
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ダンスフェスタ
12月2日午後1時からライフピアいちじま (丹波市市島町上田) で、ダンスフェスタが開催される。 入場無料。
▽BENUTS DANCE FACTORY▽D3. Y▽POPO▽The Asian Roses▽スタジオ・プチ・バレリーナ▽カワイダンスエージェンシー▽青垣バレエスクール―の7グループが出演。
アマチュアアーティスト育成支援事業実行委員会 (春日文化ホール内0795・74・1050)。
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2012年11月29日10:17
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「ひょうご農商工連携ファンド事業助成金...
12月5日の午後4―6時と、 14日の午後4―8時、 柏原住民センターで「ひょうご農商工連携ファンド事業助成金」 相談会が開かれる。 無料。
地域資源を活用した新商品や新サービスの開発を行う県内の中小企業者と農林業者の連携体を対象とした助成。 助成率は対象経費の3分の2以内、 限度額は50万円以上500万円以内。 助成金申請は12月27日締め切り。
相談会参加の申し込みは丹波県民局産業・ツーリズム課 (0795・73・3788)。
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2012年11月29日10:16
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足立さつきさん応援バスツアー 参加者を...
7月に丹波の森公苑ホールでデビュー25周年のリサイタルを開いた、 丹波市春日町出身のオペラ歌手、 足立さつきさんが、 12月21日午後2時から、 大阪府狭山市のSAYAKAホールでソプラノコンサートを開く。 モーツァルトの 「ドンジョヴァンニ」 より楽屋の歌、 プッチーニの 「ラ・ボエーム」 よりミミの別れ、 などクリスマス向けのオペラ曲を歌う。
その時の実行委員会 (山名康之代表) の有志が、 バス・ツアー参加者を募集している。 午前9時に丹波新聞社前を出発、 羽曳野市の野菜会席割烹 「まさゆめさかゆめ」 (柏原町でバウムクーヘン店を営む会社の本店) で昼食後、 コンサート会場へ。 コンサート、 バス代、 昼食費込みで1万円。
申し込みは12月10日までに小田恵美子さん (丹波新聞社内、 0795・72・0530) へ。 定員25人。
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2012年11月29日10:15
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運転補助員と調理員を2人 篠山市が募集
篠山市教育委員会は非常勤嘱託員2人を募集している。 募集職種は、 にしき保育園での調理員1人と東部学校給食センターの運転補助員1人。 任用期間はいずれも来年1月1日―3月31日。
応募は、 篠山市教委教育総務課 (079・552・5709) に郵送 (12月7日必着) か、 持参 (11日)。
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2012年11月29日10:15
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篠山城跡の堀で外来生物捕獲 参加者を募集
「森の学校復活大作戦」 と題して、 12月8日午後1時―4時、 篠山城跡の堀で 「お堀の外来生物観察会」 が開かれる。 堀にすむ外来生物の状況を把握するために、 地引網を使って作業する。 市民の参加を募集している。
集合は篠山城跡三の丸広場。 駐車可能。 参加費無料。 持ち物は、 長靴 (あれば胴長靴)、 ゴム手袋、 濡れても良い服装。
申し込みは、 森の学校復活大作戦事務局の篠山市環境課 (079・552・6253)。
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2012年11月29日10:14
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凧作って飛ばそう 12月15日、丹波の森公苑
丹波OB大学大学院修了生でつくる 「Genki de Go」 チームは、 12月15日に丹波の森公苑で開く 「凧で遊ぼうかい!」 の参加者を募集している。 小学生と祖父母、 または父母が対象。 昔懐かしい凧を手作りして一緒に飛ばす。
午後零時半から受付、 1時スタート。 また主催者が作った大凧、 飛行機凧、 連凧も全員で飛ばす。
定員約30人。 参加費は材料実費としてダイヤ凧 (低学年) 200円、 角凧 (高学年) 400円。
12月7日申し込み締め切り。 ファクスまたは電話で細見静雄さん (電・FAX0795・72・2824)。
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2012年11月29日10:12
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江戸期の女性群像
諸田玲子の近作 「花見ぬひまの」 は、 江戸期の女性群像を描いた短編集。 その中の1編 「辛夷 (こぶし) の花がほころぶように」 に、 田捨女が登場する。 舞台は貞閑尼となって晩年を過ごした姫路・網干の不徹寺。 訳あって逃げ込んできた豪商、 灘屋の使用人おあん (架空の人物) を、 師の盤珪の指示でかくまうという話だ。 ▼中央公論に連載されたシリーズで、 他に高杉晋作ら幕末の志士を支援した野村望東尼、 筑紫 (福岡県) の郷里を捨て俳諧師と駆け落ちし、 やがてその道で自らも名を成した諸九尼ら、 それぞれ実在した尼さんが主役や脇役で出てくる。 ▼ 「当時の女性が自らの思いに忠実に生きられたのは、 親の定めた結婚をし、 子供を育て上げ、 夫を看取った後、 というのがほとんどだった」 と諸田さん。 捨女もまさしく、 亡き夫に供養を尽くした後、 これまでの生活を捨てて柏原を離れ、 ひとり京に上った。 財力があったとは言え、 それには相当の意志が要ったに違いない。 ▼それにしても、 「『女大学』 の訓戒に縛られた封建時代の女性」 という通念は、 若干修正を加えなければならないかも知れない。 本書に啓発され 「女性の近世」 (林玲子編、 中央公論社) を紐解いたら、 彼女らが階層を越えて遺した句や歌のみならず書画、 陶芸などの逸品に目を見張らされた。(E)
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2012年11月29日10:11
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マニフェスト違反防ぐ
衆院選の公示まであと5日に迫った。 今回の衆院選は多くの争点が挙げられている。 消費税増税、 脱原発を含むエネルギー対策、 TPP (環太平洋連携協定) などの経済対策、 外交・安全保障問題…。 日本を左右する課題ばかりだ。 2005年衆院選は、 当時の小泉首相が掲げる 「郵政民営化」 が主な争点になった。 2009年は各党がマニフェストを掲げ、 メディアも注目した。 子ども手当てなどの少子化対策や、 戸別所得補償による農業の振興、 大型ダムの中止などの公共事業の見直し、 などのマニフェストが国民に浸透し、 民主党政権が生まれた。
国民は、 マニフェストを支持し、 期待して一票を投じた。 しかし、 民主党のマニフェストはあまり実行されなかったのが大方の見方だ。 今回の衆院選には多くの重要な課題が含まれており、 勝利した党がすぐにそのマニフェストを実行に移せるか、 難しい部分がある。 また、 あまりに拙速にことを運ぶような簡単な問題ばかりではない。 十分な議論が必要な課題が多い。 しかしながら、 国民は各党のマニフェストを見て判断せざるを得ないが、 その実現性も考慮しなければならない。 「実現することしかマニフェストに盛り込まない」 と主張する党もあろうが、 だまされるかもしれないという国民の心理も働く。
争点はいずれも、 今後の日本の方向性を決める重要な問題ばかり。 さらに、 子どもからお年寄りまで幅広い世代に関わってくる。 しっかりと各党のマニフェストや掲げる政策を確認し、 比較して、 投票に臨みたい。 そうすることが、 「マニフェスト違反」 を防ぐ一つの方法であるように思う。(坂井謙介)
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2012年11月29日10:10
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長久哲男氏訃報
長久哲男氏 (ながく・てつお=元氷上町助役) 11月25日午前1時19分、 肺線維症のため丹波市内の病院で死去、 75歳。 自宅は丹波市氷上町横田328ノ1。 葬儀は26日、 おこなわれた。 喪主は長男、 智一 (ともかず) 氏。
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2012年11月29日10:07
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里山オーナー会
篠山市大山新の里山で森林整備に取り組んでいる団体 「丹波おおやま里山オーナー会」 が、 国土緑化推進機構主催の 「全国育樹活動コンクール」 で入賞した。 全国で7団体にしか贈られなかった同機構の理事長賞を受賞され、 取材のため、 森に出向いた。 今年2月、 丹波県民局から 「里山活動の優良表彰」 を受けられたときも取材をしており、 今回で2度目の取材となった。
定年退職した都会の人達が中心になって結成した会で、 楽しみながら精力的に森を整備されている。 下草刈りや除間伐作業などの山仕事以外にも、 間伐材を利用して休憩小屋や作業小屋を建て、 汲み取り不要のバイオトイレまで建設中だ。
ざっと森の中を見渡すだけでも、 ビオトープ池をはじめ、 キノコの原木栽培や養蜂など、 私が前々からやってみたいと思っていたことをほとんど実行されている。 なんともうらやましい。 「私もリタイアしたら絶対にこのような生き方をしてやる」。 皆さんのいきいきとした笑顔を見て、 強くそう思った。
次の取材時間が迫ってきた。 後ろ髪をひかれる思いで森を後にした。(太治庄三)
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2012年11月29日10:07
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明日も自分で…
最近、 少々気分が落ち込んでいた。 でも、 今はすっかり元気になった。
私の長所でもあり短所でもあるのだが、 自分の内面を見つめ続けなくてはいけない落ち込み状態に疲れて、 飽きてしまったのである。 心が、 その飽きた状態になるまでは、 いろいろな道を辿るのだが、 今回の道程はこんな感じ。
まずたくさんの人から声をかけて頂く。 「どうした?いつもの元気がないやんか」。 この意見が大多数 (これはすぐわかるらしい。 どうやら私は顔に出るようです)。 「最近元気ないから…」 と言って何かくれる人 (何でももらえれば嬉しいものです)。
「あんたにしかできないことがあるんだから」 (何だろ?具体的に聞いておけばよかった…)。 「昨日より今日、 今日より明日へと、 今日 (今) を大切に…」 (はい。)。 「桜梅桃李って知ってる?」 (初めて聞きました。 勉強になります)。
「言い訳しない自分になるには、 どうしたらいいのかな~?」 (これは私)。 「自分に言い訳したっていいじゃない、 人に言わなきゃ。 結局やらなきゃいけないのは自分なんだから」 (その通り。) そういう時は自分の良いところを誰かに誉めてもらいたくなるので、 「誉めて」 (わがまま) とお願いします。 言われた相手は大層迷惑そうですが、 仕方なく 「いつも誉めてるやんか」 と言ってくれます。
そして、 私の座右の銘が回復への決定打となります。 「今日もダメな自分だった。 でも、 明日も自分でいよう」 (結局自分大好き)。
(土性里花・グループPEN代表)
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2012年11月29日10:07
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下滝駅に名誉駅長 JR西日本OBの野垣...
JR西日本OBの野垣克巳さん (62) =丹波市山南町太田=が、 自宅近くの下滝駅の 「名誉駅長」 に任命され、 今月からボランティアで出勤している。 乗降客に明るくあいさつする姿が、 無人だった同駅に活気をもたらしている。
同社福知山支社が管内無人駅3駅を対象に、 初めて配置した。 丹波地域管内では下滝駅のみ。 駅の清掃や案内にあたることになっている。
特急の車掌を長く務めた野垣さん。 金色のラインが2本入った 「名誉駅長帽」 をかぶると 「現役時代に戻ったようで懐かしい」 とにっこり。
活動日の決まりはなく、 現在は週1、 2回出勤。 業務日誌も手作りしている。 朝は6時台から駅に立ち、 通勤客にあいさつ。 「地域の人がにこっと笑って 『おはよう』 と返してくれるのが楽しみ」 と言い、 「ボランティアなので、 できる範囲で気楽にやれるのがいい。 お客さんに親しんでもらえる駅にしたい」 と話している。
同駅の清掃や花プランターの管理は、 以前から下滝自治会内の駅前管理グループが行っており、 野垣さんも一緒に活動していく。
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2012年11月29日10:06
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楽しく「防災運動会」 バケツや担架リレ...
防災にも楽しさを―。 西紀南小学校グラウンドで11月24日、 「西紀南ふれあいの集い」 が開かれた。 住民の交流を目的に毎年行われている恒例の事業だが、 今年は運動会に手づくりの担架や消火活動など、 防災の要素を取り入れたユニークな企画で、 その名も 「防災運動会」。 東日本大震災も記憶に新しく、 いつ起きか分からない災害に備え、 楽しみながら防災を学ぶという新しい試みに挑戦した。
企画したのは同小学校区の住民らでつくる 「西紀南まちづくり協議会」 (織田正徳会長)。
昨年は東日本大震災の発生を受け、 支援活動にと黒枝豆を宮城県南三陸町に送り届けるなどの活動を行った同地区。 また、 約30年前に発生した大水害で甚大な被害を受けた場所でもある。
毎年防災訓練を行っているが、 震災や過去の経緯などから、 協議会内で 「今年はふれあいの集いにも防災の要素を」 との声が上がり、 防災運動会を開くことにした。
運動会では、 ▽竹と毛布でつくった担架を運んでリレーする 「早くけが人を」 ▽バケツとペットボトルに汲んだ水をリレーし、 ポリ容器を満杯にする 「みんなで消火だ」 ▽食料として用意された袋菓子などを取りに行く 「食料が来たよ」 ―など、 4種目をチーム対抗で実施。 あいにくの天候だったが、 子どもから大人まで、 参加した住民らは競技を楽しみながら、 防災知識を学んだ。
担架リレーでは、 「これはしんどい」 「けが人も大変」 などと口々に話しながらも、 迅速な救助活動を行っていた。
織田会長は、 「篠山は災害が少ないというものの、 何が起こるかわからない。 運動会や普段の防災訓練を通し、 少しずつでも備えをしてもらえれば」 と期待。 市防災係は、 「防災というとどうしても構えてしまうが、 本当は普段の生活に身近なこと。 ユニークな取り組みを通して、 大人も子どもも楽しみながら自主的に防災を考えるきっかけになったのでは」 と話していた。
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2012年11月29日10:06
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農業クラブ全国大会で優秀賞 東雲高の研...
「日本学校農業クラブ全国大会」 が長野市で開かれ、 「プロジェクト発表競技―食料・生産の部」 で近畿の代表として出場した、 篠山東雲高校の9人のグループが優秀賞を受賞した。
「丹波黒大豆 (丹波黒) の黒根腐れ病害に挑む!―トリコデルマ属菌を活用した機能性たい肥の開発と効果に関する研究」 と題して、 中馬唯吹君 (2年、 篠山東中出身) と早川義希君 (2年、 丹南中出身) が、 投影された画面を前に発表。 事前に提出した活動記録簿、 発表の内容、 発表の仕方の総合点で評価を受けた。
糸川駿君 (3年、 篠山中出身) は 「最優秀賞を狙っていたので残念だが、 これまでで最も良い発表だったので、 悔いはない」、 伊藤正貴君 (2年、 丹南中出身) は 「先輩の研究を引き継いで来年は優勝を狙う」 と話していた。
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2012年11月29日10:05
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特産新スイーツ続々 丹波市内の菓子店・...
丹波市内の菓子店や菓子工場が、 丹波地域特産の黒大豆や丹波黒さや大納言小豆、 地酒を使った新商品を相次いで開発、 販売を始めた。
◆黒豆入りキャラメル〈中島大祥堂〉
山南町美和に丹波工場をもつ菓子メーカー 「中島大祥堂」(本社・大阪府八尾市) は、 黒大豆を使った新商品 「豆果 (まめか)」 を発売した。 ウェブショップ (http://www.danke-net.co.jp) 向けの焼き菓子。 黒豆は国産「丹波黒」にこだわった。
スイス発祥の 「エンガディナー」 をもとに考案。 煎り黒豆を練り込んだキャラメルを、 ビスケット生地に挟んで焼き上げた。 プレーンとチョコの2種類。 キャラメルと煎り黒豆の風味、 甘さ、 食感のバランスにこだわって試行錯誤したという。
渡辺政之生産本部長は 「お土産など丹波からの発信に活用してもらえればありがたい」 と話している。 5本入り箱2415円。
◆最高級小豆のあん〈いづみや製菓〉
山南町和田のいづみや製菓(0795・76・0153)は、 やわらかせんべい 「丹 (まごころ) 焼き」 を発売した。 歯の悪いお年寄りにも食べてもらえるせんべいをと、 4代目の廣内尚登さん (32) が考案し、 一つひとつ手焼きしている。
「しっとり、 やわらか」 な食感をめざし、 もち粉入りの生地にあんをはさんだ。 丹波の代表的なおみやげにしたいと、 あんは、 春日でとれる小豆の最高級品種 「丹波黒さや大納言小豆」 のあんにこだわった。
廣内さんは 「硬いものが食べられないお客さんにもぜひ食べてほしい」 と話している。
1個168円、 箱入り(5個)945円。
◆純米酒をジュレに〈まさゆめさかゆめ〉
柏原町柏原のバームクーヘン専門店 「まさゆめさかゆめ」 (0795・71・1265)は、市島・山名酒造の純米酒 「奥丹波」を使った 「日本酒プリン」 を発売した。 日本酒をジュレにしてかけ、プリン生地にも入れている。パッケージも「奥丹波」のラベルを使い、 おしゃれな大人のプリンに仕上げた。
店長の葉山生子さん (51) が、 子どものころ母が作ってくれた玉子酒を思い出し、 「卵が主原料のプリンと日本酒は合うに違いない」 とひらめいて開発。 加熱すると酒の風味が飛んでしまうため、 ジュレにした。 「20歳以上」 と 「ドライバー以外」 が口にできる商品となっている。 1個420円。
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2012年11月29日10:05
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育樹活動で全国表彰 丹波おおやま里山オ...
篠山市大山新の里山林の整備活動に取り組んでいる 「丹波おおやま里山オーナー会」 (後藤明次会長、 17人) が、 地域の育樹活動の普及や向上に著しい実績をあげたとして、 「全国育樹活動コンクール」 で入賞し、 同コンクールの主催団体 「国土緑化推進機構」 から理事長賞を受けた。 同賞は全国の7団体、 個人3人に贈られた。 同会副会長の山本隆之さん (74) =同市東岡屋=は、 「活動10年目の節目に栄えある賞を受け、 ありがたいこと。 こつこつと続けてきたからこその成果。 今後も地元との交流を大切にし、 接点を持ちながら活動に励みたい」 と話している。
荒廃が進む篠山の里山を再生するため、 土地所有者から借りた里山林を都市部の住民らに貸し、 里山の整備と地域住民との交流を図ってもらおうと、 「大山振興会」 (同市大山上、 079・596・0001) が2003年に、 「丹波おおやま里山オーナー制度」 を立ち上げた。 募集に応じて集まったオーナーたちが 「丹波おおやま里山オーナー会」 を結成し、 森づくりを始めた。
現在、 阪神間を中心に40―74歳の17人が所属。 毎月、 第2日曜と第4土曜、 毎週木曜日を活動日に定め、 約3・2ヘクタールの里山林で下草刈りや除間伐を進めている。 当初は薄暗い山林だったが、 今では林床にも木漏れ日が差し込むようになり、 多種多様の植物が芽を吹き出し、 カスミサンショウウオやモリアオガエルなどの希少な生きものも姿を見せるようになったという。
里山整備活動のほかにも、 スギやヒノキの間伐材を利用して、 山小屋や汲み取りの要らないバイオトイレなどを建設。 養蜂やキノコの原木栽培なども楽しんでいる。 また、 地元の祭礼やイベントなどにも積極的に参加。 田植えや稲刈りなどの農作業の手伝いも行い、 地域住民と共同でビオトープでの環境教育にも取り組んでいる。
「全国育樹活動コンクール」 などの表彰は毎年、 同機構が全国育樹祭に併せて行っている。 今年の同祭は11日に静岡県で開かれた。
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2012年11月29日09:47
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「西紀ダム」で定礎式 工事の安全を祈願...
篠山市栗柄で建設が進む 「西紀ダム」 の定礎式が11月25日、 同ダムサイトで行われた。 行政や工事関係者、 地元住民の代表者ら約140人が出席。 同集落を流れる由良川水系 「滝の尻川」 の治水対策や、 篠山市上水道の水源確保などを目的に建設するダムで、 式では、 ダムの底部に礎石を埋めて、 安全で円滑な工事の施工と、 より堅固なダムが完成するよう祈願した。 2013年度末の完成を目指す。
ダムの底部に開けられた穴に、 幅56センチ、 高さ35センチ、 奥行き23センチの黒御影石の礎石を設置し、 梅谷順子・丹波県民局長らがモルタルで固定した。 さらに礎石の周囲に西紀幼稚園、 小学校の園児や児童7人が 「ピアノの先生になりたい」 「料理人になる」 などと、 掘削時に出た岩塊に将来の夢を書いたメモリアルストーンを置くなどして、 式典に花を添えた。
式典に出席していた栗柄自治会会長の佐藤喬さんは、 「無事にダムが完成することを祈りたい。 ここまでには紆余曲折があったが、 完成後は、 市民に親しまれるダムになることを願っている」 と話していた。
丹波県民局管内では、 三宝ダム (丹波市春日町)、 みくまりダム (篠山市三熊) に続く3つ目の生活貯水池ダムとして西紀ダムの整備を進めている。 同ダムは1994年に事業着手。 堤の高さは26・7メートル、 堤頂の長さは172メートル、 総貯水量は38万3000立方メートル。 1日に1000立方メートルを水道用水として供給する。 総事業費は約54億円。