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2012年12月23日08:56
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丹波市が意見を募集 食育推進・男女共同...
丹波市は、 「食育推進計画 (第2次)」 「第2次市男女共同参画計画素案」 に対する市民の意見 (パブリックコメント) を募集している。
食育推進計画 (第2次) は、 「食と農」 をキーワードに▽健全な食生活の実践▽農に親しみ、 食への感謝のこころを育む▽丹波の恵みを活かしたまちづくり▽食育の輪を広げよう―の4つを取り組みの柱とする。 毎日朝食を食べる人の割合の目標値を、 小・中学生で 「100%」 (現状は小学生92・3%、 中学生80・5%) とするなど、 取り組みの柱に基づく項目ごとに目標値を設定している。
資料はホームページに掲載している。 市役所、 春日庁舎、 各支所の窓口、 氷上保健センターで閲覧もできる。 募集締め切りは来年1月15日で、 意見は1000字以内。 ファクス、 郵送、 メールで健康課 (FAX0795・82・5402、 〒669―3602氷上町常楽211、 kenkou@city.tamba.hyogo.jp)。
第2次市男女共同参画計画素案は、 「今 共に生き 助け合う社会へ」 を基本理念に▽男女共同参画社会のさらなる推進のための意識改革▽政策・方針決定の場等における女性の参画拡大▽仕事と生活の調和のための環境づくり▽誰もが安心して暮らせる社会づくり―の4つの基本目標を設定。 目標ごとに基本的な方向性を記している。
資料はホームページに掲載している。 各支所、 各図書館、 市役所人権啓発センターなどで閲覧もできる。 募集締め切りは来年1月14日で、 意見は1000字以内。 ファクス、 郵送、 メールで人権啓発センター (FAX0795・82・5448、 〒669―3692氷上町成松字甲賀1、 j.public@city.tamba.hyogo.jp)。
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2012年12月22日16:51
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石窯ピザ&カフェ「マンマユート」
ピザのおいしさ凝縮
国道9号線沿いにあり、 篠山、 丹波市からの来店も少なくない石窯ピザの店。 生地にはイタリア産の小麦粉を使用。 ほおばると、 甘くかぐわしい香りが広がる。 モッツァレラチーズは自家製。 乳質の良さから京都最優秀賞を7年連続受賞した牧場の生乳を使っている。 材料の野菜も地場産。
石窯も手づくり。 400度から500度の高温で、 1分半までの短時間で焼き上げるため、 おいしさが凝縮され、 「外はかりっ、 中はもちもち」 の食感が楽しめる。
人気のピザは、 「チーズたっぷりのマルゲリータ」 (1200円)、 「ビスマルク」 (同) など。 旬の素材を使った月替わりのピザもあり、 10種類ほどを提供している。 パスタやドリアなどのサイドメニューもある。 経営者の村田謙一さんは 「手作りにこだわったピザを味わってください」 と話している。
【メモ】営業時間は平日午前11時―午後5時、 土日午前11時―午後6時。 月曜日休み。 不定休もある。 電0773・58・3933。 福知山市三和町芦渕981-5
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2012年12月22日16:42
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支援の手まり、宮城へ届く 城南小教諭・...
篠山市味間新の松田千栄子さん (76) が製作した手まりのストラップがこのほど、 城南小学校教諭の岡澤大介さん (39) を通して、 東日本大震災で被災した宮城県石巻市の鹿妻小学校 (349人) に届けられた。 松田さんが、 「遠くからでも被災地の子どもたちを見守っているという気持ちを伝えたい」 と、 一つひとつ手づくりした。鹿妻小学校の大谷友宏校長は、「子どもたちにしっかりと説明して渡したい」と笑顔で話していた。
岡澤さんが震災直後、兵庫県職員の組織 「震災・学校支援チームEARTH (アース)」 のメンバーとして現地入りし、その後も個人で支援活動を行い、 鹿妻小とも縁を持っていることを丹波新聞紙上で知った松田さんが、 児童たちへのプレゼントとして手まりストラップの寄贈を提案した。
また、城南小の児童会が、 「自分たちにもできることを」 と、 全校児童に呼びかけて作製したクリスマスリースもプレゼント。 もみの木を模したカードにメッセージを書き込んで輪にしたもので、 全クラスに一つずつ届くように12個つくり上げた。
松田さんは、 「ストラップの鈴の音がチリンと鳴るたびに、 『一人じゃない』 と思ってくれれば」。 岡澤さんは 「喜んでもらえてよかった。 顔の見える支援ができたのでは」 とほほ笑む。
一方で、 鹿妻小では、 被災時の状況から日常への転換を目指している最中。 「支援の形も被災当時とは変わり、 外部の私たちができることは限界を迎えているのかもしれない」 と言う岡澤さんは、 「これからは、 大人も子どもも自分たちの命を守る防災教育が必要。 鹿妻小で学ばせてもらったことを篠山で伝えていきたい」 と決意を新たにしていた。
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2012年12月22日16:41
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新政権に望むこと
予想はしていたけれど、 こうまで差がつくとは。 自民党が以前の自民党には戻らずに、 前政権の至らなかったところを繕い、 何より東日本大震災の復興と原発処理、 そして、 まるで嫌がらせのように近づいてくる外国へ毅然とした態度をとることを望みたい。
先週、 教会で一般の方も参加できるクリスマス会があった。 ゲストの講師は、 昨年の三月十一日、 福島第一原発から五キロにあった福島第一バプテスト教会で被災した牧師、 佐藤彰 (あきら) 氏。 彼は震災後、 原発の爆発のために、 そこには住めなくなった教会の信者七十人と共に転々として、 東京都の奥多摩にあるドイツ人宣教師が管理しているキャンプ場 「奥多摩福音の家」 に迎えられ、 一年間避難生活を送った。
世話をしたドイツ人、 T・オッケルト宣教師は、 放射能には厳しいドイツ本国から帰国命令が出ていたにもかかわらず、 七十人を温かく迎え入れた。 「放射能の危険にさらされている日本人を置いて、 私だけ去ることはできない」 と言って。 彼の活動は本国でも話題になり、 多くの義援金が届けられた。 しかし、 佐藤牧師は福島県いわき市に高齢者アパートと新たな教会を建てる決心をする。 義援金があるとはいえ、 莫大な借金を抱えての再出発だ。 「政治家は何もやってくれなかった。 ある役所では門前払いさえ喰らった」 と嘆く。
日に日に忘れられてゆく震災。 しかし、 今年も仮設住宅でクリスマスを、 正月を迎える人々がたくさんいる。 政治家のやるべきことはいっぱいあるはず。 当選はゴールではなくスタートですぞ。
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2012年12月22日16:41
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早川君が全国優秀賞 山の芋の研究綴る ...
篠山東雲高校2年生の早川義希 (よしき) 君 (丹南中出身) が書いた作文 「ふるさとのすばらしさを伝えたい―地域の特産 『山の芋』 を高校生のアイデアで守る」 が、 「毎日農業記録賞・高校生部門」 で中央 (全国) 入賞の優秀賞を受賞した。 同校の中央入賞は前身の篠山産業高校東雲校を含め、 6年連続。
早川君は、 同校に入学して山の芋生産農家から栽培面積減少などの現状を聞き、 「ふるさとの特産を守りたい」 と思った。 そのため、 同校の先輩が取り組んできた山の芋のウイルスフリー (無病) 化を研究。 ウイルスフリーの山の芋を使ったグリーンカーテンを提案した。
コンテナを使った栽培を始め、 生産農家から 「土が少ないから栽培は無理」 と言われたが、 キュウリネットを使ったり、 1本のつるに対し、 1本のひもではわせることで被覆率 (遮光率) が上がり、 立派な山の芋が収穫できた。
その後、 小学校や市役所、 まちづくり協議会と連携し、 グリーンカーテンを普及。 小学生への栽培方法の指導は、 「教え方が難しく苦労した」 が、 「子どもたちの興味津々の笑顔に励まされた」 と書いた。 また、 収穫した山の芋で小学生たちとカレーなどを作り、 その笑顔に活動グループの友人と 「がんばってきた甲斐があった」 と達成感を共有した。
「ふるさとの特産なのに、 ほとんどの小学生や地域住民が知らない現状を、 山の芋の特長を生かすことで少しは改善できたと思う。 今回でできた人のつながりを生かし、 さらに勉強や研究に励み、 山の芋を次代に伝えるために努力したい」 と結んだ。
早川君は受賞に 「受賞に実感がわかないが、 先輩から引き継いできた研究や地域との交流が受賞につながった。 相手にいかに伝えるかが勉強になった」 と話した。
毎日農業記録賞には一般の部も含めて、 全国から約972点の応募があった。 早川君が受賞した高校生の部・優秀賞は同部最優秀に次ぐもので、 全国から9人が選ばれた。
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2012年12月22日16:41
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「兵庫短歌祭」で入賞 “どこでもドア”...
「もし僕がどこでもドアを開いたらあなたの家につながる気がする」 ―。 篠山産業高校商業科2年生の小西淳弘君 (八景中出身) の短歌作品が、 「ふれあいの祭典 兵庫短歌祭」 (同祭川西市実行委員会主催) のジュニアの部 (中・高校生) で 「兵庫県歌人クラブ賞」 を受賞。 12月15日、 川西市で行われた授賞式で表彰を受けた。 小西君は 「まさか入賞するなんて」 と驚き、 「ドラえもんの道具からヒントを得て詠んだユニークさがウケたのでは」 と喜びをかみしめている。
同部には、 県内から470首の応募があり、 同賞を含む10首が入賞、 9首が入選に選ばれた。 同校が1、 2年生の夏休みの課題として川柳や俳句、 短歌を募集。 集まった約400首を校内選考で20首まで絞り込み、 同祭に応募した。
「自分が自分の心のとびらを開いて接すれば、 相手の心とつながり合えるのでは」 との考えから、 この歌が思い浮かんだという。
短歌は自由題だったため、 「さて、 テーマをどうしたものか」 とぼんやりと考えながらテレビを見ていたとき、 画面に映し出されたドラえもんのどこでもドアに 「ピンッときた」 という。
「読書が趣味という訳でもなく、 国語もごく普通の成績。 ましてや俳句や短歌などとは無縁の生活を送ってきた。 今日まで、 文化系での表彰を受けたこともありません」 と笑う小西君。 「受賞を契機に、 俳句や短歌をはじめとする日本の伝統文化に興味を持ちたい」 と話している。
また、 「花火」 をテーマにした俳句作品では、 同校商業科2年生の光山佳菜さん (篠山中出身) が 「寝てる犬花火の音に飛び起きた」 と詠み、 佳作に入選した。
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2012年12月22日16:40
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「税についての作文」...
全国納税貯蓄組合連合会が租税教育の一環として行っている 「税についての作文」 コンクールで、 丹南中学校3年の大島里奈さん (14) =篠山市住吉台=の作品が 「近畿納税貯蓄組合総連合会会長賞」 を受賞した。 丹波地域だけでも1079点に上った応募点数の中、 県を超えて近畿地区で表彰された大島さん。 「とてもびっくりした。 でも、 表彰されてとてもうれしい」 と喜んでいる。
大島さんの作文の題名は、 「感謝の気持ちを込めて」。 1学期に税について授業で学んだことを題材に筆を執った。
文中では、 入院費や教科書の購入費、 ごみ処理費用など、 生まれてから今までいろいろな形で税金に助けられている事例を紹介。 一方、 図書館で読んだ本にスウェーデンの税についての記述があり、 ▽減税する▽減税しない▽減税し、 使用者が応分負担する▽増税する―という4つの提案がなされていることを説明した。 日本でも増税が行われることから、 スウェーデンの提案について家族でも議論をしたと言い、 「それでも結論は出なかった」 と問題の深さを感じた様子だった。
最後は、 難しい課題もあるが、 「豊かな暮らしを送るために税金は大切。 みんなが納めた税に感謝し、 誰もが幸せになれる未来をつくりたい」 と締めくくった。
大島さんは、 「たくさんの人に読んでもらえるなら、 作文の中で私が悩んだことを一緒に考えてもらえれば」 と笑顔で話していた。
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2012年12月22日16:36
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“エッグアート”知って 12月25日まで、...
篠山市在住の女性2人が、 大正ロマン館 (篠山市北新町) で本物の卵の殻に装飾を施した 「エッグアート」 の作品展を開いている。 16世紀にヨーロッパで誕生し、「祝福」 や 「希望」 の意味を持つアート。 2人からの美しくも愛らしいクリスマスプレゼントが訪れた人たちを楽しませている。 12月25日まで。
展示しているのは、 桑形美鈴さん (篠山市小原) と畑裕代さん (同市野尻)。
エッグアートは、 図案を元に卵の殻を思い思いの形にカットし、 ダイヤレーンなどで装飾を施したもの。 フランスやオランダで、 キリスト教復活祭のプレゼントとして興り、 卵を使用することから誕生・復活という意味が転じて、 希望・幸福・祝福の贈り物とされ、 人々に愛されている。
刺しゅう教室に通うなど、 もともと手仕事が好きだった桑形さん。 7年前から大阪の教室でエッグアートを習うようになった。 3年前からは刺しゅう仲間の畑さんも一緒に取り組んでいる。
作品の数が増えてきたことから、「たくさんの人にエッグアートを知ってほしい」 と初めての作品展を企画。 鶏やダチョウの卵を使い、 精巧な細工を施した作品は、 時期もあってサンタクロースやもみの木の置き物など、 クリスマスをテーマにした。 また、 刺しゅう教室の樋口初美さん (畑市)、 小西久代さん (黒岡) とともにつくるグループ 「薔薇 (ばら) の会」 も刺しゅう作品を展示し、 彩りを添えている。
2人は、 「こんなことが卵でできるということを知ってほしい。 ぜひ一度足を運んでもらえれば」 とほほ笑んでいる。
同施設の開館時間は午前9時―午後5時。 同施設 (079・552・6668)。
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2012年12月21日09:07
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「卵」オブジェ約20点 田中さん陶芸展 ...
丹波市山南町北和田で 「麒麟窯」 を開いている田中ひろやさん (52) の作品展が、 丹波の森公苑で開かれている。 球体をくっつけたようなユニークなオブジェ約20点を出品し、 「見た人にいろいろ想像してもらえたら」 と話している。 12月27日まで (25日は休苑)。
「かい」 とタイトルがついたシリーズは、 「卵」 や 「抜け殻」 を表現。 器のように上部が開いており、 「中にどんなものが入っているか、 またどんなものが出て行ったのか想像してもらえれば」 と田中さん。 「焼き物といえば器のイメージが強いと思うが、 陶器の分野でこんな形を作ってもいいんだという驚きがあればうれしい」 と話している。
阪神間を中心に作品展を開いており、 地元では初めての個展。 今年、 丹波市美術大賞展に初出品、 初入選している。
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2012年12月20日09:12
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自閉症支援を学ぶ 12月22日に保育・教育...
丹波地域を中心とした自閉症・発達障がいの支援を学ぶ親の会 「TAS☆P」 と、 自閉症・発達障がい者の快適な暮らしを支援するグッズを開発、 販売する 「おめめどう」 が12月22日午後1時半―4時、 四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) で保育・教育セミナーを開く。 受講者を募集している。
「自閉症の特性とコミュニケーション指導」 をテーマに講演する。 対象は、 自閉症や発達障がいの子どもの教育に関心のある人。 特に教師、 保育士、 支援者らの参加を呼び掛けている。 参加費2000円。 定員20人。
問い合わせや申し込みは、 おめめどう (079・594・4667)。
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2012年12月20日09:11
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衆院選
衆院選で自民党が大勝した。 兵庫5区で谷氏が当選したのは、 復興の鬼となって被災地に再三足を運んだ実績などで、 一層の信頼を得たためだろう。 新政権では防災副大臣への期待も集まる。 ▼全体を見渡すと、 民主党政権へのあまりの期待外れ。 乱立した第3極勢には巧言令色が目立ち、 「維新」 も橋下氏と石原グループとの合流後はすっきりしなくなった。 そんな中で行き場を失った票が、 仕方なく自民に戻った面がある。 ▼比例区で見ると自民の得票率は27%にとどまり、 維新の20%に迫られた。 兵庫全県では65万対74万と維新を下回り、 小選挙区別で上回ったのは中山間地域の5、 12区だけ。 小選挙区で勝った自民候補も、 8人のうち5、 9区を除く6人は民主と第3極候補を合わせた得票を下回った。 「大勝」 と言っても、 まさに敵失、 それと 「1かゼロ」 の小選挙区制度に助けられての結果である。 ▼安倍次期首相もこのことは重々承知のようで、「国防軍への改称」を初め威勢よくも危うそうな主張は、 来夏の参院選まではトーンダウンする気配だ。 ▼きちんとした2大政党制が育つためにも、 ここは民主党の踏ん張りどころ。 どん底から速やかに体制を立て直し、「野党を経て自民党は生まれ変わった」 のが口先だけでないかどうか、 しっかりチエックしてもらいたい。(E)
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2012年12月20日09:10
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期待と失望を繰り返さずに
衆院選が終わった。 民主党が大敗し、 自民党が多くの議席を獲得した。 兵庫5区でも、 同じような結果となった。 民主党が政権を担った3年間の 「期待はずれ」 の結果が表れた。 3年前、 これまでの自民党の政治に 「NO」 を突きつける形で民主党が躍進。 今回は、 民主党の政治に 「NO」 を突きつける形で自民党が圧勝した。 そして、 自民も民主にも 「NO」 だ、 と維新がある程度の議席を獲得した。 混沌とした時代で国民は政治に大きな期待を寄せる。 大きな成果を上げられずに失望に変わる。 そんな繰り返しに陥っているように思う。
「新しい自民党へ」 を掲げて、 大勝した自民党。 選挙戦で、 何を新しくするのかが、 最後まで見えなかった。 今回の選挙で投票を重視したことに 「景気・雇用」 が一番にあげられ、 さまざまな対策が語られたが、 3年前に一度国民が自民党に 「NO」 を突きつけた理由を考えると、 今度は、 自民党の何が新しくなったのか、 ということも示していかなければ、 その期待に応えることにはならないと思う。
兵庫5区では、 前回に続き2人の衆院議員が当選した。 谷氏の丹波地域での知名度は高い。 一方、 維新、 三木氏はこれから。 篠山、 丹波両市とも、 比例区で維新の得票数が自民党に迫っていることを見ると、 丹波地域での第3極の維新に対する期待も少なくない。 全国でも維新が注目される中、 三木氏には、 兵庫5区で国政や維新の動向を報告することが求められる。
投票率が下がった今回の衆院選。 「期待はずれ」 が及ぼした影響も強い。 期待から失望の繰り返しにならないよう、 しっかりと国政を進めてほしい。(坂井謙介)
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2012年12月20日09:10
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政治家への「依存」
総選挙が終わった。 有権者として、 どの人、 どの党に投票するかを考えながら過ごしたが、 最後まで迷った。 特に比例区は、 脱原発を進めてくれる政党に入れたかったが、 どの党にも信頼しきれない面があった。
何となくもやもやとした気持ちでいた投開票日翌日、 音楽プロデューサーの小林武史さんが代表取締役を務める農業生産法人 「株式会社耕す」 と、 市島町中村自治会との農地賃貸契約の取材があった。
小林さんは、 音楽仲間とともに環境活動への融資を行う団体 「APバンク」 をつくっており、 その実践プロジェクトとして有機農業に参入。 市島でも来年から始める。
取材陣とのやりとりの中で、 選挙にふれ、 「国民は結局、 強い力に依存する方向を選んだなという思いがある」 と言われたのが印象に残った。 小林さん自身は、 意義があると思ったことは、 先頭に立って動く人だろう。 政治家に任せきりではもう立ちゆかないのではという意見にも聞こえた。
「一体どこに入れればいいの」。 私自身の迷いの答えは、 まずは自分が動くことで見えてくるのかもしれないと思った。(古西 純)
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2012年12月20日09:09
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神様からの贈り物
「おねがいしますっ!」 と小太鼓を前に、 ギュッとバチを両手で握り締め、 背筋を伸ばし、 凛々しく正面を見る娘の顔を見て、 思わずグッとくる。 こんな表情をするようになったんだ。
数日前の週末、 娘の保育園でクリスマス音楽会が行われた時の一コマ。 子供たちの手作りの招待状プログラムをもらい、 会場はたくさんの絵で飾られ、 司会進行は年長さんがする、 なんとも子供たちの想いがたくさん詰まった音楽会。 見慣れた子供たちの顔ぶれに、 色々出来るようになったんだなと笑みがこぼれる。 そして子供にとっての1年は、 こんなに大きな成長があるものかと感心する。
この1年、 彼女に弟ができて、 どうしてもこちらの注意が下の子に行くと、 我慢もし、 駄々っ子になれば逆に叱られ、 納得出来ないことも多かっただろうに、 本当に姉弟仲良く、 小さなお姉ちゃんはよく面倒を見てくれるようになった。
そんな彼女は数週間前から太鼓の発表の練習を毎日、 家でもして、 弟がきょとんと見ている光景を見ては、 かわいいなという程度に思っていた。
ところが当日、 彼女の顔は少々緊張しつつ、 凛々しく真剣。 数曲の童謡を歌いながら級友と小太鼓を叩く。 最後は揃って 「ヤーッ!」 と決めポーズをして、 両手を天高く伸ばす。
弟くんは小さな手で拍手。 胸がジンジンして目頭が熱く涙が出た。 親になれたから味わえた感動。 一足早く、 神様から何ものにも替え難いクリスマスプレゼントを貰った気分だった。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2012年12月20日09:08
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迎春準備・高山寺山門にしめ縄 氷上町常...
高山寺 (山本祐弘住職、丹波市氷上町常楽) の近くに住む住民有志が12月16日、 同寺山門に飾るしめ縄づくりを行った。 年末に飾り、 迎春を彩る。
同寺と同じ常楽4組の有志。 組づきあいの良い山本住職の人柄にひかれ、 寺を盛り立てようと、 昨年初めて飾った。
この時期、 600個以上のしめ縄をつくる名人の前田和夫さん (73) 宅で、 前田さんの指示に従い、 采女幸宏さん (55)、 北野泰宏さん (64)、 金子隆司さん (63) の4人がかりで、 長さ5メートル弱、 直径が10センチ以上あるしめ縄をなった。 「高い所につけるので、 小さな物では映えない」 と前田さん。 体重をのせて、 なった部分を押さえ、 70センチほどあるわらを継ぎ足しては両手で力一杯よりをかける力作業。 息を切らし切らし立派な飾りに仕立てた。
「由緒ある寺で、 朱塗りの山門は美しい。 今年は駐車場が整備され、 車を停めやすくなった。 ぜひ多くの人に二年参り、 初詣にお参りしてもらえれば」 と話している。 有志会では大晦日に、 除夜の鐘つきも企画している。
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2012年12月20日09:08
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干支の置物製作がピーク 大山振興会「ね...
大山振興会が運営する 「ねんりん館」 (篠山市大山上、 079・596・0001) で、 来年の干支 (えと) 「巳」 をモチーフにした木製の置物づくりがピークを迎えている。 地元の農業団体などから注文を受けており、 同振興会スタッフの中曽みのりさんと家谷章子さんが、 今月下旬までの納期に向け、 製作に精を出している。
置物は、 地元間伐材を使用。 広大な植林地を保有する大山地区の林業振興策の一つとして13年前から毎年、 その年の干支をモチーフに製作している。 今年は、 扇形と丸形の2種類の台座を用意。 台座はいずれも焼きスギ板で、 大きさは高さ、 幅共に約17センチ。 台座に、 ヒノキの板を糸のこで切り抜いてこしらえたヘビの人形を張り付けて仕上げている。
「気持ち悪がられるヘビをいかにしてかわいらしく見せるかに苦労しました」 と笑う中曽さんと家谷さん。「ヘビは昔から財福、 金運の縁起物と言います。 お一ついかがですか」 と呼び掛けている。
価格は600円。 同館と味土里館 (東吹) で販売している。
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2012年12月20日09:07
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としょかんのクリスマス会
12月23日午前11時から、 篠山市中央図書館(篠山市西吹、079・590・1301) でクリスマス会を開く。
パネルシアターや絵本のおはなし会のほか、 リサイクル楽器演奏家、 マエストロ足立こと足立晃一郎さん (丹波市) が演奏会を開く。 入場無料。
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2012年12月20日09:07
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津軽三味線と沖縄の歌と三線の演奏会
12月24日午後3―5時、 古民家カフェ恐竜樂樂舎 (丹波市山南町草部185―2、0795・76・1535) で、東北の津軽三味線と沖縄・波照間島の唄と三線の演奏会が開かれる。
津軽三味線奏者の吉川昌山千さんと、 三線奏者で陶工の永江俊昭さんが出演。 軽食つきで入場料1500円。 一部を東日本大震災の孤児・遺児支援に寄付する。
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2012年12月20日09:06
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西脇でシャドウボックス展 青垣出身・村...
西脇市西脇の国登録有形文化財、 旧来住 (きし) 家住宅で12月24日まで 「シャドウボックス作品展」 が開かれている。 同市内在住で、 丹波市青垣町佐治出身の村上知子さんや、 主宰するブライトンクラブの教室生が出品している。
シャドウボックスは、 絵の様々な場面を切り抜き、 重ね合わせて立体的な雰囲気の絵に蘇らせる絵画。 村上さんが夫 (丹波市山南町出身) の転勤で、 オーストラリアのメルボルンで暮らした時に出会って、 魅せられた。 帰国後、 自宅で教室を開いている。
村上さんと11人の教室生の作品、 大小53点を展示。 中世ヨーロッパの町並みなど洋風の絵や源氏物語の場面など和風の作品も。 登場人物が飛び出してきそうな立体感あふれる作品が訪れる人の目を引き付けている。
村上さんは、 「絵を切り抜いて、 積み重ねていくうちに、 平面的な絵から奥行きや遠近感のある絵に変化していく過程が面白い」 と話す。 山南町から教室に通う橋間嘉寿美さんは、 「楽しい。 あっという間に時間が過ぎる。 丹波市でも広がれば」 と話していた。
展示は午前10時―午後5時 (最終日は午後4時)。 入場無料。
教室は隔週の土、 日曜日の午後1時に自宅(西脇市郷瀬町)で開いている。 近く山南町でも教室を開設する予定。
村上さん(0795・22・3872)。
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2012年12月20日09:06
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カフェや演奏会 篠山福音自由教会でクリ...
篠山福音自由教会 (篠山市味間新63―4、 079・506・2088) は22―24日の3日間、 同教会でクリスマス集会を開く。 カフェやコンサート、 礼拝など、 多彩な催しを企画。 宗教を問わず参加ができ、 いずれも無料。 駐車場も完備。
主な催しの日程は次の通り。
【22日】午後3―6時=カフェスペースオープン。 コーヒーや紅茶、 お菓子を用意。 教会の鐘を鳴らすこともできる
▽6―7時半=ホープフルゴスペルクワイヤによるコンサートのほか、 神牧師がアコースティックギターの弾き語りを披露する
【23日】午前10時半―正午=クリスマス礼拝
【24日】午後1時半―3時半=子どもクリスマス。 ゲームをしたり、 クリスマスソングを歌ったりするほか、 ケーキ作りを楽しむ▽5―7時=カフェスペースオープン。 教会の鐘を鳴らすこともできる▽7―8時=キャンドルサービス。 ロウソクの灯りの中で、 讃美歌を歌ったり、 聖書の朗読を行う