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2013年1月18日09:14
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弓張美季ピアノリサイタル
1月27日午後2時からベルディホール (多可郡多可町中区) で弓張美季ピアノリサイタルが開かれる。 神戸生まれの国際的ピアニスト。 1925年と48年製造の2台のスタインウェイピアノで演奏する。 前売り券は一般2000円 (当日は500円増し)。 同ホールと丹波新聞社などで販売中。
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2013年1月17日09:26
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「安全の日」に地域防災訓練 1月18日、...
「1・17は忘れない」 地域防災訓練、 「ひょうご安全の日」 地域のつどいが1月18日午前10時から、三輪小学校 (丹波市市島町酒梨) で開かれる。 同校や県、 市などが実施する。
地域住民と児童ら200人が参加。 初期消火訓練、 煙体験、 緊急車両の乗車、 警察装備品展示、 バケツリレー、 防災学習などを実施。 防災学習は、 児童は防災クイズ、 自治会はAED講習を行う。
正午からの地域のつどいでは、 「しんさいのうた」 の合唱、 児童による 「安全の日宣言」、 防災グッズの配付などを予定。
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2013年1月17日09:26
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多重債務者無料相談会
県司法書士会たんば支部多重債務者対策委員会 (松尾信幸代表0795・82・7174) が1月20日午後1―3時、 柏原住民センター (丹波市柏原町柏原) で多重債務者無料相談会を開く。 多重債務問題、 高金利金融被害対策などの相談に応じる。 予約不要。
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2013年1月17日09:25
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幼稚園教・保育士5人程度を募集 1月29...
篠山市は4月1日から採用する幼稚園教諭・保育士を5人程度募集している。
採用期間は4月―来年3月。 募集資格は幼稚園教諭免許取得者か取得見込み者で、 4月から保育士として勤務できる人。 応募は1月29日までに、 所定の書類を市 (職員課079・552・5113) に持参する。
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2013年1月17日09:24
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福祉と健康学ぶ研修会参加募る 1月26日...
丹波市柏原地区消費者協会は、1月26日午後1時半から柏原住民センターで開く 「福祉と健康づくり研修会」 の参加者を募集している。
丹波市社会福祉協議会柏原支所長の田邊和彦さんの講話 「社会福祉協議会事業について」 と、 丹波市役所健康課保健師の谷川靖史さんの講話 「ぐっすり すやすや運動・筋力UP体操」 がある。
申し込み不要で一般参加可。 無料。 詳細は荻野さん (0795・72・1296)。
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2013年1月17日09:24
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竹民具つくろう 1月20日から開講
「ひょうごヘリテージ機構たんば (H2Oたんば)」 は、 1月20日―2月24日までの毎週日曜日に開講する 「竹民具講座」 の受講生を募集している。
竹細工同好会の矢持文男さん、 畑康夫さんが講師を担当。 一般向けで、 竹を使って花器やカゴなどの民具を製作する。
1月は篠山市の西新町公民館で、 2月は四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) で開催する。
時間はいずれも午後1―3時半まで。 参加費は一日1000円で予約が必要。
申し込みは、 事務局の才本建築事務所 (079・554・3781) へ。
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2013年1月17日09:22
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ネット版振り込め詐欺
知人の米国人、 Lさん名でeメールが届いた。 「家族と一緒にスペインのバルセロナに旅行中、 4人組の強盗に襲われ、 身ぐるみ奪われた。 大使館も警察も全然親身になってくれない。 必ず返すから1450ドル送ってくれないか」 という英語の文面。 ▼Lさんはロスに住む筆者の友人の友人で、 数年前、 夫妻で日本に来た時に自宅に泊めたことがある。 フェースブックで友達になったが、 個人的な交信はしていない。 ▼返信して振込先を尋ねるほどの義理もないが、 旅行好きと言っていた屈託ない夫婦の顔を思い浮かべると、 気の毒ではある。 しばし思案した後、 「いや、 ちょっとおかしいぞ。 Lさんなら、 『家族と』 でなく、 奥さんの名前を書くのでは…」 と気付いた。 ▼IT通の知人に相談すると、「ははぁ、ネット版の振り込め詐欺だね」。 文面からキーワードを拾って検索すると、 どこかの先生らしい人が 「こんなメールが来たら」 という日本語の、 英文入りブログを発信していた。 教え子の名で来た英文メールは、「バルセロナ」が「マドリード」 になっているほかは、そっくり同じ。▼この先生は勇敢にも 「ところで君の娘さんの名前は?」 などと返信し、 からかいながら相手をやり込めたという。 それにしても、 知らぬ間に勝手に名前を使われるとは、 恐ろしい。 さわらぬ神にたたりなし!(E)
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2013年1月17日09:22
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問われる“空き家”対策
丹波市が昨年、 過疎化に伴い増加傾向にある空き家に関する実態調査を行ったところ、 市内に少なくとも1038戸あることが分かった。 そのうちの2割は防犯や環境面で問題があるか、 崩壊などの危険性がある状態といい、 約7割の自治会が 「何らかの対策が必要」 と考えていた。 市は、 防犯対策、 住宅施策、 資源としての活用策など、 総合的な視点から対策に乗り出した。
市は、 「空き家はあくまで個人資産であり、 市が介入できないというのが考え方。 市が介入できる制度が必要かどうかも含め、 今後の協議となる」 との考え方だ。 なお、 空き家予備軍といえる市内の高齢者 (65歳以上) 単身世帯と高齢者夫婦世帯を足すと約6000世帯にもなる。
また、 同市は、 生涯学習施設の今後のあり方を示す整備方針案をまとめた。 17施設を 「廃止対象施設」 とし、 主要設備の保全となる改修を今後行わず、 通常の維持管理の範囲内で使用。 「老朽化によって使用不能となった時」 に廃止する方針。
市島、 春日、 山南町和田では幼稚園、 保育園を統合し、 認定こども園にする計画が前に進んでおり、 園舎跡をいかに活用するかが課題になっている。 市山南、 市島支所も空き部屋が残ったままだ。 商店街には空き店舗が増えている。 JAの支店跡も残る。
市内は空き家 (施設)だらけになろうとしている。 人の気配のない建物の周囲に雑草が生い茂る様を見るたびに、 人口減少時代の寂しい未来を見ているような気分になる。 空きスペースの目立つ教室に、 1人、 また1人とクラスメートを迎え入れるような、 心躍る施策はないものか。(芦田安生)
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2013年1月17日09:22
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成人式の企画
丹波市の今年の新成人は818人。 皆様、 おめでとうございます。
自分が20歳の時を振り返ると、 「成人した」 という意識はほとんどなかったように思う。 大学も2年生の途中だったし、 節目という気持ちにはなっていなかったな…と振り返りながら、 丹波市成人式を取材した。
今年は、 新成人代表1人のほかに4人が 「二十歳の今」 と題して近況と夢を語った。 丹波市の若者活性化グループと共同で初めて企画されたそうだが、 それぞれの真剣な思いが伝わってきて感動した。 耳を傾けていた新成人の心には何かが響いたのではないかと思う。
しかし会場全体の雰囲気はざわざわと騒がしく、 残念ながら一部の出席者が大きな声を出して迷惑を掛けている場面もあった。
せっかく丹波市の宝が何百人も集まる機会なのだから、 雰囲気のいいPR映像ビデオを作るなどもうひと工夫して、 丹波市の魅力を若者にクールに伝え、 将来Uターンを考えるきっかけになるような企画を今後考えられないものかなと思った。(古西 純)
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2013年1月17日09:21
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老いるということ
毎年お正月は義母と過ごす。 結婚してからいろいろなことを教えてもらった。 実母と縁が薄かった私は、 義母から習うこと全てがとても新鮮で、 驚きでもあった。 たくさんの自分の知らないことを学びながら、 母としての気持ちのあり方、 愛情のかけ方を彼女から学んだ。
ささがきゴボウの切り方、 包丁のとぎ方、 掃除の仕方、 筑前煮の味の決め方、 お雑煮には白みそ、 新しい家族を迎え入れる時は新しいお茶碗とお箸を用意してお迎えすること、 お正月には箸袋に家族一人ひとりの名前を書いて三が日中それを使うこと、 形ある物を大事に使うこと。 普通に生きていれば常識で知っていることを私は全く知らなかった。 そんな私に驚きもせず、 自然に母として家族として生きることを彼女から教えてもらった。
子どもたちは、 そんなおばあちゃんが大好きで、 教えてもらったことはよく素直に守っていた。 学校から帰ってきたら、 遊びに行く前に宿題をすませてしまうこと、 本をよく読むこと、 先生の言うことを良く聞くこと。 おかげで良い子たちに育ってくれた。
その義母が、 このところ年々足が悪くなり、 目が見えにくくなり、 耳が聞こえなくなっている。 娘たちは、 大好きなおばあちゃんが弱っていくのを見るのが辛く悲しいと言う。
私は、 これからまた新たに老いることを義母から教えてもらおうと思っている。 人間の自然な姿、 流れを、 彼女から心して学ぶつもりだ。 これからもいろいろ教えてね。 ありがとう、 お母さん。
(土性里花・グループPEN代表)
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2013年1月17日09:19
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青垣の統合少年野球団「レンジャーズ」始動
丹波市青垣地域の佐治、 神楽、 芦田、 遠阪の4少年野球チームが統合した新チーム 「青垣レンジャーズ」 (足立哲監督、 37人) の初練習が1月14日、 グリーンベル青垣であった。 真新しいユニフォーム姿の選手たちは、 指導者たちと顔合わせし、 新しい仲間と共に、 門出の年の活躍を誓った。
旧チームの指導者らがコーチとなり、 少人数の旧チームではできなかった低学年と高学年に分け、 異なった練習メニューを組む。
足立監督は、 「少子化で人数が減るなか、 大好きな野球が続けられるように合併した。 少年野球の取り組みをしっかり教え、 コーチ、 保護者の力を借り、 子どもが100%の力を発揮できるよう努める。 1年終えた時、 たくさんのメダルがあり、 笑顔で写真が撮れるように」 とあいさつ。 全員で、 「ガンバロー」 と、 こぶしを突き上げた。
大西航太主将 (佐治小5年) は、 「しっかり声を出し、 チームをまとめたい。 いい成績を残したい」 と抱負を語った。
保護者会の板谷寛会長 (48) は、 「みんなで楽しく、 1年後、 笑顔で終われるような強いチームに育ってくれれば」 と期待を込めていた。
青垣地域の1―6年生で構成。 練習は週3日、 佐治小を中心に行う。 部員は、 6年生11人、 5年生12人、 4年生9人、 3年生4人、 2年生1人 (いずれも4月からの新学年)。
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2013年1月17日09:18
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競技射撃「ビームライフル」同好会設立へ...
光線銃を使って10メートル先の的を撃つ競技射撃 「ビームライフル」 の講習会が1月14日、 氷上西高校 (小西重正校長) であり、 1、 2年生21人が、 珍しい競技を体験した。 部活活性化の目玉にと、 同校は同好会結成を目指しており、 結成されれば、 県内の高校で3校目となる。
国体の正式種目で、 立った姿勢で、 4キロほどの重さの銃を持ち、 中心が10点 (直径1ミリ) の的をねらう。 県内では明石西と、 氷上西高と同じ連携型中高一貫校の千種高が部活動に採用している。
講師の県ライフル射撃協会の西田公也理事 (国体ジュニア監督) と明石西高の井上勇顧問、 同校の部員らから、 銃を構える姿勢や、 的をねらう際の呼吸法などを教わり、 座った姿勢と立った姿勢で標的を打った。
講師から、 「腹式呼吸をし、 照準が合った瞬間に呼吸を止めて引金を引く」 「重心の取り方など、 体のバランスが大事」 などと助言を受けた。 引き金を引くたびに、 音響機器から模擬銃声がし、 的のモニターからは光線の着弾位置と点数が表示された。 生徒たちは、 一発撃つたびに息を整え、 真剣なまなざしで的を見つめていた。
吉平つぐみさん (1年) は、 「揺れて照準を合わせるのが難しく、 今だ、 と思って撃っても8点くらいにしかならなかった。 たまに10点が出た時のうれしさはすごい」 と笑顔で話していた。
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2013年1月17日09:18
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光と水辺の風景描く「川端謹次展」 丹波...
企画展 「昭和の風景―川端謹次とその時代」 が丹波市立植野記念美術館 (0795・82・5945) で開かれている。 光と水辺の風景を追い求めた柏原出身の画家、 川端謹次氏の同市と神戸市の所蔵作品81点が会場を飾っている。 2月17日まで。
同美術館では3回目の作品展。 今回は、 川端氏と同時代に活躍した神戸の作家の作品も展示されている。 100号の大作 「キャベツ畑」 をはじめ、 大、 中、 小作品を展示。 「篭坊風景」 (篠山市)、 「春の入船山」 「秋の高源寺」 「丹波川代」 (いずれも丹波市) など丹波の自然を描写した作品や、 「大王崎」 「東尋坊」 など海の荒々しさを大胆なタッチで描いた作品もある。
会場を訪れた郷土画家の植村八郎さん (78) =青垣町佐治=は、 「現場で描いたあと、 家に帰ってからさらに場面を思い浮かべ、 自然を追求しながら描きこんだ様子が作品から見て取れる。 基本に忠実な技法で、 絵を志す学生には、 ぜひ見てほしい」 と話していた。
12日のオープニングセレモニーでは、 川端氏の三男の川端皓孔 (てるよし) さんが、 車いす生活になった晩年まで絵筆を離さずに、 絵に対する情熱やこだわりを持ち続けた生前のエピソードを披露した。
川端氏は1909年、 柏原に生まれ、 旧制柏原中 (柏原高) 卒。 東京芸術大学で洋画家の藤島武二氏に師事。 神戸に転居後、 県立長田高校などに勤務。 光風会展連続入選、 日展特選に選ばれた。 1989年に傘寿記念の画集を出版。 97年には、 神戸市文化賞を受けている。 98年に89歳で死去。
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2013年1月17日09:17
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バイオリンコンサート・古澤巌さんが出演...
世界的バイオリン奏者の古澤巌さんが1月20日午後2時から、 たんば田園交響ホール (篠山市北新町、 079・552・3600) でコンサートを開く。 篠山市主催。
古澤さんが、 ピアノ、 ベースとともに、 クラシック、 映画音楽、 ジャズ、 ヘビメタ、 オリジナル曲など、 さまざまなジャンルを演奏する。 古澤さんは16年前にも同ホールで演奏。 「ホールに響く音を忘れられず」 に再び演奏することになった。 ブラザートムさんがゲスト出演し、 「won't be wrong」 を歌う。 入場料は全席指定で4000円。
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2013年1月17日09:17
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児童心理を学ぶ特別教育講座
2月2、 3の両日、 神戸サンセンタープラザ(神戸市中央区三宮町2丁目11番1―604号)西館6階で、児童心理を学ぶ特別教育講座が開かれる。 全国webカウンセリング協議会の主催。 各講座終了後に認定証を贈る。
▽2日=不登校児対応アドバイザー養成講座」 (午前10時―午後1時半、 受講料1万2000円)、 「アートセラピスト養成講座」 (午後2時半―7時半、 受講料2万8000円) ▽3日= 「家族セラピスト養成講座」 (午前10時―午後1時半、 受講料1万2000円)、 「いじめ対応アドバイザー養成講座」 (午後2時半―6時、 1万2000円)、 各定員20人。
同協議会 (東京都港区芝公園2―4―1、 芝パークビルB館14階、 03・5425・6547)。
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2013年1月17日09:13
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廃線跡に線路を 国鉄篠山線開業70周年へ
1972 (昭和47) 年までの28年間、 篠山口駅―福住駅間を走っていた 「国鉄篠山線」 の開業70周年を記念して、 市内の鉄道愛好家らが、 廃線跡に当時使われていたレールと枕木を集め、 線路を敷設する夢を描いている。 今後、 仲間を募り、 グループを結成。 開業70周年を迎える来年、 同線の開業日である3月21日にお披露目する計画。 発起人で、 昨年2月に城東公民館で開いた 「篠山線廃線40周年記念シンポジウム」 の実行委員会事務局長を務めた松本剛さん (53) =篠山市井ノ上=は 「篠山線の遺構に光を当てて、篠山市東部活性化の一つになれば」と話している。
国鉄篠山線は、 篠山市 (当時の多紀郡) を東西に横断する形で篠山 (現在の城南地区)、 八上、 丹波日置、 村雲、 福住の各駅17・6キロを運行していた。
レール敷設は丹波日置駅―村雲駅の間の北嶋集落付近にあるコンクリート橋付近。 辺りは線路用の築堤やコンクリート橋が残っている。 市内に点在するレールや枕木を集め、 線路5―7メートルを敷設する。 線路の形を当時そのままにと、 国鉄OBの指導を仰ぎ、 砂利を敷いたり、 「犬釘」 と言われる枕木を留める釘も使う構想を持っている。 また、 線路の近くに枕木やレールを使った案内板を設置。 丹波日置駅 (日置北交差点付近) にも同様の案内板を設置したいと話している。
発起人の松本さんは、 一昨年に丹波日置駅、 昨年11月にはコンクリート橋付近のジオラマ (情景模型) を作製したり、 昨年は同シンポジウムで基調講演するなど、 篠山線への思いが強く、 その廃線跡を利用した活性化に関心を持っている。 また、 全国には廃線マニアと呼ばれる、 廃線跡を訪れる愛好家がおり、 松本さんを訪ねる愛好家も数多い。
その中で、 ▽篠山線開業70周年という区切りの年▽福住が国の重伝建地区に選定▽出版社が3月に県内の廃線を出版―などを好機と捉え、 篠山線のPR方法を考え企画した。
今後、 レール敷設には人手や資金が必要でその確保が悩みの種となっており、 地権者等との調整も必要となっている。 その手始めとしてグループ結成を計画している。
松本さんは現在、 篠山駅のジオラマを作製中。 作製に必要な当時の写真の提供を呼び掛けている。 グループ入会希望者や写真提供者は松本さん (090・8206・6582)。
写真・線路敷設を検討しているコンクリート橋付近=篠山市北嶋で
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2013年1月17日09:12
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待望の医療・福祉施設...
医療・福祉施設のなかった丹波市山南町上久下地区に今春、 診療所と老人福祉施設 (小規模多機能型居宅介護施設) が相次いでオープンする。 ともに、 上久下地域づくりセンター近くの下滝地内。 高齢化の進む地域で、 住民らは安心して暮らせるようになると喜んでいる。
診療所「上久下の森診療所」安井医師が3月開業
にしき記念病院心療内科部長兼漢方科部長の安井不二男医師 (54) =丹波市柏原町柏原=が独立して開業する。 名称は 「上久下の森診療所」 (0795・70・6191)。 3月2日から診療を始める。
診療科目は、 心療内科、 内科、 漢方内科。 診療時間は月―土曜日の午前9―正午と、 月、 火、 水、 金曜日の午後4―7時。 木、 土曜日の午後と、 日曜祝日は休み。
安井医師は、 内科を振り出しに、 精神科、 県立尼崎病院内科副医長、 県立柏原病院内科・東洋医学科医長などを務め、 現職。
安井医師は 「集大成として、 医療過疎地域でかかりつけ医として役に立ちたい」 との思いから上久下地区での開業を決めた。 また、 東洋医学を研究する中で、 自然が豊かで安らぎの雰囲気に満ちた場所が治療の助けになると考えていたことや、 旧山南町が古くから薬草栽培が盛んな 「漢方の里」 として知られていることも後押しになったという。
診療所は木造平屋建てで、 建物面積約280平方メートル。 レントゲンなどの検査室のほか、 患者がくつろげるようにと待合室は広くとり、 読書室、 カウンセリング室もある。
安井医師は 「東西両医学で心身ともに少しでも楽になって帰って頂ける医療を目指したい」 と話している。
また、 そばに 「森の薬局」 も同時に開業する。
介護施設「山南古代の里」 旧村役場跡に4月開所
小規模多機能型居宅介護施設は、 特別養護老人ホーム 「柏原けやき苑」 などを運営する 「丹波柏原福祉会」 (上山一雄理事長) が、 旧上久下村役場跡地 (八尾電機跡) に建設を進めている。 4月1日オープン予定。 名称は、 上久下地区で恐竜化石が発掘されたことにちなみ、 「山南古代の里」 とした。
同施設は市内3カ所目。 年中無休で24時間開業し、 「通い」 (デイサービス)、 「泊まり」 (ショートステイ)、 「訪問」 (訪問介護) の3つの介護サービスを1カ所で受けられるのが特徴。 地域密着型のサービスとして注目されている。
宿泊施設9室、 リハビリ室、 地域交流コーナー、 食事室のほか、 診療所を併設。 医師が非常勤で勤務し、 施設利用者以外の診察も行う予定。
木造瓦葺き2階建てで、 建物面積450平方メートル。 ぬくもりのある建物をと木造を選び、 丹波市や県産の木材を使用している。
定員は25人登録制。 月4回以上いずれかのサービスを利用することが条件で、 利用料は、 介護度に応じた月ぎめ定額。
上山理事長は、 「宿泊室を多めに設計しており、 独居老人の利用を見据えた施設にしたい」 と話している。
利用受付を始めているが、 先着順ではなく、 緊急度の高い人から決定する。
問い合わせは柏原けやき苑 (0795・73・1185)。
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2013年1月17日09:09
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県内初の大改修 木造校舎耐震化 築75年...
県内初の木造校舎大規模改修となった八上小学校木造校舎の耐震工事がこのほど完了し、 1月24日午後1時から改修完成記念のオープンスクールが開かれる。 築75年の同校は県内最古の現役木造校舎。 地域に愛された意匠は残したまま震度7クラスの地震にも耐えうる学校に生まれ変わった。
1937 (昭和12) 年建築の校舎は、 北と南の2棟。 両校舎とも延べ床面積は925平方メートルで、 建築当時の雰囲気が色濃く残り、 地域のシンボルとして愛されている。 老朽化に伴い、 88―90年度に大規模改修工事が行われたが、 2011年の調査で耐震強度が不足していることが判明。 昨年5月から工事に入っていた。
県内初の大規模木造校舎改修となったため、 兵庫耐震工学研究センター内の実大三次元振動破壊実験施設 「E―ディフェンス」 を用い、 木造校舎の耐震改修についての研究を進める県教育委員会の助言を受けながら工事を行った。
工事ではたすき状の筋交いを増設したほか、 壁面、 基礎、 床面などを補強。 木材は県産材で、 うち約56%は篠山市産のものを使用した。
市によると総事業費は約1億4774万円。 改修によって震度7の地震にも耐えうるようになったという。
オープンスクールでは、 授業参観と校舎の自由見学を行った後、 午後2時15分から記念式典。 児童たちがつくった 「木造校舎のうた」 を披露するほか、 スライドショーで校舎の歴史を振り返る。
同校 (079・552・0598)。
写真・耐震工事を終えた校舎=篠山市糯ヶ坪で
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2013年1月17日09:07
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ラクーンズジュニア(少女ソフトボール)
1988年創部。 今年で25周年を迎える。 さまざまな校区から部員が集まり、 現在は16人。 篠山では唯一のチームで、 強豪と言われる篠山の中学の部活動を支える。 「ソフトボールを通じてたくさんの友達作り」 をモットーに、 楽しく活動しながら、 ▽あいさつ▽道具を大切に▽感謝の気持ち―などの心得を守る。
市内外の大会に参加するほか、 日本女子リーグの観戦や夏合宿がある。 昨年は北摂カップ優勝、 県秋季大会位で3位の好成績。
主将の大路志織さん (岡野小6年) は 「みんな声を出して、 明るいチーム」、 森田凜さん (福住小5年) は 「監督 (大開昇さん) がおもしろくて練習が楽しい」 と話す。
【入会などの問い合わせ先】
代表 山本さん 090・5467・7671
◆体験練習会=1月20、 27日◆活動日=毎週土、 日曜日の午前8時半―午後零時半◆活動場所=四季の森グラウンド◆対象=篠山市内の女子小学生◆月会費2000円
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2013年1月17日09:06
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正月の遊び
「お正月で連想するものは何ですか?」 と問われたら 「お年玉」 「初もうで」 「おせち料理」 がベスト三かも。 私は 「百人一首」、 子ども時代の楽しかった記憶からだろう。
今年、 「百人一首をやろうよ」 と言い出したのは、 小三の愛利音 (アイリーン)。 「学校の宿題なの。 そのあとで、 坊主めくりもやりたい」。 彼女は長女の末の娘で、 去年までは 「ぜんぜん取れないからいやだ」 と言っていた。 高一の樹里亜、 中二の優仁 (ゆうじん)、 小六の時生 (ときお)、 小三の碧 (あお) と私の六人で始める。
息子が読み役。 最初のうちは、 目のいい子どもたちがよく取る。 愛利音も碧もなかなか目ざとい。 中盤以降は、 上の句だけで取れる私や樹里亜が攻勢に。 「何で全部読まないのに取ってしまうのよー」 と、 ブーイングを受けつつ、 つい手が出てしまう。 結果は年の順ということで、 次は坊主めくり。 積み上げた絵札を順番に取っていくだけの実にシンプルなゲームなのだが、 坊主が出たら没収され、 姫だとそれが貰える。 絵札にも馴染みができて、 同じ坊主でも、 頭巾をかぶった 「蝉丸」 は 「おしゃれ坊主」、 きれいな色の衣の 「エメラルド坊主」 「オレンジ坊主」 などと、 我が家でしか通用しない名前で読んで楽しんでいる。 たくさん手にしても、 最後に坊主が出たらビリ、 その落差で大笑い。 さらに、 「ウノ」 「花札」 「トランプ」 と、 日付が変わる頃まで続いた。 来年は、 優仁が高校受験、 その次は樹里亜の大学受験と、 なかなか孫五人が揃うのも難しい。 とりあえず、 今年も賑やかに楽しく過ごせたことに感謝。