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2013年1月20日09:11
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排泄ケア学ぶ公開講座企画 2月、兵庫医...
兵庫医科大学ささやま医療センター (篠山市黒岡) が2月9日午後2時から、 丹南健康福祉センター (同市網掛) で公開講座 「排泄ケアが暮らしを変える」 を開く。 高齢者介護になくてはならない排泄の正しい知識について学ぶ講座。 同センターは、 「在宅でも施設でも特に大変な排泄ケア。 疑問や悩みが解決し、 少しでも介護が楽になれば」 と参加を呼びかけている。
同センターが指定を受けている 「丹波圏域地域リハビリテーション支援センター事業」 の一環。 講師には排泄用具に詳しい高齢生活研究所所長の浜田きよ子さんを招く。
母親の介護がきっかけで介護用具の研究を始めた浜田さんは、 「おむつマスター」 (日総研出版) などの著書で知られ、 全国各地で講演活動を行っている。
講座では正しいオムツの選び方、 使い方などを通し、 排泄ケアを通して介護を考える。
同センターリハビリテーション室の和田智弘・主任技士らは、 「オムツなどの排泄ケアに特化した講座は少ない。 正しいケアを学んでもらえれば、 介護する方もされる方も生活が変わると思うので、 ぜひ参加してほしい」 と呼びかけている。
申し込み不要で当日参加可能。 定員220人。 問い合わせは同センター (079・552・7325)。
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2013年1月20日09:03
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4月からオープンガーデン「庭公開しませ...
篠山、 丹波両市の住民が自宅の庭を一般公開する 「第11回たんばオープンガーデン」 が4月21日から開かれる。 主催する 「丹波の森花くらぶ」 が参加庭主を募集している。
公開日は、4月21、22日と6月2、3日の2期。いずれの時期でもよく、 両時期とも公開することができる。
参加費は1000円 (ガイドマップ作成費)。 1月28日までに同会の松本ひとみさんに電話 (0795・82・0038) か、 丹波の森公苑、 篠山市民センターにある申込用紙で松本さんにファックス (0795・71・4053)。
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2013年1月20日09:02
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歌人、竹村公作さん
春日町の歌人、 竹村公作さんが 『ビニールの薄い手袋』 と題した第6歌集を角川書店から出された。 明快で、 それでいて陰りを帯びた竹村さんの歌。 印象に残った歌を拾ってみる。 ▼ 「たまりたる新聞紐で括りおり過去はきっちり縛っておかねば」。 私たちが、 過去から呼び戻す思い出のうち90%が嫌な記憶だそうだ。 うれしかった思い出、 楽しかった思い出よりも、 傷つき、 憎しみを覚えた思い出の方が心に深く刻まれるということだろう。 ▼うつを患った医学博士、 高田明和さんは 「過去は思わず」 という言葉を自分に言い聞かせた。 言霊 (ことだま) のような力があるというこの言葉にも救われ、 うつが治った (『元気が出る禅の名言』)。 嫌な思い出がよみがえると、 再び我が身が傷つく。 やはり、 過去はきっちり縛っておかねばならぬ。 ▼ 「大型のバスのうしろについてゆく前のことなど何も分からぬ」。 昨年末に誕生した安倍政権は、 経済回復に公共事業を打ち出している。 経済界では、 安倍政権の政策に歓迎ムードのようだが、 公共事業と財政赤字のジレンマにどう決着をつけるのか。 ▼1997年のニューヨーク・タイムズにこんな見出しの記事が載った。 「日本の破産への道は公共事業によって舗装されている」。 安倍政権という大型バスについてゆく私たち。 前が見えぬ。(Y)
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2013年1月20日09:02
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初えびす
初句会のために丹波へ帰った。 一年、 十二カ月、 句会はあるけれど、 「初句会」 というだけで、 少し身の引き締まるような新鮮さを感じる。 お正月の朝、 顔を洗い清めることを 「初手水 (ちょうず)」、 それから鏡を覗けば 「初鏡」 と、 「初」 の字には、 慶びとおめでたさも込められている。
しかし、 何にでも 「初」 を付ければ良いというわけではない。 その昔、 俳句を習いたての頃、 「初ごみにぬっと突き出す蟹の肢」 なる句を作り、 「ごみに初を付けるのはちょっとねぇ」 と没に。 まあ、 川柳なら許されたかも。
十日は初えびす。 丹波から西宮まで電車で出かけることに。 大阪の今宮えびすも同じ日だが、 本家は西宮であるらしい。 私の場合は信仰心ではなく、 「百聞は一見にしかず、 どんなんやろ」 というミーハー心と、 俳句の一つや二つは拾えるかもという下心でのこと。 阪神地域で行ったことがあるのは、 宝塚、 大阪、 神戸くらいで、 西宮に降りたつのは生まれて初めてだ。
昼前、 西宮駅に到着。 駅前から神社まで露店が並び、 すでに御参りを済ませたのか、 福笹を手にして戻ってくる人たちもいる。 笹がビニール製なのが、 少しがっかり。 どの福笹にも鈴が付けられていて、 その音が初えびすらしい。 七福神の恵比寿は、 海上、 漁業の神として、 また商売繁盛の神として祭られている。 鬱蒼とした木々に囲まれた西宮神社を中心に、 この日は一方通行となっていて驚く。 鹿児島でとれたという一メートル五十センチの大まぐろが奉納されているのを見たり、 福笹売りの掛け声に、 新春気分を満喫させてもらった。
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2013年1月20日08:51
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片山 允氏訃報
片山 允氏 (かたやま・まこと=元黒井郵便局長) 1月16日午前9時、 膵臓がんのため篠山市内の病院で死去、 80歳。 自宅は丹波市春日町黒井2111。 葬儀は18日、 おこなわれた。 喪主は長男、 正哉 (まさや) 氏。
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2013年1月20日08:50
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佐々木德藏氏訃報
佐々木德藏氏 (ささき・とくぞう=佐々木徳蔵商店代表、 元春日町商工会副会長) 1月12日午後2時51分、 肺がんのため丹波市内の病院で死去、 82歳。 自宅は丹波市春日町朝日1050。 葬儀は15日、 おこなわれた。 喪主は娘婿、 婦木巧 (たくみ) 氏。
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2013年1月20日08:48
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柏原で窯開き創作 オブジェなど造形作品...
氷上特別支援学校で臨時講師を務める矢本章子さん (29) =丹波市柏原町柏原=が、 以前の自宅 (丹波県民局そば) で 「矢本窯」 を開いた。 大学、 大学院で陶芸を専攻。 造形作品 (オブジェなど) を主に創作に取り組んでおり、 自分のペースで作品がつくれる拠点を得たことで、 「気持ちを新たに、 世界に向けて発信できるような作品ができれば」 と意気込んでいる。
2006年に大阪芸術大学陶芸コースを卒業し、 08年に同大学院芸術制作研究科修士課程を修了した。 その後、 金沢卯辰山工芸工房に入所。 11年度には篠山市の兵庫陶芸美術館で陶芸指導や企画を担当し、 今年度から同校臨時講師を務めている。 08年には東京で個展を開いたほか、 これまでに注目の若手作家として推薦され、 大阪、 東京、 金沢などで開催の展覧会に出品。 09年には日本陶芸展で入選した。
柏原高校美術部時代に立体作品づくりと出会った。 土を触った時の安心する感覚に、 「自分でもしっくりきた」 と振り返る。 大学などでいろんな技術を学び、 いつか好きな時に好きなだけ作品づくりに集中できる自分の窯を持ちたいと思っていた。
造形作品はまず、 「マケット」 という、 作品の基本の形となる小型の試作品作りから始まる。 それをもとに、 焼いた時に割れない太さや厚み、 焼く時の底になる部分などを考えながら、 さらにイメージを膨らませ、 複雑な形に仕上げていく。
自身が育った柏原の自然が作品づくりに影響しているという。 「柏原の自然と、 都市で見た建物や壁面ブロックといった幾何学的な美しさの融合を意識している」 と話す。 今は、 動物の骨、 昆虫、 花びらなどがもつ美しさを作品に取り入れられないかと構想を練っている。 「見る人が何かを連想し、 身近に感じられるような作品を作っていきたい」 と話している。
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2013年1月20日08:48
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三十路
本紙1月6日号に書いた私の新年の抱負を読んだ友人が言った。 「あんた子どもか」
「眠くてもすぐ寝ない。 決めたことはちゃんとする」。 言われてみれば確かに。 でも、 二つとも私にとっては難題だ。
私、 試験勉強のように苦手なことが目の前にやってくると急激に眠くなる。 でも、 今年はぐっとこらえようと。 有言実行も難しいことだけれど、 がんばってみようと。
子どものような文章に秘められた決意には理由がある。 ついに三十路を迎えたのです。
路とはミチとも読む。 「道」 と同義だけれども、 私は少しひねって、 「未知」。 三度目の路には何が起こるのやら。 ただ、 これまで以上にしっかりしなければならない路ということはわかっている。
二十路の時はもっと馬鹿だったなぁ、 四十路の時はもっと体にガタが来ているんだろうか。 などと思ったとき、 昔聞いた言葉が思い浮かんだ。
「子どもしかるな、 来たみちだから。 老人笑うな、 行くみちだから」
誰の言葉かはわからないが、 実に深い言葉。 ようは人にどうこう言わず自分は自分でがんばる。 だからこその抱負です。(森田靖久)
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2013年1月20日08:39
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糸作りで住民交流 ラオス研究の前川さん...
東南アジアのラオスで織物を研究している前川佐知さん (33) =篠山市大沢=が1月13日、 大沢コミュニティ消防センターで、 自宅近くの畑で栽培した綿を使い、 地域住民らと糸作りを行った。 ラオスでの経験を生かし、 綿を通した地域内の交流を目指している前川さん。 5月頃には、 地域住民と種をまく計画で、 種まきから布作りまでを目指している。
昨年4月に前川さんが種をまいて育てた茶と白の綿を使った。 まずは、 葉やほこりなどのごみを取り除き、 ラオスや市内にあった綿繰り機3台を使って種を取った。 ラオスと市内の綿繰り機はほぼ同じデザイン。 取っ手を回すと、 ロールの間に通された綿から種が取れる仕組み。 その後、 ラオスの 「綿打ち弓」 を使い、 弦部分に綿をからめ、 弦を弾くと、 綿がふわふわとほぐれていった。 綿菓子を作るように、 それを竹の棒に押して巻きつけた。 さらに、 ラオスや市内にあった糸紡ぎ車で紡いでいった。
参加した8人の住民らは、 綿打ち弓で綿がふわふわになる様子を見て感心したり、 糸紡ぎ車で綿の太さを一定にする難しさを感じながら、 糸作りを楽しんでいた。
参加した小島詢一君 (8) は 「綿繰り機で種が取れていってすごかった。 綿がいろんな作業で糸になっていくのが分かった」 と話していた。
前川さんは、 大学で織物を学び、 2004年にラオスを訪れ、 そこに根付く織物文化に感動。 以来、 定期的にラオスを訪ね、 研究を進めている。 ラオスでは織物が盛んで、 地域のコミュニケーションの場になっている。 経済成長とともに希薄化していった地域のつながりを再生しようと、 綿を通した交流を企画した。
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2013年1月20日08:39
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柏原病院で災害訓練 医療用酸素を搬入 ...
日本産業・医療ガス協会兵庫県支部は1月16日、 大規模な地震により県立柏原病院で医療用酸素ガスの供給ができなくなったとの想定で、 災害訓練を行った。 同支部から連絡を受けた県内の会員企業26社が、 指定の酸素ボンベを車に載せて同病院に駆けつけた。
午前9時に日本海沖を震源とするマグニチュード8の地震が発生し、 県立柏原病院で医療ガス配管設備が損傷したとの設定。 病院から通報を受けた県薬務課が午前10時に同支部に連絡し、 緊急連絡網で会員に伝えた。
会員らは、 指定の3・5リットルボンベ5本、 10リットルボンベ2本を車に積み、 柏原病院に参集。 篠山市の近畿酸素が午前10時40分に着いたのを筆頭に、 午後3時15分までに全社が到着した。
同支部と県は、 「災害時における医療用ガス等の供給に関する協定」 を2007年に結び、 毎年災害対策訓練を行っている。 協会47支部のうち、 訓練を行っているのは兵庫県支部のみ。
岡野洋太郎県支部長は 「柏原病院は、 沿岸部の病院が津波などで被災した時、 一気に多くの患者を受け入れる状態になることも考えられる。 そういう意味でも実践訓練ができた意義があった」 と話していた。
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2013年1月20日08:38
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「伊能忠敬 笹山領探索の会」機関誌を発行
江戸時代の地理学者、 伊能忠敬が篠山市内で測量した史実を探索し、 その足跡を通して地域活性化につながる取り組みを展開している 「伊能忠敬笹山領探索の会」 (加賀尾宏一会長) が、 これまでの活動の成果物として、 機関紙第1号を発行した。 同会のメンバーらは、 「これまで数多く活動してきたので、 新聞に掲載できるネタは十分にある。 『1号からそろえていきたい』 と言ってもらえるような新聞づくりをめざし、 今後も定期的に発行していきたい」 と意欲的に話している。
創刊号の記事は、 活動をスタートさせた2011年3月から、 翌12年11月ごろまでの出来事を中心に掲載。 伊能忠敬の人物紹介から始まり、 ▽忠敬の測量道をたどった 「探索活動」 ▽各地区のまちづくり協議会と連携して実施した交流ウオーキング 「ぶらぶら歩こう会」 ▽依頼を受けて講話などを行った 「出前教室」 ―などの模様を写真とともに紹介している。
「探索活動」 は11年3月11日、 鐘ヶ坂峠を起点に開始。 翌年の3月26日までに22回行い、 忠敬が歩いた市内の測量道の全行程約75㌔を計測器片手に踏破した。 今号では、 起点から北野新田までの約4・5㌔の行程を延べ2日間で歩いたときの様子を、 コメントをつけて掲載している。
篠山市文化財保護審議会会長で、 同会の顧問も務める大路靖さん (75) =今福=は、 「机上の議論だけでなく、 実際に現地へ足を運んで確かめ、 郷土に眠る歴史を掘り起こそうというロマンを持ったユニークな会。 今後もますますの活躍に期待したい」 と話していた。
機関紙は、 B4判でカラー両面刷り。 1000部作成。 市役所本庁や各支所、 篠山市民センター (黒岡) などで入手できる。
同会のメンバーは、 30―80歳代の男女20人。 現在メンバーを募集している。 入会や問い合わせは、 加賀尾会長 (079・552・2543)。
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2013年1月20日08:38
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第316問
阪神淡路大震災から今年で丸何年?
1.15年
2.20年
3.18年
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2013年1月20日08:33
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段ボールベッド展示「防災写真展」 1月...
防災ボランティア週間 (1月15―21日) にちなみ、 篠山市 (防災係079・552・1116) は同市役所1階の市民ホールで 「防災写真展」 を開いている。 昨年8月に市が大手段ボールメーカーと支援協力協定を締結した、 段ボールを使った簡易ベッドが初めて展示され、 来場者の注目を集めている。 25日まで。
段ボールベッドは、 24個の段ボールを並べたもので、 長さ195センチ、 幅90センチ、 高さ35センチ。 雑魚寝する避難所では、 ▽舞い上がったほこりで肺炎をおこす▽床から起き上がることで足腰の負担が大きい▽安眠できずに血圧が上がる―などの健康被害が懸念され、 それらを改善する目的で開発された。 ベッドは2人で約10分で組み立てることができ、 約9トンまで耐えうるという。
支援協力協定は、 災害時に避難所が開設され、 篠山市がメーカーに供給支援を要請すると、 72時間以内に段ボールベッドが届く仕組み。
また、 阪神淡路大震災の写真や当時の新聞、 家具転倒防止器具やガラス飛散防止フィルムのほか、 レインコートやガスコンロ、 非常用食料などの非常時に持ち出す品物、 東日本大震災被災地での市民ボランティアの活動写真などが展示されている。
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2013年1月20日08:32
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針仕事10年初の刺繍展 氷上町犬岡...
丹波市春日町棚原の秋山邦子さんが主宰する刺繍教室の作品展 「刺繍5人展―色糸に魅せられて」 が1月17日、 カフェドふくむら (丹波市氷上町犬岡、 0795・88・9527) で始まった。 開講10年にして初の展示。 「和・正月・春」 をテーマに、 5人が17点を出展している。 細かな針仕事が、 訪れた人の目を楽しませている。
講師の秋山さんと、 足立照代さん、 谷垣千昭さん、 本庄すみ子さん、 上田頼子さんの生徒4人 (いずれも春日町棚原) が出展。
秋山さんは、 羽子板に歌舞伎の演目 「暫」 (しばらく) の一場面を刺繍した作品や、 花瓶などの大作を展示。 足立さんは色鮮やかな羽をした鶴、 谷垣さんは着物の柄も細やかな童、 本庄さんは金糸を使った髪飾りと赤色の着物が鮮やかな能の 「羽衣」、 上田さんは風景画のような雪景色などを出展している。
川崎市に住みながら、 千葉の教室に10年間通って技術を身につけた秋山さんが12年前に故郷にUターン。 10年前から月に2回、 自宅で教室を開いている。 全員が発足時からのメンバー。 比較的容易なもので完成まで2カ月、 難しいものは半年ほどかかるという。
上田さんは、 「教室で茶飲み話をしたり、 作品の出来を評価し合うのが楽しい。 次は何をしようと、 先に進む気持ちを持って取り組める」 と言い、 秋山さんは、 「油絵のように、 色を重ねる深みがある色づかいの魅力にのめり込んだ。 みんなの励みになる作品展を節目の年に開け、 良かった」 と喜んでいた。
午前11時―午後6時。 火曜と月末の月曜定休。 2月16日まで。
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2013年1月20日08:29
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猪レースや多彩な食「第10回いのしし祭」...
「第10回いのしし祭」 (同実行委員会主催) が1月26日午前10時―午後3時、 篠山城跡周辺で行われる。 いのししのレースや屋台、 黒豆を使ったゲームなど多彩な催しが行われる。
野生イノシシ3頭が大正ロマン館前の約20メートルの特設コースを駆け抜ける 「ドドドいのしし猛レース」 は3レース (午前11時、 午後1時、 同2時) を行う。 投票受付は、 各レースの30分―10分前。 1着を当てると、 抽選で特産物などの賞品が当たる。 各レース500枚限定。
大手前展示館前の 「屋台村」 には市内のレストランや肉屋10店舗が出店。 猪肉を使った、 麺類、 お好み焼き、 たこ焼き、 寿司、 揚げ物、 パンなどの料理を手頃な値段で提供する。
たんば田園交響ホール西側駐車場で実行委員会が出店する 「直営売店」 では、 商工会女性部が作る 「おかんのいのししカレーライス」 のほか、 「丹波ーガー」 (1000食限定、 午前10時半から販売)、 猪せんべい、 ししおでんを販売。 午前11時半から、 イノシシの丸焼き (限定250食) を販売する。
また、 黒豆を菜箸でつまみ、 トレーからトレーへ運ぶミニゲーム 「黒豆道場」 を行う。 高得点者に賞品が当たる。
同実行委員会事務局の市商工会 (079・552・0758)。
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2013年1月20日08:28
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まず青垣中隣接地検討 青垣の統合4小学...
丹波市青垣地域市立小学校統合準備委員会 (足立仁委員長) の第1回専門部会 (足立英俊部会長、 15人) が1月17日、 青垣住民センターで開かれた。 4小学校を統合する新小学校の建設位置の検討に特化した部会で、 現在の青垣中学校の敷地の隣接地を第一候補として考え、 困難な場合は改めて別の位置で検討する手順で合意した。
小学校の統合や、 位置は 「同一敷地での小中連携が望ましい」 とした、 「青垣地域の教育を考える会」 の提言を踏まえるべきとの意見に、 佐治、 神楽、 遠阪小校区の委員が賛同、 青垣中隣接地で実現可能性を探ることにした。 市教委がこれまでに、 面積が確保できないなどの理由で、 「同一敷地は困難」 と回答していることから、 提言の 「同一敷地」 に近い、 「隣接地」 で検討する。
芦田の委員は、 「現在の青垣中校舎は立地が良くない」 とし、 「統合小を新しい場所に作り、 将来、 そこに中学を持って来て小中併設型としては」 などと意見を述べたが、 賛同が広がらなかった。
これまでの会議で委員から指摘があった、 現在の青垣中は、 土砂災害ハザードマップの土砂災害危険地域に含まれており、 安全性に疑問符が付くとの点については、「青垣地域で、 土石流、 がけ崩れ、 洪水の危険性がない場所はほとんどないくらいマップは塗りつぶされていて、 どこに持って行くのも難しい」 「砂防堰堤など、 防災工事を行うよう今から求めていく」 と、 安全対策を施して課題をクリアする道を探りたい考えが複数出された。
統合小建設に必要な敷地面積について市教委は、 青垣地域4小学校の平均面積が1・5万平方メートルであることを提示。 統合小の児童数が現在の佐治小 (2万平方メートル) の2倍の規模になること、 運動会など学校行事の際の駐車場なども勘案し、 検討するよう求めた。 26日午後に、 青垣中に現地見学に出向く。
また、 足立仁委員長は、 自治会代表やPTA代表委員の顔ぶれが4月以降変わることから、 「場所の特定を急ぐ訳ではないが、 方向性を持ちたい」 とし、 今月と来月で3回程度会議を持って案をまとめ、 3月の全体会に提案する考えを示した。
写真・青垣中隣接地で検討する方向をまとめた小学校統合準備会の専門部会=青垣住民センターで
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2013年1月20日08:28
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初の海外修学旅行に出発 柏原高校「台湾...
柏原高校と氷上西高校の2年生が今年、 創立以来初めてとなる海外修学旅行を実施する。 柏原 (村山美生校長) は277人が、 1月21日から3泊4日で台湾へ出発する。 氷上西 (小西重正校長) は31人が、 23日から4泊5日でマレーシアを訪れる。
両校の修学旅行は長年スキー実習で、 近年は北海道へ行っていたが、 「国際的な視野を持たせたい」 と、 旅行先に海外を検討。 柏原は、 気候が暖かいことや親日的でトラブルが少ないと考えられることなどから、 台湾に決定した。 氷上西は、 親日的で政情が安定していることに加え、 活動の中心の首都クアラルンプールが世界都市総合ランキングの上位にあるなど、 これから発展しようとする国の姿勢を、 発展に向け奮闘する学校の姿と重ね、 行き先に決めた。
柏原は、 台北市内のホテルに宿泊。 21日は同市内を観光し、 22日は現地の実業高校 (穀保高級家事商業職業学校) を訪れ、 交流する。 その後、 現地大学生の案内でグループ観光をする。 23日は中国の古典音楽劇 「京劇」 を鑑賞。 アジアの熱気あふれる 「士林夜市」 も観光する。 最終24日は、 世界4大博物館の一つとされる故宮博物院を見学する。
同校2年学年主任の荻野祐男教諭は 「国際化の時代に、 海外に出ることに抵抗がないような経験値をつけてやりたい。 言葉ができなくても何とかなる。 異文化に直接触れて、 体験してほしい」 と話している。 滞在中、 同校のホームページで様子を報告する。
氷上西は、 首都クアラルンプールのホテルに宿泊。 24日は、サンチャゴ砦やオランダ広場などがある古都マラッカを観光、 25日はマレーシア森林研究所を見学した後、 現地の学校を訪れ、 持参したカルタなどで交流する。
26日は、 地元の大学生ガイドの案内で、 王宮や独立広場、 国家記念碑、 回教寺院などを見学する。
同校生徒会の西山祐樹会長は、 「折り紙やかるたで現地の学生と交流するのが楽しみ。 喜んでもらえるかな」 と言い、 同会会計の板谷絵里菜さんは、 「市内観光が楽しみ」 と旅行を待ちわびている。
氷上高校は、 5年前からグアムを訪問している。
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2013年1月20日08:27
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看護師確保へ奨学金制度 4月から 篠山市
不足する看護師の人材確保に向けて協議している 「第2回看護人材確保育成対策検討委員会」 (委員長=平野斉・副市長) が1月16日、 篠山市民センターで開かれた。 市は、 看護師の支援策について、 看護師を目指す学生への奨学金制度を4月から創設する考えを示した。
同検討委員会は、 昨年、 ささやま医療センターの看護師が退職して、 病棟の一部を閉鎖したのをきっかけに、 市内の看護師の人材確保と、 看護師の資格を持ちながら、 出産や育児で退職した 「潜在看護師」 の復職を支援するなどの目的で昨年8月に第1回委員会を開いた。
奨学金制度については、 昨年11月、 篠山市会の最大会派 「青藍会」 が市に新年度の重要施策にするよう要望書を提出していた。 委員会はこれを受け、 同制度の創設を検討していた。
奨学金制度は、 看護師の人材確保と、 市が重点的に進める定住スローガン 「住もう帰ろう運動」 に即したもの。 貸与する要件は、 市内在住か、 出身者で、 卒業後、 市内の医療機関に勤める人。 5―10人を想定している。 看護学校に4月から入学する学生や、 現在、 通学している学生も含める。 在学中の貸与期間に応じた、 医療機関での勤務を満了すれば貸与金を返金しなくてよい給付とする。
検討委員会では、 奨学金創設で市内に定着する実効性はあるのか、 看護師が定着できる病院での指導体制、 看護師の子育て支援についても検討された。
同検討委員会は、 市、 医師会、 市内4病院長と看護部長、 県看護協会長、 市内3高校長、 県丹波健康福祉事務所など18人で構成されている。
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2013年1月19日16:15
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ボランティアが健康づくり研修 1月21日...
丹波市ボランティア協会主催の研修会が、 1月21日午後1時半からハートフルかすが (丹波市春日町黒井) で行われる。
市の保健師が 「ボランティアは自分の健康から」 と題して、 睡眠や運動、 健康づくりについてアドバイスをおくる。 また、 寸劇グループ 「エッセイの会」 が、 新しい手口 「振り込ませ詐欺」 の防止策を啓発する。
問い合わせは市社会福祉協議会春日支所 (0795・74・0477)。
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2013年1月19日15:55
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御菓子司「藤屋」
外観をリニューアル
店舗外観をリニューアルし、 タイル張りから和風の木格子張りに変えた。 昭和25年創業の老舗。
丹波市の新特産、 ブルーベリーを使った菓子は、 ジャム入りのホイル焼菓子 「丹波まごころ」 (190円)、 ブルーベリーのあん入り蒸しカステラ 「丹波べりぃ」 (同) ともに好評。
季節の和菓子は、 今月から人気商品の 「いちご大福」 (150円) が登場。 大ぶりイチゴを白あん、 ぎゅうひで包んでいる。 2008年の姫路菓子博で金賞を受賞した 「きんかんぽう」 (190円) は、 金柑の甘露煮を白あんでくるみ、 パイ生地で包んで焼き上げた秀作。 「天々宇知栗最中」 は、 足利尊氏の伝説が残る地元の 「ててうち栗」 にちなんでいる。
3代目店主の後藤紀行さん (40) は 「栗、 黒豆、 ゴマなどの地域資源が見直されてきている。 アンテナを高くし、 丹波に合った商品を開発していけたら」 と話している。
【メモ】営業時間は午前8時―午後7時。火曜定休。電0795・77・0146。丹波市山南町井原411
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