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2013年1月31日11:29
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山中恒夫氏訃報
山中恒夫氏 (やまなか・つねお=青垣印刷所代表) 1月27日午後9時25分、 肺炎のため西脇市内の病院で死去、 81歳。 自宅は丹波市青垣町佐治534。 葬儀は30日おこなわれた。 喪主は長男、 光浩 (みつひろ) 氏。
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2013年1月31日11:29
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中野眞智子さん訃報
中野眞智子さん (なかの・まちこ=中野卓郎元福住小校長、 丹波史懇話会会長の妻) 1月25日死去、 83歳。 自宅は篠山市日置194。 葬儀は28日おこなわれた。
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2013年1月31日11:28
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安定ヨウ素剤服用の福島県三春町・実例検...
丹波市 (環境政策課0795・82・1290) は、 2月3日午後1時半から春日文化ホール (同市春日町黒井) で原子力防災講演会を開く。 「三春町の決断―基礎自治体の底力」 と題し、 東日本大震災によって起きた東京電力福島第一原発事故時に唯一、 安定ヨウ素剤を配布、 服用した福島県三春町の実例を検証し、 今後の防災に対する指針とするのがねらい。
講師に、 三春町の決断などを取材し、 今年度の日本新聞協会賞を受賞した朝日新聞の連載 「プロメテウスの罠」 担当デスク (同社報道局特別報道部次長) の宮﨑知己さんを招く。
福島県三春町は、 地震と津波による原発事故が発生した後、 町内40歳未満者をリストアップし、 独自で安定ヨウ素剤の配布を決定。 防災行政無線から指示を出し、 40歳未満のほぼすべての町民が服用した。 県から安定ヨウ素剤の回収指示を受けたが、 町民への指示は撤回しなかった。
丹波市も高浜原発から50キロ圏内に位置しており、 もしもの時に市民はどのように対応すべきかを考える。
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2013年1月31日11:28
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臨時職員5職種約50人を募集 篠山市が2...
篠山市 (職員課079・552・5113) は4月1日から採用する5職種、 約50人の臨時職員を募集している。 いずれも採用期間は来年3月まで。 採用試験は2月10日、 篠山市民センターで行う。
応募は2月4日午後5時15分までに、 所定の申込用紙を同課に提出する。
募集職種は次の通り。
▽一般事務職15人程度
▽保健師2人
▽保育士25人
▽調理師4人
▽幼稚園教諭・保育士4人程度
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2013年1月31日11:28
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地域資料整理のサポーター養成講座・受講...
篠山市立中央図書館 (同市西吹、 079・590・1301) は2月23、 24の両日午前10時20分―午後零時20分、 同図書館で開催する 「地域資料整理サポーター養成講座」 の受講者を募集している。 定員10人 (応募者多数の場合は抽選)。 2月5日までに、 同図書館と市民センター (同市黒岡) の図書コーナーに備え付けの申込用紙に必要事項を記入し、 提出する。
同図書館に保管されたままの古文書をはじめ、 活用しきれていない地域資料を整理保存する作業方法を学ぶ。 神戸大学大学院人文学研究科より2人の講師を招く。
受講対象は、 ▽篠山市内在住、 在勤者で両日とも受講できる人▽新年度から同図書館で始まる 「地域資料整理サポーター」 として、 地域資料の目録作成や整理保存などの活動に取り組んでくれる人。
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2013年1月31日11:27
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チョコとタルト教室の受講生募集 2月4...
古民家イタリア家庭料理店 「トラットリア・アル・ラグー」 (篠山市福住384) が2月4日午後1時から、 「チョコレート菓子教室」、 同25日午後1時から、 「タルト教室」 を開く。 参加者を募集している。
菓子教室は、 実演を交えて2―4人1組で生チョコレートを作る。 生チョコレートを試食しながらのカフェタイムも。 初心者対象。 エプロン、 三角巾、 手ぬぐい、 ペンかボールペンを用意する。 受講料2400円。
タルト教室は、 チョコレートタルトを作る。 道具は、 フランス・マトファー社のタルトリングを使う。 直径12センチのタルトを1人1台作り、 持ち帰る。 エプロン、 三角巾、 手ぬぐい、 ペンかボールペンを用意する。 受講料3100円。
申し込みは、 各教室前日までに 「ROOT (ルート)」 (079・552・3988) か、 同店 (079・506・3070、 午後2時―5時)。
福住の料理店
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2013年1月31日11:26
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Mさんからの便り
金沢で新聞配達をしているMさんから便りが来た。 彼女は丹波新聞の元読者。 昨春、 筆者がNHK 「ラジオ深夜便」 の 「ふるさと新聞88年」 に出演した後、 「1カ月だけ読ませて」 と注文、 その後延長して2カ月購読して下さった。 配達先のおばあちゃんから放送のことを知らされ、 「どんな新聞か、 一緒に読んでみましょう」 となったそうだ。 ▼筆者が駆け出し記者時代に金沢にいたことも話していたので、 親近感を持たれたらしい。 見ず知らずの丹波の情報を熱心に読んで、 マスコットのくりたんをバイクに乗せて新聞配達している人形を紙粘土で作って、 写真を送って下さった。 ▼しばらくご無沙汰していたが、 今年の元日号と社員の集合写真が載った6日号を送ったところ、 「30年前に篠山でツチノコ騒ぎがあった」 という巳年にちなむ記事を目に留め、 「また作りました」 と、 くりたんがツチノコに乗っている写真が同封されて、 「30年ぶりに出会えそうな予感」 と書いてあった。 ▼金沢は今冬、 凍結する日が多く、 ハラハラドキドキでバイクを運転。 30分早く出勤する冬ダイヤで、 毎朝午前1時20分起床とか。 「おばあちゃんも変わらず元気で、 今年は携帯をスマートフォンに切り替えるそうです」。 ツチノコが見つかったらスマホで報告しよう。 Mさん、 春はもうすぐですよ。(E)
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2013年1月31日11:25
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心のサインを見逃さない
厳しい寒さに震える日々。 寒い冬になると、 思い起こす話がある。 ずいぶん前の話だが、 雪が降り積もる奥深い丹波のお寺でのできごと。 深夜に門をたたく人があるので、 何事かと思って住職が外に出ると、 大阪の高校教諭と名乗る人が、 「人間関係で悩み、 学校を出て車を走らせていたら、 ここまで来てしまった。 職場には悩みを話せる人がいない」 と話し、 心の内を住職に打ち明けているうちに 「楽になった」 と帰ったという。
井戸端会議と言われる会話の機会減少も心身症の増える要因の一つとされる。「余計なことを言わない、 必要なことだけを伝える」 といった多忙社会が人間を追い込む。 最近、 聞いた著名な推理作家の話。 その作家は、 ある朝突然、 腰痛に襲われたが、 思いあたる節もなかった。 色々な科目を受診したが、 病名がわからず、 最終的に心療内科で心身症と診断され、 医師の指導で断筆し、 病気が回復したという。
自分は、 大丈夫と思っていても、 体がサインを発することもある。 体の痛みに出る場合は幸い。 心の痛みは、 自分も他人も気づかないことが多い。 「日ごろ付き合っている人の言動に変化が見られたら、 気づいてほしい」 という医療関係者の言葉が心に残る。 サインを発したり、 気づけるような風通しの良い家庭や地域、 職場にしないと。
「ふれあい」 という言葉をもう一度かみしめ、 周囲に孤立している人がいないかを見回したい。 人が生きるためには、 心の落ち着く場所が必要だ。 悩みを気軽に相談できる場や地域の居場所作りなども充実させ、 悩み電話相談ホットラインも設けたい。 「朗らかな心を抱き春を待つ」(臼井 学)
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2013年1月31日11:25
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子どもを笑顔に
山南、 柏原の子育てセンターの企画で、 KANSAI子ども研究所所長の原坂一郎さんの講演会があり、 取材と自分の勉強を兼ねて聞かせていただいた。
原坂さんは、 神戸市で23年間保育士をし、 現在は子どもコンサルタントとして活動している方。 ラジオパーソナリティもされているとあって、 子育ての悩みを優しく受け止めてくれるような語り口で、 つい涙が出そうになった。
原坂さんいわく、 子育てがうまくいくたった2つのルールとは、 子どもを 「認める」 ことと、 「笑顔にする」 ことだそう。 「認める」 のは、 容姿、 性格、 行動、 言葉の全て。 また1日30回、 子どもを笑顔にできれば、 いい大人になると言われていた。 30回といっても1回3秒、 1日1分半でいいとのこと。 講演を聞いてから、 一緒にいる時間は少しでも娘 (1歳) を笑わせようとあれやこれやするようになった。
「世界で一番我が子の笑顔を見られる人はお母さん」 「子どもの頭の中の50%を占めているのはお母さんのこと」。 「お母さん」 をさせてもらっていることを励まされたようなお話だった。(古西 純)
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2013年1月31日11:25
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旅の途中
高校3年の次女が現在、 大学受験真最中である。 19日の第1次センター試験の日、 帰宅して私の顔を見たら泣きだした。 点を稼ぎたかった科目で時間が足りなくてパニックになってしまったという。 メールの返信が遅いのと 「ただいま」 の元気ない声の調子でおおよそ予測はしていた。 試験が思うようにいかなかったのと、 自分の好きな物ばかりが並んだ食卓を見て、 「パパとママに申し訳ない」 と、 肩を震わせて泣いている。 食べながらも涙が頬を伝う。
私と主人はとにかく、 無事に帰ってきてくれたことと、 一日気持ちの張りつめた中で健気に頑張ってきた娘が愛おしくて、 はっきり言って試験の結果はどうでもよかった。
学校が遠いので、 毎朝5時起きで毎日毎日夜遅くまで頑張っている娘をずっと見てきた。 我が娘ながら、 勤勉で真面目で何一つ言うことのない、 文句のつけようのない娘だ。 そんな彼女が意気消沈している姿に、 「あなたが笑っていてくれたら幸せ」 と伝えたかった。 でも、 行きたい大学を目指して今まで勉強してきた娘に試験の結果は二の次だと、 今は言えない。
若い頃は先のことがわからなかった。 でも、 今ならわかる。 あなたはたったの18歳で、 まだまだ旅の途中。 希望の大学に行けなかったとしても、 そんなことは、 長いこれからの道のりでほんの小さなこと。 気にしなくていいのよ。 全力で頑張って来たんだから。
全て終わって、 春が来たら彼女に言うつもりだ。 「あなたは私たちの誇りよ」 と。
(土性里花・グループPEN代表)
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2013年1月31日11:24
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佐治にディスカウント店「安さに自信」 ...
丹波市青垣町佐治市街地に 「ディスカウントショップまるきん」 (090・3610・3234) がオープンした。 300平方メートルの展示場に、 家電、 寝具、 農業資材など、 数千点の商品を置いている。
農業会社を営む堀金吾さん (同町杉谷) が経営する。 農業資材を取引している卸売業者から 「まとめて買ってくれ」 と言われ、 4トン車10台分以上の商品を購入し、 コメの倉庫に使っていた所有物件を店舗にした。
電気ストーブ、 ファンヒーター、 IHヒーター、 ふとん、 折り畳みイス、 漬物桶、 畦畔板など、 様々な物であふれており、 一輪車1台が2000円などと、 格安で販売している。 現在は、 堀さんが店にいる時だけ開店するという不定期営業ながら、 シャッターが開いていると、 掘り出し物を探しに客がやって来る。
「品物がたくさんあり、 全容が把握できていない。 使い方が分からないものもある」 と笑う堀さん。 「どこよりも安い自信がある。 気軽にのぞきに来てもらえれば」 と話している。
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2013年1月31日11:24
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丹波地域から3組決勝進出 篠山のお笑い...
たんば田園交響ホール(篠山市北新町) で1月27日、 お笑いコンテスト 「第3回丹波篠山S―1 (エスワン) グランプリ」 の予選会が行われた。 8―84歳の55組 (篠山市7組、 丹波市3組) が出場。 15組が3月10日、 同ホールで行われる決勝大会に進出する。
地元から決勝に進むのは、 篠山の漫才コンビ 「音姫」 (代表者=足立恭悟さん)、 丹波からは、 漫才コンビ 「チキンスープ (代表者=山本謙太郎さん)、 漫談のマエストロ足立 (足立晃一郎さん) の計3組。
このほか決勝に進出するのは次の皆さん (住所は代表者の住所、 五十音順)。
おふらんす田中(尼崎市)、 起(笑)転結(大阪市)、 コンフィング(三田市)、 サイクロン(神戸市)、 坂本リョウタ(奈良県)、 ストリートキング(神戸市)、 ツートリガー(伊丹市)、 ハリキリボーイズ(大阪市)、 PMショーゴ(伊丹市)、 ファニーチャップ(奈良県)、 ミックスツインズ(川西市)、 メガサメント(西宮市)
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2013年1月31日11:23
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NPOテナントに飲食店...
有機農業を推進し、 安全、 安心な食を提供する 「NPO法人いちじま丹波太郎」 (荒木武夫理事長) が所有するテナント (丹波市市島町上垣) に、 飲食店 「おばちゃんの店」 (藤田洋子さん経営) がオープンした。 有機野菜と名物の地酒を味わってもらうアンテナショップとして、 住民の憩いの場として育てていく。
2004年に開店した、 同法人直営のラーメン・うどん店 「米っ粉工房丹波太郎」 を昨年末で閉店。 荒木理事長が、 昨年まで近くの割烹料理店の名物支配人として人気を集めていた旧知の藤田さんに 「みんなが集まれる場所を作ってほしい」 と、 新たに店を立ち上げるよう要請。 退職後、 看病していた夫を看取った藤田さんが、 荒木さんの思いにこたえた。
新たに小上がり席 (12人) を設けるなど改装。 昼は日替わり定食を、 夜は刺身、 煮物、 揚げ物といった一品料理を提供する。 同法人の野菜直売所から購入するなど、 できるだけ有機野菜を使う。 「今は野菜自体が少ない。 暖かくなるに連れ、 増やしていく」 と藤田さん。 「ハイカラな料理はできない。 肉じゃがなんかのおばちゃんの味と、 気取らない、 みんなが寄って語らえる雰囲気の店を作っていきたい」 と話している。
荒木理事長によると、 直営でラーメン店を開いたままでは、 そちらに人手がとられ、 有機農業の普及、 啓発、 野菜の販路拡大といった本来の使命を果たしづらかったという。 「丹波太郎が窓口になり、 いっそう市島の農業を育て、 農地を守っていきたい」 と話している。
「おばちゃんの店」 (0795・85・1721) は、 午前11時―午後2時、 午後5―10時の営業。 毎週火曜と、 月に1度日曜を休む。
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2013年1月31日11:21
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西山酒造場が蔵開きイベント 2月2・3日
西山酒造場 (丹波市市島町中竹田、 0795・86・0331) は2月2、 3の両日午前10時―午後3時、 年に1度の蔵開きイベントを行う。 当日の朝絞った純米吟醸酒 「小鼓 今朝しぼり」 を販売するほか、 ノンアルコール商品の販売や杜氏による蔵案内などがある。
「今朝しぼり」 は、 1800ミリリットル2800円、 720ミリリットル1500円。 酒米 「但馬強力 (ごうりき)」 を使用した無ろ過生原酒。
このほか、 純米酒かす (1キロ入り500円)、 酒蔵の麹でつくった無添加調味料 「甘麹」 「塩麹」、 「甘酒ヨーグルト」 などを特別価格で販売。 塩麹焼きそばや丹波食材の炭火焼の提供も。 酒蔵見学は、 各日先着15人。 無料。
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2013年1月31日11:20
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氷上高校吹奏楽部が定期公演会 2月2日...
氷上高校吹奏楽部 (12人) の 「第1回定期演奏会」 が、 2月2日午後2時からポップアップホール (丹波市氷上町本郷) で開かれる。 「シェークスピアの詩による3つの歌」 のほか、 「風が吹いている」 「AKB48コレクション2011」 など全9曲を予定。 入場無料。
5年ほど前にも演奏会を、 昨年にも 「ウインターコンサート」 を開いているが、 定期演奏会としての記録がはっきりしないため、 「これを機に演奏会が継続的に開けるように」 との願いを込め、 「第1回」 とした。
昨年夏ごろから計画を始め、 通常ならこの時期に引退する3年生5人も部に残り、 定期演奏会をめざし部を引っ張ってきた。 コンサートに向けて 「アメリカンパトロール」、 お馴染みのアニメソングを集めた 「ファミリーアニメコレクション」 などを新しくレパートリーに加えた。 3年生5人だけで演奏する 「カタツムリの饗宴」 では、 高校最後の舞台で観客を楽しませようと準備を進めている。
同校 (0795・74・0104)。
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2013年1月31日11:20
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児童虐待防止...
篠山市 (人権推進課079・552・6926) は2月17日午後1時半―3時、 篠山市民センターで虐待防止の講演会 「幸せってなんだっけ?非虐待の淵を生き抜いて―親を救えば子も助かる」 を開く。
講師は、 一般社団法人 「児童虐待防止機構」 理事長の島田妙子さん (神戸市出身)。 幼少期から親から虐待を受け、 児童養護施設での生活を経た自身の半生を通して、 子どもを救うだけでなく、 本当に虐待を防止するにはどうすれば良いかを中心に講演する。
島田さんは4歳の頃に両親の離婚で、 兄2人と児童養護施設に入所。 7歳の時に父の再婚で家庭に復帰したが、 継母と実父により虐待を受けた。 中学卒業後、 映像制作会社に入社。 現在、 関西約100園の学校などの 「思い出アルバム」 DVD制作会社を経営。 アスペルガー症候群の長男 (12歳) を含む3人の子育てと義母の介護をしている。 一昨年、 心の支えだった兄が他界した。 各地で講演をしている。
各界の有名人の人生をWEBで配信している番組 「覚悟の瞬間」 (http://www.kakugo.tv/detail_572.html) で島田さんを紹介している。
入場無料。 一時保育 (無料) の希望者は事前予約が必要。
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2013年1月31日11:15
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目標「1万6500人増」11年度比 西紀運動公...
篠山市教育委員会は1月28日、 篠山市立西紀運動公園 (篠山市西谷) の新年度からの指定管理候補者を選定した際の、 応募6社が提案した指定管理料を明らかにした。 選定委員会が候補者とした株式会社エヌ・エス・アイ (大阪市北区) は年1900万円。 これに対し、 他の5社は年1800―3500万円の提案をした。 2月1日午後1時半からの臨時議会で審議される。
最低額を提案したのは、 株式会社アクアティック (大阪市福島区) で、 指定管理期間10年間で年1800万円。 その次のエヌ・エス・アイは、 5年間で1900万円。 株式会社オーエンス (東京都中央区) は10年間で年2280万円。 ホープ&マックスポーツ共同事業体 (姫路市) は4年間で2600―2800万円。 篠山ウエルネス共同事業体 (大阪市西区) は10年間で2600―3500万円。 シンコースポーツ株式会社大阪支店 (同) は5年間で3020―3230万円。
選定経過は、 ▽管理運営方針▽市民サービスの向上につながる管理体制▽効率的な管理運営▽危機管理体制▽経理的基礎▽収支予算計画―など11の評価項目に基づいて、 まず、 3社 (非公開) に絞った。 さらに、 1時間当たりの指定管理料でエヌ・エス・アイと、 もう1社 (非公開) を選んだ。 最後に、 ▽近隣のプールやグラウンドの状況を把握し、 その内容を参考に実施計画を立てている▽子ども対象のスイミングスクールが月1000円安い▽自己資本比率が良好▽近隣施設の実績―などの理由で最終判断した。
エヌ・エス・アイ社の具体的な提案内容は、 午前9時から営業 (平日は午後9時まで)。 木曜が定休 (夏季休暇除く)。 芝グラウンドの半面利用を設定。 プールの月額は5000円、 芝グラウンド1時間当たり、 平日は全面3000円、 土日祝日は6000円。
同社の施設利用者見込みは、 幼児から大人を対象にしたスイミングスクールや、 長期学休期間の水泳教室などの自主事業による増員、 透明度を上げた水質によるリピーター確保などにより、 2011年度より約1万6500人多い6万840人としている。
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2013年1月31日11:15
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職業紹介・就労支援を集約 丹波市春日庁...
ハローワークが行う職業紹介・相談と、 丹波市が行う就労支援事業を1カ所に集約した 「丹 (まごころ) ワークサポートたんば」 (仮称) が4月から、 市春日庁舎4階に開設される。 両者が連携することにより、 一般求職者をはじめ、 生活保護受給者や障がい者の就労支援を含めた雇用確保に向け、 サービスを充実させる。 同様の取り組みは、 宝塚、 川西、 西宮、 神戸に次いで5例目。
市は生活保護受給者や障がい者の就労支援に詳しい就労支援員 (非常勤嘱託員) 2人を、 兵庫労働局は職業相談員3人と、 就業に関する心の問題、 職場環境の悩みなどの労働生活相談やカウンセリングに応じる職員1人を配置する。 求人情報が見られる端末も3台設置する。 企業や大学との懇談会や企業ガイドブックの作成、 就職支援セミナーの開催などの事業も行う。
年間で利用者数延べ3000人、 就職件数150人 (うち障がい者6人、 生活保護受給者6人) を目標とし、 心理カウンセリングや労働生活相談を週1回、 キャリアコンサルティングを週3回、 就職セミナーを年6回実施する予定。
市の提案を受けるかたちで、 国の事業を活用。 市の支出は、 就労支援員1人分の人件費だけという。 市企画課は、 「市としては生活受給者や障がい者の経済的自立に力を入れる。 一般求職者の中には、 ハローワークに出入りすると人目が気になる方もおられると聞くので、 市役所内に窓口を設けることで、 心理的プレッシャーの軽減につながれば」 としている。
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2013年1月31日11:14
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不登校、引きこもりの居場所に「TAMA...
丹波市春日町棚原の民家を利用した、 子ども・若者の居場所 「TAMARIBA」 の開所式が1月27日にあり、 利用者と関係者が食事を楽しみ、 団らんのひとときを過ごした。 2月から毎週日曜と月曜に開所する。
運営する、 不登校やひきこもりの子を持つ親でつくる氷上子育て親の会 (竹安恵会長) が、 昨年6月から毎月1回、 「お楽しみ会」 を開いてきた。 毎月4、 5人の利用があり、 半年余りの助走期間を経て、 本格的な運用を始める。
「親の会」 会員のほか、 引きこもりから立ち直った人、 地域のボランティア、 丹波ビジョン委員らがスタッフになり、 交代で同施設に詰める。
開所時間は、 午前11―午後4時。 利用料は中学生以下100円、 それ以上300円。 フリーパスになる年会費は、 中学生以下3000円、 それ以上が1万円。 ボランティアスタッフも、 施設の維持管理のため、 同額を支払う。
これまで毎月1度、 篠山市の丹波並木道公園で開いていた 「子ども・若者遊ぼう会」 は、 2月3日から、 同施設を会場に毎月第1日曜に開催する。
竹安会長は、 「何をして過ごしてもいい。 勉強を教えて欲しい人には教える。 不登校、 引きこもりの当事者だけでなく、 家族や、 地域の高齢者にもお茶を飲みに立ち寄ってもらい、 コミュニティーの中で交流ができたら理想的」 と話している。
また、 同会では、 居場所活動を手伝うボランティアと、 運営費を支援する 「賛同者支援金」 (1口1万円程度) を募っている。 詳細は竹安会長 (090・1674・3211)。
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2013年1月31日11:14
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被災者手作りの商品販売 篠山市今田町下...
和田寺 (武内普照住職、 篠山市今田町下小野原、079・597・2033) が、 東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県東松島市の仮設住宅の被災者たちが作ったアクセサリーの販売を同寺で始めた。 仮設住宅に出向いて商品を買い付けてきた同寺の副住職、 武内泰照 (たいしょう) さん (44) は、 「この手作りのアクセサリーを身の回りに置くことで、 被災地を思い続けることになるし、 地元に居ながら被災者支援にもつながるのでは」 と、 賛同を呼びかけている。
販売している商品は、 ▽東松島市内を流れる北上川の名産 「北上のべっこうシジミ」 の貝殻に、 ちりめんを巻き付けて作ったストラップ (500円) ▽友禅和紙で折った着物の折り紙 (500円) ▽被災家屋のケヤキの大黒柱から作った数珠 (1000円) ―など。
いずれの商品にも、 「歩き始める歩き続ける この先にきっと幸福があることを信じて」 「ポケットにしまえる程の幸福でも 充分と思える仮設のくらし」 など、 苦境に立たされながらも、 力強く生き抜こうとしている被災者たちの前向きな思いをつづったメッセージカードが添えられている。
同市大塩の仮設住宅内に設置された 「ひまわり集会所」 に集う住民らで組織した 「ひまわり工房」 がアクセサリーを作っている。 海に面した同市は、 津波などで家屋の約7割が全半壊。 同集会所は、 仮設住宅の約270世帯をまとめる自治会の拠点で、 70世帯以上にもおよぶ高齢者のひきこもりを防止するため、 同集会所で折り紙作りを始めた。 当初はボランティアへのお礼の品に使っていたが、 現在は、 被災者の収入や集会所の運営費に充てる自助活動の一環として行っている。
今月21、 22日、 同集会所で、 天台宗の若手僧侶でつくる 「兵庫天台仏教青年会」 が、 お経に節を付けた“仏教版讃美歌” 「聲明 (しょうみょう)」 のコンサートや交流会を開催。 同青年会の一員として同市を訪れ、 復興までほど遠い現状を目の当たりにした武内さんは、 知人であり、 以前から同集会所のアクセサリーを買い付けて自分の寺で販売する支援活動を展開していた能福寺 (神戸市) の僧侶に共感し、 販売を行うことにした。
武内さんが取り扱っている商品以外にも、 ペンダントやコサージュ、 ヘアピンなど、 10種類以上の商品がある。 詳しくはひまわり工房 (http://himawarishukaijo.jimdo.com/)。
写真・仮設住宅の被災者らが作ったストラップや折り紙を手にする和田寺の武内泰照副住職=篠山市今田町下小野原の和田寺で