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2017年6月24日16:26
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車いすを無償点検 介護サービス協福祉用...
写真・車いすの点検に励む介護サービス事業者協議会の「福祉用具サービス部会」のメンバー=篠山市網掛で
介護サービス事業者協議会(首藤幸美会長、53事業所)内の一部会、「福祉用具サービス部会」(岩本徹部長)が、篠山市内の公共施設に備えられている車いすを点検するボランティア活動を始めた。同部会に所属する7事業所が、今年度末までに36施設62台の車いすを点検する。
7事業所で手分けして、市内の小・中学校、市役所支所、斎場、歴史美術館など、点検の要望のあった公共施設を回る。
初日の6月20日は、2台の車いすを備えている丹南健康福祉センターで実施。メンバーらは、タイヤの空気圧やブレーキの利き具合、部品にゆるみがないかなどを点検。タイヤの空気を入れたり、汚れを拭いたり、可動個所に注油するなど、作業に励んだ。
活動に参加している事業所は次の通り。
▽日昇堂ホームケア(篠山市乾新町)
▽吹(同市杉)
▽たんぽぽ(丹波市柏原町柏原)
▽八千代ケアサポート(同)
▽石坪(同町小南)
▽コスモライフ北兵庫(同町南多田)
▽イン・ザ・ルーム綾部店(綾部市)
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2017年6月24日16:25
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アジサイ見ごろ 氷上町香良 青や紫の花...
地域おこしでアジサイの植栽に取り組んでいる氷上町香良で、アジサイが見ごろを迎えている。香良口から岩瀧寺渓谷へと続く県道沿いで大輪の花を咲かせているほか、丹波市豪雨災害で被害を受けた「あじさい公園」でもやや小ぶりながらも美しい青や紫の花を咲かせている。介護施設の利用者らが、施設の車で花を愛でにやって来ている。
2004年の同自治会村おこし委員会で、「あじさいの郷」づくりに取り組むことを決め、5年で5000株以上を植えた。その後も、有志でつくる「あじさいクラブ」が毎年草刈りやせん定、補植など維持管理を続けている。
丹波市内の豪雨災害被災地で大地農園が提案した「アジサイ栽培による農の再生プロジェクト」が行われているが、同自治会のアジサイも以前から同社に納めている。
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2017年6月22日09:06
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保育教諭20人募集 氷上町福祉会 新こど...
氷上町福祉会は、東保育園(丹波市氷上町石生)と南保育園(同町佐野)の来年4月からの認定こども園化に伴い、保育教諭20人、看護師1人、調理員2人、介助員若干名を募集している。
同法人によると、生郷、沼貫のこども園は定員220人と既存の2保育園の定員より140人増える。国の職員配置基準を満たすにはこれだけの増員が必要という。
応募締め切りは7月14日、採用試験(筆記、面接)は22日午前9時半から氷上住民センターで行う。
保育教諭は、保育士、幼稚園教諭いずれかの資格を持っているか、2年以内に両方の資格取得可能な人が対象。
全職種年齢不問で、来春卒業見込み者も可。問い合わせは同法人(氷上町成松146―1、0795・80・4760)。
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2017年6月22日09:04
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縁は異なもの
愛媛県愛南町出身の三原武さんが大阪で就職した会社の女性と出会い、結婚。やがて、妻の実家がある篠山市に移住してから38年経ったが、そのうちに愛南と篠山が姉妹都市になって様々な交流が始まった(6月11日号篠山版)。▼愛南に「篠山」という山があることも提携理由の1つらしいが、「初めて篠山に来た時、なぜか愛南と似ていると思った。それが姉妹都市になるなんて」という談話を載せた担当記者も「世間の狭さと縁の不思議さを実感」と書いている。▼筆者も「地球って、こんなに狭いのか」と驚いたことがある。アイルランドの南の果ての町コークのレストランで夕食をしていた時、偶然入ってきた地元在住の米国人と話しているうち、筆者がかつて住んだ金沢に彼も少し後にいたことがあり、おまけに金沢在のある米国人夫妻と彼も友達だったことがわかった。▼筆者はその夫妻と長らく消息が途絶えていたのだが、彼は「手帳に電話番号がある」と、その場でロサンゼルスまでかけてくれた。お陰でその夫妻と20年ぶりに交友が復活。さらには、そのアイルランド在の米国人とも、25年前に夫妻と一緒に蔵王のスキー場で会っていたこともわかった。▼本社が続けている大地震被災地ツアーでも、熊本でも東北でも、至る所で丹波に関係ある人達に出会った。誠に縁は異なもの。(E)
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2017年6月22日09:03
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声なき声を聞いて
篠山市が「丹波篠山市」に市名を変更しようとしている問題で、市議会は市名変更を要望した団体に「検討に値する」「市民を二分しないよう、十分留意して進める必要がある」などとする調査結果を回答するという。
要望団体への聞き取りや、議会報告会で一部の市民の意見を聞いたのは、あくまで「検討に値するか否か」を判断するための調査だったようだ。この問題で全議員が参加する政策討論会は終了するという。過去に何度も議論されてきた問題で、「検討に値する」のは大前提として、さらに踏み込んだ調査、議論がされると思っていたのだが。
一方、酒井隆明市長は市議会定例会で「今回やるしかない」と前向きな姿勢を示した。「ふるさと一番会議」などの機会に市民に説明していくとしており、ますます関心が高まっていくことだろう。
「市民を二分」する可能性のあるほどの重要な問題。議場でこの問題の賛否が問われる機会は必ず来る。その時のために、声なき声にも耳を傾ける努力を何より大切にしてほしい。それこそが本来、市議会議員がすべき仕事なのだから。(芦田安生)
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2017年6月22日09:03
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歳月を重ねて
コープこうべ発行「ステーション」6月号に俳優の曾我廼家文童さんのインタビュー記事が載っていた。その中で、二人のお子さんが自立して、今は奥さまと二人暮らしの曾我廼家さんは、このごろつくづく奥さまが愛おしく、「愛おしい」という言葉の重みが感じられるようになってきたと言われていた。
私も子どもたちが自立し夫婦二人の生活になっているので、曾我廼家さんの心境にとても共感した。いつでも頼りになって、どんなことでも相談できるのは夫である。彼は私の性格を熟知しているので、的確な言葉がもらえるし、それが真実なのに私が傷つくことはない。彼の言葉を私が素直に受け入れられるからだろう。有難い存在である。
子育て中は、夫に対していろいろ不満もあり、こうしてくれればいいのに、ああしてくれればいいのにという、わがままな気持ちが往々にしてあった。今はお互い健康に気を付けて、一日でも長く二人で暮らすことが、何よりの幸せだと思っている。夫も家族写真なんて撮る人ではなかったのに、私が昼寝している顔をこっそり撮って、子どもたちに送ったりしている。
20歳で結婚された曾我廼家さんが、若い頃より今のほうが奥さまを愛おしいと感じる。その気持ちこそが二人で生きてきて、これからも生きていくことの醍醐味ではないだろうか。夫が一人になって淋しそうなのは可哀想過ぎるので、誰かの歌じゃないけれど、一日でも長く私が長生きしようと今から決めている。
(土性里花・グループPEN代表)
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2017年6月22日09:00
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劇団「水彩パルチザン」職員室舞台に喜劇...
丹波市のアマチュア劇団「水彩パルチザン」(足立知也団長)の定期公演「怪談の怖い6人の先生」が7月2日、氷上住民センター(丹波市氷上町成松)で開かれる。午前11時からと午後2時からの2回公演。足立団長は「演劇は敷居が高いと思われがちだが、普通の人が演じている面白さを感じてもらえたら」と来場を呼び掛けている。入場無料。
舞台は夜の中学校職員室で、台風に備えて待機する先生たちが繰り広げるコメディー。新卒やおしゃべり、神経質など、性格が違う6人の先生が、それぞれ怪談話を始める―というあらすじ。
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2017年6月22日08:58
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劇団「演劇塾くろまめ」心温まる人情劇上...
篠山、丹波の両市民でつくる劇団「演劇塾くろまめ」が6月24日、篠山市立味間小学校(同市味間新)で自主公演「演劇の折詰 桃太郎道中記」を上演する。午後零時半からと、3時からの2回公演。同劇団代表の宮垣安伸さん(35)=丹波市氷上町鴨内=は、「皆さんがよく知っている桃太郎の話をベースに、家族愛をテーマにこしらえた物語。笑って、ほのぼの、ほろりとくる『くろまめ』らしいお芝居に仕上がっています」と話し、来場を呼び掛けている。
昔話「桃太郎」をアレンジした心あたたまるドタバタ人情冒険活劇。20―62歳の劇団員7人が出演し、物語を展開する。
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2017年6月22日08:57
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相撲甚句の練習公開 6月25日、篠山市民...
写真・「あぁ、どすこい、どすこい」。6月25日の公開練習に向けて、甚句に磨きをかける「篠山相撲甚句健康教室」のメンバーたち=篠山市網掛で
今春、四季の森生涯学習センター(篠山市網掛)を拠点に開講した「篠山相撲甚句健康教室」(花井悟代表)と、一般社団法人「大阪相撲甚句会」(大阪市、田村正義代表理事)が双方の会員の交流とPRを兼ねて6月25日午後1時半―4時半、篠山市民センター(篠山市黒岡)で公開練習を行う。花井代表は、「篠山で教室が立ち上がって3カ月。教室生たちのこれまでの練習の成果を多くの人に見てもらいたい。楽しそうと感じてもらったら、ぜひ入会を」と話している。
公開練習には、大阪の会員10人も合流し、計約20人で張りのある歌声を響かせる。
相撲甚句は、花相撲や巡業相撲の際、力士が取組の合間に土俵で歌う七五調の囃子歌。
大阪相撲甚句会正会員の花井さん(74)=篠山市今田町下立杭=が、「腹式呼吸でおなかの底から声を出し、立って歌うので健康に良い。仲間づくりにも最適」などと呼びかけ、篠山教室を開いた。
練習日は毎月2回、日曜日の午後6―8時で、現在、市内をはじめ、丹波、西脇、三田、加西などから10数人が入会している。
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2017年6月22日08:55
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丹波市舞台の映画「恐竜の詩」制作発表 ...
写真・制作発表に臨んだ近兼監督(手前右から2人目)、武田さん(手前中央)、吉竹さん(手前左)ら=丹波市商工会本所で
丹波市を舞台にした映画「恐竜の詩―YAMASATO NO UTA」の制作発表が6月17日、丹波市商工会本所(同市氷上町成松)で行われた。ストーリーやキャスト、製作体制の発表、関係者のあいさつなどが行われた。
4人家族で引っ越ししてきた商社マンが、まちをあげて「(シンプルな機能で低価格の)ジェネリック家電」を導入。その浮いた予算で恐竜テーマ施設を建設し、恐竜化石、自然・人々の姿を加えた「丹波五宝」をテーマにしたまちおこしプロジェクトを住民とともに行う。一方、子どもたちが恐竜化石発見現場付近で落雷とともに出現した大きな卵を見つけ、ふ化させようとするが…―というストーリー。
キャスト発表では、丹波市在住の武田丹音さんのほか、新たに吉竹仁人さん(34)=柏原町柏原=が主要キャストに加わることが伝えられた。武田さんは柏原高校生役、吉竹さんは小学校の先生役を務める。
吉竹さんは和菓子店「明正堂」の跡継ぎで、武田さんが高校生の時に所属していた、劇研「椎の実」に所属している。「実直で爽やかな丹波の若者のイメージにぴったり」(近兼拓史監督)として“滑り込み”で採用された。
4月から制作を開始しており、本格的な撮影は子どもたちを撮影する夏休みに行う。来年3月完成の予定。今年5月、市民有志が映画をサポートしようと「丹波ムービーサポート」(河口珠輝代表)を結成した。
近兼監督は「子どもたちの姿を中心に兵庫の原風景を美しい自然とともに表現したい」などとあいさつした。
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2017年6月18日09:00
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妻といふものこそ
篠山市が開設している結婚相談室がオープンから8周年を迎え、この間、30組の成婚があった、との記事が本紙篠山市版に載った。誠にめでたいことだが、『徒然草』を書いた兼好ならば、どう思うだろうか。なにしろ兼好は『徒然草』で、「妻といふものこそ、男の持つまじきものなれ」と書いているのだから。▼男の持つまじきものは妻であると喝破した兼好。「どのような女であっても、朝晩一緒にいて顔を合わせていると、ひどく気にくわなくなり、嫌になるだろう」とまで言い切った。▼では兼好は恋愛をあざける朴念仁であったかというと、まったく逆。大いに恋愛を称揚している。「万事にすぐれていても、恋の心を解さないような男はひどく物足りない」といい、「愛の世界のとりこになる経験がなくては、人間としての面白みがない」と、恋愛に無頓着な男をこきおろす。▼妻を持つな、しかし恋愛はせよと言う兼好にとって望ましい結婚の形態は、男が女のもとに通う「妻問婚」だったようだ。古くは、妻問婚は庶民の間にもあったとされ、夫婦のスタイルに対して大らかだったようだ。▼もし兼好が今によみがえったならば、妻問婚という言葉を死語に追いやった世相を嘆きながら、恋愛に奥手な男子が増えているといわれる世情にカツを入れるに違いない。(Y)
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2017年6月18日09:00
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香良の滝
丹波での句会の翌日、二つの句会の有志十人で、氷上町香良の岩瀧寺と滝を吟行した。八年前に子どもや孫たちと訪ねて以来だ。今回は予約が必要な精進料理をいただけるのも楽しみの一つ。駐車場からまず寺へ。渓谷に大きな岩がごろごろ、山崩れの跡があちらこちらにある。ここは三年前の丹波豪雨のとき、かなりの被害が出て、約一年間は立ち入り禁止だった。独鈷の滝への道が改修され、昨年八月からようやく解禁になった。そういえば、先月市島町で恩師の墓参りをした後、ランチをいただいた「ぽんぽ好」がある地域と香良とは、五台山の裏表になると聞いたことを思い出した。
岩瀧寺の歴史は古く、開創は九世紀のはじめ、嵯峨天皇が住吉明神の夢のお告げにより、弘法大師に命じて七堂伽藍を建てたとか。独鈷の滝は雄滝、その奥に不二の滝という雌滝がある。しかしながら先の豪雨で雌滝の方は滝口に倒木が被さり、哀れな様子だった。独鈷の滝周辺を復興するだけでも大変なことだっただろう。でもせ
っかく歴史のある所、ゆっくりでいいので雌滝も元の景色にして欲しい。不動尊の安置されている洞窟は入り組み、したたりの音が絶え間なく響く。四百年の夫婦杉を仰いだり、二時間の吟行時間はあっという間に過ぎる。
さてお楽しみの精進料理は胡麻豆腐、こんにゃくの刺身、鴨もどきという照り焼き、季節の野菜もひと工夫があり、なかなかヘルシーで美味だった。参加者それぞれが詠んだ俳句も吟行ならではの写生が効いていて、とても有意義な一日だった。
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2017年6月18日09:00
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ろう者で手話広める丹波市臨時職員 徳田...
「手話で会話」当たり前に
生まれつき耳が聞こえないろう者。丹波市が主催する手話講座の講師を務め、4月から丹波市の臨時職員として市春日庁舎の障がい福祉課で勤務する。事務のほか、市民向けの啓発を担当する。「市民みんなが当たり前に手話で会話できる環境を作りたい」とはりきっている。
姫路市内で会社員をしていた時に知り合った夫の故郷の丹波市に2006年に越してきた。小学校1年生と2歳の2人の子どもがいる。以前から手話講師をしていたが、子どもがきっかけで、近所の人、保護者、保育士など多くの人とコミュニケーションをとる機会が増え、「普通に手話で会話ができるまちにしたい」と思いが強まり、市の職員に応募した。パソコンなど事務能力が備わっていることに加え、健常者が気づかない視点からの意見が聞けると、採用された。
周囲に手話に興味を持つ若い母親がいたことから、夜間のみだった講座を昼間に託児付きで開くことを提案。ねらいは当たり、乳幼児を連れた母親が多く集まり、担当者を驚かせた。
見た目で、障がい者と気づかれないのが聴覚障害。ろう者が働いていることを知らずに春日庁舎を訪れた人が「声をかけたのに無視された」と気分を害すことがないよう、自分がろう者と来庁者に伝わる表示ができないか思案している。「聞こえない人がいる」ことを知ってもらうことも障がいへの理解を進める一つと考えている。
丹波市は昨年度、「丹の里手話言語条例」を制定した。これから市民向けの啓発活動を企画、実施していく。「手話は言語。理解が進むよう、私からがんばって広めたい」。42歳。
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2017年6月18日09:00
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第525問
任期満了に伴う兵庫県知事選挙が告示されました。今回立候補しているのは、現職、新人合わせて何人?
1.2人
2.5人
3.4人
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2017年6月18日09:00
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食や農、ロケットも 青垣地域廃校活用に...
丹波市がこのほど全国公募した「シティープロモーション事業」のアイデアに、昨年度に閉校した青垣地域の小学校舎活用に関する提案が6事業あった。3校全てに提案が出てきた。食と農の大学を展開する事業案のほか、IT関連の人材育成やソフトウエア開発の場にするといったアイデアなどが寄せられた。市は6月15日、提案への地元の感触を探ろうと、青垣住民センターで同地域の自治振興会長ら20人ほどに、提案の概要を説明した。
旧遠阪小学校を活用した事業案は、企業や学生、起業予定の個人らを対象にした「食と農の大学」を開講するというもの。商品の開発体験ができたり、レストランなどとしても機能させるとしている。
旧神楽小学校は、人材や特産品を開発する場として展開させるアイデア。①IT人材の育成とソフトウエア開発②丹波産木材を使った楽器製造③農産物をフリーズドライ化し販路開拓④高齢者向けのスポーツジム―の4つを提案。
旧芦田小学校は、ドローンのソフトウエア開発や講習会の開催、モデルロケットなどの打ち上げ実験場、発達障がいや知的障がいがある子どもの支援施設開設案のほか、①観光客誘致に取り組む拠点②若手ジャズミュージシャンの練習場③京阪神や台湾への農産物販路開拓④農産物を使った「菓子の聖地化」―など、1つの事業で6つの異なる企画を盛り込んだ事業者もあった。
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2017年6月18日09:00
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文化体験と教育
県知事選挙が告示され、5選を目指す現職に新人3人が挑む。丹波地域でどれくらい候補者の顔が見えるのかも関心度を占うバロメーターだ。
ある時、丹波市内にIターンした木工作家に、住民の生活ぶりを尋ねた。「農作業などでみなさん毎日忙しい。中学生はクラブ活動に時間を費やしている。もっと、個人や家族で文化的な行事に参加できるようになれば」という。
中学2年生のトライやるウイーク。生徒は自分で考え行動し、責任を持つという社会人のルールに触れる機会になった。お膳立てされた所に出かけるのではなく、物を作りだしたり、芸術作品の鑑賞を通し、創造性を養う機会を持つことが自分で考える力を身に付ける。体験の積み重ねが大切。
「丹波地域外にも文化や自然に触れる所は多い。外からの目で、丹波の良さを感じてほしい。クラブ活動の時間を少し減らし、家庭で文化的環境を保てる時間も取りたい。教育を見直して」と其木工作家は力説する。
関心のあるテーマと公約を照らし合わせると選挙も身近になる。「ゆとり持ち踏み出す一歩親も子も」。(臼井 学)
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2017年6月18日09:00
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峠テーマに3回講演 6月24日から三尾荘で
春日町大路地区自治協議会内の「おおじ創生会議」(田村庄一会長)が6月24日から8月にかけて三尾荘(同町松森)で講演会を開く。3回を予定。講師は、「丹波の坂と峠」(丹波新聞社印刷)の著者、小谷良道さん(三田市)で、自ら山を歩き、体験した内容を話す。
初回は「丹波の峠を歩くわけ」、2回目(7月21日)は「丹波の峠の魅力」、3回目(8月5日)は「丹波市は峠日本一」がテーマ。峠の歴史を掘り起こし、丹波市の風土と歴史、全国の中央分水界の峠、丹波市の峠について説明する。いずれも午後8時から。参加無料。1回だけの参加も可。
小谷さんの著書「丹波の坂と峠」(1800円)、「丹波のおすぎ」(950円)は三尾荘にある。問い合わせは三尾荘(0795・75・1777、月、水、金)。
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2017年6月18日09:00
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七夕川柳を募集 コモーレ丹波の森で7月...
コモーレ丹波の森(丹波市柏原町母坪)は、7月2日まで「七夕川柳コンテスト」の作品を募っている。七夕を主題に、学業や恋愛成就、自分の目標や夢などの願いごとを五七五の17文字につづり、応募する。センターコートに応募箱がある。1人1句まで。
賞品は、子どもの部(小学生以下)では、「彦星賞」「織姫賞」の各1人にお菓子の特大詰め合わせを、「七夕賞」の5人にお菓子の詰め合わせを贈る。
一般の部では、最優秀賞(1人)にコモーレ専門店街お買い物券7700円分を、優秀賞(5人)に同1000円分を贈る。7日に受賞者を発表する。
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2017年6月17日16:12
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コミュニティカフェ「みーつけた」
障がい関係なく
障がい者福祉サービス事業を展開するNPO法人「いぬいふくし村」が運営。耳が聞こえないろうあの人もともに働き、笑顔のあふれる店づくりを心がける。
ランチは日替わり定食(770円)。さまざまな主菜に旬の野菜を使った副菜を添える。喫茶メニューに加え、手作りのクッキーなども販売。ギャラリーもあり、毎月、多種多様な作品が並ぶほか、コンサートや歌声喫茶も開かれている。
店長の藤井智栄美さんは、「ここで手話を覚えてくれたお客さんもいる。障がい者、健常者に関係なく、いろんなつながりが広がれば」とにっこり。
篠山市乾新町82-3
tel.079・554・2600
営業時間/喫 茶・9:30~17:00 ランチ・11:30~14:00
土、日、祝日定休
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2017年6月17日15:57
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ボクシング・角谷選手 日本タイトルマッ...
写真・日本ライトフライ級タイトルマッチに挑む角谷選手とトレーナーの冴城辰弥さん=大阪市内で
篠山市東新町出身で、日本ライトフライ級1位のプロボクサー、角谷淳志選手(32)=金沢ジム=が7月28日、エディオンアリーナ大阪(大阪市)で、同級王者とのタイトルマッチに臨むことが決定した。日本タイトルマッチへの挑戦は昨年に続き、3度目。日本、また世界タイトルマッチも経験するなど、チャンスに恵まれながらも、いまだ王座に就いたことがない角谷選手は、「背水の陣という思い。必ずベルトを取って、地元に恩返ししたい」と気合を入れている。
対戦相手のチャンピオンは、久田哲也選手(32)=ハラダジム。今年4月に行われた同級王座決定戦で勝利した新チャンピオンで、角谷選手との一戦が初の防衛戦となる。これまでの戦績は37戦28勝7敗(17KO)3分け。
角谷選手は、高校時代に篠山市風深で行われていたボクシングクラブで拳を鍛え、2008年にプロライセンスを取得。10年度の全日本フライ級新人王に輝いた。