-
2013年3月3日09:23
-
「世界に一つだけ」のビオラ 東雲高・園...
篠山東雲高校 (丹後政俊校長) の園芸部がビオラを独自に交配し、 花の色や形、 大きさなど、 「世界に一つだけ」 のオリジナルビオラ 「東雲ビオラ」 をつくっている。 3月5日、 そのビオラを使って篠山東中学校で寄せ植え講習会を開く。 また、 9日午前中、 学校がある福住地区で同ビオラをリヤカーで販売する。
ビオラの花は紫、 白、 黄、 赤などさまざま。 色や大きさが違う2種類の花を交配させた。
交配して初めてできたタネを昨夏にまいた。 タネをまいて約1カ月で花が咲く。 特に、 福住地区は夜の気温が低く、 ビオラの生育に適しているという。 現在、 2世代目のビオラの花が咲いている。
交配することで、 それぞれの色が混ざった花が咲いたり、 花が巻き付いたようになる形のものもできた。 また、 色の混ざり方もさまざまで、 花の先に少し違う色が混ざったものや、 1株で色の違う単色の花が咲く場合もある。
園芸部員たちは今後、 さまざまなイベントで販売することで、 人気のあるビオラのニーズを把握し、 交配を続けるという。
いずれも2年生の、 井上直大 (なおひろ) 部長 (西紀中出身) は 「好きな紫と赤を交配してみたい」、 遠山雄太副部長 (篠山東中出身) は 「スイセンみたいなきれいな花の形ができれば」、 会計の毛利莉緒さん (篠山中出身) は 「黄や白色など、 1株のなかにさまざまな明るい花が咲き、 華やかなビオラをつくりたい」、 吉倉貴士君 (丹南中出身) は 「1株でいろんな色が咲き、 ダイナミックなビオラになれば」 と話している。
また、 部員たちは、 気軽に東雲ビオラを楽しんでもらおうと、 家の中で飾れる苔玉のビオラをつくり、 リヤカーで販売する。
-
2013年3月3日09:22
-
さとう山南店移転 3月7日オープン
スーパーマーケット 「フレッシュバザール山南店」 (丹波市山南町奥) が、 3月7日午前8時にオープンする。 約170メートル南側にあった旧店舗 「フレッシュさとう山南店」 (同市山南町岩屋) は、 1日で営業を終了している。
売り場面積は980平方メートルで、 約2倍になり、 駐車スペースも広くなっている。 ATMコーナー、 クリーニング店を併設。
さとう社によると、 生鮮品類の充実をはじめ、 全体的に品揃えを増やしているという。 店内のレイアウトもゆったりと取り、 より買い物しやすい店づくりをめざす。
-
2013年3月3日09:21
-
「地元の人がくつろげる店に」 味間奥に...
西宮市から篠山市味間奥に移住した桒垣 (くわがき) 正己さん (45) が3月3日、 カフェ 「Moani (モアニ)」 をオープンする。 勤めていた仕事を辞め、 自然豊かな環境と温かい人に引かれ、 縁もゆかりもない土地で再スタートを切る桒垣さん。 こだわりの詰まったコーヒーや、 地元の野菜を使った料理などを提供し、 地域に根付いたカフェを目指す。 脱サラ・Iターンのマスターは、 「自然の中でいつかカフェが開きたかった。 たくさんの地元の人たちが集い、 ゆっくりとくつろいでもらえるような店になれば」 とほほ笑んでいる。
ログハウスを改装したカフェ (27席) では、 自家焙煎した豆を使ったコーヒー (400円) をメーンに、 地元農家から買い付ける野菜を使ったカレーライス (600円) などの料理を提供。 手づくりのケーキも看板メニューの一つだ。
モーニングは400円から、 ランチは700円。 価格帯は限界まで落としており、 「肩肘を張らずに過ごせる昔ながらの喫茶店が目標」 と話す。
妻の美雪さん (44) とともに篠山へ移住した桒垣さん。 共働きだった西宮の生活ではなかなか2人で過ごす時間をつくることができず、 「妻と一緒にいる時間をつくろうと思ったときにカフェを開こうと。 それに年齢を考えても今しかできないと思って脱サラしました」 と笑顔で話す。
2年前、 インターネットで見つけたログハウスを購入。 地元工務店の協力も受け、 西宮から通いながらコツコツと改装を進める中、 近隣の住民とも親ぼくを深め、 運動会やお祭りなど地域の行事にも参加するようになった。
「田舎というと、 よそ者を受け付けないイメージがあったが、 ここはまったくそんなことがなかった。 買い物にでかけて帰ってくると玄関に大きな大根を置いてくれていることもあり、 本当に人が温かいところ」 とほほ笑む。 仲良くなった地域住民からの声もメニューのいろんなところに反映させている。
「田んぼや畑の帰りに寄ってもらえるような店にしたい」 と桒垣さん。 店名のハワイ語 「風に乗って運ばれる香り」 のように、 地域に香ばしい豆の香りと癒やしを運ぶことを願っている。
営業時間は午前8時―午後6時 (3日のみ午前10時オープン)。 定休日は月曜日。 同店 (079・506・5007)。
-
2013年3月3日09:20
-
第322問
丹波市柏原町柏原にこのほどオープンした小さなカフェ 「M―CAFE」。 敷地面積は何坪?
1.5
2.11
3.30
-
2013年3月3日09:20
-
児童労働を考える 3月9日、春日で映画...
児童労働について考えるドキュメンタリー映画 「バレンタイン一揆」 (公式サイト=www.valentinei.net) の上映会と 「おしゃべりcafe」 が、 3月9日午前10時から春日住民センターで行われる。 生涯学習応援隊so―so.39 (soso39@net-work.ne.jp) の主催。
日本の普通の女の子がアフリカで出会ったのは、 たくさんの子どもたちがカカオ農園で働かされ、 学校に通うこともできない 「児童労働」 という現実だった。 同映画は、 この問題と出会い、 悩み、 撤廃に向けた小さな一歩を踏み出した女の子たちの奮闘記を描いた作品。
参加費は500円 (チョコ、 パン、 飲み物付き)。 定員40人。 申し込み、 問い合わせはメールで。
-
2013年3月3日09:19
-
篠山市福住に移住体験住宅 1カ月以上滞...
篠山市福住地区まちづくり協議会が、 国重要伝統的建造物群保存地区 (重伝建地区) にある古民家を改修した 「田舎暮らし体験住宅」 が完成した。 移住体験希望者が原則1カ月以上、 借りることができ、 地域住民と交流しながら生活し、 篠山の雰囲気を味わってもらう。
古民家は、 地元に親しまれてきた旧福住郵便局で木造2階建て。 1階に7・5畳の和室1室と2階に7畳と3畳の和室2室がある。 1階には、 長期の移住体験ができるように、 キッチン、 リビング、 トイレ、 浴室などを設けたほか、 篠山左官技術研究会が普及を図っている、 土でつくったピザ窯も置いた。
また、 1階には地域住民が集う 「交流広場」 を設け、 さまざまな体験プログラムを実施、 体験住宅の利用促進を図る。 体験プログラムは、 現在検討中だが、 例えば、 地域の農家と篠山東雲高校の生徒が先生となり、 子どもたちに農業の楽しさを教える 「農業小学校」 や、 黒豆の貸し農園の拠点などが考えられ、 重伝建地区を見学に来た観光客の昼食場所などとしての利用も検討している。
同協議会の役員、 福住下自治会長、 篠山東雲高校、 一般社団法人ノオト、 ささやまの森公園など、 地域のさまざまな団体でつくる 「田舎暮らし体験住宅運営委員会」 (10人) が運営する。
麻田馨委員長は 「篠山市の人口が減少している中で、 現状維持ができるよう少しでも貢献したい。 さまざまな篠山の魅力を体験できるプログラムを組んで、 活性化を図りたい」 と話している。
◆体験住宅の愛称を募集
福住地区まちづくり協議会は、 田舎暮らし体験住宅の愛称を募集している。 採用者には、 同地区の吹きガラス工房 「ソルテグラス」 制作の賞品や、 イタリア家庭料理店 「トラットリア・アル・ラグー」 のコーヒー100円引き券を贈る。
応募は5日までに、 愛称とその理由、 名前、 住所、 電話番号を書いて、 Eメール (info@sato-sasayama.jp) か、 ファクス (079・557・0578)、 郵便、 投函 (〒669―2513篠山市福住370、 さんば家ひぐち) で。
写真・完成した田舎暮らし体験住宅=篠山市福住で
-
2013年3月3日09:18
-
母の知恵“濃縮”「野菜パウダー」 氷上...
有機、 無農薬野菜を生産する 「しのたろう農園」 (篠島太さん、 初美さん夫妻) =丹波市氷上町三原=が、 野菜を粉にしたパウダーと、 ドライフルーツならぬドライベジタブルを商品化した。 全国展開する服飾や雑貨のセレクトショップの目に止まり、 今月から関東の店舗で試験販売され、 夏以降、 全国30以上の店舗に広がる見通し。 葉物野菜嫌いの我が子に食べさせようとする母の工夫から生まれたアイデア商品で、 加工室を作るなど、 本格生産に向けあわただしく準備に追われている。
篠島さん夫妻は2005年に氷上に越し、 野菜の少量多品目栽培をしている。
篠山市の取引先が、 初美さんの考えたパウダーと乾燥野菜を気に入り、 包装のデザインを一新して売り出したところ、 大手の目に留まった。
そのままでは売れないB級品や、 一時期に大量に収穫できた野菜を 「腐らせないように」 「無駄を出さないように」 とのもったいない精神で刻み、 乾燥させた。 トマト、 オクラ、 ズッキーニ、 大根などを商品化。 乾燥させることで、 味が濃縮され、 甘みが増すという。
乾燥野菜を作っている時に、 刻んでもペーストにしても葉物野菜を口にしない子どものために、 知恵を絞り、 野菜を粉にすることを思いついた。 小松菜を粉にし、 みそ汁に入れたり、 ふりかけにしたところ、 抵抗感なく受け入れられたという。
以後、 ピーマン、 パプリカ、 バジル、 ニンジン、 ジャガイモ、 ムラサキサツマイモ、 ショウガ、 ウコン、 カボチャ、 ニンジンの葉、 セロリ、 キャベツなど、 できそうなものは手当たり次第乾燥させ、 家庭用のミルで粉にした。 色とりどりの粉ができ、 発色の良いものは、 パンや製菓の材料に買われていった。
当初、 篠島さんがパソコンで自作した簡単なパッケージで販売していたが、 篠山市の業者が透明の小瓶に粉を入れて売ることを発案。 色とりどりの野菜の粉が並ぶと、 クレヨンのような美しさがあり、 見た目のかわいらしさと実用的な用途があいまって、 人気が出た。
乾燥させることで10分の1から20分の1に体積が減る。 手間と電気代を考えると、 粉にすることで、 生で売るより利益が落ちるものもあるという。
篠島さんは、 「予想外の展開で、 加工室も急きょ作った。 パッケージの大切さが良く分かった」 と笑い、 初美さんは、 「農家の子どもが野菜を食べないでどうするの、 と怒っていたけれど、 子どもがいいきっかけをくれた」 と言い、 「メイド・イン丹波を広く発信できれば」 と瞳を輝かせた。
写真・しのたろう農園の野菜を使ったおしゃれな野菜パウダーとドライベジタブル
-
2013年3月3日09:17
-
イオンが丹波黒応援 協議会設立
全国652店舗を持つ総合スーパー 「イオンリテール株式会社」 (本社、 千葉市) は、 地域の特産品のブランド力向上を支えるプロジェクト 「フードアルチザン (食の匠)」 に篠山市産の丹波黒を加えることにし、 2月26日、 篠山市役所で関係者らと 「兵庫県篠山市丹波黒豆協議会」 の設立総会を開いた。
全国で展開している同活動は、 地域の生産者や加工者、 行政などと連携して、 その地域の特産品を店舗やネットで販売することによる消費の拡大や、 加工品の開発などによるブランド力の向上、 担い手の育成、 地域活性化に貢献するもの。
2月1日現在、 全国で20件のプロジェクトが立ち上がっており、 近辺では、 舞鶴市の 「佐波賀 (さばか) だいこん」、 和歌山県湯浅町の 「湯浅なす」、 但馬地方産の 「朝倉さんしょ」 などがある。
同協議会は、 同社のほか、 県民局、 市、 JA丹波ささやま、 丹波黒豆加工流通部会、 黒豆生産農家 (1600軒)などで構成。 総会のほか、 運営会議を開き、 丹波黒の販売方法や、加工品の開発、情報発信の仕方などを協議する。
同プロジェクトのホームページ (http://www.foodartisan.jp/) では、 2月28日から、 「兵庫県篠山市産丹波黒豆 (3L玉)」 と、 丹波市柏原町柏原のバウムクーヘン店 「まさゆめさかゆめ」 の 「丹波黒豆ばあむ」、 食品メーカー 「エム・シーシー食品」(神戸市) の 「丹波黒甘煮」 の販売を始めた。
写真・設立総会で趣意書の締結を行った関係者ら=篠山市役所で
-
2013年3月3日08:29
-
篠山市臨時職員3職種16人を募集
篠山市は、臨時職員3職種16人を募集している。保健師 (1人)、 調理師 (1人)、 保育士 (14人)。 任用期間はいずれも4月1日―来年3月。
採用試験は3月10日、 篠山市役所で。 応募は6日までに所定の書類を市職員課 (079・552・5113) に提出する。
-
2013年3月3日08:28
-
早春
南洋への旅を綴っているうちに早三月。 それにしても、 二月は、 一月と変わらない寒さ続きだった。 柏原の厄除さんの日はちょうど、 暦の上の 「雨水」 だった。 美濃では早朝、 ベランダにうっすらと雪が積もっていたが、 その後は雨となり、 まさに 「雨水」 を実感した。
「雨水」 は二十四節気の一つで、 降る雪が雨に変わり、 積もった雪や氷が解けて水となるという意味で、 早春の時候の季語。 二十四節気とは、 太陽暦を二十四等分して、 二至 (夏至・冬至)、 二分 (春分・秋分)、 四立 (立春・立夏・立秋・立冬) などの名称を配したもので、 中国の黄河領域の気象に即している。 つまり日本独自のものではない。 しかし、 旧暦の日本の気候と微妙に合致しているからこそ、 今でも季節の変わり目には、 取り上げられるのだろう。
現代の中国は、 かつての日本のように、 二十四節気の言葉を紐解くなどという風流とは、 およそ無縁で、 大気汚染の真っ只中と聞く。 敵対視している日本の空気清浄機がよく売れているという話も皮肉だ。 つくづく今の日本人の暮らしに風流とゆとりを感じる。
日没が随分と遅くなり、 夕方が少しゆったりと迎えられるようになった。 気候はまだまだ寒いけれど、 今まさに 「早春」。 この時季、 私の敬愛してやまない俳人、 細見綾子の 「早春の山笹にある日の粗 (あら) さ」 という俳句を、 必ず思い出す。 芽吹きには早い雑木山の笹に 日が当っている。 「日の粗さ」 という表現に、 早春の寒さと明るさを感じる。 あと数日で 「啓蟄 (けいちつ)」。 地中の虫もそろそろ目覚め始める。
-
2013年3月2日17:33
-
住職と弁護士が悩み聞く 無料で月1回、...
丹波市内の住職と弁護士が協力し、 無料で悩みごと相談に乗るユニークな試みを毎月1度行っている。 人生の悩みに耳を傾け、 心の持ちようや、 必要な場合は法律的な解決策を助言する。 「こんなこと、 相談していいのかなとの心配は無用。 気軽に相談してもらえれば」 と2人は話している。
青蓮寺 (丹波市氷上町横田) の荒木伸雄住職 (49) と、 金子法律事務所 (同市柏原町柏原) の金子敬之弁護士 (33)。 会場は同寺。 予約制で、 1日につき3組。 2人が1時間ほど相談に乗る。
共に、 「相談に乗る」 のは本業だが、 敷居が高いと感じられがち (金子さん、 荒木さん) であることから、 無料とすることで、 敷居を低く、 と努めている。
金子さんは、 「法律相談を受けていて、 しばしば人生相談になることがある。 例えば、 相談者が離婚をする、 しないの答えを、 私は持ちあわせていない。 荒木さんと一緒に話を聞くことで、 法律だけで割り切れない心の問題に寄り添うことができる」 と言う。
荒木さんは、 「地域社会で解決できていた問題が、 意識の変化でだんだんできなくなり、 相談もできるところがなくなっている。 弁護士と一緒に相談を受けることで、 法的な選択肢を示せるし、 法的に間違った助言をすることがない点がいい」 と話す。
「自己決定を後押しするだけで、 答えを教える場ではない」 と金子さん。 荒木さんは、 「少しでも気持ちの重い人に楽になってもらえれば」 と利用を呼びかけている。
金子法律事務所 (0795・78・9781) に申し込む。 予約の際の名前は、 仮名でも可。 年令と連絡先を伝える。 3月25日は予約で一杯。 4月24日、 5月22日に開催する。 いずれも午後3―6時。
-
2013年3月2日17:28
-
創作ダイニング「新掛(あらか)」
創作感のある新料理
国道175号バイパス沿いのテナントJタウン内に昨年7月オープンした。 店長は畑田慎さん (26) =丹波市柏原町柏原=で、 創作感のある料理から、 親しんで食べてもらえるようなメニューまでいろいろある。
「お醤油で食べない生鮮の魚料理」 として、 和洋ソースなどを使って工夫した料理を提案。 中でも、 タイ刺身にワカメ、 ゴマ、 ごま油などを載せた 「鯛のレバ刺し風」 が一番人気だそう。
また、 「豆腐ピザ」 シリーズもユニーク。 小麦粉の代わりに豆腐を生地にしたピザで、 ピザソース、 味噌仕立て、 和風味がある。
個室9部屋と、 カウンター5席。 団体は個室の仕切りを外し、 30人程度まで対応できる。
畑田店長は 「料理屋のように凝ったメニューもありながら、 値段はリーズナブルにしています。 どなたでも気軽に来てほしい」 と話している。
【メモ】営業時間は午後5時半―11時。 火曜定休。 電0795・72・1119。丹波市柏原町田路28-1
大きな地図で見る
-
2013年3月2日17:25
-
工事士資格の最高位「第1種」に7人合格...
篠山産業高校電気科2、 3年生の7人が、 国家資格 「第1種電気工事士」 試験に合格した。 第1種は、 一般家庭用をはじめ、 工場やビルなど (最大電力500キロワット未満の電気設備) の電気工事が行える、 電気工事に関する最高位ランクの資格。 5年間の実務経験を重ねれば免許証が交付される。 同科の2年生16人と、 3年生6人が受験した。
試験は筆記と実技があり、 筆記では電気工事に関する基礎や計算問題、 高圧工事に必要な機器の識別、 法令などが出題された。 実技は6600ボルトの高圧線を100ボルトや200ボルトに変圧する回路を配線図と施工条件に沿って1時間以内に配線するというもの。
生徒たちは筆記試験合格を目指して、 夏休みから2学期にかけて計30回の補習を受講。 昨年10月に実施された筆記試験に合格した8人が、 12月の実技試験に向けて、 県の 「ひょうご匠の技探究事業」 を活用し、 特別非常勤講師として堀五郎さん (63) =西吹=を迎え、 補習を受けた。
-
2013年3月2日17:22
-
蘆田家住宅CM舞台に ケーブルテレビ・...
国指定文化財 「蘆田家住宅」 (丹波市青垣町東芦田) を舞台にした、 ケーブルテレビの大手 「J:COM」 (ジェイコム) のCM放送が1日、 始まった。 春の新入居シーズンに合わせて制作されたもので、 旅立つ孫に、 おばあさんが、 「 (J:COMに) 入ったのかい」 と声を掛ける内容。 同社のコミュニティーチャンネル (11チャンネル) で放映中。
あえて 「今時」 でない、 心温まる和の琴線に触れるものにしようと、 落ち着きある同住宅を舞台に選んだ。 同社関西本部プロモーショングループ長の野橋亜弓さんは、 「温かい雰囲気がすごく出ている」 と話していた。
同住宅を使ったカフェ 「GENTEN」 を経営する蘆田生子さんの知人のCMディレクターが、 同住宅での撮影を提案した。 蘆田さんは、 「縁があって使ってもらえて光栄。 感動します」 と喜んでいる。
-
2013年2月28日09:21
-
芦田喬氏訃報
芦田喬氏 (あしだ・たかし=元県木材組合連合会副会長、 元氷上郡木材林産組合長) 2月22日午後5時48分、 肺炎のため丹波市内の病院で死去、 77歳。 自宅は丹波市氷上町鴨内444ノ2。 葬儀は24日、 おこなわれた。 喪主は長男、 幸浩 (ゆきひろ) 氏。
-
2013年2月28日09:21
-
労働組合「たんばユニオン」電話相談 パ...
労働組合 「たんばユニオン」 (篠山市郡家) は3月1、 2日午前10時―午後6時、 電話による相談受付を行う。
パワーハラスメントや解雇、 嫌がらせ、 いじめなど労働環境でのトラブルなどの相談に乗る。
無料。 同ユニオン (079・552・7010)。
-
2013年2月28日09:20
-
震災復興めざし3月10日に集会 バザー支...
3月11日で東日本大震災から2年になるのを前に、 「3・10震災復興・原発をなくせ丹波地域集会」 (同実行委員会主催) が3月10日、 柏原自治会館で開かれる。
午後零時半から物品バザーを行い、 売上げ金を被災者に届ける。 午後1時半から集会があり、 被災地でボランティア活動した参加者の報告、 「原発なくせ」 の訴えや団体、 個人のリレートークなどがある。 集会のあと、 パレードもある。
物品、 バザーの品は、 集会前日の9日までに実行委員会役員に届ける。
事務局の細見さん (0795・82・7388)。
-
2013年2月28日09:19
-
南米楽器習ってみませんか 市島で初心者...
南米の伝承音楽 (フォルクローレ) グループ 「NAZCA (ナスカ)」 を主宰する川浦弘貴さん (53) =丹波市市島町与戸=が、 南米楽器の笛 「ケーナ」 「サンポーニャ」 の 「初心者教室」 の参加者を募集している。 無料体験会を3月4、 11、 18、 25日のいずれも午後6―8時、 ライフピアいちじま・いこいの家 (同市市島町上田) で開く。
教室は、 第2、 4月曜日の午後6―8時を予定。 三木市で行われている 「三木山フォルクローレ音楽祭」 などに出演することを目標に練習する。 篠山教室、 福知山教室との合同練習もある。 楽器未経験者、 楽譜が読めない人も歓迎。 18歳以上で、 自身で練習会場まで来られる人なら誰でも参加できる。
月額3000円。 別途、 楽器 (8000円―)、 教材などを購入する。 川浦さん (090・6847・0356、 zigquena@docomo.ne.jp)。
-
2013年2月28日09:19
-
「丹波の思い出の風景は?」旅先決める手...
NHKBSプレミアムの番組 「にっぽん縦断 こころ旅」 が、 丹波地域の思い出の地にまつわるエピソードを募集している。 俳優の火野正平さんが、 視聴者の手紙に書かれた 「こころの風景」 を訪ね、 自転車で日本列島を縦断する番組。 兵庫が旅のルートになるのは2度目だが、 これまで丹波は訪れておらず、 番組ディレクターは 「ぜひ丹波を訪ねたいので、 お便りを送ってほしい」 と呼びかけている。
2013年春の旅は、 4月1日に鹿児島からスタートし、 九州、 近畿、 中部地方の12府県を訪ねる。 兵庫県に入るのは4月 (放送は4月29―5月5日)。 県内4カ所が旅先に選ばれ、 火野さんとロケ隊約15人がやってくる。
手紙で募集している 「こころの風景」 とは、 「人生を変えた忘れられない場所」 「ずっと残したいふるさとの風景」 「誰かにそっと教えたいこころの絶景」 など。 プライベートな思い出を募っている。 写真も歓迎。
4月12日締め切り。 思い出の場所とエピソードに加え、 住所、 名前、 電話番号、 性別、 年齢を明記のこと。 あて先は〒150―8001 NHK 「こころ旅」 係、 ファクス (03・3465・1327) または、 ホームページ (http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/) からも応募できる。
-
2013年2月28日09:18
-
地球の未来
ロシアに落ちた隕石のニュースには驚いた。 10メートルほどの隕石が爆発しながら突入した衝撃波で、 あれだけの被害。 東京―大阪間だったら、 大震災級だったろう。 ▼すぐ思い起こしたのは、 6500万年前にメキシコのユカタン半島に落下し、 恐竜を絶滅させたと言われる直径10㌔の巨大隕石。 すさまじい塵、 ガスが太陽の光を遮って地球を冷やし、 「変温性」 の恐竜は対応できなかった。 ネズミのように這い回っていた哺乳類がそこから繁栄を始める。 ▼地球のある太陽系は 「天の川銀河」 の中を2000万年の周期で回転している。 無数の彗星がひしめく地帯を通る時期が来れば、 相当高い確率で巨大隕石にぶつかるという。 ▼そんな遠い先でなくても、 5万年後に来る氷河期には、 赤道付近まで凍りつくらしい。 これは目下大問題の 「温暖化」 とは別の話だ。 原人以来と計算して700万年経過した人類の行く末には、 かように幾多の危機が待ち構えている。 今後果たして、 恐竜の記録1億7000万年にたどりつけようか。 ▼小学生の頃観たSF映画 「地球最後の日」 では、 巨大隕石の衝突寸前に人類はロケットで新しい星に脱出していった。 科学技術が超高度に発達すれば、 見事に解決できるやも知れぬが、 地球はそれまで持つか。 先にしなければならないことは、 まだまだある。(E)