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2013年3月10日08:33
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軟式野球大会参加チーム募集
青垣町軟式野球協会は、 3月31日にグリーンベル青垣で開く軟式野球大会の参加チームを募集している。 募集は8チーム。
参加費1チーム5000円。 必ず2試合できる。 優勝チームに賞金あり。 申し込みは徳岡塾 (0795・87・0755)。
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2013年3月10日08:29
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「被災地応援に参加を」 東日本大震災の...
東日本大震災のメモリアルイベント 「忘れない3・11 I Love Fukushima」 が3月20日午後1時から、 たんば田園交響ホール (篠山市北新町) で開かれる。 丹波地域の住民でつくる団体 「いのちのうた」 (山中信彦代表) の主催。 丹波市出身で福島県いわき市で生活する新谷尚美さんら福島関係者を招き、 講演会やコンサートを開く。 同団体は、 「被災地の苦しみは続いている。 東北への応援の気持ちを込め、 たくさんの人に参加してほしい」 と呼びかけている。
講演会では新谷さんのほか、 いわき市社会福祉協議会の強口暢子会長が、 福島の現状などを語る。 コンサートでは、 福島出身で世界一の口笛奏者として知られる 「こまりこ」 の高木満理子さん、 柴田晶子さんと、 視覚障がい者でトロンボーン奏者の鈴木加奈子さんが盲導犬のナンシーとともに演奏を披露する。 ともに篠山市大谷の伊与田令子さんがピアノ伴奏を行う。
またいわき市出身の指揮者、 小林研一郎さんが結成した障がい者のオーケストラが震災以降、 どのような活動を行ったかを紹介するドキュメンタリー映画の上映もある。
障がい者と健常者が音楽を通して交流することを目的に設立された同団体。 震災直後からメンバーが被災地入りし、 現地の状況を伝えてきたことから、 被災地支援にかかわるようになり、 2011年9月には宮城県の被災者らとともにコンサートを開催。 以降、 福島や宮城、 岩手などの仮設住宅で歌声喫茶を開きながら、 住民間のコミュニティー再生を後押ししてきた。
昨年3月11日には、 篠山城跡を手をつないで囲む 「お城ドーナツ」 などのメモリアルイベントを開催。 今年は新谷さんをはじめ、 原発災害の影響を受ける福島の人々から現状を聞き、 丹波地域での防災を考えるきっかけにとイベントを企画した。
山中代表は、 「1年目は震災を忘れないために、 そして、 2年目は、 丹波にいながらでも被災地を応援することができることを知ってほしい」 と言い、 「防災につながるヒントもあるはず。 被災地と自分たちのことを考え、 みんなが優しい気持ちになれるようなイベントにしたい」 と話している。
ホールロビーでは東北支援のバザーなども開く。
入場料は前売り1000円、 当日1200円。 大学生以下無料。 問い合わせは山中さん (080・3815・3488)。
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2013年3月10日08:27
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体験に学ぶ
東日本大震災の発生時、 日本人のとった行動に各国から称賛の声が寄せられた。 ニューヨーク・タイムズは、 日本人の忍耐力や冷静さ、 秩序を実に高潔だと称え、 それは日本人の持つ我慢という特質にあると伝えた。 ▼未曽有の災害に遭いながらも冷静に行動し、 助け合う。 これを日本古来の倫理観と結論づけるのは、 いささか早計に過ぎる。 たとえば関東大震災。 このとき、 在日朝鮮人が放火をし、 飲み水に毒を入れているなどの虚報を一部新聞社が報じたこともあり、 各地で朝鮮人が虐殺されたという。 ▼哲学者の内山節氏は、 この史実を踏まえて今回の震災時の日本人の行動を検証し、 阪神大震災の経験やボランティア型社会の創造、 他者のために生きようとする価値観の芽生え、 などが背景にあるとしている (『文明の災禍』)。 問題の多い日本社会ではあるが、 体験に学びながら着実に成長している面があるのも事実だろう。 ▼哲学者のカントは、 1755年に起きたリスボン大地震に大きな影響を受けたという。 地震をはじめとした自然の恐るべき脅威に、 人間は理性や構想力を高揚させる。 その心の働きは 「崇高」 と呼べるものであり、 そこに人間たるゆえんがあるとした。 ▼地震国日本に住む我々。 来るべき大地震に備え、 さらに理性や構想力を高めなければならない。(Y)
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2013年3月10日08:27
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日本ボーイスカウト篠山第一団
1953年に結成。 野外活動や奉仕活動を通じて、 自立心や協調性など 「生きる力」 を養う。 野外活動では、 キャンプやハイキング、 山登り、 サイクリング、 飯ごう炊飯、 スケート、 奉仕活動では、 街頭での募金活動や清掃活動などがある。
畑直行・ボーイ隊隊長は 「ボーイスカウトの活動で仲間を大切にする心や、 人の役に立ちたいという奉仕の心を養っています」 と言い、 川上拳君 (篠山中3年) は 「違う学校との仲間ができたり、 自然の中での体験が楽しい」 と話している。
【入会などの問い合わせ先】
団委員長 平野 進さん 079・552・0623
◆3月24日午前10時―正午、 四季の森生涯学習センター周辺でハイキングをする 「体験入隊」 を開催。 小学2―6年生が対象。 入隊は随時受付◆活動日時=第2、 4日曜日の午前10時―正午◆活動場所=篠山市民センターか四季の森生涯学習センター◆対象=篠山市内の小学生から高校生まで
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2013年3月10日08:26
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春の雪
昨秋から、 丹波で二つ目の句会を始めた。 午後の 「ひまわり句会」 のあと、 夜に設定したので、 現役の方や若い方も参加して下さる。 どちらの句会でも 「ものをよく見て、 まず写生しましょう」 と毎回言うのだが、 これが難しい。 写生を体感してもらうには吟行が一番いい。 幸い、 句会の翌日は土曜日なので吟行を計画、 山南町の名刹、 石龕 (がん) 寺へ行くことにする。
さて、 当日は朝から雪。 積もりはしないがかなり寒い。 背中にカイロを貼り、 小川の農協前に集合。 「ひまわり句会」 にも声をかけ、 総勢十一人に。 石龕寺には、 小学校か中学の頃に遠足で来たような記憶がうっすらとある。 集落から長い参道があり、 それに添って渓流が続く。 「これは雪解水だから、 雪解川と詠んでもいいです」 とか、 「山裾の竹が黄ばんでいるでしょう。 竹は普通の植物と逆で、 今が 『竹の秋』 で春の季語です」 など、 眼前にある季語を解説。 一日中雪が舞い、 時には吹きつける。 「寒いけど、 この雪はまさに春の雪、 とてもいい句材です。 ぜひ詠んでください」 とも。 お寺さんのご好意で、 暖かな部屋をお借りでき句会を始める。
「春の雪阿吽の間 (あい) を通り抜け」 「蜘蛛の囲にとどまりてゐる春の雪」 「春一番睨みをきかす仁王像」 「扁額や春の雪降る仁王門」 「紅梅の白梅よりも芽の大き」 「春の雪大切株に触れて消ゆ」 「竹の秋登り来し道振り返る」 「春の雪弘法大師の傘に積む」 など、 普段の句会には出ない写生の効いた俳句がたくさん出たのでびっくり。 吟行の楽しさと成果が分かってもらえたみたいだ。
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2013年3月10日08:25
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いわき再訪
丹波市出身で、 福島県いわき市で飲食店と小売店を営む新谷尚美さんを1年3カ月ぶりに訪ねた。 新谷さんの店は繁盛していて、 ホッとした。 水産、 農産加工品を購入し、 自宅へ送った。 完熟ユズとイチジクの商品は極上の味。
店が面している南相馬市、 仙台市へと続く大動脈、 国道6号を1人、 車で北上した。 広野町、 楢葉町と通り、 その北の富岡町との町境で止められた。 前回より8キロ北に進めた。 昨年8月まで警戒区域だった楢葉町。 開いている店はなかった。 田んぼという田んぼに、 汚染された草などを詰めた黒い袋が10個程度ずつ置かれていた。 仮置き場には、 膨大な数の袋がうず高く積まれていて、 異様な光景だった。 これをどう処分するのだろう。
新谷さんの店から車で10分ほど北のいわき市北東端の久之浜地区。 津波で全半壊していた家々が解体され、 基礎だけを残し、 広い地面と青い空が広がっていた。 周囲に建物がなくなり、 すっかり見通しが良くなったほこらに、 前回も見た白いのぼりがあった。 「ここに故郷あり」 と書かれたのぼりは、 海風を一杯に受け、 はためいていた。(足立智和)
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2013年3月10日08:25
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“木製ビンゴ”考案 樹木75種類を題材に...
丹波年輪の里 (丹波市柏原町田路) が、 同施設内の樹木名を題材にした木製のビンゴゲームを作った。 約6ヘクタールの敷地に植えられている100種類の樹木から、 75種類を選んで書きこんだ。 30日のビンゴゲーム遊びのイベントで初めて活用する。 「木に親しみを持ち、 日常生活に取り入れよう」 という木育活動の一環。 「木の名前を覚えてもらいながら、 ビンゴゲームを楽しんでほしい」 と同施設はPRしている。
昨年11月に同施設で開いた木育セミナーの講師が、 島根県出雲市で木のビンゴゲームを作っている事例を紹介。 講師の話をヒントに、 「施設内の樹木を題材にすれば、 おもしろいものが出来るのでは」 と、 同施設と市内の製材業者が協力してオリジナルのビンゴゲームを製作した。
サイコロ状の3・3センチ四方のスギ材にマグネットをつけ、 「金木犀・きんもくせい」 「令法・りょうぶ」 「楠・くすのき」 など木の名前の漢字と読み仮名、 番号を書き入れた。 通常のビンゴゲームと同じように参加者がカードで番号を確認する。 一方、 横86センチ、 縦61センチの 「ビンゴゲーム対象樹木一覧表」 に木のビンゴを張り付けていく。 ビンゴの箱も木製 (20センチ四方、 高さ10センチ) で、 工作指導員の小泉匡 (まさし) さんの作。
ビンゴゲームを考案した職員の藤原一三さん (62) は、 「30日のイベント以降、 貸し出しの相談にも乗りたいと検討している。 木に関心を持ってもらうきっかけになれば」 と話している。
イベントは事前申し込み不要で、 無料。 初回は午前11時から (10時40分からカード配布)、 2回目は午後1時半から (1時10分からカード配布)。 定員は各回先着50人 (幼児・小学低学年は保護者同伴)。 同施設 (0795・73・0725)。
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2013年3月10日08:24
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JR特急・183系車両、最終運転 記念写真...
3月16日のJRのダイヤ改正に合わせ、 特急 「こうのとり」 「きのさき」 として運転している183系車両は、 定期列車としての運転を終える。 引退するのは上下7本で381系に入れ替わる。 最後の運転日になる15日午後7時にJR福知山駅 (1・2番乗り場) でラストランセレモニーが開かれるほか、 「こうのとり26号」 の福知山駅と柏原駅間の乗車客に、 183系車両をデザインした記念ポストカード1組を1人にプレゼントする。 こうのとり26号は、 福知山駅午後7時26分発、 柏原駅午後7時46分着。
183系を題材にした写真を募集し、 福知山駅構内に31日まで展示する。
作品サイズは、 カラー・白黒ともに21センチ×29センチ (A4サイズ、 または四ツ切程度)。 単写真に限る。 締め切りは20日まで。 作品の送付先は、 〒620―8504京都府福知山市天田談畑262番地、 JR西日本福知山駅 「183系写真係」 (電0773・23・8632)。
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2013年3月10日08:24
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全国コンクール総裁賞 篠山市呉服町の「...
篠山市二階町の古民家カフェ 「くりの里」 を運営する 「丹波の里本舗」 (同市呉服町) がこのほど、 財団法人・食品流通構造改善促進機構が主催する 「優良経営食料品小売店等全国コンクール」 で、 「日本政策金融公庫総裁賞」 を受賞した。 新設された総裁賞に輝いた同社は、 県内から唯一の受賞。 同社は、 「思いもよらない受賞。 篠山を全国へ発信する上で気が引き締まる思い」 と話している。
同コンクールは独自の経営努力でコストを削減したり、 地域活性化に貢献した小売店を表彰するもので、 地域の繁盛店を発掘し、 経営ノウハウを普及させることを狙う。
同社では地域の農家と提携し、 栗や黒豆など篠山の特産品を加工して販売。 煙を上げる焼き栗の実演販売は観光客からも人気を博しており、 特産の市外への発信にも一役買っている。
審査では、 ▽丹波篠山の特産品とブランド力を生かしながら、 「焼栗グラッセ」 などの新たな商品開発に注力している▽2011年に開店した古民家を改装した店舗では都市部からの観光客に田舎の良さを伝えている▽観光シーズンに合わせた従業員の配置を行うことで人件費を効率よく削減している―などが評価された。
若い農家とタイアップすることで農業の担い手育成にも取り組んでいる同社。 「小売が成長することで生産者も成長することができる」 と話す赤池俊也会長の次なる目標は、 東京などの関東圏に篠山のアンテナショップをつくること。 「丹波篠山の良い素材を全国にPRしていきたい。 そうすることで地域にも元気を運ぶことができるのでは。 受賞を機にさらに努力を続けていきたい」 と意気込んでいる。
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2013年3月10日08:23
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第323問
今月3日に行われた 「篠山ABCマラソン大会」 の完走率は?
1.82.3%
2.90.2%
3.75.8%
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2013年3月10日08:22
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郷土画家が「三彩展」 パークイン柏原
パークイン柏原 (丹波市柏原町母坪、 0795・72・3525) で、 丹波市の郷土画家3人による 「三彩展」 が開かれている。 植村八郎さん (青垣町佐治)、 臼井邦昭さん (氷上町絹山)、 谷口榮子さん (柏原町挙田) が、 油彩、 水彩の計19点を出展している。
植村さん=丹波カルチャーセンター講師、 本紙で 「ふるさとの山やま没登句画抄」 を連載中=は、 「冬から春へ」 をテーマに、 山頂に雪をたたえながらも緑が濃さを増した丹波地域最高峰の粟鹿峰を描いた 「春雪粟鹿峰」、 「高原新緑」 などを出展。
臼井さんは、 田植え後の苗が青々とした田園風景や、 三重県の大王崎灯台、 漁船が停泊する静かな港のようすを描いた 「日曜室津漁港」 などを、 谷口さんは、 新聞紙の上に置かれた巨大な白菜や、 「古い鉢といちご」 など、 静物画を描いている。
随時、 作品を入れ替えている。
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2013年3月10日08:22
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篠山5団体出演よさこいまつり 3月17日...
篠山市内5つのよさこいチームが出演する 「篠山よさこいまつり」 が、 3月17日午前11時から四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) で開かれる。
5団体は、 篠恋 (篠山地区)、 北翔 (西紀北地区)、 輝楽 (岡野地区)、 弥華美 (八上地区)、 丹波篠山楽空間 (今田地区)。
踊りのステージは正午に開幕。 入場無料。 各チームがオリジナル曲で踊るほか、 混合チームでEXILE (エグザイル) やAKB48のアップテンポな曲に合わせてダンスを上演、 100人の踊り子たちがよさこいの定番ソング 「南中ソーラン」 を群舞する。
このほか、 市外チームのゲスト出演、 岡野太鼓や篠山産業高校吹奏楽部の演奏、 バザー、 屋台、 お楽しみ抽選会もある。
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2013年3月10日08:21
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新ゲーム「そろたん」予約開始 丹波市商...
丹波市商工会アイデア発明委員会 (安田邦幸委員長、 12人) は、 考案した新ゲーム 「わくわくゲーム 『そろたん』」 (意匠登録出願済み) の予約受付を3月7日、 始めた。 価格は7万円 (税別、 ボール付き)。 教育施設や介護施設に売り込むほか、 イベントに貸出もする。
81の穴が開いた木の枠 (92センチ×97センチ×17・5センチ、 9キロ) の中に、 ウレタン製のカラーボールを投げ、 五目並べの要領で、 縦横ななめに 「列」 を作って遊ぶ。 2人、 4人または8人でプレーする。
球が3つ以上並ぶと1点になり、 最大で9つ並ぶと10点になる。
列がどこにできているのかを見つけ、 点数計算をするのに頭を使い、 球を投げるのに体を使う。
メンバーの正呂地庸晃さん (82) =丹波市氷上町横田=のアイデアを、 同委員会で1年かけて改良し、 商品化。 PL保険 (生産物賠償責任保険) に加入している。
営業部長を務める同委員会の西本進治さん (65) =同市春日町東中=は、 「偶然性が高いゲームで、 子どもから高齢者まで楽しめる」 と売り込み、 正呂地さんは、 「高齢者施設で月例会でも開いてもらい、 月例会の優勝者で年間グランドチャンピオンを決める大会をしたらおもしろいのでは」 と、 提案している。
すでに市内のデイサービスセンターから1台受注している。 詳細は西本さん (090・5882・0777)。
写真・開発した 「わくわくゲーム 『そろたん』」 をPRする丹波市商工会アイデア発明委員会のメンバー。 正呂地さん (右端) の前にあるのが、 原案となった正呂地さん作の初号機=丹波市商工会館で
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2013年3月10日08:20
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体験古民家「かじかの郷」出だし順調 11...
丹波市青垣町神楽自治振興会 (足立宏之理事長) が同町稲土の菅原集落に昨年12月に開設した田舎暮らし体験古民家 「かじかの郷」 が、 3月から8カ月先の11月11日まで予約で埋まり、 関係者を安堵させている。 体験メニューを用意するなど、 地元では本格的な利用開始に向け準備を進めている。
12月から1月にかけて宝塚市の家族が利用。 寒さが厳しい2月は利用がなかった。 3月は、 「ふるさと丹波市定住促進会議」 がひと月借り上げ、 その後、 丹波市をはじめ、 宝塚市、 堺市、 明石市、 豊能郡、 西宮市などの家族連れが利用する。 うち3組は、 未就学児らがいる子連れ世帯。 昨年12月のオープニングイベント時に4組が利用を申し込んだ。
地元の菅原集落は、 古民家活用の会 (壇正弘運営委員長) を組織。 草刈り、 草引き、 掃除・洗濯、 鍵授受、 集落案内、 農作業体験、 川遊び―の7班を作り、 施設を維持すると共に、 利用者のいなか暮らし体験をサポートする。 集落案内や、 農作業、 川遊びなどの体験メニューの中身を同古民家内に掲示し、 利用者に周知して利用を申し込んでもらう。
同自治振興会は、 利用者が移住を希望した場合の対応を、 新年度から検討する。 同古民家の開設に関連して自治会長を通じて行った空き家調査では、 神楽小校区内に、 賃貸、 売買可能な物件が7戸あった。 連絡調整を担当する同自治振興会業務執行理事の足立徳行さんは、 「定住してもらってこそ、 体験古民家の意味も出てくる。 何かしらの仕組みを考えることが課題」 と話している。
同施設の利用は1カ月単位。 月額3万5000円 (別途光熱水費必要)。 問い合わせは同振興会 (0795・87・5808)。
写真・11月まで予約が入っている菅原体験古民家「かじかの郷」=丹波市青垣町菅原で
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2013年3月7日09:15
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大丹波の観光振興企画・実施団体募る 県...
丹波県民局は、 大丹波地域 (丹波市、 篠山市、 京都府亀岡市、 南丹市、 京丹波町、 福知山市、 綾部市) への入り込み客の増加をはかるため、 大丹波地域の魅力発信や広域観光の促進に取り組む団体 (1団体) を募集している。 大丹波地域に事務所がある商工、 観光団体、 観光事業者、 NPOなどで、 篠山市、 丹波市の観光情報に精通するとともに、 広域の観光事業を実施できる団体。
事業の内容は、 大丹波東京キャンペーン 「JATA旅泊2013」 (9月12―15日) の出展に関する展示企画の提案▽広域観光の促進に向けた情報発信の企画実施▽大丹波観光サポーターへの情報提供とサポーターの効果的な活用方策の提案・実施▽大丹波フェイスブックの管理とホームページ掲載情報の収集、 大丹波観光推進委員会の運営補助▽大丹波広域観光推進員1人の雇用 (必ずハローワークに求人のうえ、 新規雇用) ―。
委託期間は、 4月1日から来年3月31日まで。 委託料は、 325万5000円 (人件費が事業費の7割以上) を上限にする。 企画提案審査会で提出書類を審査し、 委託する団体を決める。 応募期間は、 3月12日まで (必要書類を持参または、 書留郵便で送る)。 問い合わせは、 丹波県民局大丹波連携参事 (0795・73・3779)。
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2013年3月7日09:14
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女性のマナーテーマに研修 3月14日、柏...
子育て預かりボランティア 「プーさん」 は、 3月14日午前10時から柏原福祉センター (木の根センター) で開く会員研修会に一般参加も呼びかけている。
司会業の樽口知加さん (三田市) を講師に招き、 「美しいマナー講座~品格のある女性へ」 と題して開く。 きれいな歩き方を教わるウォーキング講習も。 歩きやすい靴で参加。 申し込み不要。
問い合わせは市社会福祉協議会柏原支所 (0795・72・1236)。
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2013年3月7日09:13
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「人は情の下に住む」
江戸時代の民謡集 「山家鳥虫歌 (さんかちょうちゅうか)」 に、 「鮎は瀬につく 鳥は木にとまる 人は情 (なさけ) の下に住む」 とある。 地方的、 農民的な素朴さがあるといわれる同集。 「人は情の下に住む」 は、 世俗に生きる庶民の姿を端的に表現している。 ▼宮崎に、 情を前面に出した新聞がある。 「みやざき中央新聞」。 ローカル紙ではなく、 週1回の全国紙。 講演会を取材し、 おもしろかった話、 感動した話、 ためになる話の要旨を掲載している。 ▼同紙の水谷編集長は、 第1号の社説に 「情報は、 報道の 『報』 の上に 『情』 を乗せている。 『情』 とは人間味のある心、 思いやり、 優しさ。 情報は常に 『情』 を乗せて発信したい」 と書いた。 情を盛り込んだ情報を大事にするという姿勢が、 全国の読者の共感を得ている。 ▼なぜか。 水谷編集長はその問いに 「現代人は人の情に飢えている。 … 『いい話』 は、 時代が求めている」 と答えている (日経新聞昨年7月21日)。 人は情の下に住むもの。 しかし、 生きるのに息苦しいほど、 人の世の情が薄れているということか。 ▼ 「ありがとう」 のエピソードを全国公募した 「丹の里ありがとう大賞」 の表彰式が9日、 丹波市で開かれる。「ありがとう」の言葉が各方面で注目されているのも、 「ありがとう」 が有り難き世になっているためか。(Y)
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2013年3月7日09:13
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語り継ぎ、教訓生かす
11日に東日本大震災から丸2年を迎える。 元の会社を再建して元気に商売を復活させている話などをメディアで知ると、 「がんばってほしい」 と思う。 その半面、 まだ復興が進んでいないところもある。
酒井隆明・篠山市長が2月上旬に宮城県南三陸町に現地視察した。 そこでは、 難航する復興事業の現実を見た。 その要因の一つが、 土地の問題。 住民は高台に移転し、 建物がなくなった市街地に工場や商店建設の計画があるが、 町が用地を買収するのに、 地権者や面積の確定、 地権者との交渉などが進まず、 復興が遅れているという。 篠山市は4月から1年間、 職員の派遣を決めた。 震災の直後、 1年、 2年後、 経過する時間ごとに支援のあり方も変わってくる。 定期的の被災地に支援の要望に耳を傾けることが大切だ。
悲しさやつらい気持ちは時がいやしてくれることもある。 その一方で、 時がたっても忘れてはいけないこともある。 18年前の阪神淡路大震災をきっかけに、 丹波地域でも、 地域と小学校が連携した防災訓練が行われ、 自治会単位で防災マップを作成、 要援護者の避難誘導者を決めておくなど、 地域の防災力を高める実践的な取り組みが行われている。 時がたっても語り継ぎ、 教訓を生かさなければならない。
篠山ではこのほど、 高齢者や障がい者宅を配達する業者が、 異変を感じたら、 市の相談窓口に連絡する、 「見守りネットワーク」 を立ち上げた。 これまでの地域団体の見守りのほかに、 新しい見守りの目を加えた。 人口減少が進んでいる丹波地域で、 防災力、 地域力を高めるために、 これまでの教訓を生かしながら、 新たな取り組みも考えていく必要がある。(坂井謙介)
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2013年3月7日09:12
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田口樂治氏訃報
田口樂治氏 (たぐち・らくじ=田口勝彦元丹波市議会議長の父) 3月4日死去、 84歳。 自宅は丹波市柏原町大新屋374ノ1。 葬儀は6日、 おこなわれた。
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2013年3月7日09:12
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父への感謝綴り審査員賞を受賞 「親へ思...
今田中学校2年生の藤田貴子 (きこ) さん=篠山市今田町下小野原=が、 親への感謝の気持ちをはがきに綴るコンテスト 「親へ思いを届けようプロジェクト2012」 (兵庫県モラロジー協議会主催) に応募した作品が学年の部の審査員賞を受賞した。 父親に宛てたはがきで、 藤田さんは 「面と向かっては恥ずかしくて言えないけれど、 いつも親には感謝の気持ちでいっぱい。 この受賞を機に、 もう少し態度で表していこうかなあ」 と話し、 受賞を喜んでいる。 丹波地域でただ一人の入賞。
同コンテストは5年前から毎年開催。 今年度は県内から1万6102通の応募があった。 幼児から高校生まで10の部門があり、 中学生は学年別に部門を設けている。 部門ごとに理事長賞、 会長賞、 優秀賞、 審査員賞の計6人の入賞者を選んだ。
藤田さんの父、 喜三さん (41) は瓦葺き職人。 「怒るときは厳しいけれど、 いつもおもしろいことを言って笑わしてくれる」 と藤田さん。 懸命に働く一方、 仕事で忙しい母親に代わって料理をする父親を尊敬しているという。
愛娘の受賞に喜三さんは、 「はがきという形で、 日ごろ聞けない子どもの正直な気持ちを伝えてもらい、 こちらも改めて子どものことを考えるよい機会をいただいた。 ますます子どものことが好きになりました」 と話している。
昨年7月、 道徳教育を推進している神戸丹有モラロジー事務所の代表世話人、 上中凱雄さん (同町下立杭) から、 同コンテストへの案内を受けた今田中学校。 同校では毎週木曜日に、 差別や偏見をなくし、 感謝の心の大切さなどを学ぶ人権学習に取り組んでいることもあり、 全校 (110人) あげて同コンテストに応募した。 その結果、 同校は、 県内9校に贈られた 「学校奨励賞」 を受賞した。