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2013年3月14日09:09
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最古の登り窯で「やきもの体験」 3月31...
丹波焼 in やきものの里文化発信事業委員会は4月27日―6月20日の期間、 13回講座で 「登り窯体験ワークショップ」 を開く。 今田町立杭地区に現存する最古の登り窯で焼成して作品をつくる。 会場は兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭) で、 時間はいずれも午前10時から。 31日まで参加者を募集している。
初・中級者対象の 「窯元指導コース」 と、 中・上級者対象の 「自由作陶コース」 がある。 「窯元指導コース」 は、 伝統工芸士で源右衛門窯窯元の市野晃司さん (同町上立杭) が講師を務める。 焼成作業を行う登り窯は、 1895年 (明治28年) に築窯されたもの。
募集定員は各コース20人 (応募者多数の場合は抽選)。 参加費は、 「窯元指導」 が2万6000円。 「自由作陶」 が1万8000円。 両コースともに10キロの粘土で作陶する。 申し込みは、 事務局の丹波立杭陶磁器協同組合 (079・597・2034)。
各コースの作業日程は次の通り。
【窯元指導コース】
▽ガイダンス・作陶=4月27―30日、 5月1日
▽作品提出締切日=5月26日
▽施釉=6月8、 9日
▽窯詰め予定=6月15、 16日
▽焼成予定=6月17―20日
▽窯出し予定=6月29日
【自由作陶コース】
▽ガイダンス=4月27日
▽自由作陶=5月8―12日 (自宅での作陶も可)
▽作品提出締切日の5月26日以降の日程は、 窯元指導コースと同じ
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2013年3月14日09:08
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被災地に祈り捧げる「キャンドルナイト」...
福島原発事故による放射能被害に悩む親子らを丹波地域に招き、 保養キャンプを行っている 「どろんこ☆キャラバンたんば」 (高橋典子委員長) が3月10日夜、 明顕寺 (丹波市柏原町柏原、 広崎秀行住職) で 「3・11 いのりのキャンドルナイト」 を開いた。 淡く優しいろうそくの明かりが灯る本堂。 丹波市、 篠山市などから集まった約20人が、 静かに被災地への祈りをささげた。
震災から2年が過ぎる中、 被災者らの心に寄り添い、 祈りをささげようと企画。 黙祷し、 それぞれが震災、 原発事故に対する自分の思いを話したほか、 被災地の子どもたちが書いた詩の朗読も行われた。
高橋委員長は、 「災害は突然、 自分にいろんなことを問いかけるし、 そこから歩かなければならない。 『どうして』 と思うときもあるが、 前に歩くために周りに人がいてくれることをありがたく思う」 と言い、 「災害の多い国だけれど、 福島で起きたことは残念。 原発災害を止められなかった大人としてみんなで考えなくてはいけないし、 丹波も被災地もともに、 今起きていること、 これからのことを考え、 一緒に歩きたい」 と話していた。
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2013年3月14日09:08
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大島渚・映画監督
亡くなった大島渚・映画監督に、 筆者はいささか恩義を感じている。 大学4年の時受けた新聞社の入社試験で、 「指導者」 という作文の題が出た。 何を書くかと思案するうち、 少し前に 「日本の夜と霧」 という映画を観たのを思い出した。 安保闘争の活動家達を描いた作品だ。 ▼高揚感からやがて挫折した元同志たちはばらばらになってしまう。 全学連のリーダーだった大島の想いを込めた作品に違いないが、 客の入りは悪く、 公開数日で上映中止になった。 映画マニアだった筆者はその5年後に何かの上映会で観たと思う。 ▼こじつけみたいに書いた 「指導者」 の作文は全く自信がなく、 「筆記合格」 の電報が来た時は驚いた。 切り口だけは異色だったのだろう。 面接でも試験官から 「君は松竹に行ったら?」 と冷やかされるほど映画の話をしたようだ。 ▼先日、 丹波市の 「ありがとうメッセージ」 表彰式のイベントで来られた大島夫人の小山明子さんに50年近く前のこの話をし、 「 『夜と霧』 を観ていなかったら、 入社試験には通らず、 私の人生も違っていたことでしょう」 と礼を言ったら、 「あの映画は出演した私にもさっぱりわからなかったの」 と苦笑され、 大島さん自筆の墓碑銘のメッセージを下さった。 ▼ 「深海に生きる魚族のように自ら燃えなければ何処にも光はない」 と書いてあった。(E)
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2013年3月14日09:06
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人のためにできること
丹波市氷上町市辺で、 意春祭が開かれた。 治水や道路工事などに力を入れ、 村人に仏の教えを説くなどした意春坊を400年あまりも、 長く慕い続けている村人の誇りを感じた。 豊臣秀吉に滅ぼされた三木城主の別所長冶。 意春坊は、 三木の別所氏の菩提寺の住職だったと伝えられる。 長冶の 「今はただ恨みもあらじ諸人の命に代はる我が身とおもへば」 という辞世の句が知られる。 自分の死と引き換えに、 領民が助かると思えば、 何の恨みもないという内容。 意春祭に三木市から訪れた人は、 「今も長冶が市民に慕われているのはこの句が物語っています」 と話された。 村人の幸福を願って、 生きたまま穴に入って亡くなった意春坊の生き方と重なる。
自己犠牲という面で、 今に通じる話。 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」 という言葉がある。 リーダーのあり方も垣間見える。 自己保身のために、 他人を犠牲にする生き方をしていないか、 胸に手を当てたい。
東日本大震災から2年がたったが、 突然に家族や友人らを失った人の悲しみの底は深い。 誰しも、 遅かれ早かれ、 死を迎える。 今は、 その準備期間かもしれない。「どういう死に方をするかを普段から周囲に語っておきたい。 語ることにより、 充実した生き方ができる」 という医学博士の今中孝信さんの講演は印象に残った。
震災犠牲者のなかには、 家族や地域のために、 懸命に尽くし、 志半ばで亡くなった人もある。 その気持ちをくみ、 力強く生きるのが私たちの役目。 先人の生き方に学んだり、 道のごみを拾うことも良い。 人のために尽くす行動が、 自分自身をも磨く。「人の道探し求めて春光る」。 (臼井 学)
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2013年3月14日09:04
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春の異動
春が駆け足でやってきた。 柏原町の鳥愛好家、 能勢さん宅には、 早くもツバメのつがいがやってきたとのニュース。 卒業式、 入園式などの話題も出始めた。
私事になりますが、 社内の異動により、 編集記者から内勤事務へと替わることになりました。 1年間の予定です。
育休が明けて復帰したのが昨年9月。 10年以上勤めているものの、 以前のように仕事ができるか、 新入社員の時以上に緊張しましたが、 次第に慣れて周囲のおかげで何とかやらせてもらうことができました。
次の仕事は、 同じ会社とはいえ、 全く畑違いの部署。 新米おばさんが就職したようなものでなかなか…。 引き継ぎをしながら冷や汗をかいています。
今度の仕事は、 100人近くおられる配達人さん、 購読関係の事務処理が主な業務になりますので、 ニュースの面での接点はなくなりますが、 また事務所に寄られることがありましたら声をかけてください。
また一方、 編集部にもフレッシュな新人さんを迎えますので、 そちらもお楽しみに!(古西 純)
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2013年3月14日09:04
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桃の節句、走る!
3月3日。 走ってきました、 ABCマラソン。 前日の夜から、 緊張のあまりなかなか熟睡できず、 篠山市役所周辺でウォーミングアップしている人たちが、 全て最強最速機能を備えているように見える中、 受付を済ます。 女子更衣室となっている田園ホールで友人と会い、 いろいろ助言を貰って、 やっと心がホッとする。
マラソン仲間と合流し、 10時50分の号令と共にマラソン開始。 ABCマラソンはいくつかの関門に制限時間が設けられていて、 関門を突破するのが難しいことで知られているレースだ。 とにかく最初の関門6・8キロ地点を通過しなければ、 先がない。
マラソン仲間が算出したペースに合わせて走るが、 1キロ7分で走る私にとって、 6分台前半を維持することは非常に辛い。 最初の関門を過ぎたあたりで、 仲間の背中を見送り、 自分のいつものペースに落ち着く。 7分では完走できない計算になるが、 ハーフの距離までは走りたいと心から願う。
出発時は元気満々だった周囲も、 20キロ過ぎでは、 走りたいんだけど足がいうことを聞いてくれない状態のランナーが、 累々と屍のように連なり始める。 結果としては、 24キロの関門を通れず、 満員のバスの中、 誰一人話すことなく静か極まりないバスに揺られ、 市民センターに運ばれた。
今年のこの悔しさを忘れじと、 すでに来年を見据え、目標は定まった。人生にささやかな目標があるのは幸せなことだと感謝しつつ、 本日良く働いた足をさすり、 眠りについた雛の節句であった。
(土性里花・グループPEN代表)
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2013年3月14日09:02
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乾新町に「紙店」オープン 結納用品、和...
元小学校長の岸田修さん(55)=篠山市乾新町=が、 以前両親が営んでいた結納用品・文具販売店だった自宅の店舗部分を改装し、 結納用品に加え、 和紙製品やかるたなどを販売する店として開店する。 店名は 「岸田紙店」 (079・552・1057)。 岸田さんは 「篠山の商店街の一角を活気づけたいということを第一に考えています。 地域活性化のお役に立てる第二の人生となれば、 この上ない幸せ」 と話している。 同店は乾新町交差点そば。 営業は午前9時半―午後6時半。 不定休。
取り扱う商品は、 結納飾りや儀式調度品、 風呂敷 (家紋入)、 金封などの結納用品や、 若狭、 丹後、 黒谷の和紙、 ちぎり絵セット、 和紙はがきや便せんなどの和紙製品。
また、 岸田さんの長男、 諭さん (25) =京都市在住=は、 小倉百人一首競技かるたの日本一 (名人位) でもあることから、 かるたも販売。 小倉百人一首をはじめ、 きまり字五色二十人一首、 江戸いろはなど、 各種のかるたを取り揃えている。 和紙を使って、 金封やちぎり絵などを作成できる体験コーナーも常設している。
「昭和の店」 をコンセプトにレイアウト。 「より良い商品を、 より安い価格で」 をモットーに掲げており、 主力商品の一つ、 かるたは、 インターネット価格よりも安く販売する。
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2013年3月14日09:01
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「ボッチャ」広めたい 障がい者愛好家ら
丹波市の障がい者スポーツサークル 「ふれあい」 のメンバーたちが、 パラリンピックの正式種目でもあるボール競技 「ボッチャ」 を広めようと張り切っている。 昨年11月に市内で初の大会を開催したほか、 県立障害者スポーツ交流館 (神戸市) でこのほど開かれた 「兵庫オープンボッチャ競技大会」 (県同協会主催)に4人が参加。 メンバーにとって初の対外試合で、 いずれも初戦で敗れたが、 「よい経験になった」 と話し、 普及に向けた弾みにしようと話し合っている。
大会に参加したのは、 田邉安彦さん (52) =柏原=、 西垣麻衣さん (26) =同、 柏原保美さん (62) =山南、 尾松正憲さん (63) =市島。 昨年から丹寿荘で月に2回あるリハビリ教室などを利用して練習している。
西垣さんは、 「大会は緊張したけれど、 楽しかった。 いつか、 外国の人とも交流ができれば」 と微笑む。 柏原さんも 「自分たちのレベルが分かった。 相手にやられた悔しさも楽しさの一つ。 よい経験になった」 と話す。
唯一、 15年も前に同競技をした経験のある尾松さんは、 「久しぶりの大会で緊張したけど楽しかった。 次の大会では1回ぐらい勝ちたい」 と笑顔。 「どんな人でもできるスポーツなので、 丹波で大会がある時はぜひとも参加してほしい」 と呼びかける。 田邉さんは 「県内には自分たちの思いに協力してくれる人もいる。 いろんな地域、 人と交流しながら広めていきたい」 と話している。
【ボッチャ】重い障がいがあっても参加できる欧州生まれの競技。 個人、 ペア、 団体戦があり、 赤と青のボールに分かれて対戦。 6球ずつを投げたり、 転がしたりし、 ジャックボールと呼ばれる、 目標の白球にいかに近づけるかを競う。 球を投げることができない選手は、 すべり台のような 「ランプス」 という道具を使って競技できる。
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2013年3月14日09:01
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1年の学習成果発表 丹波布伝承館で 8...
国指定無形文化財、 丹波布の技術を学ぶ伝習生8期生の創作展が、 丹波布伝承館 (丹波市青垣町西芦田、 0795・80・5100) で開かれている。 1年間の学習の成果発表で、 7人が、 半反の帯地や小物など約60点を出展している。 3月20日まで。
昨年4月に入学し、 手紡ぎによる木綿の糸づくり、 草木染め、 織りと、 一連の工程を学んだ。 半反 (6メートル) を4本仕上げるのが課題で、 クリ、 コブナ草、 藍を染料に、 格子の縞を基本に織った。
最初の2本は購入糸を使い、 3本目と4本目は縦糸も横糸も自分で紡いだ糸を染めて織った100%手作り。 帯地のほか、 縞帳と呼ばれる縞見本、 ブックカバーやストール、 バッグなど、 同布を使った加工品も展示している。
小畑定子さん (青垣町佐治) は、 「糸づくりが大事で、 つむぐのは修業のようなもの。 習うまではただきれいだなと丹波布をながめていたが、 織ってみると自分の欠点がよく分かる」 と苦笑い。
荻野淑美さん (市島町梶原) は、 「ある程度織れるようになったが、 奥が深い。 先輩からは、 『2年終えたところからがスタート』 と言われるし、 自分でもそう思う」 と話していた。
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2013年3月14日09:00
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ジャンル融合し創作 新感覚舞台を初上演...
バンド、 ピアノ、 ダンス、 和太鼓を融合したショーステージ 「美しきたんば」 が、 3月17日午後1時から春日文化ホール (丹波市春日町黒井) で開かれる。 アマチュアアーティスト育成支援事業実行委員会 (荻野充会長) の主催。 同実行委が主催する、 4つのジャンルごとの 「フェスタ」 出演者が連携し、 芝居も盛り込んだ新感覚のステージを創り上げる初の試み。 丹波市出身の歌人、 俳人を登場人物とした物語 (芝居) を軸に、 各出演者がそれぞれの演奏、 演技で 「美しきたんば」 を表現する。
昨年7月のバンドフェスタから 「ブルース・ガイ」 が、 11月のピアノフェスタからピアノ講師や生徒らが、 12月のダンスフェスタから 「ビーナッツ・ダンスファクトリー」 「スタジオ・プチバレリーナ」 が、 今年2月の和太鼓フェスタから 「春日戦国太鼓」 「甲賀流氷ノ川太鼓振興会」 が、 芝居部分は 「劇団丹波栗」 が主演する。
舞台演出は、 「丹波市立ホールオペレータークラブZERO―Ⅳ」 が担当。 脚本演出はオペレータークラブ副会長の大越節美さん (青垣町稲土) が手掛ける。 プロの手を借りず、 出演者、 スタッフあわせて総勢約100人で舞台を創り上げる。
天正―元禄にかけての戦国時代を表現した第1幕では春日局と田ステ女が、 明治―平成の時代を表現した第2幕では西山泊雲と深尾須磨子が登場する。 春日戦国太鼓と甲賀流氷ノ川太鼓振興会は合同で、 丹波竜をテーマにした組曲の中から 「芽生え」 を初披露。 フィナーレでは、 小田貴美子さん (春日、 ピアノ講師) が作曲したテーマ曲 「風のシンフォニー」 を出演者全員で歌い、 演奏する見せ場もある。
東広島市で市民ミュージカルの企画・脚本を手掛けた経験がある大越さんは、「今回の舞台が、それぞれの団体の活動の幅を広げていく足がかりになれば」 と話している。
入場無料。 春日文化ホール (0795・74・1050)。
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2013年3月14日09:00
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5高校美術部が作品展 丹波市市島町で
丹波市、 篠山市、 福知山市の高校美術部による 「『とり雲』 美術作品展」 が3月16―20日、 ライフピアいちじま (丹波市市島町上田) で開かれる。 初日は正午から、 最終日は午後3時半まで。
8回目の今回は、 柏原、 篠山鳳鳴、 氷上西、 京都府立工業、 大江の5校が、 油彩、 水彩など平面作品を中心に計約40点を出品する予定。
制作活動の発表の場、 同じ地域に住み芸術を愛好する高校生の親睦の場として始まった。 春の季語 「とり雲」 と、 制作に 「取り組もう」 という意味を引っ掛け、 展示会のタイトルにしている。
事務局の柏原高校美術部、 陰山信彦教諭 (0795・72・1166)。
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2013年3月14日08:59
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「アンデスの風」コンサート ...
アンデス・フォルクローレコンサート 「アンデスの風」 が、 3月23日午後2時から春日文化ホール (丹波市春日町黒井) で開かれる。 アンデスの言葉ケチュア語で 「温かい心」 を意味する4人組 「プカソンコ」 が出演。 ヨーロッパやアフリカの影響を受けた、 素朴さの中にも力強さを感じさせる 歌声とメロディーを奏でる。
フォルクローレは、 アンデス地方の民俗音楽で、 日本では 「コンドルは飛んでいく」 「花祭り」 などがお馴染み。 竹の縦笛 「ケーナ」、 10弦ギター 「チャランゴ」、 ヤギの皮をはった太鼓 「ボンボ」 などで演奏する。
一般1000円、 高校生以下500円。 当日は200円増。 同ホール (0795・74・1050)=3面にチケットプレゼント。
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2013年3月14日08:56
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冬鳥ヒレンジャク 写真愛好家、荻野さん...
丹波市氷上町本郷の写真愛好家、 荻野雄一郎さん (72) が3月7日、 自宅近くで、 冬の渡り鳥ヒレンジャク (スズメ目レンジャク科) の群れを撮影した。 シベリアからの渡り鳥で、 日本などで越冬する。 丹波地域で目撃されることは珍しい。
頭に冠羽 (かんむりばね) があり、 尾の先端が緋色をしている。 体長18センチほど。
居間にいたところ、 中庭に1羽が降りて来たのが見えた。 「ヒレンジャクじゃないか」 と、 あわてて300ミリの望遠レンズがついたカメラを手に取り、 電柱にとまっている9羽と、 数メートル先の柿の木にとまっているものを撮影した。
「逃げるかな、 と思ったが、 スズメより人をおそれなかった」 と荻野さん。 「尻尾の先端が緋色で、 全体がやわらかい感じ。 生まれて初めて実物を見れ、 まさか撮影できるなんて」 と喜んでいた。
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2013年3月14日08:55
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歌声喫茶やGゴルフも 篠山チルドレンズ...
篠山チルドレンズミュージアムが4月に再開館するのを前に、篠山市と、指定管理者のドリームアウェイ社とミュージアム・クラブが3月8日、 ハートピアセンター(同市細工所)で説明会を開いた。 地元自治会長会、学校PTA、まちづくり協議会の代表者ら18人が参加した。 指定管理者は、 従来の展示やワークショップ、 すでに実施を発表している人形劇、 音楽イベントのほかに、 歌声喫茶やグラウンドゴルフ大会、 楽器教室、青空市場など、幅広い年齢層向けのプログラムを計画していることを説明。 参加者と意見交換した。
歌声喫茶は、 ピアノ講師でもある同社の吉田真知子社長がピアノ伴奏するほか、 4月7日開催のプレオープンの歌声喫茶で行うアンケート結果で、 開催曜日や時間を決めることなどを説明した。
また、 休館日にグラウンドゴルフを週1回の間隔で開催することを計画。 楽器教室は月2回ほど開催。 ピアノやドラム、 ギター、ケーナ、サンポーニャなどの楽器で、 受講料は月3000―6000円であることを説明した。
青空市は、 都市部の子どもたちに本来の野菜の味を知ってもらおうと計画。 地域の農家から野菜を提供してもらい、 農家の収益になるよう還元する。 周辺の直売所と競合しないよう、 工夫するという。
参加者からの質問に、 同社は、 ▽目標来館者数を1日当たり200人、 年間で2万人弱に設定▽3月20日から明石や姫路のイオンショッピングセンターでワークショップの出張や新聞折り込みなどの事前活動を行う―などと答えた。
同館は4月27日にグランドオープンする。
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2013年3月14日08:55
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「ありがとう大賞表彰式」 女優の小山明...
全国から 「ありがとう」 のメッセージを募集した 「丹 (まごころ) の里ありがとう大賞」 の表彰式が3月9日、 春日文化ホールで開かれた。 大島渚映画監督の妻で女優の小山明子さんと、 元NHKアナウンサーの村上信夫さんによるスペシャルトークもあった。
入賞入選者の表彰のあと、 同大賞の審査委員長も務めた村上さんが講評を行い、 「 『ありがとう』 は日本人のもっとも好きな言葉ですが、 親しい間柄になればなるほど、 はばかられる言葉。 でも、 『ありがとう』 と言うことで、 『ありがとう』 の体になる。 毎日、 お念仏のように 『ありがとう』 を言い、 自然に 『ありがとう』 を交わす世の中でありたい」 と話した。
このあと、 脳出血で倒れ、 今年1月に亡くなった大島さんを17年間、 介護した小山さんと、 村上さんが対談。 大島さんが倒れた当初、 小山さんは女優を捨てられず、 「妻として何の役にも立てない」 という思いから、 うつ病になり、 自殺まで考えたことを明かした。
小山さんらがリハビリの手助けをすると、 大島さんは必ず 「ありがとう」 と感謝の思いを伝えたといい、 「だからこそ、 この人のために何とかしようと思えた」 と話した。 「体が不自由になることは不幸なこと。 でも、 大島のおかげで我が家は一つになれた。 人間として成長もできた。 『今日1日、 生きられてありがとう』 という思いをかみしめることもできた」 と締めくくった。
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2013年3月11日08:32
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ウォーキングイベント
3月16日、ウォーキングイベント 「旧村南河内村を歩いて史跡を訪ねてみよう」を開催する。午前9時45分、発着点の西紀体育館前駐車場に集合。 10時に出発する。
高屋の天満宮、 西木之部の加茂神社、 東木之部の薬師堂、 宮田の道標、 西谷の八幡神社、 矢代の一里塚の松跡など、 名所や伊能忠敬が測量した道をたどる。 参加無料。 弁当、 お茶、 筆記用具などを持参する。
西紀南まちづくり協議会 (織田正徳会長、 079・593・0569) と、 伊能忠敬笹山領探索の会 (加賀尾宏一会長) の共催。
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2013年3月11日08:29
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八上地区の神社を巡る 3月17日まち協が...
八上校区まちづくり協議会 (池田正男会長) が3月17日午前9時―午後3時半、 同地区内8カ所の神社を各宮総代の案内で巡る 「ふるさとウォーク―鎮守の杜に、 神を訪ねる」 を開く。 同協議会が定期的に開いている 「八上ふるさと塾」 の6回目。 地区外の自然、 歴史などに関心のある市民の参加も呼び掛けている。
午前8時40分に高城会館 (八上小学校前) 集合。 9時出発。 稲荷神社 (糯ケ坪)、 春日神社 (八上内)、 稲荷神社 (西八上)、 春日神社 (殿町)、 天満神社 (小多田)、 春日神社 (小枕)、 尾根川天満宮 (篠山駅跡)、 春日神社 (池上)、 御刀代神社 (同) などを訪れる。 途中、 小多田公民館で昼食をとる (弁当、 お茶持参すること)。
参加費100円 (小中学生は無料)。
申し込みは不要。 池田会長 (079・552・4857)。
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2013年3月10日08:36
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初心者対象に木工基礎講座 年輪の里
丹波年輪の里 (丹波市柏原町田路、0795・73・0725) は、 初心者を対象に4月5日に開講する 「木工基礎講座」 の受講生を募集している。 簡単な小箱と本格的なスツールを制作し、 カンナやノミなど道具の使い方を学ぶ。
6月7日までのいずれも金曜に全10回開く。 時間は午前10時―午後4時。 受講料8000円と材料費5560円が必要。 定員10人。 多数の場合は抽選。 3月15日締め切り。
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2013年3月10日08:35
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幼稚園教諭・保育士募る 3月13日まで丹...
丹波市 (職員課0795・82・1001) は、 4月から採用の幼稚園教諭5人程度、 保育士7人程度を募集している。 いずれも非常勤一般職員で、 任用期間は1年。
3月13日までに受験申込書、 履歴書など必要書類を同課に持参すること。 選考試験 (面接) は17日午前9時から氷上住民センターで。
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2013年3月10日08:34
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工作や藍染体験、多彩に イベント参加者...
県立丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐、 079・594・0990) は、 体験イベントの参加者を募集している。
内容は次の通り。
▽こどもクラフト=3月16日午後1時半―3時。 公園の間伐材を使ったキットで、 鉛筆立てや万華鏡を作る。 対象は、 幼稚園児―中学生 (小学3年生以下は保護者同伴)。 参加費は300―500円。
▽ノルディックウオーキング=3月23日午後2―4時。 2本のポールを使って歩く。 対象は小学生以上。 参加費は1000円 (別途、 ポールレンタル代500円)。
▽藍染講座 (全4回) =第1回目は3月27日午前10時―午後2時。 藍の種まきと藍染め布の型抜きを行う。 2回目は5月中旬の水曜日に予定。 藍の葉の間引きを行う。 3回目は藍の収穫と、 シルクのスカーフを生葉で染める。 7月下旬の水曜日を予定。 第4回は種の収穫。 11月上旬の水曜日を予定。 対象は大人。 参加費は、 全4回で3000円。