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2013年4月11日09:44
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うれしい出会いの春
厚生労働大臣が認定する 「手話通訳士」 の資格を取得した丹波市の上野直子さんが、 忘れられない涙のエピソードを話してくれた。 ろうあの女性から 「娘の卒業式に来てほしい」 と依頼を受けた。 音のない世界では誰がどんな話をしているか分からない。 終わった後に女性が 「卒業式が味わえた」 と泣いてくれたという。 「地域のろうあ者に育ててもらった」 というコメントがしっくりきた。
上野さんの取材に、 その女性が同席してくれた。 そのエピソードが語られると、 女性は当時を思い出して、 また涙。 「ダジャレなんかは、 手話がどうしても説明調になってしまうから笑えない」 などとざっくばらんな話も聞けた。 手話を使いながら、 すごく表情豊かに話されていることにも気づけた。 調子にのって 「ありがとう」 の手話を真似てみると、 笑って返してくれた。
偶然にも同じ日、 「ボッチャ」 という障がい者スポーツの普及をめざしているサークルの取材があった。 サークルの会員で重度障がいがあり、 言葉が話せない男性と目が合った。 近くに寄ると、 自身のポケットを指さす。 ポケットの中には小ぶりのメモ帳が入っていて、 「誰でも楽しめるスポーツなので、 ぜひ参加してほしい」 などと、 自分の思いを力強い字でぐいぐいと書いてくれた。 そして、 にかっと笑った。
サクラ舞い散る中を、 新入生たちが楽しくおしゃべりしながら登校している。 話している相手は新しくできた友だちかなと思いを巡らせるうちに、 この二つの取材を終えた時に感じた、 うれしいような、 心が温かくなるような、 にやにやしてしまうような感覚がよみがえった。(芦田安生)
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2013年4月11日09:41
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“同窓会”
久しぶりに仲間が集まった。 酒を酌み交わし、 昔話に花を咲かせる。 昔と言ってもたった2年前だけれど。
東日本大震災の発生を受け、 篠山市社会福祉協議会が被災地に派遣している市民ボランティアバス。 先日、 その第1便有志で“同窓会”を開いた。
バスに乗った20人中11人の話題はすぐにあの日へ。 「水を6リットル持って行った」 「トイレが使えないと思ってオムツの準備もしていた」。 震災発生から2カ月後ということもあって、 正しい情報が得られず、 不必要なものを持って行ったことを思い出す。
被災家屋での泥出し作業でふらふらになり、 泥だらけの服での車中泊もあったっけ。 つり橋効果というのをご存知だろうか。 つり橋を男女が共に渡ると、 恐怖のドキドキと恋愛のドキドキを勘違いし、 恋に落ちるというものだ。
赤い顔をしたおっちゃんたちに恋はまったくしていないが、 過酷な状況だったからこそ、 この仲間たちは結束が固いんだろうなと思う。
思い出話は延々と続き、 これからも何らかの形で支援に携わることを約束して解散。 みんなの笑顔は、 篠山の宝だと思った。(森田靖久)
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2013年4月11日09:41
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君たちのいない朝
とうとう娘たち二人が我が家からいなくなった。 2年前に長女が、 そして今年、 次女が、 大学に通うため家から出て行った。
一番、 不在を感じる時は、 朝である。 毎朝いろんな音や声がしていた。 「おはよ~」 から始まって、 朝ごはんを食べる音、 洗面を使う音、 「今日のうお座なんだった?」 「おとめ座、 今日一番!」 「ママ、 駅まで送ってくれる?」 「何時に?」 「今日の帰りは何時頃になるの?晩御飯は?」。 そんなこんなしているうちに、 主人を起こす時間になった。 慌ただしい朝、 いつでも子どもたちが周りにいた20年だった。
今から思えば、 なんてことのない会話だが、 一日を始めるための大切なひと時だった。 娘たちがいなくなった、 最初の朝、 自分のたてる音しかしなくて、 あまりの寂莫感にショックを受けていた。 娘たちの存在の大きさと、 これまでの20年の歳月の重さを実感していた。
主人とは、 常々 「子どもたちを早く出して自分たちの時間を持とう」 と話していた。 子どもたちにも、 「大学に入ったら、 家から出なさいね」 と話していた。 2年前に家を離れた長女は、 帰ってくるたびに良く気のつく娘になっていた。 やはり、 出して正解だったと考えていた。 その時は、 まだ次女がいたので一抹の寂しさを感じてはいたが、 すぐに元の生活に戻ることができた。
「子どもは天からの預かりもの」。 自分のものではないことを、 今、 日々、 実感している。 私たちは、 預かりものを立派にお返しできただろうか。
(土性里花・グループPEN代表)
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2013年4月11日09:40
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1年3カ月ぶり開館 「篠山チルドレンズ...
一昨年12月から休館していた、 篠山チルドレンズミュージアムが7日、 4月27日の再開館を前に、 市民向けにプレオープンした。 館内には、 1年3カ月ぶりに子どもたちの声が響き渡った。 また、 最初のイベントとして、 開館後に定期開催する 「歌声喫茶」 が行われた。
市民向けに無料開放された。 市内の子どもたちが芝生ひろばでかけっこをしたり、 遊具を使ったり、 スタンプラリーなどを楽しんでいた。 山口杏音さん (八上小5年) は 「前と変わらず楽しい。 オープン後にも来たい」 と話していた。
歌声喫茶には、 約60人の入場客と、 「シルバーエコーささやま」 の29人が一緒に、 「四季の歌」 や 「君といつまでも」 などを歌った。 また、 5月から開講する音楽教室の一つ、 アンデス音楽のグループ 「アジアンディーナ」 が演奏を披露した。
5月から音楽教室を開くのは、 アンデスの 「ケーナ」 「サンポーニャ」 「チャランゴ」 の楽器のほか、 ピアノやドラム。 また、 スペイン語講座も開く。 5月10日午後1時から、 サンポーニャとケーナ以外の無料体験教室を行う。
市民向けの無料開放は、 5月14日午後1時から、 人形劇団 「クラルテ」 の上演、 5月21日正午から、 「新ちるみゅーうまいもんフェスタ」 が行われる。
無料体験教室の申し込みなどは、 同館 (079・554・6000)。
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2013年4月11日09:39
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門付け芸や大道芸5団体が披露 4月12―1...
篠山城跡周辺と河原町などで4月12―14の3日間、 門付け芸や大道芸を披露するイベント 「道行きの芸能・里めぐりの旅」 が開かれる。 昨年12月に亡くなった、 俳優でエッセイストの小沢昭一さんの追悼記念イベント。 猿廻しや大道芸など5グループが参加する。 主催は、 「道行き芸能全国実行委員会」。
芸を披露するのは、 「伊勢万歳・村田社中」 (三重県)、 「猿廻し・猿舞座」 の筑豊大介さん (福岡県) と村崎修二さん (山口県) ら、 「箱廻し・阿波木偶箱まわし復活する会」 (徳島市)、 「大道芸 浅草雑芸団」 (東京都)。
4月12日午後2時―5時と、 13日午前10時―午後1時、 同日午後3時半―5時、 河原町や城跡周辺で随時、 猿廻しや箱廻し、 大道芸などを披露。 さらに、 13日午後に日置ふれあい館 (西荘) でも箱廻しと伊勢万歳を披露する。
14日午後1時半、 四季の森生涯学習センターで道行きの芸能を愛した小沢さんを追悼する 「大芸能大会」 が開かれる。 第1部はフォーク歌手の高石ともやさんと猿廻し 「猿舞座」 の村崎修二座長がミニコンサートを開く。 第2部は猿廻し、 伊勢万歳、 箱廻し、 大道芸を披露する。 入場料1200円。
篠山実行委員会の向井祥隆代表 (090・8210・3177)。
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2013年4月11日09:39
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「1日ショップ」 手作り品を販売 ...
丹波市山南町和田の前川公子さん (080・1416・1269、 http://www6.ocn.ne.jp/~kimishop) が4月14日、 手作り自宅ガレージショップ 「KIMI shop」 を開く。 前川さんと、 友人の手作り作家ら12人が、 リサイクル品や手作り品を持ち寄り、 販売する。 午前9時―午後4時。 年2回、 開催しており、 5回目。
バッグやポーチ、 カードケースなどの小物など約500点を販売する。 価格帯は50円―3000円まで。
前川さんは、 「新しいメンバーも加わり、 目新しい作品も入る。 特にバッグ類が豊富で、 いろいろと見てもらえるのでは」 と話している。
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2013年4月11日09:37
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丹波市茶華道大会
4月21日午前9時から氷上住民センター (丹波市氷上町成松) で。 丹波市茶華道連盟の主催。 氷上地域在住の師範クラス以上の人が花を出品。 お茶席 (500円) もある。 茶華道連盟の役員が昨年度、 丹波の森公苑で茶道を指導した丹波、 篠山市の小学校5、 6年生約20人が午後1時半ごろから、 お茶席でお茶のお運びを手伝う。
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2013年4月11日09:37
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「丹波篠山盆桜展」
4月11―15日、 大手前展示館 (篠山市北新町) で「丹波篠山盆桜展」が開かれる。 篠山盆栽会のメンバーが丹精込めて育てた30数種類のサクラ約100鉢を展示。 最終日は午後3時まで。
同会の岡林克巳さん (079・552・4915)。
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2013年4月11日09:36
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木質チップで温水に ボイラー本格稼働 ...
丹波市が、 グリーンベル青垣の温水プール東側に設置した木質チップボイラーが4月から本格稼働している。 木質チップを燃やし、 温水プールの熱源にする仕組みで、 市の試算では年間約780トンの木材を消費するという。 今年度、 グリーンベル青垣で使用する木質チップは市森林組合から購入するが、 市は来年度以降の供給元となる木質バイオマスチップ供給施設整備に対する補助金を予算化しており、 今後、 関係団体と協議を進める。
昨年度、 鉄骨平屋建て (約130平方メートル) のボイラー棟を建設し、 その中に450キロワットのスイス製ボイラーを導入。 木材を4センチ×8センチ程度に切削したチップを燃やし、 熱変換機を通して熱を水に伝え、 プールの水温を約30度に保つ。 点検時などのために重油ボイラーも更新した。 事業費は約1000万円。
市は木質バイオマスチップの供給施設を民間で整備してもらおうと、 補助金として1億500万円を予算化。 市森林組合や丹波林産振興センターなどと協議しながら、 事業主体や販路について協議する。 また、 木質チップボイラーを、 薬草薬樹公園 (丹波市山南町和田) の薬草風呂や、 やすら樹 (同市氷上町清住) の浴室にも設置できないか調査する。
市農林整備課は、 「木質チップの活用は、 森林整備が目的。 国の制度も切り捨てでよかったのが搬出を奨励するようになっている中で、 林地残材の有効活用につながれば」 と期待している。
写真・温水プールの熱源となっている木質チップボイラー=グリーンベル青垣で
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2013年4月11日09:36
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厄介な竹をビジネスに 竹炭と竹酢液製造...
丹波市山南町谷川11区(笛路)で自然農法を営む 「竹岡農園」(竹岡正行代表)と、 木酢液の製造・販売などを手がける 「みんなの村」(同町南中、 前川進介代表取締役)が共同で、 放置竹林の竹を竹炭化する取り組みを始める。 竹を焼く窯を笛路に1基設置した。 2人は 「広がる竹林に困っている人の役に立て、 自分たちのビジネスにもつながれば」 と話している。
前川さん (35) が、 「全国で問題になっている放置竹林が地元にもある。 地元で竹炭を焼こう」 と発案。 炭焼きの研究会で知り合った、 九州竹炭振興会会長の末廣勝也さん (74) =熊本県菊池市=に指導を仰いだ。
2人は、 菊池市に末廣さんをたずね、 竹炭焼きのノウハウを教わると共に、 3月末から4月6日まで末廣さんを笛路に招き、 石やブロック、 ねん土で窯をこしらえた。 炭焼きは、 竹岡さん (28) が担う。 丹波市近辺で竹の収集を考えている。
持ち込まれた竹を無料で引き取る。 有償で竹を伐採するビジネス展開も視野に入れている。 軌道に乗れば、 窯を増設する。
竹炭は土壌改良材として販売するほか、 竹岡さんが農業に使い、 より付加価値の高い農作物の生産につなげる。 竹酢液は、 前川さんの会社で商品化をめざす。
前川さんは、 「竹林を放置しておくと、 耕作地が減り、 人間が住む環境も悪くなる。 悩んでいる人の力になれれば」 と言い、 竹岡さんは、 「切った竹を、 費用を払って処分している人もいるが、 うちは無償で引き取る。 炭を焼くのに地元の人を雇い、 雇用を創出できれば」 と話している。
問い合わせは前川さん (080・3087・4720)。
写真・竹炭専用の窯を作った竹岡さん (後列中央) と、 技術を伝えるために来丹した末廣さん (後列左端)
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2013年4月11日09:35
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「良樹細根」を校訓に 「城北畑小学校」...
共に139年の伝統を誇る畑小学校と城北小学校が統合して誕生した 「城北畑小学校」 (篠山市黒岡) の開校記念式典が4月6日、 城北畑小で行われた。 児童をはじめ、 卒業生や地域住民ら約390人が出席。 「手を取り合ってたくましく、 心一つにやり抜こう」 との歌詞がある新しい校歌を出席者全員で歌うなどして新生小学校の門出を祝い、 新入生28人を含む児童164人 (教職員19人) が新しい歴史をスタートさせた。
畑中博明教育委員長が開校宣言をし、 酒井隆明市長から足立明典校長に新校旗が手渡された。
校歌斉唱では、 校歌を作曲した瀬利出身の声楽家、 畑儀文さん (西宮市) の指揮、 ピアニストの堀井さやかさん (篠山市住吉台) の伴奏で、 声高らかに歌い上げた。
足立校長はあいさつで、 同校の校訓 「良樹細根 (りょうじゅさいこん)」 について、 「小学校という時期は人間の生き方の基礎を培う時期であり、 人間としてしっかりとした根を養っていこう、 との意味」 などと説明。 「樹木も人も大地に根を張る力強さと繊細さを持って、 成長、 発展することが大切。 強風にも倒れず、 少雨でも枯れない良樹となるために、 友と手を携え、 日々研さん努力して、 たくましい根っこを張り巡らしてほしい」 と呼びかけた。
児童を代表して児童会会長の中野一貴君 (6年) が、 「僕たちは、 畑、 城北両校の伝統を受け継ぎながら、 城北畑小の新たな伝統を築いていく。 これから全校生みんなで手を取り合い、 心を一つにし、 元気で明るい小学校をつくっていきます」 と力強く述べた。
写真・城北畑小学校の校旗を酒井市長から受け取る足立校長(左)
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2013年4月8日09:03
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公共的団体も対象に 太陽光・熱利用に補...
丹波市 (環境政策課0795・82・1290) は、 太陽光発電システムや太陽熱利用システムを設置する場合に、 費用の一部を補助する 「太陽光エネルギー普及加速化による地域活性化補助金」 の申請受け付けを始めた。 初年度の昨年度は、 個人、 事業者が対象だったが、 今年度からは地域自治組織、 NPO法人、 社会福祉法人などの 「公共的団体」 も対象に加えた。 1020万円を予算化している。
太陽光発電システムの補助は、 受給最大電力がキロワットあたり3万円で、 個人・事業者には上限12万円を、 新たに加わった公共的団体には上限24万円を補助。 太陽熱利用システムは、 3―6万円を補助する。
昨年度は、 1545万円の予算に対し、 1387万5000円を交付決定。 件数は、 太陽光発電システム113件 (新築16件、 既築97件)、 太陽熱利用システム30件 (すべて既築) の計143件。
受付期間は来年1月31日まで。 申請書を直接、 同課へ提出すること。
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2013年4月8日09:02
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住宅リフォーム助成 募集前に研修会 建...
篠山市内の建築業者らでつくる兵庫県土建一般労働組合篠山支部 (北川純氾支部長)が4月4日、丹南健康福祉センターで、 市が創設した 「住宅リフォーム助成制度」 の研修会を開いた。 参加者らは、 顧客にお得な制度を提案し、 自分たちの仕事増にもつなげるため、 真剣な面持ちで研修に臨んでいた。
同制度は、 市内在住者の持ち家が対象。 補修工事費が20万円を超え、 市内の業者が施工する工事に対して、 上限10万円が助成されるもの。 4月19日から今年度の助成制度募集が始まるが、 昨年度の募集時には120件の定員に対して倍を超える申し込みがあった。
制度について説明した市商工観光課の團野顕一係長は、 「人気がある一方で、 応募者が当選後に辞退したケースもある。 そのようなケースは、 工務店と相談せずに応募していることがあるので、 申し込みの前に営業をかけてもらい、 円滑に制度を活用してほしい」 と呼びかけた。
北川支部長は、 「仕事が少ない中、 市に理解してもらってできた助成制度。 各工務店が積極的に営業活動を行ってもらえれば」 と話していた。
同助成制度募集期間は5月31日まで。 問い合わせは市商工観光課 (079・552・6907)。
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2013年4月8日08:45
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「昼下がりのシャンソンライブ 春風にの...
4月15日午後1時半から、 お菓子の里丹波 (篠山市東吹) 内のミオール館1階で「昼下がりのシャンソンライブ 春風にのって」が開かれる。 入場無料。
「シャンソンささやま」 の講師、 奥田佳子さんや教室生約10人が 「さくらんぼの実る頃」 「セレソ・ローサ」 などを披露する。
問い合わせは谷田君代さん (079・552・0548)。
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2013年4月8日08:45
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春の里山ふれあいハイキング
4月29日午前10時から、 丹波の森公苑で(丹波市柏原町)で、春の里山ふれあいハイキングが開かれる。 里山の植物や生き物を観察する。 飼育ケージ内で育つオオムラサキの幼虫観察もできる。 参加費200円 (小学生以上)。 お弁当、 お茶持参。 先着30人。
申し込みは丹波の森公苑森づくり課 (0795・72・5165)。
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2013年4月7日09:04
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病気や健康よろず相談 柏原赤十字病院
柏原赤十字病院 (片山覚院長) で4月3日、 健康教室やよろず相談を受ける 「くらしの保健室」 のオープニングイベントが開かれた。 患者や職員ら約40人が参加、 「あなたの糖尿病になりやすさを調べてみましょう」 とする片山院長の講演に耳を傾けた。
一生付き合っていかねばならない慢性疾患や障害があっても、 地域の中で自分らしく暮らしたいという人の学びの場、 困った時の相談の場にと開設した。
今月中に院内に 「保健室」 を設け、 保健師が、 患者や家族からの相談に乗るほか、 患者どうしが情報交換できる出入り自由の談話室として利用する。
また、 「保健室」 の一つとして、 定期的に学習会を開く。 5、 6月は月、 水曜に講義を開く。 内容は、 糖尿病、 呼吸器、 がん予防などが予定されている。
片山院長は、 「相談に乗ることで不安解消に努めたい。 また、 検診で引っかかっても仕事が忙しく、 精密検査に来れない人たちにインターネットを使った健康情報の提供もしたい。 地域の役に立つように育てていきたい」 と話している。
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2013年4月7日09:01
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免許返納者の運賃1割引き 丹波市タクシ...
丹波市内6社でつくる県タクシー協会丹波タクシー部会の丹波支部が4月から、 65歳以上の運転免許返納者の運賃を1割引きする新サービスを始めた。
氷上交通、 柏原神姫、 青垣、 八千代、 氷上観光、 播但交通の各社。 免許を返納したことを証明する 「運転経歴証明書」 の提示が条件。 距離、 金額に関わりなく1割引きする。
足立安夫同部会長は、 「高齢者が関係する交通事故が1件でも減ればいい。 タクシー利用のきっかけにもなれば」 と話している。
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2013年4月7日09:01
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学校敷地内は禁煙 県条例が施行
兵庫県の受動喫煙の防止等に関する条例が4月1日からスタートし、 幼稚園から高校までの施設の敷地内が完全禁煙になったほか、 官公庁、 病院、 映画館、 宿泊施設などで原則禁煙となった。 県では分煙や喫煙区域の設定、 時間分煙などを記載したステッカーを配布し、 協力を求めている=写真。
条例では、 禁煙区域を設定する場合には、 施設利用者の目につきやすい場所に、 その区域で喫煙してはならない旨などの表示や、 たばこの煙が禁煙区域に直接流入しないように必要な措置を講じることなどを管理者に義務付けた。
条例には、 罰則規定も設けており、 禁煙が禁止されている区域で、 たばこを吸った人には、 2万円以下の過料、 条例違反や県の改善命令に従わなかった場合、 施設管理者に30万円の罰金が科せられる。 罰則規定は、 半年後の10月1日から順次適用される。 県では、 丹波市、 篠山市と連携し、 住民の啓発に努めている。
条例に関する問い合わせは、 丹波健康福祉事務所企画課 (0795・72・0500)。
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2013年4月7日09:00
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「第4期丹波の里塾」参加者募集
丹波市春日町中山のほ場で開かれる「第4期丹波の里塾」の参加者を募集している。4月20日、 6月15日、 7月20日、 9月21日、 10月19日は午後1時から、 8月17日、11月16日は午前10時から。
第6期丹波地域ビジョン委員会の遊楽農グループ (小橋季敏リーダー) が計画。 有機野菜栽培、 収穫体験、 新鮮野菜などの販売体験を通し、 食の安全や農業の楽しさ、 丹波地域の農作物への関心を高めるのが目的。 このほか、 特別塾を開く予定。 募集人員は60人。 参加料は1回1000円 (8月、 11月は1回1500円)。
丹波地域ビジョン委員会事務局の丹波県民局県民室 (0795・72・0500)。
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2013年4月7日09:00
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地域の話題発信リポーター募る 丹波市
丹波市 (情報発信係0795・82・0916) は、 地域の身近なイベントや話題を取材し、 市のホームページで発信する 「ええなぁ!丹波市民リポーター」 を募集している。 市は、 「行政では気付かない、 地域の魅力を発信してもらうことで、 市民参画の意識が高まれば」 と期待している。
18歳以上の市内在住、 在勤、 在学者が条件。 デジタルカメラが必要。 10人以内。 定員になり次第、 締め切る。 5月から来年3月末まで活動する。
市民リポーターは、 自身で話題を見つけて取材し、 市の担当係へ記事と写真をメールで送信。 市は内容を確認後、 ホームページに開設する市民リポートのコーナーに掲載する。 取材にかかる費用は自己負担だが、 取材数に応じて最高で1万円分の 「たんば共通商品券」 を贈る。