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2013年4月25日14:23
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プロ野球
オリックス―ソフトバンクが、 それぞれ前身の近鉄バファローズと南海ホークスのユニフォームで戦う 「大阪クラシック」 に、 同じパ・ファンのT君と大阪ドームへ。 近鉄は9年前に吸収合併され 「バファローズ」 の名前のみ残ったので、 このユニフォームをオリックス選手が着てもピンと来ないが、 野牛が紺でデザインされた赤袖はやはり懐かしい。 ▼ 「江夏 (広島) の21球」 に敗れた日本シリーズが昨日のように思い出された。 当時近鉄、 その後南海のユニフォームも着たオリックスの森脇監督には、 この日のクラッシク戦は感慨深かったろう。 ▼近鉄は巨人に3連勝後4連敗したこともあり、 日本一になれないまま消滅してしまったが、 逆転でリーグ優勝したり逃したり、 とにかく気をもませるチームだった。 ▼大阪で勤めていた頃、 よく日生球場のナイターに通った。 応援席が賑やかなのはよいが、 「アホ、 アホ、 アホの○○!」 などと相手選手をやじり倒すのが恥ずかしくはあった。 ▼何と言っても巨人―阪神が幅をきかす球界だが、 パが面白いというファンは決して少なくない。 筆者は近鉄消滅後、 落ちこぼれ組を集めた楽天を応援してきたが、 今年は西脇出身の森脇さん率いるオリックスにも期待したい。 巨人独走のセと異なり、 混戦のパには本当に目が離せない。(E)
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2013年4月25日14:22
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「心のふるさと」に触れる
5月も近いというのに、「寒いですね」 という言葉が出るほど。「寒さひもじさのしろ時」 という言葉がある。 田植え前は、 寒い時期があり、 夜明けも早い。 朝早くから夜遅くまで、 田んぼ仕事が長くなり、 お腹も減る。 自然とともに生きた人々の暮らしを感じる。
そんな時期に伊勢路に出かけた。 五十鈴川にかかる宇治橋を渡ると、 40数年前の小学校の修学旅行の思い出がよみがえる。 今年は、 伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮の年。 社殿、 神宝を一新し、 ご神体を本殿に移すため、 8年がかりで準備が進められ、 10月に新しい社に移る。
伊勢神宮は、 「日本人の心のふるさと」 とされる。 伊勢講というお講が丹波地域の村々に残る。 車や電車のない時代、 徒歩で伊勢参りをするために、 お金を積み立てた。 五穀豊穣などを祈るために、 講のメンバーである講中が交代に代参したという。 伊勢参りは、 娯楽の乏しい時代に、 観光旅行的なものでもあった。 講を通じて横のつながりも深まった。
1500年前に、 天照大神の食事を司る豊受大神が丹波国から迎えられ、 創建されたのが伊勢神宮の外宮という。 丹波国は、 当時は兵庫、 京都にまたがる広範囲。 福知山市大江町の元伊勢神社でも、 豊受大神をまつっており、 伊勢と丹波との関係がうかがえる。
豊かな時代とされるが、 内面に様々な心配事をかかえる人も多い。 巨木が林立する伊勢神宮の森を歩くと、 心にからまった糸をほぐされたようで、 清新な気持ちになった。 日本人の心を育んできた慈しみの心、 わびさびの伝統文化、 自然への畏敬 (いけい) の念といったことをもう一度見直したい。 「春深し森に癒され神宮めぐる」。(臼井 学)
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2013年4月25日14:22
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忘れたころに
聞き覚えのない携帯電話の音で目を覚ました人がどれだけいただだろうか。 私自身、 東北以外であの音を聞いたのは初めてだった。
4月13日午前5時33分ごろ、 淡路島を震源とするマグニチュード6・3の地震が発生し、 丹波地域でも震度3―4の揺れを観測した。
「目覚ましをセットし忘れていたので、 ちょうど良かった」 とは、 洒落にならない知人の話。 その危機感のなさに目が回りそうになった。
今回の地震で、 まず頭をよぎったのは、 「ついに南海、 東南海地震が起きたのか」 ということ。 次いで、 そうだった場合、 「太平洋沿岸部に東北を襲ったような津波が押し寄せたのだろうか」 ということ。 同じ感想を抱いた人は多いはずだ。 結果的に大規模災害を招くことはなかったが、 あれが大震災だったならと思うと、 背筋が寒くなる。
非常に言いづらいことではあるが、 あえて言う。 ヒヤッとしたならば、 また備えを。 気にしなかったのならば、 認識の甘さを戒めて。 このタイミングで起きた地震の意味は想像以上に大きい。 天災は忘れたころにやってくる。(森田靖久)
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2013年4月25日14:21
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かけがえのない人
毎日、 自分なりに一生懸命生きているつもりなのだが、 今までの人生経験の少なさと思慮の浅はかさから、 後悔することが少なからずある。 「後悔先に立たず」とはよく言ったもので、 すんでいることを後悔しても取り返しがつかないので、 事前に十分注意しなさいという教えなのだが、 事前に十分注意したくても経験がないと、 事前に注意すべき事柄だと自分で気づくことができない。 そんな自分のダメさ加減に、 これ以上ダメなやつは他にいないだろうと気分はどん底になる。
そんな時、 必ず声をかけてくれる人がいる。 不思議と必ず。 今回も顔を合わせたとたん、 「大丈夫?」 と優しく声をかけてきてくださった。 何も言っていないのに、 いつも私の顔を見ると元気か、 元気でないか、 わかるらしい。
今までも、 その人のおかげで何度も立ち直ってこれた。 私が、 自分はダメな人間だと愚痴を言うと、 「ダメな人間なんてこの世の中に一人もいない」 と教えてもらった。 そして 「あなたはかけがえのない人」 と。 その言葉がうれしくて、 うれしくて、 うれしくて。
今から、 また頑張ろう!と、 どん底だった気持がぐ~んとたちまちあがってくる。 だって、 「あなたはかけがえのない人」 なんて、 言われたことない。 こんな私でも生きていていいんだ、 笑っていていいんだと、 認めてもらえることは、 何よりも幸せな気持ちになる。
いつもいつもありがとうございます。 私にとって、 あなたが、 かけがえのない人です。
(土性里花・グループPEN代表)
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2013年4月25日14:20
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自然と一緒に遊ぼう 「あそびの学校」開...
森の中で子どもたちがのびのびと遊べるようにと、 丹波市春日町下三井庄で4月20日、 「あそびの学校」 が開校した。 市外からやって来た親子連れもあり、 100人を超える参加者でにぎわった。 手作りのターザン綱で遊んだり、 野草を採るなど、 子どもたちの歓声が森に響いた。
地元の認定こども園 「三尾の森おおじ」 や、 大路小学校PTAの保護者有志を中心につくる 「大路未来会議」 の主催。 この日を第1回目に今後、 3歳―小学校6年生を対象に、 原則毎月第3土曜日の午前9―午後1時半に開校する。
同会議は今年4月の結成。 結成前から広さ約3ヘクタールの山を借りて 「大路こどもの森」 と名づけ、 木を伐採し、 ターザン綱を設置するなど、 整備を進めてきた。 昨年からは、 森を整備した際に出た間伐材を利用してツリーハウスを作る“大人のための学校”も始めている。
子どもたちは 「こわい」 とおびえながらもターザン遊びに夢中。 野草採りでは、 インストラクターに、 「これも食べれるの」 と確認しながら、 ヨモギやタンポポ、 アザミなどを採取し、 天ぷらにして味わっていた。
西宮市から親子で参加した下郡竜太郎さん (39) は、 「都会にはない楽しさがある。 自然の中で過ごすのは子どもにとっても有意義」 と話し、 息子の温君 (小学5年) は、 「ターザン綱での遊びや、 野草がたくさん採れたのが楽しかった」 とほほ笑んだ。
問い合わせは藤本さん (090・6676・6283)。
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2013年4月25日14:18
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33年ぶりに公開 約3センチの観音さま ...
「33年ぶりの観音さま」 ―。 丹波市春日町中山の大悲山円通寺跡に建つ観音堂で4月21日、 秘仏の観音像のご開帳法要が33年ぶりに行われた。 冷たい雨が降る中でのご開帳法要だったが、 観音像を一目見ようと100人近い参拝者が訪れた。
ご開帳法要に先立ち、 田村庄一自治会長が 「一生のうち3回見ることができるかどうか。 ありがたさを感じながら、 地域の伝統文化に関心をもってもらえれば」 とあいさつ。 同地区にある正覚寺の嵐純昭住職 が法要を行った後、 関係者が十一面観世音菩薩の胎内に納められている高さ約3センチの観音像を取り出した。 参拝者は列を作り、 33年ぶりに公開された観音像に興味深く見入っていた。
吹田市から訪れた檜田清治さん (63) は、 「なめらかな姿をされた観音さまだった。 貴重なものを間近で見ることができてよかった」 と話し、 同地区の山内久枝さん (63) は 「とてもめでたい。 次回は見られるかわからないが、 観音様のご利益をいただいて元気でいたい」 とほほ笑んだ。
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2013年4月25日14:18
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新体制が始動 丹波市の女子サッカーチー...
丹波市の女子サッカーチーム 「LFC Banbina! (バンビーナ)」 が4月からスタートした。 市内のジュニアサッカーチームに所属する小学生の女子選手を集めた 「Banbino! (バンビーノ)」 を発展させ、 小学生から一般までが一緒にボールを蹴る。 女子は、 6年生までサッカーを続けても、 中学生になるとサッカーを続けられる環境が極端に限られるため、 その受け皿となるのが目的。 田村雅典代表 (春日) は、 「女子がサッカーを身近に感じられる環境を丹波市内でつくりたい」 と話している。
メンバーは現在、 小学生から高校生までの計約30人。 毎週月、 木曜日の午後7―9時に市島中学校グラウンドで練習している。 また、 火、 水、 金曜 (午後6―8時=小学生まで、 8―10時=中学生以上。 水曜は午後8時―のみ) には春日中学校体育館でフットサルをしている。 指導は、 田村代表のほか、 ジュニアサッカーチームのコーチ6人が協力している。
今後、 県サッカー協会にチーム登録し、 各年代に応じた試合に出場する。 ただ、 中学、 高校年代はまだ部員が足りないため、 当面は部員を増やすためにサッカーの魅力を伝えていく。 山南FC出身の山崎安里紗さん (山南中1年) は、 「試合ができるように、 人数を集める」 といい、 市島SC出身の余田清華さん (市島中1年) は、 「試合で優勝するのが目標」 と意気込む。
丹波市内の小学生女子選手を含む 「SSBガールズ」 が、 昨年の関西大会で準優勝し、 今年2月に滋賀県で行われた全国大会 「第2回びわ湖カップなでしこ少女サッカー大会」 に初出場する躍進を見せた。 「中学年代からの環境づくりは以前からの課題だったが、 昨年の女子選手たちの活躍で、 それをより痛感した」 と田村代表。 「指導者の育成も含め、 地元のチームとして愛されるようがんばりたい」 と話している。
同チームは部員を募集している。 初心者歓迎。 田村代表 (080・1404・0522)。
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2013年4月25日14:16
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塩糀ドレッシング 味土里館で売れ行き好調
昨年、 一大ブームを巻き起こした調味料 「塩糀 (しおこうじ)」 の特設コーナーを設けているJAファーマーズマーケット 「味土里館」 (篠山市東吹) に、 新商品 「塩糀どれっしんぐ」 が登場した。 4月に入ってから販売を始めているが、 地場産のドレッシングの売れ行きは絶好調。 同館は、 「好評を頂き、 とてもうれしい。 塩糀コーナーは味土里館の自慢です」 と喜んでいる。
ドレッシングはゴマ味と落花生味の2種類。 ともにノンオイルで、 砂糖の使用もなるべくひかえており、 素材の味とともに塩糀特有の甘みが味わえる。
手がけたのは、 以前から塩糀関連商品をつくっている酒井正行さん (59) =同市初田。 自家製の塩糀をドレッシング用に塩分を下げ、 ゴマ、 ピーナッツのペースト、 酢などをミキサーにかけてつくり上げた。 開発に要した期間は3カ月。 ドレッシングが固まってしまわないようにする素材の配分や、 油を使わずにまろやかさを出すことなどに苦労した。
「独特の甘みがある塩糀。 ぜひ地元産の野菜にかけて食べてほしい」 と酒井さん。 酒井さんがつくる塩糀商品では、 ほかにジャムや漬物なども好評を博している。 110グラム入り250円。
営業時間は午前10時―午後6時。 水曜日定休。 同店 (079・590・1185)。
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2013年4月25日14:15
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餅つきなど体験 ...
NPO法人 「結」 が運営する、 「遊び村冒険広場」 (篠山市東吹500) で4月28日午後1時半ー4時、 2011年7月の開園以来、 初のイベント 「楽しさ満載企画―作る・食べる・遊ぶ」 を開く。
たこ焼き、 パン焼き、 餅つきを体験し食べる。 参加費はすべて体験し、 300円。
入場料は無料。 開園時間は午前10時ー午後5時。 駐車場あり。 雨天の場合は29日に順延。 同法人 (090・1900・6932)。
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2013年4月25日14:14
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お母さんが笑って子育てを 沖縄から講師...
子育て中の母親でつくるグループ 「はっぴぃスマイル あめんぼ」 (牧野尚子代表、 4人) が、 5月11日午後1時から丹波の森公苑多目的室で 「ミラクルハッピー子育て―どんな自分も丸ごと楽しもう」 を開く。 「第1回笑える子育て講演会」 と銘打ち、 母親が聞いて元気になる楽しい話を聞く。
講師の金城幸政さんは、 那覇市出身の元ヘアーアーティストで、 カウンセラー。 23歳を頭に、 1男3女の父親。 子育てに悩む主婦からプロスポーツ選手、 経営者ら多くのファンを持つ。 2000件以上の講演をし、 地元沖縄などでは1000人規模のホールを埋める人気講師。
沖縄県出身の牧野さんが産後、 里帰り中にセミナーに参加して魅かれた。 金城さんのDVDなどを友人に見せたところ、「呼びたい」 と声が上がり、 関西では数少ない講演会をグループで企画。 費用をメンバーで出し合った。
牧野さんは、 「教科書的でない、 優しさとユーモアあふれる話。 自分の状態が分かり、 家族や子とどう向き合うのかを気づかせてもらえる。 子育てをしんどく感じても、 口やかましく言ってもOK、 がんばらなくても、 自分のできる範囲で子どもと向き合えたらいいということを持ち帰ってもらえたら」 と話している。
参加費2500円 (小学生以下無料。 学生500円)。 託児は500円 (4月30日までに要予約)。 午後3時半から、 参加費無料で自由参加の茶話会もある。 詳細は牧野さん (090・2500・6837、 nao415uchina@iris.eonet.ne.jp)。
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2013年4月25日14:13
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入会25周年を記念 三味線と唄の会「本條...
三味線と唄の会 「本條流秀道会」 が4月28日午後零時半から、 四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) で発表会を開く。 同会の会主、 本條秀道さん (本名・赤井道雄) =同市油井=が、 本條流 (本部・東京都世田谷区) に入会し25周年を迎えたことを記念して開催するもので、 秀道さんから三味線や唄の手ほどきを受けている市内の門下生ら25人が、 日ごろの練習の成果を披露する。 入場無料。
10年ぶりの発表会。 同会の門下生ら18人のほか、 秀道さんの愛弟子、 松原恒子さん (宮田) が主宰する 「松の会」 の教室生ら7人も賛助出演し、 三味線や唄による約30曲を披露する。
オープニングは門下生ら全員による三味線合奏。 秀道さんの師匠で家元の本條秀太郎氏が作詞作曲した 「松」 と、 花見の曲 「浮かれ」 の2曲を演奏し、 幕を開く。 数人一組で 「武田節」 (山梨県) や 「しげさ節」 (島根県)、 「薩摩伊勢音頭」 (鹿児島県) など、 日本各地の民謡を上演するほか、 今田や西紀、 柏原、 春日などの小唄をはじめ、 「丹南音頭」 や 「多紀町音頭」 など、 地元の曲も披露する。
高齢者大学の趣味講座で秀道さんから民謡を学んでいる 「青山・玉水学園」 と 「銀杏学園」 のメンバーも特別出演。 三味線や尺八の伴奏で 「丹後宮津節」 (京都府) や 「磯浜盆唄」 (北海道) を唄う。
プログラムの終盤では、 門下生ら全員で富山県の民謡 「越中おわら節」 「コキリコ節」 「といちんさ」 の3曲を上演し、 会場を盛り上げる。 発表会の取りを務めるのは秀道さん。 「安来節」 (島根県) や 「新相馬節」 (福島県) など4曲を演奏し、 25年の集大成を披露する。
秀道さんは 「門下生一同、 まだまだ未熟ですが、 舞台では日ごろの練習の成果のすべてを出し切れるよう努めたい」 と話し、 来場を呼び掛けている。
問い合わせは、 秀道さん (079・595・0648)。
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2013年4月25日14:04
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田村誠吾氏訃報
田村誠吾氏 (たむら・せいご=田村機械製作所社長) 4月21日午前4時42分、 病気のため丹波市氷上町石生910ノ2の自宅で死去、 72歳。 葬儀は22日、 おこなわれた。 喪主は三女、 髙田有子 (ゆうこ) さん (田村機械製作所取締役)。
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2013年4月25日14:04
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アマボクシングC級合格 入江ジムの大木...
アマチュアボクシングジム 「丹波入江ボクシングジム」 (丹波市青垣町沢野、 入江潤会長) に通う、 大木陽南美さん (15) =同市氷上町新郷=が、 このほど行われた今年度最初の女子演技競技で1位になり、 同競技C級に合格した。 同級合格により、 実戦が可能になる。 「実戦で強い人に勝ちたい」 と、 練習に励んでいる。
大木さんは、 今春、 県立氷上高校に入学した高校1年生。 ソフトボール部を引退した氷上中3年の8月末に、 ジムの門を叩いた。 2学年上の兄が通っており、 ボクシングマンガ 「はじめの一歩」 を読んでいたことから、 「自分もやってみよう」 と軽い気持ちで始め、 のめり込んだ。
高校で陸上の長距離に取り組み、 部活を終えた後ジムで週3―4日、 汗を流している。 鏡に向かって基本的な動きを確認する基礎を20分、 その後、 リングでシャドーボクシング、 入江会長を相手にミット打ち、 サンドバック打ちをラウンド間の休憩30秒で、 それぞれ3分3ラウンドずつこなす。 男子と同じメニューだ。
このほど西宮市で行われた演技競技の大会には女子6人が出場。 構え、 パンチの出し方、 サンドバッグ打ち、 縄跳び、 筋力トレーニングを3人のジャッジが360点満点で採点。 3人が落ちたが、 242点の合格ラインを悠々突破。 C級に合格した。
演技競技は技術認定試験で、 合格により、 スパーリングや公式戦など、 拳を交えられるようになる。
入江会長は、 「男子は格好良さを求め、 基礎練習をサボりがちだが、 大木さんは真面目にきっちりするので、 技術が伸びている。 へとへとになっても 『しんどい』 と口にせず、 淡々と取り組む練習姿勢が素晴らしい」 と手放しでほめている。
大木さんは、 「体力には自信がある。 どんどん上達している実感があり、 やりがいがある。 とても楽しい」 と笑顔で話した。
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2013年4月25日14:03
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丹波焼をアメリカへ 英語パンフレットを...
篠山市油井出身で、 アメリカ・ニューヨーク在住の酒井奈美さん (36) が、 日本の伝統工芸をアメリカに紹介するプロモーション事業をスタート。 第一弾として、 郷土が誇る工芸品 「丹波焼」 を紹介する英語のパンフレットを製作した。 単なる容器ではなく、 美術的な要素も秘めつつ、 日用雑器として長い歴史を紡いできた丹波焼。 パンフレットを使い、 アメリカの報道各社やレストランなどへの売り込みを始めている酒井さんは、 「アメリカでは器を楽しむという習慣がない。 代々受け継がれてきた丹波焼のすばらしさを伝えることで、 篠山の活性化につなげることができれば」 と意気込んでいる。
写真・酒井さんが製作したパンフレット
パンフレットは、 A4ほどの大きさで三つ折。 表紙には一輪挿しとともに 「丹波焼」 を日本語とアルファベットで表記している。
丹波焼の里、 今田町の景色や焼成中の陶器、 登り窯などの写真をふんだんに使った内容は、 ▽800年以上に及ぶ歴史と伝統▽美術と技術の要素▽器と食とのかかわり―などを説明している。
篠山鳳鳴高校卒業後、 ペンシルバニア州立大学に進学して美術史を専攻。 ニューヨーク大学大学院ではグラフィックデザインを学び、 現在は広告プロデューサーを務めている。
「アメリカで長く生活を送るうちに、 日本や地元の役に立ちたいと思うようになった」 という酒井さん。 美術史を学んでいたこと、 広告プロデューサーを務めていることから、 日本に数多くあり、 アメリカでは少ない 「伝統工芸」 のプロモーションに着目したとき、 郷里の丹波焼を応援したい気持ちに駆られた。
1年ほど前から構想を練り始め、 協力してもらえる窯元を探していたところ、 「雅峰窯」 (今田町上立杭) を紹介され、 タッグを組むことに。 サンプル作品をアメリカに届けてもらったほか、 丹波焼のいろはも教わり、 パンフレット製作の準備をスタートさせた。
より丹波焼がアメリカ人にも伝わるようにと、 文面は陶芸経験のあるアメリカ人ライターに依頼。 カバー写真も本格的なスタジオで撮影するなどの力の込めようだ。
250部を製作したが、 すべて酒井さんの自費によるもの。 今後、 アメリカでの営業を通して酒井さんが仲介人となり、 丹波焼の受注を狙いたい考え。
アメリカでは日本の陶器は高い評価を得ているものの、 美術品としての側面が強く、 レストランなどで使用されることはまれ。 酒井さんは美術的要素を持った実用品であることを紹介していく。
酒井さんは、 「アメリカで紹介して、 反応が得られても、 安い大量受注をすることなく、 手づくりの工芸ということをわかってもらえるようなプロモーションをしたい」 と言い、 「大量生産の国、 アメリカでは、 伝統工芸は少ないし、 丹波焼のように家族で受け継がれているものはない。 そんな文化があることをたくさんのアメリカ人に知ってもらえれば」 と意気込んでいる。
雅峰窯の市野秀之さん (49) は、 「丹波焼は日本六古窯の一つではあるが、 まだまだ外へのPRが必要だと思う。 酒井さんに製作してもらったパンフレットも含め、 活動をしていく中で何かチャンスができるのでは。 そんな活動を通して丹波焼全体が盛り上がれば」 と話している。
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2013年4月25日14:02
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仲間と月1回手作り市 2度のがん乗り越...
自宅に竹細工の工房をもつ丹波市春日町広瀬の山内末行さん (70) ら3人が、 毎月第3土曜日 (午前10時―午後4時) に道の駅丹波おばあちゃんの里 (同市春日町七日市) で手作り市 「絆」 を開いている。 アクセサリー、 布小物などの手作り作品を販売する30ほどのテントが並ぶ。 山内さんは2度のがん手術を乗り越え、 なお精力的に竹細工の創作を続けており、「人との出会いにパワーをもらっている」 と話している。
「絆」 は、 篠山市のお菓子の里であった手作り市で知り合った福知山市、 加東市の仲間と一緒に、 昨年10月から始めた。 当初は10ブースほどでスタートしたが、 仲間が仲間を呼び、 今では出店者は3倍に。 「絆」 はより強固になっている。
山内さんは、 竹細工歴25年。 手作り市ではカエル、 タコなどのかわいらしい作品を、 テーブルいっぱいに並べて販売している。 福知山市、 西脇市などの手作り市にも出品しているほか、 丹波市内や福知山市などの小学校で子どもたちに物づくりの楽しさを伝えている。
一昨年に肺がんを、 昨年に膀胱がんを患った。 たび重なる健康不安に、 ひどく落ち込んだ時期もあったが、 救ってくれたのは竹細工だった。 寝込んでしまってはだめだと竹細工に打ち込み、 学校訪問を続けたり、 手作り市の運営にかかわっていると 「しんどいのを忘れる」 と笑う。
手作り市でテントを並べるうちに、 出店者同士で仲間意識が生まれる。 「自分も出店したい」 といった新しい出会いもある。 儲けよりも客との何気ない会話が楽しみだ。 手作り市に立ち寄った客の中には、 竹細工を習いたいと、 遠方から自宅を訪ねて来た人もいた。 「人との出会いが何より楽しい。 子どもたちやお客さん、 手作り作家との出会いにパワーをもらう」 と話す。
出店者も募集中。 「今は道の駅に訪れたお客さんをあてにしているが、 手作り市を目当てに道の駅に来てもらえるようになりたい」 と目標を話していた。 次回は5月18日。 山内さん (090・8827・4673)。
写真・自身が制作した竹細工の店を出店する山内さん。子ども好きで、店に寄った子どもともすぐにお友だち=道の駅丹波おばあちゃんの里で
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2013年4月22日08:51
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米短期留学の生徒募る 5月8日に説明会...
丹波市国際交流協会 (0795・72・5880) は、 友好都市、 米・ワシントン州のケント市、 オーバン市で今夏、 短期ホームステイする中・高校生10人を、 また、 引率者2人を募っている。 派遣期間は8月7―17日。
対象は市内在住の中学3年生―高校2年生。 英会話などの事前研修 (5回程度) や事後報告会に出席でき、 アメリカからの交換留学生を受け入れることができる人。 生徒、 引率者とも費用は約22万円。 丹波市から生徒には上限5万円、 引率者には同10万円の助成がでる。
5月8日午後7時から同協会事務局 「交流ひろば」 (柏原町柏原、 柏原高校正門横) で、 事業説明会がある。 申し込み締め切りは同10日。 同18日に面接による選考が行われる。
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2013年4月22日08:51
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「子ども司書」めざそう 受講児童集まれ...
丹波市立図書館などは、 市内小学4―6年生を対象に6月8日から市立中央図書館 (丹波市氷上町常楽) で開講する 「子ども司書養成講座」 の受講生を募集している。 本の分類や整理、 カウンター業務のほか、 来館者の問い合わせなどに応じるレファレンス業務、 読み聞かせなどを、 12月までの全7回にわたり学ぶ。
図書館職員の仕事を体験する 「1日図書館員」 は毎年実施しているが、 より専門的な内容の講座を受けたうえで、 自身が通う学校の図書室や、 地域公民館などの図書コーナーで、 読書の楽しさを伝えるリーダーになってもらうのがねらい。
図書館職員が講師を務める。 募集人員は10人で、 受講無料。 全7回の講座 (時間はいずれも午前10時―正午) のうち、 6講座を受講し、 課題を提出した児童には、 丹波市教育委員会から 「子ども司書認定証」 を交付する。
5月10日までに市立中央図書館 (0795・82・7100)。 応募多数の場合は抽選。
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2013年4月22日08:49
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「駅から始まる丹波路ハイキング」...
6月1日に篠山市の白髪岳から丹波茶の里ハイキングを行う。
午前9時にJR古市駅に集合。 白髪岳登山、 文保寺、 茶まつり会場を巡り、 午後3時にJR篠山口解散する。 距離は約12キロ、 参加費300円。 定員40人 (先着順)。
丹波篠山観光協会 (079・506・1535)。
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2013年4月22日08:40
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ゆめタウンで恐竜イベント 4月27―29日
ゆめタウン専門店会 (0795・82・8600) は4月27―29の3日間、 「恐竜キッズパーク」 を開く。
3日間、 店内の 「ゆめ広場」 で、 動くティラノサウルスとスピノサウルスを展示するほか、 中に入って写真が撮れる 「恐竜の卵」 も。
このほか、 恐竜バルーンプレゼント (27日午後1時と3時)、 化石発掘体験 (29日午後1―3時、 100円) もある。 「ちーたん」 が28、 29日の午後1、 3時に来店する。
いずれも申し込み不要で先着順。
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2013年4月22日08:38
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カウンセリング研修出張講座 in 養父
5月24日午前10時―午後3時、 県立但馬長寿の郷 (養父市八鹿町国木594―10) でカウンセリング研修出張講座が開かれる。
「人間関係力を高めるカウンセリング技法―構成的グループ・エンカウンターの活用」 をテーマに、 住本克彦環太平洋大学次世代教育学部教授が講演。 教員、 保育士、 保健師など、 教育機関や児童福祉施設、 地域で教育相談にあたる人が対象。
募集人員は40人。 受講料は無料。 受講申込書に必要事項を記入し、 県立こどもの館 (079・267・1153)。