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2013年5月2日08:54
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ひと月田舎暮らしを 丹波県民局がモニタ...
丹波県民局は、 いなか暮らしを検討している都市住民を対象に、 「田舎暮らし体験モニター」 を募っている。 いなか暮らし体験施設の 「福住わだ家」 (篠山市)、 「かじかの郷」 (丹波市) にひと月滞在し、 レポートを作成する。 施設の利用料相当額を謝礼として支払う。
「福住わだ家」 は、 6月1―30日か、 8月20―9月30日までのうちひと月、 「かじかの郷」 は11月15―1月31日までのうちひと月。
募集は、 各施設1組。 5月10日までに県民室県民課 (丹波の森公苑内、 0795・72・5168) に申し込む。 応募多数の場合は書類選考。
レポートは日記形式とし、 ウェブサイトなどで公開する。
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2013年5月2日08:53
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婚活BBQ参加者募る 5月26日、市島で
男女の出会いの場を提供しようと、 丹波市商工会市島支部有志が5月26日午前11時から、 森のひととき (丹波市市島町与戸) で初めての 「婚活バーベキューin丹波」 を開く。
今年3月、 同支部の親睦会で 「市島は未婚の人がたくさんおり、 子どもの数が少ない」 との話題が出たことから、 企画した。 自己紹介や席を変えながらのフリートーク、 バーベキュー、 告白タイムなどを予定している。 ヘアーエステ 「マリリン」 (市島町上垣) のオーナーで、 同支部の吉見真由美さんは 「良い季節に良い出会いがあれば」 と呼びかけている。
男性は30―45歳くらいまでで、 市島町在住か同町在勤者。 女性の対象は25―40歳くらいまでで、 丹波市在住か市内在勤者。 それぞれ15人を募集している。 参加費は男性5000円、 女性2500円。 20日までに吉見さん (090・5884・0499) へ。 先着順。
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2013年5月2日08:50
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東北の被災地
久々に東北の被災地へ。 仙台行の飛行機で隣席だった熊本の会社の社長さんは、 宮城に支店があってしょっちゅう往来しているとか。 震災当日、 北海道に出張中で午後2時頃仙台空港着の予定だったが、 急用で福岡行きに変更、 そこで地震を知った。 一帯が壊滅し多くの犠牲者が出た仙台空港。 数カ月し運航再開後、 カウンターの顔馴染みの職員らが「よくご無事で」と迎えてくれた。 ▼筆者が2年前行った岩手では、 タクシーの運転手から 「東京の会社から釜石に出張していた営業マンが、『今から大槌に向かいます』 とメールを遺したまま消息を絶ち、 会社からの捜索隊を乗せて10日間走り回ったけれど…」 という話を聞いた。 人の運命は本当に神様にしかわからない。 ▼気仙沼の市街は、 瓦礫こそきれいに片づけられ、 魚市場の建物も復旧したが、 造船所や水産加工場が集積していた沿岸部は、 どこまでもだだっ広い空地。 そんな中で、 ファンドの資金に支えられ再開にこぎつけた事業所を訪ね、 笑顔に出会えたのは嬉しかった。 プレハブの復興商店街も活気を取り戻しつつあるようだ。 ▼帰途福島で立ち寄った旧友は、 緊急時の電力確保や高所放射線測定システムの事業部を立ち上げ、「震災前より余程忙しい」 と目を輝かせた。 自然の前に人間は無力に違いないが、しかし、なかなかに強い。(E)
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2013年5月2日08:48
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平和推進委のこれから
山南中学校3年生が5月7日、 修学旅行で沖縄へ出発する。 現地で開く平和セレモニーに向けて大きな横断幕やモニュメントを作製したり、 事前学習をするのが伝統になっている。 それを受け継ぐ生徒主導の平和推進委員会が今年度、 創設から15年の節目を迎えた。
1996年、 当時の3年生が修学旅行に行く際に巨大版画を作製し、 広島の平和公園に献納。 近くに住む松田忠晴さんの目にとまり、 交流が生まれ、 同委員会発足のきっかけになった。
まだ記者として駆け出しのころ、 同校の生徒と松田さんとの交流を取材したのを覚えている。 2005年には、 モニュメント製作途中に、 「沖縄まで持ち運びにくいから、 平面のものができないか」 と指摘する教諭に対し、 「先生に言われてあきらめるようでは、 平和なんか訴えられへん」 と、 分解して持ち運べる方法を自ら考え、 その声を押し切った、 という生徒の姿を取材している。
現委員長は平和宣言文で、 「武器を持たなくても言葉が武器になることもある。 ほんの少しのやさしさで人を救うこともできる」 と、 普段の言動が平和につながることを強調した。 戦争を勉強する中で、 「平和」 の意味を身近な暮らしに置き換え、 自分たちなりに考え、 理解しようとする姿は、 いつも力強さを感じる。
平和推進委員1年生は、 今はもう30歳になる。 中には子どもを授かった人もいることだろう。 彼らは、 次の世代に 「平和」 をどう語るのだろう。 紛争、 テロ、 いじめ、 虐待、 自殺…。 15年たった今も悲しいニュースが流れない日はない。 中学時代に学んだことが本当に生かされるのはこれからだ。(芦田安生)
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2013年5月2日08:47
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会うのが楽しみに
先日、 丹波市内の中学校を訪れたときのこと。 中学時代、 野球部の顧問だった先生にお会いした。 叱られたイメージしかなかったので、 会うなり突然怒られそうな恐怖と戦いながら、 先生と目を合わせた。 卒業以来、 10数年振りの再会だったにもかかわらず、 先生は覚えていてくれた。 もともとパワフルな先生だったが、 先生の見た目はまったく変わっていなかった。
部活の時間が来るのが嫌になるほど、 練習、 というより先生が厳しかった。 徹底的に頭を使う練習を行い、 ノックや打撃練習でも必ずランナーをつけ、 手を抜いたプレーはとんでもなく叱られた。 真夏に1日中練習した後の、 ベースランニング5周はきつかった。 当時の私にとっては、 先生は 「恐怖」 の存在でしかなく、 今でも練習で叱られる夢をみるくらい。 先生の夢をみた朝は、 少し気分が沈む。
久しぶりに再会した先生は笑顔だった。 私の肩を叩きながら話す先生は 「またよろしく頼む」 とにっこり笑った。 次にお会いするのが楽しみだ。
ただ、 時折先生が見せる鋭い目は、 10年以上たった今でも少し 「びくっ」 となった。(田畑知也)
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2013年5月2日08:46
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嬉し、楽しの初お泊り会♪
「朝、 おしるしがあり、 夜中か翌明朝に産まれるかも」 ―。 ママ友のメールを見て 「ついにその日が来たか!」 とワクワクする。 T家は私たちと同じ頃に丹波に移り住んだ、 釘を使わないこだわりの大工一家で、 遠方のお婆ちゃんは直ぐには来られない。 その際、 姉妹を預かる約束をしており、 うちの娘はもう何日も前からお泊り会が待ち遠しく 「早く産まれてほしい」 が口癖だった。
バスから降りる子どもたちの顔!まるで 「今日は私たち、 特別なの!」 とでも言いたげな得意満面で意気揚々な姿。 うちは小さな託児所となり、 賑やかなこと、 賑やかなこと。 そして散らかること、 散らかること。
お風呂も一緒に入り、 子ども4人が小さなちゃぶ台を囲んで食事をとる。 今日は特別と言い聞かせ、 ミニたい焼きをワイワイ言いながら焼いてデザートに♪そして、 布団を3つ並べ、 絵本を読み聞かせて就寝。 真っ暗な中、 お姉ちゃん2人はコソコソお喋りし、 寝るのがもったいない様子だったが、 いつの間にか可愛い寝顔に。 朝も仲良く女子3人が行進しながら起きてきて食事を済ませ、 賑やかにバスに乗って登園。 幼い頃、 友だちん家にお泊りしたことを思い出し、 子どもたちの心底楽しんでいるキラキラ笑顔にこちらもニコニコしてしまう♪。
明朝、 無事に元気な男の子が産まれたと連絡が入り、 ホッと一安心。 彼女の退院までの連休前半、 我が家には、 母ちゃんの 「片付けな、 昼も晩もおやつもなし!」 の声が響き渡るのだった。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2013年5月2日08:46
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大納言小豆をランチに 旬の食材も提供 ...
丹波大納言小豆の生産、 加工、 販売を行う 「あずき工房やなぎた」 (柳田明子代表、 丹波市春日町東中) が、 大納言小豆を中心としたメニューのランチを提供している。 柳田さんは、 「大納言小豆発祥の地で生産した、 小豆のメニューを味わってもらえれば」 と呼びかけている。
同工房は小豆の加工品などを販売していたが、 都会から訪れたお客に、 「大納言小豆の発祥の地なのに、 ぜんざいや赤飯といった、 大納言小豆を使用したメニューが食べられる食事処がない」 と聞き、 店内奥の座敷でランチを提供することを思いつき、 4月から始めた。
座敷は6畳、 8畳の2間があり、 縁側にもテーブルを並べている。 大納言小豆の赤飯や、 大納言小豆のみそを使用したみそ汁、 旬の食材を生かしたメニューを、 ランチとして提供。 ランチ以外でも、 おはぎやぜんざいを食べることもできる。 柳田さんは、 「食事を楽しんでもらい、 田舎に来る楽しさを伝えることができれば」 と話している。
土曜、 日曜、 祝日は予約不要だが、 月曜―金曜は予約受付のみ (3日前まで)。 営業時間は午前10時から午後4時。 同店 (0795・75・1249)。
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2013年5月2日08:45
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全盲落語家講演...
NPO法人いぬいふくし村(篠山市乾新町、岩谷晃圓理事長) が5月6日午後1時から四季の森生涯学習センターで、 同法人が運営する作業所開所10周年と、 同NPO法人設立から数えで10周年を記念した催しを行う。 関係者のみの式典を行った後、 一般公開の講演と公演会を開く。 一般の参加を呼び掛けている。
同日午後2時15分から、 全盲の落語家、 桂福点さんが 「障がい者理解のために」 と題して記念講演をする。 続いてNPO法人 「人形浄瑠璃文楽座」 (大阪市中央区) が 「二人三番叟」 を演じる。
入場無料。 問い合わせは、 同法人 (079・554・3340)。
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2013年5月2日08:42
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丹波焼の若手作家「グループ窯」作陶展 ...
丹波焼の若手陶芸家でつくる 「グループ窯 (よう)」 が、 篠山市今田町上立杭の 「立杭陶の郷」 (079・597・2034) で作陶展 「The Nine Rooms―それぞれの空間」 を開いている。 波打つ土壁で空間を区切った会場 「アートギャラリー丹波」 で開催。 メンバー9人がそれぞれに展示ブースを設け、 演出をほどこしている。 グループ展ながら、 作家の個性が楽しめる。 5月6日まで。 開場時間は、 午前10時―午後6時。
「Plant」 (植物) と題した市野和俊さんのブースには、 すっくと立つ木を模した一輪挿しや、 葉っぱ型の皿などが並ぶ。 清水義久さんの 「いろんなおさら」 のブースは、 清水さん自らが手掛けた焼き板の引き戸を立てつけ、 個室のような展示空間を演出。 部屋の中には、 さまざまな大きさや形をした皿をずらりと展示している。
展示作品はすべて、 手に取って鑑賞することができる。
グループ窯の代表、 大西雅文さん (33) =同町下立杭=は、 「丹波焼の伝統をベースにしながらも、 各作家が個性を丸出しにしてこしらえた新しい感覚の作品と展示空間の両方を楽しんでもらえたら」 と話し、 来場を呼び掛けている。
このほかにも3―5日午前10時―午後4時、 上立杭旧公会堂で同メンバーが手掛けた食器で食事が楽しめる 「ギャラリーカフェ窯」 を開店する。 メニューは、 特製カレーやソフトドリンク、 コーヒーなど。 狩場酒造とのコラボ酒器展も催す。
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2013年5月2日08:33
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特産使いカップケーキ 5月3日「丹波篠...
篠山市商工会青年部篠山支部 (小林信通支部長) が5月3日午前10時―午後4時、 篠山城跡三の丸広場 (同市北新町) でフリーマーケット 「第21回丹波篠山黄金市」 を開く。 篠山東雲高校と篠山産業高校が出店する 「高校生ブース」 を含め、 手作り品や雑貨など63ブースが並ぶ。
男子9人を含め部員数26人で、 これまでで最も大所帯になった篠山東雲高校家庭部は、 4班ごとに、 カップケーキ1品ずつ (50円―) を販売する。
「チョコアとくるみのカップケーキ」 班の奥山翔君 (2年、 篠山中出身) は 「篠山産の香ばしいくるみを味わって」、 「米粉ダブル黒豆きなこのマフィン」 班の土井優季さん (2年、 篠山東中出身) は 「篠山産の米粉を使い、 きなこの香りが特長」、 「ホットケーキミックスで作るカップケーキ (仮称)」 班の金岡弥希 (みき) さん (3年、 篠山東中出身) は 「小麦粉よりも安くておいしいにこだわった」、 「にんじんマフィン」 班の寺本沙耶さん (3年、 篠山中出身) は 「ニンジン嫌いな人でも食べやすいですよ」 とそれぞれの売りを話している。
吉見舞子部長 (3年、 篠山東中出身) は 「商品の企画から販売まで自分たちで担当するので、 良い経験になると思う」 と黄金市当日を心待ちにしている。
黄金市は、 古着、 骨董品、 手作り品、 雑貨、 日用品、 鉢植えなどの店が並ぶ。 同青年部はご当地バーガー 「丹波ーガー」 を100個限定販売する。
黄金市の問い合わせは、 篠山市商工会篠山振興部 (篠山市二階町、 079・552・0758)。
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2013年5月2日08:28
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チェーンソーアートオークション
5月4日午後1時半から、 丹波年輪の里で「チェーンソーアートオークション」が開かれる。 丹波チェーンソーアートスクールの3周年イベント。 1年1期で、 これまでに約30人が学んだ。 制作実演、 作品展 (約30点)、 体験会も。 塚原さん (090・1597・1306)。
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2013年5月2日08:26
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認知症分かりやすく 紙芝居で接し方学ぶ...
丹波市が自治会単位で開く 「認知症サポーター養成講座」 の講師役を務めるボランティア 「キャラバンメイト」 の連絡会が、 同講座の教材にする紙芝居とテキストを手作りした。 講座で使用する言葉が硬くなりがちなテーマだけに、 より分かりやすい参加型の講座にしようと、 1年がかりで完成させた。 事務局の市高齢者あんしんセンター (春日庁舎内0795・74・0368) は、 「認知症患者に対し、 自身が、 地域が、 どう接したらよいかを気付くための教材になれば」 と期待している。
紙芝居は、 ▽ (お店などで) お金の計算ができないお年寄りがいる場合の対応▽家族の支援のあり方▽地域での見守りの必要性―をテーマにした3つのパターンを作成。 優しいタッチのイラストと、 登場人物の言葉のやりとりを通じて、 当事者や介護する家族を支えるための、 あたたかい声かけや見守り、 介護サービスの上手な利用の仕方を学ぶ内容になっている。
テキストは、 全国キャラバンメイト連絡協議会が指定するテキストをもとに、 最も重要と思われるポイントをしぼり、 優しい表現になおして作り変えた。 認知症に詳しい医師や専門家の指導も受け、 太鼓判をついてもらった。
同講座は、 認知症を正しく理解し、 高齢者の尊厳ある生活を守ろうと、 自治会単位での開催を呼びかけている。 2006年度から始まり、 今年3月末までに市内で延べ約6700人が受講した。
市内には研修を受けたキャラバンメイトが78人おり、 同講座には同センターの市職員とメイト2―3人が一緒に訪問している。 これまでは市職員による説明が主になりがちだったが、 同センターは、 「テキストも紙芝居もメイトが中心になって作った教材。 これからはメイト自身が中心になって講座を展開していける」 と話している。
講座の申し込みは、 同センターへ。 受講者にはサポーターの証であるオレンジリングやステッカーが贈られる。
写真・認知症サポーター養成講座をより分かりやすいものにしようと、 丹波市のキャラバンメイト連絡会が作製した紙芝居=丹波市役所で
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2013年5月2日08:26
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自転車で丹後半島一周 67歳10回目の挑戦...
篠山市今田町釜屋の溝畑和男さん (67) が10回目となる自転車による丹後半島一周ツーリングを計画している。 友人2人とともに、 1泊2日で往復約283キロの道のりを走破する。 5月3日か4日、 天気の良い日にスタートを切る。 溝畑さんは 「年に1度の体力試しも今回でついに10回目。 節目となる今年もどこまでバテずに走れるか、 自分の気力、 体力を見極めたい」 とほほ笑み、 「旅先での人とのふれ合いが何よりの楽しみ。 多くの人と出会って、 思い出をたくさん持ち帰りたい」 と話している。
計画では、 自宅を午前5時前に出発し、 宮津市の由良浜海岸へ。 天橋立を経て、 海岸線伝いに走り、 丹後半島を周遊。 午後4時半ごろ、 宿泊先の京丹後市丹後町間人 (たいざ) に到着。 翌日午前7時半ごろ宿を出発し、 午後4時半ごろ、 自宅に戻る。
初めての自転車ツーリングは20代のころ。 2人の友人と4泊5日で四国を一周した。 野宿をしながら駆け巡った旅は、 「今でも良い思い出」。 会社員として忙しく働く中、 自転車とは疎遠になったが、 各地のマラソン大会に出場するなど、 体は動かし続けた。
52歳の時、 酒に酔って転倒。 頭がい骨骨折の大けがを負い、 入院した。 三半規管の損傷で、 平衡感覚がしばらく戻らなかったという。 そんな病み上がりに、 「自分の体力がどこまでもつか」 と、 久しぶりに自転車にまたがり、 翌年、 自宅から由良浜までの往復約200キロソロツーリングを敢行。 思いのほか簡単に走れたことから、 次の年、 丹後半島を一周したが、 一転、 苦しい旅となった。 気力、 体力ともに消耗し、 自分の不甲斐なさを反省。 一から体を鍛え直そうと、 スクワットやランニングなど、 日々トレーニングを重ねた。
59歳で、 リベンジの丹後半島一周へ。 4年間、 体を鍛え続けた成果もあり、 気持ちよく旅を終えることができた。 そんな溝畑さんの土産話に共感した人や自転車好きが集まり、 以後、 毎年ゴールデンウイークに仲間2、 3人で丹後半島を一周するようになった。
「峠道など辛いときもあるけれど、 それ以上に楽しいことがある。 仲間と味わう達成感は何物にも替え難い」 と溝畑さん。 「宿泊先での酒もまた楽しみ」 と笑う。
写真・10回目の自転車による丹後半島一周を計画している溝畑和男さん=篠山市今田町釜屋で
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2013年5月1日14:53
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「丹波の森公苑園芸教室」 受講生募集
5月23日から12月まで計5回、 丹波の森公苑で。 講義、 実習を通して植物の増やし方や寄せ植えなどを学ぶ。 午後1時半から (視察研修を除く)。 参加費5000円。 材料費は別途。 定員35人。
5月3日までに同公苑 (0795・72・5165) へ。 応募多数の場合は抽選。
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2013年5月1日14:33
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色鮮やか 花シャワー フジ開花
5月に入り、 フジの花が各地で開花、 見頃を迎えつつある。 桂谷寺 (丹波市春日町野上野) は、 初めての 「祭り」 を開いているほか、 九尺フジの名所、 白毫寺 (同市市島町白毫寺) も3日から恒例の祭りが始まる。 園芸愛好家の荻野憲俊さん (82) =同市山南町池谷=は、 自宅のフジ棚を開放している。
◎初の祭り開く 春日の桂谷寺
桂谷寺 (荒樋昇誠住職、 0795・74・0872)の初めての「藤まつり」は5月15日まで。 フジが楽しめるほか、 地元の絵手紙講師の野花敏郎さん (84)の絵手紙展も19日まで開かれている。 入場無料。
フジは3年前に檀家が植えたもので、 今年、 フジ棚いっぱいに成長したことから、 同寺と檀家で祭りを計画した。
たくさんの花が咲く 「花の寺」 にしようと、 以前はうっそうとしていた同寺の駐車場付近にフジやシバザクラなどを植えてきた。 7本植わるフジのうち、 5本は九尺フジで、 約20メートルのフジ棚で花を付けている。
本堂横の別館で絵手紙展を開いており、 季節の花や野菜を描いた約80点を展示している。
荒樋住職 (46) は 「植えてから3年たって見ごろを迎えた。 野花さんの絵手紙展と一緒に楽しんでもらえれば」 と話している。
◎恒例「九尺」祭り 市島の白毫寺
白毫寺 (0795・85・0259) の 「まつり」 は、 5月3日から。
3―6日、 11―12日には地元のボランティアグループ 「藤の木愛好会」 による餅つきの実演と販売、 5日は地元大正琴グループの演奏のほか、 フジ棚が広がる広場で餅まきもある。 フジを題材にした写真コンテストの作品や、 俳句も募集する。
フジは前住職が開かれたお寺にしたいと、 平成の初めごろに植えたもの。 祭りは、 今年で12回目。 荒樋勝善住職(52)は 「たくさん咲いているフジを見て、 癒されてもらえれば」 と呼びかけている。
一般300円 (高校生以下免除)、 団体200円 (20人以上)。
◎自宅の棚を公開 山南の荻野さん宅
荻野さん宅では、 長さ30メートル、 高さ3メートルの棚に、 1メートルほどになったフジが垂れ下がり、 花のシャワーが降り注いでいる。 毎年、 「花がたくさん付いていて、 色がきれい」 と好評という。 見ごろは5月10日ごろまで。
フジ棚を通ると、 傘型の東屋があり、 その屋根からもフジが垂れ下がっている。 東屋の下にはベンチも用意されており、 ゆっくりと腰かけながら紫、 ピンク、 白、 黄色の4色のフジが楽しめる。
10年前に苗木から育てた。 毎年、 楽しみにしている人も多く、 近くの老人ホームなどからも見学に訪れるという。 今年は 「例年より開花が少し早め」 と言い、 「花の好きな人に雑談でもしながらゆっくりとながめてもらえれば」 と話している。 3日からはぜんざいの接待も予定。 荻野さん (0795・77・0593)。
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2013年4月29日09:36
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コーヒー&ドッグガーデン「ちわわん」
愛犬と飼い主の楽園
19年間篠山市の住宅街に住んでいた満丸美香さんが、 「犬も飼い主も喜ぶドッグガーデンカフェをつくりたい」 と長年の夢を実現させて、 昨年の3月にオープン。 枕木で縁取りした約660平方メートルのガーデンに愛犬を自由に放しながら、 オープンテラスで満丸さんおすすめのまろやかなコロンビアコーヒーを飲める。
コーヒーや紅茶のほか、 「健康に良く、 おいしいものを提供したい」 と、 淡路の放し飼いのタマゴ、 北海道産小麦粉、 三温糖など素材にこだわった 「自家製シフォンケーキ」 はふわふわでしっとり。 生クリームとブルーベリ
ージャムが添えられ、 好みの味を楽しめる。 また、 ショウガに炭酸、 シロップを混ぜた 「自家製黄金しょうがジンジャエール」 もおすすめ。
【メモ】新鐘ヶ坂トンネルの篠山側出口、 追入交差点から旧鐘ヶ坂トンネル方面へ約300メートル。 営業時間は、 午前10時半―午後6時 (オ
ーダーストップ5時)。 木・金曜定休 (祝日は営業)。 電079・506・2327。 篠山市追入542-1
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2013年4月29日09:33
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県立柏原病院・柏原赤十字病院 統合協議...
「2病院統合が最も望ましい」 との答申を受け、 県立柏原病院 (秋田穂束院長) と柏原赤十字病院 (片山覚院長) の統合再編の是非を探る県病院局と日赤県支部の打ち合わせが5月24日、 県立柏原病院で開かれた。 統合協議の開始に向けた下交渉で、 昨年秋以降数回開いており、 初めて両病院長がそろって出席。 新病院の運営形態や、 診療機能などの概要について打ち合わせた。
昨年11月に、 井戸敏三県知事が、 「丹波市域の今後の医療提供体制のあり方に関する検討会」 の答申を受け、 県病院局と日赤県支部に統合に向けた協議を始めるよう指示。 両者で、 統合が可能かどうかを含めた話し合いのテーブルについた。
新病院の経営形態 (県直営や指定管理制度など) や、 統合時期 (建替え時まで現行通りか、 経営統合を先行させるのか)、 病院規模などですり合わせができた時点で、 正式な統合協議に入る見通し。 今は案をキャッチボールしている段階 (県病院局) という。
この日の打ち合わせには、 日赤県支部側から事務方トップの藤原雅人事務局長、 県病院局側からナンバー2の岡本周治病院事業副管理者らが出席。 片山院長はこれまでの打ち合わせ会に出席しており、 4月に就任した秋田院長に経過を説明し、 考えを聞いたという。
藤原事務局長は、 「一歩、 二歩前に進んだ、 という段階ではない。 大枠が決まっておらず、 まだ何とも言えない」 と述べる一方で、 「統合病院が両病院の機能を引き継ぐだけでなく、 何か特色を打ち出せないかと協議している」 と、 前向きに話し合っていることを明かした。
岡本副管理者は、 「両方の病院の医師、 スタッフに残ってもらい、 やりがいを持って働いてもらえる新病院をどう作るかを念頭に話し合っている」 と言い、 「 (経営主体や統合時期など) 問題の所在は認識している。 思い込みでなく、 中立的な考えで最も良い選択をしたい」 と述べた。 両者とも、 話し合いの詳細については明かさなかった。
現時点で両病院の将来に関し明らかになっているのは、 県の第2次行革プラン 「県立柏原の建て替えは2016年度基本計画、 18年度着工」 のスケジュールのみ。 同プランは今年度が見直しの年。 井戸知事が、 2病院統合の答申を受けた際、 計画の前倒しに含みをもたせており、 建設が早まる可能性がある。
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2013年4月29日09:29
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「山笑う」
草木が一斉に芽を吹いたこの頃の山には、 みずみずしい美しさがある。 そんな山を表現して、 「山笑う」 という。 冬の厳しさから解放され、 明るく彩られた山を、 昔の人達は 「山が笑っている」 と見た。 山がケタケタと笑うはずはないのだが、 日ごろから山に親しんでいた昔の人は、 声こそ出さなくても、 山も笑うに違いないと見たのだろう。 ▼仏教には 「無情説法」 という言葉がある。 人間のような意思や感情を持たないと思われる山や草、 木、 石も説法をするという意味だ。 もちろん山が説法をするわけがない。 しかし、 私たちの心が鋭敏に研ぎ澄まされると、 山からも生き方のメッセージが届くと考えた。 ▼ 「山笑ふ心し渡る丸木橋」。 本紙に 「没登句画抄」 を連載している植村八郎さんの句だ。 画家として創作に励む一方、 山を愛し、 ふるさとの山に登り続けている植村さん。 「作句を意識しながら登ると、 さまざまな発見があり、 より楽しめる」 と話している。 ▼植村さんは 「ただ体を使って登るのではなく、 五感を使って登る」 ことを勧めてもいる。 作句を通して五感を高め、 感性がより鋭敏になると、 山との言葉なき対話も深まるに違いない。 ▼ゴールデンウイークが始まった。 インドア派の当方。 山登りは敬遠するが、 新緑の美しい山を眺めて心通わせ、 心を浄化したい。(Y)
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2013年4月29日09:28
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遅桜
花粉症を避けて、 三月半ば過ぎから海外へ行っていた夫が、 一カ月ぶりに帰国した。 出発前、 「今年の桜は見られないだろうな」 とやや残念そうだった。 桜前線の速さは異常で、 夫が出発した後、 お彼岸の少し前から咲きはじめた。 いつもは爛漫の桜のなかで行われる四月はじめの春祭りも、 葉桜という有様だった。
我が家には桜の木が四本ある。 一本は普通の染井吉野で、 夫の両親がこの土地を購入した時、 記念に植えたものだ。 雑木林に囲まれた高台なので、 やや遅いが普通に咲く。 家の北側に山桜が一本、 これはいつの間に生えたかというもので、 随分大きくなり、 その十日ほど後に咲く。 さらに西側に二本、 このうちの一本も山桜で西側にあるせいか、 一週間ほど遅く咲き始める。 さらに最後に咲くのが、 三十年ほど前、 義母が郡上八幡へ旅したときに 「薄墨桜の名札がついた木の近くに、 ひこばえの苗が出ていたから、 貰ってきた」 というもの。 十年ほど前、 ようやく背丈ほどになり、 さらに五年後、 義母が外に出られなくなった頃から、 ちらほらと花を付け始めた。 西日しか当らないので痩せているが、 出窓から見えるので義母も歓んで見ていた。
その桜が、 四月を過ぎてからの寒さで、 なかなか開かない。 この分だと、 夫の帰国に間に合うかもしれない。 「なるべく遅く咲いてね」 と念じつつ毎日眺めた。 満開になったのは帰国の前日。 やや小ぶりの淡い色の花がたくさん咲いた。 携帯で写して 「息子に今年の桜を見せてやろうというおばあちゃんの愛だね」 と子どもたちにもメールで知らせた。
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2013年4月29日09:25
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第330問
丹波市出身で、 東京芸術大学に通う井本蝶山さんが扱う楽器は何?
1.琴
2.琵琶
3.尺八