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2013年5月30日10:05
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大国寺と丹波茶まつり...
「大国寺と丹波茶まつり」 (同実行委員会主催、 波多野恭守委員長) が6月1、 2の両日、 篠山市味間奥の茶の里会館や大国寺周辺で開かれる。 恒例の茶壺道中や茶供養が行われるほか、 県内一の茶どころにふさわしく、 お茶の淹 (い) れ方教室や茶摘み・茶葉の手もみ体験など、 お茶にまつわる多彩な催しが行われる。
まつりに関する問い合わせは、 市商工観光課 (079・552・6907)。
このほかの主な催しと開催日時は次の通り。
【1日】▽午前10―10時半=丹波茶壺道中、 虚無僧行列▽11―11時半=丹南樽太鼓、 開会宣言、 あいさつ▽11時半―午後2時=篠山警察地域安全講話、 県警音楽隊演奏、 ささやまダンススタジオ、 アカペラ、 なんじょズのステージイベント▽午後1―4時=大田動会▽1時半―2時=茶娘写真撮影会▽2時半―3時半=お茶の淹 (い) れ方教室▽3時40分―4時=もちまき
【2日】▽午前10―10時40分=子供茶壺道中・茶供養▽11時―午後2時=ダンス想伝、 オカリナ、 丹南中学校吹奏楽部、 ちめいどのステージイベント▽1時半―2時=茶娘写真撮影会▽2時半―3時半=ビンゴゲーム▽3時40分―4時=もちまき
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2013年5月30日10:04
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13人が絵画33点出品 研究会「水無月会」...
絵画研究を続けている 「水無月会」 の3回目の展覧会が、 「アトリエ画楽舎」 (丹波市氷上町常楽、 090・3943・2881) で開かれている。 6月2日まで。 丹波市内の13人の作家が水彩や油彩、 日本画、 アクリルによる人物画、 風景画など33点を出品している。 午前9時半―午後6時 (最終日は午後5時)。
50号の大作や2号の小作品まで、 大小さまざまな作品が会場を飾っている。 「放心」 というタイトルの自画像を出品した足立さん (同市青垣町田井縄) は、 「何も考えない放心状態の一瞬の心の動きをとらえた」 といい、 「鎖された海」 などを出品した原ちとせさん (同市氷上町成松) は、 「自分の心の喜びと閉塞感という二面性を描いた」 という。
代表の木寺明さん (同市市島町上牧) は、 「メンバーは、 丹波市内の在住で所属する会派も違うが、 良きライバルでもある。 身近な作家の研究の成果を見てほしい」 と話している。
同会は、 2003年に人物画のデッサン力を磨こうと発足。 市展などで入賞経験を持つプロ、 アマの作家が名を連ねている。 会員の年齢も30―80歳代と幅広い。 5年前からは尾道、 南あわじ市の沼島などへスケッチ旅行に出かけて、 お互いの作品を比評し合うなど切磋琢磨しながら技術向上をはかっている。
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2013年5月30日10:02
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園部の楽団と共演 篠山吹奏楽団「サマー...
篠山吹奏楽団 (川﨑宏紀団長) が6月1日午後7時から、 たんば田園交響ホール (篠山市北新町) で 「サマーコンサート」 を開く。 園部吹奏楽団との合同演奏も披露する。
篠山吹奏楽団は 「TANABATA」 や 「ライオンキング」 などを演奏。 また、 「情熱大陸」 と 「シンフォニア・ノビリッシマ」 の2曲を園部吹奏楽団と合同演奏する。
田中徹・副団長は 「それぞれの音の違いを楽しんでもらえたら」 と来場を呼び掛けている。
入場無料。 田中副団長 (090・8756・6733)。
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2013年5月30日09:59
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風疹患者4人報告 予防接種促す 丹波地域
全国的に流行している風疹 (ふうしん) の罹 (り) 患者が、 丹波地域でも28日までに4人確認された。 丹波健康福祉事務所によると4月に1人 (30歳代男性)、 5月に3人 (10歳代男性、 50歳代男性、 60歳代女性) の報告があった。
昨年度丹波地域では8人が報告された。 女性は1人で7人が男性。 30ー40歳代が5人だった。
同事務所では、 妊娠する可能性がある女性の周囲にいる20―30歳代の男性を中心に 「予防接種を」 と呼びかけている。
県感染症情報センターの週報によると、 第20週 (5月13―5月19日) に70人の報告があり、 うち2人が丹波地域。
今年の県内患者数 (19日時点) は600人で、 昨年同時期と比べ9倍以上となっている。 うち、 66%を20―40歳代の男性が占めている。
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2013年5月30日09:59
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食物アレルギーを研修 地元医師を講師に...
昨年12月、 東京都調布市の小学校で食物アレルギーのある児童が給食を食べた後に亡くなる事故を受けて、 丹波地域で初めての研修会がこのほど、 福住小学校 (篠山市福住) で行われた。 6月6日には新井小学校 (丹波市柏原町) で行われる。 篠山、 丹波両市教育委員会によると、 食物アレルギーなどによるアナフィラキシーショック (全身性のアレルギー反応) を抑えるアドレナリン自己注射薬 (商品名・エピペン) を所持している小学生は7人。 丹波地域の現状などを取材した。
◎「除去食」対象者 丹波地域で148人
食物アレルギーは、 特定の食物を摂取したときにアレルギー症状を起こすことで、 牛乳や卵、 小麦、 甲殻類などが原因になることが多い。
学校では、 アレルギーを引き起こす恐れのある食べ物を取り除いた給食 「除去食」 を行なっている。 これは、 保護者の申し出により、 医師の診断書を添えて、 各学校長を経て教育委員会に提出される。
篠山市内の小中学校では除去食の対象者は76人、 丹波市内では72人。 複数の食べ物でアレルギー症状が出るため、 給食を食べずに自宅から弁当を持参する 「全欠食」 が篠山市内で4人いる。
除去食は、 学校給食センターで栄養教諭がアレルギーのもととなる食べ物を除いてメニュー化し、 調理員が作る。 その情報は、 市内の各学校に共有される。
篠山の学校給食センターによると、 個々人の食物アレルギー情報は、 幼稚園―中学生まで一元管理し、 進学や転校しても分かるようになっている。 また、 自然学校や修学旅行など、 校外で食事をとる場合は、 宿泊先などから食事のメニューや原材料表を取り寄せ、 代替食などを用意してもらう。
◎食物+運動で誘発する症状も
食物アレルギーの症状がなかった子どもたちでも突然、 発症するケースがある。 2002年、 03年度の全国の学校栄養士を対象にした調査によると、 学校給食で発症した食物アレルギー症状の約60%が新規の発症だった。
篠山市教育委員会によると、 12年度に1件、 13年度に1件、 これまで症状がなかった生徒が給食後の体育でひどいアレルギー症状を起こした。 これは、 「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」 と呼ばれるもの。 運動と原因食物の組み合わせにより、 症状を誘発する。 これらの生徒には、 給食後2時間までの体育を控え、 自宅での朝食の時間を早めるなどの対策がとられている。
【東京都調布市の小学校での給食アレルギー児童死亡事故】昨年12月、 乳製品にアレルギーのある小学校5年生の女児が学校給食で粉チーズ入りチヂミを食べて、 アナフィラキシーショックのため亡くなった。 担任が除去食一覧表の確認漏れで、 おかわりとして女児に提供したことや、 エピペンを打つタイミングが遅れたことなどが原因とされている。
◎県マニュアルで各学校が対応
県は今年3月、 「学校におけるアレルギー疾患対応マニュアル」 を作成し、 各学校に配布した。 各学校は、 基本的にこのマニュアルに沿って対応している。
例えば、 今回の調布市の事故の発生要因の一つに、 死亡事故検証委員会は、 担任と養護教諭が 「エピペン」 を打たずに初期対応を誤ったこと―を挙げている。 県マニュアルでは、 「児童生徒がエピペンを自ら注射できない状況にあるときは、 人命救助の観点から、 周りの教職員が本人に代わって速やかに注射する必要がある」 としている。
◎現場の不安解消「研修の継続を」
これまでアナフィラキシーの対応やエピペンの使い方など、 具体的な対応について教職員が研修することはなかった。 調布市の事故を受けて関心が高まり、 初めて福住小学校の校内研修という形で行われた。
同校と篠山市教委の呼び掛けで丹波地域の23人の養護教諭や教諭らが参加。 里皮フ科クリニック (丹波市氷上町横田) の里博文院長が 「子ども食物アレルギーへの対応について」 と題して、 食物アレルギーやアナフィラキシーの特徴、 エピペンの使い方や打つタイミングなどを説明。 参加者らは、 模擬エピペンを使ってシミュレーションを繰り返した。
学校にエピペン所持児童がいる養護教諭は 「これまでエピペンを打つ機会がなかったので、 打つタイミングが分からず不安だった。 都市部での研修もあるが、 身近な先生から教えてもらうと、 今後も相談ができて良い。 今後も研修を継続してほしい」 と話す。
日本でアナフィラキシーショックの発生は年間5―6000人とするデータもあり、 里院長は 「AEDのように、 学校内の誰でもエピペンを打てるようになれるのが大事。 研修は、 はじめの一歩で、 今後も研修を継続する必要がある」 と指摘する。
◎再発の防止へ国が今夏調査
調布市の死亡事故検証委員会は再発防止策について、 ▽関係者の情報共有▽除去食の調理や配食・配膳▽担任による給食指導▽緊急時対応▽教職員研修▽教育委員会事務局の指導―の観点から提言している。 また文科省は、 再発防止の有識者会議を設置。 今夏、 全国の小中学校を対象にアレルギーの実態や学校の対応状況などについて初めて調査を行うことにしている。
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2013年5月30日09:58
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環境への“優しさ”評価 山名酒造が県表彰
山名酒造 (丹波市市島町上田、 山名純吾社長) が、 優れた環境保全活動を展開している事業者を顕彰する 「県環境にやさしい事業者賞」 を受賞した。 6月5日、 県公館 (神戸市) で開かれる 「地球と共生・環境の集い」 で表彰される。 有機農業を推進する地域イベントへの参加や、 コストよりも自然農法に重点を置いた酒米を採用するなど、 地元の有機農業を支援したことなどが評価された。
同社はNPO法人 「いちじま丹波太郎」 と連携し、 イベント 「丹波太郎祭り」 に参加。 有機米を使った酒を紹介している。 2007年には、 山名社長の勧めもあって、 同社の田中昌道さん (35) が有機農業の知識を身につけ、 食の安全安心を消費者に伝える 「オーガニック・コンシェルジュ」 の資格を取得、 同イベントなどで有機農業の普及を行ってきた。
また、 「市島は有機の里とうたっているのだから、 有機米を使ったお酒を造りたい」 (山名社長) と、 20年前から有機農法で生産された酒米を一部使用してきた。 約15年前には、 奥丹波で戦前まで栽培されていたが、 収穫量の少なさや栽培の難しさもあり、 すたれていた酒米 「野条穂」 を復活させようと決意。 わずかな種もみを譲り受けて、 生産者と共同で収穫量を増やし、 2年目には醸造ができるようになるなど、 環境に配慮した製品作りを行ってきた。
東日本大震災を機に、 自然エネルギーの必要性を痛感し、 昨年1月には、 酒蔵近くの休耕地に太陽光パネルも設置した。
山名社長は 「生産者と一緒になって取り組んできたことが評価されてうれしい。 お酒は文化。 ただ酔うだけでなく、 素敵に酔うような商品を造っていきたい」 と話している。
写真・山名酒造が設置した太陽光パネルと、 「オーガニック・コンシェルジュ」 の資格を取得した田中さん
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2013年5月30日09:57
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同窓会で映画上映会 上久下小学校1982年...
上久下小学校の昭和57年度 (1982) の卒業生が5月25日、 母校の体育館でドキュメンタリー映画 「うまれる」 の上映会を開いた。 主催者の親や、 地域住民、 児童、 恩師ら約250人が来場。 出産という命をつなぐ映画に、 主催者も来場者も温かい気持ちに包まれ、 地域の絆を感じるひとときを過ごした。
卒業後、 1度も同窓会を開いたことがなかったことから、 節目に再会をと企画。 記念植樹も考えたが、 「学級会」 のような話し合いを重ねるなかで、 「物もいいが、 記憶に残ることを」 と、 自主上映の話が持ち上がった。
相談を続けるなかで、 両親に感謝を伝える、 両親だけでなく、 子どもの頃から見守ってもらった地域の人に感謝の気持ちを伝える機会にしようと、 発展。 命のバトンをつなぐ同映画を上映することを決めた。 資金は、 チケットの売上と同級生でまかなった。
同小校区内に今も住み続けているのは、 22人中4人。 就職や結婚で離れて暮らす人も駆けつけ、 17人が当日のスタッフとして参加。 チケット販売、 受付、 案内係などと役割分担し、 なつかしい顔と出会うたびに、 笑顔で 「お久しぶり。 元気でしたか」 と声をかけあった。
同小校区に住む幼稚園の時の担任、 村岡玲子さん (72) は、 モノクロの園児の集合写真を持参し、 教え子たちに見せた。 「いいお父さん、 お母さんになっているけれど、 面影がある。 なつかしい顔が見れてうれしい」 としみじみ。 招待された5、 6年生を担任した谷口正規さん (65) =氷上町油利=は、 「とても素直で仲が良かった。 物事をこうだと理解すれば、 ものすごくがんばる学年だった。 当地に残っている人数は少ないが、 上久下の発展のために尽くしてくれる、 心のこもった企画だ」 とたたえた。
実行委員長を務めた柳川瀬隆司さん (42) =山南町下滝=は、 「自分たちがホスト役になり、 みなさんをもてなそうとしたが、 宣伝その他、 地域の人に非常にお世話になり、 上久下のあたたかさをこの歳になり再確認した」 と言い、 「子どもの頃、 おっちゃん、 おばちゃんが声をかけてくれた。 自分たちがその年齢になり、 今の子に声をかけて命のバトンをつないでいると感じることができた。 遠くに住んでいる同級生も協力してくれ、 親や地域が好きなんやなと感じた」 と、 感極まりながらあいさつをした。
写真・なつかしい恩師と再会し、 あいさつを交わす主催者たち=上久下小学校で
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2013年5月30日09:55
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花の庭公開 たんばオープンガーデン 6...
「たんばオープンガーデン」 が6月2、 3の両日、 篠山、 丹波両市で行われる。 4月下旬に続き今年2回目。 篠山20軒、 丹波13軒が庭を公開する。 両市の愛好家でつくる丹波の森花くらぶ (松本ひとみ・世話人代表) の主催。
大江ちづ子さん (69) 宅(篠山市福住401)横の庭は約30平方メートルで、 石や木、 レンガなどでいくつかの花壇がつくられ、 それらの花壇を縫うように散策路が設けられている。 散策路はグランドカバープランツで覆われ、 気持ち良く散策できるようにしている。
オープンガーデンの参加は4年目。 もともと畑に花を植えていたが、 前世話人代表の井口成子さん (小原) の勧めで、 ガーデニングを始めた。 夫の宗男さん (75) がガーデン入り口を、 大きな石で縁取り、 「田園風景の名残を」 と、 稲木を思い起こさせる木を配した。
入り口そばには、 庭を印象づける直径3メートルほどのこんもりとした花壇にルピナスやアカンサス、 ハーブ類を植栽し、 立体的に見せている。 奥には、 湿地を生かしてミニショウブやカラーなどを植え、 ところどころに動物の飾りやオブジェを置き、 庭のアクセントにしている。 開催時期に見頃になるのは庭のシンボルツリーのスモークツリー。 「けむりの木」 とも呼ばれ、 花穂が煙状に咲く。
当日はテーブルにパラソルを広げ、 お茶を楽しめるようにする。 庭の前に駐車場を設け、 期間外でも観覧自由。 ショウブは6月20日頃が見頃。 場所は、 福住のローソンから福住小学校方面へ約300メートル山鳥病院の向かい。
「ガーデニングは私の生きがい。 こつこつと手作りで育ててきた。 気軽にお越しください」 と呼び掛けている。
各庭の共通入園時間帯は午前10時―正午、 午後1時―5時。 ガイドマップは丹波の森公苑と篠山市民センターで入手できるほか、 同イベントのホームページ (http://garden.tamba.tv/) で紹介している。
丹波県民局まちづくり建築課 (0795・72・0500)。
写真・稲木をデザインした庭と庭主の大江ちづ子さん=篠山市福住で
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2013年5月29日15:07
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水色のカエル見つかる 篠山市南矢代・多...
篠山市南矢代の多田秀君 (8) が、 体の色が水色のシュレーゲルアオガエルを自宅で飼育している。 メスで体長は約5センチ。 多田君は 「黄緑色のカエルが水色だなんて不思議。 でもかわいい」 と目を細めている。
水色のカエルの発見者は、 多田君が通う近所のピアノ教室の講師の父親。 22日、 田んぼの中で見つけた。
多田君は、 同市藤坂の大塚剛二さん (71) が主宰する自然塾 「ごくらくとんぼ むしクラブ」 に熱心に通う、 近所でも有名な“生き物博士”だが、 シュレーゲルをきちんと飼うのは初めて。 「どんな風に飼えばいいの」 「何を食べるの」 と、 人と自然の博物館 (三田市) に問い合わせところ、 「飼育ケースの中にプールのような水辺環境をつくる」 「小さなバッタなどを食べる」 と教えてもらい、 時間を見つけては、 バッタをはじめ、 小さな虫捕りに精を出しているという。
多田君が水色のカエルに会ったのはこれで2度目。 2年前、 チルドレンズミュージアムでキャンプをした際、 水色のアマガエルを目撃したという。
大塚さんは、 「先天的に黄色色素が欠乏すると水色になる」 と解説。 「アマガエルは個体数が多いので、 時折水色の個体が見つかるが、 シュレーゲルは県のレッドデータCランクに指定される希少種。 個体数がさほど多くない本種で、 水色個体が発見されるのは大変珍しい」 と驚いている。
【シュレーゲルアオガエル】アオガエル科。 本州、 四国、 九州とその周囲の島 (対馬は除く) に生息する日本固有種。 丹波地域での繁殖期は4―6月。 田んぼや池などの水際の土手に小さな横穴を掘り、 その中にメレンゲ状の卵塊を産み付ける。 名前は、 江戸時代にシーボルトが持ち帰った標本を研究したオランダの学者に由来する。
写真・水色のシュレーゲルアオガエルを得意げに見せる多田秀君
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2013年5月27日08:46
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篠山市明るい選挙推進協議会の公募委員を...
活動内容は、 選挙時に投票を呼びかけるなどの啓発活動や視察研修など。 任期は2年。
6月12日までに篠山市 (選挙管理委員会事務局079・552・5116)。
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2013年5月27日08:45
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選挙事務補助員と期日前投票立会人を募集
7月21日に行われる予定の参議院選で。 篠山市選挙管理委員会 (事務局079・552・5116) が補助員25人と立会人延べ112人を募集。 補助員は同日に市役所本庁、 各支所、 篠山口駅 (丹南支所と兼務) で、 立会人は市役所本庁 (7月5―20日)、 各支所 (13―20日)、 JR篠山口駅 (15―20日、 丹南支所と兼務) で従事する。 6月12日までに書類を同委員会に提出する。
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2013年5月26日09:16
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看護師養成へセミナー開く 丹波市内3高...
丹波市内の柏原、 氷上西、 氷上の3高校が共同し、 6月から 「看護師養成セミナー」 を開く。 看護師を志望する生徒を対象に、 現場の看護師による講義、 看護体験でモチベーションを高めてもらい、 学力補充講座で入試を突破する基礎学力を培ってもらう。 将来にわたって地元の医療機関で活躍し、 地元の看護を担う人材の育成につなげていくとともに、 生徒を送り出すことで、 2015年4月に市に移管される柏原看護専門学校の側面支援にもつなげる。
県の廃校決定から一転、 市立に移管され柏原看護専門学校が存続することを受け、 柏原高校の村山美生校長が発案した。 「地元の生徒が多く通うことで、 看専を活性化させる。 進路に目標を持つことで看護職への意欲を高めてもらえれば」 と、 氷上西、 氷上両高校に声をかけた。
丹波市の支援、 同看専の協力を得て実施する。 3年生だけでなく、 1、 2年生も対象とする。 柏原高校の同窓会館 「柏陵会館」 が会場。
開校式は6月4日。 「看護師を目指すに当たって (仮)」 と題し、 県立柏原病院の中川裕美子看護部長が講義する。 2回目は、 同看専の教員から、 看護学校で何を学ぶかを聞く。
夏休みには、 入試を突破する基礎学力をつけるため、 英数国の3教科について各2回の勉強会と、 同病院などで一日看護師体験を予定。
秋には、 同病院の秋田穂束院長の講義、 冬休みに追い込みの勉強会を3回開く。 入試前の1月には、 閉講式と激励会を開く。
氷上西の小西重正校長は、 「1、 2年生に看護職志望者がいて、 願ってもないこと。 生徒にとっていい刺激になり、 ありがたい。 看専が市立になった時には指定校の枠を設けてもらい、 生徒の進学先として道がつけば」 と期待を寄せる。
今春、 柏原高校では、 7人が看護大学に、 19人が看護専門学校 (うち柏原看専は5人) に進学した。 氷上高校は、 看護専門学校へ2人 (うち柏原看専1人)。 氷上西高校からは進学者がなかった。
慢性的な人手不足の看護師は、 不況下にあって、 「就職率100%」 ともいわれる人気職種。
県立柏原病院はピーク時240人 (2003年度、 353床稼働) だった看護師が、 168人 (4月1日時点、 164床稼働) に、 柏原赤十字病院は96人 (02年度、 167床稼働) が68人 (4月1日時点、 109床稼働) と、 大幅に減っている。 民間病院も常に看護師を募集しており、 公立、 民間を問わず、 看護師不足が常態化している。
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2013年5月26日09:14
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柏原の彫刻師「中井一統」の作品...
「中井権次」 の名で寺社の飾り彫刻などを手がけた柏原の彫刻師、 中井一統の作品を写真集に収録するため、 プロ写真家の若林純さん (55) =東京=がこのほど、 1週間かけて丹波市、 篠山市の社寺などで撮影を行った。 近畿地方に残る彫刻作品を掲載した写真集が、 8月ごろに刊行される予定で、 一統の作品もその中で紹介される。
中井一統の調査研究を続ける元高校教諭の岸名経夫さん (丹波市柏原町柏原)、 進藤凱紀さん (同市氷上町新郷)、 村上和謙さん (西脇市) らが案内した。 3人らの活動を紹介する丹波新聞の記事が、 若林さんの目に止まったのがきっかけ。
若林さんは日大芸術学部を卒業後、 主に国内外の自然、 社寺、 建築物などの彫刻を撮影しており、 本の企画、 執筆もしている。 代表作に、 関東を中心に取材した 「社寺の装飾彫刻」 (日貿出版社) があり、 今回はその関西編。 近畿地方に残る社寺の装飾彫刻を集めるなかで、 丹波、 但馬、 丹後、 北播磨などに残る一統の作品約30点を、 写真と文で紹介する。
丹波市では、 五社稲荷 (柏原町柏原)、 高座神社 (青垣町東芦田)、 加茂神社 (氷上町賀茂)、 称名寺 (春日町黒井)、 常勝寺 (山南町谷川)、 愛宕神社 (市島町上垣)。 また、 篠山市では、 5代目正忠、 6代目正貞の銘の入った脇障子があり、 親子による迫力ある彫刻が残る沢田八幡神社 (沢田) のほか、 文保寺 (味間南)、 波々伯部神社 (宮ノ前) などで撮影。 温泉寺 (豊岡市)、 大乗寺 (応挙寺、 香美町)、 金剛院 (舞鶴市) にも足を運んだ。
高座神社では、 梅只敏幸宮司や小寺昌樹筆頭総代が立ち会い、 本殿などの彫刻に改めて関心を深めた様子。 梅只宮司は、 「神社の飾り彫刻に光が当たり、 建築物の再評価につながったらうれしい」 と顔をほころばせる。 小寺筆頭総代も 「先人が苦労して残した宝物を大切にし、 若い世代に伝えたい」 と話していた。
若林さんは、 「同じ一族の作品がこれだけ集中的に見られる地域は珍しい。 一統の作品には、 獅子が歯で噛んでいる状態を表現した獅子噛 (しがみ) が多い。 木鼻にも特色が見られる」 と解説。 「建築物や仏像だけでなく、 彫刻を通してお寺や神社への関心が深まるのでは」 と話す。
案内した岸名さんも、 「私たちの研究に光があたり、 うれしい。 一統の彫刻に多くの人が関心を向けてもらえれば」 と期待している。
写真・高座神社で装飾彫刻を撮影する若林純さん=青垣町東芦田で
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2013年5月26日09:13
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歌声合わせて40周年を祝う 「氷上郡歌声...
昭和40―50年代を中心に、 氷上郡内各地域で活動していた 「氷上郡歌声協議会」 の40周年同窓会が、 6月8日午前11時から柏原自治会館 (丹波市柏原町柏原) で開かれる。 1993年に20周年同窓会を開いて以来、 20年ぶりの同窓会になる。
昨年、 山南歌声サークルが33年ぶりの同窓会を開催。 その際に 「来年は当時の氷上郡の仲間にも呼びかけて同窓会を開きたい」 という声が上がり、 丹波市内各地域のメンバーによる実行委員会で準備を進めている。
当日は、 市内各地域を中心に、 県内、 福知山、 大阪などからも40人が参加する予定。 ギターなどの演奏で、 当時流行したフォークソング、 歌謡曲など30曲を歌う。 実行委員会のメンバーが、 選曲や歌集づくりを進めている。 27日には、 ふなき荘 (春日町新才) で歌の練習を行うことにしている。
45年前に、 当時の京都の学生による 「京都フォーク村連絡協議会」 のキャラバン隊が歌声サークルのPR活動に訪れ、 氷上郡内各町のサークルのメンバーと交流するなど、 輪が広がった。 その5年後に 「氷上郡歌声協議会」 が結成され、 東京で開かれた 「全国歌声協議会」 の祭典に参加したのが活動の第一歩になった。
実行委員会事務局長の下中克憲さん (62) =山南町長野=は 「当時のメンバーは60歳前後になったが、 まだまだ気力も充実している。 青春時代を振り返りながら、 新たな人生の出発点として、 交流を深められたらうれしい」 と参加を呼びかけている。
下中さん (090・2598・8134)。
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2013年5月26日09:10
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デカンショ節“DNA”継承 鳳鳴高生徒...
篠山鳳鳴高校 (明山修校長) の生徒たちが、 地域が誇る伝統民謡 「デカンショ節」 の囃子 (はやし) 方となるべく楽器の技術習得に励んでいる。 そもそもデカンショ節を全国に広めたのは同校の前身である 「鳳鳴義塾」 の若者たち。 鳳鳴高生として代々受け継がれてきたデカンショのDNAを見つめ直し、 習得したデカンショ節でもって地域貢献したい考えだ。
同校では昨年度から 「デカンショ節を習得することで伝統の継承と地域おこしの一端を担いたい」 と、 ▽三味線▽篠笛▽尺八▽太鼓―と囃子に使用する道具一式を購入。 費用は県や同窓会から助成を受けた。
昨年度は生徒会や合唱部が、 今年はボランティアなどを行っているインターアクト部が中心となり、 「デカンショ節囃子方講習会」 を開催。 本物の技術を学ぼうと、 デカンショ節保存会のメンバーを講師に招き、 演奏の習得に励んでいる。
22日には今年度1回目の講習会が開かれ、 保存会メンバー5人が来校。 インターアクト部の1、 2年生14人に楽器の使い方やデカンショの囃子を手ほどきした。
生徒らは保存会メンバーの模範演奏に感嘆の声を上げた後、 各楽器に分かれて練習を開始。 慣れない楽器に悪戦苦闘しながらも、 のみ込みの早い生徒もおり、 さっそく聞き慣れたデカンショの調べを響かせていた。
マスター後は、 11月に行われる同窓会行事で披露するほか、 インターアクト部の活動として普段から訪れている幼稚園や福祉施設などで演奏する予定。
歌い手として立候補し、 指導を受けた志儀知明君 (1年) は、 「祭りに行って自分が口ずさんでいるのと全く違ってとても難しい。 がんばって自分のものにしたいし、 いつかデカンショ祭のやぐらの上で歌えたら」 と意気込んでいた。
保存会メンバーでデカンショバンドの指導者代表でもある山田良一さんは、 「難しいとは思うけれど、 民謡は体で覚えていくもの。 高校生たちが取り組んでくれることでデカンショが広がるきっかけができ、 とてもありがたい」 と笑顔。 明山校長は、 「技術の伝承だけでなく、 あらためてデカンショのすばらしさを感じて、 地元をいいところだと思ってくれれば」 と期待している。
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2013年5月26日09:04
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アジサイで緑化 有志で景観づくり 氷上...
丹波市氷上町本郷の有志でつくる 「アジサイクラブ」 (大木広二代表、 20人) が5月21日、 自治会内の県道のり面にアジサイを植えた。 雑草管理の労力を省くとともに、 花づくりを通して地域のつながりを持ち、 通行する人の気持ちを和らげる景観を提供しようと設立したもの。 来月には初めてアジサイが花を咲かす。
本郷橋の近く。 約270平方メートルののり面を県の許可を得て緑地化した。 大型ダンプ4台分の土を入れて固め、 土壌改良剤を入れて花が育つ環境を整えた。 水を透過する防草シートで地面を覆い、 シートに穴を開けて1平方メートルに1本の割合で、 アジサイの苗木2種類を計160本植えた。 苗木の半数はつぼみを持っており、 来月には花を咲かす。 資材は、 県のまちなみ緑化事業でまかなった。
作業に参加した荻野恒子さんは、 「梅雨にきれいな花が咲くと思ってがんばっている」 と汗をぬぐった。 大木代表は、 「うっとおしい季節に、 みなさんの心にやすらぎを感じてもらえれば」 と話していた。
同クラブは、 今回植栽した場所の近くに廃材を利用した手作りの花壇を設けており、 アジサイやスイセン、 ジャーマンアイリスなどを植栽。 挿し木の講習会も開き、 会員が育てたアジサイの苗をも、 今後植える予定。
写真・のり面にアジサイを植栽するアジサイクラブの会員たち
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2013年5月26日09:01
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丹波焼作家が作陶展 6月9日まで、陶の...
丹波立杭陶磁器協同組合内の組織の一つ、 展示企画委員会 (市野信水委員長) が、 「立杭陶の郷」 (篠山市今田町上立杭、 079・597・2034) で作陶展 「TAMBA 10 (とう) TEN」 を開いている。 丹波焼陶芸家でもある同委員会の委員全10人による作品計18点を出展している。 6月9日まで。
展示会場は、 2011年の陶器まつりにあわせて地元左官職人らによってつくられた、 波打つ土壁が立ち並ぶ 「アートギャラリー丹波」。
丹波焼の魅力を発信するだけでなく、 同ギャラリーを市内で活躍している多彩なジャンルの作家らに、 作品発表の場として活用してほしいとのPRも兼ね、 展示スタイルの参考にしてもらえたらと開催した。
会場には、 「イッチン」 の技法で黒馬を描いた花器や、 丹波焼伝統の重厚な雰囲気が漂う焼き締めの大壺、 灰釉がたっぷりと掛かった大きな角皿など、 作家の個性があふれた作品が並んでいる。
出展者は次の皆さん。
市野勝磯 (山五陶勝窯)、 市野信水 (信水窯)、 市野吉記 (コウホ窯)、 市野良行 (寿庵)、 今西公彦 (宮ノ北窯)、 大上磯松 (夢陶房)、 大上和則 (鎮台窯)、 大上正行 (窯元やまの)、 大西雅文 (丹文窯)、 北村圭泉 (圭泉窯)
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2013年5月26日08:59
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早苗饗(さなぶり)
今年は夫が二反半の田植えを一人でやり終えた。 五月の連休に息子や娘一家が来て、 賑やかに田植えをするのが、 ここ数年の我が家の行事だった。 今年は、 毎年苗を買っていた店が閉店、 他の店に手配したのだが、 順番待ちで、 十日遅れになってしまった。 平日なので息子たちも来られない。
「一人で大丈夫?私も俳句大会を控えて、 主宰がダウンされたので、 その分忙しくて手伝えないよ」 と案じると、 「いいよ、 別に一人でできるよ、 みんながイベントを楽しむということで、 やってただけなんだから」 と、 いたって淡々としている。 町育ちで、 土いじりさえしたことのない夫が、 定年を控えた十年前、 突然かなり山奥の村の田んぼを買うと言う。 「手伝えないけどいいの?」 と言うと、 「もちろん、 僕の遊び場として好きなように使うから」 という。 畑より田んぼのほうが楽だと見極め、 中古の田植機、 コンバイン、 トラクターなどを買い集め、 はじめた稲作も今年で九年目。 結構おいしいお米がとれるので、 定年直前に、 早々と遊び場を確保したのは賢明だったようだ。
さて、 私は一年に一度の俳句大会を終え、 夫も田植えを終えた翌日、 朝食のとき 「お互い、 大きな仕事を無事に終えたんだから、 日帰り温泉でも行くか?」 と誘う。 「早苗饗だね、 この言葉知ってる?」 と電子辞書を見せる。 「〈さなぼり・田植えが終った祝いのことで、 田の神が田植えを終えて帰るのを見送る祭りだったが、 転じて田植え終わりの祝宴や田植え休みの意味〉か、 よし今日は早苗饗だ」 と早速温泉をネットで検索し始めた。
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2013年5月26日08:59
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アイガモ農法を体験 参加者を募集 6月...
毎月第1日曜日にいちじま丹波太郎 (丹波市市島町上垣) で行われる 「丹波太郎祭り」 の実行委員会が、 6月2日から作業を始める 「合鴨米」 作りの参加者を募集している。 田植え、 アイガモの放鳥、 稲刈りなど全4回。
いちじま丹波太郎近くの田んぼで体験する。 同日を1回目に、 9日、 10月6日、 11月3日に作業を行う。 1回目は田植えと周囲のネット張り。 2回目以降は、 アイガモの小屋作りや放鳥、 稲刈りや天日干しを予定している。 最終回はアイガモを使ったバーベキューを楽しむ。 2回以上参加すれば、 10キロの合鴨米をプレゼントする。
同実行委員会の太田光宣さん (48) は 「自分で食べるお米は自分で作りたいという思いで企画した。 ぜひ参加して」 と呼びかけている。
1―3回目は午前10時前に集合 (4回目は時間未定)。 参加費は大人5000円、 子どものみの参加は3500円 (小学4年生以上)。 4回目のアイガモ解体と焼肉に参加する場合はさらに2000円が必要。
先着30人。 名前、 住所、 参加人数、 当日つながる連絡先を記入し、 5月末までにメール (taromatsuri@gmail.com) で申し込む。
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2013年5月26日08:59
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名前
丹波市商工会であった講演で、 講師が 「一緒に働いている仲間達のフルネームを漢字で書けますか」 と問いかけた。 さて、 あなたは―。 ▼職場の仲間だけでなく、 取引先の社員もフルネームで覚えるという人がいる。 昨年、 丹波市工業会40周年式典で講演したタニサケ会長の松岡浩氏だ。 営業で会社を訪ねたとき、 社長や担当者はもちろん、 取り次いでくれた人、 倉庫の管理など裏方で働く人らのフルネームも覚える。 ▼出会ったり、 電話で話すとき、 姓で呼ばずに名前で呼んだり、 フルネームで話しかける。 すると、 相手は 『フルネームで覚えてくれているのか』 と感心する。 松岡氏は 「名前を覚えるのも、 誠意の表われ」 という。 ゴキブリだんごなどを製造しているタニサケは、 従業員数約35人で、 経常利益が2億円を超える優良企業だ。 ▼昭和天皇にこんなエピソードがある。 皇居に生えていた草を、 誰かが 「名もなき雑草」 と呼んだところ、 天皇は 「草にはみな名があります。 『名も知らぬ草』 というべきでしょう」 とたしなめられた。 ▼草にも心があるなら、 「名もなき草」 には立腹するだろう。 それに比して 「名も知らぬ草」 には、 草の命に対する畏敬がある。 名前は、 その存在の命の表象でもある。 さて、 あなたは職場の仲間のフルネームを書けましたか。(Y)