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2013年6月2日08:33
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民泊・民宿をテーマに講座 6月21日、成...
福知山市堀の成美大学 (0773・24・7100) で6月21日午後7時から、 「農山漁村民泊・農林漁家民宿の現状と将来展望」 と題した講座が開かれる。
同大学の中尾誠二准教授が、 多自然地域の活性化策として注目される 「民泊・民宿」 をテーマに講義する。 参加無料。 20日までにファクスかメ
ールで申し込む。 同大学地域活性化センター (FAX0773・24・7170、 メール regional@uv.seibi-gakuen.ac.jp)。
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2013年6月2日08:32
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「生涯学習基本計画」審議会委員募る 丹...
丹波市 (生涯学習センター0795・82・0409) は、 市民が生涯学習に取り組む権利を保障するための基本となる 「市生涯学習基本計画」 を策定する同審議会の公募委員5人を募集している。 同計画に対し、 意見や提言を述べるのが役割。 20歳以上の市内在住、 在勤、 在学者なら誰でも応募できる。
委員の任期は7月から2015年3月まで。 委員会は概ね月1回程度を予定している。 1回の出席につき、 3500円の報酬が出る。
応募用紙に、 「丹波市における今後の生涯学習のあり方」 をテーマとするレポート (A4サイズの用紙に横書きで、 800字程度) を添え、 20日までに同センター (〒669―3692丹波市氷上町成松字甲賀1番、 FAX0795・82・4370)。
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2013年6月2日08:30
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子どもの名前
本紙コラム 「望エン鏡」 (5月26日付) に、 今ごろの子どもには、 「ふりがながなければ何と読むのか見当もつかない」 ような名前が目につくとあった。 これは、 執筆者の河合雅雄氏のみならず大方の感想だろう。 ▼ただ、 難読の名前は今に始まったことではないようだ。 たとえば 「徒然草」 に、 才知のあるところをひけらかすような名づけは嫌味であり、 「人の名前に見慣れない文字をつけようとするのは無益なことだ」 とある。 ▼時代はくだって、 本居宣長も同様のことを書いている。 「すべて名は、 いかにもやすらかなる文字の、 訓 (よみ) のよく知られたるこそよけれ」。 読みづらい名前は昔にもあったことがわかるが、 兼好も宣長も、 難読の名前に眉をひそめていたこともわかる。 ▼河合氏は、 コラムで 「名前は子どものものであって親のものではない」 と書かれていた。 まったく同感だ。 名前は、 その本人が死ぬまで背負っていくもの。 その基本は忘れないでいたい。 ▼名前は子どものものであると同時に、 公のものでもある。 思想家の内田樹氏が 「私の名前は私自身にとっては用がない。 用があるのは、 私の名を呼ぶ他人だけである」 と書いている。 的を射た理屈だ。 思わずうなってしまう名前が少なくない昨今。 「太郎」 というありきたりの名前がかえって新鮮に思える。(Y)
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2013年6月2日08:29
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玉ねぎ
それだけでは、 料理の主役にはならないが、 フレンチ、 イタリアンをはじめとして、 なくてはならないのが名脇役の玉ねぎだ。 新玉ねぎのおいしい季節になった。 玉ねぎに含まれる 「硫化アリル」 が、 血液をさらさらにして、 動脈硬化や脳血栓を予防してくれるというので、 毎日食べている。
最近、 友だちが教えてくれた、 これ以上簡単な方法はないという究極のレシピ (ご存知の方もあるとは思うが) を一つ。 新玉ねぎの皮をむき、 十字に切れ目をつける。 皿に載せラップをかける。 一個なら三分強、 二個だと四分半ほど電子レンジでチンする。 玉ねぎの甘味が凝縮されて、 何もかけなくても充分という人も。 おかずなので、 私はほんの少しダシ醤油をかける。 五分で一品という超スピード料理、 しかも美味しく栄養満点だ。 生の玉ねぎを薄切りにするサラダも美味しいけれど、 あとあと匂いが口に残るのが気になる。 その点、 この 「チン玉ねぎ (私が命名)」 は大丈夫だ。 様々な野菜の季節感が薄れていく中で、 今だけの美味しさをしっかり味わいたい。
この玉ねぎ、 意外と日本で食べられるようになった歴史は新しい。 明治四年に札幌で試験栽培されたのが最初で、 明治十一年から札幌農学校で本格的に始まった。 春まきのほかに秋まきが開発され、 関西では淡路島や泉州が主要産地だ。
しかし、 国内の自給率は七八パーセント程度だとか。 新玉ねぎが一個二十八円などという目玉商品になっているのは、 手間ひまをかけた生産者にとっては辛いものがあるだろう。 簡単レシピでぜひたくさん消費しなくては。
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2013年6月2日08:28
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松尾美千代さん訃報
松尾美千代さん (まつお・みちよ=松尾和典・石焼工房「四旬」店主の妻) 5月28日死去、 52歳。 自宅は篠山市真南条下640ノ1。 葬儀は30日おこなわれた。
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2013年6月2日08:27
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「合鴨農法のススメ」
きょう2日から市島の丹波太郎祭りで「合鴨米」作りが行われる。 アイガモのひなを田に放し、 雑草の除去や害虫の駆除をさせる 「合鴨農法」 だ。 食の安全・安心が叫ばれている今、 各地でこの農法が取り入れられ、 水を張った田んぼでアイガモのひなが元気に泳いでいる姿をよく見かける。
いちじま丹波太郎代表の荒木武夫さんによると、 合鴨農法の歴史は古く、 安土桃山時代に始まったとのこと。 豊臣秀吉が田んぼの除草などをねらいに、 アヒルの放し飼いを奨励したのが起源という。
アイガモはアヒルとマガモを掛け合わせたもの。 体は大きいが飛ぶことのできないアヒル、 飛ぶことはできるが体が小さいマガモ。 掛け合わせた結果、 体が小さくて飛ぶことができないアイガモが誕生。 飛んで逃げることもなく、 米作りに適した形となった。
荒木さんは 「昔ながらの知恵を活用して、 安全なものを作りたい。 子どもたちに農薬を使わない、 安心・安全な米を食べてもらいたい」 と話している。
合鴨農法に興味のある人は、 丹波太郎の荒木さん (0795・80・3750) へ。(田畑知也)
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2013年6月2日08:26
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リーグ全国大会へ 中学硬式野球・ベース...
篠山市の中学生硬式野球チーム 「ベースボールネットワーク」 (竹内三郎代表、 選手31人) が5月25、 26の両日、 佐野運動公園 (淡路市) で行われた 「ヤングリーグ全日本選手権大会」 兵庫東支部予選 (12チーム出場) で4戦全勝し、 全日本大会出場枠 (2チーム) に入った。 同大会出場は3年ぶり3度目。
予選リーグ1試合目の神戸ヤングベースボールクラブ戦は田中優馬君の3塁打など打線が爆発し、 11―1で大勝。 2試合目の西宮フェニックス戦は初回、 長居純平君の3塁打などで6―2の勝利。 決勝トーナメント1回戦の尼崎園田フレンズ戦は小山加偉人君が投打で活躍するなどし、 零封した。 代表決定戦の兵庫伊丹との戦いでは、 1番田中君が初回と5回に出塁し、 2番の長居君がバントヒットで得点するなどして、 4―2で勝利した。
火置昌宏監督 (48) =篠山市大渕=は 「課題は山盛りですが、 あと2カ月近く、 しっかりと激しく厳しく練習し、 万全の形で晴れの舞台に臨みたい。 また、 選手たちには、 意識と目標を高く持って取り組んでくれることを期待します」 と話す。
全国から32チームが出場する全日本大会は7月21日から岡山県で行われる。 全日本上位2チームが他リーグも出場する 「ジャイアンツカップ」 の出場権を得る。
中学硬式野球の団体は、 関西ではシニア、 ボーイズ、 ヤングの3リーグが主な団体。 同チームはヤングリーグに属する。
ベンチ入りメンバーは次の皆さん (カッコ内は中学)。
▽3年=宇野将 (園部、 主将)、 坂矢峻吾 (同)、 北尾圭悟 (丹南)、 長居純平 (同)、 畑怜志 (同)、 田中優馬 (同)、 田中悠雅 (篠山)、 穴瀬優太 (同)、 尾田直彌 (同)、 福田源貴 (長坂)、 小山加偉人 (同) ▽2年=門栗徹 (和田)、 久下貴太 (山南) ▽1年=安井勇人 (丹南)、 戸倉伊武希 (篠山)、 大澤駿介 (長坂)
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2013年6月2日08:25
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お袋の味届け200回 「たんば医療支え隊」...
地域医療を支えるグループ 「たんば医療支え隊」 の県立柏原病院への差し入れが5月30日、 200回を迎えた。 2009年4月から毎週木曜夕方に差し入れを続け丸4年。 医師たちは節目の特別メニューにはしを伸ばしながら、 気遣いに感謝していた。
200回目は、 肉入り巻き寿司、 いなり寿司、 ちらし寿司にフライの盛り合わせ、 和え物と、 普段より豪華。 秋田穂束院長は、 「いつもおいしく頂いています。 医局の医師が喜んでいて感謝しています」 と謝辞を述べた。
4月に着任した外科の秋田真之医師 (27) は、 「木曜は手術日で、 手術終わりにいつも頂いている。 バランスが良く、 普段食べる機会が少ない野菜や煮炊き物が入っているのがうれしい」 と喜んでいた。
県立柏原病院の小児科を守る会に触発され、 医師を支えるため自分たちにできる取り組みをと、 「支え隊」 に所属する女性がボランティアで始めた。 春日町黒井の 「和楽」 で宅老所と高齢者給食を手がけており、 得意の 「おふくろの味」 を届けている。
この日は、 芦田文子さん、 加賀野洋美さん、 吉森峰子さんの3人で調理。 芦田さんと加賀野さんが配達に訪れた。 2人は、 「凝った料理はできないが、 喜んでもらえている間は続けたい」 と微笑んだ。
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2013年6月2日08:24
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第334問
丹波市出身の音楽家、 小南泰葉さんが発表した新アルバムのタイトルは?
1.カメラ
2.キメラ
3.クロレラ
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2013年6月2日08:24
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ぬくもり伝わる「丹波布の里まつり」
6月9日午前10―午後3時、 青垣町佐治 「佐治来楽館」 周辺で「丹波布の里まつり」が開かれる。 丹波布機織り工房などをめぐるスタンプラリー (7カ所制覇で景品進呈)。
丹波布や同布の小物の展示、 販売。 空き店舗でカフェを開店。 山野草弁当や食品の販売、 フリーマーケット。
同実行委員会主催。 中川さん (090・1907・0057)。
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2013年6月2日08:23
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椅子をいろいろ知る講座
6月8日から丹波年輪の里 (丹波市柏原町田路、 0795・73・0725) で「椅子をいろいろ知る講座」を開く。全6回。
篠山市今田町の家具職人、 羽賀達哉さんを講師に迎え、 いすのデザイン、 設計、 原寸図作成、 工作に必要な知識などを学ぶ。 実際に原寸図作成に取り組む。 定員10人。 1万2600円。
日時は、 8日、 22日、 7月13日、 同27日、 8月10日、 同24日で、 いずれも午後1―3時半。 5日までに申し込みを。
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2013年6月2日08:22
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いわくら里山ハイキングコース歩こう会
6月8日午前9時、 スポーツピアいちじま (丹波市市島町中竹田) に集合。 いわくら里山ハイキングコース (市島町中竹田) を歩く。 約1時間半。 参加無料。 塩見さん (090・8889・5164)。
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2013年6月2日08:21
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丹波・西脇作家が交流 6月4日から合同...
西脇市上比延町の岡之山美術館で6月4日から、 丹波市美術作家協会 (木寺明会長) と西脇市で活躍する作家が合同で 「丹波・西脇交流展」 と題した展示会を開く。 入館無料。 月曜日休館。
前期 (4―16日) と後期 (18―30日) に分け、 写真、 絵画、 書、 彫刻、 工芸、 日本画の各分野の作家22人 (丹波市10人、 西脇市12人) が1人約2点を出品する。
今年1月、 木寺会長が同美術館で個展を開いたのがきっかけで、 美術館スタッフから西脇市の作家との交流展開催を依頼された。 丹波市美術作家協会では以前から、 他市の作家と切磋琢磨したいという思いがあり、 交流展が実現した。
木寺会長は 「丹波と西脇、 それぞれの作家の作品を通して地域の色を感じてもらえれば」 と呼びかけている。
同美術館 (0795・23・6223)。 丹波市の出品者は次のみなさん。
【前期】▽写真=上井明▽絵画=足立慎治▽書=赤尾真堂▽彫刻=磯尾隆司▽工芸=山城建司【後期】▽写真=小寺敏博▽絵画=荒木孝典▽書=足立青宙▽彫刻=吉良幸宏▽工芸=伊藤岱玲
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2013年6月2日08:21
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段ボールで人形劇 6月9日、たんば田園...
段ボールを使った人形劇 「お花のハナックの物語」 (篠山市主催) が6月9日午後2時から、 たんば田園交響ホール (同市北新町) で開かれる。
段ボール人形劇は、 人形劇俳優で演出家でもある、 たいらじょうさんが段ボールで製作した人形を使って一人で上演するもの。 日本人形劇大賞で銀賞を受賞しているたいらさんの活動は、 テレビなどでも取り上げられている。
入場料は全席指定で一般2000円、 中学生以下1000円。 問い合わせは同ホール (079・552・3600)。
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2013年6月2日08:20
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兵庫県立大が森公苑で講座 自然災害テー...
「地震・津波などの自然災害がもたらす被害と備え」 をテーマにした兵庫県立大学特別公開講座が、 7月20日から計5回、 丹波の森公苑で開かれる。 受講生を募集している。
同大学の准教授らが、 「丹波地域で想定される自然災害と原発事故に伴う放射線被害」 「大規模災害発生後に起こる現実」 などについて話す。 日程は7月20日、 8月10日、 31日、 9月7日、 21日で、 いずれも午後1時半から。 定員40人 (先着順)。 受講料5800円。 申し込みは4日から同公苑 (0795・72・5170)。
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2013年6月2日08:18
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早くもホタル乱舞 丹波市内の一部地域
丹波市内の一部地域で、 ホタルの乱舞が始まった。 5月23―24日ごろから飛んでおり、 梅雨の中休みで晴れて気温が上がった30―31日には、 暗闇の中、 無数のホタルが求愛の光跡を描いた。
氷上町石生の高谷川では、 水分れ交差点近くで24日ごろから飛び始めたという。 近くに住む人によると、 「例年月末から楽しめるが、 今年は数が多いよう」。 青垣町芦田地区では 「全部放したが、100匹以上網ですくった。 本が読めるぐらい明るかった」 という人も。 山南町谷川の川でも飛んでいるという。
青垣いきものふれあいの里 (青垣町山垣) の遠阪川ホタル観察会は今月23日と、 市内でも発生時期にかなりのばらつきがある。
同施設運営委員長の足立勳さんは、 「3月末から4月にコンスタントに雨が降り、 何度も幼虫が上陸する機会があった。 今年は長く見られるだろう」 と話している。
写真・高谷川沿いで乱舞するホタル。 電車が通過するたびに振動の影響か、 盛んに飛ぶ=氷上町石生で
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2013年6月2日08:17
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「もみじ三山」を発足 文保寺・大国寺・...
モミジの隠れた名所として知られる篠山市内の天台宗3カ寺、 ▽文保寺 (味間南、 廣田実光住職) ▽大国寺 (味間奥、 酒井裕圓住職) ▽高蔵寺 (高倉、 福井邦準住職) ―が、 より多くの人に 「隠れ里で心安らぐ紅葉の美を楽しんでもらおう」 と、 「丹波篠山もみじ三山」 を発足させた。 今後、 3カ寺が連携してスタンプラリーなどのさまざまなPR活動を展開するほか、 紅葉シーズンに向けてトイレの整備やモミジの植樹、 イベントの企画など、 観光客受け入れの準備を進めていく。
5月29日、 大国寺に報道関係や旅行業界関係者を招き、 発会発表会を開いた。 各寺の住職らが寺の歴史を解説し、 モミジにまつわる見どころを紹介した。
福井住職は、 「有名なモミジの名所は多くの人でごった返すので、 癒しを求めて出掛けても 『かえって疲れた』 という声をよく聞く」 といい、 「一方、 私たちの3カ寺にも見事なモミジがあるが、 知る人ぞ知るという状況。 しかし、 人があまり訪れない分、 その静けさの中でゆったりと紅葉を楽しんでもらうことができるのでは」 と話している。
文保寺には、 モミジの巨木が数本あり、 イチョウとの赤と黄色のコントラストが楽しめるという。 山門から本堂への約700メートルの参道の脇に、 モミジを中心とした広葉樹の苗木約2600本の植樹を計画しており、 今秋から植樹作業に取り掛かる。
大国寺は、 重要文化財の本堂を背景に、 大きく枝葉を広げて真っ赤に染まる巨木のモミジが名物。 ほかにも多数のモミジが植栽されており、 木によって紅葉のピークがずれるため、 境内全体で1カ月もの間、 紅葉を楽しめるのが特徴という。
高蔵寺には、 100本以上のモミジが植栽されている。 また、 「丹南 桜百選」 にも選ばれた樹齢約80年の枝垂れ桜の名木をはじめとする数多くのサクラや、 初夏に咲き誇るたくさんのアジサイが見ものという。
モミジの紅葉のピークは例年11月10日ごろ。 見ごろにあわせ、 3カ寺を巡るスタンプラリーを開催。 各寺先着1000人にオリジナル記念品を贈ることなどを計画し、 要望があれば、 法話や座禅、 写経なども受け付けるという。
写真・「丹波篠山もみじ三山」発会発表会で、 寺の歴史やモミジにまつわる見どころを紹介する各寺の住職ら=篠山市味間奥の大国寺で
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2013年6月2日08:17
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ボウリング場「プラザアピア」再開店 6...
4月7日に43年の歴史に幕を下ろしたボウリング場 「プラザアピア柏原店」 (丹波市柏原町柏原) が、 閉店から2カ月後の6月7日に再オープンする。 経営は、 閉店前と同じマルハンで、 店名も変わらず。 再開店というものの、 実質はリニューアルオープン。 同店では、 「閉店という判断だったが、 社の上層部に存続を望む市民の声が届き、 再開店することになった」 と説明している。
外壁と内装を改装。 施設、 料金も、 閉店前と同じ。
米田一美店長によると、 存続を願う手紙や惜しむ声が再開店の後押しになったという。
1970年 (昭和45) に氷上郡初のボウリング場として京都市の西原産業 (現・マルハン) が開いた。 同社は老朽化で建て直しが必要になってきたが、 投資に見合う将来性が見込めないと判断し、 閉店するとしていた。
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2013年6月2日08:16
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柏原バイパス・母坪に活気 空きテナント...
丹波市柏原町母坪の国道176号柏原バイパス沿いで目立っていた空きテナントが埋まり始めた。 先月定食屋が開店したほか、 飲食店2軒が今月から遅くとも来月には開店する見通し。 長く空き店舗になっていた一戸建ての飲食店跡でも歯科医院が開院準備を進めている。
焼き鳥 「あしだ」 などが入居するハクシンテナントに先月末開店した 「漣 (さざなみ)」。 カレーと煮魚、 焼き魚などの定食を600円で提供する。 同店は、 リフォームを手がける 「かすが」 (山南町村森) が運営する飲食店。 同社は、 「大型店があり、 発展が期待できる」 と進出理由を語った。
「飲み屋街」 にあって、 午前10時―午後5時と、 昼間に営業する。 居酒屋を考えていたが、 近くに同業態が出店することが分かり、 競合を避け、 様子を見ることにした。
同店から100メートルほどの 「情熱ホルモン」 跡に進出するのが、 居酒屋 「極楽秘密酒場 闇市倶楽部」。 福知山市を中心に 「なすグループ」 として飲食店を運営する 「エフシーナス」 (福知山市) の丹波市1号店。
さらに、 市消防本部近くの以前、 洋風居酒屋だった場所では、 中華そばの 「花乃家」 が開店準備中。 市内で石材店を営む男性が、 長年構想を温めていた、 鶏ガラスープのあっさり醤油味で勝負する。 「豚骨ラーメンや濃い味付けのラーメンがこのあたりに多いので、 昔ながらの中華そばで差別化をはかる」 と話している。
同テナントと 「闇市倶楽部」 の間にある、 お食事処 「淳平」 跡には、 歯科医院ができる。 7―8月の開院を予定している。
同バイパス沿いの柏原町南多田の空きテナントにも近く、 アウトドアブランドの服や靴などを販売する 「フィズム」 がオープンする。 アウトドアショップ 「フリーズ」 (氷上町市辺) の2号店。 同店は、 柏原バイパス沿いで集客し、 関心の強い層を市辺の店に誘導したい考え。
不動産のマツイ商事 (柏原町南多田) は、 「いい傾向。 アベノミクスの関係か、 雰囲気が良くなっている。 商売を始めようという人は敏感。 いい雰囲気が、 意欲ある人の背中を押したのでは」 と見ている。
写真・空きテナントに入居が相次いでいる柏原バイパス沿い=柏原町母坪で
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2013年6月1日17:30
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食品包装加工 ハートパック
最新設備で信用得る
≪本社所在地≫丹波市山南町奥163
0795・77・2901
http://www.ha-topac.co.jp/
クッキーやラーメン、 はるさめ、 味噌汁など大手食品メーカーの製品を包装加工して商品にする。 コンビニやスーパーで目にする製品がこの工場で加工されている。
食品メーカーでは、 季節によって商品の売れ行きが異なることもある。 自社で完成品を作ろうと思えば、 工場内に広いスペースが必要で、 繁忙期や閑散期にかかわらず、 同じような人員配置が必要になる。 「包装部門を請け負うことで、 機動的にラインを組み立てられるのがメリット。 効率的な生産、 販売のお手伝いができれば」 と笹倉社長は話す。
食品メーカーから送られてきた製品を包装ラインで完成品に仕上げる。 包装の方法は、 製品によってすべて違う。 メーカーがどのような包装を希望しているのかを聞き、 ラインを設計し、 より良い方法も提案する。 大手メーカーと取引を始めて10年。 食品の異物混入を防ぐための金属検査機、 エックス線異物検査装置、 重さを一定量にするウエイトチェッカーも導入するなど、 最新設備を駆使し、 信用を得ている。 また、 印字機能を持たせたシュリンク包装機械も整えている。
大手メーカーのヒット商品の中で、 月産1000万食を超える販売実績を持つ商品も扱っている。 包装の種類は、 40種類、 商品数は200種類にも及ぶ。「ラインで製品の運び方も工夫するなど、 作業の効率化も物づくりの大切な要素」 と笹倉社長は力説する。 これだけの設備を持つ包装加工会社は、 西日本にも数少ない。
「従業員には、 ヒット商品の生産にかかわっているという誇りが生まれ、 従業員が提案できる面白さもある」 と同社では話し、 若い人材を求める。
【創業】1897年【資本金】3700万円【社長】笹倉一真【従業員】90人【業務内容】食品包装加工【年商】19億円 (2013年6月期見込み) 【工場】丹波市山南町奥163