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2013年8月4日09:14
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知事のリーダーシップに期待
県知事選挙で4選を果たした井戸敏三氏が掲げた公約。 丹波地域関連の具体的記載が少ないなか、 県立柏原と柏原赤十字病院の統合の推進、 県立柏原を若手医師の育成拠点とする、 が明記された。
丹波市内の街頭演説で、 県立柏原の西崎副院長の内視鏡検査を毎年受診していることを明かして支持者を沸かせ、 統合病院の建設時期や位置に言及した。 この問題に取り組む知事の強い意欲を感じた。
そんな知事に、 僭越ながら、 私の懸念を伝えたい。 人口問題を抜きに統合新病院が論じられているが、 これは、 危うい。 丹波市6・8万人と言うものの、 市外流出があり、 新病院の実患者人口はせいぜい4万人台だろう。 これで、 新病院を養うことや、 若手医師の教育に資する数の患者を集めることが可能だろうか。
県立柏原の丹波地域2市の中核病院との位置づけが、 統合後も変わらないのであれば、 篠山を抜きに検討が進む現状を良しとはできない。
今なら、 篠山を含め、 名実共に丹波地域の中核病院が作れる可能性がある。 「頼りになる病院を作る」 と言った知事の力強いリーダーシップを期待したい。(足立智和)
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2013年8月4日09:12
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第342問
新選組の前身、 壬生浪士に参加していたとされる谷右京は何藩の出身?
1.柏原
2.篠山
3.三田
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2013年8月4日09:10
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多彩に催し 8月8日から県立丹波並木道...
県立丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐、 電079・594・0990、 FAX079・594・0991) は、 夏休み期間中、 多彩な催しを企画し、 参加者を募集している。 詳細は次の通り。
▽草木染―藍の葉のたたき染め=8日午後1時半―3時半。 綿のエコバッグを染める。 対象は小学生以上。 参加費300円。 定員10人
▽浴衣de茶会=11日、 4回に分けて実施。 午前10時からと午後1時からは、 点前と作法の「煎茶道」を体験。 午前11時からと午後2時からは、「煎茶の淹(い)れ方教室」。各回45分間程度。 参加費600円、 定員は5人。「煎茶道」と「―教室」の同時申し込みで参加費1000円。 浴衣で参加すると特典がある
▽大人の木工教室=17日午前10時―午後3時。 対象は高校生以上。 参加費1500円から
▽ノルディックウオーキング=18日午前10時―正午。 2本のポールを使って歩く。 対象は小学生以上。 参加費1000円 (ポールのレンタル代として別途500円)
▽草木染―藍の生葉染め=18日午後1時半―4時。 ハンカチを染める。 対象は小学3年生以上。 参加費710円。 定員5人
▽家型貯金箱作り=24日午後1時半―3時。 家の形をした貯金箱を組み立て、 小枝や木の実、 貝殻などを飾る。 対象は小学生以上。参加費500円。23日までに申し込む
▽三角竹馬作り=24日午前10時―正午。 間伐材で三角形の竹馬を作る。 対象は小学生以上。 参加費大人用700円、 子ども用500円。 17日までに申し込む。
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2013年8月4日09:09
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柏原古市場で同時開催 土曜夜店とハピネ...
毎月第2土曜の定期市 「丹波ハピネスマーケット」 が、 8月10日午後4時から丹波市役所柏原支所周辺 (丹波市柏原町柏原) で開かれる。 同日、 同会場で地元の古市場商工会 (会員17人) が主催する 「土曜夜店」 と同時開催し、 相乗効果で誘客をめざす。
昨年9月から始まった同マーケットは日中に開催していたが、 8月は暑さを避け、 同マーケット実行委員会が、 7月の最終土曜か8月の第1土曜に開いている同夜店に同時開催を呼びかけ、 実現にこぎつけた。
同マーケットは、 みなと銀行、 三友楼、 まさゆめさかゆめの各店の駐車場を会場に、 約30店以上が出店する。
同夜店は、 古市場通りで、 同会員がヨーヨー釣りや金魚すくい、 生ビール販売など約15店を出す。
同マーケットの葉山生子実行委員長は、 「柏原を盛り上げたいので、 一緒にできてうれしい。 夏休みで地元に帰ってきた人にこんなに地元が盛り上がっているんだということを見てもらい、 自分も輪に入ろうと思ってもらえたら」 と言い、 門内義博同商工会長は、 「全体を盛り上げるのにいい企画。 多くの人に遊びに来てもらえれば」 と話している。
同マーケットは午後4―9時。 同夜店は午後5―10時。
同マーケットは昨年9月から、 若手商業者を中心に開催。 同夜店は1950年に中元大売り出しとして始まった。 以前は、 7―8月の土曜にあり、 芝居や仮装行列などもある大掛かりなイベントだった。
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2013年8月4日09:07
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部員と好楽会が共演 柏原高コーラス部・...
柏原高校コーラス部の 「第30回定期演奏会」 が8月10日午後2時から丹波の森公苑ホールで開かれる。 11人と少ない部員を支えようと、 同部OB・OGでつくる 「好楽会」 との合同ステージを企画。 このほど同校で合同練習を行った。 「コーラスの楽しさを伝える機会にしたい」 と張り切っている。
同部は3年生2人、 2年生5人、 1年生4人。 普段の練習では、 大編成で歌う機会も聴く機会も少ないことから、 合唱の新しい魅力を現役部員に感じてもらうとともに、 未来の部員の小中学生ら聴衆にアピールすることで部員増強につなげる。 また、 ここ10年近く、 現役部員と好楽会が疎遠になり、 若い世代の好楽会活動への参加が少ないことから、 現役部員が卒業後、 好楽会に気軽に参加できる環境を作りたいとの願いから企画した。
同部在籍者が卒業と同時に自動的に会員になる好楽会には、 1000人近くの会員がいる。 同部を盛り立てようと、 地元のコーラス・グループで活動する会員を中心に30歳代後半から60歳代後半の有志約30人が4月から練習を重ねている。
同校での合同練習会では、 合同合唱曲のドリームズ・カム・トゥルーの 「LOVE LOVE LOVE」、 同校卒業生の浅葉卓巳さん作詞作曲の 「明日へ」 などを合わせた。 4部に分かれパートごとに練習し、 全体合唱で気になる点を繰り返した。
同部に同級生が30人いたという垣田稔会長 (66) =豊中市=は、 「リズム感が現役学生とは違って、 早い曲についていけない」 と苦笑い。 「コーラスをしてみようという機運が広がれば」 と期待する。 細見圭耶さん (3年) は、 「お腹から声を出されている感じを見習いたい。 現役部員だけの合唱とは、 迫力、 勢いが違う」 と舌を巻く。 勝岡美菜部長 (同) は、 「みなさん上手でハーモニーが美しく、 いい経験になる。 30年続いた伝統を引き継ぎつつ、 少ない人数でもできることを続けたい」 と話した。
また、 同公演の幕間で、 同部現役学生、 好楽会会員が、 小中学生に 「翼を下さい」 を教え、 舞台で共に歌う企画も予定している。 同校 (0795・72・1166) 。
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2013年8月4日09:03
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昨今の天災
山口県や島根県で記録的な豪雨が降った日、 奇しくも寺田寅彦随筆集 「天災と日本人」 を読んでいた。 ▼寺田は同書で、 雨の名称が日本には多様にあると書いている。 たとえば 「春雨」 「五月雨」 「しぐれ」 などだ。 雨の降り方に関する表現が豊かな日本にさらにまた一つ言葉が増えた。 いわく 「これまでに経験したことのないような大雨」。 ▼寺田は、 「文明が進めば進むほど天然の暴威による災害がその激烈の度を増す」 とする。 言わんとするところは、 粗末な小屋に人が住んでいた時代ならば損害は軽微だが、 現代は違う。 しかも、 現代は交通網や通信網など、 さまざまなネットワークが張り巡らされ、 1カ所でも故障が生じると、 たちまち全体に影響を及ぼす。 これらが先の言葉に背後にあるのだが、 今日、 別の解釈もできる。 ▼温暖化による集中豪雨多発の可能性は以前から指摘されていた。 近年の集中豪雨の一因に温暖化が関わっているのが事実だとすれば、 「災害を大きくするよう努力しているものは誰あろう、 文明人そのもの」 という寺田の言葉が真に迫る。 ▼寺田はこうも書いた。 「浜の真砂 (まさご) が消滅して泥になり、 野の雑草の種族が絶えるまでは、 災難の種も尽きないというのが自然界人間界の事実であるらしい」。 この言葉の真実味が増す昨今の天災である。(Y)
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2013年8月4日09:02
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猫の子育て
物置の奥に仔猫を見つけてから三日後、 いつものように覗きに行くと親猫も仔猫もいない。 焦って、 物置の隅から隅まで 「シロちゃん、 チビちゃん」 と呼ぶが返事無し。 「大丈夫だよ、 何処かにいるさ」 と夫は落ち着いたもの。 案の定、 しばらくしたら母猫が帰ってきた。 物置へ行かずに二階へ上がっていく。 後を付けると、 布団部屋のカーテンの隅に不安そうな仔猫。 そういえば昨夜、 また違う野良猫の声がしていたので、 より安心出来る部屋へ移したのだ。 仔猫を咥えて必死で運ぶ姿を想像するといじらしい。 布団部屋では困るので、 隣の部屋へ移す。 「何かで囲ってやると安心するかも」 と夫が座布団一枚ほどの空間を用意。 それから約三週間、 仔猫の大きくなる早さには驚かされる。 最初発見したときは、 おそらく二百グラムに満たないほどだったのに、 台所の秤に載せてみると五百グラムもある。 とはいえ、 まだフワフワなので片手に載る。 母猫の外出中に仔猫を見に行くと、 何処かに隠れている。 必死で探すのだが、 見事に気配を消している。 母猫が帰ってくると何処からともなく出てくる。 どうやら机の引き出しのある側の、 ほんの五センチほどの床との空間に入っていたらしい。
これまで四匹の猫を飼ったが、 どれも三カ月以上経った猫ばかりで、 市販のキャットフードで育てた。 こんなに小さいのは初めてだ。 今回だけは母猫と一緒なので、 母乳で順調に育っている。
今後、 猫の離乳食をどうするか、 その時期はいつだろうとか、 インターネットで検索中。 仔猫の名前も孫たちに公募中だ。
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2013年8月4日09:02
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卵使わないケーキ発売 洋菓子店「スイー...
洋菓子店、 スイーツチェリッシュ (丹波市柏原町南多田、 0795・73・0355) は、 卵を使わずに作ったデコレーションケーキの販売を始めた。 卵アレルギーの子どもたちにも安心してスポンジケーキを食べてほしいとの願いから考案した。
スポンジを作る際に卵を使わず、 製菓用に開発された牛乳のたんぱく質を濃縮させたもので代用。 ふんわりした食感に近づけ、 本来なら卵が出す風味は、 生地にハチミツを入れるなどして調えた。
これまで同店では、 卵アレルギーがあると相談を受けた場合は、 ムースやゼリーなどを勧めていた。 オーナーシェフの中嶋祥次さん (41) は、 「通常のケーキと、 ケーキが食べられない子のためにゼリーを1つ買っていく―といったお客様がおられた。 家族みんなで1つのケーキを切り分ける楽しさを味わってもらえるものを提供したかった」 と話している。
通常の生クリームデコレーションケーキと同じ値段。 4号1980円―6号3500円まで。
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2013年8月4日09:01
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「農業鑑定」で全国へ 篠山産業高校・森...
「第61回兵庫県学校農業クラブ連盟大会」 がこのほど、 氷上高校 (丹波市) で開かれ、 「農業鑑定競技」 の 「生活科学の部」 で篠山産業高校生活科2年の森澤美月さんがトップの最優秀賞に、 同科3年の八木友梨さんが次点の優秀賞に輝いた。 また、 「農業情報処理競技」 でも同科3年の川上裕さんが優秀賞を受賞した。 森澤さんは、 10月23、 24日、 東京都を中心に開催される全国大会に出場する。 生活科学の部での同校の最優秀賞受賞は16年連続。
大会は、 農業科や畜産科のある県内11高校で組織する県学校農業クラブ連盟が主催し、 生徒が日ごろの学習の成果を競う。
農業鑑定競技の生活科学の部には、 4校から23人が出場。 産高からは3人がエントリーした。 農業や被服、 発達と保育など、 実物や写真を見ながら解答する家庭科目にちなんだ40問が出題された。
森澤さんは、 3月ごろから週1回のペースで放課後を同競技への受験勉強に充て、 過去の問題を参考に対策を立ててきた。 31問正解し、 最優秀に輝いた森澤さんは、 「まさかトップだなんて、 驚きとうれしさとがごちゃ混ぜで、 幸せです」 と喜び、 「この経験が将来に生かせるよう、 全国大会に向けても精いっぱい頑張りたい」 と話している。
森澤さんに1問差で次点となった八木さんは、 「去年も同じ部門で優秀賞だったが、 前回よりも正解数が2つ増え、 頑張れたのでうれしい」 と笑顔を見せていた。
「農業情報処理競技」 には11校から20人が出場、 産高からは2人がエントリーした。 農業に関係するデータを、 エクセルを用いて表計算し、 そこから得られた数値をもとに、 作物の収穫率や各国の自給率を求めたりする問題を解いた。
川上さんは 「大会の1週間前から集中して勉強した。 全国に行けなくて残念だが、 やり切った気持ちでいっぱいです」 と話している。
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2013年8月4日09:00
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「夢の鉄道」の電報発見 田艇吉が郷里へ...
丹波市柏原町下小倉出身で、 明治期に政治家・実業家として活躍した田艇吉氏が、 功績の一つである 「阪鶴鉄道」 の開通計画が政府から認可された際に、 東京から郷里に宛てた電報が丹波市内の旧家から見つかった。 電報に打たれた15文字は悲願達成の喜びが垣間見える文面。 郷土史家は、 「田の夢が叶った瞬間を伝える貴重な史料」 と話す。
明治27年 (1894) 5月29日に当時の氷上郡長だった山崎矩員氏に宛てて送られたもので、 「ハンカク、キゾクインモツウカシタ (阪鶴、 貴族院も通過した)」 とある。
阪鶴鉄道は、 明治30―37年にかけて敷設され、 大阪―舞鶴間を結んだ鉄道で、 現在のJR福知山線の前身。
明治22年、 氷上郡長だった田は、 氷上郡と阪神地方との交通が不便だったこともあり、 鉄道開通に注力。 近隣郡長らとともに発起し、 政府要人に懇請したが却下された。
25年には衆議院議員として、 再度、 「土山 (播磨・明石) ―舞鶴間」 の法案を提出したが、 逓 (てい) 信省と陸軍省で意見が分かれ、 同意には至らなかった。 それでもあきらめなかった田。 大阪―舞鶴間に計画を修正し、 ついに27年5月29日、 貴族院を通過し、 計画がスタートした。
柏原歴史の会の竹内脩会長 (71) は、 「119年前に、 貴族院通過後、 すぐに打たれた電報からは、 田の喜びが伝わる」 と話している。 電報などの史料は柏原歴史民俗資料館に寄贈される予定。
写真・明治27年に田が郷里に宛てて送った電報などの史料=丹波市柏原町で
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2013年8月4日09:00
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イベントスタッフ募集中 8月9日まで ...
兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭、 079・597・3961) は、 11月24日開催予定の陶芸文化講座 「きむらとしろうじんじんの野点」 で、 茶碗作りや接客などの手伝いをしてくれるスタッフを募集している。 申し込みは8月9日まで。
きむらさんは、 1967年生まれ、 京都在住。 赤いドレスに身を包み、 奇抜なメークで窯を乗せたリヤカーをひく美術家。 窯のほかに、 茶碗などの陶芸道具と野点の道具を積み込み、 全国各地で野点を開いている。
10日午後1時半から、 同美術館で事前説明会と野点スポットを探る現場歩きがある。 対象は中学生以上。 やきものの経験不問。 定員は15人。
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2013年8月4日08:57
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山南中出身・待場君、甲子園へ 星稜高校...
山南中学校出身の待場大輔君が所属する石川県の星稜高校が、 8月8日に阪神甲子園球場で開幕する 「第95回全国高校野球選手権大会」 に出場する。 同校の甲子園出場は6年ぶり16回目で、 元メジャーリーガーのゴジラ松井を輩出した強豪校。 待場君 (3年) は、 石川予選の全試合に6番レフトで出場し、 攻撃の口火を切るチャンスメーカーとして勝利に貢献した。 地元兵庫県に凱旋する待場君は、 「全員野球で、 まずは1勝をめざす」 と話している。
右投げ・左打ちで、 169センチ・65キロの小柄ながら2年の春からベンチ入りし、 新チーム移行後にレギュラーに定着。
石川予選では、 その回の先頭打者としてバッターボックスに立つことが多く、 準決勝、 決勝では単打で出塁してチャンスを作り出し、 自らホームベースを踏んで勝利を引き寄せる活躍を見せた。 決勝では遊学館に5―2で勝ち、 甲子園出場を決めた。
「出塁することだけを考えて打席に立った」 と待場君。 相手投手に嫌なコースを攻められながらも、 ミートを心がけ、 出塁にこだわった。 「塁に出たら絶対にホームを踏むぞという気持ちだった。 自分を (ホームへ) かえしてくれるチームプレーのおかげ」 と話す。
甲子園をねらえるチームで、 人間的にも大きくなりたいと選んだ進路。 親元を離れての寮生活に、 「遠くの学校に出してくれたお父さん、 お母さんに、 プレーで恩返ししたいという気持ちで、 練習だけは一生懸命やった」 と胸を張る。 全体練習の後には室内での自主練習、 寮では寝る前の体幹トレーニングを欠かさなかった。
新チームでレギュラーに定着してからは、 自覚が芽生え、 「主将、 副主将を陰で支え、 チームをひっぱる選手でありたい」 と心がけてきた。 人と話す時の態度や、 あいさつなどの礼儀、 チームプレーの大切さなど、 「人間的なことを星稜で学んだ」。 中学までは速く走るのが苦手だったが、 今では 「走り方を教えてくれた中学の陸上部の先生にも感謝している」 と話す。
待場君は、 久下ジュニア少年野球クラブをへて、 中学時代は硬式野球チーム 「三田リトルシニア」 に入団、 内野手として活躍した。 同チームの西尾昌隆監督 (43) =三田市、 柏原町出身=は、 「勉強との両立ができていた選手。 左右に打ち分ける器用さがあり、 リストも強いのでボールが遠くに飛んだ」 と印象を話す。 「甲子園では実力だけでなく、 運も左右すると思うが、 悔いのないプレーをしてほしい」 とエールをおくる。 父の宏文さん (42) =山南町谷川=は、 「小さい体でよくがんばった。 後はけがだけしないように」 と願っている。
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2013年8月4日08:56
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西紀小校区で栽培 地域の特産化目指す ...
篠山市の西紀小学校区の農家らが、 独自のトウガラシブランド 「篠山高地とうがらし」 の栽培に取り組んでいる。 ブランドは3年前に立ち上げ、 地域活性化センター 「黒豆の館」 (同市下板井) などで販売。 トウガラシはサルによる農作物被害が少なく、安定した収量が見込めることもあり、 今年は最多の25軒が出荷するなど、 年々栽培農家が広まりつつある。
果肉が大きく、 柔らかくて甘みがある京野菜 「万願寺とうがらし」 の改良品種を栽培。 万願寺とうがらしよりもさらに甘みがあるのが特長で、 直射日光が実に当たると実が黒くなる万願寺とうがらしに対し、 篠山高地とうがらしは、 黒くなりにくく、 栽培が容易。 同校区は、 標高約200メートルで気候的にも栽培がしやすいという。 3年前の出荷農家は10軒程度だったが、 同校区のまちづくり協議会 「西紀中地区里づくり振興会」 が栽培を呼び掛けるなどして、 昨年18軒、 今年は25軒と栽培の輪が広がりつつある。 7月初旬から10月いっぱいまで収穫でき、 週に3回ほど集荷。 1回に付き、 100キロの集荷がある。
黒豆の館併設の直売所 (午前9時―午後5時、 火曜定休) や、 都市部のスーパーに出荷。 また、 同館の田舎バイキングの食材として利用している。 現在は、 刻んで油であげて、 だしをつけた 「揚げびたし」 としてメニュー化。 今後、 さまざまなメニューを開発し、 食べ方を提案していく。
株式会社 「黒豆の館」 の坂下邦男社長 (打坂) は 「地域あげて栽培し、 ブランドを確立していきたい」 と話している。
黒豆の館 (079・590・8077)。
写真・西紀小学校区で栽培が広まりつつある 「篠山高地とうがらし」 =篠山市下板井の「黒豆の館」で
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2013年8月4日08:55
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篠山口で誘拐?真偽不明...
7月24日、 篠山署に 「JR篠山口付近で女性が車に連れ去られた」 という通報があった。 しかし、 同署員の捜査では他に目撃証言もなく、 これまでに被害届も出されておらず、 真偽は不明のまま。 一方、 インターネット上で 「篠山で誘拐発生」 という情報が飛び交い、 一部で不安が広がった。
同署などによると、 「人が車に連れ去られたとみられ、 『助けて』 と声を上げていた」 と通報があったという。
すぐに署員が現場付近で聞き込みを行ったが、 目撃証言は得られず、 被害届の提出もなかったため、 同署では友人同士でふざけていた様子を誘拐と勘違いした可能性もあるとみている。
誘拐が発生した可能性があるという情報は、 インターネットの短文投稿サイト 「ツイッター」 に投稿され、 次々とネットユーザーの間で拡散。 元の投稿を自身のページにも投稿する 「リツイート」 は120件を数えた。
リツイートを見たネットユーザーらは、 「怖い」 「篠山でも誘拐があるなんて」 と不安を投稿していた。
最初の投稿者が真偽は不明らしいと投稿しているにもかかわらず、 「篠山で誘拐があった」 だけが独り歩きしている。
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2013年8月4日08:53
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ウッドクラフト展出品作品を募る 丹波の...
丹波の森ウッドクラフト展実行委員会は、 同展示会の 「一般の部」 「ジュニア (高校生以下) の部」 それぞれの作品を募集している。 一般の部では 「木で作ったおもちゃ」 を、 ジュニアの部では 「遊び心を感じる木工作品」 の出品を呼びかけている。
一般の部の指定テーマは 「つなぐ」。 自由作品も募集している。 出展料は1点につき3000円 (学生は無料)。 副賞としてグランプリには50万円、 準グランプリには10万円、 優秀賞と新人賞には5万円が贈られる。 8月15日までに申し込むこと。 展示は9月22―10月6日。
ジュニアの部は、 おもちゃに限定せず、 木の素材を生かした遊び心のある作品を募っている。 出展料は無料。 入賞者には記念品を贈呈する。 9月15日までに申し込むこと。 展示は10月27―11月10日。
詳細は同実行委員会事務局 (丹波年輪の里内0795・73・0725)。
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2013年8月4日08:32
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家庭教育で意見交換 6日から6会場で ...
丹波市教育委員会 (学校教育課0795・70・0811) は8月6日から22日までに市内6会場で、 初めての 「家庭教育タウンミーティング」 を開く。 保護者と意見を交わしながら、 子どもたちの豊かな心と確かな学力を育むための家庭教育について考える機会にする。
市教委は、 2009年度に家庭学習の意義や保護者にできることなどをまとめた啓発パンフレット 「家庭教育のチカラ」 を発行し、 現在、 その改訂版を作成中。 タウンミーティングでは、 各家庭における家庭学習のルールやアイデアなどを聞き取り、 改訂版に掲載する予定。 市教委のホームページでも紹介する。
また、 市内中学校の生徒が同級生を暴行し、 逮捕された事件を受け、 子どもたちが学校での出来事を家庭で話すことがいじめを気付くことにつながるとして、 家庭における会話の大切さについても問題提起する。
市教委が問題提起した後、 「わが家のアイデア・わが家の悩み」 をテーマにグループ討議する。 日程は次のとおり。 時間はいずれも午後7時半―9時。
▽6日=ライフピアいちじま▽7日=春日住民センター▽8日=青垣住民センター▽20日=氷上住民センター▽21日=山南住民センター▽22日=柏原住民センター
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2013年8月3日16:34
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民間業者が労働相談 専門カウンセラー配...
職業相談や求人検索などの就職支援を行う 「丹 (まごころ) ワークサポートたんば」 (丹波市春日庁舎内) は、 8月1日からこれまでのサービスに加えて、 民間事業者に業務を委託し、 無料でキャリアコンサルティングや心理カウンセリング、 就職支援セミナーなどを行う。 相談窓口は、 市役所春日庁舎4階の丹ワークサポートたんば内。
委託先は 「ヒューマンアカデミー株式会社」 で、 委託期間は来年3月末まで。 主な事業は、 9月から6回実施する就職支援セミナーのほか、 専門の資格を持ったカウンセラーによる労働相談 (毎週月曜)、 キャリアコンサルティング (毎週火―木曜)、 心理相談 (毎週金曜)。
それぞれ予約が必要で、 相談時間は午前9時―午後5時。 予約は同社の畑さん (080・3607・3626)。
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2013年8月3日16:22
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薪窯ピザ「albero(アルベーロ)」
手作り窯で本格ピザ
今年3月オープン。 国道沿いの店に併設されている薪窯が目印。 経営者の吉良忠将さん(21)と佐圓祐郁さん(22)は丹南中学校の同級生。 薪窯は2カ月かけてふたりで作った。 1分前後で焼けるピザは香ばしく、 肉厚でもちもち食感のナポリ風。
原料にもこだわり、 生地のふくらみや食感が良い、 本場イタリア・カプート社の小麦粉を使う。 チーズは、 試作を重ね、 厳選した日本とイタリアのチーズを使い分ける。
トマトソースにニンニク、 ミニトマト、 オリーブをトッピングした 「マリナーラ」 は600円とお得。 トマトソースにモッツアレラチーズ、 バジルをのせた 「マリゲリータ」 (800円) に、 ミニトマト、ベーコン、オリーブを色鮮やかに演出した 「マルゲリータDOC」(1000円) が売れ筋。
【メモ】古市交差点から今田方面へ200メートルのJR踏切近く。 営業時間は午前10時―午後4時。 土、 日曜のみ営業。 電080・5366・8854か、 080・5358・2341。 篠山市不来坂4―11。テイクアウト可。
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2013年8月3日16:17
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大上鹿男氏訃報
大上鹿男氏 (おおがみ・しかお=窯元やまの元代表取締役) 7月27日午前6時45分、 神戸市内の病院で死去、 89歳。 自宅は篠山市今田町上立杭385。 葬儀は30日、 おこなわれた。 喪主は長男、 正行 (まさゆき) 氏 (窯元やまの代表取締役)。
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2013年8月3日16:03
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「丹波太郎祭り」 開催
8月4日午後3時から、いちじま丹波太郎 (丹波市市島町上垣) で「丹波太郎祭り」 を開催する。市島産無農薬小麦を使用したそうめん流しや、 三田市の 「国産全粒粉パン工房耕」 などによる食べ物販売ほか、 新聞紙を使ったエコバック作りも。 4時からはギター弾き語りやアイリッシュハープの演奏なども行われる。