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2013年8月22日10:00
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「インターバル速歩実践講習会」受講者募集
8月31日午前9時半―11時半、 川代体育館 (篠山市大山下) で「インターバル速歩実践講習会」を行う。受講者を募集している。
インターバル速歩は、 「早歩き」 と 「ゆっくり歩き」 を数分間ずつ交互に繰り返すウオーキング法で、 筋力や持久力を無理なく向上させ、 骨密度の増加や生活習慣病のリスクの改善などの効果が期待できるという。 インストラクターが指導する。 動きやすい服装で、 飲み物やタオルなど持参する。 参加費は無料。 丹波地域ビジョン委員会高齢者の生きがいづくりグループの主催。
申し込みは23日までに同委員会事務局 (丹波県民局ビジョン課、 電0795・73・3724、 FAX・72・3013) へ。
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2013年8月22日09:59
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「恐竜を活かしたまちづくり合宿」...
8月24、 25日、 上久下地域づくりセンター (0795・78・0001) で行う「恐竜を活かしたまちづくり合宿」 の参加者を募集している。 上久下恐竜の里づくり協議会主催。
丹波竜の化石発掘現場を見学し、 化石や地質の講義を受け、 丹波竜化石を生かしたまちづくりについて参加者が意見を交わす。 24日午前9時から。 25日正午解散。 参加費は宿泊の場合5000円、 日帰り4000円。 いずれも昼食、 バーベキュー付き。
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2013年8月22日09:58
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市民健康大学受講生を募集 篠山市で9月...
篠山市は、 健康増進の意識を高めてもらおうと、 9月7日から開講する 「篠山市民健康大学講座」 の受講者を募集している。
11月16日までの計8日間で、 毎週土曜日 (10月5、 12、 19日は除く) の午後2―4時、 丹南健康福祉センター (網掛) で開く。 主な講座内容は、 「便秘と下痢」 「下肢関節の痛みと治療について」 「肝臓病について」 「ストレスチェックで心にクスリ」 「歯科疾患と誤嚥性肺炎」 など。 医師や専門家らの講話を聞く。 受講料1000円。 対象は市内在住・在勤者。 定員120人 (先着順)。
開講日数の8割以上の出席者には修了証書、 5割以上8割未満の人には奨励賞が贈られる。 申し込みは、 8月23日までに市保健福祉部健康課 (079・594・1117)。
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2013年8月22日09:58
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カップリングパーティー参加を 男女25人...
丹波市商工会青年部山南支部は、 9月28日午前10時から実施する 「ふれあいカップリングパーティー」 の参加者を募集している。
男女各25人で、 男性は25歳以上の丹波地域在住・在勤者、 女性は市内外を問わず20歳以上の人が対象。 カレーライスやダッチオーブン料理を楽しむ。
同パーティーは今年で23回目。 過去に186組のカップルが誕生し、 23組以上がゴールインしている。
申込締め切りは9月6日。 同支部事務局 (市商工会山南支所0795・77・0022か、 後藤さん090・1590・6882) へ。
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2013年8月22日09:55
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レイテ沖海戦
レイテ沖海戦とは太平洋戦争終盤、 敗色を強める日本軍がフィリピン死守のために、 米軍のレイテ島上陸を阻止しようと同湾突撃を企図した戦い。 日本は戦艦大和ほか残り少ない艦船のありったけをかき集めて臨んだ。 ▼敵を北方に攪乱するおとりを含め4艦隊、 60隻の編成だったが、 死中に活を求めて湾内突入する目的は、 彼我の圧倒的な物量の差の前に挫折、 4日間の戦いで味方の損害34隻に対し、 沈めた敵艦はわずか4。 日本海軍は止めを刺された形で、 10カ月後の日本の降伏を決定付けた。 ▼この戦には海軍兵学校を卒業したての73期生、 弱冠20歳の多くの新米士官が参加し、 犠牲となる。 半藤一利 「レイテ沖海戦」(PHP研究所)は、生き残った73期生から聞き取った目線で、 様々な現場をフィルムのコマを送る如く伝える。 ▼マニラの大西瀧治郎中将 (旧制柏原中OB) が送り出した特攻機が敵を震撼させるのもリアルだが、 最も鮮烈なのは、 わずか2400トンの駆逐艦が寄ってたかって襲い来る敵艦に2時間に渡ってひとり抗戦。 ついに海底に没し、 「(こんなに小さかったとは) すっかり騙されていた」と、敵将の胸を張り裂く場面。 ▼戦い抜いた若き将校や下士官、 兵卒らの思いと行動に覚醒される。 この最後の海戦から69年。 平成の若者にも是非知ってほしい。(E)
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2013年8月22日09:54
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バスケットボール全国高校総体2位 田畑...
藤枝明誠高校 (静岡県藤枝市) 男子バスケットボール部で、 全国高校総体準優勝に輝いた。 準決勝を除く5試合に途中出場。 フォワードとして勝利に貢献した。
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「優勝候補の福岡大附属大濠(福岡) と船橋市立船橋 (千葉) を倒した。 『ここまで来たら日本一』 の思いだったが、 決勝では自分たちの流れが作れず、 京北 (東京) に負けた。 悔しさはあるが、 自分たちの代で、 チームのインターハイ過去最高成績を残せたのはうれしい。 自分が一番活躍できたのは、 準々決勝の大阪学院戦。 3点シュート2本を含む10点を決めることができた」
「ガードでスタメン出場した昨年のインターハイはベスト8。 今年5月にフォワードにコンバートされ、 控えに回った。 スタメンで出たいが、 交代で出た時に、 チームに何かをもたらせるよう、 場面に応じたプレーをするよう心がけた。 途中出場して流れを潰してはいけないので、 スタメンで出る以上の緊張感を味わった」
「準優勝したことで、 12月のウインターカップ (全国選抜優勝大会) の出場権を得た。 どこのチームも夏は成長途中で、 冬に仕上げてくる。 『打倒藤枝』 で向かって来られるので、 冬に勝てるようしっかり準備したい」
「自分は、 『全国に出る』 でなく、『全国で勝つ』 を目標にしてきた。 氷上西ミニバスケットボール教室、 氷上中では全国で勝てず、 高校で、 やっと目標を達成できた。 入学早々に大けがをして退部しようかと真剣に悩んだ時期もあった。 辞めずに乗り越え、 こんな結果が待っていて、 本当に良かったと思っている」
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小、 中学校時代は絶対的エースとして、 チームを初めての全国大会に導いた。 高校では3度大きなけがに泣かされたが、 腐ることはなかった。 個人の活躍よりチームの勝利への貢献をより深く考えるようになり、 「少しバスケが分かり始めた」。 丹波市氷上町中出身、 17歳。
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2013年8月22日09:53
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1歩ずつ、1歩ずつ…
何気なくふと目をやった先には、 外国人のカップル。 背の高い男性が、 腰をかがめて何やら手渡している。 背の小さな女性は弾けんばかりの笑みを見せながら、 「オー、 マイ、 ガー」 といって男性に抱きついた。 愛の告白だったに違いない。 その数分後、 真っ赤に輝くご来光が、 みんなの顔を照らした。
世界遺産の富士山に登った。 自宅のある地元校区の有志でつくる 「幸世倶楽部」 の一行20人で山頂をめざした。
夕方6時に5合目を出発し、 ヘッドランプをつけながら夜の山道を、 岩場を登っていく。 水分をこまめにとり、 酸素も吸う。 山小屋のトイレで用をすませば、 快く200円を料金箱に投げ入れる。
怖いもの知らずの素人ばかりの陽気な旅のはずが、 高度を増すごとに無口になる。 見上げても頂上が近くなっている実感はない。 1歩ずつ、 1歩ずつ。 今から思えば、 高山病の手前だったのだろう。 頭が痛い。 それでも1歩ずつ足を前に出すしかない。 心拍数が上がる。 Tシャツ姿でスタートしたが、 山頂では分厚いジャンバーを羽織ってもまだ寒い。
すがすがしい気分を味わったかと思うと、 先の見えない道のりにため息をつく。 頭痛のつらさに耐え、 それを忘れさせる絶景を眺める。 夏と冬を体感し、 小さな恋にも触れた。 達成感に意気揚々としたと思えば、 弱りきった足腰にとどめをさすほどのつらい下り坂が待っていた。 いろんなものが詰まった1日だった。
1歩ずつ、 1歩ずつ。 登山中、 自然と頭の中で繰り返していた言葉だ。 そんな当たり前のことを確認する旅だった。 下山後に見上げた富士山は、 出発する前よりもでっかく見えた。(芦田安生)
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2013年8月22日09:48
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準優勝おめでとう
藤枝明誠高校バスケットボール部の田畑淳君=1面、 「時の人」 =を氷上中学校卒業以来、 2年半ぶりに取材した。
さあこれから、 という矢先の入学3日目に練習試合で左ひざを故障。 2カ月以上いすに座って練習を見ているだけだった。 激しいチーム内競争に 「置いて行かれる」 不安感から、 退部を考え、 両親に相談した。 「今辞めてどうするの」 と励まされ、 けがをいやし、 2年生ではガードポジションでレギュラーをつかんだ。
2年生で2度のけが。 3年では、 主将と、 日本代表に選ばれた後輩との競合ポジションにコンバートされ、 「控え」 を余儀なくされた。
小、 中時代はエースで自分が点を取ってチームを勝たせていた彼に今の境遇をどう思うか聞いた。 「起用されたら、 点を取りたいが、 自分がシュートを打つより、 パスを出すことでもっと簡単に点が取れるならそうする。 チームが勝つことが大事」 とかえってきた。 関西出身で 「盛り上げ役」 も担っているとか。
スタメンで出場するレギュラーだけでチームが成立している訳ではない。 苦労の末つかんだ準優勝におめでとうと言いたい。(足立智和)
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2013年8月22日09:47
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相合ビニール傘
私の父母は愉快な人たちで、 父は80、 母は68歳である。
先日、 この暑い中を京都まで孫の顔を見にやってきた2人に私も同行した。 まず、 京都御所へ行ったのだが、 殺人的な暑さの中を1時間のガイドツアーに参加するとのことで、 日傘・帽子・水と準備万端全て完璧に整えていたはずなのに、 父が忘れ物をしたと言って車に戻り、 結局御所内に入った時は、 水から日傘から帽子から全て車の中へ忘れていた。 私は一抹の不安を覚え、 母に 「お父さん、 大丈夫?」 と訊ねたら、「大丈夫。 毎日ボケていないか確認しているから」 との返事で安心する。
酷暑のツアー中、 日差し除けのハンカチを頭に乗せた河童のような姿で、 2人が真面目に歩いている姿を見ているだけでも面白いのに、 その上、 出かけるときの雨模様で、 ホテルを出た時から透明のビニール傘だけはなぜかしっかりと持っていた母が、 何かの足しになるかもしれないとそのビニール傘を、 父に差せ差せと言い、 素直に父が透明!のビニール傘を差して、 あまつさえ大声で 「うん!日差しが少しましな気がする!!」 とさも大発見のように嬉しげに応えている、 その様子が微笑ましく、 そして大変に可笑しい。 一緒にいた私の長女など、 速攻でその様子を携帯で撮り、 今日一緒に来られなかった次女に送っていた。
そんな調子で珍道中4日間、 京都の旅を終え、 ホテルの玄関前で慌ただしく別れた時、 「今度会う時も元気でいてね」 と、 二人寄り添う後ろ姿に、 心から願った私であった。
(土性里花・グループPEN代表)
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2013年8月22日09:47
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図書館の役割知って “100%活用術”紹介...
篠山市立中央図書館 (篠山市西吹、 079・590・1301) は、 同図書館の役割や機能、 取り組みなどを市民に広く知ってもらい、 活用の推進を図ろうと、 同図書館で夏期企画展 「図書館100%活用展」 を開いている。 図書館の活用術や豆知識などを掲載したパネルを展示しているほか、 図書館の役割などを解説した本を多数並べている。 9月1日まで。 月曜休館。
パネル展示では、 図書館司書の仕事を紹介しているほか、 図書館の本が 「NDC (日本十進分類法)」 というルールに基づいて整理されていることや、 「OPAC」 と呼ばれる検索用パソコンを使用した本の探し方などを解説。 また、 同図書館カウンターで事前にパスワード申請をしておくと、 取得したパスワードを使って、 ホームページ上から本の予約や貸出期間の延長手続きなどが行なえることや、 読みたい本が図書館になければリクエストができること、 あるいは絶版図書なども市外の図書館に借用を申し込み、 取り寄せることが可能であるなど、 さまざまなサービスも紹介している。
このほか、 書籍の文字が小さくて読みづらい人向けに大活字本のコーナーを用意していることや、 「子どもが泣いたりぐずったりするので、 静かな図書館に行きづらい」 の声に応え、 毎月第2木曜に視聴覚ホールを 「親子連れふれあいスペース」 として開放していることなどをPRしている。
さらには、 図書館の役割や機能に関する理解を深めてもらおうと、 それらを分かりやすく解説した児童向けの図書を多数展示している。
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2013年8月22日09:45
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閉園近づき同窓会も 懐かしの園舎...
鴨庄保育園 (高見美保園長) は、 来年4月に閉園になるのを前に、 思い出の詰まった園舎にもう一度足を運んでもらおうと、 土曜日に園舎を開放している。申し込みをすれば、園舎で同窓会を開いたり、 開園した1976年度から保管されている懐かしいアルバムを見ることもできる。
同保育園は、 美和、 よしみの3園と統合し、 「認定こども園いちじまこども園」 になる。
今年4月、 地元にいる卒園生に案内を配布。 5月以降、 実家に帰った際に立ち寄った人や、 子どもを連れて来園する人が3組ほどあった。 17日には今年30歳になる1989年度卒園生14人が同窓会の前に立ち寄り、 アルバムを見ながら高見園長と久しぶりの再会を楽しんだ。
30歳になるのを機に同窓会を計画。 足立香織さん (氷上町黒田) が保育園からの案内を見て、 申し込んだ。 足立さんは、 「遊具で遊んだことが印象に残っている。 当時のまま残っている遊具を見て、 みんなで盛り上がりました。 保育園がなくなると聞いて、 残念です」 と話していた。
小学生には、 保育園の時に使っていた、 ねじりパンを焼くセットも貸し出している。 問い合わせは同園 (0795・85・0078)。
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2013年8月22日09:45
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愛宕祭で火気点検 福知山爆発事故受け ...
福知山市の花火大会での爆発事故を受け、 丹波市消防本部は8月19日、 「愛宕祭」 の実行委員会と、 屋台の安全対策を協議。 例年、 実行委員会が行っている注意喚起に加え、 同本部、 実行委員会、 消防団で火気点検を行うことなどを決めた。
23日に6店舗、 24日に200店舗が出店を予定。 屋台の電力は、 成松商店街、 中央小学校運動場にはられた仮設の電線から供給。 福知山の事故原因となったと見られる発電機や燃料のガソリンを入れた携行缶を使うのは11店ほどという。
発電機を使う業者には携行缶の取り扱いや発電機の電源を切った状態で給油するよう指導するほか、 プロパンガスを使う業者にはガス漏れやゴム管の劣化、 ゴム栓の有無などの点検を実施し、 事故の未然防止につなげる。
なお、 同本部は丹波市と福知山市の災害時応援協定に基づき、 事故当日午後9時半に福知山市民病院に救急車1台を派遣。 同病院の医師同乗の上、 傷病者を県立西宮病院に転院搬送した。
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2013年8月22日09:45
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パソコンゲームつくる 企業取材しサイト...
氷上高校商業科の3年生が、 「課題研究」 の授業で、 パソコンゲームの開発や、 ホームページの作成に取り組んでいる。 ゲームは8月中の完成をめざし、 夏休み中も集まって制作を進めている。 ホームページは、 丹波市内の企業を紹介するもので、 経営者の取材などを行っている。
パソコンゲームは、 8人の生徒が音楽、 キャラクターの動き、 背景など、 それぞれ担当を決めて開発。 パソコンサポートなどを行っているサンリッジプラス (丹波市春日町中山) の伊藤浩行さんからアドバイスを受け、 今年4月から週2回のペースで取り組んでいる。
地域性を盛り込んだゲームにしようと、 シカを捕獲するゲームや、 特産品の栗を拾うゲームなどを作っている。 完成すれば、 地元の小学校などで出前授業を行う。
プログラムを担当している上見芳菜さんと臼井千晶さんは、 「ゲームの開発を進めていると、 普段楽しんでいるゲームのプログラムは、 かなり複雑であることがわかった。 子どもたちが簡単にできて、 楽しんでくれるゲームを作りたい」 と話している。
「ホームページ作成」 は8人で取り組んでいる。 2人1組になり、 夏休み中に12社を回って経営者らを取材。 2学期に記事にまとめ、 市商工会のホームページにあるコーナー 「まるごと情報館」 に掲載する予定にしている。
19日には、 同科の野村信介君と余田瑞貴君が、 天然水の製造販売を手掛けるオーケンウォーター (春日町黒井) を訪問し、 同社の荻野憲夫会長に話を聞いた。 会社の事業内容ややりがい、 求められる人材などを質問し、 ノートに書き留めた。
野村君らは 「経営者の人と話をするのは緊張するが、 質問相手の本音を聞き出せるように気を付けている。 ホームページに掲載するときには、 読みやすいように工夫して、 単調な文章にならないようにまとめたい」 と話している。
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2013年8月22日09:44
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箏と尺八で演奏チェロと共演も...
「箏(こと)・尺八サマーコンサート」 が8月24日午後1時半から、 篠山市民センター (篠山市黒岡) で開かれる。 入場無料。
邦楽グループ 「いとたけ」 (主宰・上山悠山さん) の主催。 「秋の風土記」 「いつかどこかで」 「千の風になって」 など10曲を箏や尺八などで演奏。 ピアノやチェロとの共演も披露する。
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2013年8月22日09:27
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通学バス距離「8キロ超・弾力的運用」準...
山南地域市立中学校統合準備委員会 (柳川瀬義輝委員長、 36人) がスクールバス運行適用通学距離を 「8キロ以上で弾力的運用」 と結論を出し8月19日、 山南、 和田両中学校の統合中学の位置選定に入った。 学識経験者と自治会代表は絞り込み作業に入ったが、 PTAは慎重意見が多く、 意見交換にとどめた。 丹波市教育委員会は、 市有地の山南中央公園付近 (山南町谷川) に建設した場合は2017年度開校、 新たに用地を求める場合は2年遅れの19年度になるとの工程見通しを示している。
統合校舎位置は、 市提案の同公園付近、 山南町井原付近、 同町村森付近の3案があり、 通学方法が決まらないと位置を決めづらいと、 通学方法を先行して議論した。
距離を決めた先月の会合では1人ひとり意見陳述。 学識経験者委員と地域代表委員が 「8キロ超」、 PTA代表委員は 「6キロ超」 を主張。 学校代表委員は意見を差し控えた。 「8キロ超」 が約半分、 「6キロ超」 が約4分の1となり、 多数が主張した 「8キロ超」 を準備会の結論とし、 保護者の意向に配慮し弾力的運用を求めるとした。
PTA代表委員は、 文部科学省の法律施行令の適正通学距離が 「おおむね6キロ以内」 であることや遠距離通学による交通事故リスクや身体への負担を減らしたいと主張。 学識経験者委員と地域代表委員は、 同施行例のギリギリ譲れる範囲内で、 校舎位置がどこになっても通学へき地ができにくいなどの理由で 「8キロ超」 とした。
「8キロ超」 をバス通学とすると、 村森に校舎を建てた時の対象者が最も少ない11人 (2自治会、 公民館位置が基準。 5月時点)。 山南中央が最も多い43人 (8自治会、 同)。
市は、 春日町野瀬の生徒が10キロ超」 と提案していた。
市教委は、 「校舎位置が決まれば、 バス通学距離を含む通学方法などと合わせ、 文書が提出されるだろう。 その段階で判断する」 と話している。
丹波市内で8キロ以上を自転車通学している中学生は、 山南町上滝、 阿草のほか、 氷上町小野、 福田、 青垣町今出、 春日町野瀬、 栢野―の8自治会で18人いる。
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2013年8月22日09:21
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「甘みのってきた」ブドウ収穫が最盛期 ...
篠山市内でブドウの収穫が最盛期に入った。 同市垣屋の農事組合法人 「なちゅらるはーもにー」 では、 濃厚な味わいの 「紫玉」、 大粒でジューシーな 「藤稔」、 シャキシャキ感があり、 皮ごと食べられる 「ベニバラード」 が食べ頃を迎えている。9月上旬には、 歯ごたえがあって甘い、 「ピオーネ」 が食べ頃に。
湊友加代表は 「朝晩の冷え込みで甘みがのり、 色付きも良くなってきました」 と話している。 黒豆の館から1.5キロ、 栗柄・本郷方面へ。 県道沿いの直売所で販売。同法人(079・593・1387、 月曜定休)。
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2013年8月18日09:17
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篠山で初の植物画展 植物画家・小豆むつ...
篠山市宮ノ前にもアトリエを持つ植物画家、 小豆 (あずき) むつ子さん (63) が9月3―5の3日間、 篠山市民センター (黒岡) で同市内では初めての作品展を開く。 また、 3、 5の2日間、 体験レッスンを開く。 自宅のある稲美町で創作活動をしながら明石市で教室を開いている。 7年前から篠山でも活動していたが、 10月から本格的に、 篠山を拠点に活動するのを機に教室を開くことにしている。
鹿児島県出身。 花が好きだった小豆さんは、 47歳の時に、 初めて植物画を見て感動。 通信講座で基本を学び、 ネットで作品を発信しているうちに、 作品の出版化の依頼があり、 2005、 06年にかけて、 植物画の水彩画、鉛筆画、色鉛筆画による描き方の参考本を3冊出版した。また、年賀状の素材集にも採用されるなど、 実績を積んでいった。
06年には、 植物画が人と自然の博物館 (三田市) 主催の研究発表会 「共生のひろば」 で名誉館長賞を受賞。 小豆さんは、 ノアザミの研究もしており、 現在、 同館の地域研究員として、 講座生に植物関連の指導を行っている。
「植物を描いていくうちに、 そのけなげさや、 生きていくためのしたたかさを感じる。 篠山は植物の種類が豊富で描きたいものがいっぱい」 という小豆さんの手法は、 ルーペやリバインダーなどを使って、 花の付き方や、 雄しべ、 雌しべの数などしっかりと植物学的に調べてから、 描き始める。 明石の教室生からは 「花をよく観察するようになった」 「集中して描くので、 あっという間に時間がすぎる」 と、 趣味として習う年配者を中心に好評を得ているという。
体験レッスンは、 3日午後1時―2時50分、 5日午前10時―11時50分の2回。 参加費1500円 (画紙、 画材、 モチーフ代込み)。 予約は小豆さん (090・9161・0219)。 講座は10月から、 毎月第2、 4水曜の午後1時―2時50分を予定している。
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2013年8月18日09:01
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冊子「コンダフル」創刊 今田・古市の観...
こんだ薬師温泉を運営する 「夢こんだ」 (篠山市今田町今田新田、 杉尾吉弘代表取締役) が、 今田町と古市地区の観光情報冊子 「コンダフル」 を制作した。 季節ごとに発刊予定で、 創刊号となる夏号では、 伝統の丹波焼産地を支える窯元の妻などの活躍を紹介している。 制作担当者の清水隆昌さん (28) は、 「京阪神や県北部など、 広域からお客様を呼び込みたいとの思いから制作した。 丹波焼や宿場町など、 両地区が受け継いでいる歴史と伝統から、 みなさんの琴線に触れる何かがきっと見つかるはず。 この冊子が、 その道しるべとしてお役に立てば」 と話している。
同冊子は、 B5サイズのオールカラー、 14ページ立て。 1万5000部作成した。 篠山市内を中心に、 その周辺市町の公共施設や道の駅などに置いている。
冊子の名前 「コンダフル」 は、 今田と古市、 英語の 「ワンダフル」 とを掛け合わせて命名。 今号では、 「窯の奥をのぞいて。」 と題して、 丹波焼にかかわる3人を取り上げ、 ▽ 「雅峰窯」 窯元の妻、 市野久美さん (同町上立杭) ▽ 「丸八窯」 の陶芸家、 清水久美子さん (同) ▽ 「丹窓窯」 窯元の妻、 市野茂子さん (同) ―を紹介。 日々の働きっぷりや人となり、 丹波焼に込める思いなどを綴っている。
このほか、 同町内のランチ情報や、 丹波焼箸置きが当たる読者プレゼントのコーナーなどもある。
今後も秋、 冬に発刊する予定。 また、 同冊子と連動したホームページ (http://kondaful.com) も開設しており、 紙面で紹介しきれない観光情報を随時アップしていくという。
問い合わせは、 夢こんだ観光企画課 (079・590・3377)。
写真・今田町と古市地区の観光情報冊子 「コンダフル」 を手にする清水さんと、 冊子と連動した情報をアップしているホームページ=篠山市今田町今田新田で
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2013年8月18日09:00
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10月、綾部場所出場 春日町出身・千代栄...
丹波市春日町七日市出身で、 大相撲の九重部屋に所属する 「千代栄 栄太 (ちよさかえ えいた)」 が活躍を続けている。 大相撲の世界に飛び込んで4年、 最高位は幕下32枚目。 「まずは十両昇進を目指す。 それができれば、 さらに上をねらっていく」 と意気込む。 10月21日、 京都府綾部市で行われる秋巡業 「大相撲綾部場所」 の土俵に立つ予定で、 「見に来てくれる人も多いだろうし、 みんなに喜んでもらえるような相撲を取りたい」 と力を込めた。
本名は岸栄太さん (23)。 身長178センチ、 体重150キロ。 2009年1月の初土俵以来、 着実に番付を上げている。 立ち合いで強く当たって、 相手を突き放す相撲を得意とし、 九重親方 (元千代の富士) からは 「お前は、 まわしを取ったら負け。 ぶちかまして一気に攻めろ」 と指導されているという。 千代栄は 「目標にしている相撲は、 佐ノ山親方 (元千代大海) の押し相撲。 あんなに速い突っ張りはできないが、 目指している相撲」 と話す。
現在は同部屋の幕内力士、 千代の国の付き人を務めており、 場所中は座布団などの荷物を持ったり、 化粧まわしを付けたりしながら、 稽古に励んでいる。
「千代栄」 という名は自分で決めた。 同部屋は親方がしこ名を決めるのではなく、 三段目に昇進すれば自分で名前を付けられるため、 自身の名前でもあり、 出身高校の共栄学園高校の 「栄」 の一字を取った。
中学校1年生まで丹波市で過ごし、 兄と姉の影響で、 3歳のころから柔道を始めた。 小学4年生までは同町内の柔道教室に、 5年生から福知山市の柔道教室に通った。 5―6年のときには、 京都府チャンピオン大会で2年連続優勝した。 その後、 当時柔道の強豪校だった三田市の藍中学校に進学。 1年生90㌔級の部で県大会優勝を果たした。 「練習はとにかく厳しかったが、 成績もついてきていたので、 やりがいの方が大きかった」 と話す。
2年生になると同時に、 福知山市の日新中学校に転校。 同校に柔道部はなく、 近くの共栄学園高校の練習に参加し、 高校生を相手に柔道を続けた。 体格負けすることもあったが、 大きな相手と練習することが自信につながったという。 3年生のときには、 総体府予選の個人戦で優勝し、 全国大会に出場した。
そのまま進学した共栄学園高校では、 柔道一色の生活を送った。 大将として臨んだ3年生のインターハイ府予選の団体戦決勝では、 自身が勝てば全国大会に出場できる大一番で出番が回ってきた。 見事勝利し、 全国大会への切符を手にした。 同部監督の柿原功二さん (36) =春日町中山=は当時を振り返り、 「一生懸命で、 絶対に練習をさぼらず、 みんなから慕われていた」 と話す。
進路は悩んだ。 大学の柔道強豪校から誘いもあったが、 費用がかかる上、 「親孝行したい」 という気持ちが強くあった。 相撲に関わる同校OBがいた縁から、 埼玉県で行われたインターハイ終了直後に九重部屋の九重親方と面談。 親方から 「一度部屋を見に来てみては」 と言葉をかけてもらった。
秋ごろ、 厳しい稽古を見たり、 力士と一緒にちゃんこを食べたりと、 相撲部屋の生活を見学。 同親方や千代大海から 「体も大きいし、 やる気があるなら入門すればいい」 と誘われ、 その場で 「入門します」 と返事した。
ふるさとの丹波について、 「出身地なので親しみを感じている。 応援してくれる人も多いし、 その分強くならなければと思っている。 感謝の気持ちを忘れることなく、 相撲を取っていきたい」 と話している。
写真・取組前に鋭い表情を見せる千代栄=愛知県体育館で
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2013年8月18日08:58
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新エネルギービジョン策定委員を募集 篠...
篠山市は、 「篠山環境みらい会議」 (田井彰人会長) のエネルギー部会 (玉山ともよ部会長) からの提言書を受け、 「篠山市地域新エネルギービジョン (仮称)」 策定のための委員会を設置することにし、 公募委員2人を8月21日から募集する。 任期は1年。
同会議は、 2010年3月策定の 「市環境基本計画」 を推進するための市民団体。 同部会は、 福島第一原発事故を契機に発足した。 提言書には、 ▽省エネの推進▽エネルギーの地産地消の推進▽エネルギービジョンの策定―などが盛り込まれた。
応募は9月10日までに、 任意の様式で、 「新エネルギービジョン策定委員会委員」 と書き、 住所、 氏名、 性別、 生年月日、 電話番号を明記、 「篠山市における今後のエネルギーのあり方」 をテーマにした小論文 (800字程度) を添えて、 篠山市環境課 (079・552・6253) に提出する。