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2013年8月25日08:48
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仔猫の名前
仔猫を発見して、 母猫ともども飼うことになって一カ月、 ようやく名前が決まった。 親猫は真っ白で尻尾もしなやかな美猫だが、 名前は 「シロ」 とそのまま。 仔猫のほうは、 白地に、 背中のあたりだけが薄茶色。 成長するにしたがって茶色の割合は増えてきそうだ。 とにかく小さいので 「チビ」 と呼んでいたが、 以前にその名前の黒猫を飼っていたことがある。 娘から 「違う名前をつけてやらないとかわいそう」 とクレーム。 写メールで送ったら、 孫娘のアイリーンが、 キャラメル色だからと 「メル」、 私は 「きなこ」、 息子夫婦は、 雅子からくずしたまちゃこのまをとって 「チャコ」、 孫の碧は雌なら 「お茶々」、 雄なら 「茶々丸」 などが候補に。 仔猫の性別は三カ月くらいにならないと分からないものらしい。 見分け方として、 肛門ともう一つの穴との距離が短いと雌、 少し長いと雄だとか。 仔猫をひっくり返して観察すると、 どうも雄らしい。 そこで、 まあどちらに判明しても違和感のない 「メル」 に決定。 義母の三回忌のあと滞在していた名付け親のアイリーンも満足してくれた。 ところが、 「メル」 は案外言いにくくて、 ついチビと呼んでしまう。 今のところ、 呼ぶ前に 「キャラメルのメル」 と考えてから呼ぶ。
インターネットで見つけた仔猫用トイレのモニターに応募したら当選。 そのトイレで用を足すことも覚えた。 母親の餌を覗き込むので、 試しに仔猫用をやったら、 大匙一杯ずつ食べ始めた。 離乳もできそうだ。 一番の悩みは、 これまでは二人で気軽に旅行に出ていたのに、 さてどうするかだ。
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2013年8月25日08:44
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全国中学水泳で金と銅 東京国体県代表に...
「全国中学校水泳競技大会」 が8月21―23の3日間、 静岡県立水泳場で行われ、 西紀の溝畑樹蘭君 (3年) が個人メドレーの200メートルで 「金」、 400メートルで 「銀」、 篠山東の野々口慎也君 (同) が100メートルと200メートル背泳ぎで 「銅」 を獲得した。
200メートル個人メドレーには標準記録を突破した42人が出場。 溝畑君は予選で2分7秒46のタイムで1位通過。 上位8人による決勝では、 2位に2・15秒の大差をつける2分6秒06の兵庫県中学新記録で優勝を果たした。 400メートル個人メドレー (46人出場) の決勝では、 トップと0・93秒差の4分30秒31の自己ベストタイムで、 2位だった。 溝畑君は 「400メートルで負けたので、 200メートルはぶっちぎりで優勝しようと思った。 2秒差をつけられたので良かった。 200メートルは予選から調子が良く、 前向きな気持ちで臨み、 自分らしいレースができたのが良かった」 と喜んだ。
100メートル背泳ぎには39人が出場。 野々口君は予選で59秒30の1位通過。 決勝ではトップと0・47秒差の58秒88で3位だった。 また、 29人が出場した200メートル背泳ぎ予選で野々口君は2分5秒41の自己ベストで1位に。 決勝では、 トップと1・18秒差の2分6秒25のタイムで3位に入った。 野々口君は 「金メダルを狙っていたので悔しいが、 全国1、 2位の泳ぎを見ると自分はまだ実力不足。 そこが分かったので銅メダルで良かった。 JOCでは金を目指す」 と話した。
このほか、 丹南の友武涼君 (2年) が100メートル自由形 (48人出場) に出場。 予選で55秒55のタイムで、 全体では36位となり、 決勝へは進めなかった。
溝畑君、 野々口君、 友武君の3人は、 26日から東京都で開かれる 「全国JOCジュニアオリンピック」 に出場。 溝畑君と野々口君は9月13日からの 「東京国体」 競泳少年男子B (中学3年・高校1年) の県代表選手 (7人) に選ばれている。
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2013年8月25日08:44
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ビーチバレー全国3位 篠山市出身の上田...
篠山出身で、 近畿大学泉州高校 (岸和田市) バレーボール部の上田信志君 (2年、 篠山中出身、 身長175センチ) と古家後秀人君 (2年、 今田中出身、 同174センチ) がこのほど、 箱作海水浴場 (大阪府阪南市) で行われた 「全日本ビーチバレージュニア男子選手権」 で3位入賞を果たした。
都道府県の予選を勝ち上がった52組が出場。 4チームによる予選グループ戦を行い、 各グループ上位3組が決勝トーナメントを戦った。
上田君ペアと古家後君ペアはいずれも予選1試合目を2―0のストレート勝ちで、 決勝トーナメントへ進んだ。
上田君ペアは初戦の2回戦で静岡県のペア、 3回戦で山梨県のペアと対戦し、 いずれも2―1で勝利。 準々決勝の広島県のペアとの戦いでは、 3セット目、 ジャンプサーブや要所でのスパイクを決め、 15―7と勝利。 メダルを決めた。 準決勝の神奈川県のペアとは1―2で惜敗した。 上田君は 「目標がメダル獲得だったのでうれしい。 準決勝で負けた悔しさを春高バレーなどでぶつけたい」。
古家後君ペアは1回戦の宮崎県のペア、 2回戦の石川県のペア、 3回戦の埼玉県のペアにいずれも2―0のストレート勝ち。 準々決勝の神奈川県のペアとの戦いはフルセットにもつれこんだ。 サーブで相手を崩したり、 粘り強いレシーブなどで、 3セット目を15―12で下した。 準決勝は優勝した同じ高校のペアに0―2で敗れた。 古家後君は 「目標はメダルをとることだった。 ビーチバレーで経験した技をバレーに生かしていきたい」 と話していた。
また、 大阪大会準優勝の畑井康輔君 (3年、 今田中出身、 同180センチ) のペアは、 3回戦で準優勝のペアと戦い、 フルセットの末、 惜敗し、 ベスト16だった。 このほか、 五色姫海浜公園 (愛媛県伊予市) で行われた 「ビーチバレージャパン女子ジュニア選手権大会」 (44組出場) では、 山口璃奈さん (3年、 篠山東中出身、 同175センチ) のペアが準々決勝で、 準優勝した京都のペアに惜敗。 ベスト8に入った。
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2013年8月25日08:42
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行ってきます
メキシコという国をインターネットで検索すると、 関連キーワードに表示される言葉がすごい。 治安、 マフィア、 麻薬戦争、 ようやく料理―。 あぁ、 大丈夫だろうか。
8月30日からメキシコへ行ってきます。 篠山市出身のプロボクサー、 角谷淳志君のWBC世界タイトルマッチの取材のために。
彼との付き合いは長い。 西日本、 西部日本、 全日本の各新人王、 日本タイトルマッチ挑戦、 世界ランク入り―。 軌跡を追い続けた3年だった。
その彼から世界戦が決まったと連絡を受けたとき、 私の心はメキシコに飛んだ。 乗りかかった船なら、 最後まで付き合いたかったから。
角ちゃんには 「メキシコ?行くに決まっとるやろ」 と答えたものの、 本当は不安でいっぱいです。 行きも帰りも滞在中も基本的に一人なのです。
マフィアに襲われたらどうしようと知人に相談したら、 「アミーゴ!と言えば大丈夫」。 たぶん、 撃たれる。
でも、 行くしかない。 丹波人の活躍ならどこへでもという丹波新聞魂で、 私も地球の裏側で闘ってこようと思う。
無事を祈っていただければ幸いです。(森田靖久)
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2013年8月25日08:42
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牧師が春日ナス栽培 市内教会の4人奮闘...
丹波市春日町の特産品 「春日ナス」 の栽培に、 4人の若い牧師が挑戦している。 春日ナスの生産組合 「ナス組合」 の久下重幸組合長 (同町棚原) や、 JA丹波ひかみから指導を受けながら、 20アールほどの畑で栽培している。 久下さんは 「若い人が、 春日ナスの生産に加わって頼もしく感じている。 4人は一生懸命で、 指導のしがいもある」 と目を細める。
春日ナスを栽培しているのは、 日本生まれでアメリカ育ちのデビッド・クレイグさん (35)、 ジョニー・クレイグさん (33)、 マイケル・クレイグさん (27) の3兄弟と、 フィリピン出身のアベ・マルセロさん (28)。 デビッドさん、 ジョニーさん、 マルセロさんは住居を兼ねた同町小多利の教会 「丹波バプテスト教会小多利」 で、 マイケルさんは柏原町柏原の 「丹波バプテスト教会柏原」 で牧師を務めている。
4人は、 地域の人から借りた春日町小多利などの畑で、 栽培方法の指導を受けながら春日ナスを育てている。 デビッドさんは 「上手に育てるのは難しい。 病気や虫への対策、 肥料の与え方など、 勉強しなければならないことは多い。 でも、 兄弟たちと一緒に農業ができて楽しい」 とほほ笑んでいる。 春日ナスのほかにも、 米や枝豆、 スイートコーンなども栽培している。
昨年まではデビッドさん1人が農業をしていた。 以前から何か新しい野菜の栽培に挑戦しようと考えていたデビッドさんは、 春日町の特産品がナスであることを知り、 JAからの紹介もあって、 昨年から春日ナスの栽培に挑戦。 昨年は10アールほどの畑で春日ナスを育て、 1000ケースほど出荷した。 今年からは、 弟のジョニーさん、 マイケルさんのほかに、 3兄弟の妹と結婚したマルセロさんも農業に加わっている。
デビッドさんたちは 「春日ナスはジューシーでやわらかくておいしい。 これからはキャベツやブロッコリーなど冬の野菜にも挑戦したい」 と話し、 将来的には春日町で農業規模をさらに広げたいという。
春日ナスは、 1967年に春日町とJAが一体となって特産物化に取り組み、 最盛期には同町内で500人ほどが生産していたが、 生産者の高齢化などもあって、 現在では20人に減少している。 昨年は同組合にデビッドさんら6人が新規加入した。 今後は栽培講習会や料理講習会なども計画している。
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2013年8月25日08:41
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タイムリーに情報発信 霊場会がフェイス...
丹波地域と福知山市の15カ寺でつくる 「丹波古刹十五ヶ寺霊場会」 (近藤丈夫事務局、 清薗寺住職) は、 ソーシャルネットワークサービスの 「フェイスブック」 を使って、 同霊場会寺院のイベントや花の見ごろなどの最新情報の発信を始めた。
同霊場会にはホームページもあるが、 情報の更新に手間や時間がかかるなど、 思うように管理できずにいたという。 同霊場会の中で、 以前からフェイスブックを使って、 よりタイムリーな情報を発信しようという声があり、 今年5月の総会で承認を得て、 6月から運用を開始した。 フェイスブックに登録していない人でも閲覧することができる。
現在は清薗寺 (丹波市市島町下竹田) の近藤住職 (52)、 白毫寺 (同町白毫寺) の荒樋勝善住職 (52)、 龍蔵寺 (篠山市真南条上) の上阪天宏副住職 (35) が中心になって、 フェイスブックの更新をしている。 フェイスブックを立ち上げてからは、 觀音寺 (福知山市観音寺) のアジサイの開花状況をタイムリーに更新するなど、 最新の情報を発信している。 今後は、 同霊場会寺院の詳細情報はホームページで、 最新情報はフェイスブックでというように、 使い分けをして運用していく。
近藤住職は 「各寺の最新情報を発信することで、 遠方から来る人には丹波の魅力を伝えたい。 地元の人にも丹波の良さを再発見してもらい、 丹波地域の活性化につなげていけたら」 と話している。
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2013年8月25日08:40
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競泳ジュニア五輪へ 篠山の小中学生4人...
篠山の中学生3人と小学生1人が標準記録を突破し、 8月26―30日、 東京辰巳国際水泳場 (長水路) で開かれる 「全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」 に出場する。
西紀中3年の溝畑樹蘭君は、 15・16歳区分の200メートルと400メートル個人メドレー、 200メートル背泳ぎに、 篠山東中3年の野々口慎也君は13・14歳区分の100メートルと200メートル背泳ぎ、 200メートル個人メドレーに、 丹南中2年の友武涼君は13・14歳区分の100メートルと200㍍自由形、 100メートルバタフライにと、 いずれも個人3種目に出場する。
また、 野々口君と友武君は、 400メートルフリーリレーとメドレーリレーにも出場する。
3人はいずれもコナミスポーツクラブ三田に所属している。
このほか、 PSK (ピュアスポーツ柏原) 所属の井上真帆さん (味間小5年) が50メートルと100メートルのバタフライ、 50メートル自由形に出場する。
同大会は、 日本水泳連盟が主催する18歳以下の最高峰。 春季は25メートル (短水路)、 夏季は50メートル (長水路) プールを使用する。
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2013年8月25日08:35
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第345問
高校バスケットボールで全国2位に輝いた藤枝明誠高校に所属する田畑淳君。 ポジションはどこ?
1.フォワード
2.センター
3.ガード
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2013年8月25日08:34
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声優の講演会や体験学習会など 8月31日...
「ささやま教育フェスティバル」 (県教職員組合多紀支部主催) が8月31日午後零時半―午後5時、 四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) とその周辺で行われる。 声優で脚本家の佐久間レイさんの講演や、 組合員の教職員らが指導する体験学習コーナーなどがある。 参加無料。
午後零時半から、 ダンシングDJ'Sによる発表でオープニング。 午後1時―2時半、 佐久間さんが 「心のストレッチ―やわらかい心であなたの物語をはじめませんか」 と題して講演する。
また、 午後1時から、 「ペンシルバルーン」、 「アロマセラピー」、 「タッピングタッチラフターヨガ」 「ミニ実験」 のほか、 ブラジルのコロッケ 「キビ」 を親子で作って試食するなどの体験がある。
このほか、 正午―午後2時20分、 屋外ステージ周辺でスーパーボールすくいやヨーヨー釣りなどの 「みんなの広場」 コーナーを開催する。
同支部 (079・552・0719)。
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2013年8月25日08:33
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佐伯幸胤さん初出展 青垣で「三水会」展
青垣地域の絵画愛好家でつくる 「三水会」 (大沼司郎会長) の絵画展が青垣住民センターで開かれている。 年1回、 58回目の開催で、 8人が水彩画や油彩画を2点ずつ出品している。 9月8日まで。
今回初めて陶芸家の佐伯幸胤さん (丹波市青垣町口塩久) が出展。 昨年の西脇市展で奨励賞に入った 「大地悠久」 は、 キャンバスに石膏でうねりを作り、 木を貼り付け、 油彩で着色した力強い抽象画。 昨年の三田市展入選作の 「晩秋老木の間から」 は、 油彩の具象画。 長く絵筆をとることはなかったが、 昨年春に急に創作意欲がわき、 福知山も含め3つの市展に出展したところ全て選に入ったという。
中学校時代の恩師で郷土画家の足立均さんが佐伯さんの窯を訪れた際に、 佐伯さんが絵を描き始めたことを知り、 参加を促した。 「我流だが、 描き始めたらおもしろい」 と佐伯さん。 同じく郷土画家で中学校時代の恩師の植村八郎さんは、 「中学生の頃から絵が上手だった」 と讃えている。
足立均さんが 「崩れゆく風景」 と題し、 「牛」 以前に取り組んでいた作風で出品。 足立一彦さんは丹波のいなか家の雪景色を、 植村さんは丹波の山を描いている。 足立晋平さん、 西垣大介さんは我が子を描いた作品を出品している。
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2013年8月25日08:32
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突風で2人重軽傷 車浮き7メートル先落...
8月23日午後6時40分ごろ、 篠山市今田町今田新田の温泉施設 「こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」 の駐車場で、 普通乗用車が強風にあおられて浮き上がり、 1回転した後に落下。 運転席にいた明石市の男性会社員 (58) が左鎖骨骨折の重傷、 同乗していた三木市の男性介護士 (28) も胸を打つなどの軽傷を負った。 一部では 「竜巻が発生したのでは」 という声も聞かれた。
篠山署によると、 男性会社員が車を発進させようとしたところ、 強風で車体が2、 3メートル浮き上がり、 元の位置から約7メートル先に落下したという。
同施設の従業員によると、 夜になって雨が本降りになったと同時に突風が発生。 サクラやコナラなど駐車場周辺の木がなぎ倒された。
計14台の車がガラスが割れるなど何らかの被害を受け、 幹周りの直径が15センチほどのサクラは駐車中の軽自動車を襲い、 助手席側から運転席側へ突き抜けた。
施設自体に目立った損傷はなかったが、 天窓から吹き込んだ強風で、 3階売店の商品が散乱したという。
一方、 同日は同市西古佐や味間北、 住吉台などで落雷によるとみられる停電が相次ぎ、 午後6時ごろから約4時間に渡って信号機が消えた状態になるなどし、 同署員が交通整理に追われた。
神戸海洋気象台は同日午後6時ごろ、 県内全域に竜巻や大雨、 雷などの注意情報を出していた。 依然として大気の状態は不安定で、 雷を伴った激しい雨が予測されている。
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2013年8月25日08:32
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校舎新設を再要望へ 市の不明確回答受け...
佐治小学校の用地に青垣地域4小学校の統合校舎の新設を求めている青垣地域市立小学校統合準備委員会 (足立仁委員長) の 「校舎のあり方専門部会」 (大谷吉春部会長、 15人) が8月22日、 青垣住民センターで会合をもち、 校舎の新設などを求めて丹波市に再度提出する要望書の内容を協議した。 同準備委が7月2日付で提出した要望書に対し、 市は8月5日付で、 「基本的には、 使用できる施設はできるだけ使用して頂きたいと考える」 「今後、 教育委員会の意向も聞きながら、 全市的な公共施設のあり方や教育施設のあり方などを踏まえて検討していく」 と回答。 可否を明確にしないあいまいな内容だったため、 同準備委は、 要望書の中に新校舎の必要性を盛り込み、 改めて市に新設を求める。
準備委は7月2日、 それまでの協議の中で決めた 「位置は佐治小用地とする」 「既存校舎でなく、 新校舎を建設する」 「2016年度か17年度の開校を目指す」 の3点を要望書にまとめ、 市と市教育委員会に提出していた。
市教委からは同25日付で回答があり、 校舎の新築は、 「学校施設の取得は市長の所掌事務。 全市的な公共施設のあり方や、 教育施設のあり方も視野に入れて検討されるものと考える」 と、 教育委員会の所管外とした。 統合時期への回答は 「早期に」 だった。
要望書を提出した際、 辻重五郎市長、 小田繁雄市教育長と懇談した足立委員長らが 「(新築に) 前向きな姿勢でない」 との感触を持ったため、 市や住民に理解を深めてもらおうと、 有識者、 各小学校区代表、 PTAで同専門部会を組織。 3回の会合をもった。 正副部会長と準備委の正副委員長で、 再度提出する要望書案をつくった。
同要望書案は、 改めて▽佐治小校地の活用▽2016か17年度に確実に開校できるような迅速な対応―に加え、 校舎を新築する必要性について▽小・中・高校連携による特色ある教育を推進する▽職員室や保健室が2階にある現校舎の構造・機能上の問題点―など3つの視点からまとめており、 この日の専門部会では、 この案をたたき台に、 意見を出し合った。
大谷部会長は、 「統合小学校は丹波市では初めて。 夢のある学校に向け、 小中高の連携をいかに具体的なものにし、 我々住民がどうかかわれるのかということを文章の中で表現したかった」 と話した。 文言を修正した上で、 9月6日に開く準備委にはかり、 市側に要望書を提出する。
足立委員長は、 「青垣地域の教育を考える会の提言の 『小中同一敷地』 を断念し、 できるだけ中学校に近い佐治小を用地に選んだ経緯がある。 考える会の提言や、 準備委の決定、 4小学校が統合することの重さを踏まえ、 市に対応してもらいたい」 と話している。
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2013年8月25日08:31
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コウノトリ飛来 城北畑小近く 谷垣さん...
篠山市黒岡の城北畑小学校脇の水田に8月15日、 コウノトリが飛来しているのを谷垣和彦さん (44) =同市郡家=が発見。 2メートルの位置まで近づき、 写真に収めることに成功した。 今春、 城北小と畑小が統合してできた同小。 PTA会長でもある谷垣さんは、 「新しい学校を祝福しにきてくれたのかも」 とほほ笑んだ。
谷垣さんによると、 午前9時半ごろに田んぼの中にいるコウノトリを発見。 自宅にカメラを取りに戻り、 その後約1時間に渡って、 美しい姿を写真に収めた。
コウノトリの足には個体識別のための足環がついていたほか、 12日には丹波市春日町に7羽のコウノトリが豊岡市から飛来しており、 そのうちの1体の可能性もある。
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2013年8月25日08:29
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県内クマ目撃過去最多 森林動物研究セン...
クマにご用心―。 県森林動物研究センター (丹波市青垣町沢野、 0795・80・5500) は、 県内における今年4月から7月末現在のツキノワグマの目撃・痕跡件数が235件あり、 同期としては過去最多を記録した、 と発表した。 これまで同期における最多記録は、 昨年の211件だった。 今秋のドングリ類の実りの状況によっては、 クマがえさを求めてさらに人里に出没する可能性があることから、 注意を呼びかけている。
同センターによると、 県内で最もクマが出没している地域は北但地域 (豊岡市、 新温泉町、 香美町) で、 同期で149件。 丹波地域でも同期で15件と、 昨年度1年間の12件をすでに上回る目撃例が寄せられている。 丹波地域での目撃場所は、 丹波市では氷上町の谷村・下新庄・新郷を中心に12件、 篠山市では西木之部・川原・東本荘の3件。
「ドングリ類の豊作・凶作とクマの人里への出没はリンクしている」 と話す同センターの稲葉一明・森林動物専門員。 同センターのデータによれば、 県内でのクマの目撃・痕跡件数は、 ドングリ類の実りが凶作だった08年度は450件、 大豊作だった09年度は181件、 大凶作の10年度には1623件と一気に跳ね上がった。 凶作だった11年度は348件、 昨年12年度は豊作だったにもかかわらず487件となった。 今年のドングリの豊凶調査は、 9月上旬に実施し、 同月下旬に公表する予定。
稲葉さんは、 人里でのクマの目撃数増加の要因を 「ドングリ類の凶作以外にもある」 と指摘。 その要因として、 ▽近年、 個体数が回復傾向にあり、 増加している (県内推定個体数は347―854頭) ▽人里の環境に慣れ、 人間を警戒しなくなった個体が増えている―ことなどをあげている。
近年、 県内ではクマに襲われて死亡する事案は発生していないが、 集落内など、 人の生活圏への出没は多発している。 但馬地域ではかみつかれたり、 ひっかかれたりしてけがを負う人身事故が10年に4件、 11年に2件、 起こっているという。
◆ツキノワグマの対応
県森林動物研究センターでは、 ツキノワグマの対応として、 次のようにホームページやパンフレットなどで呼びかけている。
【ごみは野外に置かない】
生ごみはクマを誘引する。 また、 田畑への残飯まきや収穫しない作物の放置もクマを引き寄せてしまう。
【果実は放置しない】
クマの好物のカキやクリは早めに収穫するか、 電気柵などで守る。
【やぶは刈り取る】
里と山の間にクマが隠れるやぶがなくなると、 クマは山から出てきにくくなる。 見通しをよくすることで、 遭遇を防ぐことができる。
【山へは音の出る物を持参】
人の気配を感じると、 基本的に逃げたり隠れたりするので、 鈴やラジオなどを携帯する。 雨の日や川沿いは、 人間のにおいや物音がクマに伝わりにくいので、 大きな音を出しながら歩く。
【夕方から早朝まで、遭遇事故の危険性が高い】
森に暮らすクマは昼行性だが、 人里に下りてきて活動するときには、 夜行性に変わるという。 クマ出没情報が出た場合は、 事故の起こりやすい夕方から早朝の外出時は注意する。
【クマに遭遇したら、 ゆっくり後退し、 静かにその場を立ち去る】
大声を出したり、 走ったりするのは、 かえってクマを興奮させる。
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2013年8月24日16:48
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地蔵菩薩
作家・三浦朱門氏の小学校時代の思い出である。 夏休みの日記に、 「八月一日、 子守。 八月二日、 子守。 八月三日、 子守…」 と書いた友達がいた。 夏休み明けの学校で、 先生は児童を前に駄目な日記として取り上げ、 罰としてその子に読ませたという (曽野綾子氏 『人間の基本』)。 ▼本来は子どもにとって楽しいはずの夏休み。 なのに、 子守に明け暮れざるを得なかったこの友達はどんな思いで夏休みを過ごしたのか。 青年になって戦死したという事実も哀れを誘う。 ▼夏休み終盤のきのう8月24日は地蔵盆だった。 地蔵菩薩は、子どもを守ってくれる仏として親しまれ、 古くから賽 (さい) の河原にまつわる話が伝わる。 親に先立って亡くなった子どもたちが、 三途の川の賽の河原で両親やきょうだいを懐かしみ、 石の塔を築くが、 鬼がやって来て崩してしまう。 しかし、 地蔵菩薩が鬼をしかりつけ、 子どもの苦しみを救うという話だ。 ▼空也の作と伝わる和讃の一節、 「十にも足らぬみどり子が 西院 (さい) の河原に集りて 父上恋し母恋し 恋し恋しと泣く声は この世の声とはこと変わり 悲しさ骨身を通すなり…」 が胸にしみる。 ▼楽しい夏休みの1日となるはずだった花火大会で、 痛ましくも命を落とした子どものことを思う。 せめて地蔵菩薩に救われんことを願う。(Y)
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2013年8月24日16:47
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こだわり豚肉で満腹に
かつ丼 うどん「どんたん」
柏原バイパスの柏原バイパスタウンテナントに先月オープンした丼とうどんの店。 氷上町成松でレストランを運営する合資会社「昭和」が経営する。
看板メニューのカツ丼 (650円) は、 とじた卵がかかる和風味と、 ソース味の2種類があり、 ボリューム満点。 いずれも鹿児島産豚肉と丹波産コシヒカリを使っている。 豚肉は揚げ物用の既製品でなく、 ブロックで仕入れ下処理をし、 ジューシーな揚げたてを提供している。
丹波地域では珍しいソースカツ丼は、 八丁みそが入った甘味のある特製ソースをカツにかけ、 カツの上をネギ、 三つ葉、 マヨネーズで覆った濃厚な一品。 温泉卵を具とかき混ぜ、 豪快に食べる。
親子丼 (550円) やきつねうどん (400円) のだしは、 昆布とカツオでとった一番だしをふんだんに使うなど、 上質な素材にこだわっている。 丼はテイクアウト可。
【メモ】午前11―午後9時。 月曜定休。 15席。 080・9128・3455。 丹波市柏原町田路むくなし114-6
大きな地図で見る
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2013年8月24日16:41
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幸せな音楽伝え続けて40周年 フォークグ...
篠山市内の男性らでつくるフォークグループ 「県多紀ハッピーボーイズ」。 地域の人々と音楽でつながりたいとの思いで活動を始め、 ことしで結成40周年を迎えた。 「あっという間だったけれど、 いろんな人と出会い、 私たち自身も 『ハッピー』 になれました」 とメンバーら。 8月25日に黒豆の館 (篠山市下板井) で開かれる記念イベントに向けて練習に励んでいるグループが40年の歩みを振り返った。
ギター・ボーカルの山本晴朗さん (61) =畑井、 バイオリンの波部秀夫さん (63) =宮ノ前、 マンドリンの中西隆一さん (62) =牛ヶ瀬、 ベースの原田基廣さん (63) =日置、 バンジョーの山田俊彦さん (53) =東本荘。 さらにサポートメンバーで、 ピアノの小畠伸子さん (43) =畑井。 モットーは「地域の人の心をつなぐこと」 だ。
フォークソングが大流行していた1971年。 城東地区の若者らでつくる城東青年団が、 「音楽を通して仲間を集めよう」 とギターを持って公民館に集まり、 フォークソングを楽しんでいた。 その中から73年にグループを結成した。
県多紀の読み方は、 「けんたっきー」 で、 音楽のジャンル 「ブルーグラス」 の発祥の地であるアメリカ・ケンタッキー州とかけている。
最も影響を受けたのが、 フォーク創世記から活躍を続ける高石ともやさん。 城東青年団がコンサートスタッフになったことから交流を持つようになり、 グループでも高石さんの曲を演奏するようになった。 力量がついてからはオリジナル曲も作り、 20曲ほどのストックがある。
今では地域の行事や福祉施設への訪問など活動の場を広げ、 年間15本ほど公演に出向いている。
1988年に開かれた 「ひょうご北摂・丹波の祭典ホロンピア」 では、 障がいのある高校生が書いた詩を曲にした 「ちぎれ雲」 で、 最高賞の知事賞を受賞。 文化活動功労者に贈られる篠山市の 「三宅剣龍賞」 も受けた。
多紀郡が合併し、 篠山市になったことから、 一時は改名も考えた。 しかし、 高石さんから、 「多紀の名前を残すのは君たち」 と提案され、 合併後も名前を変えずに活動し、 多紀の名と陽気な音楽を届け続けている。
「40年は一つの通過点だと思っている」 と山本さん。 「一番うれしいことは、 『また来てや』 と言ってもらえること。 これからも心に伝わるような演奏をしていければ」 と話している。
25日のコンサートは、 午後6時―8時半。 問い合わせは向井さん (090・8210・3177)。
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2013年8月23日09:01
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アコースティック・ライブ
8月31日午後4時―4時40分、 町屋カフェ 「栄亀堂」 (篠山市河原町196) でアコースティック・ライブが行われる。 ポップス系のカバー曲を演奏するボーカルとギターのユニット 「Repos (ルポ)」 が出演。 ミュージックチャージ無料。 同店 (090・1589・7857)。
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2013年8月23日08:59
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「森の健康診断」参加者を募集 9月、ち...
篠山市農都整備課 (079・552・6844) は9月7日午前8時―午後3時、 篠山市東部 (集合場所は、 篠山チルドレンズミュージアム) で行う 「森の健康診断事業」 の参加者を募集している。
木材価値などの低下により、 スギやヒノキの人工林の間伐が滞り、 森林が荒廃しているとされることから、 市民に森への関心を持ってもらい、 篠山の森に入ってもらうきっかけをつくろうと、 同課では昨年から同事業を展開している。
森の健康診断には、 特別な道具を使わず、 誰でも科学的な人工林の状況調査ができるよう、 愛知県で考え出された手法を用いる。 参加無料。 締め切りは8月30日。 定員50人 (先着順)。
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2013年8月22日10:00
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和尚と弁護士に若者が悩み相談 8月25日...
丹波市わかもの意見交換会 「和尚と弁護士による悩みごと相談」(グライネ主催) が、 8月25日午前10時―零時半まで、 青蓮寺 (丹波市氷上町横田)で開かれる。
7回目の今回は夏休みの特別企画として、 高校生や大学生、 若者を対象にしており、 参加者が荒木伸雄同寺住職、 金子敬之弁護士と一緒に、 働く意味、 進路のこと、 夢や仕事について語り合う。
参加費は無料。 みんなで食べられるお菓子1袋を持参。 問い合わせは、 中川さん (090・1958・4902)。