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2013年8月29日09:00
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できる防災考える 市内教諭の報告も 8...
丹波市教育委員会 (学校教育課0795・70・0811) は、 8月31日午後1時半からライフピアいちじま (丹波市市島町上田) で 「命を大切にする心をはぐくむ防災講演会」 を開く。 東日本大震災を教訓とするため、 被災地の現実や復興への取り組みを知り、 自分たちに何ができるのかを考える。
震災・学校支援チーム 「EARTH」 に所属し、 22日までの4日間、 被災した気仙沼市を訪れていた竹田小学校の荒木真也教諭が現地の今をレポートする。また、被災者の声をもとに、 生き残った者たちが震災とどう向き合うべきかを問いかけるドキュメンタリータッチの映画を上映する。 気仙沼市在住のシンガー、 熊谷育美さんのライブもある。
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2013年8月29日08:59
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舟川 肇氏訃報
舟川 肇氏 (ふなかわ・はじめ=元丹波市教育委員会教育長) 24日午後零時2分、 呼吸不全のため丹波市内の病院で死去、 81歳。 自宅は丹波市春日町多利954。 葬儀は26日、 おこなわれた。 喪主は長男、 信也 (しんや) 氏。
1992年3月に旧柏原町立崇広小学校長を最後に退職。 氷上郡教育委員会教育長を同年9月18日から2002年8月末までと、 04年10月1日から務め、 同年11月から合併に伴い、 市教育長に就任。 05年2月3日まで務めた。
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2013年8月29日08:58
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坂田整嗣氏訃報
坂田整嗣氏 (さかた・ただし=飛鳥書房店主) 26日午後零時57分、 肺炎のため丹波市内の病院で死去、 88歳。 自宅は丹波市氷上町石生691。 葬儀は28日、 おこなわれた。 喪主は長男、 憲一 (けんいち) 氏 (飛鳥書房春日店長)。
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2013年8月29日08:57
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ボクシング全国大会へ「全部出し優勝めざ...
プロボクシングジム真正ボクシングジム (神戸市) 練習生の宮垣仁君 (14) =丹波市氷上町鴨内=が、 9月1日にボクシングの聖地、 後楽園ホールで開かれる15歳以下の全国大会に初出場する。 西日本大会で技術が認められたもので、 「練習してきたものを全部出し、 優勝を目指す」 と闘志を燃やしている。
プロボクサーを目指すジュニア世代の登竜門、 「第6回U―15ボクシング全国大会」。 日本プロボクシング協会らでつくる実行委員会の主催。 西日本と東日本で代表者決定大会が開かれた。 東日本からは、 東京帝拳、 大橋といった有名ジムの練習生が大会に出場する。
中学生の部は35―70キロまで14階級あり、 宮垣君は、 重い方から4番目の60キロ級に出場する。
西日本大会では、 同階級の選手がおらず、 1階級上と下の選手2人と1分半3ラウンドのスパーリングを行い、 技術認定を受けた。 165センチ60キロでパワーのある右ストレートが武器。
兄の影響で、 北小学校4年生で丹波入江ボクシングジム (丹波市青垣町沢野) の門を叩き、 その後、 真正ジムに移籍した。 中学校では陸上部に所属。 息子の練習に付き合ううちに熱が入り、 トレーナーの資格を取得した父の康章さん (47) と週3―4日ジムに通い、 プロボクサーの胸を借りている。
夏休みは、 午前中に岩屋山に登り、 午後から自宅玄関の土間で康章さんを相手にミット打ち。 夕方からジムに出かけるボクシング漬けの生活。
宮垣君は、 「左のジャブを意識して練習している。 スピードをもっと上げていきたい」 と、 同世代と戦える貴重な機会を楽しみにしている。
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2013年8月29日08:56
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クマにご用心
県内におけるツキノワグマの目撃・痕跡件数が4―7月末の4カ月間の記録としては過去最多の235件になった、 と前号で報じた。 実りの秋、 クマが食糧として大きく依存しているドングリ類の実り具合によっては、 さらに人里に出没する恐れがあると、 専門家は注意を呼び掛けている。
その取材の中で興味深い話が聞けた。 クマの目撃数増加の一因として、 ドングリのほかに、 個体数自体が増えているということ、 そして人を恐れない新世代クマの登場だ。 新世代クマについては、 ずいぶん前から言われていたことではあるが、 後継者不足や高齢化などで猟師が減少したため、 銃で撃たれたり追われたりした経験がなく、 人間の怖さを知らないクマが増えていることが現状としてあるという。 20、 30代の頃、 よく山に入っていた私。 クマとの遭遇は、 北海道の羅臼と京都府の芦生の2回。 北海道では約50㍍の至近距離だったので、 腰が抜けそうになったことを覚えている。
これからキノコ狩りやハイキングの好季節を迎え、 山に分け入る機会が増える。 皆さん、 クマにご用心を。(太治庄三)
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2013年8月29日08:55
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大切な力のもと
初秋の深い霧が立ち込め、 足元から秋の虫の声が聞こえ、 この夏も色々あったなと振り返る。
前半は雨が多く思うように出荷できず、 プレッシャーばかりだった。 それでも摘み取り園にはたくさんのお客様にお越し頂いた。 懐かしい顔が多く、 見ると大きなお腹になっている方も。 冬に産まれるんです!と育児会話にも花が咲く。 そんな風にお客様からパワーを貰っている。
ある真昼間、 遠くから私を呼ぶ声がした。 汗を拭きつつ畑から顔を出すと、 毎年3世代で必ず来て頂いている方が。 が、 娘さんとお孫さんの顔だけ。 思わず 「あれ?」 と言うと、 彼女は大粒の涙を流しながら 「亡くなったんです。 (私の顔を) 見たら毎年摘みに来ていたことを思い出して。 しかも母の手帖を整理していたら、 ここの摘み取り園開園の新聞の切り抜きが出てきて、 やっぱり顔出そうと思って」 と。 母ちゃんは無言でおばさんのこの1年の様子を聞くしかなかった。 そして一言、 「そっかぁ、 今年は食べてもらえへんのかぁ」 と。 それでも実をパックに詰める。 汗混じりの涙で目がしみて、 その実が歪んで見える。 蝉の声だけが響く静かな昼下がり。 それでもお互い会えてよかったと笑顔で別れる。
そう、 ブルーベリーは1年に1度の収穫。 それに向けて自分たちは必死で過ごしてきた。 一方、 心待ちにしているたくさんの方がこの1年、 悲喜こもごもある中で待って下さっていた。 本当に自分たちはお客様に支えられているんだと感じずにはいられない夏となった。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2013年8月29日08:52
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猟師確保へ銃猟体験会 篠山市猟友会 5...
有害鳥獣による農林業などへの被害が拡大する一方で、 狩猟者の減少と高齢化が進んでいるのを受け、 県農政環境部自然環境課は5年前から、 銃猟による地域の有害鳥獣捕獲活動に関心のある人を対象に、 実際の捕獲現場を体験してもらう 「銃猟体験会」 を県内各地で開催している。 篠山では8月25日に火打岩一帯で開かれ、 阪神間を中心に、 篠山、 加古川、 たつの市などから、 女性3人を含む30―64歳までの10人が参加した。 篠山市猟友会篠山支部のメンバー15人とともに山に入り、 5頭のシカを仕留める瞬間を目の当たりにした参加者らは、 その迫力に驚きつつも有害鳥獣捕獲に対する理解を深めていた。
篠山で行われるのは、 2011年に続いて2度目。 篠山市猟友会会長の古屋定繁さん (74) =寺内=が、 県から銃猟体験会開催の要請を受け、 自らが籍を置く篠山支部のメンバーに声をかけた。
銃猟体験会は、 今谷、 春日江、 火打岩の3集落にまたがる山中で行われた。 勢子 (せこ) と呼ばれる獲物を追い立てる役割の猟師1人が、 今谷から7匹の猟犬を山に放ってシカを追い出し、 そのほかの猟師と参加者は春日江から火打岩にかけて、 シカが飛び出してきそうな場所 (待ち場) に身をひそめ、 獲物が飛び出してくるのを待った。
しばらくすると火打岩側の待ち場に5頭のシカが飛び出し、 猟師たちはすかさず発砲。 成獣のオスとメスそれぞれ2頭と、 幼獣1頭を仕留めた。
古屋さんは 「今回の体験を踏まえ、 一人でも多くの人に猟銃 (ライフル銃、 散弾銃) の所持ができる第1種銃猟免許を取ってもらい、 猟友会の一員として有害鳥獣駆除に務めてもらえればありがたい」 と話している。
12年度末現在、 猟友会の会員数は県で3301人、 篠山市で118人。 県、 篠山市ともに、 会員数のピークは1976年で、 県では約1万1000人、 篠山市でも約300人を誇った。
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2013年8月29日08:51
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「将来は昆虫博士」100種300匹標本作る 新...
新井小学校5年の永田雄士君 (丹波市柏原町大新屋) が、 大好きな昆虫をたくさん捕まえ、 標本を作っている。 3年生のときから標本作りを始め、 これまでに標本にした昆虫は100種類以上で300匹にも上る。 永田君は、 「珍しい虫を捕まえたときが一番うれしい。 外国の昆虫標本も作ってみたい」 とほほ笑んでいる。
カブトムシやチョウのほか、 ゲンゴロウやミズカマキリなどの水生昆虫まで、 幅広く昆虫を標本にしている。 標本にする作業も自分でしており、 捕まえた昆虫は見栄えをよくするために、 足や触覚を専用の道具を使って、 生きているような状態で固定する。
2週間かけて乾燥させてから、 母親の真子さん (47) が手作りしたケースに乾燥剤や防虫剤とともに収めている。 ケースの大きさは30センチ×45センチで、 これまでに8ケースを作った。 昆虫名や学名は図鑑やネットで調べ、 発見場所や採集日などを書いた紙を、 昆虫の横に固定している。
永田君は3歳のとき、 昆虫のトレーディングカードゲーム 「甲虫王者ムシキング」 に熱中し、 本物の昆虫にも興味を持つようになった。 3年生のときに、 青垣いきものふれあいの里 (青垣町山垣) で、 プラスチック樹脂を使った標本作りを体験して以来、 家でも標本作りを始めた。 永田君は 「ただ捕まえるだけでなく、 手元に残して観察したかった」 と話す。
普段は家の周りで、 網を片手に昆虫を採集している。 永田君は 「将来は昆虫博士になりたい。 そのために昆虫の種類もたくさん知りたいし、 いつかは新種の昆虫を見つけたい」 とほほ笑んでいる。
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2013年8月29日08:51
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“税理士任せ”脱却へ 会社会計「適時に...
丹波地域内の市商工会や金融機関と、 独立行政法人・中小企業基盤整備機構が共催し、 中小企業の経営に役立つ会計、 決算書づくりに関する 「経営セミナー」 を展開している。 的確な経営判断にはタイムリーな財務状況の把握が不可欠だが、 「会計まで手が回らない」 という中小企業経営者に、 国の指針に基づく必要最低限の会計事務の方法と、 月1回の 「適時処理」 などのポイントを指導している。 8月23日には篠山市商工会館で行われ、 経営者や経理担当者ら約30人が参加した。
これまで中小企業の多くは、 自社では簿記記帳が煩雑となるため、 記帳を税理士任せにしていたが、 その一方で、 会計の知識や経営力の低下を招いていた。
セミナーでは、 国が必要な項目に絞って簡潔な会計処理の仕方を示した 「中小会計要領」 の活用方法などについて指導。 経営者や経理担当者が自ら経営状況を把握するスキルを身につけてもらい、 「税申告のための会計処理」 から 「経営をよくするため」 へと意識の転換を促している。
金融機関や商工会が連携してセミナーを開催するのは初めての試み。 人口減少などによる内需減退、 東日本大震災や円高の影響など、 中小企業の経営課題の多様化、 複雑化を受け、 昨年8月に 「中小企業経営力強化支援法」 が施行されたことが背景にある。
国は、 商工会に加え、 税理士や弁護士、 金融機関などを 「経営革新等支援機関」 として認定し、 支援機関同士も連携しながら、 中小企業などに対し、 より専門性の高い支援を行う仕組みをつくった。 創業補助金や金利減免、 税額控除などの有利な支援制度を用意する一方で、 その中には認定機関が関与することを必須要件とするメニューが増える傾向にある。
特にコンサルティング機能が求められている金融機関にとっては会計処理が従来型の要注意の事業所への融資を避ける可能性も出てくるという。 セミナーで指導している適時な会計処理は、 支援機関や対外的な信頼を得るほか、 課題解決の戦略を立てる上での後ろ盾となる。
同支援機関の認定を受けた田原会計事務所の津田弘一副所長は、 「国は、 中小企業も当たり前の努力をするべきという考え方になった。 例えば会計決算を月に1度していれば、 損失を最低限で抑えられるが、 年に1回では手遅れになるケースもある。 会計事務所に経理を丸投げするのではなく、 会社をよくするために支援機関を利用して。 がんばる企業にはメリットのある制度」 と話している。
今後のセミナーの日程、 丹波地域の経営革新等支援機関は次のとおり。
【篠山市】▽9月6日午後4―6時▽同19日午後5時半―7時半▽10月7日午後4―6時。 会場はいずれも篠山商工会館。 受講無料。 各回定員50人。 篠山市商工会 (079・552・0758)。
【丹波市】▽9月11日午後1時半―4時=丹波市商工会本所▽10月9日午後1時半―4時=丹波市商工会柏原支所。 受講無料。 各回定員30人。 丹波市商工会 (0795・82・3476)。
【経営革新等支援機関 (8月15日現在) 】篠山市商工会、 丹波市商工会、 但馬銀行、 みなと銀行、 中兵庫信用金庫、 兵庫県信用組合、 田原会計事務所 (丹波市)、 小山一行税理士事務所 (同)、 足立均税理士事務所 (同)、 谷垣裕幸税理士事務所 (同)、 松岡四郎税理士事務所 (篠山市)
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2013年8月29日08:46
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ほぼ半数が入院不要 丹波市の上半期救急
丹波市消防本部は今年上半期の救急出動状況をまとめた。 救急出動は前年同期比19件増の1395件と微増、 搬送人員は増減なしの1346人。 市内医療機関の収容率は58・9%と前年の60%をわずかに下回った。 県立と赤十字が増えた分、 大塚が減った。 救急搬送されたほぼ2人に1人の47・3% (636人) が、入院の必要がない軽症だった。
搬送された人に占める65歳以上の高齢者の割合は、 861人、 64% (39人増、 2・9%増) と、 ほぼ3分の2を占めた。
救急車で搬送されたものの、 入院の必要がない軽症が前年より61人、 4・3ポイント増えた。 交通事故では8割が、 入院が不要だった。 急病でも入院が不要だった人が大幅に増え45・6%と前年より7・6ポイント増えた。
高齢者は、 重症者 (3週間以上の入院) が減り、 軽症者が増える傾向が続いている。 軽症者が324人、 37・6%と前年同期より73人、 7・1ポイント増え、 重症は、 132人、 15・3%と、 56人、 7・6ポイント減った。 搬送総数に占める割合が高い高齢者の軽症者が増えたことで、 全体の軽症者比率が高まった。 中等症 (1日以上入院) は横ばい。
市内3病院の受け入れ数は、 前年同期比で県立が21人増、 赤十字が12人増、 大塚が44人減。 3病院の医療提供体制に目立った変化はなく、 市内の収容率は横ばい。
診療科別の市内収容率は、 搬送総数の半数強を占める内科疾患疑いで57%、 外科で65%、 整形外科で53・8%、 脳外科で21・4%、 小児科で73%―。
著しく市内収容率が低い脳外科疾患疑いは、 市外搬送の128件中108件を市立西脇に搬送した。
地域別の市内収容率は、 氷上74・8%、 柏原73・2% (ともに市外高次病院への転院搬送数を除いて算出)、 青垣74%、 春日73・5%となっている。 市島は42・4% (市内73人、 福知山市民と京都ルネスへ計73人)、 山南は38% (市内71人、 大山へ76人、 市立西脇へ28人) と福知山、 西脇両市への流出が顕著。 市内全体の収容率低下の一因になっている。
地域別出動数は、 ▽柏原=261件(1件増)▽氷上=366件 (35件減) ▽青垣=115件 (10件増)▽春日=265件(29件増)▽山南=206件 (9件増) ▽市島=182件(8件増)。1日平均の出動回数は7・7件。
事故種別では、 急病が802人でトップ (9人減)、 一般負傷が194人 (27人増)、交通事故が164人 (4人増)、 転院搬送155人 (10人減)、火災4人 (4人増) など。
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2013年8月29日08:44
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希少植物「ギンラン」守れ 専門家を招き...
味間地区まちづくり協議会の組織の一つ、 「音羽谷子育て広場運営委員会」 (藤原昭二委員長) が、 2年前から味間認定こども園おとわ園 (篠山市味間新) の裏山で里山整備を進めている 「音羽の森」 に、 今年6月から8月にかけて県の絶滅危惧種に指定されているラン科の希少植物 「ギンラン」 が30株発生。 同委員会は保全を進めていこうと8月21日、 四季の森生涯学習センターで、 専門家を招いて学習会を開いた。
同委員会の委員 (21人) と里山整備に関わっているボランティアら合わせて約20人が参加。 人と自然の博物館の橋本佳延・主任研究員から 「生物多様性の保全と活用をめざした里山管理」 について講義を受けた。
橋本さんはギンランの特徴について、 「県内では養父市より南に広く分布する。 全国35都道府県で絶滅危惧種に指定されており、 県ではレッドデータCランク」 と解説。 「イボタケ科の菌類などと共生関係を結び、 菌から栄養の一部をもらって生きているので、 ギンランを引っこ抜いてきて、 鉢植えや別の場所に移植しようとしても菌がいないので育たない」 と話した。
音羽の森ではこのほか、 ニリンソウやミヤマカタバミなど、 光を多く必要とする植物も確認。 橋本さんは 「両者は兵庫県では絶滅危惧種に指定されていないが、 希少性が低いからといって 『守るべき対象ではない』 ではなくて、 これらが生育できる里山環境を整えることで、 ほかの光を必要とする植物の生育環境を整えることになり、 生物多様性につながっていく」 と訴えた。
さらには、 生物多様性を生み出す森林整備の進め方について、 ▽光をさえぎる照葉樹やササをはじめ、 コシダやウラジロなどの大型のシダを刈り取る=林床に明るい光が差し込むようになり、 光を受けてさまざまな植物が芽を出す▽切った木は林内に放置せず、 長さを切りそろえて集積する=切りっぱなしにすると、 林床が倒木や葉っぱに覆われ、 日の光が当たらなくなり、 植物の成長が阻害される。 集積することで景観上も美しい―などとアドバイスを送っていた。
写真・里山整備を進めている「音羽の森」で発生したギンラン=篠山市味間新で
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2013年8月28日16:03
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「笑顔と元気届けたい」 城東小児童ら東...
城東小学校の児童や保護者らが8月29日―9月1日、 東日本大震災の被災地、 宮城県南三陸町へ赴き、 現地の小学生たちと交流を図る 「絆プロジェクト」を実施する。 震災から2年と半年。 同校では 「復興のシンボル」 と呼ばれるヒマワリの種を送るなど、 これまでもさまざまな形で被災地支援に取り組んできた。 初めて自分たちの目と心で被災地を体感することになる児童たちは、 少し緊張しながらも、 「交流を通して、 東北の友達たちに笑顔と元気を届けたい」 と意気込んでいる。
プロジェクトには、 児童ら19人のほか、 西家幸男会長らPTA役員、 同校の塚本一男校長、 教諭らが参加する。
29日夜にバスで篠山を出発。 30日に南三陸町立伊里前小学校に到着し、 同校の児童たちと昼食や授業を共にし、 夜には 「ボンファイア」 と呼ばれるいさりの火を囲んで交流する。
また、 多くの町職員が命を落とした南三陸町防災対策庁舎や校舎が壊滅した戸倉小学校など、 被害を受けた地域の視察や、 追悼セレモニーなども予定。 現在も多くの人が生活を送る仮設住宅を訪問してあいさつをしたり、 篠山で育てたヒマワリの種まき、 缶バッジのプレゼントなども行う。
プロジェクトのきっかけは、 震災発生直後に被災地へ支援に赴いた西家会長 (後川上) と副会長の山根茂博さん (曽地口)、 子供会会長の石田肇さん (後川下) が今年6月、 伊里前小を訪れたこと。 城東小では2年前、 西家会長らを通して、 ヒマワリをモチーフにした交通安全を呼びかける看板などを届けるなど交流を続けており、 今年の訪問時も看板と6年生がしたためたメッセージを届けていた。
つながりを確かめる中で、 西家会長らが、 「命の尊さを感じることや震災の記憶を風化させないために、 城東の子どもたちにも被災地を訪れ、 現地の子どもたちと交流してほしい」 と計画。 伊里前小も受け入れに協力し、 プロジェクトを行うことになった。
6年生の稲井朝子さん (後川奥) は、 「東日本大震災の学習を通して、 『当たり前のことができる幸せ』 と 『私たちにも何かできないか』 という思いを強く持った」 と言い、 「私たちにできることは、 東北の友達と楽しく交流して、 笑顔と元気を届けること。 南三陸町へ行き、 今できることを一生懸命してきたい」 と話す。
西家会長は、 「被災者とのふれあいの中で、 人と人との絆や命の尊さを今一度、 子どもたちに考えさせられる機会になれば」 と期待し、 「被災地での不自由な生活の一端を体感して、 いかに自分たちが恵まれた環境の中で日々暮らしているかということを実感してくれたら」 と話している。
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2013年8月28日15:50
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甘いブドウいかが 氷上高で販売 9月下...
氷上高校 (丹波市春日町黒井) で、 生徒が育てたブドウの販売実習が始まった。 9月下旬まで販売する。
同校では、 営農科と生活科の生徒約200人が授業や放課後の当番実習で、 マスカットベリーAを中心に、 巨峰やピオーネを栽培している。 今年は気候の影響も少なく、 甘く大きく成長した。 生活科1年の野田幸希さんは、 「粒が大きく、 とても甘い。 いろんな人に食べてもらいたい」 と呼びかけている。
マスカットベリーAは1キロ600円、 巨峰とピオーネは1キロ1000円で販売。 平日は午前10時―午後4時まで。 土日曜、 祝祭日は販売しない (31日のみ午前9時半―正午まで販売)。 9月3―16日は販売を中断する。 同校 (0795・74・0104)。
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2013年8月28日15:48
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愛宕祭...
丹波市氷上町成松市街地で8月23、 24日に開かれた 「愛宕祭」。 雨に泣かされ、 24日は中央小運動場で予定していたイベントが軒並み中止になり、 露店の出店も中止になるなか、 納涼花火大会は予定どおり行われ、 夜空を焦がす4000発の花火が多くの見物客を楽しませた。
天候不良のため、 同日午前11時に露店の出店を中止すると実行委員会が決定。 花火が始まる前には雨が上がり、 市街地に人があふれた。 営業していた成松交流館前のグルメ横丁と、 軽トラ市、 数件の飲食店には買い物客の長い行列ができた。 グルメ横丁は午後7時半には完売した。
実行委員会によると、 露店出店者を初めて公募。 24日は約200店が出店を予定していたという。 前日からの強い雨で、 露店に電気を供給する臨時の電線がひどく濡れており、 事故を懸念。 午後からの天候も不安定と見て、 出店の中止を決めた。
実行委員会は、 「悪天候で今年は残念なことになったが、 来年はまたにぎやかなお祭りにしたい」 と話している。
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2013年8月25日08:55
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三の丸で「ラジオ体操」 目標人数超え140...
8月28日午前6時―6時40分、 篠山城跡三の丸広場 (篠山市北新町) で開かれる 「ラジオ体操みんなの体操会」 (NHK、 かんぽ生命保険など主催) で、 目標の1000人を超える1400人の申し込みがあるため、 篠山小学校グラウンドを第2会場とする準備が進められていることが分かった。
市教育委員会によると、 主催者側が小学校グラウンドにも音響設備を設置するという。 また、 20人以上参加するグループに無料送迎バスを募ったところ、 12グループの申し込みがあった。
午前6時から開会し、 同6時半から体操会 (NHKラジオ第1放送で生放送)、 同6時40分に閉会する。 晴天の場合は篠山城跡三の丸広場、 雨天の場合は篠山小学校講堂で行われる。 参加無料。
体操指導は多胡肇さん、 ピアノ演奏は幅しげみさん。 体操後に参加賞を配布する。 また、 ラジオ体操カードを持参した参加者は 「まるいのスタンプ」 を押すことができる。
雨天の場合は、 当日午前4時半に篠山市ホームページで知らせる。 室内履きを用意すること。 会場の定員により、 入場制限する。
市教委社会教育・文化財課 (079・552・5769)。
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2013年8月25日08:52
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草山診療所の診療日増やす 火曜日毎週に
篠山市は8月27日から、 草山診療所 (篠山市本郷、 079・592・0011) の診療日を増やす。 火曜日は、 第1、 3、 5のみだったが、 ささやま医療センターの小児科医が第2、 4火曜日 (午後2―4時) に派遣される。
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2013年8月25日08:52
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県立柏原病院研修医と懇談 8月27日、幸...
県立柏原病院の研修医と市民との懇談会 (丹波市自治会長会など主催) が、 8月27日午後7時半から幸世交流施設 (丹波市氷上町賀茂) で行われる。
研修医の野村晃子さんが研修講話を行う。 秋田穂束院長、 柏陽子看護師も出席する。 同会事務局 (市地域協働課0795・82・1001)。
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2013年8月25日08:50
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篠山で県川柳祭 事前投句を募集 12月1日
篠山市民センターで12月1日に開かれる全国規模の 「県川柳祭」 の篠山市実行委員会が事前投句の作品を募集している。
事前投句の一般の部の課題は、 ▽黒豆▽守る▽屋敷―の3題。 応募料は1000円 (郵便定額小為替を同封)。 応募は、 所定の応募用紙 (コピー可) を同実行委員会事務局の中央公民館 (079・594・1180) に郵送する。 ジュニアの部は、 学校を通じて応募する。 課題は 「歌」。 応募料は無料。 両部とも、 締め切りは9月14日 (当日消印有効)。
また、 当日投句の部 (一般の部) の課題は、 ▽踊る▽霧▽人情―の3題。 出句料は1000円。
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2013年8月25日08:50
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生物多様性戦略推進委員を募集 9月10日...
篠山市は、 5月に策定した 「生物多様性ささやま戦略 『森の学校復活大作戦』」 (市HPに全文掲載) を推進するための推進委員会を設置することにし、 公募委員2人を募集している。
学識経験者や人と自然の博物館研究員ら計8人 (予定) とともに、 市民や行政の取り組みについて検討や提案を行う。 任期は2年。 委員会は年6回程度の開催。
応募は9月10日までに、 任意の様式で、 「森の学校推進委員会委員」、 住所、 氏名、 性別、 生年月日、 電話番号を書き、 「生きものの生息環境の保全について」 をテーマにした小論文 (800字程度) を添えて、 同課に提出する。
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2013年8月25日08:49
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危険物取扱者試験の受験者募集
10月19、 20日、 篠山産業高校 (篠山市郡家) で行われる危険物取扱者試験の受験者を募集している。試験は、 甲種、 乙種全類、 丙種。 申し込みは、 8月29日―9月9日の間、 消防試験研究センター兵庫県支部 (〒650―0011 神戸市中央区下山手通5―12―7 協和ビル5階) へ。 電子申請は8月26日―9月6日。 願書は、 篠山市消防本部 (同市北) に備えている。 電子申請は、 同センターホームページから。 また、 乙種第4類の試験に備え、 10月9―11日、 勉強会を行う。
消防本部予防課 (079・594・1118)。