-
2013年9月8日09:01
-
イチローの言葉
イチローが日米通算四千本安打を達成した。 野球に詳しくはなく、 高校野球も準決勝あたりからしか見ない。 けれど、 イチローの生き方には、 いつも感心させられる。
今回の四千本安打達成もすごかった。 「四千本を打つには、 三九九九本が必要なわけで、 僕にとっては四千本目のヒットも、 それ以外のヒットも同じように大切なものであると言えます」と。さらに「誇れることがあるとすると、 四千のヒットを打つには、 僕の数字で言うと、 八千回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。 それと常に自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、 誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」 の言葉。
イチローは、 うちの息子と同年代、 この歳でこれだけのことを言えるなんてほんとに素晴らしい。 一筋の道を、 自分を信じて努力したきた人だけが言える言葉だ。
人生の中で、 何事につけヒットしたと言えることなど本当に僅かだ。 数え切れない失敗の積み重ねの中で、 たまにキラリと輝く瞬間。 その光を目当てに誰もが生きている。 八千本、 いやそれ以上の悔しい思いをしたからこそ今があるのだろう。
イチローは一九九二年、 ドラフト四位でオリックスに入団。 一九九四年、 プロ野球史上初の二百本安打を達成。 この年から 「イチロー」 を名乗る。 そして二〇〇〇年のシーズンが終ったとき、 かねてからの希望であったメジャーリーグへの移籍を宣言、 マリナーズに入団した。 以来、 十三年間の彼の努力。 素晴らしい動体視力だっていつかは衰える。 今のイチローに拍手喝采だ。
-
2013年9月8日09:01
-
県制し初の国体代表 トライアスロン 柏...
トライアスリートの澤瀉 (おもだか) 大樹さん (23) =丹波市柏原町柏原=が、 10月4日に三宅島で開かれる国体男子トライアスロンに県代表として初出場する。 このほど行われた県大会で初優勝し、 かねてから目標の1つにしていた国体出場を勝ち取った。 「トレーニングを積み、 10位以内に入れるようがんばりたい」 と意欲を燃やしている。
県予選は、 水泳450メートル、 自転車10キロ、 ラン3キロと短いコースで行われた。 澤瀉さんは得意の水泳で抜け出し、 トップを譲ることなくゴールした。
県予選では一昨年が2位、 昨年はレース中に衝突し、 自転車の破損で涙をのんだ。 今年こそ必ず優勝をと、 「これまでにないくらい追い込んで練習した」 という。
水泳と自転車で体力を使い切った後の苦手なランが課題だった。 「例え少しの距離でも、 必ず毎日走るように」 と国体監督から助言を受け、 走力の強化に取り組んだ。 会社に出勤する前と、 終業後に週6日トレーニングを積んでおり、 少ない日で10キロ、 多い日は20キロ走り込んだ。
国体は、 水泳1・5キロ、 自転車40キロ、 ラン10キロ。 ワールドカップ選手2人は出場しないが、 国内トップクラスが集まる。 「水泳と自転車でいい位置につけ、 ランで粘る。 どれだけ自分が粘れるかだろう」 と話している。
-
2013年9月8日09:00
-
帰ってきました
恥ずかしながら、 メキシコから生きて帰ってまいりました。 篠山出身の角谷淳志君が挑戦したボクシング世界戦は残念な結果でしたが、 彼の闘志に拍手をお願いしたいです。
いまだに続く時差ぼけと、 税関で引っかかったり、 ぼったくられたり、 小さなトラブルはありましたが、 無事に帰着できてほっとしています。
出発前はたくさんの方に激励の言葉をかけていただき、 感謝の気持ちでいっぱいです。 この場を借りて、 御礼を述べさせていただきます。
メキシコでの出来事はまた旅行記でも書ければと思っていますが、 今回、 学んだことが2つあります。
1つは発達したインターネットのすごさ。 空港やホテルでは無料でネットに接続でき、 日本と連絡を取ることができました。 9000㌔の距離を一瞬でつなぐ力。 感動です。
もう1つは、 語学力の大切さ。 旅先では当然のごとくペラペーラと現地語で話しかけられます。 理解したふりをして、 さぁ大変。 謎の料理を食べる羽目にもなりました。 語学を学びたいと思いました。
そんなこんなでいつもの日常へ。 あぁ、 日本、 丹波、 やっぱり最高です。(森田靖久)
-
2013年9月8日09:00
-
県茶品評会で大臣賞 篠山市味間奥の酒井...
篠山市味間奥の酒井一行さん (42) がこのほど、 神崎郡神河町で開かれた 「兵庫県茶品評会」 (県茶業振興協会など主催) で最高位の農林水産大臣賞を受賞した。 酒井さんは、 丹波茶と和菓子の製造販売を手掛ける 「諏訪園」 (本店・味間奥) の経営者。 これまでは和菓子作りに情熱を注いできたが、 5年前に先代の父親から茶園を引き継いでからは、 製茶業にも本腰を入れている。 酒井さんは 「品評会では一昨年が7位で、 昨年は3位。 今年、 ついに念願がかなった」 と喜んでいる。 また、 今回は篠山勢が上位5位を独占、 入賞23枠中10枠に入っている。
県内6産地から64点が出品された。 審査項目は、 茶葉の色や形などを見る 「外観」、 熱湯を注いでうまみや濃度を審査する 「滋味」、 色の濃淡やにごり具合を見る 「水色」、 匂いを審査する 「香味」 の4つ。
酒井さんによると、 今年は3月の高温のため、 萌芽は平年より早まったが、 4月以降は低温となり生育が緩慢となった。 「今年はお茶の栽培にとって厳しい気象条件だった。 霜の影響を考慮して、 ほかの農家よりも早めに茶葉を摘み取ったが、 それでも葉が硬くなったものもあり、 審査項目にもある茶葉の 『外観』 をとどめるのに一苦労だった」 と振り返る。 しかし低温でじっくり育った分、 養分をたっぷり吸い上げ、 甘みの強い、 風味豊かな良質の茶に仕上がった。
昨年8月に他界した酒井さんの父、 義一さんが1998年から3年連続で農林水産大臣賞を受賞しており、 13年ぶりの4度目。 「今回の受賞は、 父が茶園をしっかり管理してくれていたことが最大の要因」 と感謝する酒井さん。 「現在、 すでに来年に向けて肥培管理を計算している。 次回も従業員総出でトップをねらっていきたい」 と意気込んでいる。
祖父の時代は茶の品種 「やぶきた」 の育苗農家だったが、 義一さんが製茶業に取り組むべく、 昭和40―50年ごろにかけて水田を徐々に茶畑に造り変え、 現在約3ヘクタールの茶畑で生産している。
ほかの入賞者は次の皆さん (篠山市関係分)。
▽近畿農政局長賞=高仙坊善一▽県知事賞=安井保▽日本茶業中央会長賞=佐貫勉▽全国茶生産団体連合会長賞=波多野ふみ子▽県製茶商工業協同組合理事長賞=安井多美代▽全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞=安井雅彦▽県茶業振興協会長賞=田中英夫▽地域優良賞=本家熊野園・田中秀樹▽地域奨励賞=酒井邦裕
-
2013年9月8日08:54
-
そば6店めぐるスタンプラリー 9月14―2...
丹波市と福知山市の6つの手打ちそば店でつくる 「奥丹波蕎麦人会」 (佐藤勉会長) が9月14―23日、 各店舗をめぐってスタンプを集める 「奥丹波そば街道10日間限定スタンプラリー」 と題したイベントを行う。 各店舗のそばを食べ、 スタンプを集めるとサービス券やTシャツがもらえる。
同蕎麦人会は、 「そばんち」 (市島町梶原)、 「ブナの実」 (同町北奥)、 「三津屋妹尾」 (青垣町田井縄)、 「大名草庵」 (同町大名草)、 「たかはし」 (春日町平松)、 「川のsoba」 (福知山市田野) の6店。 期間中は、 1日で数店舗回る人のために、 量を抑えた各店舗特製の盛りそば (500円) を提供する。 盛りそば以外のそばを注文してもスタンプがもらえる。
2店舗回れば200円、 4店舗回れば300円分のサービス券がもらえる。 サービス券は、 スタンプラリー終了後の24日以降から年末まで使用できる。 6店舗すべて回れば、 背中に 「奥丹波そば街道」 の文字がプリントされたTシャツがもらえる。
佐藤会長は 「6店舗を回って、 お気に入りのそばを見つけてほしい」 と呼びかけている。
そばんち (0795・78・9505)。
-
2013年9月8日08:50
-
青垣福祉会が新卒2人募集 幼稚園教諭と...
青垣福祉会は、 来年4月採用の新規学卒者の幼稚園教諭と保育士2人を募集している。 認定こども園あおがき (丹波市青垣町沢野) で勤務する。
来年3月短大卒以上、 保育士幼稚園教諭2級以上の免許取得見込みの人が対象。 身分は、 常勤正職員。
試験は10月12日に同こども園で。 一般常識、 作文、 実技と面接。 同法人本部事務局などで受験申込用紙を入手の上、 9月30日までに同法人 (0795・80・5003) に応募する。
-
2013年9月8日08:45
-
芦田均の孫、祖父を語る 9月14日、柏陵...
柏原高校卒業生でつくる柏陵同窓会などが主催する 「柏陵セミナー」 が、 9月14日午後1時から柏陵同窓会館 (丹波市柏原町東奥、 柏原高校内) で開かれる。
ジャーナリストで、 第47代内閣総理大臣を務めた芦田均 (旧制柏原中3回) の実孫、 下河邊 (しもこうべ) 元春さんが、 「今、 芦田均を語ろう」 と題して講演する。
講演の前に柏原高校ダンス部の演舞がある。 丹波県民局の駐車場を利用すること。 同校 (0795・72・1166)。
-
2013年9月8日08:44
-
ホームケアや受診目安学ぶ 9月11日、小...
県立柏原病院の小児科を守る会は、9月11日午前10時から木の根センターで、医療講座ママのおしゃべり救急箱を開く。
「こんな時どうする!?病院に行く、 その前に」 と題し、 同病院小児科の和久祥三さんから、 同会が作成した冊子 「病院に行く、 その前に」 をテキストに、 ホームケアのポイントや受診の目安など、 小児救急の基礎知識を症状別に学ぶ。 無料で誰でも参加できる。
無料託児あり (丹波市ファミリーサポートセンター0795・70・2244、 要予約)。
-
2013年9月8日08:41
-
まるいの「ガールフレンドほしいの」 小...
篠山市の庁内プロジェクトのうち、 市のマスコットキャラクター 「まるいの」 の普及に取り組んでいるプロジェクトチーム (波部正司リーダー、 4人) がこのほど、 まるいのの 「ガールフレンド」 を小学生から募集することに決め、 近く、 学校を通して市が募集を始める。
応募条件は、 まるいのの友だち、 特産物など 「篠山らしい」 題材で作成することで、 イノシシに限らない。
昨年度の子ども会議で大山小学校の児童から 「まるいのにガールフレンドをつくり、 一緒にPRしてはどうか」 との提案があり、 プロジェクトチームで協議していた。
-
2013年9月8日08:39
-
72時間雨量363ミリを観測 「記録ずくめ」...
丹波市 (柏原町母坪) の72時間雨量が363ミリ (9月4日午後7時40分、 気象庁アメダス) となり、 14年ぶりに記録を更新した。 2日に190ミリ、 3日に80ミリ以上、 4日も75ミリ以上降った。 同地点では2日に1時間降水量と3時間降水量でそれぞれ観測史上1位を更新、 記録ずくめの大雨となった。
72時間降水量の記録だった99年の集中豪雨は、 丹波年輪の里裏の堤防が決壊するなど、 約100戸が床上浸水。 9月7日に258ミリ、 8日に17ミリ、 9日に4ミリ降った。
1時間雨量記録だった2009年の集中豪雨は、 床上3戸を含む114戸の床上・床下浸水被害。 高谷川があふれた。 1268戸に避難勧告が出されるなど、 混乱した。
3時間雨量記録の76年の豪雨では、 市島町東勅使にあった山下橋 (木造) が流出。 国道176号鐘ヶ坂で土砂崩れが発生、 春日町で土砂の流入で1戸が半壊。 床下浸水38戸の被害が出た。
写真・ため池の土手を削って水を下に流す地域住民=市島町市ノ貝で
◆床上・床下浸水80件 17世帯27人が避難
9月4日に丹波市を襲った大雨で、 おりからの長雨によって地盤がゆるみ、 土砂災害が予想されたことから、 市全体で延べ17世帯27人が避難した。 また、 市災害対策本部によると、 2日からの家屋浸水被害は、 市内で床上浸水3件、 床下浸水77件となった。
丹波市は4日午前10時半、 避難準備情報が発令されたことを受け、 市内9カ所に指定避難所を開設した。 集落の公民館に自主避難する市民もいた。
市災害対策本部によると、 同日午後2時半時点では市指定避難所に9世帯15人が避難。 また、 山南町上滝、 春日町鹿場でそれぞれ1世帯2人 (計2世帯4人) が地区公民館に自主避難した。 同4時半時点では、 指定避難所と自主避難をあわせると、 14世帯22人となった。
山南町上滝では、 自治会役員が土砂崩れが心配される家屋に住む高齢者宅を訪問して避難を促し、 正午ごろに避難所を開設。 高齢者夫婦1組が避難した。 村上正自治会長は、 「土砂崩れが心配だった。 上滝は高齢者が多く、 市指定の避難所までも距離があるので、 避難所開設に踏み切った」 と話していた。
竹田コミュニティセンターに避難した男性は、 「数年前の大雨で床上浸水したことがあったので、 心配になった。 雨が降り続き、 今後も何が起こるかわからないので不安」 と話していた。
市島町中竹田の市ノ貝地区では4日、 消防団員などが、 崩れて薄くなったため池の土手を削って水を下に流したり、 ポンプで池の水をくみ上げる作業に追われた。 2日の大雨で土手の外側が崩れ、 土砂は山裾の民家近くまで流れ込んだ。 4日の雨で、 被害が拡大するのを防いだ。
また、 4日には大雨警報の発令に伴い、 市内幼・小・中・高校は臨時休校となった。 丹波市議会は同日に予定していた定例会を翌日に延会。 当初日程から1日ずらして開会している。
市災害対策本部がまとめた家屋浸水被害は、 次のとおり。
【床上浸水】〈柏原1〉大新屋1〈春日1〉黒井1〈山南1〉阿草1【床下浸水】〈柏原14〉下町沖田2、 下町1、 新町4、 南多田1、 田路1、 大新屋5〈氷上19〉佐野3、 三原3、 小野3、 石生5、 横田3、 中野1、 福田1〈春日22〉黒井1、 棚原1、 野村6、 松森1、 園部5、 歌道谷1、 野瀬2、 中山1、 上三井庄2、 東中1、 横町1〈山南19〉上滝10、 阿草1、 青田1、 下滝2、 奥1、 和田3、 草部1〈市島3〉市ノ貝3
-
2013年9月8日08:36
-
篠山市安田に直売所と食堂 「一本杉販売...
昨年末、 国重要伝統的建造物群保存地区に選定された福住地区で、 福住地区財産管理組合 (臼井辰雄理事長) が福住地区まちづくり協議会 (小野田安弘会長) と連携して、 篠山市安田西交差点近くに農産物直売所と食堂の一体施設 「一本杉販売所」 の建設工事を進めている。 観光案内所的な役割の 「まちなみ案内所」 も設け、 「農」 「食」 「観」 の拠点として整備する。 黒枝豆の販売解禁日の10月5日オープンを目指している。
場所は、 国道372号と173号が交差するコンビニエンスストア 「ローソン」 近く。 県指定天然記念物 「安田の大スギ」 の横。 敷地面積は約1300平方メートル、 建築面積は約75平方メートルで、 木造平屋建て。 駐車場は25台収容できる。
「一本杉販売所管理運営協議会」 (臼井理事長が兼任)が運営する。農産物直売所は、 福住地区産の農産物を販売、 同組合の生産販売部会 (関口惠士部会長) が担当する。 現在15人の農業者が会員で、 オープン時には、 黒枝豆やコメ、野菜、クリなどを販売する予定。 黒枝豆シーズンは毎日営業。 それ以降は、 土日と平日の1日の週3日営業。 営業時間は午前8時―午後3時。
食堂 「農家れすとらん」 は福住地区産の野菜を使ったメニューを出す。 定食や弁当、 軽食、 飲み物のほか、 加工品も販売する。 昨年9月に結成した郷土料理研究グループ 「福楽里 (ふらり)」 が、 食品販売部会 (細見幸子部会長) として担当する。 営業は毎日、 午前11時―午後3時。 また、 「地域創造部会」 (杉原恭民部会長) が、 施設管理やイベント企画を受け持つ。
このほか、 施設内に事務室兼 「まちなみ案内所」 (約5・4平方メートル) を設け、 国重伝建地区の案内などができる 「まちなみ案内人」 (19人) の申込受付場所にする。
総工費は約1200万円。 10月2日午前10時から竣工式が行われる。
臼井会長は 「地域の協力を得ながら、 その拠点としての役割を担い、 福住、 篠山の魅力を市内外に発信していきたい」 と話している。
写真・オープンに向けて、県指定天然記念物「安田の大スギ」そばで工事が進められる「一本杉販売所」
-
2013年9月8日08:36
-
丹波市長給料月20%減へ 上司も減給処分...
丹波市は9月6日開会の市議会定例会で、 市職員の公金横領事件を受けて市長の10月給料を20%相当減額する条例制定案を追加提案した。 所管の常任委員会に付託された。
男性係長が青垣総合運動公園のスイミングスクール受講料など約2000万円を着服した事件に対する管理監督責任をとり、 市長の給料月額20%相当、 副市長の給料月額10%相当を減額しようとするもの。
また、 市は8月28日付で、 同様に管理監督責任をとり、 係長の上司にあたる上本善一まちづくり部長を1カ月 (9月分) 10%減給、 吉田克則市青垣支所長を2カ月 (9、 10月分) 10%減給とした。 5日に市議会に報告した。 市職員課によると、 係長が過去に所属していた部署も調査した結果、 他の職員の関与はないと判断した。
-
2013年9月7日16:05
-
臨時職員2人を募集
地域資源の調査と 「着地型観光」 の提案など。 勤務地は篠山市民センター (黒岡)。 任用期間は9月13日―来年3月。 条件は、 普通自動車運転免許を持ち、 かつ、 ワード・エクセルなどが使え、 観光PRに興味がある人。 採用時点で失業している人に限る。 応募は、 9日午後5時までに履歴者とハローワーク紹介状を持参すること。 10日に面接を行う。 一般社団法人ノオト (079・552・7373)。
-
2013年9月7日15:53
-
ランチ&居酒屋「おばちゃんの店」
みんなが集まる店に
今年1月にオープン、 昨年まで近くの割烹料理店で支配人を務めていた藤田洋子さん (66) が経営している。 野菜は地元産にこだわり、 昼は定食をメーンに提供し、 夜は居酒屋に変わる。 カウンターやテーブル席のほか、 小上がり席(12人)がある。
ランチは、 焼き魚やとんかつなどの日替わりメニューにみそ汁、 漬物、 ご飯などが付く 「日替わり定食」 (650円) がおすすめ。 ほかにも15種類の定食やカツ丼など、 メニューは豊富。 セルフで入れるコーヒーは、 無料でおかわり自由。
夜は刺身や揚げ物など、 一品料理を提供する。 配達可能な和食弁当 (1000円から) もあり、 天ぷらや刺身など、 日によっておかずが変わる。
藤田さんは 「みんなで集まり、 楽しく過ごす場所にしてもらえれば」 と話している。
【メモ】市島支所近くの国道175号線沿い。 午前11時―午後2時、 午後5―10時の営業。 火曜日夜の部と水曜日休。 電0795・85・1721。市島町上垣26-3
大きな地図で見る
-
2013年9月5日11:57
-
救急医療週間で「救急フェス」 丹波市消...
丹波市消防本部 (0795・72・2255) は、 救急医療週間 (9月8―14日) にちなみ、 9月8日正午からゆめタウン (丹波市氷上町本郷)で「2013救急フェスティバル」 を開く。
小学5年生以上を対象に、 心肺蘇生法とAEDの説明と、 実技講習を行うほか、 関連ビデオを放映する。 高規格救急自動車も展示。 住宅用火災警報器の設置や点検に関する相談コーナーも設ける。
-
2013年9月5日11:55
-
和太鼓フェスタ出演者を募集 来年1月、...
丹波市などは、 1月26日午後1時からライフピアいちじま (丹波市市島町上田) で開く 「和太鼓フェスタ」 の参加者を募っている。
10チームを募集。 伝統的な太鼓や創作太鼓など。 三味線などとのコラボも可能。 1チーム5000円の参加費が必要。 申し込み用紙にメンバー写真を添え、10月14日までに春日文化ホール(0795・74・1050)へ。
-
2013年9月5日11:54
-
吉住工務店で陶芸教室
9月29日午後1時半から吉住工務店のこだま館 (丹波市春日町七日市) で。 丹波焼鎮台窯の大上和則さんを講師に、 カップや皿などを作る。 先着16人。 1000円の参加費のほか、 エプロンとタオルが必要。 こだま館 (0795・74・2785)。
-
2013年9月5日11:53
-
相模原市
東京に滞在中、 神奈川県相模原市へ。 「えっ、 どこ?」 といぶかる読者が多かろう。 筆者も全然意識していなかった町だ。 ところが3年前に 「政令指定都市」 になった。 つまり県並みの権限を持ち、 昔は大阪、 名古屋、 京都、 神戸、 横浜の5市だけ。 東京都と並び6大都市と呼ばれていた。 ▼やがて札幌、 福岡や仙台、 広島が加わり、 さらに最近は新潟、 静岡、 岡山、 熊本などに相模原まで (失礼!) 入って21大都市になった。 同市は昭和29年にやっと市になり、 人口は50年に40万人だったが、 周辺市町との合併もあり今は72万人まで膨れあがっている。 ▼さて、 しかしどこに行けばいいのやら。 「万智ちゃんを先生と呼ぶ子らがいて」 の神奈川県立橋本高校のある橋本駅付近がそうらしいとわかって、 JR横浜線 (八王子―横浜) の電車に。 ▼降りると、 さすが。 高層マンションや大型スーパーのビルが林立し、 人も車もあふれ返っている。しかし、やたら騒がしく落ち着かない。 「相模大野の方が中心地っぽいですよ」 と教えられ、 今度は小田急線で足を伸ばすと、 なるほど百貨店もあり、 もう少しきれいだったが、 やはり東京の近郊都市の感はぬぐえなかった。 ▼そりゃ無理もない。 これから徐々に整備が進むのだろう。 それにしても、 首都圏の人口吸引力のすさまじさに改めて驚いた。(E)
-
2013年9月5日11:52
-
「半沢直樹」が語りかけるもの
猛署の次は強烈な雨。 自然の変化に戸惑う。 予期しない自然災害に備え、 身のまわりから点検したい。
さわやかな秋風はまだまだのようだが、 銀行の内幕を描いたテレビドラマ、 「半沢直樹」 は心の中に涼風を吹き込む。 「日曜日の夜はテレビの前にくぎづけ」 という人も多い。 責任をなすりつけられた部下が、「倍返し」 という形で、 上司を追い詰めるストーリー。 サラリーマンだけでなく、 大勢の人から、 「胸のつかえがおりる」 という声が出る。
「水戸黄門」 がテレビから消え、 半沢直樹が代役になったようだ。 殿様と中間管理職という違いこそあれ、 悪をこらしめたいという思いが、 人間のどこかに潜む。 人事や組織に縛られる人間の弱さ、 しがらみにめげない強い生き方もうまく演じられている。
10数年前、 村の文化祭で仲間と 「水戸黄門」 の芝居を演じた時、 「悪代官」 役が回ってきた。 悪役になりきるのは難しいと感じる一方、 「悪があるからこそ、 正義が光る」 という思いを持った。
「長いものには巻かれよ」 という風潮に、 愚直に対抗していく半沢直樹のような人が、 今の世にこそ必要だろう。 協力者の存在も大きい。 ドラマでは、 銀行を利用してのし上がろうとする人に、 銀行を愛する人たちが立ち向かう。
組織の真価が問われるのは、 不祥事など問題が起きた時の対応。 半沢直樹のような人を大切にする組織は大丈夫。 あなた自身が半沢直樹のような人になれるのか、 近くにそのような人はいるのか、 自分の属する所は風通しが良いかどうか、 一般社会の常識から遠ざかっていないか、 などを再点検したい。 「半沢が今を演じて風起こす」 (臼井 学)
-
2013年9月5日11:51
-
日中韓100人交流 「夢」テーマに絵本作る...
日本・中国・韓国の小学生100人が親睦を深める 「日中韓子ども童話交流」 が8月16―23日、 東京都と愛知県を会場に催され、 城南小学校6年生の上坂壮太君 (12) =篠山市岩崎=が県を代表して参加した。 3カ国の児童たちは1週間を共に過ごし、 日本の歴史や産業に触れたほか、「夢」 をテーマに絵本づくりを行い、 互いの文化の共通性や違いを学びながら友情を育んだ。 上坂君は 「最初は外国人と仲良くできるか不安だったが、 その心配はすぐに吹き飛んだ。 言葉は通じなくても、 身振り手振り、 表情で思いを伝えることができた」 といい、 「言葉の壁を乗り越え、 みんなと意見を交わして作り上げた絵本と、 今回の経験は一生の宝物」 と笑顔を見せていた。
同交流事業は2002年にスタート。 「子どもの未来を考える議員連盟」 と文部科学省所管の 「国立青少年教育振興機構」 で構成する実行委員会の主催。 当初は日本で開かれていたが、 3カ国巡回開催を決め、 11年に中国で、 昨年12年は韓国で開いた。
上坂君は昨年、 「青少年読書感想文」 の県コンクールで最高位の県知事賞を受け、 続く全国コンクールでも奨励賞を受賞したため、 同事業の県代表に選抜された。 日本から34人、 中国から33人、 韓国から33人の小学4―6年の児童100人が参加した。
同交流事業のメーンイベントの絵本づくりは、 童話作家の指導を受けながら、 10班に分かれて取り組んだ。 「100年後の世界に困った出来事が起こる。 3匹の動物を登場させて、 それらの解決に向けた物語をつくる」 という共通課題をもとに、 互いにアイデアを出し合いながらストーリーを練った。 ストーリーができると、 見開き1ページをそれぞれが担当し、 ストーリーに沿った絵を描き、 色を塗るなどして、 B5判のカラー絵本を完成させた。
上坂君は 「意見を交わすときにも通訳の人はいたが、 ほとんど片言の英語とジェスチャーで自分の考えや思いを伝えた。 でも、 中国人や韓国人は英語がペラペラで、 僕たち日本人だけが片言だったので、 とても恥ずかしい思いをした。 やっぱり英語はしっかり勉強しておかないといけない」 と振り返った。
このほか、 前半の会場となった東京では、 国際子ども図書館を訪問したほか、 日中韓の昔話の読み聞かせや元・大関のKONISHIKIさんのコンサートを楽しんだりした。 後半の愛知では、 名古屋城やトヨタ自動車の産業技術記念館をめぐったほか、 同県半田市生まれで童話 「ごんぎつね」 で知られる作家、 新美南吉の記念館を見学。 地引網の体験や小惑星探査機 「はやぶさ」 の生みの親、 川口淳一郎さんの講演会などもあった。