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2013年9月19日15:43
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観測史上最大の240ミリ 京口団地付近が浸...
台風18号が9月16日未明、 丹波地域に最も接近した。 この影響で篠山市では、 後川の観測所で16日午後零時までの24時間降水量が1976年の観測史上最大の240・5ミリを記録した。 また、 同日未明、 同地区全域に避難勧告が出され、 5カ所に計73人が一時避難した。 また、 篠山市池上の市営京口団地付近が浸水した。
後川の観測所では、 15日午前4時の降り始めから16日午後までの累積雨量は約258・5ミリに達した。 9月の48時間雨量としても、 観測史上最大となった。
同本部によると、 京口団地付近の浸水は、 篠山川の水位が上がりすぎて、 団地付近を流れる水路の水が篠山川に排水されず、 あふれたという。 15日午後11時ごろー16日正午ごろ、 ポンプ車9台による篠山川への排水活動を行った。 同団地付近は広範囲に浸水し、 道路と水路の境目が分からず、 浸水地域の住民らは外出することができない状況に。 心配した親類らがかけてきた電話に応答する住民の姿が見られた。 同本部は浸水の被害状況の把握を急いでいる。このほか、市内で8軒が床下浸水した。
また、 同市辻の本井一寿さん宅の裏山が崩れ、 土砂が1階に入り込んだ。 本井さんは 「防災ラジオで後川の避難勧告を聞いた後の午前3時ごろにドーンという音がしたと思ったら、 土砂が崩れていた」 と言い、 隣家との2世帯8人が公民館で避難した。 坂本でも裏山が崩れ、 1世帯3人が公民館に避難した。
写真・ポンプ車による排水活動が行われた浸水地域=篠山市池上で
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2013年9月19日15:43
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ボランティア換金制度がスタート 年最大...
篠山市内福祉施設でのボランティア活動に対して換金できるポイントを付与する 「市介護支援ボランティア制度」 が今月から始まった。 65歳以上が対象で、 9月17日現在でボランティアの活動登録者は36人。 ボランティアができる福祉施設は28施設。 市介護保険係は 「最終目標は65歳以上人口の1%の120人。 今年度は30―50人の目標。 さらに、 周知を図っていきたい」 とボランティア活動登録者と活動ができる福祉施設を募っている。
福祉施設ごとに活動内容が決まっており、 ▽利用者の話し相手▽清掃活動▽行事の手伝い▽食事の配膳や下膳の補助▽レクレーションの指導や演芸披露▽施設職員とともに行う軽微で補助的な活動▽ティータイム時の配膳▽イベントの補助▽喫茶の手伝い―などがある。
これらの活動を1時間行うと各福祉施設でスタンプを1ポイント (1日最大2ポイントまで) 付与。 年間最大50ポイントまで付与される。 1ポイントは100円。 毎年2月末までのポイントが換金される。
市から事業委託を受けた、 市社会福祉協議会が登録者を受け付けたり、 隔月 (奇数月の10日) で情報紙を発行している。 登録者にはポイントを証明する 「ボランティア手帳」が発行される。同社協の同制度コーデイネーター、 村上恵子さんによると、 登録者はこれまでから、 ボランティア活動をしている人が多く、 「ボランティア活動している証として制度を活用し、 喜ばれている」 という。
同制度のねらいは、 生きがいづくりや社会参加の促進、 住民相互の介護支援などで、 同社協は、 これまで福祉施設でボランティア活動の経験がない高齢者の登録も呼びかけていく。
ボランティアの登録方法は、 介護保険証と印鑑を同社協に持参する。 前年度までに介護保険料の滞納がないことが条件。 問い合わせは、 同社協 (079・590・1112)。
写真・登録者に発行する 「ボランティア手帳」
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2013年9月19日15:42
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足立さん(青垣)に特別賞 丹波10組本選...
丹波市で34年ぶりの 「NHKのど自慢」 が9月15日、 青垣住民センターからテレビ、 ラジオを通じて全国、 全世界に生放送された。 250組の中から予選を勝ち抜いた20組が自慢ののどを披露した。
丹波地域からは10組が出場。 14日に孫が生まれたばかりの2番 (出場順)、 足立ひろみさん (57) =青垣町大名草=が 「特別賞」 を受賞。 14番の谷田知恵子さん (65) =篠山市東岡屋=が、 丹波地域で唯一“鐘3つ”を鳴らし 「合格」 した。
「今週のチャンピオン」 に選ばれた19番、 湯浅茜さん (26) =尼崎市=は、 亡くなった祖母が春日町に住んでいたこともあり、 昔から丹波市に馴染みがあって応募した。
ゲストの小林幸子さんは 「蛍前線」 を、 市川由紀乃さんは、 「風の海峡」 を番組内で披露したほか、 放映終了後のアトラクションで、 小林さんは 「雪椿」、 市川さんは 「桟橋しぐれ」 など、 それぞれ2曲ずつを歌い、 抽選で選ばれた約770人の聴衆を魅了。 司会の小田切千アナウンサーは軽妙な語り口で出演者の心をほぐし、 丹波竜や丹波大納言小豆といった丹波市の名物、 特産品をVTRを交えて紹介した。
ステージに近い席を確保しようと、 観覧券を持った人たちが早朝から雨の中、 長蛇の列を作った。
250組が出演した14日の予選会の模様が、 NHK総合で30日午前2時―同4時20分に放映される。 神戸放送局制作で、 放映は県内のみ。
写真・34年ぶりに丹波市で開催された「のど自慢」
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2013年9月16日08:40
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創造農村賞を新設 7部門の作品募集 11...
「第9回篠山市展」 を主催する市展実行委員会などが応募作品を募集している。 今回は、 新たに 「篠山創造農村特別賞」 を設けた。 同賞は、 盆栽を除いた各部門のうち、 篠山市を題材、 テーマにした作品が対象で、 他の賞との重複受賞はない。
募集部門は、 一般部門の▽日本画▽洋画▽彫刻▽工芸▽書▽写真―の6部門と、 特別部門の 「盆栽」 の計7部門。 応募できるのは、 市内外を問わず15歳以上。 出品は1部門につき1人1点。 出品料は1点につき1000円 (高校生は500円)。
賞は、 一般部門の各部門第1席から選出される 「最優秀賞」 (河合賞、 副賞30万円) 1点、 最優秀賞を除く、 一般・特別各部門第1席の 「市展賞」 (副賞3万円) 6点、 同第2席の 「優秀賞」 7点、 同第3席の 「奨励賞」 7点、 「篠山創造農村特別賞」 10点以内。
作品の搬入は11月9、 10日 (盆栽は同21日)。 11月17(盆栽は22日)―24日、 篠山市民センターで展示する。 23日午後1時から、 同センターで写真と洋画(予定)の講評を行う。 24日午後1時から同センターで表彰式を行う。
応募は、 11月1日まで (当日消印有効) に所定の出品申込書を市展事務局の篠山市教育委員会社会教育・文化財課 (079・552・5769) に送付する。
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2013年9月16日08:39
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まち家ジャズinオルモ
10月5日、 「イタリア料理オルモ」 (丹波市柏原町柏原、 0795・73・3500) でジャズコンサートが開かれる。 午後6時から食事、 8時からコンサート。 1人5500円。 定員30人。 ブラジル出身のギタリスト、 ディエゴ・フィゲイレドさんと堀口和子さんのバイオリン、 藤井利光さんのコントラバスのコラボ。ディエゴさんは、 モントルージャズフェスで2回の受賞経験がある。
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2013年9月16日08:22
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自閉症作家・東田直樹さん篠山で講演会 ...
自閉症作家・東田直樹さんと、 母親の美紀さんによる講演会 「風になる―自閉症の僕が生きていく風景」 が9月29日午後1時半―3時半、 丹南健康福祉センター (篠山市網掛) で開かれる。 定員は先着100人。 受講料は1000円。
講演会は2部構成で、 第1部を直樹さんが、 第2部を美紀さんが担当する。
直樹さんは1992年生まれ、 千葉県在住。 会話ができない重度の自閉症だが、 絵本や詩集、 自閉症に関する本を15冊執筆している。 ホームレスの人が販売する 「ビックイシュー」 から、 同講演会タイトルの書籍を出版。 パソコンや文字盤ポインティングにより、 援助を受けずに全国各地で講演会を開催している。
美紀さんは、 会話のない直樹さんとのコミュニケーション方法を研究し、 パソコンのキーボードと同じ配列でアルファベットを画用紙に書いた文字盤を考案。 直樹さんの講演や執筆などの活動をサポートしている。
参加申し込みは、 主催の 「篠山市手をつなぐ育成会」 事務局 (市社会福祉協議会内、 電079・590・1112、 FAX079・590・1123)。
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2013年9月16日08:21
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若者が初のイベント 雑貨と食べ物と音楽...
篠山の若者たちが9月29日午前10時―午後4時、 丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐) で、 地元の人たちのための雑貨と食べ物、 音楽をテーマにしたイベント 「ササヤマ・ミュージック&マーケット」 (同実行委員会主催) を初めて開く。 篠山、 丹波市から雑貨12店、 料理7店が出店するほか、 音楽5グループが出演する。 年に1回の定期開催を計画している。
カフェ 「イニジオ」 (篠山市東吹) の林健二さん (33) とアジアンネパールキッチン&バー 「マントラ」 (同乾新町) の松尾健吾さん (30) が 「観光客向けではない、 地元の人が楽しめるイベントを」 と企画。 両店は普段、 ライブイベントを行っていることから音楽を取り入れることにし、 さらに人を呼び込もうと、 革製品工房 「スロースレザーファクトリー」 (同東吹) の杉尾まりこさん (33) を中心にマーケットを企画した。 また、 出演者の一人で、 イベント実施のサポートや広報を小山達朗さん (34) =郡家=が担当している。
出店、 出演者はそれぞれの知人や賛同者らで、 雑貨はアクセサリーやガーデニング雑貨、 革小物、 オリジナルTシャツなど、 料理はパン、 ホットドッグ、 スイーツ、 おばんざいなど。 雑貨は製作体験できる店もある。
実行委員長の林さんは 「おいしいもの、 楽しい音楽、 かわいい雑貨を楽しんだり、 芝生でごろごろしたりして、 家族やお友だちでのんびり過ごして」 と来場を呼び掛けている。
入場無料。 小雨決行。 問い合わせは、 イニジオ (079・594・3366) か、 マントラ (079・556・5366)。
篠山市の出店、 出演者は次の通り。
▽マーケット=ナチュラルバックヤード、 スロースレザーファクトリー、 mon*mo、 オリジナル消しゴムはんこHORIYACCO、 m-cobo+K2、 パステル和アート・ゆーかりココナッツ、 nicotto、 Tシャツ屋
▽フード=イニジオ、 マントラ、 スイーツファクトリー、 旅のごはんや。、 ひとはな亭
▽ミュージック=山本哲也、 なんじょ!?ズ、 DJ/kenji・M2O・ine・mizo
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2013年9月16日08:20
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異分野の作家3人のコラボ展 9月25―29...
分野の異なる作家のコラボレーションを楽しんでもらおうと、 丹波市市島町上牧の 「ギャラリー月あかり」 (木寺明代表) で9月25―29日、 丹波市民美術展委嘱作家の3人による 「三人展」 が開かれる。 午前9時半―午後6時。 無料。
日本画の井徳千恵子さん (同市氷上町沼)、 書の荻野亮子さん (同市市島町上竹田)、 彫刻の北川敏彦さん (同市柏原町柏原) の3人。 1人10点ほど出品、 同美術展で大賞に輝いた作品も展示する。
木寺代表は 「3人とも地元の人で、 親しみやすい作風なので、 一般の人にも楽しんでもらえると思う」 と呼びかけている。
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2013年9月16日08:18
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宮川彬良さん解説と演奏会「音楽ドレミ塾...
「第4回たんば・ときめきカルチャー」 として、 音楽家の宮川彬良さんによる 「アキラさんの音楽ドレミ塾」 が、 10月12日午後3時からライフピアいちじま (丹波市市島町上田) で開かれる。 丹波市エグゼクティブアドバイザーの村上信夫さんとともにトークショーなどを行う。
宮川さんが塾長となり、 塾生の村上さんを相手に、 曲の歌詞や意図するものを解説する。
宮川さんは、 東京ディズニーランドや劇団四季などのショー音楽を担当。 2004年には 「マツケンサンバⅡ」 の作曲と編曲も行った。 日本全国で演奏活動を行っており、 自身で作曲、 編曲、 指揮、 ピアノ演奏、 解説を行いながら進めるコンサートには定評がある。 近年では、 アニメ 「宇宙戦艦ヤマト2199」 の音楽を手がけた。
前売り500円 (当日1000円)。 チケットは市内各住民センターなどで販売している。 丹波市総合政策課 (0795・82・0916)。
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2013年9月15日08:54
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「福住まちづくりカフェ&バー」
9月22日、 さんば家ひぐち (篠山市福住370) で「福住まちづくりカフェ&バー」が開かれる。 午後2時からカフェタイム (500円)、 同6時からバータイム (1000円、 酒代は別途)。 飲食しながら、 福住のまちづくりを考える。 対象は福住地区在住者か同地区のファン。 各部先着20人。
申し込みは、 主催の福住まちづくり協議会事務局にEメール (fukusumi2030@gmail.com)。
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2013年9月15日08:52
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若手3人が作品展 丹波焼三人三様150点 ...
篠山市今田町上立杭の若手丹波焼陶芸家3人が9月18―24日、 大丸神戸店 (神戸市中央区) の7階アートギャラリーで 「丹波焼三人展―丹波の若い芽」 を開く。 3人は、 市野健太さん (27) =雅峰窯=、 市野秀作さん (26) =省三窯=、 大上裕樹さん (27) =昇陽窯。 800年以上の歴史を持つ、 伝統の丹波焼を三人三様、 それぞれの解釈で作品に反映させて制作したやきものを一人50点ずつ展示する。 開場時間は、 午前10時―午後8時 (最終日のみ午後5時まで)。
「日頃の作風は、 丹波焼とかけ離れたものばかり」 と笑う健太さん。 作品展に向け、 登り窯で出展作品を焼き上げた。 土のかたまりをくり抜き、 土が持つ荒々しい質感をそのまま生かしてこしらえた茶碗や、 青や黄色のラインを幾重にも入れたポップな色遣いの花器や皿などを出品する。
秀作さんは、 穴窯で焼成した自然釉が美しい焼き締めの花瓶やぐい呑み、 徳利をはじめ、 丹波焼伝統の灰釉や鉄釉に、 独自の釉材を調合して作った釉薬で食器類を制作。 青から緑、 そして茶色へと移り変わる、 なめらかな釉調が目を引く作品などを展示する。
美濃の作家のもとで3年間の修業を終えた後、 世界一周に旅立った大上さん。 それらの経験から得た技術と感性を作品に練りこんだ。 丹波焼伝統の 「しのぎ」 の技法をアレンジしてこしらえた花瓶のほか、 安土・桃山時代に発展したとされる 「青志野 (あおしの)」 の茶碗など、 「丹波モダン」 と称した作品を並べる。
3人は、 1986年に同じ集落で生まれ、 父親が窯元という、 似通った境遇で育った幼馴染み。 別々の中学校に進むまでの10数年を共に過ごした。 以後、 それぞれに学生生活を営み、 陶芸の道を歩んだが、 1年半前に大上さんが帰郷。 それをきっかけに、 昔のように3人で集まるようになり、 下世話な話で笑い合い、 真剣に将来を語り合うなど、 交友を深めている。
そんな中、 いつも話題にのぼるのが、 「10年、 20年先、 丹波焼を担える存在になっていたい」 という話。 「遊び仲間だけでない、 切磋琢磨し合える存在になりたいという思いから三人展を企画した」 と3人。 「伝統と新しい時代への希望に向かい作陶する私たち3人の競作を見に来てもらえれば」 と来場を呼び掛けている。
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2013年9月15日08:52
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植物状態の男性支える映画上映 9月22日...
丹波市柏原町柏原の明顕寺 (0795・72・0631) で、 9月22日午後7時半から 「中越沖地震チャリティーお彼岸映画上映会」 が開かれる。 脳幹出血で植物状態になった男性を支える、 元職場の同僚女性の姿を追ったドキュメンタリー映画 「僕のうしろに道はできる―奇跡が奇跡でなくなる日に向かって」 を上映する。 参加費の500円を被災地に寄付する。
突然倒れた男性 「宮ぷー」 は、 一生植物状態で、 意識も戻らないだろうと言われながらも、 同僚の 「かっこちゃん」 のサポートにより、 現在は意思伝達装置を使って会話をしたり、 車いすで外出できるようになるなど、 奇跡の復活をとげる姿を3年にわたって追った作品。
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2013年9月15日08:48
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篠山城大書院で多彩な芸能発表 9月19日...
篠山市文化協会 (西本忠久会長) が9月19日午後6時半から、 篠山城大書院 (篠山市北新町) で 「観月園遊会」 を開く。 落語や邦楽、 長唄など多彩な芸能が披露される。 また、 恒例の俳句・川柳の投句会も行われる。
投句会の優秀作品の書道パフォーマンスのほか、 三遊亭楽団治さんの落語、 長唄青渓・長唄三味線教室による長唄と津軽三味線、 篠山市茶花道協会によるお茶席、 琴と尺八の演奏などがある。
入場料450円。 問い合わせは、 同協会事務局の中央公民館 (079・594・1180)。
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2013年9月15日08:46
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商品や応対が高評価 メッセで展示最優秀...
各種包装紙などを製造・販売している柏原加工紙 (丹波市柏原町柏原、 矢本雅則社長) が、 このほど神戸国際展示場で開かれた 「国際フロンティア産業メッセ2013」 で、 ベスト展示賞最優秀賞に選ばれた。 同社は、 ラッピング紙ブランド 「teshio paper (テシオペーパー)」 を立ち上げ、 新たな販路を開拓中。 NTTや富士通、 川崎重工業などの有名企業を含む約320社が出展する中で、 商品やディスプレイ、 社員の応対などが高い評価を受けた。
テシオペーパーは、 「手塩にかける」 から名づけたブランド。 職人の手で丁寧に作られた品質の高さをアピールし、 産業用だけでなく、 一般の消費者向けにラッピング紙やブックカバー、 手さげ袋などに加工し、 新たな顧客を獲得している。 昨年の同メッセでブランドデビューした。
今年の同メッセでは、 ブース (幅2メートル、 高さ2・7メートル、 奥行き1・5メートル) 内を雑貨店のイメージにし、 テシオペーパーで製作したブックカバーや手さげ袋、 雪の結晶型の飾り、 照明のかさなど、 具体的な加工例や商品を提案した。
矢本社長は、 「昨年のメッセでデビューし、 今年は一般に分かりやすく、 楽しい商品を提案した。 これを機にいろんな分野へと展開していきたい」 と受賞を喜ぶ。 また、 「丹波市が元気になるような情報発信の場として、 市内の企業が後に続いて出展してもらえば」 と話している。
写真・高い評価を受けたブースの前で賞状を手にする矢本社長=神戸国際展示場で
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2013年9月15日08:45
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秋の「七草」「三草」に? キキョウ、フ...
「秋の七草」 が、 「三草」 「四草」 に―。 万葉歌人、 山上憶良が詠んだ 「秋の七草」。 野辺のありふれた草花が、 丹波地域では、 今や 「珍しい植物」 になっている。 「秋の七草」 は、 無病息災を祈願して食べる 「春の七草」 とは違い、 姿の美しさを眺めて楽しむもの。 「ハギ」 「ススキ」 「クズ」 「カワラナデシコ」 「オミナエシ」 「フジバカマ」 「キキョウ」 ―の7種のうち、 環境省の絶滅危惧Ⅱ類 (VU) にキキョウが、 準絶滅危惧 (NT) にフジバカマが指定されている。 丹波地域では、 カワラナデシコとオミナエシも減少の一途をたどっている。
青垣いきものふれあいの里 (丹波市青垣町山垣) で開かれている 「秋の山野草展」。 七草がそろって展示されているが、 今回の展示に合わせ野生から採取したのは、 ススキとクズ、 オミナエシの3種。 他は、 以前から同施設で栽培しているものと、 寄付されたもの。
同施設の松井久信施設長は、 「オミナエシは、 地元の山垣にはある。 カワラナデシコも施設の敷地内にはあるが、 どちらも、 他ではあまり見ない。 フジバカマはとんと見ない」 と言い、 丹波自然友の会の長井克己会長(青垣町東芦田)は、 「先日、 春日でカワラナデシコを見かけた。 フジバカマは全然見かけない。 里山が失われ、 七草も減ったのでは」 と見る。
「篠山自然の会」 副代表の谷口次男さん(篠山市西新町)は、 「キキョウやオミナエシは、 盆花などに利用されるので、 庭先で栽培されていることが多いが、 野生種は今田町などでわずかに見られるだけ」 と話す。
カワラナデシコは、 「花の時期になると、 名前の通り、 河原一面にナデシコが咲き乱れていた」 と幼少の頃の記憶を思い返しつつ、 「今では点々と局所的に見られるだけ」 と話す。 フジバカマにいたっては、 篠山城跡の周辺で、 わずか1カ所確認しているだけという。
人と自然の博物館の植物生態学者、 橋本佳延・主任研究員は、 「これら4種はいずれも、 草地の環境を生育地としている」 と説明。 「以前なら草地は、 かやぶきの屋根材や肥料として利用するため、 人が草刈りや火入れなどによって管理し、 良好な生育環境が維持されていた。 しかし、 高度経済成長に伴うライフスタイルの変化で、 草地はその価値を失い、 放置されるようになった。 また、 宅地や道路開発などで、 生息地が消えたりしたことなどが主な減少の理由」 と話している。
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2013年9月15日08:44
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篠山で移動会議 八上小の視察も 9月19...
県教育委員会は、 教育行政に理解を深めてもらおうと、 定例教育委員会会議の議場を篠山市民センター (黒岡) に移し、 開催する。 日時は9月19日午後2時半―4時。 傍聴希望者を募っている。 定員20人。 希望者は当日午後2時までに同センターへ。
通常の議題に加え、 丹波地域の教育の現状や取り組みの報告がある。
また同日、 同教育委員が県内の教育の現状などを把握し、 今後の教育行政に生かすため、 午前10時20分―11時半、 八上小学校を訪問。 授業や木造校舎耐震化を視察する。
問い合わせは、 県教委事務局 (078・362・3736)。
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2013年9月15日08:43
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氷上子育て親の会例会
9月18日午後7時半から柏原住民センターで、「氷上子育て親の会例会」が開かれる。 不登校やひきこもりに悩む家族が、 それぞれの悩みを出し合い、 支え合う。 参加費100円。 世話人代表の竹安さん (090・1674・3211)。
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2013年9月15日08:43
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無料登記法律相談会
県司法書士会たんば支部が9月19日、 柏原住民センター (丹波市柏原町柏原) と、 篠山市民センター (篠山市黒岡) で無料登記法律相談会を開く。 柏原住民センターは午前9―11時半、 篠山市民センターは午後1時半―4時。
土地家屋の売買、 相続、 高齢者の財産管理などの相談に応じる。 予約不要。 柏原は足立事務所 (0795・82・6682)、 篠山は細見事務所 (079・594・2866)。
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2013年9月15日08:42
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高齢者・障がい者のための成年後見相談会
9月21日午後1時半―4時半、 柏原住民センター (丹波市柏原町柏原) で、高齢者・障がい者のための成年後見相談会が開かれる。 司法書士でつくる公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート兵庫支部会員が、 認知症の高齢者や知的障がい者の権利や財産を守る成年後見制度などについて相談に乗る。 無料。 予約不要。 卯野秋一郎事務所 (0795・82・4840)。
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2013年9月15日08:41
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“若き俳人”投句募る 青春俳句祭 11月...
「第13回たんば青春俳句祭」 の実行委員会は、 小学生から一般まで若き俳人たちの投句を呼びかけている。 11月24日に青垣住民センター別館大ホール (丹波市青垣町佐治) などで俳句ラリーと公開選句会を開催する。 青垣での開催は初めて。 投句の年齢制限はなく、 自由題で2句まで応募できる。
投句は、 小学生、 中学生、 高校生、 大学生・一般―の4部門で、 無料。 9月25日までに、 はがき、 ファクス、 メールで、 市生涯学習センター内 「たんば青春俳句祭」 係 (〒669―3692丹波市氷上町成松字甲賀1、 電0795・82・0409、 FAX0795・82・4370、 shougaigaku@city.tamba.hyogo.jp)。
選者は坪内稔典さん (大阪)、 宇多喜代子さん (同)、 植山俊宏さん (京都)。 1次審査、 2次審査をへて公開選句会で各賞を決定する。 各部門大賞1点には図書カード1万円分、 優秀賞5点には同3000円分を贈る。
11月24日は、 午前9―11時半まで俳句ラリーが行われ、 佐治市街地にある田村菁斎 (せいさい) 宅が見学できる。 菁斎は俳句をこよなく愛し、 俳人細見綾子を指導した医師。 また、 青垣住民センターから細見綾子の生家まで運ぶバスも出る。 公開選句会は午後1時半から。 選者の宇多さんが細見綾子に関する講演をした後、 選句に入る。 予備選句で絞られた各部門20句から各賞を決定する。
同俳句祭は、 柏原地域で始まり、 長く同地域を舞台に行われてきたが、 全市的に広げようと、 昨年は春日地域で開催された。