-
2013年10月6日09:03
-
「折り紙飛行機を楽しむ会」
10月13日午前10時半―午後2時半、 篠山チルドレンズミュージアム (篠山市小田中、 079・554・6000) で「折り紙飛行機を楽しむ会」が開かれる。 午後1時―2時半が折り方教室 (300円)。 それまでは多様な紙飛行機の展示や飛行見学 (無料)。 12―14日、 黒枝豆や地元野菜の販売も。 3日間は入館料半額。
-
2013年10月6日09:02
-
賴金いとゑさん訃報
賴金いとゑさん (よりかね・いとえ=賴金隆之・篠山交通安全協会長、 ヨリカネ自動車工業社長の母) 9月29日死去、 93歳。 自宅は篠山市西岡屋8。 葬儀は10月2日、 おこなわれた。
-
2013年10月6日09:02
-
フランスの秋 その一
九月十八日から一週間、 フランスへ行って来た。 昨秋、 イタリアへ行った時より一人少ない五人で、 同じく俳句の先生と生徒。 日本より緯度も高いので、 セーターやタイツも荷物に。 午前九時に中部国際空港を飛び立ち、 韓国のインチョン空港経由で約十三時間、 同じ日の夜、 パリのドゴール空港着。 「美しきフランス周遊七日間」 というツアーで、 翌朝はまず北へ向かい、 シャルトル市にある世界遺産 「ノートルダム大聖堂」 を訪ねる。 気温十五度でかなり肌寒い。 プラタナス (すずかけ) とマロニエという、 フランスを代表する街路樹は早くも黄ばんで散りはじめている。
ノートルダムというフランス語は 「聖母マリア」 の意味で、 十二世紀、 聖母マリア崇拝の気運が最も高まったとき建てられた寺院にこの名がつけられた。 大きな薔薇窓やステンドグラスに描かれた聖母マリア像の衣は、 「シャルトルブルー」 と名付けられた独特の青色で何とも美しい。
続いて、 ロワール地方の古城で世界遺産の 「シャンポール城」 と 「シュノンソー城」 を見学、 七百年以上を経てなお残る 「石の文化」 に感銘。 その夜は 「ツゥールドフランス」 で有名な 「ツゥール」 泊、 夜の九時から一回目の句会。 「さやけしやシャルトルブルーのマリア様」 と、 ノートルダム聖堂で詠まれた先生の素直な俳句に感動した。
「さやけし」 は、 爽やかさのこと。 「爽やか」 は年中使われる言葉だが、 季語では秋の部に。 すずかけの並木に吹く秋風が私にはとても印象深かったので 「すずかけに立ち止まるひと風は秋」 と詠んでみた。(続く)
-
2013年10月6日09:02
-
携帯で待ち時間を確認 予約システムを導...
篠山市地域活性化センター 「黒豆の館」(篠山市下板井)内の 「田舎バイキング」 が、 行列のできる人気店の順番予約ができるサイト 「EPARK」 に登録された。 現在、 順番予約はできないが、 今月中旬から携帯電話やスマートフォンで待ち時間が見られるサービスを開始する。 丹波地域の同サイトへの登録店は、 無添くら寿司丹波店 (丹波市柏原町) に続き2店目。 株式会社黒豆の館の坂下邦男社長は 「これまで待ち時間が長く、 敬遠されていた地元のお客様に利用されやすくなるのでは」 と話している。
EPARKは、 行列ができる店の客の待ち時間を軽減するシステム。 店に行く前に、 携帯電話やスマートフォンで混雑状況が分かり、 順番を申し込むことができる。 また、 待ち時間を確認でき、 呼び出し前にメールが届く。 一方、 店舗にとっては、 待ち合いスペースの負担が軽減されるほか、 ピーク時の受け付けのキャンセルを減らすことができ、 登録会員に特典のメールを発信することもできる。
黒豆の館の田舎バイキングは、 2010年6月にスタート。 地元の野菜で作った大皿料理約30品が食べ放題で、 地元産コシヒカリの米、 年間を通した黒豆料理の提供、 地元の女性が作る 「お母さんの味」 などが人気を呼んでいる。 年々客数が増加。 昨年度は約6万人の来客があった。 今年9月23日にはこれまでの1日の最多客数を更新したという。
週末は2時間待ちの状態。 あまりの多さに2割ほどの客が帰ってしまうこともしばしば。 館内に待合室や食事スペースを増やす対策もとったが、 足りず、 利用客呼び出しのために、 館外へ声が届くスピーカーを設置したり、 館外にベンチを置くなどの工夫もしている。
秋のシーズンを前に、 利用客への不便や従業員の手間を解消しようと導入を決めた。 また、 地元客を増やそうと、 雪や雨の時の地元客への特典などを計画している。
EPARKの会員になるには、 kuromame@mbtn.jp に 「空メール」 を送り、 返信されてきたアドレスにアクセスし、 登録する。 会員登録者に黒豆ソフトクリームをプレゼントしている。 順番予約のサービスの開始時期は未定。
田舎バイキングの営業時間は、 午前11時半―午後3時 (土日は11時10分から)。 10月は平日も午前11時10分から。 火曜定休 (10月8、 15、 22日は営業)。 料金は、 70分大人 (中学生以上) 1050円。
同館 (079・590・8077)。
写真・待ち時間が表示されるEPARKの機器。 今月中旬から携帯画面でも見られる=篠山市下板井の黒豆の館で
-
2013年10月6日09:01
-
アベノミクスの影響「どちらでもない」「...
中兵庫信用金庫が、 中小企業景気動向調査に合わせ、 「アベノミクス」 の自社の業況への影響について特別調査を実施した。 「影響なし」 が4割超、 5割超が 「どちらとも言えない」 で、 「良い影響」 「悪影響」 の回答は数%にとどまり、 影響が限定的であることがうかがえる。
金融緩和 (第1の矢) の影響は、 「良い」 が4・9%、 「悪い」 が3・9%、 「どちらとも言えない」 が49・1%、 「影響なし」 42・1%。
財政政策 (第2の矢) は、 「良い」 が5%、 「悪い」 が2・3%、 「どちらとも言えない」 が51・3%、 「影響なし」 が41・4%。
「第3の矢」 とされる成長戦略について、 どんな分野で成果を期待するのかの問いに対しては、 「産業の新陳代謝の円滑化」 が21・6%でトップ。 次いで、 「経済連携の推進」 18・1%、 「規制改革の推進」 16・3%、 「責任あるエネルギー政策の構築」 14・8%。
アベノミクスの流れの中で賃金を引き上げたか、 今後上げる予定があるかについては、 「現在据え置いている」 が88・4%、 「引き上げた」 が9・9%、 「引き下げた」 が1・7%と、 ほとんどが据え置いている。 今後は、 「引き上げる予定」 が10・8%、 「据え置く予定」 が63・2%、 「引き下げる予定」 が1%、 「わからない」 が24・9%。
調査は、 丹波、 篠山両市を含む同金庫の営業エリアで実施。 427社に依頼し、 回答を聞き取った。 421社が有効回答した。
-
2013年10月5日17:18
-
ワイン&フーズ「葡萄屋晴治郎」
自然派ワイン豊富に
9月6日、 篠山市河原町の妻入り商家群の中心地にオープン。 オーガニックや減農薬の材料を使った世界各国の自然派ワインを中心に約70種類のほか、 普段使いやお土産用など計約200種類を取り揃えている。
城下町で開催の 「デカンショBAR (バル)」 などの期間限定イベントで盛況だったことや、 自然派のコンセプトと町並みがマッチしたことが河原町での出店のきっかけ。
リカーランド 「ひかみや」 (丹波市柏原町) のワイン専門店であり、 矢持光晴店長 (33) は 「これまでの経験を生かしつつ、 訪問する海外のワイナリーからの厳選したワインと豊富な情報を提供していきたい」 と話している。
【メモ】河原町のイベント 「ササヤマルシェ」 (10月12―27日の土日祝日開催) 期間中、 ワインや日本酒の試飲会。 木、 金、 土、 日曜営業 (祝日は問い合わせを)。 営業時間は午前10時―午後6時。 電079・506・4639。 篠山市河原町186
大きな地図で見る
-
2013年10月5日17:05
-
「丹波太郎祭り」
10月6日午前11時から、丹波市市島町上垣のいちじま丹波太郎で「丹波太郎祭り」が開かれる。 同市氷上町のオーガニック農家 「丹波しのたろう農園」 の季節の有機野菜や農産物加工品のほか、 春日町の 「お結びカンパニー」 によるアジアン雑貨の販売など。 午後1時からは民族楽器やギター、 アイリッシュハープのコンサートも行われる。
-
2013年10月3日11:58
-
抜け出し方学ぶ不登校フォーラム 10月5...
「成功例から学ぶ不登校の抜け出し方」 をテーマにした 「不登校教育フォーラム2013」 が、 10月5日午後1時半から春日住民センター (丹波市春日町黒井) で開かれる。 入場無料。 日生学園不登校研究チームの主催。
日生学園第三高校 (姫路市) の校長で、 日生学園不登校研究チーム副主任の今西泰夫さんが講師を務める。 希望者対象の個別相談会もある。
問い合わせは、 同校 (079・336・3333)。
-
2013年10月3日11:58
-
獣害アドバイザー募集 講義や現地研修 ...
丹波農林振興事務所が 「獣害アドバイザー研修会」 の参加者を募集している。 集落ぐるみで鳥獣被害を防ごうと、 効果的な防護柵設置などの対策を企画・立案できる地域密着型の人材を養成するのが目的。 丹波地域で被害の目立つシカ、 イノシシ、 サルの被害対策について講義と現地研修を行う。参加無料。研修会は3回で、 内容は次のとおり。
▽10月12日 (午後1時半―4時) = 「獣害に強い集落づくりの基礎知識」 (丹波の森公苑で座学)。 講師は安井淳雅・県森林動物研究センター動物専門員ら▽同26日 (午後1時半―4時半) = 「サル被害対策について」 (篠山市今谷地区の取り組み、 現地研修)。 講師は同研究センター鈴木克哉研究員。 みたけ会館 (篠山市瀬利) に集合▽12月1日 (午後1時―4時半) = 「シカ・イノシシの被害防止対策について」 (青垣町東芦田地区の取り組み、 現地研修)。 講師は同研究センター三木隆広森林動物専門員。 参加人数多数の場合は午前と午後の2回に分けて実施―。
募集人員は50人。 10月8日までに丹波農林振興事務所森林林業課 (0795・73・3796、 FAX075・72・4063)。 講義と現地研修受講者に修了証を贈る。
-
2013年10月3日11:57
-
楽天の優勝
楽天イーグルスの初優勝を、 東北のファンと共に喜びたい。 9年前、 近鉄バファローズがオリックスに吸収合併された際、 「バファローズ」 の名はオリックスに移ったが、 長年の近鉄ファンだった筆者にとっては、 近鉄はむしろ楽天に生まれ変わった気持ちがした。 ▼オリックスに入れてもらえなかった近鉄の落ちこぼれ組の多くが楽天に拾われたからだ。 そんな戦力ゆえ、 スタート時は 「0対26」 の歴史的大敗を喫するなど惨憺たるものだったが、 それでも多くの旧近鉄ファンの心が楽天に集まったと思う。 ▼以後もずっと下位に低迷していた弱小球団に、 かすかな希望を持てるようになったのは07年、 田中がドラフトの決定にすんなり従って入団してきてからだ。 彼が決して腐りもせず、 かくたる大投手にまですくすくと成長したのは、入団当時の野村、また星野現監督ら首脳陣の手腕によるものに違いない。 ▼田中もさることながら、 今シーズンは、 他球団でくすぶっていた選手や、 無名の新人らが好機に活躍する場面が再三見られた。 名を成した選手ばかり引き抜くチームが強いのは当たり前。 だからこそ、 楽天の優勝が輝きを放つ。 ▼星野監督は日本シリーズには弱いと言われるが、今度こそ、さらに汚名を挽回し、 近鉄が果たせなかった 「日本一」 の夢を代わりに実現してほしい。(E)
-
2013年10月3日11:55
-
病院祭へ遊びに
県立柏原病院の初めての病院祭が5日午前10時から開かれる。 職員手作りのアイデアあふれる企画が練られている。 産婦人科のスタッフ手作りの 「安産お守り」 は、 フエルトを使い、 一つひとつ針仕事。 業務もあるのに、 よくここまで準備したもんだ、 と感心した。 予想以上だ。
県立柏原は、 10年ほど前の全盛期には遠く及ばないものの、 元気を取り戻しつつある。 にも関わらず、 「瀕死の重症と思われているのか、 患者が集まらない」 が近ごろの病院の悩みの種。 祭りは、 悩み解消の糸口になるかもしれない。
病気になるまで縁がないのが病院。 健康な人間には非日常の空間。 祭という、 病気の有無と無関係に遊びに行ける機会が設けられるのは、 意義深い。 患者ではないので、 心に余裕を持って説明を聞け、 好奇心のおもむくまま質問もしやすい。 難しい話を抜きにして医療への理解が深まる。 これぞ、 百聞は一見にしかず。
祭りが開ける所まで、 容体が回復した。 見舞い客 (来場者) が多いと、 もっと元気になるかもしれない。 売り切れ御免のコーナーがあるので、 早い時間帯に行こうと思う。(足立智和)
-
2013年10月3日11:54
-
ただ祈ること
娘が、 大学を出たら就職せずに世界を見てきたいと言う。
私も24の歳に20万円を握りしめ、 リュックひとつで旅に出た。 3カ月で帰ると言って出たのに、 それから1年半帰らなかった。 3カ月目に乗るはずの飛行機チケットは途中で捨てた。 帰る気はこれっぽっちもなかった。 家では帰る日にご馳走を作って待っていてくれたらしいが、 待てど暮らせど帰ってこない。 そこで飛行機会社に搭乗したか確認して、 乗っていないことが判明したという。
親になった今こそ気持ちがわかるが、 両親は心配で生きた心地がしなかっただろう。 思い返せば心配かけ通しの親不孝娘で今更ながら大変申し訳なく思う。 そして、 やっと帰ってきたと思ったら、 夫とお腹には3カ月の子どもまでいて、 またまたびっくり仰天させた。
私がもし親になったら、 私のような娘だけは持ちたくないと願っていたが、 娘も同じように世界に目を向けた。 親子の縁の不思議さか因果応報か。 これから親にかけた心配をそっくりそのまま私がするようになるのだろう。 便りもなく、 生きているのか、 病気していないか、 お金は足りているのか、 悪い人に騙されていないか、 毎朝、 世界のニュースを見ながら心配するのだろう。
でも、 私自身が世界の98%は良い人でできていることを旅で学んだのだから、 きっと彼女の帰ってくるのを待つことができると思う。 どうぞ運命をつかさどるなにものか様、 私の宝である娘を無事に戻してください、 と親はただ祈るばかりである。
(土性里花・グループPEN代表)
-
2013年10月3日11:53
-
氷上高生が観光案内 ベテランにコツ学ぶ...
氷上高校商業科の3年生8人がガイドとなり、 学校周辺の魅力を伝えるツアーが、 10月27日に行われる。 9月27日には、 春日町で観光ボランティアガイドを務める大槻光子さん (61) =同町黒井=を講師に、 ガイドのコツを学ぶ校外授業が行われた。
ツアーは、 課題研究 「地域観光」 を選択する8人がガイド役となって、 学校近くの兵主神社の歴史紹介や森の探索を行うほか、 学校にある農場を案内、 地元食材を使った料理を提供する創作料理店 「安」(同町黒井) で昼食を味わうというコース。
お福ちゃんガイドの会の大槻さんは、 生徒たちと同神社や旧商店街、 興禅寺などを散策し、 黒井地域の歴史を語りながら、 ガイドをする上で注意する点をアドバイス。 「寺社では建物や植物など、 人によって興味のあるものは違うので、 分野別に案内するのもよい。 黒井地域のことをあまり知らない人に、 興味を持ってもらえるようなアイデアを出すことが大事」 などと話した。
東田一石君は 「ガイドをする上で、 ヒントになることを教えてもらった。 これまでにも黒井城に登ったりして歴史を学んできたので、 土台はできていると思う。 当日はそれを生かせるよう工夫したい」 と話していた。
ツアーは先着10人 (中学生以上)。 参加費1300円。 同校に午前10時半に集合、 電車を利用する場合は黒井駅に10時。 生徒が同校まで案内する。 16日までに同校 (0795・74・0104) へ申し込む。
-
2013年10月3日11:53
-
児童考案の丼販売へ 10月12日、城東味ま...
城東小学校 (塚本一男校長) の6年生20人が、 ご当地丼 「じょうとうまるごと丼」 を考案した。 地場産の野菜や肉などを盛り込み、 児童たちが工夫してつくりあげた自慢の逸品5品から審査会を経て決定。 10月12日に城東公民館で開かれる 「城東味まつり」 (12、 13日開催) で販売する。
児童たちは市内で、 ぼたん鍋に次ぐご当地グルメとして定着しつつある 「篠山まるごと丼」 を学習。 ふるさとの食材と農家の思いが詰まった丼を知り、「自分たちも普及に一役買おう」 とオリジナル丼をつくることにした。
5班に分かれて、「あんかけチャーハン風城東丼」 「秋の旬丼」 「秋風ボリューム丼」 「城東ひまわり丼」 「うさぎ月見丼」 ―の5種類をつくり上げた。
9月27日には味まつりで販売する代表丼を決める総選挙を実施。 酒井隆明・篠山市長らが審査員となり、 味や見た目を審査した結果、「うさぎ月見丼」が代表に選ばれ、 「じょうとうまるごと丼」 の名を冠することになった。
中秋の名月を意識した 「うさぎ月見丼」 をつくったグループの稲井朝子さんは、 「1位になるなんて思っていなかったので、 とてもうれしい」 と喜んでいた。
味まつりでは150食 (1食400円) を販売する予定。
-
2013年10月3日11:53
-
12月「第九の会」チケット 10月13日から一...
たんば田園交響ホール (篠山市北新町、 079・552・3600) で12月15日午後2時から開かれる 「第九」 (第九の会in篠山実行委員会) のチケットが、10月13日午前9時から一般発売される。 友の会の先行予約は6日午前9時から。
篠山、 丹波両市の合唱愛好家らでつくる 「篠山で第九を歌う会」 (約200人) と、 オーケストラを担当する 「メロマン室内管弦楽団」 (約40人) などが出演する。
入場料2000円。 全席指定。 小学生未満は入場できない。 チケットは、 同ホールのほか、 プレイガイドやローソンチケットで販売している。
-
2013年10月3日11:52
-
ほろ酔い城下蔵名曲コンサート
10月5日午後6時から、 鳳鳴酒造・ほろ酔い城下蔵 (篠山市呉服町46、 079・552・6338) で「ほろ酔い城下蔵名曲コンサート―楽聖と辿るクラシック街道」が開かれる。 主催は篠山出身の女性ピアニストの会 「若葉会」。 メンデルスゾーン、 ブラームス、 シューマン、 ベートーヴェン、 バッハの名曲を、 篠山市の音楽家らが演奏。 入場料800円 (おみやげ付き)。
-
2013年10月3日11:52
-
流鏑馬や祭り市 佐佐婆神社で「はたまつ...
篠山市畑宮の佐佐婆神社の例祭 「丹波篠山・はたまつり」 が、 10月5、 6の両日、 同神社とその周辺で開かれる。400年近く続く伝統の祭礼に今年は同地区などで活動する神戸大学の学生約40人も参加。 地域住民と共にみこしや山車巡業、 流鏑馬の神事などにかかわり、 ともに氏子弥栄、 無病息災、 五穀豊穣、 交通安全などを祈願する。
5日の宵宮祭は、 午後6時過ぎの花火大会を合図に、 曳山車7台や太鼓山3基が一斉に宮入りし、 練り込みを繰り広げる。
6日の本宮祭は、 午前10時半に宮入り。 金御輿が先行して約200人の行列を作り、 約1キロ離れた若宮神社まで往復する。
午後2時半からは流鏑馬の奉納。 騎馬童子が馬上から3カ所の的めがけて9本の矢を放つ。 この矢を手に入れると幸運に恵まれると言われる。
また両日とも正午から午後3時に地域の特産物などを販売する 「祭り市」 が催される。
-
2013年10月3日11:50
-
“光の芸術”ステンドグラス作品展 力作...
竹田医院ゲストハウスギャラリー (丹波市市島町下竹田) で10月10日まで、 ステンドグラス作品の展示会 「ステンドグラス仲間展」 が開かれている。 同町上竹田の千頭惠子さん (79) が自宅の工房で開いているステンドグラス教室 「ステンド・インセクト・チカミ」 のメンバーによる作品50点ほどが展示されている。 午前9時―午後5時 (最終日は午後1時まで)。 無料。
さまざまな色のガラスを使ったランプや屏風などが展示されており、 ほとんどの作品が、 完成までに1年以上かかる力作となっている。 縦2メートル×横1メートルほどの木枠に、 今年世界文化遺産に登録された富士山を表現した大きな作品のほか、 笠にトンボを表現したランプは、 内側から電球に照らされて幻想的な光を放っている。
千頭さんは 「どれも美しい作品で、 感動してもらえると思う。 1人でも多くの人に見てもらいたい」 と呼びかけている。
同教室は、30人ほどが所属。 毎週3回教室を開いている。 月曜と金曜は午前9時―午後3時まで、 水曜は午後7時半―10時まで。 入会金1万円。 興味のある人は、 千頭さん (0795・85・3755)まで。
-
2013年10月3日11:49
-
期末手当減額を否決 議員発議、6月に続...
12月に支給される丹波市会議員の期末手当を7%減額する条例一部改正案が、 9月30日の市会定例会で議員発議されたが、 賛成6、 反対13で否決した。 今年6月定例会でも同手当を2・01%減額する条例改正案が提案されたが、 同様に賛成6、 反対13で否決。 6月議会では市民クラブの提案が否決され、 今議会では新生会の提案が否決された。
震災復興財源にあてるための国家公務員の給与改正と臨時特例法に関連し、 6月定例会で、 7月から来年3月までの丹波市職員給与を平均で約12万1000円減額する特例条例制定案を可決した。
同定例会では、 山本忠利議員 (市民クラブ) が提案者となり、 「市長、 職員らと痛みを共有するべき」 と、 市職員の期末手当の減額分と同程度の2・01%削減案を提案。 林時彦議員 (新生会)、 横田親議員 (同) らが 「削減額はきっちりと議論したうえで、 決めるべきだ」 などと反対した。
今議会の提案者は、 前川豊市議員 (新生会)。 提案に対し、 太田一誠議員 (新風会) が 「議員間で議論する場を設けるべきだった」、 土田信憲議員 (市民クラブ) が、 「金額の根拠が示されておらず、 提案時期も後だしジャンケンだ」 などと反対した。
取材に対し前川議員は、 「1人あたり5万円程度が適当ではないかと会派で相談し、 削減率を算出した」 とし、 「各会派の代表者にも事前に説明し、 議会運営委員会にもはかっていた」 と説明した。
議員発議でありながら、 2回も否決したことに対し、 奥村正行議長は、 「残念な結果だ。 (期末手当減額の提案が) 結果的に市民からパフォーマンスとの指摘があっても仕方がない」 と話した。 採決の結果は次のとおり。
【6月定例会】▽賛成=木戸節美、 土田信憲、 山本忠利 (以上、 市民クラブ)、 坂谷高義、 岸田昇 (以上、 丹政クラブ)、 垣内廣明 (無所属)▽反対=荻野拓司、 平井孝彦、 前川豊市、 横田親、 林時彦 (以上、 新生会)、 太田喜一郎、太田一誠、足立克己 (以上、 新風会)、 藤原悟、田坂幸恵(以上、公明党)、 西本嘉宏、 西脇秀隆 (以上、 日本共産党議員団)、 臼井八洲郎 (無所属)
【9月定例会】▽賛成=荻野拓司、 平井孝彦、 前川豊市、 横田親、 林時彦 (以上、 新生会)、 臼井八洲郎 (無所属) ▽反対=木戸節美、 土田信憲、 山本忠利 (以上、 市民クラブ)、 坂谷高義、 岸田昇 (以上、 丹政クラブ)、 太田喜一郎、 太田一誠、 足立克己 (以上、 新風会)、 藤原悟、 田坂幸恵 (以上、 公明党)、 西本嘉宏、 西脇秀隆 (以上、 日本共産党議員団)、 垣内廣明 (無所属)
-
2013年10月3日11:49
-
院内探検や安産神社 県立柏原病院で初の...
県立柏原病院 (秋田穂束院長、 0795・72・0524) は10月5日午前10時から、 県立病院群で初めての病院祭 「柏原病院フェスタ2013」 を開く。 病院内の各部門を探検するツアーや、 助産師・看護師手作りのお守りをプレゼントする 「安産神社」、 緩和ケアをテーマにしたカルタ大会などの職員手作りの催しのほか、 模擬店、 バザー、 コンサートなどのアトラクションがある。 病院スタッフのほか、 柏原看護専門学校の生徒、 丹波市内県立3高校生らが運営を手伝う。
同病院の病院ボランティア 「オオムラサキ」 の研修会の席上、 「祭りを開いて元気になりつつある病院の姿をPRしては」 と提案があり、 病院が採用した。
診療機能の回復を紹介するとともに、 これまでの地域からの支えに感謝する機会、 病院と、 看護学生、 高校生らとの交流を通し、 将来、 地域医療を支える人材の地元定着につなげる契機とする。
院内ツアー (午前11時、 正午、 午後1時開催) は、 看護学生の案内で、 薬剤、 放射線、 検査、 リハビリ、 内視鏡、 院長室をめぐり、 AED (自動体外式除細動器) の使い方を学ぶ。 薬剤部では、 分包器という複数の薬を1回分ずつ袋に小分けにする機械を用い、 チョコレートを小分けする。 放射線科では、 128列マルチスライスCTや認知症の発見につながる脳血流統計画像解析ソフトを導入していることなどを紹介する。
一時、 常勤医が不在となっていた産婦人科は、 常勤医4人、 助産師9人と北播磨、 丹波地域で最も充実した体制であることをアピールしようと、 「安産神社」 を設け、 巫女の衣装のスタッフが手作りのお守りと 「安産クッキー」 をプレゼントする (先着順)。 スタッフ紹介や、 お産に関する相談コーナーも設ける。 井上悦子看護師長は、 「若手からベテランまで頑張っている。 里帰り分娩も受け付けているので、 安心してお産ができることを知ってもらえれば」 と話している。
このほか、 はばたん・ちーたんとの写真撮影、 フットケア、 全身マッサージ、 緩和ケアの紹介、 がん予防や早期発見の情報を伝えるコーナーもある。
秋田院長の開会宣言 (午前10時) に続き、 もちつきがあり、 ホールでは、 柏原高校吹奏楽部や音楽療法士によるコンサート、 舞踊の披露、 演芸などのアトラクションも。
模擬店 (同10時半から。 売り切れ次第終了) には、 7店が出店。 看護学生によるヨーヨー釣り、 バルーンアートや氷上高校のカレー、 職員による綿菓子、 焼き餅、 お茶コーナー、 職員持ち寄りのバザーなどがある。
関係各部署から12人で実行委員会を組織。 加古学実行委員長 (同病院薬剤部長) は、 「関係機関に快く協力してもらえ、 感謝している。 院内からのスタッフ参加も多く、 喜んでいる。 初めての催しで至らぬ点があると思うが、 地域に開かれた病院として元気になりつつある柏原病院を見てほしい」 と来場を呼び掛けている。
同病院は一時、 18人まで減少した常勤医師数が7年ぶりに30人にまで回復。 常勤医が不在になった整形外科、 泌尿器科、 眼科にも常勤医が戻り、 診療機能が回復してきている。 ベッド数も116床まで減ったが、 164床まで戻っている。