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2013年10月10日13:41
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感謝込めて作品展 ロス移住前に 春日の...
丹波市春日町石才の陶芸家・山城建司さん (64) が10月13―16日、 丹波新聞本社1階ホール(同市柏原町柏原)で 「山城建司小品展」 を行う。 午前10時―午後6時 (最終日は午後4時まで)、 販売も行う。 山城さんは今回の作品展を最後に、 年末ごろに米・ロサンゼルスに拠点を移し、 新たな地で作陶を続ける。 山城さんは 「長らくお世話になった丹波の地で、 感謝の意を込めた作品展。 会場の空間自体が作品なので、 雰囲気も楽しんでほしい」 と来場を呼びかけている。
小鉢や小皿、 湯飲みなど日常で使う食器のほかに、 魚のオブジェなど観賞用の作品も含め150点ほどを出展する。
山城さんは北海道函館市生まれ。 高校卒業後に京焼きの先代勝尾青龍洞氏に入門し、 5年間の修業の後、 1975年に氷上町で窯を築いた。 88年から春日町石才に陶房を移築し、 作陶に励んでいる。 デパートの美術画廊などで定期的に個展を開き、 これまでに全国各地で開いた作品展は100回にのぼるという。
以前から胸に秘めていた、 妻の出身地であるロサンゼルスに作陶の場を移すことを決意。 これまで量産的に作品を作ってきた部分もあり、 1点に集中した作陶をしたいと思ったことがきっかけだったという。
山城さんは 「丹波の土地柄が大好きだった。 他国で作陶することで、 新たな視点で日本を見られると思う。 また土も変われば、 見る人も変わる。 環境を変えて新たなチャレンジをしたい」 と話している。
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2013年10月10日13:40
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“うまいもん”どうぞ 武者行列も出陣 ...
「織田まつりとうまいもんフェスタ」 (同実行委員会主催、 0795・73・0303) が10月13、 14の両日、 柏原中心市街地で行われる。 地元丹波のうまいもんを販売する約40店がずらり並ぶほか、 14日には武者行列があり、 時代絵巻を繰り広げる。 午前10時―午後4時 (14日は3時まで)。
霧芋料理、 神戸高見牛の焼き肉、 丹波ポークの焼き豚丼、 地鶏焼き鳥のほか、 奥丹波そば街道による手打ちそば、 あまごの塩焼き、 新鮮野菜などが、 ワンコイン (500円) 程度の価格で求められる。 街中の飲食店、 銘菓店を3店回るスタンプラリーで先着100人に黒枝豆をプレゼント。
うまいもんに関するクイズ大会 (13日午後1時―)、 猪の丸焼き (同午前11時―、 200円)、 バンド演奏 (午前11時半―)、 丹波産コシヒカリのおにぎり振る舞い (14日正午―) などもある。
14日の 「織田まつり」 の武者行列は午後1時に柏原藩陣屋跡を出発。 元NHKアナウンサーの村上信夫さんが殿さま役を、 村上さんの娘佳子さんが江姫役を務める。 100人ほどが練り歩き、 「うまいもんフェスタ」 のメーン会場の西市庭で休憩、 記念写真に応じるなどして一般観光客と触れ合う。
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2013年10月10日13:27
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パン屋&カフェ「藤森芳酵堂」オープン ...
藤森由香さん(33)が、 自宅にパン&カフェ 「藤森芳酵 (ほうこう) 堂」 (篠山市今田町今田359、079・506・4544) をオープンした。 常時15種類ほどのパンをそろえているほか、 パンの焼きたてをゆったり味わってもらおうと、 テーブル席とカウンター席があるカフェも併設。 町内産の野菜を使ったポトフセット (600円) などの軽食も楽しめる。 「田んぼの中にぽつんとたたずむパン屋さん。 心落ち着く田園風景を眺めながら、 焼きたてのパンをご賞味いただければ」 と、 来店を呼び掛けている。 営業日は、 毎週土日、 祝日の午前11時―午後5時。 16日からは毎週水曜日、 カフェのみの営業も始める。
こだわりのパンは、 小麦の風味を生かした食パン (5枚切180円) をはじめ、 ▽あん入り食パン (5枚切250円) ▽あんパン (120円) ▽黒豆パン (150円) ▽3色パン (あん、 チョコ、 カスタード入り160円) ▽ウインナーパン (120円) ▽カレーパン (130円) ―などの菓子パンや惣菜パンを中心に豊富にそろえている。
カフェのメニューには、 コーヒーやジュースをはじめ、 ポトフやカレーライス (500円)、 焼きたてのパンの上に濃厚ジェラートがのったスイーツ 「芳酵スペシャル」 (300円) などがある。
電気設備の保安管理業を営む父親の欣昭 (よしあき) さん (60) の事務所の一間 (70平方メートル) を改装し、 店舗にした。 欣昭さんが 「パン屋がしたい」 と言い出し、 料理やものづくりが好きな由香さんが、 「それなら私も一緒に」 と応じた。
5年前から親子で三田市のパン教室に通い、 2年間、 作り方の基礎を学んだ。 その後は休日に、 自宅でさまざまな種類のパンを作り、 試行錯誤を重ねた。 「思うように作れず、 店を出すのを何度あきらめかけたことか」 と振り返る2人。 「それでもやっぱりパン作りは楽しいし、 地域の皆さんが気軽に集い、 笑顔があふれる憩いの場を作りたいという思いが後押ししてくれた」 と笑顔で話している。
欣昭さんも本業が休みの日には、 パン作りを手伝うなど、 愛娘の奮闘を陰で支えている。
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2013年10月10日13:27
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ふるまいや野菜市 多彩に味覚祭 12―14...
篠山チルドレンズミュージアム (篠山市小田中、 079・554・6000) が10月12―14の3日間、 味覚祭り 「ちるみゅーマルシェ」 を開く。 特産野菜市や屋台、 人形劇など多彩な催しを開く。 期間中は入館料半額。
期間を通してのイベントは、 「クラルテ人形劇」 (300円、 各日午前11時半、 午後1時半、 同3時半の3回) と特産野菜市。 12日は黒豆ごはんといのしし汁やかまど焼きのかぼちゃケーキ、 13日は大鍋のパエリア、 かまど焼きの野菜ピザ、 14日は手打ちそば、 丹波栗のくんたん、 かまど焼きのサツマイモパンのふるまいや販売がある。
また、 ゆでたての黒枝豆ややきそばの販売 (12、 13日)、 おもちゃの交換会 「かえっこバザール」 (13、 14日) なども行われる。
開館は午前10時―午後5時。
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2013年10月10日13:27
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「味覚の企業紹介展」
10月13日午前9時―午後4時、 丹波杜氏酒造記念館駐車場 (篠山市東新町) で「味覚の企業紹介展」を開催する。 篠山市内の食品メーカー8社が商品の試食や試飲、 販売、 展示を行う。 狩場酒造場は地酒、 ケンミン食品は焼きビーフン、 茶遊菓楽 「諏訪園」 は丹波茶と和菓子、 田中醤油店は醤油でつくる 「山の香」 の試飲や試食を行う。 展示はかね徳、 七星ソース、 フジフレッシュフーズ、 鳳鳴酒造の4社。
篠山市 (企業振興課079・552・5796) の主催。
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2013年10月10日13:21
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2人1組で“相談麻雀” 丹波市社協普及...
丹波市社会福祉協議会が、 兵庫県発祥のレクリエーション 「コミュニティー麻雀」 の普及に取り組む。 2セットを購入し、 ふれあいいきいきサロンに貸し出し、 男性の参加の呼び水にするほか、 認知症予防や、 重い牌を持ち上げることで軽い腕の運動にも役立てる。 28日の青垣を始まりに、 11月29日の山南まで旧町ごとに研修会を開き、 遊び方を広める。 (足立智和)
コミュニケーション麻雀協会 (神戸市) の松尾やよいさんをこのほどハーフルかすが (丹波市春日町黒井) に招き、 研修会のスタッフ向けの講習会を開催、 ルールを学んだ。
松尾さんは、 「麻雀を知らない人でもすぐに覚え遊べる」 と言い、 2人で1つのチームを作り、 「2人でよく話す」 「勝っても負けてもよく笑う」 と心構えを説いた。
麻雀牌を大きくした、 1つ約240グラム、 たわしほどの大きさの牌を並べ、 萬 (まん)、 筒 (ぴん)、 索 (そう) と、 柄を紹介。 「1索」 は、 「いちそう」、 「2萬」 は、 「にまん」 などと、 日本語で発音するよう注意した。
14枚の牌で行う通常の麻雀と異なり、 最低5枚で遊べるとし、 ▽ 「頭」 (2枚) と 「体」 (3枚) を作る▽ 「頭」 は、 全く同じ牌2枚で、 「体」 は同じ柄の3つの連続する数字か、 全く同じ牌3枚を集める―と、 ルールを解説した。
もう1枚で頭と体が完成する段階で、 必ずリーチをしなければいけない、 誰かが当たり牌を出した時は、 2人で指を指して 「ロン」 と言うきまりも紹介した。
小坪里子さん (丹波市山南町太田) は、 「相談しながら麻雀をするのは意外だった。 幅広い年齢で取り組めるし、 座ってできるのも良い。 楽しかった」 と笑顔。 福井光雄さん (同市柏原町南多田) は、 「覚えて回数をこなせば、 お年寄りも楽しめるだろう」 と話していた。
同麻雀は、 東日本大震災の被災地でも男性の引きこもり予防などに使われている。 丹波市内では、 前山地区自治振興会が2セット所有している。
写真・2人1組になり、 相談しながら対局するコミュニケーション麻雀=ハートフルかすがで
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2013年10月10日13:20
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「過労死防止に法を」 市議会全会で可決...
家族を過労死で亡くした篠山市内の遺族らが篠山市議会に 「過労死防止基本法」 の制定を求める意見書を提出し、 同市議会は10月4日、 全会一致で意見書を可決。 同日、 政府に提出した。 県内では神戸市議会、 県議会に続き3番目。 遺族らは今後も県内各自治体での採択を進める予定で、 「努力してもらった人たちに感謝したい」 と話した。
意見書では、 厳しい企業間競争とグローバル経済の中で、 個別の企業だけで労働条件を改善することは困難とし、 国が法律を定めることを要望。 過労死防止基本法の柱として、 ①過労死はあってはならないことを国が宣言する②国、 自治体、 事業主の業務の明確化③国は過労死に関する調査・研究を行い、 総合的に対策をとること―を求めている。
基本法の制定を巡っては、 全国で遺族や弁護士らが実行委員会を発足。 100万筆の署名活動や自治体への意見書採択を求める活動を展開している。
同実行委によると、 9月時点で全国で46万筆の署名が集まっており、 うち6万7298筆を県内が占めている。
遺族らは同日、 実行委メンバーの増田祐一・弁護士とともに篠山市役所で会見。 「涙を流して採決を見守った」 「採決が次につながれば」 と新たな一歩を喜んだ。
増田弁護士は、 「 『抽象的な内容で何か変わるのか』 という意見もあるが、 基本法が成立することで、 国から自治体に予算がおり、 相談業務など、 さまざまな事業が展開される。 自殺対策基本法も同様で、 自殺者数が減るという結果が出ている」 とし、 「今後もさらに他の自治体での採決を目指していきたい」 と語った。
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2013年10月7日09:06
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初の堂本印象日本画展 丹波ゆかりの作家...
丹波市立植野記念美術館 (同市氷上町西中、 0795・82・5945) で、 来年の開館20周年に向けた特別展 「堂本印象と東丘社そして山本茂斗萠」 が5日から始まった。 11月24日まで。 日本画家として数々の業績を上げた文化勲章受章者の堂本印象のほか、 堂本が主宰した画塾 「東丘社」 に所属していた山本茂斗萠さん、 同社に所属する中尾英武さん親子など、 丹波市にゆかりの作家の作品など62点が展示されている。 堂本印象の作品を同美術館が展示するのは初めて。 各地の会場で評判を集めており、 観覧者の目を引き付けている。
堂本印象は、 戦前には具象画を描き、 古典と仏教の影響を受けながら幅広く題材を求めた。 戦後は抽象画や風俗画を中心に描き、 今回の展覧会では両方の作品が見られる。 大作が多く、 繊細なタッチと、 絵が迫ってくるようなスケールの大きさが見る人を圧倒している。
堂本印象の作品は30点を展示。 京都府立堂本印象美術館から作品を借りた。 インドのコブ牛を題材にした縦1・9メートル、 横3・4メートルの 「乳の願い」 や、 帝展 (現在の日展) 初出品で初入選の話題作 「深草」 「故父」 「木華開耶媛 (このはなさくやひめ)」 などを飾っている。 人気の高い 「木華開耶媛」 は、 花が満開の野に木華開耶媛が座っている様子を描いた二曲一双屏風。 黒い髪と白い衣装が清純な雰囲気を漂わせ、 官能美と神秘性を感じさせる。 1919年に帝展初入選。 2年後の帝展で 「調鞠図」 が特選に入り、 翌年無鑑査となり、 24年には審査員に任命されるなど、 頭角を現した。
東丘社の作品は28点で、 旧制柏原中や柏原高校で美術教師をつとめた山本茂斗萠さんの作品は、 「歌のグループ」 「ふじ」 など4点。 柏原出身の中尾英武さんは、 「願い」 を出品している。
入館料は一般500円、 大学・高校生300円、 小・中学生200円。
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2013年10月7日09:05
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政治・経済斬る 岸博幸さん講演 柏原納...
柏原納税協会 (0795・72・1986) は、 11月2日午後3時から丹波の森公苑で講演会を開く。 慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸博幸さんが、 「景気はこのまま回復に向かうのか!?―政治・経済・税の問題点を斬る」 と題して講演する。 入場無料。
岸さんは、 エイベックス・マーケティング取締役、 総務省通信・放送問題タスクフォース委員なども兼任。 著書に 「脱藩官僚、 霞ヶ関に宣戦布告!」 などがある。
先着600人。 ファクス、 メールで同協会 (FAX0795・72・2474、 kaibara@nk-net.co.jp)。
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2013年10月7日09:04
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地域医療の充実に向けた福祉講演会
10月13日午後1時半から春日文化ホール (丹波市春日町黒井) で、地域医療の充実に向けた福祉講演会が開かれる。 丹波市介護保険サービス事業者協議会の主催。
「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」 の著者、 香取貴信さんが感動を呼ぶサービスについて講演する。 その後、 頭と体を同時に使う 「認知症予防ゲーム」 を来場者全員で体験する。 参加無料。
同協議会 (0795・82・4631)。
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2013年10月6日09:09
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歌う楽しさ取り戻して 「補聴トレの会」...
難聴などのために補聴器を利用している人にも歌を歌う楽しさを取り戻してもらおうと、 補聴器関係者らが 「補聴トレの会」 を結成し、 篠山市民センター (黒岡) で月2度の講習会をスタートさせた。 歌うことを通して、 音楽の楽しさはもちろん、 外出の機会や、 同じ悩みを持つ者同士の仲間づくりを狙う同会。 「歌はストレス解消や運動にもつながる。 補聴器をつけていてもトレーニングをきちんとすれば、 また歌えるようになることを広めたい」 と意気込む。
補聴器利用者の多くは、 音程やリズムがわからなくなったり、 高音は聞こえても低音が聞こえない場合があるなどの悩みを持つことで、 自信をなくす人が多い。
そんな中、 利用者の声を受けた市内の補聴器関係者らが正しいトレーニングを通して以前のように楽しく歌う自分を取り戻してもらおうと同会を結成した。
3日に行われた第1回には、 篠山、 丹波の両市、 遠くは豊岡市から9人の補聴器利用者が参加。 音楽講師の西田夫佐さん (池上) が講師を務め、 発音、 発声練習のほか、 「高原列車」 「里の秋」 などの童謡・唱歌を参加者とともに歌った。
参加者らは歌詞を声に出して読んだり、 大きな声で歌ったりとトレーニングを満喫。 久しぶりに楽しむ音楽を味わっていた。
「もともと音楽が大好きで、 歌姫と呼ばれていた」 と笑った中谷邦子さん (豊岡市)。 3年半前から補聴器を使用しだしたが、 歌を口ずさんでいると夫に 「音痴になっている」 と言われ、 ショックを受けた。 自分で音がずれていることに気がついていなかった。
「久しぶりに歌ったので喉が少し痛いけれど、 やっぱり楽しい」 と笑顔を浮かべ、 「トレーニングをして、 孫たちに童謡を歌ってあげたい」 と目標を掲げていた。
次回は31日午後2時から。 参加費は1回1000円。 問い合わせや申し込みは 「快聴」 (079・594・1134) へ。
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2013年10月6日09:08
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バレエ団の公演に参加 今田中生徒8人 ...
今田中学校 (山下誠校長) の2、 3年生 (計68人) を対象に1日、 同校でバレエのワークショップが開かれた。 文化庁の 「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」 の一環。 講師として 「スターダンサーズ・バレエ団」 (東京都) の団員6人が来校し、 ワルツのステップの踏み方など、 クラシックバレエの基本や踊りの楽しさなどを生徒たちに教えた。 同バレエ団は22日午後1時半から、 さぎそうホール (今田町今田新田) でバレエ公演を開催する。 その舞台に同ワークショップの中で選抜された生徒8人が出演する。
団員たちは、 クラシックバレエの基本として、 ワルツのステップを指導。 生徒たちは、 団員の動きに合わせて3拍子のリズムでステップを踏み、 回転したり、 飛び跳ねたりと、 戸惑いながらも懸命に踊った。 最初は照れくさそうに踊っていた生徒も、 徐々に動作を覚え、 最後には軽やかに楽しげにステップを刻んでいた。
ワークショップの総仕上げとして、 4グループに分かれてダンスを披露。 団員たちは、 音楽に合わせて踊る生徒たちの姿をじっくりと眺め、 22日の公演に出演させる踊り子を各学年から男女2人ずつ計8人を選抜した。
公演は2部構成。 選抜の8人は、 第1部のバレエを紹介するコーナーの一幕に出演する。 第2部は団員約30人が 「シンデレラ」 を上演する。
選抜メンバーの2年生、 菊池佳博君と畠廉真君は、 「舞台でうまく踊れるように、 しっかり練習をして臨みたい」 と意気込み、 3年生の池田香菜さんと靏田麻衣さんは、 「ダンス経験はまったくなかったけど、 すごく楽しかった。 舞台では緊張すると思うけど、 一生懸命踊りたい」 と声を弾ませた。
同事業は、 将来の芸術家の育成や芸術鑑賞能力の向上などが狙い。 オーケストラや演劇などの文化芸術団体が学校に赴き、 公演するほか、 公演前に子どもたちに向けてワークショップを行っている。
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2013年10月6日09:08
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ピーク1日516キロ 丹波栗出荷で大忙し ...
秋の味覚、 丹波栗が最盛期を迎えており、 氷上町三方の三方丹波栗生産出荷組合の集荷場には2日、 今季最高の516キロのクリが持ち込まれ、 組合員たちが出荷に向けた作業に追われた。
組合員10人で、 「筑波」 「銀寄」 を中心に1・6ヘクタールを栽培。 集荷日が週4日あり、 各組合員世帯から1人ずつ出役し、 選果、 計量、 温湯消毒、 乾燥の一連の作業を共同で行う。
早い人では朝6時ごろから収穫。 午後3時に栗を持ち込み、 作業が始まる。
選果機にかけられた栗は、 傷や虫食いがないか、 女性たちにチェックされ、 磨かれた後、 3LからMに分けられる。 50度のお湯で30分栗を入浴させて温湯消毒した後、 同組合が地元業者の協力でこしらえた大型の送風機がついたメッシュ式ベルトコンベアに通し、 水分をとって冷蔵保存。 翌朝箱詰めして出荷する。
クリは、 組合で買い上げ、 組合で直販する。
組合員の1人でインターネット販売などを担当する三方清明さん (75) は、 「北海道から九州まで送っている。 今年は実のなりが良く、 3Lより少し小さい2Lが多くなっている」 と話していた。
例年よりピークが数日早く、 10日ごろには集荷が終わる見通し。
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2013年10月6日09:07
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第350問
福井県で原発災害が起きた場合、 丹波地域が住民の避難先に決まった町はどこ?
1.小浜市
2.若狭町
3.敦賀市
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2013年10月6日09:06
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日本の原風景
早く目覚めた日の朝、 家の近くを歩く。 じっとりと汗ばむ夏場と違い、 今は心地いい。 稲の刈取りが終わった田んぼ、 コスモスや彼岸花、 道に転がる栗。 年々歳々、 変わらぬ秋の風景が広がる。 木々でおおわれ、 静かに眠る神社は、 近く秋祭りでにぎわう。 ▼ある大学教授が、 芸術系の学生たちに自分の考える日本の原風景をスケッチさせた。 大半が町の生まれの学生。 しかし、 ほとんどが、 山や里に囲まれた田畑、 小さな川、 神社や農家の家々を描いたという。 現代の若者たちも日本の原風景と聞くと、 村里を連想する。 ▼村里には、 先祖たちから連綿と受け継がれてきた営みがある。 先祖たちを包み込んだ風景が今も残る。 暮らしの機器がどれほど変わろうとも、 先祖と共にある暮らしが今も息づく。 昔と今が融合し、 時の歩みが止まっている永劫の風景。 だからこそ、 若者にとっても日本の原風景と映るのだろう。 ▼人は生まれ、 やがて老い、 息を引き取る。 生きている限り、 生老病死の悩みがつきまとう。 しかし、 最後の苦しみの死を迎えたとしても、 先祖と共にある村里は死者を受け入れる。 死者が作り出した世界に支えられて、 村里の営みがあるのだから。 ▼今年も、 秋祭りの季節が巡ってきた。 にぎわいを呈する村里に先祖たちもそっと忍び寄ってくるかもしれない。(Y)
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2013年10月6日09:05
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ウォーキングと収穫体験
10月13、 14の両日、 午前10時から春日町下三井庄で、ウォーキングと収穫体験が行われる。 2本のポールを持って歩く 「ノルディックウォーキング」 の愛好者でつくる 「たんばN―Walker倶楽部」 の主催。
両日ともに同じイベント内容。 同地区の農家レストラン 「三心五観」 をスタートし、 3キロほど歩く。 三心五観で昼食をとった後、 午後からは稲刈りや枝豆などの収穫体験を行う。 収穫した枝豆は持ち帰る。 先着20人。 大人4500円、 子ども2500円。
午前9時半に道の駅 「丹波おばあちゃんの里」 (同町七日市) に集合。 11日までに同倶楽部の余田さん (090・2106・3988)。
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2013年10月6日09:04
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認知症の診断に脳血流の検査 県立柏原の...
「丹波医療ざわざわカレッジ」 が10月8日午後7時半から柏原住民センターで開かれる。 県立柏原病院検査技師長の芦原龍彦さんが、「脳血流SPECTによる認知症の診断について」 と題し講演する。
参加者が、 簡易知能評価を体験する企画もある。
里さん (0795・80・1201)。
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2013年10月6日09:04
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篠山市非常勤嘱託員1人を募集
篠山市役所本庁で、一般事務補助に携わる篠山市非常勤嘱託員1人を募集している。任用期間は11月1日―来年3月。 採用試験は10月23日、 市役所で。 応募は10月18日までに所定の書類を市職員課 (079・552・5113) に提出する。
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2013年10月6日09:03
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芦田均記念館で囲碁大会
10月20日午前9時から芦田均記念館 (福知山市宮) で囲碁大会が行われる。 初段以下の部と2段以上の部に分かれ、 それぞれ予選リーグを行う。 決勝はトーナメント方式。 各部とも先着25人。 参加費1000円 (昼食付き)。 14日までに同記念館 (0773・27・9445)。
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2013年10月6日09:03
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ペテルギウス
愛犬を連れて散歩に出かけた。 とっぷりと暮れた夜の道。 薄手のシャツで出てきたことを後悔する気温だ。 夏が終わったことを実感した。
空を見上げる。 たくさんの星がチカチカと瞬いている。 少し青い空にオリオン座が横たわっていた。
この星座を構成し、 冬の大三角の一つでもある巨星 「ペテルギウス」 に超新星爆発の兆候が観測されたという。
観測といっても、 この星は地球から640光年離れている。 星を見ることは過去の光を見ることだから、 実際にはもう爆発しているのかもしれない。
将来、 ペテルギウスが爆発した場合、 当然、 星座も大三角もなくなる。 ただ将来と言っても宇宙規模の話。 私たちが生きている間に起こる可能性は未知数だ。
そんなことばかり考えて星を眺めていると、 宇宙の前では私たちの命がいかに一瞬の出来事かよくわかる。
あぁ、 人生って何。 危うい考えにはまりそうになっていると、 見上げすぎた首の痛みが現実に引き戻してくれた。
愛犬が一つ咳をした。 抱き上げると、 ぬくぬくと暖かかった。(森田靖久)