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2013年10月25日08:30
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黒井城まつり川柳を募集
「黒井城まつり川柳」を募集している。題は 「矢」。 はがきに句 (3句まで) と住所、 氏名、 電話番号を明記の上、 〒669―4141 丹波市春日町黒井2572 大井康三川柳係に郵送を。 11月1日締め切り。 結果発表は、 11月9日の同まつり会場 (黒井小運動場)。
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2013年10月25日08:20
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丹波市民スポーツ・ソフトテニス大会参加...
11月10日午前9時から、丹波市民スポーツ・ソフトテニス大会を開催する。参加を募集している。会場は、一般男子は氷上総合グラウンド、 それ以外は丹波の森公苑テニスコート。 一般男子、 一般女子、 壮年男子 (60歳以上)、 壮年女子 (45歳以上)、 中学男子 (中学1、 2年)、 中学女子 (中学1、 2年) の各部門。 市内在住、 在勤者、 協会登録者に限る。 無料。
11月2日までに市ソフトテニス協会事務局 (渡辺さん0795・72・3646、 ファクス0795・72・1998) に申し込む。
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2013年10月24日11:59
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益子直美さんら3人が教育語る 10月26日...
「市民総がかりで進める丹波の教育フォーラム」 (丹波市教育委員会、 市PTA連合会主催) が10月26日、 ライフピアいちじま (丹波市市島町上田) で行われる。 午後零時半から市教委研究指定校などを紹介する展示、 午後1時半からPTCA活動実践発表、 午後2時10分からトークセッションがある。
PTCA活動実践発表は、 「笑顔あふれるPTA―合言葉は全員参加」 をテーマに、 崇広幼小・船城幼小・春日中PTAが登壇する。
トークセッションのテーマは、 「嬉しいことばが自分を変える」。 元NHKアナウンサーの村上信夫さん、 女子バレーボール元日本代表の益子直美さん、 元小学校教諭で 「親力」 「 『叱らない』 しつけ」 などの著者、 親野智可等さんの3人が語り合う。 同市教委 (0795・70・0811)。
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2013年10月24日11:56
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クライミング競技会参加者を募集 11月3...
兵庫県山岳連盟が、 11月3日午後1時からアウトドアショップ 「フリーズ」 (丹波市氷上町市辺) で行う 「スポーツクライミング競技会」 の参加者を募っている。 あらかじめ設定されたコースを進む 「ボルダリング」 という種目のビギナークラスの大会で、 高校生以上の男女が対象。 先着40人。
昨年に続き2回目。 参加費は500円。 上位3人を表彰し、 全員に参加賞がある。 クライミングシューズも無料で貸し出す。
大会に向け、 同ショップで練習会も開催中。 午後7時半から毎週木曜は初心者対象に、 第1・3火曜は女性を対象に、 第2・4火曜は40歳以上を対象にしている。 それ以外の日は自由に誰でも練習できる。 利用料として500円が必要。
競技会への参加申し込みは、 10月30日までに主管の丹波山岳会 (junshin@lapis.plala.or.jp)。
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2013年10月24日11:54
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篠山市社会福祉協議会...
篠山市社会福祉協議会は、 加古川市の児童養護施設 「立正学園」 の子どもたちを篠山に迎え、 年末年始を篠山市内の里親家庭のもとで過ごす 「短期里親事業」 を実施する。 同事業の里親を11月29日まで募集している。
12月28日午前11時から篠山市役所で里子の出迎え式を行い、 8日間を里親家庭のもとで過ごす。 1月4日午前11時、 同市役所で里子の帰園式を行う。 里子の受け入れ前に、 里親家庭と施設の連絡調整会や説明会がある (12月上旬開催予定)。
昨年度は7人の里親のもとで8人の里子 (小学生4人、中学生3人、高校生1人) が年末年始を過ごした。 申し込みは、 同協議会の金古さん (電079・590・1112、 FAX590・1123)。
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2013年10月24日11:52
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自転車200キロ走破へ 市島発着点に催し ...
自転車を使って丹波市を盛り上げようと、 丹波地域の有志でつくるグループ 「(仮) チャリ部」 が11月3日午前7時から、 市島町を発着点とする約200キロの自転車イベントを開く。 同グループの蘆田恭卓さんは 「我こそはという自転車乗りに参加してもらい、 完走を目指してほしい。 きついとは思うが、 丹波の秋の景色も楽しんでもらえたら」 と呼びかけている。
コースは、 同町梶原の手打ちそば店 「そばんち」 を出発。 福知山市、 青垣町、 朝来市生野町を経由して宍粟市まで走り、 同じコースを引き返す。 ヘルメットを着用し、 スポーツサイクルで時間内 (午前7時―午後5時) に走りきれる人を募集している。 完走者には、 そばんちの2000円分の食券が贈られる。
今後、 子どもから大人までが楽しめるイベントも予定している。
そばんち (0795・78・9505) か蘆田さん (assilect@gmail.com) まで申し込む。 参加無料。 前日午後7時のNHKニュースで、 丹波市の降水確率が50%以上であれば中止。
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2013年10月24日11:50
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民間の触れ合い
中国などの日本語学生を支援するNPO 「アジアの新しい風」 のツアーで、 5月の清華大学(北京)に続いて、 西寧の西海民族大学を訪問。 日本人と結婚し東京に住む元留学生の父がこの大学で先生をしていた縁だ。 ▼青海省の省都、 西寧は上海から飛行機で3時間半。 チベットへの入り口に当たる。 民族大学はチベット族、 回族、 ウイグル族など多くの少数民族が学び、 日本語学科の学生約30人が迎えてくれた。 ▼たくさんの日本語の本が並び、 市民にも公開しているという「ふれあいの場」と名付けた部屋で、 グループごとに話し合った。 青海省には日本企業はなく、 就職先が少ないので、 大半の学生が留学を目指すという。 ▼学び始めてまだ1年余りという2年生も、 たどたどしいが結構話す。 清華の学生も真面目だったが、 ここの学生はまた一段と初々しい。 白族・チベット族の混血という雲南省出身のC君は 「日本は一番経済が発展している。 優れた技術を故郷の人たちに紹介したい」と、いかにも日本に憧れている風だった。 ▼この後、 観光で回ったウルムチ、 敦煌など西域の各地では、 日本人旅行客をほとんど見かけず、 日中の冷え込んだ現況を痛感した。しかし、中国人全体が日本への風当たりを強くしているわけではない。 こうした時こそ民間同士の触れ合いを大事にしたい。(E)
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2013年10月24日11:43
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とろ火でいい
10月19、 20の両日、 篠山市網掛で開かれた 「丹波たんなん味覚まつり」。 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町から2人の女性を招き、 物産コーナーが設けられた。
2人のうちの1人、 須田悦子さんとは旧知の仲ということもあって、 微力ながら販売の手伝いをした。
ボランティアと取材を兼ねて訪れる同町でお世話になっている須田さんは、 「宮城のお母さん」。 もう1人の阿部すが子さんとは初対面だったが、 すぐに仲良くなり、 「森ちゃん」 と呼んでくれた。
あいにくの天気だったが、 ボランティアで同町を訪れたことのある篠山の人たちや本紙の記事を見て京都から駆けつけてくれた人もいた。
東北支援は下火になりつつある。 それでも、 「宮城から来たったんけ」 と言って山のように商品を買ってくれる人たちを見て、 まだまだ支える心があると思った。 下火とはいえ、 火はついているのだと。
とろ火でじっくり長く煮込むことが大切なこともある。 その気持ちがいつか東北の復興につながると信じている。
2人に代わって御礼を。 みなさんありがとうございました。(森田靖久)
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2013年10月24日11:41
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「さみしいなー!」
「学校のかえり おかあさんがいないと さみしいなあー どっかにいっておしごとかなー あいかぎあるけど さみしいなー さみしいなー」
次女が小学校低学年の頃、 書いた詩である。 この詩のあとに、 目から涙が一粒ぽろりとこぼれている女の子の絵が描いてあり、 最後に自分の名前が書いてあった。 私が働きに出るようになってすぐのことである。
先日久しぶりに書類を整理していた時に出てきた。 長女のことはいつも気になっているのに、 そういえば次女のことはあまり気にならない。 人付き合いの上手な子で、 いつ見ても楽しそうに笑っている。 親に心配をかけない子だ。
今年大学に入った彼女は、 やりたいことを全部してみている状態で、 毎日の自分を振り返ることも見直すこともできない時間の中で、 とうとうパンクしそうになって2日間だけ篠山に帰ってきた。
1日はなにもせず、 終日部屋着のままぼっ~と過ごし、 たくさん寝たとも言っていた。 2日目は私も仕事が休みだったので、 2人でご飯を食べに行った。 長女も帰ってくると同じだが、 道中の車の中でもレストランでもひっきりなしに話している。 友人はたくさんできたが、 やはり親にしか話せないことがあると言う。 「話したいこと話せたし、 やっぱり帰ってきて良かった」 と、 笑顔で別れた。
平気そうで安心だと思っている子でも、 本当は毎日頑張っているんだなと、 この詩を何年ぶりかに読み返して、 そう思う。 いつでも帰っておいでね。 ここにいるから。
(土性里花・グループPEN代表)
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2013年10月24日11:38
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春日部の散策地図作成 地域の名所旧跡掲...
地域の魅力を地元の人に再発見してもらおうと、 丹波市春日町の春日部地区自治協議会 (尾松一郎会長) の 「はるべの郷づくり委員会」 (三井和俊委員長) が、 「春日部はるべ散策MAP」 を作成した。 丹波市の 「元気な地域づくり計画」 の一つ。 今月中に同地区の各戸に配布するほか、 市内の観光協会や道の駅にも置き、 地区外へのPRになればと期待している。
マップでは 「みどころスポット」 として、 同地区にある桂谷寺や野々間遺跡、 日ヶ奥渓谷など12の史跡や名所を写真入りで紹介、 いわれなども記載している。 マップを持って散策する人のために、 同地区の地図を見開きで載せ、 名所の位置をわかりやすくしている。
マップ作成にあたって設定した散策コースも掲載。 地区内の6集落それぞれの名所を散策してもらおうと、 多田・七日市コース、 池尾・小多利コース、 多利コース、 野上野コースのほかに、 黒井城址のある城山登山コースを加え、 5つのコースをつくった。 各コース2時間以内で散策できる。
マップ作りは、 同委員会の中の9人が担当。 月1回以上、 春日部荘に集まり、 他地域の散策マップを参考に案を練った。 今年5月ごろから現地に行って写真を撮ったり、 春日図書館などで資料を収集。 地域の高齢者に話を聞くなどして取材を進めた。
メンバーの三井曻さん (67) =同町多利=は、 「どうすれば魅力的に写るかを考えて写真を撮るのが難しかった」 と話す。 今後は同地区のスポーツクラブ21と連携し、 マップを活用したウォークラリーを計画しているほか、 地元の観光ボランティアの研修用資料として使用してもらうことも考えている。
三井委員長は 「マップ作りは念願だった。 今後は春日部地区のホームページも立ち上げて、 マップを掲載すれば春日部のアピールにもつながると思う」 とほほ笑んでいた。
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2013年10月24日11:37
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柏原男女が県へ 丹有高校駅伝
県高校駅伝競走大会丹有地区予選会が10月19日、 篠山市の大賣 (おおひるめ) 神社 (篠山市寺内) 前をスタート地点とする丸山コースで行われた。 丹波地域勢では、 柏原女子が2位、 同男子が3位に入り、 それぞれ11月3日、 篠山市で行われる県大会出場を決めた。
結果は次の通り。
男子 ①三田祥雲館2時間20分43秒②北摂三田2時間22分3秒③柏原 (細見峻史、 藤林智輝、 左神大輝、 奥井貴之、 岡田順哉、 北中康貴、 衣川幸汰) 2時間22分9秒④氷上⑤篠山鳳鳴⑥三田松聖⑦篠山産業⑧有馬⑨三田学園
女子 ①北摂三田1時間19分27秒②柏原 (伊藤百花、 江上美千佳、 平井麻由、 志水葵、 後藤有希奈) 1時間23分51秒③篠山鳳鳴④氷上⑤有馬
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2013年10月24日11:36
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プロ棋士と対局も 「お城将棋」10周年 1...
プロ棋士による指導対局などが行われる 「第10周年篠山お城将棋」 が10月27日午後1時から、 篠山城大書院 (篠山市北新町) で開かれる。
子ども将棋教室などを開いている 「丹波と金会篠山」 (田中靖剛代表) の主催。 高校1年生でプロとなった愛媛県の山根ことみさんが来場し、 篠山小学校6年生の中森海斗君との対局も行う。
午後1時からは歌とギター・マンドリンの演奏もある。 一般の見学自由。
問い合わせは、 田中代表 (090・2012・4571)。
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2013年10月24日11:31
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とれとれ市感謝イベント
10月26、 27の両日の午前9時―午後3時、 ひかみ四季菜館 (丹波市氷上町犬岡、 0795・82・8766) で。 いも煮、 ぜんざいの無料ふるまい、 テントバザー、 もちつき体験 (午前10時と午後1時) など。
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2013年10月24日11:29
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コンサートやミニ絵本づくり
丹波市立植野美術館 (同市氷上町西中、 0795・82・5945) でコンサートやミニ絵本づくりを行う。
10月27日午後1時半からコンサート 「深秋の空へチェロとピアノデュオコンサート」。 斎藤建寛さんのチェロと細見理恵さんのピアノ演奏がある。 無料 (入館料が必要、 要事前申し込み)。 先着100人。
11月4日午前10時半からワークショップ 「とびだす秋のミニ絵本づくり」。 小学生以上が対象。 500円程度と入館料。 先着30人。 同美術館で11月24日まで開催中の日本画展 「堂本印象と東丘社」 にちなんだイベント。
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2013年10月24日11:28
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船城歴史探索街道
10月27日午前9時に船城小学校正面玄関に集合し、 朝日天満宮、 少林寺、 朝日城跡古墳跡付近、 如来寺跡と石仏 (朝日地区)、 園部地区、 水神と大池遺跡、 地蔵堂、 聖神社 (石才地区) を巡る。 石才公民館で昼食後、 同地区公民館に保存されている涅槃図、 十二神将像などを見学する。
船城小学校区内の自治会を順に巡っており、 地域の歴史や文化に触れる。 弁当、 お茶、 雨具を持参。 船城地区自治協議会 (0795・74・0601)。
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2013年10月24日11:20
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相原さん(住吉台)が最優秀賞 「ささや...
篠山の魅力的な景観や残しておきたい風景を多くの人に伝えようと、 篠山市が実施している 「第3回ささやま景観写真コンクール」 で、 同市住吉台の相原弘臣 (ひろおみ) さん (70) の作品 「準備中」 が最優秀賞に輝いた。 相原さんは 「まさか最優秀賞をいただけるなんて。 とてもありがたく思います」 と喜んでいる。 10月27日午後1時半から、 篠山市民センター (黒岡) で開かれる 「篠山景観フォーラム」 で入賞全10作品が展示される。
今年のコンクールのテーマは 「篠山の夏」。 市内外から66点の応募があり、 最優秀賞1点をはじめ、 優秀賞3点、 創造農村まちづくり賞2点、 入選4点を選んだ。
相原さんの作品は、 毎年8月に行われている波々伯部神社の例祭での一コマを写したもの。 伝統の装束に身を包んだ9人の稚児たちが、 3年ごとに奉納される円錐形の曳山 (ひきやま) 「キウリヤマ」 を迎えるべく、 境内入り口付近に横一列に並んで、 お囃子の準備をしている模様を撮影。 祭りのにぎわいが伝わってくるような一枚に仕上がっている。
相原さんが写真を始めたのは、 小学6年生のとき。 修学旅行を控えていたころに父親から小さなカメラをプレゼントされたことがきっかけで、 以後、 さまざまな学校行事を写してきたという。
大人になってからも、 「どこに行くにもカメラを携帯し、 日記を書く感覚で写真を撮っています」。 デジタルカメラになった今でも写真データをパソコンの中に入れっぱなしにせず、 必ずプリントしてアルバムにとじている。 さらにアルバムを 「生活」 や 「旅行」 などのカテゴリーごとに分けて保管し、 その数はそれぞれ30数冊にもなるという。
最近の関心事は、 祭りをはじめとする民俗芸能や歴史文化など。 丹波地域を中心に全国各地に出かけ、 写真に収めている。
「私の写真は、 あくまで記録写真」 と相原さん。 「 『作品をつくろう』 と意識して撮ったことはないが、 最近になってたまたま良い写真が撮れたときには、 コンテストに応募するようになりました」 といい、 「これからも、 マイペースで写真を楽しんでいきたい」 と話している。
写真・最優秀賞に輝いた相原さんの作品 「準備中」
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2013年10月24日11:16
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改修中本殿で見学会 檜皮葺き実演も 10...
本殿の改修工事が進められている丹波市山南町谷川の高座神社 (田中史夫宮司、 0795・77・0456) で10月26日、 見学会 (本殿修理委員会の主催) が行われる。 工事説明のほか、 檜皮葺きの実演を見学したり、 体験もできる。
見学会は、 午前10時―、 午後1時半―の2回。 檜皮葺きの実演は、 午前11時―、 午後2時半―。 午前10時から午後3時半まで、 随時、 檜皮葺きが体験できる。
同神社は老朽化によって傷みがひどく、 昨年度から改修工事に着手し、 今年度から工事が本格化。 いったん部材を一つひとつ保存しながら解体し、 使える部材はそのまま再利用、 傷みがひどい部材のみ修理する手法で復元する。
これまでに解体作業が完了し、 骨組みだけが残る状態となっており、 これを機に見学会を開くことにした。 田中宮司は、 「骨組みだけの状態も見る機会が少ないだろうし、 どんな工事をしているか、 広く知ってもらいたい。 今後も機会をみて説明会を開きたい」 と話している。
写真・解体作業が終わり、 骨組みを残すだけの状態になっている本殿
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2013年10月24日11:15
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「地場もん」大賞...
地域で親しまれている食材や、 食文化を生かした料理などを表彰する 「第1回地場もん国民大賞」 (農林水産省主催) の最終選考20点に、 夢の里やながわ (柳川拓三社長、 丹波市春日町野上野) の 「丹波伝心 和のモンブラン」 が選ばれた。 大賞はインターネットによる投票 (31日正午まで) と、 11月2日に東京都内で開かれる食と農林漁業の祭典 「ジャパンフードフェスタ2013」 の来場者投票などで決める。
同国民大賞は、 日本の食文化を国内外にアピールしようと創設。 地域住民が 「地元の食」 として、 国内外に誇り伝えたい農林水産物や加工食品、 伝統料理を 「地場もん」 と位置づけ、 全国から518点の応募があった。 書類審査で選ばれた100点を、 テレビでもおなじみの辰巳琢郎さんやテリー伊藤さんのほか、 料理研究家ら11人が試食し、 20点が選ばれた。
「丹波の特産品の代表格でありながら、 生産量の激減や品質の維持が急務になっている丹波栗を使った商品として生み出したのが 『和のモンブラン』。 丹波で受け継がれてきた伝統や思いを、 次の世代につなぎたかった」 と話す柳川社長。 地元食材を使ったカスタードクリームやスポンジの上に、 丹波栗のペーストをそぼろ状にして敷き詰めており、 丹波栗の濃厚な味と風味が口いっぱいに広がる。 2008年の発売以来、 同社を代表するスイーツとなっている。
柳川社長は 「丹波栗を全国に発信し、 地域の活性化にもつなげたい。 大賞を受賞すれば、 丹波栗の生産者への励みにもなる。 ぜひ投票をお願いします」 と話している。
写真・ 「地場もん国民大賞」 で最終選考20点に選ばれた 「丹波伝心 和のモンブラン」
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2013年10月24日11:14
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大蛇をバッサリ 沢田八幡神社で「鱧切り...
大蛇になぞらえた大きな鱧 (はも) を切り、 秋の収穫に感謝する、 沢田八幡神社 (篠山市沢田) の 「鱧切り祭」 が10月19日、 神社近くの沢田公民館で行われた。 約400年前から伝わる篠山三大奇祭の一つで、 ハモ切り役が出刃包丁をハモに刺し、 宙に回して裏返しにすると、 住民らから大きな拍手が送られた。
同神社の氏子らが車座になって収穫祝いの膳を食べている最中、 戸を激しくたたく音がして、 大蛇に見立てた体長約2・1メートル、 重さ約18キロの巨大なハモが登場。 ハモ切り役の多田雅純さん (36) が包丁でハモの体をしばらくなぞった後、 ハモを勢いよく持ち上げ、 ひっくり返した。
ハモ切りは、 沼地に生息する大蛇退治を例えており、 人々を苦しめたこの大蛇は水害を意味しているとされる。 秋の収穫の無事を祝い、 感謝を表す同祭は、 市指定の無形文化財で、 前沢田と北沢田で継承されている。
写真・大蛇に見立てた大きなハモを宙に回して、 退治する所作を見せる多田さんら=沢田公民館で (写真提供:永幡淳平さん)
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2013年10月24日11:12
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「集落の駅神楽」開館 自然や暮らし・伝...
地域の自然や、 暮らし、 歴史・伝統文化を紹介し、 地域に親しむ入り口にしてもらおうと、 青垣町神楽自治振興会 (足立宏之理事長) が整備した神楽生活環境博物資料館 「集落の駅神楽」 (青垣町文室) の開館記念行事が10月20日、 開かれた。 来館した地区住民たちは、 古い資料などの展示品を見学し、 住民手作りの振る舞い食バザーに舌鼓を打った。
「地域を丸ごと博物館に」 とのエコミュージアム (自然博物館) 構想に基づくもの。 財団法人神楽会 (解散) の拠点施設だった旧 「神楽会館」 を改装した。
展示室 (約70平方メートル) で、 地域を紹介するタペストリーを展示。 紅葉で知られる高源寺、 丹波地域最高峰の粟ケ峰の水を集める 「浄丸の滝」、 母乳の出の悪い人の信仰を集める 「乳の木さん」 (常瀧寺の大イチョウ) などの名所やバイカモ、 カジカなどの希少な生き物、 平地を作るためにのり面に積まれた石垣、 集落内を流れる水路、 地域の秋祭りのようす、 稲木にかけ天日干しにされる稲穂、 白壁の土蔵などの鮮やかな写真が説明文とともに飾られている。
開会式典で足立理事長は、 「都市部との交流を通じ、 地域の発展につなげたい」 とあいさつした。
開館記念行事にあわせ、 地域住民が、 「我が家のお宝」 を出品。 「杉植林植込契約書」 (明治23年)、 「神楽村役場永久保存」 と表紙に書かれた大正元年の村民の実印を集めた 「印鑑簿」 などの書類や、 天秤ばかり、 「ばんこ」 と呼ばれていたあんかなどの古道具、 牛で田をすく昭和30年代の農作業風景のモノクロ写真などの貴重な資料に、 来館者たちは見入っていた。
足立一郎さん (同町桧倉) は、 「よくこんなものが残っていたな、 という感じ。 古い新聞は字が小さいし、 今と逆方向から読むし、 興味深かった」 と話していた。
今後、 同施設でイベントを開いたり、 同施設から地区内を散策するコースを設けるなどし、 活用していく。
施設見学希望は、 同自治振興会事務局 (0795・87・5808)。
写真・神楽を紹介するタペストリーや展示品を興味深くながめる来館者