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2013年11月21日10:25
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篠山市内で不審電話多発 口座や預金額聞...
篠山市内で、 警察官を名乗る男から 「振り込め詐欺の犯人を捕まえたら、 あなた名義の通帳が出てきた」 などと言い、 口座番号や預金残高を聞き出そうとする不審な電話が連続で発生している。 篠山署は 「警察がこれらのことをたずねることは絶対にない」 などとし、 注意を呼び掛けている。
15日、 同署に一連の不審電話の通報が7件寄せられた。 そのうち6件がひとり暮らし高齢者宅だった。
川西や三田などの近隣地域をはじめ、 県内各地で同様の事案が多発している。 高齢者宅に、 警察官や銀行協会などを名乗り、 「あなたの口座が犯罪に使われている」 「あなた名義の口座が犯人に作られている」 などの内容の電話を掛け、 預金を引き出させようとしたり、 口座番号や口座の暗証番号を聞き出そうとするのが手口という。
県警は防犯ポイントとして、 ▽警察官や銀行協会職員が通帳やキャッシュカードを預かったりすることはない▽話の内容に少しでも不審な点を感じたら、 すぐに家族や警察署に相談する▽高齢者のいる家族や、 知り合いの高齢者が被害に遭わないよう、 注意を伝達する―などをあげている。
県警本部では、 振り込め詐欺や痴漢、 路上強盗などの事件発生情報や防犯情報をいち早く携帯電話やスマートフォンなどへのメール配信で知らせる 「ひょうご防犯ネット」 の登録を呼び掛けている。 hpp@hbnp.net へ空メールを送信することで登録できる。
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2013年11月21日10:24
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西紀ダムを見学 栗柄の住民ら 11月30日...
今年7月に堤体のコンクリート打設が完了し、 来春の完成に向けて工事が進んでいる篠山市栗柄の 「西紀ダム」 で11月17日、 地元住民を対象にした見学会が開かれた。 参加した住民ら約80人は、 工事関係者から説明を受けながら、 管理用トンネルなど普段は入れない場所を見学。 30日には水を溜める 「湛水 (たんすい)」 がスタートするため、 最後の現状をゆっくりと眺めていた。
上水道の水源確保や治水対策に活用される同ダムは1994年に事業着手。 昨年3月から樹木の伐採や掘削などの本格工事がスタートし、 今年7月には堤体が完成していた。
堤の高さは26・7メートル、 堤頂の長さは172メートル、 総貯水量は約38万立方メートル。 1日に1000立方メートルを水道用水として供給する。 西紀ダムは工事名で、 来春の完成以降の名称は、 「栗柄ダム」 となる。
堤体に集まった住民らは、 工事関係者の案内で堤体の下部にある管理用トンネルなどを見学。 ビル5階分の高さに相当する堤を階段を使って上り下りし、 改めてダムの大きさを実感しながら、 水が入る前の光景に、 「これで見納めになるな」 などと感慨深げに話していた。
栗柄地区の宮定敏和自治会長は、 「無事に完成してよかった。 ダムの底には多くの貴重な農地が沈むことになるので、 どうか有効に活用してもらいたい」 と話していた。
写真・ダムの堤体を見学する参加者ら=篠山市栗柄で
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2013年11月21日10:23
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北沢田を水仙郷に 3年で6000球植栽
篠山市城北地区の北沢田自治会 (山田國弘自治会長) が11月17日、 同地区を通る県道沿いでスイセンの植栽を行った。 球根の数は約2200個。 今後3カ年計画で計6000個ほどを植え、 「水仙郷」 を目指す住民らは、 「スイセンのようなすばらしい人生の花を咲かせることができる地域になれば。 また球根は分化して数を増やすので、 若い人たちが増える願いも込めました」 と笑顔で話していた。
65歳以上の住民が35%を占め、 小学生もいない同地区。 高齢社会真っただ中で、 希薄になりつつある近所付き合いに懸念を抱いた自治会役員らが、 住民らで花を植える活動を通して、 親ぼくを深めようと企画した。 活動費用には県の緑化事業、 環境保全事業などの補助を受けている。
この日は住民約40人が参加し、 地域を通る県道301号線沿い700メートルに渡って2200個のスイセンの球根を植栽。 土に穴を掘っては、 1メートルごとにスイセンの球根を植えていった。
再来年までに毎年2000個ほどずつ植栽し、 6000個ものスイセンが咲き乱れる空間を演出する。
当初は役員のみで行うことも考えたが、 「自分が植えた花」 と親しみを持ってもらおうと、 住民に協力を呼びかけた。
山田自治会長は、 「経済成長とともに核家族化が進み、 隣近所の関係が希薄になっている昨今。 春を呼ぶスイセンを植えることで、 明るい地域になれば」 と話していた。
写真・県道沿いにスイセンを植える住民ら=篠山市北沢田で
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2013年11月21日10:22
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JA女性会館が開館 11月24日に記念バイ...
JA丹波ひかみ (本店・丹波市氷上町市辺、 荻野友喜組合長) が、 同JA幸世店 (同市氷上町絹山) 敷地内に、 JA女性会館を開設した。 24日午前11時から、 完成披露を記念したワンコインバイキングを開く。 女性会の会員が腕をふるうもので、 広く来場を呼びかけている。
JA女性会 (吾孫子あい子会長、 約350人) は旧町 (区域) ごとにある調理室で実習などをしている。 氷上区域では、 本店敷地内のみそ加工場の調理設備を借りていたが、 みそ専用に使うことになり、 活動を公共施設に求めることに。 青垣区域でも数年前に老朽化で調理室が使えなくなっており、 吾孫子会長が3年ほど前からJAに拠点施設の整備を求めていた。
昨年、 荻野組合長が既存の施設を活用し開設する考えを示し、 会館設置に至った。
会館は以前、 くみあいマーケットだった建物で、 近年は会議室などに使われていた。 ガス台と流しがセットになった調理台が6つある調理室と和室 (15畳) がある。
調理室には、 今後、 オーブンや冷蔵庫、 炊飯器などをそろえる。 月2回の料理教室などを計画している。 皿などの食器類は、 会員に提供を呼びかけて集めた。
ワンコインバイキングは500円。 6区域ごとに調理担当を割り振り、 ご飯類3種、 主菜4種、 副菜9種などを予定。 150人前程度を用意する。
吾孫子会長は、 「氷上区域の女性会のものでなく、 丹波市全域のものとして使いたい。 ここを拠点にJA女性会を発信したい」 と言い、 能勢信子副会長は、 「広いので、 これまで以上に大勢で使える」 と喜んでいる。
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2013年11月21日10:22
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地域の魅力が満載 ガイドマップ完成 春...
丹波市春日町の国領地区自治協議会 (秋山登久男会長) と、 同地区元気な地域づくり委員会 (上田脩委員長) が、 同地区の歴史や文化遺産をまとめたカラー版ガイドマップ 「チョット好き国領ガイドマップ」 (丹波新聞社印刷) を作成した。 丹波市が進める 「元気な地域づくり事業」 の一つ。 マップは今月中に全自治会員に配布。 飛鳥書房 (アルティ内、 同町黒井) で800円で販売する予定で、 同地区のPRになればと期待している。 上田委員長は 「ガイドマップを通して、 地域の連帯意識を強めたい。 国領地区を訪れる人に、 案内書として役に立つことを期待している」 と話している。
同地区4集落の名所や旧跡56カ所を写真入りでまとめた 「名所・旧跡編」、 人口の推移や教育の歴史、 1868年 (明治元年) から現在まで、 145年間の地域の出来事をまとめた年表などを記載した 「資料編」 からなる。
「名所・旧跡編」 では、 天満神社 (棚原)、 岩戸神社 (国領)、 八幡神社 (東中)、 大日堂・稲荷神社 (柚津) を中心に、 本殿や燈籠などの配置図を掲載、 いわれもまとめた。 「資料編」 では、 1908年 (明治41) に作成された国領地区の地図を掲載したほか、 1803年 (享保3) から現在までの、 同地区の世帯数や人口の推移もまとめている。
地名 「国領」 の由来も紹介。 古くから同地区の辻に 「国料」 という字 (あざ) があったことから、 1877年 (明治10) に 「長谷村」 から 「国領村」 に改められたという。
昨年2月、 同地域づくり委員会は同地区住民にアンケートを実施。 「国領地区全体の歴史や文化遺産をまとめたものがほしい」 との回答があったことを受け、 今年1月、 地区内から5人の編集委員を選出。 月に2回ほど集まってどのようなマップにするか議論を重ねた。
編集委員が取り上げたい名所・旧跡について意見を出し合い、 史料を集めたり、 地域の高齢者から話を聞くなどして掲載する内容を決めた。 写真撮影も全員で現地を訪ねた。 「資料編」 では、 1910年に当時の国領村村長の上田捨蔵氏が編纂した 「国領史」 をもとに、 同地区の歴史をまとめた。
上田委員長は 「マップを作って終わりではなく、 これを活用して、 地域巡りなども実施してみたい」 と話している。
写真・完成したガイドマップを持つ上田委員長 (右) と秋山会長=棚原公民館で
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2013年11月21日10:21
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新酒の季節 酒蔵で初搾り
山名酒造 (丹波市市島町上田、 山名純吾社長) で11月18日、 8月末に取れた酒米「兵庫北錦」を使った初搾りが行われた。 今年取れた米の質や酒の出来ばえが分かるとあって、 杜氏や蔵人たちは緊張した面持ちで作業にあたっていた。
10月15日から仕込みを開始。 大きなタンクで出来上がった 「醪 (もろみ)」 を搾る 「槽掛け (ふながけ)」 という作業で、 酒かすと新酒に分けた。 この日搾った新酒は、 来年夏ごろに 「本醸造」として発売される。
杜氏の青木卓夫さんは 「今年の酒は香りも良く、 例年通り良いものが出来上がった」 とほほ笑んでいた。
今後は、 同じ兵庫北錦を使った新米新酒搾りたて 「一號 (いちごう)」 (1・8リットル2625円、 26日から発売)、 兵庫山田錦を使い、 さわやかな口当たりで人気の「奥丹波・木札」 (1・8リットル3990円、 12月21日から丹波地域先行発売) を搾る作業に当たる。
写真・新酒が滴る 「槽掛け」 作業=山名酒造で
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2013年11月17日09:23
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井上靖 「敦煌」
先月シルクロードの旅に出る際、 にわかに読んだ井上靖 「敦煌」 の中で強く印象に残ったシーンがある。 敦煌が西夏軍によって陥落する前々夜、 宋の都から流れ流れここまで来ていた主人公の行徳が、 騒然とした街のさる寺で若い僧侶が3人、 膨大な数の経巻を延々と選り分ける作業をしているのを見かける。 ▼ 「何をしているのか」 と問いかけると、 「寺に火がかかった時、 選り分けたものだけを持って逃げる」。 たとえ皆が避難を急ごうと、 これらの経巻を見捨てるわけにはいかぬという理由は、 「これまでに読んだ経巻の数は知れたもの。 読んでいないものがいっぱいある。 俺たちは読みたいのだ」。 この言葉に行徳は身体中がしびれるのを感じた。 ▼これが、 有名な千仏洞に何万巻もの貴重な経典が以来1千年に渡って生き延びるきっかけとなったという。 創作ながら、 ともあれ何らかの強い意思が働いて、 この人類遺産の消滅が防げたことは確かだろう。 ▼廃墟となって砂に埋もれた故城に立ち、 「悠久の歴史の前で、 個人は何と小さな存在か」 ということを、 つくづく感じた。 さらば人生など刹那的に費やしても同じではないか、 との考えに囚われそうにもなる。▼だが、「まだ読んでいないものがいっぱいある」 と囁かれた時、 あなたならどうする?―作者はそう問いかけているのかも。(E)
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2013年11月17日09:15
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回覧板
「回覧板でーす」 の声に、 いそいそと玄関へ向かう。 小学一年生と三歳の姉妹が玄関に立っている。 「ありがとう」 と言っても、 すぐには帰らずもじもじ。 「猫たち見たい?」 と訊ねると、 大きくうなずく。 昼寝中のメルを抱っこして見せる。 「可愛い!」 と二人が駆け寄ると、 メルは一目散に逃げる。 仔猫を見たことに満足して二人は帰ってゆく。
いつもお揃いの服を着ていて、 何とも可愛い。 この前は、 「お裾わけでーす」 と言って梨を三個届けてくれた。 その前に何度か夫の野菜を届けたので、 お返しなんだろう。 「お裾わけ」 という言葉も、 多分母親から教えられたに違いない。 ほんの些細な人間関係だけれど、 こうして色々なことを覚えていくのだ。
我が家がここに越して来たときに、 すでにあった三百坪以上の大邸宅は、 十年前に空き家になり、 数年を経て分譲、 今では四軒が建った。 そのうちの一番最初に建てられた家から回覧板が届く。 五年前、 引越しの挨拶の時に連れていたのが、 今の一年生の子。 その後、 二人目が生まれた。 相次いで三軒が建ち、 いずれも親は三十代から四十代前半、 子どもは中学生から幼児までいる。
四十二年前、 我が家がここに住み始めたのも、 一子を得てからだ。 今の人たちとはまた違う苦労もあったけれど、 今では懐かしいことばかりだ。 昔、 その大邸宅に住んでいた老夫婦に、 子どもと一緒に回覧板を届けると、 「いいですねぇ、 お宅は賑やかで」 と、 いつもうらやましそうだった。 夕焼けの頃、 聞こえてくる子どもたちの声は、 さまざまな事を思い出させてくれる。
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2013年11月17日09:14
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山田正男氏訃報
山田正男氏 (やまだ・まさお=元城東町長、 元篠山町助役) 14日午後零時46分、 多臓器不全のため、 篠山市内の病院で死去、 90歳。 葬儀は16日、 おこなわれた。 自宅は篠山市東本荘189。 喪主は次男、 俊朗 (としろう) 氏。
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2013年11月17日09:14
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「坊ちゃん科学賞」で入賞 黒大豆の変異...
全国高校生の研究論文コンテスト 「坊っちゃん科学賞 (高校部門)」 (東京理科大学など主催) で、 篠山東雲高校 「しののめ黒大豆研究チーム」 が優良入賞、 同校が学校賞を受賞した。
篠山東雲高校は 「丹波篠山における黒大豆 (丹波黒) の変異種調査」 をテーマに研究。 黒大豆の栽培で黄大豆が混ざることがあり、 その原因と有用性を調べた結果、 近隣で栽培されていた黄大豆との交雑が原因であり、 交雑した黄大豆は黒大豆より粒の大きさや収量が劣ることを突き止めた。
山口貴之君 (2年、 篠山中出身) は 「先輩より引き継いだ研究が評価されて良かった」、 藤本翔平君 (同、 篠山東中出身) は 「今後も研究を続け、 最優秀賞のようなすばらしい発表が行えるようにがんばりたい」 と話した。
このほかのメンバーは、 村山広夢君 (3年、篠山東中出身)、中馬唯吹君 (同、同)、早川義希君 (同、丹南中出身)、 大西敏樹君 (2年、篠山東中出身)。
全国から80点の応募があり、 優良入賞 (33点) は、 最優秀賞、 優秀賞に次ぐ賞。 入賞は25点が選ばれた。
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2013年11月17日09:13
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お風呂の出前
介護保険のサービスの1つ、 訪問入浴。 丹波市で唯一のサービス提供事業所、 市社会福祉協議会の訪問入浴サービスセンターが利用者を入浴させるところを、 利用者と家族の了解を得て取材させてもらった。 防水シートを敷き、 ベッドの隣に浴槽を置き、 1滴の水も畳に漏らさず、 手際良く入浴させる「お風呂の出前」。寝たきりの人が横になったまま入浴できるよう、 ハンドルで体の傾きが変えられるなど、 装置が良く出来ていて感心した。
家族は、 シャンプー、 リンスとタオル、 着替えを用意するだけ。 おばあさんは 「気持ちええわ」 を連発。 体を清潔に保て、 利用者、 介護者が、 体と心の両面で満たされ、 これは助かると思った。
湯は運んで来るとして、 排水をどう処理するんだと見ていると、 ホースを伝って、 利用者宅の排水口に流していた。 取材した日は、 別の利用者宅でもらった柚子を浮かべており、 柑橘のいい香りがした。
介護者である利用者の娘さんは、 動けないのに本人が入りたがるので、 家の風呂は故障していることにしていると言われていた。 「本当に助かっている」 という言葉に実感がこもっていた。 (足立智和)
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2013年11月16日17:19
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割烹「藤三(ふじみ)」
料亭級の料理を気軽に
丹波市氷上町成松の県道沿いのテナントに今月オープンした割烹料理店。 店主の藤原奉文さん(39)と料理長の三崎康平さん (28) =共に氷上町=は、 2人とも料理人。 藤原さんは丹波市内の料亭で料理長を務め、 三崎さんは北新地や銀座で板場に立った。
料亭クラスの料理を気軽に食べてもらう、 がコンセプト。 料理は、 月ごとに内容が変わるコース (昼は1500円から、 夜は3000円から) と鍋物 (3000円から) のみ。 デザートに至るまで全て手作り。
夜の5000円コースは9皿。 煮アワビが付く。 今月の炊き合わせのカブは天王寺カブラ、 先付のゴボウは堀川ゴボウなど、 各地の名産食材を使う。
「アットホームなわきあいあいとした店にしたい」 と藤原さん。 三崎さんは、 「弁当、 法事などにも対応していきたい」 と張り切っている。
【メモ】昼は午前11時半―午後2時 (予約のみ)。 夜は午後5時半―9時ラストオーダー。 カウンター6席、 6人掛けテーブル席が3つ。 0795・82・9220。 丹波市氷上町成松518-2
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2013年11月16日17:11
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第356問
篠山ABCマラソン大会のネットエントリーが過去最速で締め切られました。 何時間でしょう?
1.15時間
2.9時間
3.11時間
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2013年11月16日17:11
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氷上高カレーいかが 生徒会が販売実習 ...
氷上高校生徒会の2年生7人が11月17日午前10時から、 丹波市春日町黒井の 「駄菓子のまえだ」 周辺で、 同校産の野菜やジャム、 生徒が作る 「氷上高ポークホワイトカレー」 の販売実習を行う。 丹波青少年本部が主催する 「丹波の森若者塾」 に参加するもの。 同若者塾は、 丹波地域の高校生を対象にした 「丹波の魅力発見プロジェクト」 で、 関西大学でまちづくりを研究する学生の助言を受けながら販売する。
同校営農科が育てた白菜や大根などの野菜のほか、 ジャムなどの加工品 (250円―)、 シクラメン (500円―) や葉ボタン (50円) も販売する。
「氷上高ポークホワイトカレー」 は昨夏、 毎日放送 「ちちんぷいぷい」 が主催する 「高校生カレー甲子園」 に出場し、 4位に入ったカレー。 500円で100食を提供する。 氷上高で育った 「氷上高ポーク」 と一緒に、 ニンジン、 サトイモなどを煮込み、 小豆やコーン、 インゲン豆が入ったバターライスを使う。 20席ほどのいすを並べ、 飲食スペースを設ける。
生徒会の吉見彩花さんは 「カレーを食べるスペースもあるので、 少しでも多くの人に来てもらいたい」 と呼びかけている。
世界の子どもにワクチンを届ける 「エコキャップ運動」 (NPO法人エコキャップ推進協会) に賛同し、 会場でペットボトルのキャップ回収も行う予定で、 キャップの持ち込みを呼びかけている。
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2013年11月15日08:51
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子育て支援講習会
11月20日午後1時半から木の根センター (丹波市柏原町柏原) で、子育て支援講習会が開かれる。 心理カウンセラーのやなぎたにかずみさんが、 「イライラ子育てさようなら」 と題して講演。 定員30人。 参加無料。 15日までに丹波市ファミリーサポートセンター (0795・70・2244)。
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2013年11月15日08:50
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歌やダンス、多彩に催し 11月23日、さざ...
「第19回さざんか祭り」 (同実行委員会主催) が11月23日午前11時―午後3時、 篠山市今田町今田新田の西方寺 (大槻明悠住職、 079・597・2788) で開かれる。 樹齢約600年を数える天然記念物のサザンカ 「紅単衣 (べにひとえ)」 の巨木がある境内で、 様々なステージイベントが催される。
ラジオ関西パーソナリティーの三条杜夫さんらの司会で、 演歌歌手の杉之原良平さんや宮本とし美さんのステージが催されるほか、 よさこいチーム 「丹波篠山楽空間」 らが勇壮な舞いを披露する。
うどんの模擬店や餅まき、 甘酒の振る舞いなどもある。
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2013年11月14日17:54
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11月15日から狩猟解禁
11月15日から狩猟が解禁になる。 期間は来年2月15日まで (ニホンジカ、 イノシシは、 県全域で3月15日まで延長)。 狩猟鳥類は28種類、 狩猟獣類は20種類。 県ではツキノワグマは狩猟禁止、 ヤマドリのメス、 キジのメスは環境省令で2017年9月14日まで捕獲禁止。
県では、 地域住民や入山者、 狩猟者同士の事故防止のために注意を呼びかけている。 山に入る場合は、 ▽できるだけ目立つ服装を心がける▽お互いの存在が確認できるように複数人で話をしながら入山▽ラジオ、 鈴など音の鳴るものを携帯する▽大勢の狩猟者が入山する土・日曜、 祝日は特に注意▽わな設置の標識がある場合には近づかないように―など。
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2013年11月14日11:09
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浄化槽管理士職員1人募る 丹波市の組合...
丹波市浄化槽管理組合は、 4月1日採用の浄化槽管理士 (常勤、 正職員) 1人を募集している。
丹波市内で浄化槽の保守点検と維持管理業務に従事する。 普通自動車免許と浄化槽管理士免許を持つ64歳未満。
履歴書、 職務経歴書、 同管理士免状のコピーを添え12月2日までに同組合 (〒669―3892 青垣町佐治114 青垣住民センター内、 0795・87・0300) へ。
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2013年11月14日11:09
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GG大会参加募る「誰でも参加可能」 12...
アスコザパークTANBA (丹波市市島町与戸) は、 12月5日午前10時から開く 「アスコザパーク グラウンドゴルフ大会2013」 の参加者を募っている。
7コース (1コース8ホール) のうち、 3コースを回って競う。 1人1500円 (弁当付き)。 専用の用紙を使い、 1チーム3人で申し込む。 住所、 年齢を問わない。 先着336人。
アスコザパーク (FAX0795・85・6055) か、 ビーハウススポーツ (春日町黒井、 FAX0795・70・3745) まで。
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2013年11月14日11:08
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忘れられない背中
30年ほど経った今も忘れられない老人の背中がある。 家を訪ねて取材を終え、 部屋を辞そうとした時に見た背中である。 ▼男性であるその老人は長く肉体労働に従事した人で、 老いたとはいえ、 頑健そうな体をされていた。 取材にも達者に応じられた。 部屋を出る時にたまたま振り返ると、 老人は畳の上であぐらをかき、 後ろ向きに座っていた。 その背中は丸まっていた。 ▼日が暮れ始め、 薄暗くなった部屋に忍び込んだ憂愁も手伝っていたかもしれないが、 哀愁はあっても、 生気がうかがえない背中だった。 不吉な予感がした。 それからあまり日が経たないうちに、 老人が亡くなった知らせが届いた。 ▼30年も前の光景を思い出したのは、 最近、 「目前心後」 という言葉に出合ったからだ。 これは世阿弥の言葉で、 自分の目で前を見て、 自分の心を背中の後ろに置く、 という意味だそうだ。 心から見て美しいと思える背中をつくることの大切さを説いたこの教えは、 演技の世界だけにとどまらない。 ▼長嶋茂雄氏は現役時代、 投手の背中を見ると、 その日の調子がわかると言ったという。 体調も健康状態もあらわれる背中。 さらに人生の重みを担う背中には、 その人の味わいさえもにじみ出る。 なのに、 自分の目では見られない。 老人の背中を思い出しつつ、 「目前心後」 をかみしめた。(Y)