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2014年4月17日09:32
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個性光る彫刻ずらり 丹波彫刻会 篠山で...
丹波彫刻会 (磯尾隆司会長) の 「篠山定期展示会」 が、 篠山市立中央図書館 (篠山市西吹) で開かれている。 篠山、 丹波両市の会員20人が計約50点を出展。 丹波の彫刻文化を体現した作品が並び、 来場者を楽しませている。 4月27日まで。
作品は木彫と彫塑 (ちょうそ) の2種類。 目の不自由な人と、 共に走るランナーを描いた 「ベストパートナー」 や、 孫の顔を彫ったものなど、 思い思いの作品を出展した。
プロ彫刻家とアマチュア愛好家が一緒に活動している同会。 ともに作品を制作しながら技術の向上を目指している。
同会の北川敏彦さんは、 「木彫は会員が好きな題材を描いていて個性が光っている。 また、 彫塑をしている教室は珍しいので、 ぜひ楽しんでもらいたい」 と話している。
同会では新規会員を募集中。 毎週火曜日の午後1時から丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐) で教室を開いている。 関心のある人は、 北川さん (0795・72・1858) へ。
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2014年4月17日09:32
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雑貨と食、音楽 多彩にイベント 4月20...
「ササヤマミュージック&マーケット」 (同実行委員会主催) が4月20日午前10時―午後4時、 丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐、 079・594・0990) で開かれる。 地元の人たちをターゲットにした雑貨と食べ物、 音楽をテーマにしたイベント。 篠山、 丹波市から出店する雑貨14店、 食の12店が出店するほか、 音楽5グループが出演する。 昨秋に続き2回目の開催。 入場無料。
食は、 パン、 もつ煮込み、 フランスパンのサンドイッチ 「カスクート」、 焼き菓子、 東南アジア料理、 クレープ、 ハンバーガーなど。 雑貨は、 ガーデニング、 多肉植物の寄せ植え、 消しゴムハンコ、 刺繍アクセサリー、 革製品、 木工ワークショップなど。
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2014年4月17日09:31
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地球の歴史知る山南でウォーク 4月19日...
地球の生命や歴史を体験する 「ガイアウォーク―地球46億年を歩く」 (兵庫丹波の森協会主催) が4月19日午前10時から、 丹波市山南町下滝の 「元気村かみくげ」 周辺で開かれる。
NPO法人 「風和」 (篠山市宮ノ前) が企画。 川代公園にある2億年前の地層を見学したり、 恐竜化石の発見現場の見学、 化石発掘体験などを行う。 参加費1000円 (弁当代含む)。 定員20人程度。 同法人 (079・556. 2258)。
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2014年4月17日09:31
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「電話で速報した」水質検査業者が答弁 ...
2012年8月に青垣で発生した濁水流出事故などに関する市議会100条委員会が14日行われた。 東芦田新水源の原水水質検査を行った業者の担当者を参考人として呼び、 検査の流れを問うたところ、 「 (水質に) 基準値を超えるなどの異常があった場合は、 速報として電話で担当者に伝えるようにしており、 丹波市の場合も同様の対応をしているはず」 と答弁した。 これまでの調査は、 同業者からの報告は書面だけという前提で行われていた。
これまでの同委の調査では、 マンガン値が基準値の10倍を超える 「0・60」 と示した原水分析結果報告書を、 当時の主幹が十分に中身を確認しないままファイリングし、 隠ぺい問題に発展したことが分かっている。
同業者は2009年度、 年間を通じて同市の上水、 原水の定期検査を請け負った。 東芦田新水源の検査は、 「臨時で注文を受けた」 とした。 異常があった場合の対応として、 「他の自治体においても報告書の前に速報がほしいというところが多く、 通常はすぐに電話連絡している」 と述べた。
また、 09年11月18日にサンプルを受け取ったが、 採水者については報告書に 「受け取り」 と記載していることから、 「自社でも、 市でもない第三者」 との認識を示すも、 はっきりしなかった。
青垣新水源の工事を行った業者の責任者も参考人招致。 委員が水質検査に関する認識を問うたところ、 「(水量を調べる) 揚水検査を行い、 続いて行う水質検査のタイミングを打ち合わせるまでが当社の業務で、 水質検査は市が行うものと認識していた」 との見解を示した。
「標準仕様書にある 『揚水試験一式』 の中には、 水質検査も含まれている」 との認識を示した委員もいたが、 同責任者は、 「設計書の中に 『水質検査』 はなく、 費用にも含まれていなかった。 (水質検査は) 市で行うという話で進んでいたように思う」 と述べた。
同委は、 28日午前10時から行う次回委員会で、 業者の認識を市に確認するために当時の水道部主幹ら3人を再度証人として喚問することを決めた。 また、 今後、 当時の公営企業管理者である辻重五郎市長に証人喚問することも確認した。
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2014年4月17日09:30
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2年で17事業所が新規起業 丹波市補助利...
丹波市が空き店舗の解消や商店街の活性化、 新規起業者の増加により市内経済の活性化をはかろうと創設した補助金を利用し、 昨年、 一昨年度で、 飲食店を中心に17事業所がオープンした。 店舗の改装費と家賃補助を合わせ、 最大で230万円が得られる。 年度が始まったばかりの今年度もすでに数件が申請を準備している。
「新規起業者支援事業」。 一昨年度に7件 (1件は撤退)、 昨年度に10件が出店した。
飲食業、 小売業、 サービス業などで市が認める事業所が対象 (内訳は表参照)。 11件が柏原で、 うち9件が柏原の国道176号沿い。 氷上、 春日が各2件 (春日の1件は撤退)、 市島、 山南が各1件。
初期投資支援 (店舗改装費や設備導入費の2分の1、 上限150万円) と店舗等賃貸料支援 (2年以内、 賃料の3分の1、 年額40万円上限) の2つがあり、 ダブル受給が可能。
初期投資支援は、 原則として、 市内業者に店舗改築を依頼し、 市内業者から備品を買うことを求めている。
補助を受けるには、 開業前に、 丹波市商工会の推薦を受けることが条件。 商工会で、 起業計画書を元に、 最低でも向こう5年間営業を継続できるかを見る。 その際、 セールスポイントと資金計画を特に重視するという。
同商工会経営支援課では、 「有利な制度の存在が知られてきたこともあり、 今年度もかなりの数の相談がありそう。 補助金ありきではなく、 事業として成り立つ見込みがあるかをチェックする」 と言う。
17件のうち、 1件のみ、 初期投資補助があることを開業後に知り、 補助対象とならなかった。
市新産業創造課は、 「公金を投じるので、 しっかりした経営計画をもって申請してほしい。 新たに設けた起業家の相談窓口や商工会で事前にしっかり相談を」 と呼びかけている。
補助の問い合わせは市新産業創造課 (0795・74・1464)。 相談は市商工会経営支援課 (0795・82・3476)。
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2014年4月17日09:29
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「毘人」プロジェクト始動 篠山市商工会...
篠山市商工会青年部が、 「地域の困りごとは地域の企業に」 を合言葉に、 地元消費者に地元企業を積極的にアピールするプロジェクト 「sasayama毘人 (びじん)」 をスタートさせた。 根底にあるのは、 外部資本の進出や、 代替わりや転入者の増加などによる消費者心理の変化。 篠山で商いを営む専門家集団として、 地元の企業を知ってもらい、 きめ細やかな仕事で地域を支えたい考えだ。
写真・「毘人」 プロジェクトをスタートさせた篠山市商工会青年部のメンバーら=篠山市呉服町で
「毘」 という漢字には、 「そばにいて助ける」 という意味があることから、 市民生活をサポートする地元の商売人を 「毘人」 と名付けた。
プロジェクト第1弾として、 ▽飲食▽建設・建築・製造業▽サービス業▽丹波焼窯元▽卸・小売業・農業―などの各分野を営む101社を紹介したリーフレット 「毘人図鑑」 を発行。 また青年部員らを配し、 プロジェクトをPRする5種類のポスターを製作し、 市内各所に掲示している。
ともにビジュアル面にこだわったもので、 「毘人」 たちの働く姿が垣間見える。
かつては地域でほとんどの経済が回り、 「地域のことは地域の企業が担う」 という認識があったが、 近年、 外部資本の大手企業の進出や市外住民の転入などで消費者心理が激変。 困りごとが起きた際にも、「どこに頼めばよいかわからない」 という声も出るようになった。
現状をかんがみた青年部は、 市民に頼られる地元企業をPRし、 「地元に根ざした業者ならではのフォローと、 業者間ネットワークの活用」 や、 「親切」 「丁寧」 「迅速」を方針にしたプロジェクトに取り組むことを決めた。
今後、 情報発信のために 「毘人図鑑」 をベースにしたホームページの制作や、 子どもたちに地元の企業を知ってもらうイベント、 住民対象のセミナーなどを開催していく。
大前裕樹部長は、 「食品には地産地消があるが、 どんな業種でも地産地消できる。 ぜひ地域の企業を知ってもらいたいし、 使ってもらうことで地域の経済が回っていく」 と言い、 「後継者にも地元でがんばっている企業があることを伝え、 地元で働くことのプラスや楽しさなどをアピールできれば」 と話している。
リーフレットは3月末に折り込みで配布したほか、 市商工会館 (二階町) にも置いている。
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2014年4月17日09:28
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「環境すごろく」試作 「楽しみながら学...
2010年策定の 「篠山市環境基本計画」 を市と協力して推進している市民団体 「篠山環境みらい会議」 (田井彰人会長) が、 子どもらに楽しみながら環境について学んでもらおうと、 「環境すごろく」 の試作品を作った。 環境に配慮した生活や、 再生可能エネルギーなどについて、 遊びながら学べるよう、 ゲームのルールを設定している。 今後、 試作品を市内の児童クラブなどに配布。 モニターとして遊んでもらい、 得られた意見や要望をもとに改良を加え、 今夏の完成を目指す。
写真・ 「環境すごろく」 の試作品を披露する 「篠山環境みらい会議」 の田井会長=篠山市北新町で
「環境すごろく」 のゲームシートは、 A2サイズのカラー刷り。 小さな子どもでも楽しめるよう分かりやすいルールにし、 シートにはかわいらしいイラストをふんだんに描いている。 一人がゴールした時点でゲームは終了。 そのとき、 持っているエコポイントの一番多い人が勝者となる。
50エコを持ってスタート。 ゲームシート上には、 環境にかかわることを記したマスを配している。 太陽光、 風力、 水力の発電設備や、 薪ストーブのマークが描かれたマスに止まると、 エコポイントを支払って、 それらを設置することができる。
たとえば、 風力発電設備を持っていると、 自分が 「風」 のマスに止まると10エコ、 他のプレイヤーが止まっても5エコもらえる。 また、 「クリーン作戦に参加する」 「エアコンの冷房を28度に設定する」 「山に木を植える」 など、 環境に配慮した活動を行うマスに止まってもエコポイントを獲得できる。
しかし、 「池にブラックバスを放す」 「道にごみを捨てる」 「テレビをつけっぱなしにする」 など、 環境に悪影響を及ぼすマスに止まるとエコポイントを支払わなくてはいけない。
田井会長は 「すごろくを通じて、 環境にやさしい生活は、 ちょっとした配慮で送れることに気づいてもらい、 日常の家族の会話の中で環境について話し合うきっかけにもなれば」 と期待している。
完成した 「環境すごろく」 は、 イベントで配布するなど、 環境学習の啓発に広く活用していくとしている。
問い合わせは、 同会議事務局の市農都環境課 (079・552・1117)。
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2014年4月14日09:10
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河原町で初の個展 王地山焼陶工の児玉さん
王地山陶器所の陶工、 児玉玲央奈さん (29) =篠山市前沢田=が4月25―29日、 河原町妻入商家内の広瀬邸で自身初の個展を開く。 5年前に篠山に移住し、 陶工としての道を歩み始めた児玉さん。 「まだまだ一人前とは言えないけれど、 5年間修業した成果を見てもらえたら」 と話している。
王地山焼の皿や湯飲みなどの食器や花器などを展示する。
大学在籍中にサークルで陶芸にのめりこみ、 退学して京都の伝統工芸大学校で本格的に陶芸を学んだ児玉さん。 緑がかった青磁や、 濃淡が美しい土型を使った型皿など、 王地山焼の特徴に引かれ、 2009年から同陶器所の陶工、 竹内保史さんに師事しながら腕を磨いている。
これまで陶器所としてや、 他の作家とともに展示会を開いたことはあったが、 個展は今回が初めて。 これまでに作ったもののほかに、 個展用の新作にも挑戦するなど、 準備に力を入れている。
「自分なりにいい作品ができて、 好評を得た時はうれしいです」 とほほ笑む児玉さん。 「自分の作品ばかりが並ぶので、 自分に足りないところもわかる。 訪れてもらった人とも直接話すことができるいい機会になれば」 と話している。
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2014年4月14日08:36
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シカ肉ペットフードのレシピ募る EGサ...
シカ肉でペットフードを製造している 「EGサイクル」 (丹波市山南町南中、 前川進吉社長) が、 同社が提供する冷凍生肉を使った手作りペットフードのレシピを募集している。 5月15日までに同社ホームページ内 「EGブログ」 に掲載しているアンケートに答えた人の中から抽選で5人に生肉を無料で提供。 6月30日までにレシピを送ってもらい、 ホームページで紹介する。
提供するのは、 「丹波野生鹿」 のブランド名で売り出している肉400グラム、 内臓ミックス200グラム、 グリーントライプ (胃) 100グラム、 アバラ300グラム、 背骨200グラムの5点セット (5250円相当)。 旬の野菜、 魚、 他の肉を混ぜるなどの工夫をしてもらい、 レシピ、 調理手順が分かる写真などを応募してもらう。 味付けはしない。
長く保存ができる添加物の入ったドライ (乾燥) ペットフードが主流になる中、 ペットの健康を維持するためにも生食のペットフードを見直してもらおうと企画した。
同社は、 「鹿肉が、 ペットの体調を改善するのによい素材であることが分かってきた。 丹波ブランドの鹿肉でペットフードを作っていることを知ってもらえれば」 としている。
同社 (0795・77・1870、 http://eg-cycle.com)。
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2014年4月14日08:35
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ジェネリック医薬品検討委員会の被保険者...
5月―来年4月の年3回程度、 ジェネリック医薬品の活用策などを篠山市医師会、 篠山市歯科医師会、 篠山市薬剤師会、 篠山市国民健康保険運営協議会のメンバーらと検討する。 応募は5月12日までに所定の書類を市医療保険課 (079・552・7103) に持参か郵送、 Eメールで。
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2014年4月13日09:02
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第3子以降に出産祝金 県内トップ20万円...
丹波市 (社会福祉課0795・74・1130) は4月から、 第3子以降の子どもを出産、 養育する人に出産祝金20万円を支給する事業 「ツープラス1」 を始めた。 出産祝金を支給している自治体は珍しくないが、 支給額の多さは県内でトップ。 同課は、 「注目度を高め、 少子化対策の目玉とする。 対外的にいかにアピールするかが課題。 予算を追加する必要があるほどの申請があればうれしいが」 としている。
第1子、 第2子とともに一緒に市内で暮らし、 5年以上定住する意思があることが要件。 出生届が提出された時点で、 市が窓口で該当者に同事業を紹介し、 申請書を手渡す。 該当者は14日以内に申請書を提出する。
不正があった場合は返還を求める。 同課は、 「単身赴任、 急な引越し、 離婚などは、 そのケースに応じて判断する」 としている。
2012年度実績によると、 第3子以降の出生数は105人 (第3子=89人、 第4子=13人、 第5子=2人、 第6子=1人)。 これをもとに今年度は、 100人分2101万円を予算化した。
若年層の増加や定住促進がねらい。 同年度実績でみると、 第1子の出生数が195人、 第2子のそれが179人で、 第3子で約半数になっていることから、 第3子出産への気運を高める。 5年間の時限措置で、 5年目で成果を検証し、 継続するか否かを判断する。
一生のうちに女性が子どもを産む数を示す合計特殊出生率は、 丹波市で1・69人。 県平均は1・41人、 全国平均が1・39人 (いずれも2010年国勢調査)。 同出生率が2・08人になると、 人口が横ばいになるとされている。 なお、 丹波市は、 氷上郡時代の1985年の同出生率が2・06人で、 以降、 減少している。
写真・第3子以降への出産祝金 「ツープラス1」 をPRするチラシ=丹波市春日庁舎で
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2014年4月13日08:59
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タブレット全小学校に 「XP」全校一斉...
丹波市は今年度、 小型のタブレット型パソコンを全小学校に配備する。 また、 全小中学校で電子黒板を追加導入するほか、 9日にサポートが終了したパソコン用基本ソフト (OS) ウィンドウズの 「XP」 に代わる、 最新のOS 「8・1」 を搭載したパソコンに一斉更新する。 XP問題に対応するのとあわせ、 ICT (情報通信技術) を活用した学習環境を整備、 充実させる。 夏休みを利用して導入する予定で、 約3億2400万円を予算化した。 市教委は、 「これだけの環境整備は全国的にみても高いレベル」 と話している。
タブレット型パソコン687台、 電子黒板42台、 OS 「8・1」 搭載のパソコン1764台を購入する。 5月に入札を行い、 市議会6月定例会に業者との契約締結議案を上程する予定。
タブレット型パソコンを使った授業は、 「ICT絆プロジェクト」 と題して2011―13年度の3カ年、 小川、 三輪両小学校でモデル導入し、 指導方法を研究してきた。
市教委によると、 電子黒板と併用し、 複数のクラスメートの答え、 考えなどを同時に映し出すなどの機能を使い、 自分の考えと比較したり、 付け加えたりしながら新たな気づきにつながるなど、 「双方向の授業で、 学習意欲が向上した」 と評価。 市内全校に広げることにした。
電子黒板は、 現状では1校につき1―2台の計43台が導入されているが、 使いたい授業が重なった場合は、 時間割を変更するなどして対応してきた。 今回、 新たに42台が導入されることで、 小学校では学級数に応じて2―5台、 中学校では学年1台の割合まで充実する。
これらの機器導入とあわせて、 校内無線LANネットワークを構築するほか、 教諭の業務改善や、 児童・生徒の個人データ管理につながる校務支援システムも立ち上げる。 夏休み中に、 市内教諭を対象にタブレット型パソコンを使った授業の研修や実践を行うセミナーなども予定しており、 市教委は、 「先生方が、 どう効果的に使うかを考え、 アイデアが持てるような場にしたい」 としている。
◆「XP」接続せず
丹波市教委は、 市内各学校に配備している、 サポートが終了したウィンドウズ 「XP」 を搭載したパソコンは、 新しいパソコンに更新するまでの1学期の間は、 インターネットなど外部と接続しないよう通知している。
昨年度、 管理職用にOS 「7」 を搭載したパソコンを各校3台ずつ配備した。 調べ学習などで接続が必要な場合は、 その内容を2学期以降に回したり、 OS 「7」 のパソコンを効率的に使うなど、 各学校で工夫してもらう。 もともと外部と接続していないパソコンは継続して使用する。
なお、 丹波市が所有するパソコン1190台 (学校以外) のうち、 「XP」 は413台で、 いずれも外部と接続していない。 このうち237台は、 住民基本台帳や税システムなど、 もともと外部と接続しないもの。 残る176台は、 6―7月をめどに 「7」 搭載のものに更新する予定。 市は計画的に、 毎年度140―150台を更新している。
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2014年4月13日08:57
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「住倶楽部(スクラム)」が古民家改修 ...
篠山市内の工務店の若手経営者や後継者7人でつくるグループ 「住倶楽部 (スクラム)」 (高見淳代表) が神戸芸術工科大学 (神戸市西区) と連携して4月14日から、 築約80年の空き家の古民家を改修する。 放置されている空き家が増加している同市で、 工務店の改修技術の向上と共有を図り、 学生の柔軟な発想とアイデアで古民家改修のニーズを掘り起こすのが狙い。
住倶楽部は2012年、 互いの技術研さんや消費者への市内工務店の認知度向上などを目的に結成。 一般消費者向けの住宅勉強会や端材のアウトレット市などを行っている。 住倶楽部の会員工務店が同物件の改修の機会を得、 古民家改修のモデル事業にしようと、 市商工会に相談。 同大学を紹介してもらった。 同商工会の助成で事業を進める。
篠山市本郷972の木造平屋 (建築面積約250平方メートル) の古民家を改修する。 14日、 大学生や教員計約30人と住倶楽部のメンバーが掃除したり、 物件を調査するなどする。 20日には改修前の状態を見てもらおうと一般消費者向けの見学会を兼ねた 「古民家カフェ」 を開く。 6月、 同大環境・建築デザイン学科の学生らで改修アイデアのコンペを行う。 8月に最優秀のアイデアをもとに住倶楽部が設計を行い、 工事を進める。 途中4回ほど、 大学生と勉強会を開き、 改修技術の継承と意見交換などを行う。 来年3月の完成を予定。 一般消費者向けに完成見学会を開く。
住倶楽部は4月20日午後1時―4時、 同物件で開く 「古民家カフェ」 の参加を呼び掛けている。 参加費無料。 申し込み不要。
問い合わせは、 住倶楽部事務局の中井工務店 (079・592・0266)。
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2014年4月13日08:55
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のれんでまち演出 篠山で「春のれん」
「河原町妻入商家群」 として国重要伝統的建造物群保存地区に指定されている篠山市河原町地区などで、 商店の軒先にのれんをかけるイベント 「王地山まけきらい稲荷と妻入商家 春のれん」 が開かれている。 昨年に続いて2度目で、 風に揺れるのれんを通して春の篠山を楽しんでもらおうと住民や商店主らが企画。 期間中にはさまざまな催しも計画しており、 「篠山が一番気持ちのいい季節。 市外のみならず、 地元の人たちにもイベントを楽しんでもらえたら」 と話している。 5月11日まで。
写真・写真=のれんがかかるまちを演出する 「春のれん」 の会場と小林さん=篠山市河原町で
春のれんに参加しているのは河原町を中心に、 小川町、 東新町、 立町も含めた王地山周辺の約30軒。 それぞれの軒先に店名が入ったものや、 絵柄をあしらったものなど、 さまざまな個性が表れたのれんを下げている。
またそれぞれの商店自慢の一品や、 季節限定の商品やメニューなどを販売するなどして、 イベントを盛り上げている。
軒先でのれんが揺れることで、 商店が開いていることやその家の個性、 テーマ性などを表現し、 まちの活気を演出しようと企画。 住民らで 「妻入のれん会」 を結成して準備を進めてきた。
昨年同様、 「活性化のためには外からの力ではなく、 地元の人間が動かなければ」 との思いから、 補助金を得ず、 手弁当で実施している。
のれん会会長で、 「丹波民芸の店 あめや」 の店主・小林秀人さんは、 「春の王地山は散策にもぴったり。 まちをゆったりと歩いてもらって、 知らなかったお店や景色を楽しんでほしい」 と笑顔。 「会場だけでなく篠山城や今田方面など、 市内のいろんなところへ足を伸ばしてもらえれば」 と話している。
小林さん (079・552・4638)。
期間中に行われる主なイベントは次の通り。
▽まけきらい稲荷春祭り (4月13日) ▽王地山陶工・児玉玲央奈個展 (25―29日午前10時―午後5時) ▽王地山焼と篠山焼の抹茶碗でご一服 (26、27日午前10時―午後4時半) ▽丹波茶の試飲・販売会 (29日午前10時―午後4時半) ▽赤穂古緞通展 (26―5月11日午前10時―午後5時) ▽くらしの工芸展 (5月2―6日午前10時―午後5時) ▽工芸展参加作家ギャラリートーク (5日午後1時半) ▽ 「アーツ・アンド・クラフツ運動と日本の民藝」 講演会 (3日午後1時半)
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2014年4月13日08:35
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ユーモア
多紀郷友会発行の会誌 「郷友」 の編集長を長く務められた山口博美さんから、 1冊の冊子をいただいた。 「郷友」 誌上で発表した、 篠山関係のエッセイを集めたものだ。 篠山の歴史文化にくわしい山口さんならではの玉稿が並ぶなか、 とりわけ興趣を覚えるくだりがあった。 ▼ 「丹波篠山山家の猿が花のお江戸で芝居する」。 デカンショ節のこの詞について識者から聞いた話として、 「作者は篠山の人ではない。 篠山及び出身者の一部を揶揄 (やゆ) 嘲笑したものである」 と記している。 ▼デカンショ節といえば 「山家の猿」 を連想するほど、 よく知られた詞だが、 元をたどれば、 篠山をあざけり、 からかったものだという。 もし、 この説の通りとすれば、 この詞を受け入れ、 愛誦している篠山人の懐の深さ、 器の大きさに感嘆する。 ▼ドイツに、 「ユーモアとは 『にもかかわらず』 笑うこと」 という言葉がある。 辛く苦しいにもかかわらず笑うのがユーモア精神だという。 「山家の猿」 も同様。 あざけられているにもかかわらず笑い飛ばす。 大人の対応であり、 あっぱれなものだ。 ▼山口さんのエッセイに、 民謡にくわしい他郷の知人が 「山家の猿」 について 「開き直ったというか自信というか、 これはただ者ではないぞ、 という感じを与える」 と語ったとある。 確かに、 ただ者ではない。(Y)
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2014年4月13日08:34
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情報お待ちしています
社内の部署異動で、 約1年1カ月ぶりに記者復帰しました。 この記者ノートコーナーに名前が出なかったことに気づいていただけていた方はおられたでしょうか?またよろしくお願いいたします。
今、 頭から離れないのは、 担当することになった 「丹波こども新聞」 のネタ集め。 「こども新聞」 は、 月1回 (第1木曜日) のみの発行なので、 あまり意識されていない方も多いと思うが、 全記事にルビを振っている特別面だ。
大手日刊紙の子ども向け紙面は、 世界のニュースをかみ砕いて紹介するコーナー、 教科の勉強に関連したコーナーなどがあり、 イラストも多く楽しい内容だ。
丹波こども新聞ではこれからさらに、 子ども自身を大勢載せていきたいと思っている。 また子育て情報もこれまで以上に集めたい。 …とやりたいことは大まかにあるのだが、 具体的な内容が煮詰まらず焦っている。
子どもどうしで 「丹波新聞見たで」 という会話が出、 大人からは 「子ども新聞読みたいから丹波新聞購読するわ」 という反響が出ることが目標。 情報やご意見をお待ちしております。(古西 純)
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2014年4月13日08:34
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一人の花見
夫はここ数年、 三月の半ば過ぎから三週間ほど、 花粉症を避けることを理由に海外へ避難する。 今年は学生時代の友人も花粉症ということで、 一緒に出かけた。 行く先はいつも、 サーフィンのできるアジアの島で、 今年はバリ島。 毎晩、 スマホのフェイスタイムで映像付きの電話が掛かってくる。 日に日に日焼けして体調も良さそうだ。
友人は、 昨年ニューカレドニアを案内してくれた海外生活の長い人で語学も堪能、 夫のほうが助かっているみたいだ。 おまけに、 海の遊びも色々できる人なので、 気分は学生時代のように過ごしているらしい。 私も一人だと夕飯もさほどきちんとしなくていいし、 洗濯物は少ないしと気ままに過ごしている。
庭の桜も咲きはじめ、 ずいぶん遅く植えたチューリップも時をたがえずに開いた。 今年の桜はいつもより花が多くて豪華に思える。 同時に山ツツジも、 紫がかった桃色の花をたくさん咲かせ始めた。 元々は山林に建てた家なので、 自然にあった山ツツジや馬酔木 (あしび)、 カエデ、 山桜などはそのまま残してある。 家の花見だけではと、 木曽川の河畔の桜を見に出かけた。 平日だが、 春休みのせいもあり、 結構な人出。 桜は満開に見えるときは八分咲きというのは本当で、 枝先にほんの少しツボミが残っている。 満開になれば散り初めるから、 やはり八分なのだろう。 一人で桜を見ている人はあまりなく、 何となく手持ち無沙汰でさっさと帰ってきた。 桜の写真を亜熱帯で夏を楽しんでいる夫に送信した。 「一人の花見でした。 帰ってくる頃には葉桜になっているよ」 と書き添えて。
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2014年4月13日08:28
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第375問
丹波市春日町の髙槻浩之さんが、 被災した宮城県気仙沼市の子どもたちに届けたものは?
1.竹刀
2.ラケット
3.バット
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2014年4月12日18:27
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あしびな~丹波 NAMPOO
沖縄の雰囲気伝える
沖縄の一般的な家庭料理を提供する。 食材の多くは、 那覇からの直送。 現在は土曜のみ営業。 平日の宴会は相談に応じる。
沖縄そば (300円・以下税別)、 沖縄県の県魚グルクンの唐揚げ (650円)、 豚足が入る沖縄おでん (590円)、 紅芋コロッケ (490円)、 もずくの天ぷら (490円) などがある。 4月から新たにホルモン鍋 (390円) を始めた。
沖縄のローカルビール 「オリオンビール」 は、 樽生 (中ジョッキ480円) で提供。
お得なのが 「あしびな~鍋」 の2時間食べ放題コース。 大人1800円、 小学1―3年生800円、 4―6年生1300円。 同コースには、 飲み放題も付けられる。
ステージもあり、 沖縄民謡ライブを不定期開催。 「沖縄の雰囲気を伝えたくさんの人に楽しんでもらえる店にしたい」 と浅井奈津子店長。
【メモ】午後6時―午前零時営業。カウンター5席、座敷は40人ほど収容。電0795・70・3770、090・5045・6990。丹波市柏原町田路156
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2014年4月10日13:42
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柏原の歴史
柏原ライオンスクラブの50周年記念誌で編集を担当した。 柏原藩初代藩主、 織田信包 (のぶかね) の石像を丹波市に寄贈・設置したのにちなんで、 信包や藩の歴史について書いた。 ▼信包は信長の弟だから当然ながら、 関連系図には錚々たる人物が並ぶ。 妹の市 (いち)、 その娘、 淀殿に江 (ごう)。 淀殿と秀吉の子が秀頼。 江は2代将軍秀忠の妻で家光の母。 また娘和子は皇室に嫁ぎ、 明正天皇の母となる。 ▼信包の系統は3代で途切れ、 別の信長子孫が大和から転封されて後期織田藩となるが、 たった2万石の貧乏藩ながら幕末まで生き延びた経緯は興味深い。 ▼領地は氷上郡内のごく一部。 江戸の火消し役や大阪の大和川改修工事にまで駆り出され、 財政はたちまちひっ迫して藩札発行でしのがなければならなかった。 質素倹約し改革に乗り出す名君が出るが、 中には女色や浪費にかまける殿様もいて、 家臣らは大変だったろう。 ▼しかし幕末には小島省斎や津田要らがしっかり舵取りし、 いち早く藩を勤皇コースに乗せる。 明治2年の写真に残る最後の藩主、 信親(のぶちか)は弱冠19歳。 実に健気な顔だ。 しかし維新に果たした功で柏原は新政府に厚遇され、 田艇吉、 健治郎兄弟を初め逸材を輩出。 近代化の波に後れを取ることがなかった。 これら連綿と続く歴史の上に現在の町がある。 (E)