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2014年4月27日09:21
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グループホーム見学と相談会 5月3日、...
グループホーム 「村いちばんの元気者」 (丹波市市島町上竹田、 若森崇管理者) で5月3日午後2時から、 施設見学を兼ねた相談会 「グループホームってどんなとこ?」 が開かれる。 近くの農場 「丹 (まごころ) ファーム」 の利用者による、 とれたてイチゴのスムージーなどの販売もある。 申し込み不要で、 参加無料。
グループホームの活動内容や入居方法などを知ってもらおうと企画。 老人ホームや小規模多機能施設、 デーサービス施設との違いや料金体系など、 スタッフが個別に相談を受ける。 就労希望者に対しては施設を見学してもらい、 業務内容や勤務体制などを説明する。
若森管理者は 「グループホームを知ってもらうきっかけにしてほしい。 気軽に来てもらえれば」 と呼びかけている。
村いちばんの元気者 (0795・85・6301)。
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2014年4月27日09:19
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災害時にガスで支援 篠山市と協定 LP...
篠山市は4月24日、 地震や風水害などの災害時に被災した市民の生活支援に役立てるため、 兵庫県LPガス協会摂丹支部 (市野雅一支部長) と、 LPガス供給に関する協定を結んだ。 同支部は県内の自治体と順次協定を結んでおり、 篠山市は24番目。 丹波市とも2月に協定を結んでいる。
協定では地震や風水害などの大規模災害の発生、 また発生の恐れがある場合、 市は同支部にLPガス設備の供給を要請。 同支部では、 LPガスのボンベやホース、 コンロなどの燃焼機器を災害規模に応じた数量を確保し、 避難所や病院、 福祉施設、 学校などに整備する。
LPガスは持ち運びしやすいため緊急援助において迅速な対応ができるという利点があり、 災害時に活動拠点となるLPガスの充てん所も県内12カ所に整備している。
同支部には丹波、 篠山、 三田の各市と神戸市北区の一部地域など52事業所 (うち篠山市17、 丹波市15) が加盟している。
協定締結式で酒井市長は、 「篠山とゆかりのある都市と災害協定を結んでいる中、 普段から市民の生活に密着されている協会の協力はとても心強いこと」 とあいさつ。 市野支部長は、 「阪神や東日本大震災の時も仮設住宅などに設置するなど、 LPガスは災害時に利用しやすい。 今後も全県で協定締結を進めていければ」 と話していた。
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2014年4月27日09:18
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「バラ」のハーブ講座 氷上で5月に開講...
日本メディカルハーブ協会認定のハーバルセラピスト、 大地由美さん (52) =丹波市山南町小野尻=が、 バラをテーマにした初めてのハーブ講座 (全4回) を5月から開講する。 「わたしへのごほうび講座 ローズの香りにつつまれて…」 と題し、 ローズ素材で美容オイルや化粧水、 入浴剤、 ポプリなどを作る内容で、 受講者を募集している。
大地さんは、 数年前から本格的にハーブを学び、 広める活動をこのほど始めた。 大地さんは 「ハーブの自然素材を活かして心も体もリフレッシュしてもらえれば。 学んだことをアレンジし、 自宅でもハーブグッズを作って楽しんでみてほしい」 と話している。
内容と日時などは次のとおり。 木曜午後コースの締め切りは5月1日、 水曜夜コースの締め切りは5月8日。
【場所】氷上住民センター
【日時】▽木曜午後コース (午後2時15分―3時45分) =5月8日、 5月22日、 6月5日、 6月19日▽水曜夜コース= (午後7時45分―9時15分) =5月14日、 5月28日、 6月11日、 6月25日
【内容】第1回= 「ローズヒップの美容オイル作り・ハーブ浸出油とは▽第2回=ローズウォーターで保湿化粧水作り▽第3回=ローズのバスボム作り・ハーブティについて▽第4回=ローズ&ラベンダーのポプリ作り・精油について
【受講料】10000円 (材料費は1回につき1100円または1600円)
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2014年4月27日09:17
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ラブラブ夫婦28ペアを募集 氷上でテニス...
「第13回ラブラブ夫婦テニス大会」 (同実行委員会主催) が、 5月25日午前9時半から氷上総合グラウンドで行われる。 28ペアを募っている。 先着順。 会費は1ペア4000円 (弁当付)。
住所、 氏名、 合計年齢、 電話番号を記入の上、 はがきか、 ファクスで4月29日までに同実行委員の安達義雄さん (〒669―4324市島町市島329―9、 FAX0795・85・0550) へ。
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2014年4月27日09:16
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竹
タケノコが大の好物の当方。 毎日のようにタケノコ料理に舌鼓を打っている。 旬のおいしさが味わえるのは今の時期だけかと思うと、 いっそういとおしく、 普段は見向きもしない竹林のありがたさを思う。 ▼竹にまつわる中国の言葉に、 「胸中に成竹 (せいちく) あり」 というのがある。 成算があることの形容だが、 この言葉は竹を描くことを得意とした北宋の画家、 文同に由来する。 文同の竹の絵は天下一品で、 求める人が引きも切らなかった。 ▼とはいえ、 その絵には特別な工夫はなく、 さらさらと描いたという。 ただ文同が他の画家と決定的に違ったのは、 竹をこよなく愛したことだ。 厳冬であれ、 炎暑であれ、 暇さえあれば竹林に入って竹を熱心に観察した。 竹の姿や変化について知り尽くした。 ▼だからこそ「胸中に成竹あり」 で、 竹を描こうとする前に、 心の中には竹の形ができあがっていた。 不断の積み重ねの大切さを教えてくれる故事だ。 不断の積み重ねがあってこそ、「胸中に成竹」 の域に達することができる。 これは何も絵に限ったことではなく、 万事に通用するものだろう。 ▼このコラム一つにしても、 そうだ。 知識を深め、 感覚を磨くことを怠ると、 駄文に堕す。 タケノコの時期にしか、 竹に思いを馳せないような気まぐれな態度では、 胸中に竹が描けない。 ―自戒。 (Y)
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2014年4月27日09:15
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鐘ヶ坂の桜
小学校に入って最初の遠足は鐘ヶ坂だった。 今も丹波市内の小学校の、 春の遠足スポットになっているとか。 車だとトンネルを出て、 きれいだなと横目で眺めつつ過ぎてしまう。 これまでことさら立ち寄ることはなかった。
先日、 ミニクラス会が丹波市の隣の中町であり出席した。 その帰り、 女子だけで鐘ヶ坂へ向かった。 東海や関西の平野部はほとんど葉桜なのに、 丹波や播磨の山間部は、 まだまだ満開から散りはじめというところが多く、 鐘ヶ坂もまさに散り初め、 今年最後の花見が出来た。
このクラス会は、 ゴルフ好きの男子が中心の会だが、 前夜は親睦会なので、 女子の参加もオッケー。 今回は関東から三人、 東海から二人、 関西から二人、 地元から二人の女子が参加、 とても賑やかだった。 中でも嬉しかったのは、 以前によくしたミニクラス会の常連で、 しばらく闘病中だったMさんの参加だった。 昨年の今頃、 彼女の家の近くのレストランで退院を祝う女子会をしたのだけれど、 今年は、 はるばる新幹線を乗りついで参加が出来た。 大病だったけれど、 彼女の治りたい、 皆とまた会いたいという意志が、 病を克服できたのだと思う。
昭和四十年に県立柏原高校を卒業した仲間も、 来年、 卒業五十周年。 高校を出てから何と半世紀も過ぎたのだ。 みかけは七十近い年寄でも、 中身はみんなそんなに変わっていない。 だからすぐにうちとけられる。 それがクラス会の良さだろう。 数十年ぶりに降り立った鐘ヶ坂の桜の下で、 論語の 「朋あり遠方より来たる亦楽しからずや」 の名言を実感した。
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2014年4月27日09:08
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朽木司郎氏訃報
朽木司郎氏 (くつき・しろう=郷土史研究家) 4月22日午後零時45分、 肝不全のため篠山市内の病院で死去、 89歳。 自宅は篠山市新荘978ノ1。 葬儀は25日、 おこなわれた。 喪主は姪の夫、 中井孝郎 (たかお) 氏。
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2014年4月27日09:06
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2150点の頂点に「国際平和ポスターコンテ...
ライオンズクラブ国際協会主催の 「国際平和ポスターコンテスト」 の335―A地区 (兵庫県東南部) 審査会があり、 城東小学校6年生の森岡里帆さんの作品が最優秀を受賞。 4月20日、 神戸ポートピアホテルで行われた同クラブ地区年次大会で表彰された。
同地区56クラブの158校から2150点の応募があった。
森岡さんの作品は、 肌の色が違う5人がピースをして星型をつくり、 その中にさまざまな国旗を描いたもの。 昨年の夏休みに描いた。
森岡さんは、 ポスターの題材を考えていた時に、 姉が友達5人とピースをして星型をつくっている写真を見て、 「平和」 を感じ題材にしようと思った。 星型の外は空をイメージさせる青で着色した。
森岡さんは受賞に 「とてもうれしい。 絵を描くことが好きなので、 将来は絵に関係するような仕事がしたい」 と話していた。
写真・最優秀を受賞した森岡さんのポスター
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2014年4月27日09:05
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隣保の再編
高齢者世帯や単身高齢者世帯の増加で、 隣保の役を担える人が減り、 小規模隣保で合併が進んでいる記事を24日号と27日号に書いた (丹波市版)。 自分が暮らすムラでも抱えている、 考えなければいけない問題。 「小さい隣保の立場に立って考えなければ」 という自治会長の言葉はもっともだと思う。
統合が成功した自治会の話を聞いていると、 「先輩方が協力的だった」 「大きな声で絶対反対を言う人がいなかった」 などなど。 ひっくり返して考えると、 1人でも強硬に反対する人がいれば、 統合再編は困難、 とも言える。 また、 「これ以上耐えられない」 というところまで切羽詰まらないと、 声を上げにくい現実があることも知った。
統合した隣保では、 副組長を置いたり、 男女で組長を担ったり、 負担軽減の工夫がされていた。 既存隣保の参考になるのでは。
「この3年で少なくとも8自治会が隣保再編をした」 と24日号に書いたが、 発行後、 別の2自治会でも行われていたことが分かった。 たぶん、 他にもあるだろう。 引き続き取材をしたいと思う。 情報をお寄せ下さい。(足立智和)
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2014年4月27日09:04
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母の日にいかが 贈り物コーナー設置 「...
観光まちづくり会社 「アクト篠山」 (小林正典社長) が運営する、 観光商業施設 「大正ロマン館」 (篠山市北新町) と 「昭和百景館ささやまや」 (同市二階町) の両施設で4月25日から、 大型連休と 「母の日」 向けのコーナーが設けられた。
大正ロマン館では 「母の日フラワーフェスタ」 (5月13日まで) を開催。 市内外でプリザーブドフラワー教室を開いている金城隆子さん (河内台) のアレンジメントや、 生花を販売。 5月3日午前10時半からと午後2時からの2回、 バラやカーネーションなどのプリザーブドフラワーを木製のミニバッグに飾ったアレンジメントを作る 「ミニレッスン」 を開く。 受講料3600円 (材料費込み)。 要予約。 各回先着6人。 所要1時間半。 また、 5月10、 11日限定の 「母の日お祝い御膳」 (2300円) の食事客に記念写真撮影を付ける。
ささやまやでは、 「春のやきものまつり」 (5月18日まで) を開催。 5窯元の丹波焼、 篠山市瀬利の涓々窯 (けんけんよう) の器、 王地山焼のコーナーを設けている。 ベースが丹波焼のステンドグラスの商品や3000円の福袋もある。 5月10日午後1―3時、 王地山焼の 「しのぎ」 の実演がある。 丹波焼は10%割引。
ロマン館 (079・552・6668)。 ささやまや (079・552・5555)。
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2014年4月27日09:02
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富士山の筆架復元 世界遺産登録を記念 ...
丹波古陶館 (篠山市河原町) にある江戸時代末期の古王地山焼作品で、 筆を置いておく台 「染付富士山筆架」。 昨年、 富士山がユネスコの世界遺産に登録されたことを記念し、 現代の王地山陶器所の陶工たちが筆架を再現した。
裾野が広がり、 雲がたなびく雄大な富士山に、 波と帆かけ舟を配した作品。 染付のほかに、 青磁、 赤絵の計3種類の筆架をつくり、 それぞれ50点の限定商品として販売している。
1点7000円。 同陶器所 (079・552・5888)。
写真・王地山陶器所で展示されている 「染付富士山筆架」 =篠山市河原町で
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2014年4月27日09:02
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丹波市の魅力を一冊に 女性目線で情報誌...
デザイン企画会社 「ご近所」 (丹波市春日町中山、 小橋昭彦社長) がこのほど、 丹波市から委託業務を受け、 市の魅力を一冊にまとめた情報誌 「丹波BOOK tocco」 を制作した。 同社の女性スタッフのほかにも、 市内の女性ライターやイラストレーターが制作にかかわった。 「日々の生活を大事にしたい」 と考える都市部の女性に、 丹波で過ごす時間を提案するのをコンセプトに、 女性目線で丹波を切り取っている。
「tocco」 は、 「していますか」 「していましたか」 を意味する丹波弁 「~しとっこ?」 から取った。 「見る」 「感じる」 「味わう」 「食べる」 などのカテゴリーごとに、 歴史建造物や、 丹波布や陶芸の作家、 市内事業所の商品や取り組みなどをまとめた。 活字で情報を詰め込み過ぎないよう、 写真を大きくするなど工夫した。
「見る」 では、 通り過ぎるだけになってしまいがちな寺社の山門に着目。 岩瀧寺 (氷上) の山門のほか、 地元出身の彫刻師、 中井権次が手掛けた舟城神社 (春日) や岩戸寺 (市島) の拝殿や山門に残る彫刻を掲載している。 「味わう」 のカテゴリーでは、 3つの料理店と市島町の4酒造場を取り上げた。 それぞれのお酒の味わいを紹介し、 料理店が提供するおすすめの一品に合うお酒を提案している。
制作にはI・Uターン者がかかわったこともあり、 「丹波に惚れる」 と題して移住者に話を聞いた。 無農薬野菜・無添加食品の卸・小売業 「夢農ファーム」 (青垣) で働く神崎恵子さんのほか、 春日町で野草や天然素材を使った石けんを加工販売している工藤尋さんらを取材した。
イラストレーターの吉竹恵里さんが表紙の絵を手がけ、 済木麻子さんと岡樹香さんが取材、 同社の田代春佳さんと喬木リエさんが全体をデザインしまとめた。 田代さんは 「市内の女性も楽しめる内容になっている。 今後も丹波だからできることを掘り下げて紹介できれば」 と話している。
5月中旬までに、 都内や阪神間のカフェ、 セレクトショップに置く。 オルモ (柏原町柏原) やよしだ屋 (同)、 三心五観 (春日町下三井庄) などでも入手できる。 無料。
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2014年4月27日09:02
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第376問
丹波並木道中央公園に、 兵庫県が普及を進めているあるものの充電器が設置されました。 それは何?
1.スマートフォン
2.電気自動車
3.タブレットPC
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2014年4月27日09:01
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丹波布250点を展示 帯や小物など購入も
丹波布技術者でつくる 「丹波布技術保存会技術者協会」 (河津年子会長、 34人)が4月29日まで、柏原町柏原の民家で展示会を開いている。 一部展示作品は購入することもできる。 午前10―午後5時。 無料。
協会員16人が、 草木で染め、 織り上げた反物や着物、 帯や小物など約250点を出展。 縦糸と横糸の組み合わせで、 さまざまな模様が表現されている。 丹波布の技術伝承に尽くした第一人者で、 2月に亡くなった足立康子さんの作品も展示されている。
丹波木綿づくりを手掛け、 5年前に亡くなった西垣和子さんの生家 (柏原自治会館近く) で開いている。 展示会場を探していた同協会に、 西垣さんの姪が場所を提供。 昨年に続く展示会。
同協会のイラズムス千尋さんは、 「丹波布が、 大切に伝承されていることを知ってほしい。 草木の色の美しさ、 自然の持つ力を感じてもらえれば」 と話している。 同協会 (090・6435・9625)。
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2014年4月27日09:00
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音楽コンサート花まつりの集い 4月29日...
青蓮寺 (丹波市氷上町横田、 0795・82・4166) で4月29日午後2時から 「花まつりの集い」 が開かれる。 お釈迦様の誕生日にちなむ催し。 同寺と同寺護持会 (徳田進会長) の主催。
荒木伸雄同寺住職が花まつりの法要や法話を行う。 このあと、 西田夫佐さん (篠山市) によるミニコンサートがある。 西田さんは、 ピアノ、 エレクトーンの演奏、 ソロでの弾き語り、 作曲、 司会などで活躍中。 「ゆっくりマッタリ懇親会」 として、 とん汁などをふるまう。 先着50人に花まつり記念品を贈る。 誰でも参加できる。 参加費無料。
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2014年4月27日09:00
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リフティング名人集まれ 小学生対象に大...
サッカーのブラジルW杯直前企画として、 コモーレ丹波の森は5月6日、 小学生を対象にした 「リフティング大会」 を野外ステージで開く。 優勝者にはサッカー日本代表のレプリカユニフォームをプレゼント。 サッカーボールを手以外の部分で扱いながらさまざまな技を繰り出す 「フリースタイルフットボール」 の日本チャンピオンによるパフォーマンスショーもある。 参加無料。
ゴールデンウィークフェア (5月6日まで) の一つ。 フリースタイルフットボールのジャパンカップで、 2011、 13年に優勝した3人組 「ALEG―Re (アレッグ)」 が出演するショーが午後1時半―と、 3時―の2回あり、 各ショーの後にリフティング大会を開く。
3年生以下と4年生以上に分けて午後2時からと3時半からの2回実施。 一斉にスタートし、 最後まで続けられた人が優勝。 サッカーボールは持参すること。 スパイク不可。 申し込み不要。 当日、 時間までに集合すること。
また、 フェア期間中、 丹波竜の化石レプリカなどを展示する 「丹波竜と恐竜化石展」 を開催。 サメの巨大肝臓ホルマリン漬けなども展示される。 アンモナイトのレプリカ づくり体験 (5日午後1時―)、 トランポリンなどが楽しめるキッズサーキット (同)、 化石発掘体験 (5、 6日午後1時―) もある。
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2014年4月27日08:58
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会員増強へ割引特典 協力事業所スタート...
丹波市老人クラブ連合会 (矢田貝勲会長) が減少傾向にある会員の増強をはかるため、 5月1日から老人クラブの会員証の提示により、 商品や施設利用料が割引になるシステム 「協力事業所」 をスタートさせる。 協力事業所には、 プレートを配布している。 同連合会では 「会員のメリットにつながり、 店や施設にとっても利用が増え、 地域経済の活性化になる」 と言い、 若手委員会のメンバーが、 賛同する事業所を回って協力を呼びかける。
全国老人クラブ連合会、 のじぎくクラブ兵庫 (兵庫県老人クラブ連合会) の運動とタイアップした。
これまでに市立薬草薬樹公園 (山南町和田) と協定を結び、 第1号の協力事業所になった。 同公園では、 入浴料500円が2割引の400円になる。 遊工房での体験 (10人以上) を500円から300円に割引する。
今後、 市の指定管理施設のうち、 宿泊、 飲食などを伴う集客施設から協力依頼を進めることにしており、 順次協力依頼を行う。 100事業所と協定を結ぶことを目標にしている。
市の老人クラブ会員は、 ここ数年、 年に200人―300人の減少傾向。 同クラブの65―75歳の会員でつくる若手委員会の吉見榮夫委員長は、 「役員の負担が大きいということで、 クラブに加入する人が少なくなっている。 会員になるメリットがあれば声をかけやすい。 現在の約5700人の会員を1万人に倍増したい」 と話している。
協力事業所は、 「丹 (まごころ) の里丹波市=老人にやさしい丹 波市」 をキャッチフレーズに掲げる。 食を通じ、 健康への取り組みを行う 「食の健康協力店」 にも協力を依頼する。 協力事業所についての問い合わせは、 市老人クラブ連合会事務局 (丹波市社会福祉協議会内) の前田さん (0795・82・4631)。
写真・協力事業所を示すプレート=山南町和田の薬草薬樹公園で
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2014年4月27日08:57
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市民の寄付が支援後押し 篠山市の「震災...
東日本大震災の被災地へ支援に赴く篠山市民の復興復旧活動に関わる経費などを補助するために篠山市が設置している 「復旧復興支援基金」。その原資は市民らからの寄付金と、 それに同額を上乗せする市の財源によるものだ。 発生から丸3年が過ぎ、 震災の風化が叫ばれる中にあって、 支出を続けながらも基金残額は概ね1000万円前後で推移し、 支援活動を後押ししている。
基金は震災が発生した2011年度に創設。 市に寄せられた寄付金の中で、 「市や市民が行う支援活動に充ててほしい」 などと要望があったものを選別し、 一般財源から同額を上乗せして積み立て続けている。
主な支出は、 市社会福祉協議会が派遣を続けている市民ボランティアバスや支援活動に取り組む市民団体への補助、 また、 市内に移住した被災者の生活費の一部も助成している。
創設初年度となった11年度には、 約2300万円を積み立て、 うち支援活動などに約1134万円を取り崩した。
12年度は積み立て約16万円と取り崩し約288万円、 13年度は積み立て約438万円、 取り崩し約325万円となり、 13年度末の残高は約1013万円となっている。
積み立ての2分の1となる市民からの寄付金は、 11年度が約1118万円だったが、 12年度には約8万円と大幅に下落。 しかし、 13年度が約219万円となり、 減少傾向ではあるが、 寄付が続いていることがうかがえる。
ただ、 13年度に寄付金が増えているのは大口の寄付があったため。 震災に絡めた行事が減り続ける中、 今後も寄付が続くかは未知数だ。
市民団体への助成を行う 「復旧復興支援活動事業助成金」 は13年度からスタート。 1団体につき、上限30万円を助成するもので、 昨年度は計5団体が活用し、 総額で約133万円の助成を受けた。 今年度も4回に分けて助成団体を募っており、 基金の中から最大で180万円を取り崩す予定になっている。
助成を受けた団体のメンバーは、 「活動を続けていく上で助成はありがたいこと。 基金は市民や企業からの寄付が原資となっており、 寄付した人たちが納得できるような使い方ができれば」 と話す。
市は、 「たとえ少額であっても寄付が続く限り、 基金に積み立て、 状況に応じた支援活動につなげていきたい」 と話している。
同事業の募集は実施期間ごとに年4回実施。 1次募集はこのほど締め切られ、 3団体が応募した。 次回以降の募集は6、 9、 12月に行われる。
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2014年4月27日08:56
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原発事故想定の甲状腺被ばく量 丹波市、...
兵庫県は4月24日、 福井県の4原子力発電所で、 東京電力・福島第1原発と同レベルの事故が起きた場合の県内への放射性物質の拡散予測を発表した。 予測の公表は昨年4月にも行っているが、 前回が県内4地点だったのに対し、 今回は621地点と大幅に対象を拡大。 篠山市では高浜原発での事故が最も影響が大きく、 前回予測よりも数値は下がっているものの、 1歳児の 「甲状腺被ばく線量」 が国際基準の2倍以上になると予測。 丹波市では前回予測よりも高浜原発の影響が増加し、 こちらも基準の2倍以上となることが判明した。 一方、 成人を想定した 「実効線量」 は、 同基準を超える自治体はなかった。
県は▽高浜 (関西電力) ▽大飯 (同) ▽美浜 (同) ▽敦賀 (日本原電) ―の各原発が事故を起こし、 福島原発と同レベルのセシウムとヨウ素が6時間放出されたと想定。 過去3年間の気象データで最も平均的な2009年の気象を適用し、 時間ごとに区切った8760ケースで被ばく線量が最大となる時間を特定した。
さらに前回は篠山市、 丹波市、 神戸市、 豊岡市 (各市役所所在地点の周辺4キロ四方) での予測だったが、 今回は1辺4キロ四方、 県内621地点に分けて予測した。
推計した被ばく線量は、 「甲状腺等価線量」 と 「実効線量」 の2種類。
甲状腺のみに対する指標である 「甲状腺等価線量」 では、 大人よりも甲状腺への影響を受けやすい1歳児について、 1週間の積算被ばく量を推計。 IAEA (国際原子力機関) は、 甲状腺がんの発生を抑制する 「安定ヨウ素剤」 を服用する基準を1週間で50ミリシーベルトとしている。
前回、 高浜で基準の3倍超の167ミリシーベルトと予測された篠山市は、 今回、 100・1ミリシーベルトと減少したものの2倍超。 大飯では前回の80ミリシーベルトから83・7ミリシーベルトに増加、 基準を上回った。
丹波市では前回予測で81・8ミリシーベルトとされた高浜の影響が、 今回は107・8ミリシーベルトとなり、 基準の2倍超と大幅に増加。 前回106ミリシーベルトだった大飯が94・8ミリシーベルトとなり、 減少したものの高い数値を示している。
美浜、 敦賀では基準を下回った=表参照。
今回のデータでは31市町で基準を超え、 高浜の影響を最も受けるのは三田市 (139・4ミリシーベルト)、 大飯は猪名川町 (128・3ミリシーベルト) と、 丹波地域も含めた県中東部への影響が大きいことが分かった。 基準を超える確率は0・2―1%と予測している。
一方、 大気中と地表に付着した放射性物質からの全身に対する内部、 外部被ばくの指標となる 「実効線量」 は、 成人の場合で推計。 IAEAは、 屋内退避や除染を行う基準を1週間で100ミリシーベルトとしている。 同線量では、 両市ともいずれの発電所のケースでも、 IAEA基準を超える結果にならなかった。
兵庫県に最も近い高浜原発から県境までは約40キロ。 「原発事故時に緊急防護措置が必要となる区域 『UPZ』 を原発からおおむね30キロを目安」 としている国の原子力災害対策指針では圏外に位置する。 しかし、 県では、 福島原発事故時に30キロ圏外でも防護措置が必要になったケースがあったため、 昨年4月に独自に拡散シミュレーションを行い、 今回はさらに詳細なデータ収集を実施した。
県は、 3月28日に関西広域連合を通じて国に原子力防災対策の拡充を申し入れたが、 今回の結果を踏まえて、 対策の具体化を働きかけ、 県の地域防災計画にも反映させる。
丹波市防災対策室は、 「最重要課題と位置づけ、 具体的な検討に入るよう市長の指示を受けた。 安定ヨウ素剤の保管、 管理の方法を含め、 早急に方針を打ち出したい」 と話している。
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2014年4月26日14:19
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縄文キャンプ参加小学生募る 丹波の森公...
兵庫丹波の森協会は、 丹波の森公苑の里山をフィールドに、 キャンプや生き物観察、 手づくり体験などを行う 「丹波縄文の森塾」 の塾生を募集している。
5月24日に開講し、 来年3月14日まで11回の活動を行う (原則として毎月第4土曜日)。 7月25―27日の 「縄文キャンプ」 では、 火おこしや縄文土器の野焼き、 ツリーイング、 昆虫観察などを体験する。
対象は小学4年生―6年生。 定員30人。 全てのプログラムに参加できることが条件。 所定の申し込み用紙に記入し、 郵送または持参する。 4月30日締め切り。 参加費6000円 (キャンプは別途)。
丹波の森公苑活動支援部森づくり課 (0795・72・5165)。