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2017年8月28日18:25
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軟式野球全国 鳳鳴準決勝敗退
兵庫県代表として23年ぶりに全国高校軟式野球選手権大会に出場していた篠山鳳鳴は28日、明石市の明石トーカロ球場で行われた準決勝で、茗溪学園(茨城)と対戦し、4―0で敗れた。
詳細は31日号本紙に掲載。
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2017年8月28日09:47
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焼肉「武藤道場」
ボリュームたっぷり
プロレスラー武藤敬司さんプロデュースの焼肉店。
食べ放題メニューは2480円と2980円の2コース。単品セットでは「武藤セット」(和牛上ロース、バラ、赤身、野菜=3500円)、「タン3種盛り」(厚切りタン、上タン、塩タン=2100円)が人気。
昼間はボリューム満点のハンバーグランチ(1000円)、お得感のあるホルモンランチ(800円)、焼肉セットの3種盛(ロース、バラ、ハラミ=1500円)が肉好きの心をつかんでいる。
プロレスの映像が常時流れているほか、リングコスチュームも展示している。
兵庫県篠山市東吹330-1
tel.079・555・6103
営業時間/11:00~15:00、17:00~22:00
年中無休
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2017年8月28日09:44
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朝倉邦雄氏訃報
朝倉邦雄氏(あさくら・くにお=一ノ瀬あまご養殖場直営あまご村創業者、元兵庫県あまごやまめ生産協会会長)8月25日午前1時48分、病気のため丹波市内の病院で死去、83歳。自宅は丹波市青垣町大名草898。葬儀は27日午後1時から丹波市青垣町佐治253のルミーナホール青垣で。喪主は長男、重和(しげかず)氏(一ノ瀬あまご養殖場直営あまご村代表)。
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2017年8月28日09:43
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漢方の里づくり進める 武田久平さん(丹...
特産物の商品化で元気に
薬草薬樹公園、兵庫医療大学などと連携し、薬草の産地向上を進めている丹波市山南町和田地区の自治協議会「ふるさと和田振興会」会長を務めて5年目。県の助成を受けて2020年度まで薬草を使ったさまざまな事業を計画している。
昨夏、同大と同公園の連携事業を知り、地域も連携に加わろうと、昨年10月に開催された「漢方の里まつり」に、同まつり実行委員長として同大に参加を呼びかけた。まつりでは地域を挙げて薬草を使った食事や催しを提供。約3000人の集客を得た。「地域が元気になるためには、地域の一大イベントを盛り上げるのが一番。地域住民が自信を持ち、結束する足掛かりとなった」。
まつりによる結束は拠点施設の活性化にもつながった。地域住民が気軽に集えるサロンを開設。さらに、未就学児親子の交流の場、趣味サークルの活動の場としても利用されることに。「地域の課題には、まず住民が結束することで解決の方向性が見えてくるのではと思う」。
このほど、地元の製麺所、同大と連携し、薬草「トウキ」の葉を練り込んだうどんを開発した。今年10月の漢方の里まつりで披露する。「地域の事業所を元気にするのも地域を活性化させる大切な役割」。うどんの次は特産の若松を使って商品化を狙う。正月用の若松の、捨てられる下枝を使ってミニ門松作り教室を12月に計画。「無償のボランティアでは続かないのでは。特産物を生かして収入になれば、担い手不足を解消することにつながると思う」。
定年まで金融機関で勤めた。「地域から離れていたので、地域に恩返しするつもりでがんばりたい」。68歳。
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2017年8月28日09:43
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地域紙
本紙の記事にもある通り、篠山市立中央図書館で今、丹波新聞社の協力により「全国の地方新聞展」が開かれている。北海道から沖縄まで全国各地の地域紙39紙を展示。手に取って読むこともできる。
新聞の凋落が言われている。日本新聞協会に加盟している新聞社の発行部数は一昨年で約4300万部。ピークだった20年前と比べて2割の減となっている。背景にはインターネットの普及がある。
丹波新聞のように限られた地域を拠点にしている地域紙には、IT化に加えて地方の衰微という悪条件ものしかかっている。地方の時代、地方創生と掛け声だけは昔からかまびすしいが、実はあがっていない。そんな中にあって、全国各地にある地域紙はその灯をともし続けている。
「蟷螂(とうろう)の斧」という言葉が浮かぶ。カマキリが前足をあげて車の車輪に向かってきたという中国の故事に基づく言葉で、弱いものが自分の力を考えずに強い相手に立ち向かうという意味。
地域紙を弱小と決めつけるのは表現に行き過ぎがあるが、逆風に立ち向かおうとする態度は、蟷螂の斧のカマキリに通じる。全国各地で、地域紙がそれぞれの地域に密着した情報を提供し、地域の人たちをつなぐ媒体になるべく奮闘していることを知っていただける展示会になればと願う。(Y)
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2017年8月28日09:42
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ゆく夏
酷暑のあと、盆の間の戻り梅雨、「この戻り梅雨のあと、また猛暑の夏日がきます」という気象予報士の言葉にうんざり。とはいえ、蝉の声が少し変わってきた。ミンミン蝉ばかりだったのが、今朝は法師蝉の「オーシツクツクボーシ」の声を初めて聞いた。法師蝉は蜩(ヒグラシ)と並んで秋の蝉。丹波のような空気がきれいで朝夕の温度差のある所では、秋というより梅雨明けのころから鳴きはじめる。八月の始めに帰丹した時もカナカナの声に故郷を実感した。
まあ、そんな天候の中、盆前の土曜日に東京から長女と中二のアイリーンが来てくれた。大学三年のジュリアは夏休みを利用して一ヶ月半、企業インターンを受けるため渡米中なので来られない。翌日長女は三重大の学生で下宿をしているユージンの元へ部屋の片づけや生活指導に出かけた。残ったアイリーンと祖父母の三人で、郡上八幡の徹夜踊りへ。昨年は張り切り過ぎて、慣れない下駄で下駄ずれになってしまった。そこで私だけ洋服と履き慣れたサンダルに。
うちの白猫二匹を貰ってくれた句友を誘ったら「郡上踊りは行ったことないから行きます」と二つ返事。四人で出発、深夜の十一時過ぎに郡上八幡市に到着。去年にもましてすごい人出。山国のひんやりとした風が気持ちよく、さっそく踊りの輪に入る。一時間踊ったところで飲んだビールの美味しかったこと。句友と室町時代の連歌師「飯尾宗祇」ゆかりの湧水「宗祇水」まで吟行したり、街中を流れる吉田川の河原で、ゆく夏を惜しんだ。
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2017年8月28日09:41
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老後はマツタケ“栽培”
マツタケ山復活セミナーを取材した。これまでにも数度、同様の取材をしてきたが、今回の内容はこれまでと違い、果樹園感覚でマツタケを“栽培”しようというもの。
マツタケ山再生の従来の手法は、林床の腐葉土を掻き取ったり、雑木を刈り払って日当たりを良くし、マツタケが発生しやすい環境を整えるというものだった。
今回、専門家が提唱した手法は、山の中にマツタケ栽培園を造ってしまおうというもの。簡単に説明すると、昔マツタケ山であった“素質のある山”の表層土壌を重機を使って全面除去する。そこにアカマツの苗を植栽し、マツタケが好む若いマツ林を育成していく。
シロが形成されるまで最短でも7年ほど掛かるそうで、その間、除草や剪定、混みあった個所の間引き、獣害防除の作業などを行わないといけない。このため、気軽に現場へたどり着ける丘陵地が望ましいという。
講義を聴いていて、その条件にぴったりと当てはまる場所が我が家の裏山にあり、思わずほくそ笑んだ。定年後は、栗栽培とマツタケ“栽培”でいきますか。(太治庄三)
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2017年8月28日09:41
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第534問
現在、丹波市で制作が進んでいる映画のタイトルは何でしょうか?
1.化石の詩
2.恐竜の詩
3.丹波の詩
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2017年8月28日09:40
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柏原町母坪の「栄建」 女性向けDIY店...
写真・女性向けの工具などが並ぶ「+D.I.Y」=兵庫県丹波市柏原町母坪の栄建で
「栄建」(兵庫県丹波市柏原町母坪、足立龍男社長)が8月19日、店舗内に女性向けの日曜大工専門店「+D.I.Y」をオープンした。ホームセンターでは販売されていない工具や、かわいい小物を展示販売している。
小型のノコギリやトンカチ、木材を正確に切断できる補助工具「ソーガイド」などの工具類、輸入品の壁紙や塗料、木棚などを並べている。また、DIYに利用できる丹波市産の端材を安く販売している。
同店(TEL0795・72・0223)は第3土曜の「マルシェの日」にワークショップを開いている。
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2017年8月28日09:38
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雑貨や飲食100店並ぶ 9月3日、篠山...
兵庫県立丹波並木道中央公園(篠山市西古佐、TEL079・594・0990)で9月3日午前10時―午後3時半、ハンドメード雑貨や飲食物の販売をはじめ、いやしのイベントやワークショップなどがある「なみきみちマルシェ」(同実行委員会主催)が開かれる。入場無料。小雨決行。
7回目となる今回は、県内をはじめ、京都や大阪、滋賀、奈良、岡山、愛媛から出店者が集結。約100店舗が軒を連ねる。
手づくり雑貨関係では、革や布の小物やかばん、木工品をはじめ、洋服やグリーンガーデン用品などを販売する。
飲食関係では、パンや焼き菓子、からあげ、アメリカンドッグ、たこ焼きなどを販売する。
占いやカラーセラピー、ハンドマッサージなどのいやしのコーナーもある。
子どもを対象にしたアトラクションも用意。午前11時から、恐竜を探すゲーム「恐竜大捜査線」(定員100人)を実施するほか、午後2時から、5000個のあめや菓子を、もちまきの要領でまく「キャンディ&お菓子のシャワー」を催す。
ブログを開設している。「なみきみちマルシェ」で検索。
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2017年8月28日09:36
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篠山市市名変更問題 要望理由に「食品表...
篠山市の市名を「丹波篠山市」とする市名変更問題に絡み、変更を求める団体などが要望の理由の一つとして商品などの裏面に掲載する食品表示に「『丹波篠山産』とすることができなくなる可能性がある」と声を上げていることについて、篠山市が関連法や事例などを調査し、資料にまとめた。消費者庁は現状では「『丹波篠山産』で問題ない」とする見解を示しているものの、市は、「農産物の原産地については、都道府県、もしくは市町村名を表示するように」と指導している県の見解を「尊重すべき」とした。
発端は2015年、国から食品表示法の権限を一部委任されている県が、同法に基づき、JA丹波ささやまに対し、「消費者に誤認を与えないよう、『丹波篠山産』から、『兵庫県篠山市産』と表示するよう」と指導したこと。理由は、丹波篠山産が、「旧篠山町か、現在の篠山市か、あるいは丹波市と篠山市を含むエリアなのか、特定しかねる」とされた。
この指導はあくまで「指導」であり、強制力があるものではないが、同JAはその後、新商品として販売した「丹波篠山黒枝豆冷凍パック」の原料原産地名を「兵庫県篠山市産」と変更。他の黒豆や山の芋関連商品も順次変更しているという。
一方、消費者庁は、「広く一般に知られている名称ならば問題ない」との認識で、現時点では、「丹波篠山産」と表示することを問題視しておらず、見解が分かれている。
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2017年8月28日09:34
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全国の地域紙を展示 篠山市中央図書館で
写真・全国各地の地域紙を展示=兵庫県篠山市西吹の中央図書館で
兵庫県の篠山市立中央図書館(同市西吹)で、北海道から沖縄まで全国各地にある地域紙39紙を並べた「全国の地方新聞展」が開かれている。県レベルよりも小さな地域を拠点に発行しているローカル色豊かな地域紙をずらり展示、手に取って読むこともできる。初めての企画で、丹波新聞社が開催に協力した。9月7日まで。
今年6月、綾部市で、丹波新聞社も参加した全国地域紙交流会(日本地域紙協議会主催)が開かれ、地域紙の今後について意見交換をした。その際、参加した39社がそれぞれの新聞を寄せ、各社ともに持ち帰った。丹波新聞社では、39社の新聞を広く市民に見てもらおうと、同図書館に展示会の開催を持ちかけ、資料提供した。
東北、関東、近畿など、地方ごとに39紙を並べ、39社の所在地を一覧で示した全国地図も展示している。「これだけの地域紙が一度に見られる機会はない」と来館者に好評で、スマートフォンで写真を撮る人も。来館者の一人は、「どの新聞も地域に密着しており、全国紙にはないぬくもりを感じます。篠山にいながら新聞を通して、各地を旅する気分が味わえますね」と話していた。
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2017年8月27日09:00
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氷上町石生の「パン工房むぎはな」 超小...
写真・実った超小玉スイカ=氷上町石生で
超小玉スイカが実った―。兵庫県丹波市氷上町石生の「パン工房むぎはな」の植え込みで、長さ10センチほどのつるに直径2センチほどのスイカがなり、珍しいと話題になっている。
昨年、客の男性(76)が植えた小玉スイカが熟し過ぎ、そのまま土に埋めておいたところ発芽。少し伸びたつるに花が咲き、8月初旬に小さな実がつき、わずかに膨らんだ。縦縞もくっきり見え、小さいながらもスイカ。そのまま見守っていたが、一向に大きくならず、大き目のビー玉ぐらいのサイズで成長は止まった。
昨年スイカを植えた男性は、「これでもかなり大きくなった方。中は熟れて赤くなっているかな」と笑い、同店スタッフの本多悠乃さんは「かわいい。食べたい」と笑顔だった。
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2017年8月26日15:23
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軟式野球全国 鳳鳴準決勝へ
兵庫県代表として23年ぶりに全国高校軟式野球選手権大会に出場している篠山鳳鳴は26日、明石市の明石トーカロ球場で行われた準々決勝で、専大北上(岩手)を1―0で破り、ベスト4に進出した。
鳳鳴は0―0で迎えた6回表、5番・小畠諒真君がセンターオーバーの2ベースヒットを放つと、6番・洲脇杏耶君の内野ゴロを相手が一塁へ悪送球。その間に小畠君がホームへ駆け抜け、決勝点を奪った。
投手として見事なピッチングを披露した山崎一晟主将は、「少ないチャンスをものにできた」と振り返り、初のベスト4進出には、「自分たちでいいのかな、という思いもあるが、ここまで来たら行けるところまで行きたい」と気合を入れた。
準決勝は28日午後零時半から、明石トーカロ球場。茗溪学園(茨城)と対戦する。
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2017年8月26日09:00
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足立さつきさん...
写真・晴れ晴れとした表情で30周年公演を成功させた足立さつきさん=丹波の森公苑で
ソプラノ歌手の足立さつきさん(兵庫県丹波市春日町出身)のデビュー30周年記念リサイタル「祈り・謡」が8月20日、丹波の森公苑ホール(同市柏原町柏原)であった。白、黄、深紅のドレスに身を包み、重厚に繊細に、たおやかに、時にユーモラスに、表情を変えながら歌声を響かすさつきさんに聴衆は魅了された。
ヴィバルディの宗教曲など荘厳なオペラ曲が並んだ1部、2部は、山田耕筰作曲、北原白秋作詞の童謡など親しみやすいステージ。
オペラ・カルメンより「闘牛士の歌」では、イタリア語で歌った後、日本語で「丹波は良いとこ。黒豆イノシシみなうまい。お酒もあるし、恐竜も出るよ」とご当地替え歌で和ませ、バリトンの井上敏典さんの手を取りダンス。華麗なステップに会場は万雷の拍手に包まれた。
アンコールでは、あなたは私を支え、励ましてくれるという英語曲「ユー・レイズ・ミー・アップ」を披露、コンサートタイトルにぴったりの曲で記念公演を締めくくった。
曲間で足立さんは「おかげさまでデビュー30周年を迎えられた。あっという間のようで長い30年だったが、いつも故郷丹波が私の中にあった。大勢に見守られ、この時を迎えられることに感謝の気持ちでいっぱい」と思いを語った。
足立さんの長年の音楽パートナーのピアノ田中明子さん、大学の後輩のオーボエ山本直人さんが公演に花を添えた。
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2017年8月25日16:02
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軟式野球全国 鳳鳴が初戦突破
兵庫県代表として23年ぶりに全国高校軟式野球選手権大会に出場している篠山鳳鳴は25日、姫路市のウインク球場で行われた1回戦で、木更津総合戦(千葉)を延長13回4―3で破った。鳳鳴軟式史上5回目となる全国大会で、初戦突破は初めてとなり、歴代選手らの悲願を達成した。
山崎一晟主将は、「投手としてがんばってくれた市野のおかげ」と2年生エースに賛辞を送り、「たくさんの応援が後押しとなって、最終回の得点につながった」と感謝した。
ベスト8に入った鳳鳴は、26日午後零時半から、明石トーカロ球場で、専大北上(岩手)との2回戦に臨む。
写真・延長13回を投げぬいた市野咲選手と、初戦の勝利を喜ぶ鳳鳴ナイン
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2017年8月25日09:00
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市島地域の教育考える会 「今後の学校」...
兵庫県丹波市市島地域5小学校のよりよい教育環境を検討する会「市島地域のこれからの教育を考える会」(坂谷高義会長)が、慎重に議論を重ねている。
設立からまもなく丸5年を迎え、これまで16回の会合を実施。今年1月には、「統合を前提に議論を行う」と今後の方向性を決めたものの、地域から反対意見もあり、いったん棚上げに。今年度は、少人数の良さを生かした運営を行っている学校の視察を計画するなど、さまざまな視点から協議を進める予定にしている。
今春、代表に就任した坂谷会長は「地域から小学校がなくなることは、コミュニティの崩壊につながる可能性もある。地域住民も議論に参加してもらい、話し合っていきたい」と話している。
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2017年8月25日09:00
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丹波篠山コシヒカリ魅力発信 ポスターな...
写真・PRポスターや炊きたてご飯を手に「丹波篠山コシヒカリ宣言」を発表する関係者ら=兵庫県篠山市北新町で
篠山市や各種団体でつくる「丹波篠山コシヒカリ宣言実行委員会」(委員長=酒井隆明市長)は8月18日、篠山市産のコシヒカリの魅力をPRする「丹波篠山コシヒカリ宣言」を発表した。PRポスターなどを市内外に配布し、寒暖の差と清流ではぐくまれたコシヒカリの魅力を発信していく。
宣言は、「いただきます。丹波篠山コシヒカリ。毎日食べて元気になろう。美味しく食べてキレイになろう。ごちそうさま。丹波篠山コシヒカリ。ぼくらは、ここに、丹波篠山コシヒカリを、もう一杯おかわりすることを宣言します」。
漢数字で「八・十八」が「米」となることから実行委員らが18日に篠山市役所で宣言を発表した。
500部製作したPRポスター(B2判)には、観光大使やよさこいグループ「丹波篠山楽空間」、ダンスチーム「ダンシングDJ’S」、市内農業者らが登場。米の販売店や飲食店、京阪神の卸先などのほか、市内の小、中学校に配布する。
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2017年8月24日09:02
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思い出は心の中に
お盆前に4日間の休みをいただいて、夫と家の大掃除を敢行した。まあ、出るわ出るわ、清掃センター往復7回、自転車や古本、鉄等を引き取ってくれるNPO法人いぬいふくし村さんに2回、計1トンの家庭ごみを運びに運んだ。よくもここまでため込んだものよと3日目には気が遠くなりかけた。
私は身ひとつで夫のところへ嫁いだので、そもそもあまり荷物は持っていない。季節の洋服ぐらいだ。けれど夫は独身時代から持ち越している荷物もあって、それはそれは膨大な量だ。3日目の朝、私は心の中で「お願いだから捨ててくれ~!!!」と叫びまくっていた。
そんな私の殺気を感じたのか、かなりの荷物を車中に運び込み清掃センターまでの道中に、ぼそっと夫がこう言った。「このレコードプレーヤーは厳選して良いものを買ったんだ。親父に買ってもらったものなんだ。このスピーカーもそうだよ」。62歳で義父は亡くなっている。私たちに次女が生まれた頃だ。夫はお葬式でも涙を見せず、結局、私の前では全く泣かなかった。父と息子だからドライなのかなと思っていた。でも違う。心で泣いていたのね、何も言わないけど。置いておいたらと今さらながら勧めたが、「親父に買ってもらったギターは残してあるから」。
2人で始めた暮らしが3人になり4人になって、そしてまた2人になった。世の無常を感じるが、原点に戻る心構えもできた。残ったのは、歳を取った2人ですね、お父さん。
(土性里花・グループPEN代表)
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2017年8月24日09:00
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春日町野瀬にブドウ園「真楽園」開園 9...
写真・たわわに実ったブドウの手入れをする細見代表=春日町野瀬で
兵庫県丹波市春日町野瀬のブドウ園「真楽園」(細見眞也代表)が、このほど開園した。多品種のもぎ取り体験が楽しめる。9月末ごろまで。午前10時―午後4時。
現在、「黒系」の巨峰やピオーネ、ブラックビートが最盛期。今後、8月末ごろからシャインマスカットや翠峰といった「緑系」、安岐クイーンやクイーンニーナなどの「赤系」が収穫時期を迎える。合計25品種70本を栽培しており、今年収穫できるのは14品種ほどという。
細見代表(64)は4年前、脳出血で倒れ、左半身にまひが残りながらも、一人で計25アールのブドウ園をつくり、昨年に念願のオープン。左腕が上がりにくいため、栽培作業の効率を考え、ブドウの棚を低めに作るなど工夫を重ねている。「子どもも房に手が届く高さなので、収穫を楽しめます」とにっこり。
黒系が100グラム120円、緑系が同140円、赤系が同150円。同園(TEL0795・75・1114)。