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2014年5月1日14:52
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行政書士による無料相談
5月3日午後1時半から柏原住民センター (丹波市柏原町柏原) で、行政書士による無料相談を行う。 相続・遺言、 契約、 届出、 許認可など困り事の相談にのる。 予約不要。 県行政書士会摂丹支部 (0795・77・0126)。
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2014年5月1日14:51
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「兵庫県民謡・名人戦」 参加者募集
6月22日午前10時からポップアップホール (丹波市氷上町本郷) で開かれる「兵庫県民謡・名人戦」 の参加者を募集している。 参加曲は、 兵庫県内の歌に限る。 審査料1500円。 県伝承民俗芸能文化協会などの主催。 5月24日までに、 曲目や住所、 氏名、 電話番号を書いて〒669―3303、 丹波市柏原町見長360―1、 兵庫県民謡・名人戦実行委員会(柏声会内)へ。 電話、 ファクスともに0795・72・1247。
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2014年5月1日14:50
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道路整備計画の審議委員を募る 丹波市が...
丹波市 (建設課0795・74・2550) は、 「市道路整備計画」 (計画期間2015―24年度) を策定するにあたり、 同計画審議会の委員3人を公募している。 5月14日まで。幹線市道の計画的な整備を図るための計画で、 今年度中の策定をめざす。
20歳以上の市内在住、 在勤者で、 昼間の会議に出席できる人が対象。 任期は、 審議が終了するまでで、 年3回程度の会議を予定している。 1回出席につき、 3500円を支給する。
氏名、 生年月日、 電話番号などを記入 (様式自由) し、 「将来に向けた丹波市の道路網についての提言」 をテーマにした作文 (400字以上) を添えて、 郵送 (〒669―4192 春日町黒井811)、 持参すること。
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2014年5月1日14:49
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兵庫陶芸美術館・県民陶芸大学 電動ロク...
兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭) は6月14日から、 電動ロクロによる作陶の基礎を学びたい人を対象にした計8回の講座 「県民陶芸大学―基礎コース」 を開催する。 受講生を募集している。 講師は丹波焼窯元が務める。
開講日は、 6月14、 15、 21、 22、 28、 29日、 7月6、 13日の計8日間。 時間はいずれも午前10時―午後4時半。 同美術館の工房で行う。 定員は20人 (定員を超えた場合は抽選)。 受講料は2万4000円 (材料、 資料、 焼成、 指導代など含む)。
5月27日までに同美術館へ申し込む (電079・597・3961、 FAX・597・3967)。
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2014年5月1日14:49
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平和への思いメッセージに 5月20日まで...
第9回 「愛と平和の手づくりコンサート」 が6月21日、 ポップアップホールで開かれるのに向け、 主催の実行委員会は、 平和への思いや願いを託した 「平和のメッセージ」 を募集している。
未来の子どもたちのために私たちができることなどを、 俳句、 川柳、 短歌、 詩、 メッセージなどに表現して、 5月20日までにファクスで下野美彦さん (FAX0795・87・5343) へ。 応募作品は、 メッセージ集としてまとめ、 コンサート当日、 参加者に配布する。 コンサートについての問い合わせは山本俊平さん (0795・75・0775)。
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2014年5月1日14:48
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「中信杯テニス大会」 参加募る
6月8日午前9時から、丹波の森公苑テニスコートで開く「中信杯テニス大会」 の参加者を募っている。 ダブルス3ペアによる職域対抗団体戦。 参加費は1チーム5000円。 5月29日までに丹波インドアテニスカレッジ (FAX0795・70・2688) へ申し込むこと。
問い合わせは丹波市テニス協会 (山内理事長090・3702・1073)。
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2014年5月1日14:39
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「司書」になって児童対象に講座 丹波市...
丹波市立図書館 (中央図書館事務局0795・82・7100) は、 4年生以上の小学生を対象に市立中央図書館で開く 「子ども司書養成講座」 の受講生10人を募集している。 6月7日に開講し、 12月7日までの全7回。 参加無料。
学校の図書室や地域で、 読書の楽しさを伝えるリーダーになってもらうのがねらい。 講座では、 本の分類と整理、 おすすめ本の紹介、 読み聞かせについて学んだり、 カウンターでの貸出、 返却などの実習もある。
希望者は5月16日までに申し込むこと。 応募多数の場合は抽選。
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2014年5月1日14:36
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明智光秀公研究会のツアー
福知山明智光秀公研究会のツアーで京都市北郊、 京北町の周山城へ。 若狭に通じる要衝の地に、 光秀が急峻な山を切り開いて作った。 江戸期には麓に、 飛び地を領していた篠山藩が代官所を置いている。 ▼切り立った崖を斜に縫いながら1時間。 草に覆われた馬屋跡の石垣が見えてきた。 大きな石が崩れている道をさらに進み、 百㍍四方の本丸跡にたどりつく。 今はうっそうとした杉林に囲まれ、 下界は見渡せないが、 想像図を見ると、 尾根筋を巧みに使って四方に足を伸ばした、 いかにも攻め難そうな形だ。 ▼光秀は茶人の津田宗及と天正9年にここで月見をし、「月は穐(あき)秋は美山の今宵哉」 と発句、 宗及が 「宮古人月と酒とのこよいかな」 と結んでいる。 研究会の山口正世司会長によると、 光秀は中国古代に善政を敷いた王にちなんで 「周山」 と名付けたとか。 ▼山麓の慈眼寺で村人が秘かに祀っていた光秀の木像を拝観。 眼球がキッとにらみ、“逆臣”の汚名をはばかって真っ黒に塗った墨が一部剥げて桔梗の紋がかすかに見える。 往路に寄った園部の曹源寺では、 本尊釈迦如来の厨子の留金に桔梗紋が施され、 こちらは光秀が、 同地で波多野勢と激しく合戦した後、 地元に迷惑をかけた償いとして寄進したそうだ。 ▼光秀の人となりと共に、 それを後世に伝えてきた人々の心に触れた。 (E)
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2014年5月1日14:36
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「時は今…」
NHK大河ドラマで 「軍師官兵衛」 が放映されている。 黒田官兵衛は、 羽柴 (豊臣) 秀吉の側近。 織田信長が本能寺の変で明智光秀に討たれると、 毛利攻略のために中国地方に進軍していた秀吉に、 「光秀を討つべし」 と進言したことで知られる。 かたや、 光秀の重臣、 斎藤利三は、 本能寺の変で、 主君の織田信長を討てという光秀の命を受け、 軍団をまとめた功績が伝わる。 「時は今、 天 (あめ) が下知る五月哉 (かな)」 という句が本能寺の変直前の光秀の心境を表わすとされる。
リーダーには、 ブレーンの存在が大きな意味を持つ。 群雄割拠の戦国時代が人を引きつけるのは、 城主だけでなく下臣の様々な行動が、 今の世にも当てはまる面があるからだ。 兵庫、 京都府などの連携により、 「明智光秀を大河ドラマに」 という運動が進められている。 光秀が攻略に手こずり、 信長をあせらせた黒井城、 八上城の戦いがポイント。 丹波平定を成し遂げた光秀に対する信長の信頼度は以前にも増しただけに、 平定数年後の本能寺の変は不自然。 諸説ある2人の確執の謎は深い。 平定が自信となり、 かねてからの胸に秘めた計画を遂行したのか。「家康や信長、 秀吉は偉大な人。 光秀は苦悩や成功、 挫折をともに味わった人。 共感が持てる」 というある光秀研究者の言葉に実感がこもる。
隆盛をきわめた人の没落、 新興勢力台頭など歴史は繰り返す。 新緑が目立ち始めた黒井城跡のある猪ノ口山。 篠山を東に車を走らせ、 迫りくる八上城跡のある高城山の風景は風格を感じる。 山を眺め、 戦国時代に思いをはせたい。 大河ドラマ誘致は、 まさに、 「時は今」である。「戦いの舞台静かに初夏の風」。(臼井 学)
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2014年5月1日14:36
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愛育班活動で全国表彰 「やかみ」の井関...
全国で、 愛育班活動に特に功績のあった個人を表彰する 「愛育班活動功労者」 の 「恩賜財団母子愛育会会長表彰」 に、 篠山市やかみ愛育班の井関弘子さん (83) =篠山市殿町=が選ばれ、 このほど、 明治記念館 (東京都) で開かれた 「愛育班員全国大会」 で表彰された。 井関さんは 「受賞させていただき大変ありがたい」 と喜んでいる。
八上地区の愛育班として1993年に結成した当初から班長を務めている。 篠山市発足の99年からは市愛育会の副会長を4年、 2003年から4年間、 会長を務めた。
10年ほど前から、 「愛育班活動は楽しい」 ということをPRするために、 普段の活動をもとにした寸劇をつくり、 同地区内外に広めていった。 また、 幼稚園や小学校で児童たちに昔遊びを伝承したり、 2年ほど前にJICA (国際協力機構) 視察団を受け入れるなど、 活発に活動した。
井関さんは 「愛育班活動を通してたくさんの人と交流し、 話ができ、 自分も元気になった。 ひとり暮らしの人から 『楽しみに待っているよ』 と言われたりして、 訪問活動を喜んでもらえるのがやりがい。 あとは若い人にうまく引き継いでいけるようがんばりたい」 と話していた。
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2014年5月1日14:35
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新緑の森で冒険
氷上町谷村の 「里山ごんげんさん」 と、 春日町下三井庄の 「大路こどもの森」 へ取材に出かけた。 新緑の森は気持ちがいいだろうな、 と思っていたら本当に気持ちがよかった。
「里山ごんげんさん」 は、 野遊びのベテラン、 70歳代のボランティアのみなさんが遊びを見守って下さっている。
ここで、 ハプニングに遭遇した。 「あ、 ヘビや!」 と子どもたち。 わらわらわらっと集まってくる。 男性スタッフが棒を持ってきてヘビを引っかけ、 「これも勉強」 と言って、 子どもたちとヘビと記念撮影してから奥の方へ逃がしてくれた。
一方の 「大路こどもの森」 は、 現役の親世代が中心になって近年整備された場所。 建築士のアドバイスで建てられた、 ちょっとおしゃれな雰囲気も漂うツリーハウスで、 一人物思いにふけっているような男の子や、 ターザンロープをまさにターザンのように乗りこなしていた小さい女の子もいた。
子どもたちが大きくなった時、 森遊びがどんな思い出として残っているのか、 機会があれば将来聞いてみたい。(古西 純)
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2014年5月1日14:35
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わたくし的読書のススメ
5月に友人と 「読書会」 を開く予定になっている。 内容は単純で、 自分のおすすめの本を一冊持参し、 その本をすすめる理由を話すだけ。
2年ほど前に一度開いたことがあって、 その時、 自分では絶対手に取りもしないだろう本を、 人がこんなにこの本は面白いと力説するのをその場で見て聞いて、 思わず読んでみたくなり、 自分の読書の幅を少し広げられたことがあった。
自分ひとりの世界だと、 興味のあるジャンルがどうしても限られてしまうが、 人の意見を聞く機会があると、 参加してくれた人数分の視野を自分に取り込むことで世界が広がっていく。
新聞の書評欄なども、 新聞を開くとまっさきに読むたちだが、 読んだそのときは、 ほほ~、 読んでみたいな、 と感心しながらも新聞から目を離すとすぐにそこから頭が遠のいてしまう。 けれど人が実際に目の前で 「この本はこんなところが面白くて、 私はどんど ん読んじゃって、 とても有意義な時間を過ごしたから、 ぜひ、 君たちも読んでみてはいかがかな。 いや、 読むべきなのでは」 などと、 迫力感たっぷりで勧めてくれるのを聞いていると、 もしかして、 これは読まねば一生涯の損失なのでは、 と思わせられ、 頭にいつでも発表された方の顔の表情と勧めっぷりが残り、 数日後にはその本を手に入れ、 本の世界に埋没していることになるわけである。
生の迫力というのはすごい。 何にも勝る力を持っている。 たった2時間ほどで人生がより豊かに彩られる。何て嬉しいこと!
(土性里花・グループPEN代表)
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2014年5月1日14:34
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故郷篠山で初の個展 陶芸家・林益郎さん
篠山市中原山 (福住地区) の陶芸家、 林益郎 (ますお) さん (34) が5月1日から、 ギャラリー喫茶 「森の時計」 (篠山市本郷、 079・592・0336) で初の個展を開く。 10歳まで育った篠山に5年ほど前に帰郷した林さん。 「大好きな篠山の自然や風景に合う作品を並べています」 と来場を呼び掛けている。 5月末まで。
祖父も父親も京都の陶芸家。 10歳の時に父親の仕事で北海道に。 高校を卒業後、 陶工高等技術専門校 (京都市東山区) で陶芸を学び始め、 その道に進んだ。
「子どもの時の篠山の良い思い出」 があり、 約20年間、 空き家だった中原山の家に戻り、 父親が使用していた窯を使って作陶を始めた。 「近所の人が覚えていてくれて、 親しく声を掛けてもらえたのがうれしい」 とご近所との交流が楽しみという。
父親が残した窯は 「行って来い窯」 と呼ばれるもので、 手前から薪を投入して、 炎が奥の方へまわって、 手前の煙突から煙が出る。 林さんによると、 効率良く短時間で焼き上がるという。
作品の特徴は、 白化粧を乗せて焼く 「粉引」 (こびき) をメーンに、 普段使いの茶碗やカップ、 皿などの食器類が多い。 また、 京都で学んだ茶道具、 篠山に豊富にある花を生ける花器もつくっている。 最近、 野菜をデザインした食器をつくり始めている。
古民家ギャラリー 「惠山 (けいざん)」 (篠山市立町) で常設展示している。
森の時計の定休日は月、 火曜 (5、 6日は営業)。 在廊日は1、 6、 11、 18、 31の5日間。
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2014年5月1日14:34
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花のシャワー...
白毫寺 (丹波市市島町白毫寺、 荒樋勝善住職) で5月3日から、 恒例の 「九尺ふじまつり」 が開かれる。 約120メートルの藤棚いっぱいに咲く花のシャワーを楽しむことができる。 開花期間中は、 特産物や軽食の販売があるほか、 日没から午後9時までライトアップする。 同寺のフジを題材にした写真コンテストの作品や、 俳句も募集している。
3―6日、 10、 11日は、 地元のボ ランティアグループ 「藤の木愛好会」 が餅つきの実演などを行う。 5日午後1時から、 藤棚の広がる広場で地元の大正琴グループによる演奏、 2時から演歌歌手の八河こず枝さんによる 歌謡ショーなど。 3時からは餅まきもある。
16日午後6時半からは、 県内の天台宗の僧侶が30人ほど集まり、 仏典に節をつけた仏教音楽 「声明公演」 を行う。 お経の意味の解説も予定している。
毎年、 参拝客でトイレが混雑することから、 今年3月、 白毫寺自治会が市の補助を受け、 同寺第1駐車場にトイレを設置した。
荒樋住職は 「花の香りに包まれ、 穏やかな気持ちになってほしい。 昨年植えた800本の西洋シャクナゲと一緒に楽しんでもらえれば」 と話している。
一般300円 (高校生以下免除)、 団体200円 (20人以上) の志納金が必要。 同寺 (0795・85・0259)。
写真・間もなく見頃を迎える白毫寺のフジ=同寺で
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2014年5月1日14:26
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記念講演と祝賀会 「おめめどう」創業10...
自閉症や発達障がい者の快適な暮らしを支援するグッズの開発、 製造、 販売を手掛ける会社 「おめめどう」 (篠山市味間奥、 奥平綾子代表取締役) が、 今月で創業10周年を迎えた。 10日午後2時から、 篠山市民センター (黒岡) で記念講演会を開く。 「障がいのある人へのコミュニケーション支援」 をテーマに、 基調講演や対談を行う。
国立特別支援教育総合研究所 (神奈川県) 教育研修情報部総括研究員の金森克浩さんが基調講演を行うほか、 兵庫教育大学講師の小川修史さんの司会で、 金森さんと、 県立福祉のまちづくり研究所 (神戸市) 特別研究員の大西俊介さんが対談する。 障がい者のコミュニケーションの場面での効果が期待され、 タブレット端末による教育、 余暇での利用などで広まりを見せている 「ICT (情報通信技術)」 などについて話し合う。
参加費2000円。 定員70人。
また、 講演終了後の午後5時半から、 大正ロマン館 (北新町) の 「レストランろまんてい」 で祝賀会を開く。 参加自由。 参加費は3500円 (バイキング料理とソフトドリンク飲み放題)。
問い合わせや申し込みは、 おめめどう (電・FAX079・594・4667。 Eメール haruyanne@omemedo.tanba-sasayama.com)。
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2014年5月1日14:25
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篠山発展へ英知結集 出身の識者らが会発...
篠山市出身で学術、 芸術の分野の第一線で活躍するメンバーが集まり、 篠山の発展に向けて活動する 「丹波篠山文化会議」 が誕生した。 設立メンバーは関西を中心にした39人で構成。 今後さらに会員を募りながら、 郷土に寄与する知恵を結集し、 次世代を担う若者たちの育成などに取り組んでいく。
同会議に所属するメンバーは、 篠山鳳鳴高校の卒業生が中心。 人文・自然科学などを扱う大学教授や絵画や書道、 陶芸、 音楽、 文学、 詩歌、 演劇、 映像、 建築などの専門家、 在郷の郷土史家など、 学術・芸術を生業としている人々で構成する。
主な活動として、 ▽次世代の育成や地域文化への貢献などを目的に市内の教育現場へ出前授業などに出向く▽生涯学習活動への協力▽会員相互の親ぼく▽会員から外部に向けた篠山の情報発信▽篠山地域の各種調査研究活動▽会員の出版物や作品などを教育現場に寄贈―などに取り組んでいく。
4月26日にユニトピアささやま (矢代) で設立総会が開かれ、 会長に京都大学名誉教授などを務める河合雅雄さんが就任した。
仕掛け人は、 映画監督の西垣吉春さん。 学術・芸術分野で市出身者が活躍する中、 分野を超えて交流する場や、 郷土のために知恵を出し合う場を設けることを狙い、 会員を募った。
西垣さんは、 「この会議がふるさとのために力になれれば。 またメンバーも篠山のことをあらためて知りなおす機会にしたい」 と意気込み。 河合会長は、 「こんなにたくさんの人材がおられることを知らなかった。 会員同士の交流も進めていきたいし、 郷土の発展に大きな風が生まれていることをとてもうれしく思う」 と話していた。
9月ごろに市内の学校で出前教室を開く予定。
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2014年5月1日14:25
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丹波市担当「速報ない」 業者と食い違い...
2012年8月に青垣で発生した濁水流出事故などに関する市議会100条委員会が4月28日行われた。 東芦田新水源の原水水質検査を行った業者が、 「 (水質に) 異常があった場合は、 速報として電話で市に伝えているはず」 と答弁したことに対し、 水質検査を担当していた当時の市主事は、 「 (速報は) なかった」 と証言。 また、 同新水源の工事を行った業者の責任者が、 水質検査について 「市が行うもの」 と認識していたことに対しても、 当時の市係長は、 「仕様書にあるとおり、 業者がすべきこと」 と証言し、 認識が食い違った。
前回の委員会における業者の答弁を確認するため、 当時の水道部工務係主幹、 施設係主事、 工務係長の3人を再度、 証人喚問した。
水質に異常があった場合の速報について、 市主査は、 「速報を受けた覚えはない。 携帯電話の番号も伝えているので、 私以外に連絡が入ることは考えにくい」 とした。 また、 水質検査に関しては、 当時の主幹、 係長ともに 「業者がすべきこと」 との認識を示したが、 採水に関しては 「記憶にない」 とし、 誰が現場から水を取って検査に回したかは、 はっきりしなかった。
次回委員会は、 15日午前9時半から。 同委は、 業者に対し 「速報」 に関するマニュアルなどを問い合わせるほか、 誰が水質検査をすべきだったかについては現公営企業管理者と水道部長に見解を問うことを確認。 最高責任者としての市長にも話を聞くことを決めた。
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2014年5月1日14:24
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「マダニ」に注意!! 感染症で死亡例も
昨年、 兵庫県内でマダニが媒介する感染症 「重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)」 の患者が確認され、 死者も出たことなどから、 県は、 農作業やハイキングなど、 野外で活動する機会が増えるこれからの季節に向け、 「マダニにかまれないように気をつけて」 と呼びかけている。 マダニが多く生息する森林や草むらに入るときは、 ▽長そでや長ズボン、 長い靴下などを着用し、 肌の露出を極力少なくする▽とりついたマダニを発見しやすくするため、 明るい色の服装を▽マダニがつきにくいさらさらとした手触りの化学繊維素材の衣類を着用▽市販のダニ忌避剤を使用する―などの予防対策を勧めている。
写真・SFTSウイルスを保有していることが確認されているマダニの一種、 「フタトゲチマダニ」 (写真上、 吸血後) と 「タカサゴキララマダニ」。 種類によるが、 大きさは成虫が3―8ミリ、 吸血後は10―20ミリ程度=篠山市今田町内で
SFTSは、 「SFTSウイルス」 を持つマダニにかまれることにより感染する病気で、 6日から2週間程度の潜伏期間をおいて発症。 発熱のほか、 食欲低下、 嘔吐、 下痢、 腹痛などの消化器症状が現れ、 重症化すると死亡することもある。 中国の報告では、 致死率を6%程度としている。 有効な薬剤やワクチンなどはないため、 治療は、 症状に応じた対症療法が主体となるという。
SFTSは近年、 中国で流行が見られる疾患で、 2011年に初めて特定された新しい感染症。 日本では昨年1月、 山口県の成人女性から初めて確認された (12年秋に死亡)。 その後、 過去にさかのぼって調査した結果、 05―12年までの間に10人が感染していたことが分かった。
厚生労働省によると、 これまでに山口、 兵庫、 島根、 岡山、 広島、 徳島、 愛媛、 高知、 佐賀、 長崎、 熊本、 宮崎、 鹿児島の13県で計57人の患者が確認されており、 そのうち死亡が23人 (4月13日現在)。 兵庫県では、 昨年、 70歳代と80歳代のいずれも女性2人が発症し、 80歳代女性が同年5月に死亡している。 日本でのSFTS患者の年齢層は40―90歳代で、 全患者の約95%が50歳以上。 月別の発症数は5月が最も多く、 次いで7月に多い。
これまでのところ西日本を中心に発生しているが、 国の調査では、 患者のいない地域からでもSFTSウイルスの存在が確認されているという。
マダニは国内で47種類が知られ、 SFTSウイルスを保有するのは、 現在のところ、 そのうちの5種類。 保有率は5―15%で、 種類により違いがあるという。 ただし、 これらのダニすべてが実際にヒトへの感染に関与しているかどうかは不明。 植物に付着し、 動物が通りかかるのを待ち伏せしてとりつく。 シカなどの野生動物をはじめ、 イヌやネコも吸血源になる。 食品などに発生するコナダニや衣類、 寝具に発生するヒョウダニなど、 家庭内に生息するダニは、 この疾患とは無関係。
県は 「吸血中のマダニに気が付いた際、 できるだけ医療機関 (皮膚科) で除去すること。 無理に取ろうとして体を押しつぶした場合、 マダニの体液が人の体内に入り感染の危険性が増加する。 また、 マダニの口器が皮膚内に残ると、 化膿することもある」 などと注意を促している。
問い合わせなどは、 県健康福祉部健康局疾病対策課 (078・341・7711)。
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2014年5月1日14:24
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氷上町葛野産「ホンモロコ」初出荷 今季...
丹波市氷上町葛野地区で特産化をめざして養殖されている白身で上品な味わいのホンモロコ―。 今季初めて出荷され、 丹波市内の飲食店で 「葛野産」 が客に提供された。 出荷した生産者は1人、 取引先も3店舗と、 緒についたばかりだが、 売れたことが自信になり、 来季は生産量を倍に増やす。
出荷したのは、 安達晴太郎さん (氷上町柿柴)。 12月の 「かどの冬まつり」 のイベント時に 「かどのの郷」 のレストランに初出荷。 4月22日に出荷を終えた。
地元の 「やすら樹」 (同町清住) と、 知り合いの店2店と取引し、 計40㌔を販売した。 自身で、 体の厚みが10ミリ以上のものを 「大」、 9―10ミリを 「中」 と規格を決めており、 おおよそ、 1キロあたり大で70尾、 中で100尾になる。 中は南蛮漬けや唐揚げに、 大は塩焼きなどに使われた。 卵を持ち、 「子持ち」 となる春先からは、 甘露煮にも使われた。
1キロ単位で、 生きたまま出荷する。 やすら樹の川邊俊之料理長は、 「唐揚げの場合、 生きたまま油に入れるので、 ヒレが立ってきれいな形に揚がる。 使い勝手が良く、 味も良く、 コースの中に入れても一品料理として出しても好評だった」 と話す。
安達さんは、 今季の5000匹を来季1万匹に倍増させる。 「売れ残ったら困ると思って今季は控えていたが、 需要は結構あると実感した。 倍に増やしてもそう売り先に困ることはないだろう」 と言う。
5月初旬は、 産卵、 ふ化させる大事な時期。 「ここが一番難しいが、 うまくやりたい」 と意気込んでいる。
写真・やすら樹で提供された葛野産ホンモロコの唐揚げ
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2014年5月1日14:23
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良品を本場から発信 丹波栗の苗木を生産...
日本一の丹波栗の産地復活をめざし、 クリ生産に力を入れる取り組みが官民あげて行われるなか、 丹波市で良質の丹波栗の苗木の産地化をめざす苗木生産グループが立ち上がった。 丹波栗と合わせ、 本場からの 「丹波ブランド」 発信強化をねらう。
写真・丹波栗の苗木生産グループ 「三栗園」 を立ち上げた吉竹代表、 足立さん、 河村さん (左から) =柏原町下小倉で
丹波市栗振興会の河村修治会長 (64) =柏原町大新屋=と丹波栗生産組合の足立義郎組合長 (61) =青垣町森=、 同振興会会員で、 苗木を育てた経験がある吉竹清志さん (73) =柏原町下小倉=の3人で、 「三栗 (みくり) 園」 を立ち上げた。
県の丹波栗復活大作戦などで新植が増えているが、 苗は県外から買っていることや、 元氷上郡くり振興会長の寺内勝治さん (山南町岩屋) が亡くなって以降、 丹波市内では苗木を本格的に生産する人がいなくなったこと、 かつて柏原町上小倉―下小倉一帯が、 スギ、 ヒノキの苗木の産地だったことなどから、 柏原で 「本場丹波産の丹波栗の苗」 を作ることにした。
吉竹さんが上小倉で実から育てたクリの苗木を、 下小倉の畑に移植。 この台木に、 河村さんと足立さんの農園で、 大粒で多収の実績がある 「筑波」 「銀寄」 の枝から取った穂木を約50本接ぎ木した。 この50本が1年後に製品第1号になる。
これとは別に、 種に使うクリのサイズが、 台木の太さに影響を与えるのかを調べるため、 12グラム―25グラムとサイズの異なるクリ700粒をは種、 来年接ぎ木して生育を見る。
河村さんは、 「苗を作りながら良い系統を見つけ、 それを増やし、 生産者に供給していきたい」 と言い、 足立さんは、 「養父市八鹿町朝倉の 『朝倉山椒』 の苗は全国的に有名。 丹波産丹波栗の苗木もそれを目指したい」 と笑顔。 三栗園の代表を務める吉竹さんは、 「本場で、 本物の良い苗をこだわって作りたい」 と意気込んでいる。
県丹波農業改良普及センターの黒田英明さん (32) によると、 国内主要産地は茨城県、 福岡県、 岡山県など。 黒田さんは、 「穂木の形質が受け継がれるのがクリのおもしろいところ。 ここには、 良い穂木がある。 接ぎ木がしやすいのもクリの特性。 いい苗木ができるのでは」 と期待を寄せている。