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2014年5月22日10:47
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観光セミナー
5月30日午後1時半から柏原住民センターで、「丹波の名彫刻師 中井権次一統」 をテーマに、 元高校教諭で中井権次研究家の岸名経夫さんが講演する。 無料。 丹波市観光ボランティアガイド連絡協議会の主催。 一般も受講できる。 同協議会事務局 (0795・72・2340)。
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2014年5月22日10:46
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「ビューティ」一堂に 20ブース出店 5...
パナホーム柏原展示場 (丹波市柏原町柏原) で5月25日、 初めてのイベント 「ビューティバイキング in Tanba」 が開かれる。 美容系をはじめ、 アクセサリーや占いなど、 女性が好むジャンルの約20ブースが出店。 企画したトータルエステティックサロン 「アンヌ・マリー」 (柏原町柏原) 代表の山下八琉代さんは 「1カ所でいろいろなお店が見られる機会。 男女問わず、 家族や友人と気軽に遊びに来てほしい」 と呼びかけている。
西脇市で開かれていたイベントを参考に、 「丹波市も美容系のイベントで盛り上げたい」 と企画した。 丹波市、 西脇市などから、 リラクゼーション、 手作りアクセサリー、 占い、 手織り、 ブティックなど幅広いジャンルの人が参加する。
山下さんは 「地元にはすばらしい技術を持っているのにあまり知られていない人も多い。 少しでも自分たちの店を知ってもらい、 出店者どうしの交流の場にもなれば」 と話している。
午前10時―午後5時。 アンヌ・マリー (0795・73・1028)。
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2014年5月22日10:46
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二輪車を体験・安全運転教室も Mランド...
篠山自動車教習所 「Mランド丹波ささ山校」 (篠山市池上) が5月24日午前10時から、 同教習所で二輪体験イベント 「サイクルフェスタ」 を開く。 「みんなで二輪を楽しむ」 をテーマに、 乗車体験や安全運転教室を開く。
午前10時―正午、 自分の自動二輪車を持ち込んでのライディングスクール (1000円)。 正午―午後1時、 自動二輪車の後席に乗る体験試乗 (200円)。 午後1時―2時半、 自分の原付 (500円) と自転車 (200円) を持ち込んでの安全運転教室を行う。
申し込みは23日までに同教習所 (079・552・0815)。
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2014年5月22日10:45
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アフガン支援の中村医師が講演 5月31日...
アフガニスタンの農村の水利事業を通して農村復興支援などを手がけるペシャワール会現地代表で、 ピース・ジャパン・メディカル・サービス総院長の医師、 中村哲さんの講演会が、 5月31日午前10時から丹波の森公苑で開かれる。 丹波市仏教徒大会の10周年記念事業。 仏教徒以外の参加も広く呼び掛けている。 無料。
「アフガンを通して見える日本」 が演題。 中村さんは、 1984年からパキスタンでパキスタン人やアフガニスタン難民のハンセン病患者の医療支援に従事。 戦火と干ばつで難民化し、 100万人規模の餓死者を目にしたことで、 飲料水、 かんがい用水事業を手掛けるようになった。 1600本の井戸を掘り、 用水路を築いて1万5000ヘクタールの農地をよみがえらせ、 50万人の自給生活を可能にした。
アジアのノーベル賞とも言われる 「マグサイサイ賞」 を2003年に受けるなど、 受賞多数。 「人は愛するに足り、 真心は信ずるに足る―アフガンとの約束」 (共著、 2010年、 岩波書店) など著書多数。
問い合わせは市仏教会事務局の明顕寺 (0795・72・0631)。
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2014年5月22日10:44
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曼画堂経営・漫画家 野々口 悟さん
一コマで笑い生む
(ののぐち さとる)京都市右京区在住
1956年 (昭和31) 篠山市野々垣生まれ。 篠山鳳鳴高校、 龍谷大経済学部卒。
京都市でこだわりの文具店 「曼画堂」 を営むかたわら好きな漫画を描く。 最近、 篠山の畳店で文具の販売と自作の漫画を展示。 高校同級生の陶芸家、 北村圭泉さんの書も飾った。
大学を卒業後、 洋画の材料などを扱う画材専門店の画箋堂に入社。 32年間勤務した。 営業で頑張ったが、 少子化の影響などで、 学校関係の需要が減少し、 仕事も減った。 病気を転機に退職を決意。 3年前に仕事の経験を生かし、 文具店を開いた。
絵が好きで、 高校入学後美術部に入部したものの、 2年生の時、 以前から興味があり、 創部されたばかりのサッカー部へ。 大学でコミック研究会に入部してから本格的に漫画を描くようになった。 所属したのは森龍吉ゼミ。 森教授は元新聞記者。 経済学部だが、 研究テーマは何でも良いという名物ゼミ。 「卒論は漫画史。 鳥獣戯画から江戸時代の北斎漫画、 劇画、 貸本までを取り上げた」 と言い、 趣味が研究テーマにもなった。
大学時代から、 一コマ漫画を掲載する 「ぼむ」 という同人誌にかかわる。 京都精華大学、 立命館大学などで教べんをとるプロの漫画家と交流。 今も柳たかをさん、 団士郎さん、 篠原ユキオさんといった漫画家のほか、 落語家の桂南光さんも名を連ねている。
仕事のかたわら懸賞漫画にも応募。 読売国際漫画大賞で入賞経験もある。 描く漫画は、 言葉を入れないで、 表現するノンキャプション。「政治とか社会風刺といった大げさなものではなく、 人間を見つめる漫画を描いていきたい。 くすっと笑えるような作品を」 という。
本業の文具店は、ミュージアムショップなどにフレームやノートなどを納入。 「自分が使いやすい品物を仕入れる。 民芸にも興味がある」 と話し、 自身の作品も展示している。 好きな漫画を描きながら、 ゆったりとした時間や空間を大切にする日々。
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2014年5月22日10:43
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農地集約を推進 丹波にも管理事務所 中...
農地の有効利用の継続や担い手への農地利用の集積、 集約化を進める 「農地中間管理事業」 が今年度から始まっている。 兵庫県では、 ひょうごみどり公社が同事業を担う 「中間管理機構」 になっており、 丹波地域でも、 県丹波農林振興事務所内に、 同公社の丹波農地管理事務所が開設され、 農地集約推進員が配置されている。 今後、 事業のPRや農地を借りたい人と貸したい人とのマッチングを進める。
これまで農地の利用権設定は、 相対で取引していた。 市、 農業委員会に申し出る場合は農地を貸したい人が耕作を引き受ける人を見つけて利用権設定をしていた。
従来の方式を残しながら、 今年度新たに、 貸し手が 「機構」 (公社) に貸し、「機構」 が耕作者を選定し、 貸す仕組みが始まった。 貸し手は必ずしも耕作を引き受ける人を見つけなくても良くなった。
「機構」 は1年間農地を保有し、 その間に、 農地を借り受けたい経営体と、 農地とのマッチングをはかる。
引き受け手が見つかるまでの間、 預かっている農地の草刈りなどの維持管理は機構で担う。
農地を貸したい人の受付は、 機構が業務委託する。 委託先は、 農地情報を持っている市かJAを念頭に調整中。 機構で、 預かる土地について一定のルール (耕作放棄地の 「赤」 地域は預かれないなど) を検討している。
機構は年2回 (6、 12月) 借り手を公募する (同公社のウェブサイトで告知)。 委託先が決まれば、 「貸していただける農地がないか地道にまわり、 協力を募っていく」 (同公社農地管理課) と、 借り手の希望がかなうよう掘り起こしもする。
機構が借りた農地は、 公募に応募した経営体に貸す。 機構は、 ▽すでに効率的、 安定的な農業経営を行っている農業者の経営に支障を及ぼさないようにする―などのルールにのっとって貸付先を決める。
また、 農地を貸す側の特典として国庫補助があり、 今年度と来年度は単価がかさ上げされる。
同公社が4月1日から30日まで借受希望を募ったところ、 11経営体が丹波地域で耕作をしたいと応募した。 借受希望面積は、 篠山市で1280ヘクタール、 丹波市で137ヘクタール。 米穀の卸業者が新規参入を希望しており、 「トウバン」 (本社・稲美町) が、 「三木市、 小野市、 篠山市の合計で1000ヘクタール」、 神明ホールディングス (神戸市) が、 「神戸市、 三田市、 養父市、 篠山市との合計で100ヘクタール」、 伊丹産業 (伊丹市) が 「三田市、 篠山市、 丹波市の合計で100ヘクタール」 などを希望している。 作付予定作物は水稲が主。
篠山市の岡野小、 西紀南小校区で60ヘクタールの借受を希望している丹波たぶち農場 (同市口阪本) の田渕真也さんは、 「この制度を利用して地域の農地維持、 利用に貢献したい」 と話している。
事業の問い合わせは丹波農地管理事務所 (0795・73・3791)。
2012年度で丹波地域の利用権設定面積は3315ヘクタール。 農業振興地域の面積に占める割合は29・7%。
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2014年5月22日10:41
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大相撲丹波場所・5月30日から入場券販売...
丹波市制10周年記念事業として10月20日に愛育館 (市島町上田) で開かれる 「大相撲丹波場所」 (同実行委員会主催、 丹波新聞社など後援) は、 5月30日から順次チケットを販売する。 座席種別=図参照=ごとに4回に分けて販売する。 枚数制限はない。
土俵に近い1階たまり席 (S席448席=1万4000円、 A席496席=1万3000円) と2階正面いす席 (S席149席=1万4000円) は、 30日―6月1日、 市商工会柏原支所3階で。 午前9時 (開場午前8時半) ―午後5時。
自治会を通じ配布される告知チラシ裏面の 「希望座席申込書」 に記入の上窓口で申し込む。 たまり席 (正面、 向正面、 東、 西) の選択はできるが、 座席指定はできない。
1階マス席 (S席464席=1万1000円、 A席184席=1万円、 いす席190席=9000円、 車いす席16席=7000円) 2階いす席 (正面席A44席=1万3000円、 C席55席=1万1000円、 東側席S席101席=1万4000円、 A席24席=1万3000円、 B席12席=1万2000円) は、 6月6―8日。 午前9時 (同8時半開場) ―午後5時に販売。 西側席は、 市島農村環境改善センター (市島町上田)、 東側席は、 市商工会青垣支所2階 (青垣町佐治)、 向正面席は市商工会柏原支所3階 (柏原町柏原)、 正面席は市商工会本所2階 (氷上町成松) で販売する。
残席がある場合は、 6月12―8月25日、 市観光協会本部 (柏原町柏原) で平日の午前9時―午後5時販売する。
当日券は、 愛育館で午前8時から販売。 いす席 (先着50席) 5000円、 立ち見席 (先着100人) 3000円。
当日券以外は、 弁当とお茶、 丹波場所記念特製座布団つき。 購入後のチケットのキャンセル、 交換は行わない。 3歳以下は入場券不要。
場所当日は、 午前8時に開場し、 公開稽古。 午前11時から人気力士とちびっこ相撲、 同11時半ごろから各段力士の取組開始、 相撲甚句、 初切りなど。 午後1時ごろから十両土俵入り、 取組、 午後1時半ごろから幕内、 横綱土俵入り、 幕内取組、 午後3時から弓取り式―。
問い合わせは、 同実行委員会事務局 (0795・82・7500)。
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2014年5月22日10:41
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7月20日全線開通 北陸へアクセス向上 ...
NEXCO中日本 (中日本高速道路) が建設を進めてきた舞鶴若狭自動車道の小浜インターチェンジ (IC) から敦賀ジャンクション (JCT) までの39キロが、 7月20日午後3時に片側一車線で開通する。 同自動車道は、 吉川 (よかわ) JCT (三木市) ―敦賀JCT(福井県敦賀市) まで約162キロの全線が通れる。 同自動車道は、 1987年に丹南篠山口ICと福知山IC間が開通、 27年で全線開通となった。
敦賀では、 北陸自動車道とつなぎ、 丹波地域から福井、 金沢方面への時間短縮でアクセスが向上し、 北陸方面との交流が広がる。 小浜ICと敦賀間は一般道を通っているが、 開通により約30分の時間短縮になる。 NEXCO中日本は、 「大災害時に名神高速道や一般道の代替ルートとしても機能が期待される」 という。
若狭町で開催された 「若狭・三方五湖ツーデーマーチ」 (同実行委員会主催、 17・18日に延べ約6000人参加) の18日には、 工事中の道路や三方五湖パーキングエリア (三方PA) の中を歩くコースが設けられ、 約3600人が歩いた。 インターチェンジまでの距離を示す道路標識も設置されており、 約2カ月後の開通を目指し、 工事が進む状況を見学した。
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2014年5月22日10:39
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点検完了日を偽る 消防設備点検で 篠山...
篠山市教育委員会が2013年度予算で計上していた市内教育施設などの消防設備点検について、 年度をまたいで今月16日まで点検を行いながら、 業者との契約書類や業者への支払いに必要な検査調書には、 点検完了日を 「3月31日」 と偽って記入していたことが丹波新聞社の取材で判明した。 また業務を怠った学事課係長が4月下旬に上司に報告し、 課長の指示を受けて日付を偽造していた。 市教委は20日、 本紙の指摘を受けて会見した。
公共工事は予算年度中に終われない場合は、 翌年度に予算を繰り越すことができるが、 議会の議決が必要になる。
消防法に基づく年に1回の点検で、 小中学校など教育関連の52施設を東部と西部に分けて業者に業務委託するべく、 今年1月に入札手続きをした。 このうち西部は1回目の入札に4社が参加したが、 いずれも予定価格より高く不調。 2回目は入札を開始する前に4社とも辞退した。 本来ならその場で4社から見積もりをとり、 随意契約 (不落随契) を結ぶこともできるが、 それを怠り、 その後も業者を指定することを怠っていた。 同係長は会見で、 「他の入札案件に追われ、 日にちがたってしまった」 と話した。
係長は、 4月下旬になって学事課長に報告。 その後、 市内の業者と随意契約したが、 課長が契約完了日を 「3月31日」 にするように指示したという。 業者の点検は5月16日まで続いたが、 検査調書についても、 支払事務を早くする目的で、 5月1日に作成。 そこでも完了日を3月31日にしていた。
完了日を偽っていることに公文書偽造の認識もあったという小山辰彦教育部長は、 「大切な公金を適切に執行できなかったことを反省し、謝罪したい。今後、予算の執行状況をしっかり押さえるよう徹底したい」 と話した。
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2014年5月18日08:37
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若者の不安を相談サポート 毎月第2・4...
丹波市は、 ひきこもりやニートなど、 社会的自立について悩み、 不安を抱える若者や家族の相談に応じる 「子ども・若者サポートセンター」 (電080・8331・8149) を開設している。
相談日は毎月第2、 4木曜日の午前11時―午後3時、 氷上保健センター (氷上町常楽) で (受付は平日の午前9時半―午後6時)。 専門相談員が家族や関係者と話し合いながら、 その人にあった支援を柔軟に行う。
当面の相談日は、 5月22日、 6月12日と26日、 7月10日と24日。
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2014年5月18日08:37
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性教育を学ぼう 神戸大教授が講演 5月...
篠山市北の小嶋医院 (079・590・2350) で5月24日午後2時から、 神戸大学の岩田健太郎・感染症学講座教授の講演 「はじめての、 みんなのための性教育」 が開かれる。 参加無料。
著書に 「感染予防、 そしてコントロールのマニュアル」 「ある日、 ワタルさんはエイズになった。」 など多数があり、 感染症分野で活躍する。
当日は中高生の 「性」 の現状や、 感染症のリスクを回避するための性教育などを講演するため、 同医院では、 保護者や学校関係者らの来場を呼びかけている。
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2014年5月18日08:35
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空き家対策へ 審議会委員募る 丹波市
丹波市 (生活安全課0795・82・1532) は、 「市空き家等対策審議会」 の委員2人を募集している。 市は、 増加傾向にある空き家の適正管理に努めることで、 倒壊などの事故や犯罪、 不審火などを未然に防ぐのと合わせ、 空き家を地域資源として有効活用しようとしている。
委員は、 空き家の規制と活用の両面から意見や提案を述べるのが役割。 任期は今年7月1日から2年間。 年3―4回程度の会議を予定している。 条例に基づく報酬もある。
市内在住、 在勤、 在学者で、 まちづくりに関心があり、 平日昼間の会議に出席できる人が対象。 6月10日までに、 必要事項を記入した応募用紙と、 「私が思う空き家等の適正管理と有効活用による丹波市のまちづくり」 の作文 (A4サイズの用紙に横書きで800字程度) を持参、 郵送 (〒669―3692氷上町成松字甲賀1) で提出すること。
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2014年5月18日08:34
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バンドフェスの出演者を募集 7月、春日で
丹波市は、 7月27日午後1時から春日文化ホール (丹波市春日町黒井、 0795・74・1050) で開く 「バンドフェスタ」 の出演者を募集している。
一般部門とティーンエイジ部門があり、 計15組を募集。 一般部門は16歳以上が対象で、 3000円とメンバー1人につき1000円。 ティーンエイジ部門は、 メンバー全員が10歳代で3000円の参加料が必要。 ソロでも参加できる。 申し込みは6月3日までに同ホールへ。
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2014年5月18日08:33
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100人超の市民ゴスペル再演へ 12月、交響...
今年12月21日に篠山市北新町のたんば田園交響ホールで開かれるゴスペルコンサート 「Smile☆Sound Mall」 を企画する市民らが、 同コンサートの舞台でプロミュージシャンとともに歌う市民約150人を募っている。 2年前にも開催し、 100人を超える市民がステージから美声を響かせて大好評を博した企画の第2弾。 実行委員会は、 「プロの指導のもとで、 初心者でも自信を持って歌ってもらえるようになる。 一緒に心温まる感動のステージを」 と呼びかけている。 エントリー締め切りは6月末まで。
募集している市民コーラスメンバーの応募資格は歌好きであることと、 7月から11月までに篠山と大阪、 合わせて計9回開くレッスンに最低4回参加できること (うち7月、 11月は必ず参加)。
篠山でのレッスンは7月21日、 9月7日、 10月12日、 11月23日、 12月7日―の開催を予定している。
メンバーの参加費用は、 エントリー料として大人3000円、 中高生1500円、 小学生以下500円。 ほかにレッスン1回につき、 大人1000円、 中高生800円。
本番ではプロのボーカリストらとともに舞台に立ち、 生バンドの演奏で歌う。
2年前の初開催以降、 参加した市民メンバーらが実行委員会に、 「あの感動をもう一度」 と熱烈ラブコール。 期待に応える形で2度目の開催に臨むことに。 すでに前回参加者の多くが参加に名乗りを上げている。
6月1日午後2時半からは、 「ぐりーんぱれっと」 (大山宮) で実行委員会協賛によるライブも開く。
コーラスの参加希望者は、 氏名、 性別、 年齢、 連絡先を明記し、 メール (sasayama.music20121223@gmail.com) かファクス (079・552・5605)。
実行委 (080・6105・8496)。
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2014年5月18日08:31
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木食上人
村人を困らせていた田んぼのヒルを、 身命を捧げて退治したと伝えられる村の恩人をしのぶ祭りが先ごろ、 柏原町上小倉で行われた。 恩人とは、 木食(もくじき)上人。言い伝えによると、「お経がやんだら自分は亡き者と思え」 と言い残して、 ほら穴に入り、 一心にお経を唱えた。 お経がやむと、 不思議なことに村の田んぼからヒルの姿が消えたという。 ▼広辞苑によると、 木食とは 「米穀を断ち、 木の実を食べて修行すること。 そのような僧を木食上人と呼ぶ」 とあり、 上小倉地区には上人の名を刻んだ石碑をまつった祠が建っている。 ▼事実の真実性においては信じがたい話だが、村の物語としては興味深い。 現代においては、 こんな村の物語は生まれえないと思うと、 さらに興味深い。 ▼村の小さな世界が、 村人にとってただ一つの世界であったろう時代。 暮らしと自然が溶け合っていた時代。 そこには、 非合理で非科学的なるものも尊ぶ精神があったのだろう。 今ならば無知という言葉で退けることも、 あがめる信仰があったのだろう。 日々の中で物語を編み出していた村里の文化の深さを思う。 ▼上小倉地区では毎年、 上人をしのぶ祭りを行っている。 もはや物語を生むことはない現代の村だが、 村の先祖たちの精神や信仰を伝えるのは、 今を生きる村人の使命だろう。(Y)
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2014年5月18日08:31
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井上秀さんのこと
先回、 春日町山田出身の、 日本初ともいえる家政学者 「井上秀」 について少し触れた。
彼女は明治八年春日町船城村山田の素封家井上家に生れた。 十歳で柏原町の郡町村組合立氷上高等小学校(この建物は柏原町の大手会館で現在改修中)に入学。 当時男子は五十名、 女子は三名だった。 在学中に今井まき子先生から 「女に学問はいらないというのは古い考え方です。 これからは女子も大いに勉強して国家に尽くす人にならなければいけません」 と言われ、 当時関西でも名高い京都府立第一高女に進学した。
二十歳で丹波の人を養子として迎え入れたものの、 明治三十四年二十六歳で日本女子大の第一回生として家政学部に入学した。 その後はアメリカに留学して学ぶなど、 当時の女性の受ける教育の最先端を進み、 その後日本女子大の教授として 「井上家政学」 を体系化した。
今回の朝ドラの原作、 「アンのゆりかご」 に、 井上秀の名前が登場する。 それは、 花子が二十歳で給費生として学業を終え、 英和女学校に就職してからのことである。 軽井沢での革新的、 進歩的な女性たちの夏期講習会で、 様々なその時代を前向きに生きる人たちから講義を受けた。 その中に 「のちに日本女子大の学長になる家政学者の井上秀からは、 アメリカの婦人問題の講義を受けた」 と書かれている。 「井上秀」 という女性について今回初めて知った。 船城の山田は母の故郷で、 子どもの頃何度も訪れた懐かしい土地だ。 「花子とアン」 の朝ドラから、 母の故郷出身の偉人につながったことが、 今とても嬉しく誇らしい。
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2014年5月18日08:30
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ひょうごの“匠”認定 板金の後継者を育...
優れた技能を持ち、 後継者育成に熱心な技術者を対象にした県の 「ひょうごの匠」 に建築板金職種に、 畑力さん (64) =丹波市春日町下三井庄=が認定された。 今年度の認定は、 畑さんを含む県内の13業種26人。 畑さんは、 「これからも精進して仕事に取り組みたい」 と話している。
畑さんは高校卒業後、 県職業訓練校の板金科で学んだ。 大阪で劇団などに所属して俳優をめざしたこともあったが、 26歳で福知山市の板金業社に就職。 6年間修業し、 32歳で 「畑力工作所」 を立ち上げた。
住宅や工場などでの施工に加え、 独立後は社寺も請け負うように。 神戸市の湊川神社や生田神社の本殿の屋根の銅板葺き替え工事を専門業者とともに行った。
数年前、 銅板で 「折り鶴」 を作る講習に参加した。 若者にもっと板金業に興味を持ってもらうには、 銅板製の折り鶴作りなど、 比較的簡単に板金に触れる機会をつくることが大事と思ったという。 現在は自身が所属する板金工業組合丹有支部のメンバーとともに、 銅板製折り鶴の作り方講習会を開いている。 「ゆくゆくは各地のイベントなどで披露し、 若者に板金業の面白さを伝えたい。 それが後継者育成につながれば」 と話している。
畑さんは 「社寺は誰でも簡単に手掛けられるものではないし、 後世まで残るのが板金業の魅力」 と話している。
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2014年5月18日08:29
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脳卒中週間の標語に「すぐ受診...
脳卒中週間 (25―31日) に合わせ、 公益社団日本脳卒中協会 (大阪市、 山口武典理事長) が全国公募した脳卒中予防や発症時の早期受診の重要性を呼び掛ける標語コンクールで、 村岡孝司さん (71) =丹波市柏原町柏原=の作品 「すぐ受診 動悸は危険の ふれ太鼓」 が今年度の標語に選ばれた。
343点の応募の中から1点を選ぶコンクール。 テーマは、 「不整脈 (心房細胞) の早期発見による脳卒中の予防」。 村岡さんは、 胸の動悸を太鼓に見立てた。
自身は3月に県立柏原病院で、 脳のMRI (磁気共鳴画像) を受け、 「異常なし」 のお墨付きをもらった。
今年は2月に生活習慣病予防の全国標語でも最優秀賞を受賞。 「自分が高齢者なので、 病気予防のコンクールにはことのほか力が入る」 と笑顔で話した。
脳卒中の大部分を占める脳梗塞の発症は、 春に少なく、 6―8月から増加することが研究で明らかになり、 一般に冬に多いと思われている脳卒中は 「夏から気をつけなくてはならない」 ということを周知するため、 この時期を脳卒中週間としている。
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2014年5月18日08:29
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丹有陸上・やり投げ...
篠山産業高校陸上部主将の酒井浩樹君 (3年、 丹南中出身) が11日、 三木総合防災公園で開かれた 「県高校陸上競技対校選手権大会丹有地区予選会」 のやり投げで、 自己ベストの57・86メートルをマーク。 20年ぶりに同予選会記録を更新する好成績で堂々の優勝を飾り、 県大会への切符を手にした。 酒井君は 「大会新で優勝ができ、 うれしい」 と喜び、 「県ではトップ3入りを目標に頑張り、 近畿、 全国につなげていきたい」 と意気込んでいる。 県大会は31日、 神戸ユニバー記念競技場で行われる。
同予選会でのこれまでの最高記録は、 1994年に三田学園の選手がマークした57・54メートル。
酒井君は 「緊張した」 という1投目でいきなり予選会記録と自己ベストを塗り替える57・86メートルを投げた。 「この大会では、 57・02メートルの自己ベスト更新が目標だったので、 それを達成できたことがうれしかった」 と振り返る。 しかし2投目以降は 「60メートル超えを意識し過ぎたのか力んでしまい、 55、 56メートルあたりで終始し、 振るわなかった」 と悔しがる。
182センチと長身の酒井君だが、 筋力不足を自覚している。 大会の1週間前までは毎日、 上半身の筋力トレーニングを重点的に重ね、 体をつくってきた。 また自分の投てきフォームをビデオに撮り、 欠点の改善にも努めた。
昨年末、 全国ランキング50傑の選手を対象に加古川市で行われた強化合宿に参加。 強豪選手たちと練習に励み、 寝食を共にした。 顧問の山内猛史教諭は 「この経験が競技に取り組む意識を変えた。 合宿を終えたころから、 めきめきと力が付き始めた」 といい、 「記録が伸び悩んだ時期もあったが、 主将という立場もあって弱音を吐かず、 こつこつと練習を積み重ねてきたことも今回の結果につながった」 と、 酒井君の成長ぶりを評価している。
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2014年5月18日08:28
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丹有陸上・女子200メートル大会新 柏原高...
県高校陸上競技対校選手権大会丹有地区予選がこのほど、 三木総合防災公園陸上競技場で行われた。 柏原高校の鈴木タリネさん (2年) が女子200メートルで25秒71の大会新記録で優勝した (前大会記録は25秒84)。 鈴木さんは今大会で、 100メートル (12秒27)、 4×100メートルリレー (52秒17) とあわせ3冠を達成し、 4×400メートルリレーでは2位に貢献。 優秀選手に選ばれた。 県大会は31日、 神戸ユニバー記念競技場で行われる。
鈴木さんは昨年9月の丹有ジュニア大会で出した26秒23の自己ベストを更新し、 自身初の25秒台でゴールテープをきった。 「県大会で6位以内に入り、 近畿大会をめざしたい」 と意気込んでいる。
日々の練習メニューが、 何を強化しようとしている内容なのかをしっかり理解し、 「考えながら走る」 ことを意識している。
昨年8月の県ユース大会で100メートルの決勝を経験し、 刺激になった。 スタートの瞬発力を高めるのが課題だ。 「限られた練習時間の中で、 質の高い練習をしていきたい」 と話している。