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2014年5月24日16:46
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「森ヨガ」 参加者募集
5月31日午前11時から丹波悠遊の森 (丹波市柏原町大新屋) で開く「森ヨガ」 の参加者を募集している。 ヨガ教室 「トモ・ヨーガ」 (同町柏原) 主催。 限定5人。 無料。 同教室を開く渡辺顕さんらが指導。 動きやすい服装で参加すること。 予約が必要。 丹波悠遊の森 (0795・72・3285) へ。
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2014年5月24日16:45
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しょうぶ祭りのフリマ出店者募集 6月8...
市島町三ツ塚花しょうぶ祭実行委員会は、 6月8日に三ッ塚史跡公園芝生広場 (丹波市市島町上田) で開く同祭でのフリーマーケット出店者を募集している。
雑貨や衣類、 リサイクル品などの販売ができる。 絵画やコレクションなど、 展示のみの出店も可能。
1区画3メートル四方で、 120区画 (1人2区画まで) を募集。 出店料は1区画1000円。 締め切りは5月25日。 締め切り日に募集店舗数に達していなければ、 30日まで募集期間を延ばす。 同委員会事務局 (0795・85・6007)。
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2014年5月24日16:42
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ポップコーン...
子どもたちに夢を
高齢者サロンなどを運営する 「きずな」 (篠山市吹上) が4月、 篠山市立歴史美術館南側にオープン。 「子どもたちに夢を」 をコンセプトに、 3坪ほどの店舗にはポップコーンがずらりと並ぶ。
ポップコーンは、 一番人気のキャラメルや、 イチゴミルク、 しょうゆバター、 カレーの4つの味があり、 100円からとお得。 キャラメル味にアイスをのせた 「アイスミニカップ」 (100円) や、 アイスを2個のせた 「アイス2個入り」 (300円) もある。
店主の徳永光典さん (57) =吹上=は 「地元の人が気軽に来てもらえるような店にしたい」 と話す。
また、 土、 日曜に店で綿菓子の手作り体験 (200円) を行っているほか、 祭りやイベントでの出前 (150円×個数+1日1万円、 平日は最少50個、 土日祝日は100個) も行っている。
【メモ】営業は午前11時―午後5時半。不定休(営業日は店頭に掲示している)。電079・558・8223。 篠山市呉服町58
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2014年5月24日16:32
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ボクシングで健康に 6月2日に開所 氷...
元プロボクサーで、 丹波市青垣町沢野で 「施術処タムラ」 を営む整体師の田村俊さん (35) が、 フィットネスや健康づくりを目的としたボクシングジム 「TAMURA GYM」 (0795・80・4520) を6月2日、 氷上町常楽にオープンさせる。 「老若男女を問わず、楽しみながら健康になって」 と、 利用を呼び掛けている。
田村さんは、 丹波入江ボクシングジム (同町沢野) を主宰する入江潤さんの指導を受けプロに。 現役引退後、 整体師になった。
仕事をするにつれ、 疲れがたまった後のマッサージなどの体のケアだけでなく、 運動をすることで予防的な体のケアにつなげてもらうことが、 より健康に近づくのではないかと考え、 ジムを開くことにした。
鏡の前でのシャドーボクシング、 1人ずつリングに上げてミット打ち、 サンドバックを叩く、 など1時間程度体を動かしてもらう。 スパーリングはしない。 年齢やその人の状態に応じメニューは考える。「ダイエット、 アンチエイジング、 体力アップ、 ストレス発散などに役立ててもらい、 体の手入れは大事ですよ、 と伝えたい。 ジムが人と人とをつなぐ出会いの場にもなれば」 と話している。
26、 27、 28、 30日の午前9―11時、 午後7―9時に会員受付と見学会を開く。
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2014年5月24日16:32
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酵素のお酒「露素滴」 300本の限定販売 ...
西山酒造場 (丹波市市島町中竹田、 西山周三社長) は、 20歳代後半―40歳代の女性をターゲットに、 うすにごり純米大吟醸生酒 「露素滴 (あらすてき)」 の販売を始めた。 昨年、 同酒造場が立ち上げたブランド 「真!!素滴 (まぁすてき)」 の第2弾となる商品。
「露素滴」 には、 消化や代謝を手助けするとされる酵素が多く含まれている。 しぼりたての日本酒にも酵素は含まれているが、 雑味が出るため、 「火入れ」 と呼ばれる加熱処理をして酵素を取り除く。 「露素滴」 は、 火入れをせず酵素を残し、 甘みのある酒米 「兵庫夢錦」 を使うことで、 フルーティーで飲みやすい味わいに仕上げた。
女性が飲みやすいようにと、 アルコール度数は13%と低め。 アミノ酸も多く含んでいるため、 お風呂に入れると酒風呂として楽しめるという。 同酒造場はスイーツと一緒に楽しめるようなお酒。 味わってみてほしい」 と話している。
1本720ミリリットルで、 2160円。 300本の限定販売。 ネットショップのほか、 同酒造場でも購入できる。 同酒造場 (0795・86・0331)。
◆「露素滴」の販売会
5月25日午前10時から、 道の駅 「丹波おばあちゃんの里」 (丹波市春日町七日市) で「露素滴」の販売会を開く。 西山酒造場の新商品 「露素滴」 を販売する。 日本酒の発酵技術を生かした洗顔用石けん 「プレミアム石けん」 のサンプルを配布するほか、 お酒や酒粕なども販売する。
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2014年5月23日08:46
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元JAYWALKのボーカル&ギターの中...
6月7日午後7時から波之丹州蕎麦処「一会庵」 (篠山市大熊) で。 チケットは前売り6000円。 手打ちそば、 純米酒 (持ち帰り可)、 おつまみ付き。 定員60人。 午後6時開場。 飲食のあと、 開演する。 一会庵 (079・552・1484) か、 公演企画者の小谷真巳さん (090・1024・5346)。
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2014年5月22日11:04
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自動車税納付期限6月2日 丹波地域の納...
自動車税の納期が6月2日に近づいている。 丹波地域の納期内納付率は、 過去5年間連続で11県税事務所中10番目と定位置にある。 決算時は、 過去5年で3位が1度で、 ここ4年は連続で2位と、 こちらも定位置。
期限内納付率が低いものの、 最終的には全県水準を上回っており、 丹波県税事務所では、 「毎年の傾向として把握しているが、 分析はできていない。 地域性としか言いようがない」 とし、 納期内納付率を高めるべくPRに務めることにしている。
納期内納付率は、 ①洲本②伊丹③西宮④神戸⑤加古川―の上位5事務所は過去5年間不動。 丹波は10位が定位置で、 最下位の11位も豊岡の定位置。
昨年度の場合、 1位の洲本が85・8%、 10位の丹波は78・4%だった。 これが、 納期を越えた最終的な決算時期になると、 毎年1位が豊岡、 2位が丹波となる。 決算が確定している2012年度の場合、 丹波は納期内納付率77・3%が、 決算では99・3%となるなど、 例年、 決算時が納期内を20以上上回っている。 豊岡も同じ傾向で、豊岡、丹波、 洲本の順で続いている。
今年度の課税件数は4万1651件、 15億2900万円。
丹波地域は、 コンビニエンスストアでの納付が多く、 件数ベースで61% (2月末) を占めている。 全県は29・3%。
丹波県税事務所では、 納期内納付を呼び掛ける街頭キャンペーンを23日午後5時から 「ゆめタウン」 (氷上町本郷)、 「バザールタウン篠山NEWS館」 (篠山市杉) の店頭で行う。 県のマスコットキャラクターの 「はばタン」 が参加。 篠山市会場には 「まるいの」 も参加する。
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2014年5月22日11:04
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「私だけの丹波」募集 100人集め出版計画
「私だけの丹波」 をテーマに、 100人に思い出の場所を写真や文章で紹介してもらい、 一冊の本にまとめる企画が進められている。 有志7人でつくるグループ 「丹波100プロジェクト」 (松本佳則代表) が企画し、 9月末の自費出版を計画している。 交流会やワークショップなどを通じ、 本作りを進めていくという。
旧6町からそれぞれ17人ほどを募集。 参加者は1人1ページを1万円で買い取る (1人2ページまで)。 本のサイズはA5判のカラー版で、 地図も添付してガイドブックのように仕上げる計画。 市内のカフェや美容室、 病院などに置く。 7月中旬には、 全参加者を集めて、 ミーティングを行う。
同グループの中に、 旅先での体験をつづったものを持ち寄り、 作製した旅話本 「100人100旅 地球に恋した旅人たち 大地編」 (ユーフォーブックス刊) の出版に関わった委員がおり、 丹波市でも同じような内容で本を出版しようと企画。 「物語」 にポイントを置き、 とっておきの市内の風景や、 思い出の場所でのエピソードなどを書いてもらうことにした。
春日住民センターで18日、 説明会が行われた。 委員や参加者で、 どのように100人を集めるのかを話し合った。 松本代表は 「本の出版を最初に、 今後も100人で何かのイベントを継続して行いたい」 と話している。
5月31日までに松本代表 (電090・3948・3622、 メール100tanba@gmail.com) へ。
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2014年5月22日11:03
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三木城跡めぐる研究会に参加を 氷上郷土...
氷上郷土史研究会が6月4日、 三木市で研究会を開く。 同市文化会館で三木合戦講話と絵図解説を聞くほか、 丹波市氷上町の北油良城主の別所吉治や、 丹波市青垣町東芦田の小寺家ゆかりの三木城跡、 別所家霊廟などを見学する。
午前8時20分に氷上住民センター裏駐車場に集合。 バスで三木市へ。 解説や現地案内の講師は、 廣井愛邦 (よしくに) さん (三木市教委)。
会費5000円。 参加希望者は、 5月末までに八木会長 (0795・82・7786) まで。
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2014年5月22日11:03
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米づくり体験6月1日に田植え...
農家レストラン 「三心五観」 (丹波市春日町下三井庄、 藤本傑士さん経営) が、 6月1日午前10時から同レストラン近くの田んぼで開くイベント 「お米を愛する会」 の参加者を募っている。 参加者全員で田植えをする。 その後も、 草取りや稲刈り、 収穫感謝祭を開く。
1日は、 約10アールの田んぼに 「イセヒカリ」 を手植えする。 田植え後は、 同レストランが無農薬で栽培管理する。 秋の収穫祭では、 参加者に育てた米をプレゼントする。 藤本さんは 「植えるところから食べるところまでを体感してほしい」 と呼びかけている。
大人3000円、 子ども1000円 (昼食付き)。 田植えには、 着替え、 タオル、 帽子、 サンダル、 軍足が必要。 前日までに同レストラン (090・6676・6283) へ。
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2014年5月22日11:00
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風呂文化
「テルマエ・ロマエⅡ」 は人気漫画の映画化第2弾。 ローマ時代の浴場技師がタイムスリップして現代日本と往復し、 日本の発達した温泉文化を取り入れてローマの皇帝、 貴族ほか市民たちの目を見張らせるというストーリー。 ▼荒唐無稽もいいところなのに、 見ることなすこと初体験ばかりの主人公ルシウスを、 阿部寛が実に真面目くさった表情で演じるのが、 おかしくてたまらない。 ばかばかしさを超越し、 見終わる時は拍手をしてしまった。 ▼ルシウスから平たい顔族と呼ばれる日本人たちの顔が、 これまたすこぶる良い。 中でも炭焼きじいさんを演じた 「いか八朗」 は、 そこらでいっぱい見かける顔。 なのに、 桶風呂で目をますます細めて 「ヘイヘイホー」 とうなる表情に、 涙が出そうになった。 ▼かつて知人宅にシンガポールの女子高校生がホームステイした時、 温泉に連れて行ったら、 脱衣場でもじもじするばかりでなかなか浴槽まで来なかったのに、 一旦入るとすっかり気に入って、 以後は 「温泉に行きたい」 とせがんでばかりいたとか。 ▼確かに、 工夫をこらし粋を集めた日本の風呂文化は、 世界に類を見ないようだ。 ローマ人の末裔イタリア人でも、 さほど風呂好きではないそうだ。 安倍さんが中国の習主席を招く時は、 寿司屋もいいが、 一緒に湯につかればどうか。(E)
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2014年5月22日10:57
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常岡孝夫氏訃報
常岡孝夫氏 (つねおか・たかお=川柳作家) 18日午後2時25分、 病気のため丹波市内の病院で死去、 80歳。 自宅は丹波市柏原町南多田1291。 葬儀は20日、 家族葬で行われた。 喪主は妻、 貞子 (さだこ) さん。
「孝風」 の号で活躍。 丹波新聞の正月号文芸で川柳の選者を長年務めた。
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2014年5月22日10:57
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小立保氏訃報
小立保氏 (おだち・たもつ=元県司法書士会篠山支部長) 18日午後7時25分、 篠山市内の病院で死去、 84歳。 自宅は篠山市熊谷15。 葬儀は20日、 おこなわれた。 喪主は長男、 記正 (ふみまさ) 氏。
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2014年5月22日10:57
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浮き沈みの人生綴る 全国公募で大賞、本...
氷上町油利出身で、 「日本のへそゴマ研究会」 会長を務める德岡 (旧姓・谷口) 義之さん (69) =西脇市=が、 定年後の生き方について60歳以上を対象に全国公募したコンクールで大賞に輝いた。 407人から応募があり、 大賞1点や入選49点を収録した本 「Mr.古希」 が書店で販売されている。
德岡さんの応募作のタイトルは 「人生、 一度は光があたる」。 長男の重度障害、 妻との死別、 勤務先の二度の倒産など、 波乱の歩みがあったが、 定年を迎えたころに再婚。 西脇市に戻って農業を始め、 ゴマを栽培。 西脇が 「日本のへそ」 と呼ばれることにちなみ、 金ゴマ栽培を呼びかけた。 今では西脇の特産に成長、 市内の小学校でも金ゴマを栽培していることをつづっている。
タイトルは、 元小学校長の父親の口癖だった 「人生には、 一度は光があたる時期が来るから、 決してあきらめないこと」 から取ったもので、 応募作では 「古希を目前にし、 自らの人生を顧みると亡父の口癖であった 『光があたる時期』 が、 今、 私にも訪れているのでしょう」 と結んでいる。
德岡さんは 「自分史になればと軽い気持ちで応募したのに、 大賞なんて」 と驚き、 「山あり谷ありの人生。 自分の歩みを振り返ってみても、 人生はプラスマイナスゼロなんだと思います」 と話している。
コンクールは、 「人生に定年はない」 をテーマに、 仙台市の広告会社 「第一エージェンシー」 が企画。 丸善出版から発売されている。 1500円 (税別)。
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2014年5月22日10:53
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高かった登園のハードル
娘がこども園に入園して1カ月あまり経った。 正直、 このハードルが本人にも家族にもなかなか高いとは想像できていなかった。
4月中のおたよりノートには 「泣いてばかりで近づけなかった」 「午睡 (お昼寝) は全くできていない」 「給食は白いごはんしか食べていない」 などなど、 痛々しい様子が毎日届いていた。
こちらも初めてのことでおろおろ、 先生が 「大丈夫ですからできるだけバスに乗せてください」 と言われてもできず、 少しはマシだからと、 家族が車で送り迎えした。
2週目は熱を出してほぼ欠席。 その後、 涙は減りつつも、 3歩進んで2歩下がる、 のような状態でGWに入った。
心配した休み明けだが、 元気に登園。 直近の週は何と自分から進んでバスに乗り込んでいったとか。 1カ月前からは信じられないような姿を見せてくれるまでになった。
何が起こるか読めないのが子育てと、 毎日実感している。 担当の子ども新聞は、 子育てに奮闘しているお母さんたち、 お父さんたちにも共感してもらえるような内容を載せられたらと思っている。(古西 純)
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2014年5月22日10:53
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消防操法大会が開幕 7月に市大会 機敏...
丹波市内消防団6支団のトップを切って18日、 柏原支団と山南支団が 「消防操法大会」 を行った。 団員たちは指揮者の指示に従い、 火点をめざしてホースを延長し放水。 機敏性や正確性、 規律などを競った。
柏原支団 (原田恵伸専任副団長) は、 崇広小学校グラウンドで同大会を開いた。 柏原地域内全10部が出場、 ポンプ車の部に4部、 小型ポンプの部に6部が出場した。 ポンプ車の部で第3分団第2部 (村上勝哉部長、 大新屋・鴨野・東鴨野・北山) が、 小型ポンプの部で第3分団第1部 (大垣竜一部長、 下町沖田・挙田・挙田雇用促進・市営住宅挙田団地) がそれぞれ優勝した。
優勝した第3分団第2部の村上部長は 「優勝するなんて信じられない。 団員たちは仕事がある中、 本当によく頑張った。 市大会に向け、 悔いのないように練習に励みたい」 と話し、 第3分団第1部の大垣部長は 「連日、 練習したおかげで優勝できた。 市大会は柏原町の代表として恥じないよう頑張りたい。 まだまだ伸びしろはあるはず」 と話していた。
山南支団 (大石和之専任副団長) は、 山南中央グラウンドで開催。 ポンプ車の部で第4分団第2部 (佐々木紀夫部長、 和田・小新屋・金倉) が、 小型ポンプの部で第4分団第1部 (前川和喜部長、 梶・前川) がそれぞれ優勝を果たした。
6月8日には青垣と春日、 6月15日には市島と氷上がそれぞれ操法大会を開催する。 それぞれ優勝した部が、 7月6日にグリーンベル青垣 (青垣町田井縄) で行われる市操法大会に出場する。
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2014年5月22日10:52
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嗜好徒然
私の嗜好は味の良し悪しより、 そのもの自体に付随する物語で決まることが多い。
夫は普段、 甘いものを好まないが、 なぜか、 シュークリームは食べる。 それは、 彼が小さい頃、 お父さんが仕事帰りによく買ってきてくれたお土産がシ
ュークリームだったからで、 彼自身の良い思い出と結び付いているのだ。
私自身は、 汁を含んで時間が経ち、 伸びきった麺に愛着を感じる。 それは、 まだ私が子どもの頃、 普段全く台所に立たない父が、 その日は母の体調が悪かったか、 不在だったかで、 おみそ汁の中に乾麺をそのまま入れて、 これでもかとくたくたに煮たものを作ってくれたことがあった。 料理上手な母だったら絶対作らない、 料理とも呼べない食べ物だったが、 その麺を 「美味しいか?」 と私に笑顔で聞きながら、 楽しそうに食べている父の姿が記憶に残っている。 それ以来、 わざと時間をおいて伸びきらせた麺が好物になった。 食べるたびに、 あの時の父の笑顔を思い出す。 私にとっては、 父の笑顔と共に食べられる、 くたくたに伸びきった麺は、 美味しいものの一つなのである。
同じような理由でみかんをあまり食べない。 それは、 学校給食で残ったみかんを家で食べようと持ち帰った日、 そのみかんを兄が間違えて食べてしまい、 私が責めた時に兄が浮かべた悲しそうな表情を、 今でも食べるたびに思い出して、 切なくなってしまうからだ。
セピア色の思い出がふとした瞬間に顔を出す。 あなたにもあなたの物語、 ありますか。
(土性里花・グループPEN代表)
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2014年5月22日10:49
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弥生時代のタコ壺と判明 篠山市下筱見の...
篠山市下筱見の細見和美さん宅にあった、 つぼが弥生時代と古墳時代のタコつぼであったことがわかり、 「そんなに古いものだったとは」 と驚いている。
タコつぼは、 大阪市の地下鉄工事に携わっていた、 義父の故・杉田昇一さんが戦前、 工事中に拾ったもので、 何かも分からずに大切に保管していた。 10年ほど前に杉田さんが亡くなり、 家を整理するときに 「大切にしていたものだから、 飾っておこう」 と3つのつぼを自宅に飾っていた。
その後、 何であるかを突き止めようと、 人と自然の博物館 (三田市) に相談。 紹介された県立考古博物館 (播磨町) の学芸員の藤田淳 (きよし) さん (丹波市山南町出身) に見てもらい、 弥生時代と古墳時代のイイダコのつぼと、 江戸時代の 「塩壺」 であることがわかった。 藤田さんは 「博物館にも100個ほどあり、 たくさん出土しているが、 状態が良く、 弥生と古墳の両時代のタコつぼの変遷が良く分かる」 と話している。
タコつぼと判明した後、 細見さんはこのほど、 近くの村雲小学校に教材として貸し出した。 今後は市教育委員会と相談しながら、 「どこかで展示できれば」 と話している。
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2014年5月22日10:48
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部員が出場メンバー選考・采配 強豪「市...
柏原高校サッカー部 (53人) が、 開催中の県高校総体の3回戦で強豪の市立尼崎を3―0で破る快進撃をみせている。 整理整頓する、 遅刻をしないなど、 グラウンド外での行動を重んじ、 出場メンバーを選手自身で決めるなど、 「自主自律」 をテーマにしたチームづくりが始まり、 丸1年。 金信志監督は、 「部活動は教育の一環。 勝ちにこだわらなくなったのに、 勝率は上がっている」 と手応えを感じている。 4回戦は24日、 ベスト16をかけて伊丹西と対戦する。
市立尼崎は、 県新人戦4強の強豪。 前半に藤本翔平君 (3年、 山南)、 藤原央 (ひろ) 君 (同、 氷上) がそれぞれシュートチャンスをものにして2点リード。 さらに後半残り10分というところで、 足立哲也君 (同、 青垣) が右サイドにはたいたボールを受けた荒木工 (たくみ) 君 (2年、 篠山) が前線に抜け出しゴール前へパス、 待ち構えていた足立廉君 (3年、 青垣) がゴールを見ずにかかとで流し込む“技ありゴール”で3点目。 「現チームを象徴するゴール」(金監督) で試合を決めた。
同部は、 昨年5月の新チーム移行後、 グラウンド外の行動や練習に対する姿勢を見極め、 試合の出場メンバーを部員自らで決めている。 当初は部員全員による投票で決めていたが、 今では松尾隼人主将 (同、 氷上) ら、 チームの支柱を担う選手たちを中心に決定。 試合中の選手交代も自分たちで決める。
市立尼崎戦のハーフタイム中も、 監督が指示することはほとんどなく、 3点目にからんだ3選手はすべて後半から出場し、 足立君は公式戦初ゴール。 選手たちの采配がズバリ的中した。
「遅刻する選手にメンバーを決める資格があるのか」 との指摘を受けた部員が、 自らリーグ戦への出場を辞退するなど、 不安定な時期もあったが、 監督からの指示で動く 「トップダウン」 ではなく、 選手自らで考え、 動く 「ボトムアップ」 の考え方は徐々にチームに浸透。 市立尼崎戦終了後、 松尾主将がうかれた様子もなく、 チームに向けて語ったのが、 「(すぐに始まる) 中間テストで恥ずかしい点を取るのはやめよう」 だった。
1回戦からの3試合、 仮に金監督がメンバーを選んでいたら 「違うチームになっている」 と笑う。 だが、 結果がついてきた。 「監督、 コーチより選手を見ているのは選手。 選手自身で選んだメンバーだから、 全選手が責任を感じ、 自分たちに課題があると思わざるをえない状況が生まれる。 その一方で、 どんな選手も試合に出るチャンスは平等にある」 と、 ねらいを話す。
丹有リーグの前期 (3―4月) で、 金監督から出た指示は、 「全選手が10分以上、 試合に出ること」 の一つ。 その“お題”をクリアしつつ、 1位で折り返した。
重責を担う松尾主将は、 「チームの方針は浸透した。 試合以外の部分がしっかりできていない選手は試合には出られない。 やれることをやる。 その結果、 悪かった点があれば、 いかに改善するかをみんなで話しあっている。 今大会では1試合ごとによくなっている」 と手ごたえを感じつつも、 「ぼくたちは強いチームじゃない。 1試合1試合戦うだけ」 と話している。
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2014年5月22日10:48
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篠山オペラ復活めざして プロと市民が“...
篠山の音楽推進会議 (西尾昭会長) が6月1日午後2時から、 たんば田園交響ホール (篠山市北新町) でピアノ伴奏によるオペラ 「オペラの饗宴」 を開く。 同ホールがオープンした1988年から10年間公演されたオペラを、 同会議が復活させようとするプロジェクトの第1弾。 同オペラのために集まった、 65人の 「篠山市民オペラ合唱団」 と、 篠山の声楽家ら9人でつくる 「フラウエン・コール」 らが出演する。
篠山市民オペラ合唱団は、 第3部でヴェルディのオペラ 「凱旋行進曲」 と 「行け、 わが想いよ、 黄金の翼に乗って」 の2曲を披露する。 公演まで5回ほど、 関西二期会会員で音楽創作工房 「ムジカヴィーヴァ」 主宰の伊藤正さんらの指導で練習を重ねる。
フラウエン・コールは、 神戸の 「オペルンコール・ゼンガー」 とともに、 第1部でヴェルディのオペラ 「乾杯の歌」 「マタドールの合唱」、 プッチーニのオペラ 「テデウム」 のほか、 第2部でビゼーのオペラ 「ハバネラ」 「闘牛士の歌」 などを歌う。
また、 いずれも篠山鳳鳴高校出身で、 関西二期会会員で神戸市混声合唱団員のテノール歌手、 馬場清孝さん (大阪市) や、 味間奥出身で篠山での大きいコンサートは初めての山村弘美さん (ソプラノ) なども出演する。
フラウエン・コール代表の安成明美さんは 「オペラの有名曲ばかり集めたプログラムになっているので、 きっとどなたでも楽しめると思います」 と言い、 西尾会長は 「篠山ではこれまでになかった聞きごたえのあるコンサートになると思いますので、 ぜひご来場を」 を呼び掛けている。
入場料は前売り2000円、 当日2500円。 問い合わせは、 西尾会長 (090・5640・2935)。